手元から目を離されませぬよう、ミシンのフットコントローラーが接触不良の末期の急に動き出すケースの時の目線の注意【1347】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近あるものが故障をきたしました。

それは、ミシン製作には要とも言える、「フットコントローラー」の故障。

あれっ?と異変を感じたのが1週間ほど前。

そして、時々接触が戻り、動き出してはまた次の開始時には踏んでも反応しないを波のうねりのように繰り返しながら、ついに先日全く反応しなくなりました。

ここで製作がひとまず不可能になってしまいました。

急いで新しいフットコントローラーをネットで注文。

JUKI社製シュプールTL25専用のフットコントローラー:YC-485というモデル。

現在は到着を待っているところです。

完全に壊れていなくて時々接触が復活する時がこの1週間頻繁にありました。

今回の投稿は、まさにこの時々復活する時が注意するべき時であるというお話です。

ついつい大切な基本の「手元を見る」ことを忘れがちなペダルの故障

足元のペダルが壊れたということで、踏んでもびくともしない、そんな時に思いっきり踏んだり、手元から目をそらし、足元を見てしまうことがありました。

これがとても危ないのです。

急に動き出すのがいつなのかは予測できないので、ペダルの踏み込みが深い場合恐ろしいことになりかねません。

もともとミシンは新調にペダルを踏むという使い方だったはず。

このような緊急の時に思わずそれを忘れ、注意が散漫になることで、思わぬ事故になりかねません。

手は決して針の付近に近く寄せないようにご注意下さいませ。

そして、いつものように踏み込んでも反応が無いなら、諦めて、深く踏み込まないようにすることが安全です。

アダプタータイプでよくある接触不良、アダプターも永久パーツではない限りあるアイテムだということ

以前シェーバー(脱毛器具)でもアダプターの接触不良がありました。

あの時も、同じで、すぐにダメにならず、時々また復活したりしながら、波がうねるように機能が降下していく様子でした。

こうした特徴を覚えておきながら、まず、最初に接触不良に気づいた時にすぐ次の新しい商品を購入するぐらいが時間のロスが無いかと思います。

私は、今回欲を出してしまい、まだまだ使いたいと思ってしまい、結局注文が遅くなりました。

この記事を書いている本日はミシンをやりたくてもできないのです。

もうパタリと動かなくなってしまいました。

1週間の期間があったわけですので、すぐにもう寿命だと割り切って次の注文をしながら、時々使える状態で作業を何とか続けて商品を待つというのが時間を無駄にせず、効率が良いです。

あとがき

少し話が別の事に逸れますが、パソコンも同じ。

古いパソコンで容量が無い物をお使いの場合、急に環境が変化し、たくさんダウンロードやアップロードをするようになった私でいう2018年を思い出します。

2007年から使い続けたそこそこ当時は容量があったハードが壊れました。

もうとっくに時代が変わっていたのです。

あらゆるものをWEB上でパソコンを使って行う活動だらけの毎日に変わっていったことにちゃんと認識をしていなかったのが疎かったと思います。

2018年というのは、ブログもスタートし、そもそも今までやったことが無かったサーバーをレンタルするということも始めて行きました。

そして、会計ソフトも導入と様々な作業をパソコンで本格的にやっていった年です。

そして、多くの写真も掲載するためにますますパソコンの容量を圧迫していき、これまでのスペックでは難しいというところに来たのです。

パソコンの場合はミシンと違いバックアップも重要で、今回のミシンでいう1週間復活したりすることがあった状態の時にこそ、バックアップをして、その後の全く立ち上がりもしなくなった時に備えるということで何とか基本的なデータを継続していくことが必要です。

機械が壊れていく時の特徴がそれぞれ類似していることから、「今やっておくべきこと、できることはないか」と冷静に考えることが重要ですね。

今後もし同じような場面に出くわしたことがあれば、今回の事がお役に立てれば幸いです(^-^)。

無地の前面にワンポイント的なアップリケを配置、花びらとつぼみパーツを縫い代で隠し込んで縫い付ける、独自に考案可能なお花デザイン【1104】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまでハンドメイドバッグ製作をしてまいりました中で、無地のハンドメイドバッグの表面に時々アップリケを縫い付けることがありました。

