雲のような難しいふんわりモチーフのブラウンダイヤリングを活かす手を懸命に考えたその最終ジャッジ【580】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

宝石と地金コンビの本格的なジュエリーのラインナップでして、ネックレス、ブレス、リングを1つずつ渾身のベストコーデに組み合わせてある「セットもの」です。

このセットは「付け回し」という個人の手持ちジュエリー使いにはない良さがあり、お洋服にそのまま「バン♪」と当てはめて飾ることができます。

忙しかったり、客観的にその組み合わせの有無がよく分からない場合の良きパートナーのような役割のつもりです。

そんな重要なセットなのですから、1セットずつは真剣に組んでいくのが私の役割です。

「ブラウンダイヤはブラウンダイヤ同士しか合わないのか」への1つの解答、「スモーキークォーツ」のご提案

このような横広がりのふわふわしたオーバル型モチーフのリング。K18YG台にブラウンダイヤ1ctです。

ブラウンダイヤは意外と難しく、同じブラウンダイヤがしっくりきます。

ただ、ストーンが違っていることも魅力であろうと、最初に考えた案がこちら。

1案:ミックストルマリンのペンダント:K18YG台。ミックスカラーの赤みがブラウンダイヤによく合います。

そして、オーバル型の優しさによくマッチしたペンダントを合わせていきました。

ただ、その後見直しをはかります。

このペンダントトップがやや小さいのです。

レベルアップのために、初期のこのペンダントを廃止。

そして、別の案を考えます。

「ブラウン」というキーワードで同じ茶色いストーンの透明感あるものが浮かびます。

「スモーキークォーツ」です。

この時、初めて、ブラウンダイヤとスモーキークォーツを合わせてみました↓。

2案:優しいラウンドラインがすべてのモチーフに入っています。
〇ネックレス:K18YG台/PT900コンビののスモーキークォーツ。縦が28mm程の大ぶり。K18YG製の50cm。

余談なのですが、バチカンの位置が良くないです。

その後のリフォームによりど真ん中にしてもらいました(^_^;)。

〇ブレスレット:K18YG製のサークルモチーフのデザインブレス。幅広でレースのような柄。
〇ブレスレット:K18YG製の幅広でレースのような枠に1ctのブラウンダイヤ。サイズは12.5号。

優しくてかわいい雰囲気のリングなのでそんなかわいらしさの追求で2案目まで考えましたが、その後思い切った廃止を決めました。

理由はブラウンダイヤについての新しい学びもあり、「ダイヤモンドに色が付くことの意味=何か隠したいことがある」との事情からです。

こういう説に納得し、レベルアップのためにも廃止にしたのです。

あとがき

じゃあ、ブラウンダイヤリングが抜けて他のジュエリーはどうなるの?と思いますね。

まず、ここに登場したブレスレットは、もっと望ましいセットへ移動しました↓。

ブレスレットが2連になっていることにご注目を。以前は1連でした。こちらの方が望ましい場所では。。

そして、ビッグスモーキークォーツの行方です↓。

2案のブラウンダイヤとスモーキークォーツのコンビの考え方が同じです。

色々チェンジがあり元の組み合わせは完全に解体しました。

話が逸れますが、背景もクリアで分かりやすいものに変えているのです。

薄グレーのトルソーからスタートして、黒のトルソーにいったん変えましたが、写真の映りのあまりの悪さに、光の当たりやすいクリアなシルバーグレーの平面置き撮影に落ち着きました。

そして、一眼レフからスマホ写真へも変更です。

一見一眼レフの方が良さそうなのですが、雰囲気を出し過ぎて、奥がどうしてもぼやけます。

人物を写さないタイプの写真では、ぼやけは反対に禁物となります。

品物が分かりやすく伝わるのが一番です(^-^)。

ハーフエタニティ―にパヴェが並ぶ華やかさは0.5カラットの事実を越えてゆく【494】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ひし形のモチーフを含むリングがないかと探した中、同じひし形の透かしリングを見つけました。

