元々希少価値の高いものが宝石、お得な量産品を避け、少なくともその場には1つしかない品物を更にその製造背景を想像しながら見抜く選び方【1041】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前に別の記事でも拝読しました記録としてご紹介の同シリーズの図鑑、「宝石3-ジュエリーその品質と価値の見方-:諏訪恭一 著」を拝読。

きわめて人気の書物であり、シリーズの「1」がまだ読めていないという事態(図書館で貸し出し中)。

このシリーズ本のファンになるほどの感動がありまして、面白いのが図鑑的な本であるにもかかわらず、まるで物語を読んだような感動があること、著者様の熱意とはっきりとした方針すら感じられる点です。

このたびは、ジュエリー選びの時にも参考になるような「ぱっと見」に表れる良し悪しの見分け方を、拝読した学びから自らの言葉でもってアウトプットさせていただきたいと思います。

ジュエリーの良し悪しはぱっと見に表れるもの、ぱっと見たその瞬間の「心の響き」に意識を傾けたい

当書物の中では、美しく宝石が輝く工夫などもご紹介されていまして、光とのかかわりもジュエリーは大いにあります。

地金の台の部分もそういった点ではジュエリーの大切な一部分であるということ、ルース(ストーンのみの状態)がジュエリーという完成品になることで一層輝くものにしてくれるのは18金やプラチナの台のおかげなのです。

例としましては、ペンダントやリングのストーンの裏面の地金による透かし細工、あれは光の反射を意識したジュエリーが美しく映る作用とデザインのコラボなのです。

ジュエリーを選ぶ時に、その素敵さはぱっと見の一目に表れてくるということです。

「わーっ♪」というようなすごさが感じられる第一印象のジュエリーは、ただ一部分を強調したものでは決してなく、様々な細部の美しさが集まったものだということになろうかと。

商業用というのは、マスに広く行き渡るようなお品であり低価格。

大変厳しい見方になりますが、一目見た瞬間に、華奢過ぎるジュエリー・小粒ジュエリーは飽きてしまうのです。

では大きければ良いかというと、それはそれで、ストーンの内部が目立つわけですが、まずは「大ぶり」というのは最初に目を付ける点としては正解であると思っています。

ぱっと見で「小さいなあ」と少しでも「ひっかかり」なるものがあれば、が最終的に高額なジュエリーとして購入する時には価値の欠如としたマイナス点になるのです。

やはり、心が躍るような「ダイナミックさ」「迫力」が初見で感じた宝石の方がすっきりと屈託のない気持ちで納得できるのです。

ただ、小粒のものでも複数並んだ配置のものは、面積が上りがりますので、「面積の広さ」という見方では、パヴェも優れた装飾であると見ています。

小粒1粒と多数という違いも大きいということです。

あとがき

末長く持ち続けていきたい宝石。

購入は一大イベントに等しい力の入るアクションになります。

ぱっと見の時の気持ちというのは、直観力のようなもの。

その時に感じた第一印象も随分重要であるのがジュエリー。

良質なお品物は、その第一印象に感動を得られるような作られ方をしているはずだからです(^-^)。

ハイブランドからファスト系ブランドまでの4種類の分類のバッグ、迷わず「中古ハイブランド品」のコスパがダントツ【672】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

一度【669】の記事でご紹介致しました本、

「ファッショングッズプロフェッショナル事典:ジェーン・シェイファー&スー・サンダース 著/山崎真理子 翻訳」

からこのたびも引き続いてバッグの話題を引用させていただき綴りたいと思います。

もともとバッグについてのあれこれが書かれた本を探すところからのこの本との出会い。

お洋服に比べるとバッグについて書かれた本は数が少なく貴重なのかなと。

マーケットサイトのカテゴリーの分け方から見ても、バッグはお洋服と並ぶメインファッションアイテムなる位置付けだという印象です。

このたびは、バッグという大きなカテゴリーの中でも、そのブランド様やレベルによって4種にバッグを分類されている点を引用、そして自らの嗜好と照らし合わせて現在のバッグライフのスタイルをお伝えします。