縫い付けはすべてミシンで行うところが特徴です。

アップリケに関しては独学の我流、縫い代を1cm程度で内側に折ってミシンで縫い付けるという単純な方法です。

短い時間でまるで絵を描いていくようで、その過程に関しても非常に楽しいものです。

このたびは、小花柄でお花モチーフという入れ子式のようなアップリケをやってみました。

型紙用紙の四角パーツを利用して、斜めに削りながらアップリケパーツを考案していった、咲いたお花と咲きかけのお花をそれぞれ表現

咲いたお花デザイン(バッグの前面パーツに設置):1枚1枚パーツの裏側には接着芯が貼ってあります。

本体生地の裏面にはハード薄芯を当てて、生地を傷めないように行います。

この中には、正方形のパーツのサイズ違い・両端のつぼみを模したパーツ・正方形の折り方を変形したパーツなどが含まれます。

そのような姿がこの裏面のステッチに浮き出ているのではないでしょうか。

最初は大きな1枚のハード薄芯を当て、待ち針で隅っこを固定して、ステッチ後、余分を切り落とします。

ところどころの結び目は、1パーツずつミシンの始めと終わりを区切っているということです。

咲きかけのお花デザイン(バッグの後ろ面パーツに設置):後ろ面は、咲きかけの薔薇とつぼみです。
こちらもパーツは小さいですが、表面と同じことをしました。

あとがき

お花を作るためのパッチワークの生地自体がお花柄というところに洒落を利かせてみたのですが。。

こういったものは、デザインが無限です。

自由なので、自分の好きなように考えていけることが無限の可能性を秘めます。

ただ1つ縛りがあるとすれば、縫い代を見せないようにするには、三角形やひし形が難しく、三角形以上の四角形から始まる多角形の長さを変えた変形型が1パーツに自然になるという実体験からの情報があります。

実は、隠れていますが、お花の真ん中は、四角形のパーツが配置、少しだけ見えています。

スタート地点は、お花の真ん中の四角パーツからが毎回です。

パッチワークはどうしても子供っぽくなりがち、これをいかに大人っぽくするかも勝負のしどころ、是非トライしてみてくださいませ。

素材をツヤのあるもので選んだりクールなデザインの幾何柄的パーツを考案したりして、雰囲気を変えていくこともでき、アップリケは独自のアイデアの実現がしやすい装飾だと言えると思います(^-^)。

ハンドメイドの製作で「ステッチの省略」を決して惜しむべきではない、見えない底力として本来重要な箇所である【1050】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の【1047】の記事ではスピーディーに仕上げるコツをお伝えしました。

今度はその逆のようではあるけれども、スピーディーながらも、これはやるべきではないということを注意点として実体験からお伝えしたいと思います。

一番良くない考え方は、手間を省いて品物を不完全な仕上がりにしてしまうことです。

タブーというほどのこの行為が量産ではよくされていることに非常にがっかりしています。

そのようなお品物は本来広まるべきではないのに矛盾を感じる点ですので、是非ご一読くださればと思います。

スピーディーであっても綺麗に仕上がっていなければならないところが「技術」である

1つは超高速みたいに、急ぎ過ぎることです。

ミシンがけも車が高速道路を走る時のように周りの景色が散漫になりがちです。

そうしますと縫い目のきめ細やかさや正確さがそがれることがあります。

一定のスピーディーさもあるのだけれど、やはり根本には綺麗に仕上げることがベースにあります。

そして、もう1つ、丈夫になっているステッチの箇所の省略です。

ファストファッションに見られる構造の中には、いかにその過程の一部の省略の効果でスピードを上げるかというのがあるようです。

以前読ませていただいた「ファストファッション」という本の中に興味深いお話がありました。

「消費者のお手元に届いた安価な洋服のステッチがほろほろと外れてくることがあるが、そのお値段ならば仕方がないと思える、むしろ、このお値段ならこの縫製で十分である」という感想。

