まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
布製のバッグを製作の「ハンドメイドバッグ活動」、20年は持続的な丈夫さを追求する製作スタイルです。
そのためには、「効率」「タイパ」を時々捨てねばならないことも当然、1日1点も作れないバッグは実は商業的ではないと言えます。
それでも、この活動を続けていくには。。バッグを今後もご提案しご提供していくには。。身近なゴールを追求するような考え方では決して持続できないので。
このたびは、この20年長持ちを掲げるバッグにリンクするかのように起こっている「フライパン」が引き合い。
一生物だからと思い込み、高級なお買い物をすることが本当に意味のあることなのか、そして対極の短期間での買い替えスタイルも含めます。
すべての製品に対してのその後の向き合い方、一時的な購入価格の「支払い額」にとどまらない本当の価値を探ってまいりたいと思います。
「満足できる良質さ」を選択した有名ブランドのフライパン、20年経過で表れた「歪み」のメンテナンス代が購入価格を上回る問題

上の写真の3アイテムはどれも誰もが認める程の良質さを持つ良きレベルのお品。
真ん中の中華風フライパンが優れていたことで、同ブランドの左の卵焼きフライパンを、餃子などの焼き目を均一的に付けたいお料理にと数年後に購入。
これらは生活に馴染みながらどんどんと経年を迎え、ここにきて20年となったのです。
当ブログ記事は、最初の投稿の2020.11.24からおよそ5年後の2025.10.13にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。
2025年においては経年20年超え、フライパンに関しては「凹み」「歪み」がいよいよ気になり始めました。

特にここ3年くらいが顕著、引っ越しをした新居のガスの炎のパワーの影響もあるかもしれません。
先日、ネットでメンテナンスを検討しようとお問合せをしたことで、当記事の内容をかつての2020年当時のものから大きく改めることに。。
YouTube動画はそのまま2020年当時のもの、内容が随分変わったことをご理解いただければと思います<m(__)m>。
2020年当時では、フライパンのメンテナンスなど考えもせず、ただずっと長く使えるための良質さは一定の基準は満たした方が良いという考え方。
安いお品物に飛びつくと、かえって数年で廃棄を迎え長い目で見てコスパが悪いという内容でした。
しかし、2025年では随分シャープな見方が加わり「一生物」になるためには、20年程経年の時点で購入価格を上回るメンテナンス費用が必要になることを知りました。
やや皮肉を感じることであり、購入時に良質さが一定のレベルある良い物を選んだはずなのに、結局はもったいない最期を迎える「心地悪さ」を生んだのでした。
長年の愛着あるアイテムは、コストをかけてでもこの先持っていきたいのか。。それとも。。
なかなか結論が出ません。
具体的な価格で言うと、真ん中は当時¥6,000代、現在も同じような価格で販売されているので、なかなか良心的。
ただメンテナンス費用は¥10,000以上となるとのことでした。
これは、私の感覚ですが、ボールのような作りの真ん中は歪みや凹みは気になりません。
ボールの形をしているからだと思います。
一方、後口で購入したペタンコの面の左が一番問題、歪みによって油が真ん中に溜まるという不均衡を起こしているのです。
「タラレバ」のお話になりますが、ボール型なのかペタンコ型なのかに迷う場合は、ボール型を選んでおくと、20年後には歪みや凹みが気にならないということの1例です。
しかし、左のフライパンのペタンコな底面は、うまみの元となる餃子やムニエル・ソテー・ポワレの微妙な焼き目には向いたフォルムなのです。
ちなみに、一番右の鍋は何ら問題は起こっていません、今後も末永く使ってまいります。
あとがき

「コスパ」ばかりを重視していては成り立たないこともあるものだと、しかと実感したのがこのたびの20年に及ぶ経年のフライパンです。
フライパンの凹みは、自主的に大きな槌でトントンとたたくことで平らにならすことはある程度できるようです。
ただ、そのためには打ち面の広い石槌を購入し直さねばならないのです。
最後のまとめとしましては、だいたい20年くらいがすべての製品の「潮時」なのだなと体感したということです。