大きく、4種に分けられるブランドバッグのブランドレベルの分類、自分のスタイルがどこに属するのかを照らし合わせてみました

「セグメンテーション」という言葉が使われています。

単純には、消費者のニーズは嗜好によって、似たものを集めて複数にグループを分類することです。

今回の4種にブランドバッグを分けられたのも「セグメンテーション」の結果です。

もしかして、違う著者様であったら3種だったのかもしれませんが、その点はこの本の著者様の意向ということになります。

この4種に分けるセグメント化のお話も、大きく見ると、リサーチの一部をしていることになります。

リサーチをするにあったっての手法とか見方の事が書かれている部分に登場した内容です。

よく、「ハイブランドバッグ」と呼ばれるものが有名ブランドの集まりです。

ああいったバッグメーカー様が最初に位置付けられています。

納得の分類であり、やはり「最高級」「一流」と呼ばれるに相応しいバッグであるとを解釈されているのだと思います。

マーケットを俯瞰したような見方をした時のバッグは4種。価格でいうと高い順です。

上述の「ハイブランドバッグ」というのが、「ラグジュアリーブランド」に該当、次に「デザイナーブランド」、次に、「ハイストリートブランド」、最後に、「バリューブランド」。

写真のすみに、それぞれのブランドの種類の代表的なよく知るブランド様の名前を記しました。

さて、この中の一番最初のハイブランドである、ラグジュアリーのグループの特徴です↓。

「素材のレベルが高い・技術力の高さ・デザインのレベルの高さ・威厳の高さ・長持ちである・製造場所や方法・販売方法」などに特徴があるということ。

製造場所の例や製造方法の例、販売方法の例などは具体的ではありませんでしたが、分かりやすくは、残りのハイストリートやバリューが東南アジアでの大量生産による低価格志向とは無関係のヨーロッパ内での製造であることが「MADE IN 〇〇」という原産国表示に見ることができます。

自分で勝手に途中に線を入れましたが、上のラグジュアリーとデザイナーが同じような内容なので、その他の2種とは一線を画すという点で線を引いてみました。

ただ、上の2つも互いに、実は大きくかけ離れたもので、伝統、ネームバリューなどは比べ物にならないほどの差があります。

その他、デザイン的な趣向では、「ラグジュアリー」は意外とシンプルで典型的な形だったりするモデルが多いです。

反対に、その年の流行とかトレンドを入れ込むことをスタンスとしているのが、「ハイストリート」とか「バリュー」です。

取って付けたような高級感もそれほどあるわけではないような大きなリボンのついたバッグがどこか今持つとかっこよくないのは、そこにクセが入っているからです。

クセは流行やトレンドを象徴することが多く、その時々で「メッセージ」のような役割として分かりやすくデザインに投影させているのです。

ただ、流行も、作られたほんの短い期間は斬新ですが、経年にはトレンドを盛り込み過ぎたデザインは負けてしまうと思うのです。

では、自前バッグのセグメントはどこに。。

ということですが、正解は「属していない」とも言えるのですが、それは古物だからです。

リサイクル品という限定でこのセグメンテーションを当てはめてよいなら、間違いなく一番最初の「ラグジュアリー」となります。

ハイブランド様の中古バッグの収集をこれまでしてまいりましたのも、「コスパの良さ」です。

同じUSED品なら遥かにラグジュアリーがダントツだと考えます。

あとがき

ラグジュアリーブランドというのは、圧倒的にブランディングがありますので、何を作ってもある程度受け入れてもらえるところがあるかと。

しかし、長年の血と汗との結晶と言っても過言でないほどの努力が実は隠されているのです。

本来、その点(良質な最高級の物をと志高く存続している点)が注目する部分だと思うのですが、照れておられるようで、そういったことを隠しすました姿でおられるところがまさにラグジュアリーブランド様の特徴とも言えるのです。

ライバルも多く、そこに手を抜いたら地位が転落してしまう恐怖もある中での闘いの日々なのだと思います。

ある日突然無名の小さなブランドが一世を風靡するなどということはあり得ません。

伝統あるブランド様こそ、地道に世代交代しながらも何百年と継続してきた実りが「ブランディング」という結果だと思います。

その地道という部分は、ミニサイズの規模のお店も何ら公平に与えられたタスク。

ハイブランド様から学ぶことは、むしろ華やかな現在の姿とは裏腹の、「たくさんの試行錯誤・努力・良いものを作ろうとする志」であるべきなのではないかと(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

