まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
新しい立体的な構造のバッグ作りに挑戦しています。
巾着・ボストン・リュック・ドーム型、そしてこのたび製作のバニティー。
まだまだ技術が未熟な段階でありながら高級生地に踏み出してしまっております。
大変もったいないことではあるのですが、その時にしか出会えない生地がほとんどなのです。
当ブログ記事は、最初の投稿の2019.06.21からおよそ5年半後の2025.01.21にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。
この【21】の投稿でバニティー型の製作は初製作からは10点目くらい、その後もたくさん製作し全部で20点以上は製作したと思います。
そこまで研究した理由は、小間物入れとしてドレスに合わせられた伝統的なヨーロッパスタイルへのあこがれ、そして入れ物のような非常に魅力的なデザインだからです。
まだまだ技術が不足し、突っ込みどころが複数のこのたびの製作ではありましたが、以前よりもどこかが一歩前進した部分も含んでいることも確か。
このたび自らも評価できると思ったところは内部のポケットの構造。
バニティーバッグは狭い面積のバッグですので、ポケットがたくさん付けられないのです。
そこで考えた1つのアイデアは、二重構造のポケットだったのです。
面積が限られたバニティーバッグの内部の最大限の工夫、ポケットを二重構造にすることで高めた安全性
生地に色の展開はなく、この黒白1点だけがこの生地のカラー展開です。
たった2色しか使われていない点こそ持ち味、第3の色を決して入れることはありません。
混率の表示は、天然素材が占める割合になっていて、元の織り糸はそれぞれが100%ずつ、それらが占める割合を表した混率表示のタイプなのだと見ています。
天然素材2種でこれほどに素敵な柄を演出された生地製造メーカー様・購入した生地屋様へ感謝です。
後ろ面に付けた正方形の「ネックパーツ」は、右に寄って付いてしまいました。
この位置や付け方は、後に何度も深堀り研究をし、最終的に1つの答えを出していまして、後のブログで投稿していきます。
表だけではなく裏地とも重なるようにとなると非常に難関の場所になるのです。
奥のポケットには、キーなどの大切なものを安心して収納できます。
バニティーは手を放すと蓋が開き過ぎますので、そのはずみで中身の細かいものが飛び出しがち。
心配やリスクをこの二重ポケットが解消してくれるかもしれないと思ったのです。
あとがき
実はこの生地、ジャガードでありますので裏面に反転でもう1つの柄を持っていると見ることができるのです↓。
こうして、ジャガード生地を両面使って比較することも面白いもの。
よく見ていただきたいのは、冒頭でその後に研究したネックパーツ(黒無地)がど真ん中にちゃんと付いています(^-^)。