もともとあるペンダントにマッチするリングを探すところをスタートとした探し方。

ネックレス、ブレス、リングの内、どのアイテムを最初に決めるのかの軸のアイテムはネックレスが断然多いです。

それは身体の中心に近い位置だからですし、視線が一番行く場所の真ん中だからです。

このたびはその多いケースの探し方の1つとなりまして、すでにあるペンダントに合うと判断したリングの選び方でした。

ひし形の透かしデザインがレアであることで探していた条件と一致の出会い

K18YGダイヤモンドリング:0.5カラット強ほど。パヴェダイヤがこれだけ並べばなかなかです。

実はこのリング、ペンダントのトップのモチーフに歩調を合わせたものになります↓。

華奢なチェーンにひらひらとしたパネルパーツが固まったひし形を形作ったペンダントトップです。

セットコーデ:ジュエリーだけで複数を組み合わせをあらかじめ決めておきました。

どのアイテムも特に際立った主張があるわけではないこういった集め方も普段使いの例としてご提案致しました。

トップのひし形とリングの透かしのひし形がリンクしてまとまります。

リングの重ね付けのミラーボールデザインはブレスと全く同じでそちらもリンク。

1アイテムごとでは目立つ存在ではありませんが、こうして集まると素敵に金と銀も程よく混じりながら相応しいセットになっていきました。

あとがき

ダイヤモンドが1カラットを下回るジュエリーは昨今では豊富です。

地金の高騰により、「華奢がスタイリッシュで美しい文化」もあるようで、そうするとこのたびの0.5カラット強は華奢とも言えない頑強さがちゃんとあるのです。

とにかく古い物の方が地金の作りは頑丈で、g数などを気にしなくてもぱっと見にたっぷりと下存在感として現れるのです。

とはいえ、地金をたっぷり使ったジュエリーは、自身としては「正直な品物」だと考えます。

それくらい地金をたっぷりにしないとちゃんとしたリングと呼べないのだという考え方から、作られたものだと感じるものは信用ができます。

現在地金価格高騰の中で、その姿が正直な姿をしているジュエリーなのかどうかも選ぶ視点としてはお勧めしたいところです(^-^)。

豊富な1カラットダイヤモンドリングはパヴェの広がったデザインがお勧め【492】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ダイヤモンドリングの1カラットは非常に数が多いです。

ダイヤモンドを持つこと自体が「ステイタス」であり、「それならば、ミニマム1カラットはあってほしいのだ」というような希望やニーズがあるのだと思います。

1カラット相当は比較的見つけやすいのですが、数が豊富ということは普遍的でしかないということだと物足りません。

突出した何かをカラット無視で更に求めたいものです。

その時に、パヴェセッティング仕様のデザインを重視します。

このたび、雰囲気としては「かわいい」と思える18金リングをご紹介したいと思います。

このリングを「かわいい」ととらえたところから始まるその他のジュエリーの集め方

K18YG台のブラウンダイヤリング:ちょうど1カラットのパヴェダイヤ。12.5号です。

ダイヤモンドを可愛くデザインしてある点に個性を感じました。

雲のようにもくもくとした枠組みデザインが柔らかさを演出。

ベージュのセーターなどのやわらかいオフカラーにも相性が良いイメージが浮かびます。

ダイヤモンドは「かっこよく見せる」ことが意識されていることも多く、このかわいらしさがそういった中では個性的だと見た自身のものさしによるものです。

3点セット:ペンダントのミックストルマリンと合わせてみた時の組み合わせです。

まあるいリングの雰囲気を大切に、ペンダントもカーブがかったスクエア、チェーンがラウンドチェーン、ブレスはサークルモチーフのまあるい透かしで「丸」を徹底的に意識。

そういったことで、リングの枠のふわふわが引き立てられます。

あとがき

1粒の1カラットはそれほど迫力があるとは言えません。

やはり、パヴェがお勧めです。

1カラットあれば、結構な華やかさなので、1カラットということが普遍的な基準として考えると良いこともあります。

とはいえ、カラットだけでダイヤモンドの価値が決まるとは思いません。

宝石は地金の存在も大きいですし、デザインの優れたものはダイヤモンドの質量など遥かに超えたところに魅力があると思っています。

カラットに拘り過ぎると素敵なジュエリーを逃してしまうかもしれません。

そういった固定観念のような考え方で、有名どころの世界4大宝石にこだわるのも反対に狭い見方なのかもしれません。

とにかく鉱物として地上に上がってきたこと自体、ストーンの種類関係なくどれも平等に神秘的なことなのだと考えます(^-^)。