それほどに、その出来上がりに惑わされて当たり前になってしまっているのです。

いかに、ファストファッション態勢で製造されたお品が消費者に良いお品選びを妥協させてしまっているのかという闇のようなものを感じたものです。

本当にそれでよいのでしょうか。

本来お品はしっかりと作られるべきではないのかというところは重視している点です。

そして、その良いお品をご購入者様にもご披露してご理解いただきたいということです。

ということで、良い作りの一部になっているような部分を省略するべきではないというのが2点目になります。

あとがき

まずは、販売価格の前に、綺麗にしっかり作ることがなければ、長い目で見て将来の実りは無いのではないかと思っています。

一時的な盛り上がりとか流行に乗るなどというのは、長い年月から見ればほんの一瞬の光のようだと思います。

地道ではあるのですが、今までやってきたことを0に戻すなどということがないよう、すべての事が活かされるような希望があります。

丁寧な作りをベースに保ちながら、それでいて素早く完成できることこそ「技術力」なのです(^-^)。

元ある品物の「使い方」を方向転換、捨てずに引き続き使えることで、「サステイナブル」な未来に大きく貢献できる「リメイク文化」実現への願い【1017】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

実は個人的には頻繁に行っている「リメイク」。

お洋服を利用したり、キーホルダーを利用したペンダントだったり。

それはそれは多くのリメイクを楽しんでいる一人です。

ところが、それをアウトプットしてそのままご紹介となると、これが難しい(不可)のです。

元のお品を改造して2次的に別の品物を作っていることになり、元の「製造メーカー様の商標権・著作権を侵害する行為」ということで、「販売・SNS発信」が商業利用にあたり不可なのです(侵害行為である)。

具体的には、YouTube投稿・ブログ記事に掲載は、個人の範囲内の利用を紹介するだけであっても「商業利用の助長になるために不可」ということを実際に著作者様である、某ジーンズメーカー様との2019年の直接のお電話のやりとりでお話を聞いたという経験があります。

それ以降、今まで投稿していたリメイクのお品が映った動画や記事40投稿程を丸ごと削除したことが過去にありました。

とても残念で、かなり大きな激減の影響がありましたが、そんな生のお声を聞いてそのままでいられるはずはありませんでした。

ネットでは当たり前のようにリメイクが楽しそうにアップされていますが、ああいったものは、実はあくまで個人で楽しむ範囲内の領域を超えてはいけないですし、実質投稿している行為自体もアウトであることがほとんどです。

ネットで掲載してしまうとそれを見た別の人が商業利用することの助長になりかねないということなのです。

そんな製造者様の生のお声を聞いてからというもの、とても気を付けていますし、そもそもそのお声を聞くお電話は、自ら問い合わせ自ら「はっ」と気付いたことがきっかけでした。

よって、おそらく大半がそういった行為に気付かれていない(悪気が無い)か、お相手から指摘があるまではなかなか自分からは取り消さないものみたいですが、そのような考え方を非常に良しとしない気持ちが自ら追求していく行動を起こさせたのでした。

今でもあの2019年の行動が決して間違っていたとは思っていません。

今までそういったことに無知であったことからその時点を境に、より「著作権」や「商標権」を意識するようになりましたのでとても貴重な経験でした。

ただ、現在すべてにおいて完璧かと言いますと、リフォームだといってアップしたお直し動画や記事が製造業者様にとっては改造であり、リメイクだと判断される可能性がゼロでは無いということです。

投稿主はどうしても自己判断で行っていくので、相手との感触の乖離も否めません。

そういった時は、何かしらのアプローチがあると聞きます。

例えば、「内容証明」などでの通達をいただいてしまうことが巷でもあるようです。

そのようなことを一発でされてしまわないよう、ホームページの「お問い合わせ」をちゃんと解放しておき、連絡をいただける態勢を常にとっておくというのは、コミュニケーションの1つでもあり、「発信者」としてはマストな姿勢ではないかと。