見栄を伴うジュエリー付けなど本来は望ましくない接し方、紛失が心配なアクティブシーン用のレベルの使い分け【191】

アイキャッチ画像191

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

飲み会に1ctの1粒ダイヤモンドを光らせる装い、旅行に高級時計。。装いはすべて個人の自由。

されど、もしものハプニングもすべて個人の責任です。

飲み会というのは、人間同士の親睦を深めるシーン、主役的な事象というのはお話に夢中になることではないでしょうか。

旅行というのは遠方で知らぬ文化や気質に触れる良きリフレッシュ体験なのではないでしょうか。

そうした際にジュエリーは主役ではないのです。。では相応しいジュエリーは?。

こんな風に実際にあるシーンを思い浮かべ、「本物志向のレンタルジュエリー」の事業主の考え方を綴りたいと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.08.23からおよそ5年後の2025.07.12にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

5年後の現在でもこの考え方に変わりはありませんが、2020年当時のYouTube投稿では反論もありました。

「飲み会にハイレベルなジュエリーを付けずしてどこにジュエリーを付けるシーンがあるのか」とのこと。

よって、価値観が分かれることなのだという目線も持ちながらご覧いただければと思います。

高級過ぎるジュエリーを飲食会や旅行へ付けていくのか、危険過ぎる究極を現実的に考えた手持ちジュエリーのランク分け

2018年に個人事業主をスタートするまでは、時々お出かけすることがありました。

過去の旅行(国内)では腕時計を落とし、飲み会ではイヤリングを落とすなど数々の落とし物をしたものです。

根本的な理由は1つ、気持ちが散漫なシーンだからジュエリーに集中していられないのです。

「気が付いたら失くしていた」というのが実際のところで、追跡することも難しいものでした。

こんな体験から、ジュエリー好きとしては「シーン別のレベルの使い分け」を思いつくことになります。

確かに高級地金に載ったダイヤモンドのジュエリーも集める中に網羅していましたが、そういったジュエリーをアクティブシーンに付けていくことはしませんでした。

とはいっても、ジュエリーこそ装いのスパイス的存在、どうしてもジュエリーを付けていかねばしっくりこないのです。

そうして、「そこそこなレベル」というジュエリーコレクションの感覚を得ていったのでした。

3タイプの「そこそこレベル」なジュエリーセット:パール・ステンレスゴールド・ブランド925の特化が色濃い。

出来るだけ平凡・普遍的という感覚からの脱出としては、あるテイストに片寄せること。

これまで幾度も3セット(ネックレス・ブレス・リング)の組み合わせを考え続けてきた者がお勧めする集め方です。

パールもあこやよりもレベルを落とした気さくな淡水パールの古物を、ステンレスもゴールドに統一のメッシュ系に特化、925はブランドジュエリー(こちらもすべて古物)のスクエア型に特化という片寄せ。

できるだけ丈夫な作りで線径も太目のチェーン、上の3種類はどんなお洋服にもそれぞれのセットの違いでバラエティー豊かに付けられるのではないかとご提案させていただきました。

あとがき

「見栄」こそが高級なジュエリーに通じる部分なのではないかと思われるかもしれません。

しかし、事業者の本当の気持ちはそうではありません。

現在レベルアップにより行き着いた「高級地金+宝石質な美しいストーン」の組み合わせのジュエリーを素直なそのままの気持ちで受け取っていただくことなのです。

歪んだ考え方などない、まっすぐに、「美しい」と感じ、「美しく付けたい」と思っていただけることを望んでいます。

虚構に通じるような見せかけなどではない本当の人間の姿を表すジュエリーであってほしいという願いを込めているのです。

では、旅行や飲み会で「そこそこレベル」なら、「高級地金+宝石質な美しいストーン」の本格派ジュエリーはいったいどんなシーンで付けるのかということ。。

これこそが、当事業活動で探っていきたいことであり、そのカギを握る事業者でありたいと思っているのです(^-^)。

書き手:ピクチャレスク