それはよほど侵害している場合でしょうが、侵害しているかどうかの判断が元の製造業者様にあるという点で、利用した側がどうこう判断できることではないのです。

とはいえ、リメイクというものは、無限の可能性を秘め、この先物をたくさん持ち過ぎずに大切に使っていく傾向が高まっていくと予想しています。

そんな環境の中では、新しくたやすく買い替えないスタンスの高まりや、今までのお品に、「飽き」や「損傷」があった場合に、お直しである「リフォーム」が出てきたり、違うお品へ作り変える「リメイク」の出番があることが大変意味のあることなのです。

特にリメイクに関してはとても大きな可能性を感じているわけです。

「まえがき」が非常に長くなってしまいましたが、このたびは、「リメイク」を個人レベルでの文化として根付くには。。という正当なやり方をもって「リメイク文化」を願う現在の思いを綴りたいと思います。

リメイクのノウハウ、「著作権遵守」をしながら正当にアウトプットし伝達するやり方は、今のところ「図解と解説」のみ

現在では、リメイクもまだまだニッチな分野なのかもしれません。

しかし、将来的には広がると良いと思うことと、実際に広がりそうな予感がしています。

効果があるリメイクは、身近なミシンを使ってできるということで、やはり、かつての「過剰供給・過剰消費」であったアパレル商品が浮かびます。

過去に購入のお洋服が部分的な傷みでお洋服としては成り立たないような場合に、リメイクをして、その素敵な素材だけでも今後に活かすということができるのです。

どんなものにも変身できる可能性を秘めているので別の使い方が思いつけばとても幸運、そういった点でリメイクは無限です。

捨ててしまうのか、継続して使っていくのかの分かれ道が必ずどこかであります。

継続して姿を変えて使っていくことをしたくても、その技術がないと思いつくことさえないのかもしれませんし、泣く泣く諦めてしまうことも。。

自分だけの楽しみの範囲を超え、多くの人へ広めたい時に、決まって「商業利用」を思いつくわけですが、これが「リメイク」では簡単には出来ないのでつまずいているのです。

洋服は特に、ブランドネームや品質表示にしっかりメーカー様の名前やブランド様のネーミングが入っていますので、その権利が分かりやすいです。

ベタに商業利用を確認するには、メーカー様へ連絡を取って、何かしら商業利用する対価を支払うというものだと思います。

しかし、対価を支払うからと申し出たとしても、そのような現金よりも、ブランドの威厳や地位の方が決まって重視され、いわゆる「著作権の行使」がはっきりと示されているのが大半です。

このことに対しても、お電話で申し出たことがありましたが、「不可」というお断りであった経験済みですので、おそらく品質表示の会社様へのお電話をかけたとしても断られると思います。

よほど大手企業様が「タイアップ」として企画として「ロイヤリティ」を払うことを条件に可能な場合があるかもしれませんが、勝手に断りもせずに、無料でリメイクしたものを販売ということを承認ということにはならないのです。

これが意外と理解している方が少ないかと思いますが、随分無知過ぎるというものです。

「リメイク」を広めるということのやり方の1つのアイデアのリメイク商品を作っての販売ということが不可能だということで1つの道は閉ざされるのです。

とすると、どうしたら広めることができるのか。。

これをこれまで長い間考えてまいりました。

1つのアイデアとしましては、かなり間接的ですが、個人様一人一人が自分でリメイク作業をする技術を得る、リメイクにも使えるミシンの技術などを伝えていくことがあると思います。

そのノウハウに対しても、見本でリメイク品の現物を見せずして何とかお伝えしていかねばならないのです。

現物を見せずしてどのようにお伝えするのか。。は「解説と図解」が現在のたった1つのアイデアです。

あとがき

とにかく、正しい広め方を、「著作権・商標権の遵守」の注意と共にお伝えしていく決意です。

願うところは、日本人特有の手先の器用さという「文化」になるまでの「リメイク技術」の広がりです。

こんなお話をしている者がミシン技術が万全とは言えるような優れたノウハウたっぷりというわけではありません。

だからこそ、一人で先生のようにふるまうスタンスはこれっぽちもなく、多くの人達と共有するようなフラットな関係で、今後もそのノウハウを「図解と解説」でお伝えして行ければと思うのです(^-^)。