まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
「巾着袋」と「巾着バッグ」の違いは、バッグらしいアイテムの金具やパーツの存在に感じられます。
巾着袋にはないもの「片面ハトメ/アイレットカン」と「レンズストッパー」の2種の附属品が加わった巾着バッグをこのたび製作。
「レンズストッパー」の方は共布製作ですので、既製品には無いメリットのサイズが自由である点もポテンシャルに溢れます。
当ブログ記事は、最初の投稿の2019.06.18からおよそ5年半後の2025.01.20にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしております。
一応完成には至ったものの、課題も複数ありまして、その後にどう見直して現在の2025年に至るのかも併せてお伝えできればと思います。
美しいマルチカラーに吸い込まれそうな巾着バッグ、絞るタイプに引用できる共布レンズストッパーの誕生
↑この写真でもご覧いただけますが、アイレットカンがステッチを遮ったりマジックテープをぶち抜いたりなど、狭い場所に無理やり複数のパーツが込み入りました。
非常に不安定な製作であり、後に大きく見直していく必要を感じました。
容量の小さなバッグには多機能が見込めないことがよく分かったのです。
その後なのですが、そもそも生地に対して、本来は望ましくない「片面ハトメ/アイレットカン」を使用することを廃止していきました、2023年のことです。
生地に穴を開けることさえ気持ちが辛かったことを一番大切にしたのです。
その代わり、巾着ひもホールタブという生地で作るトンネルにひもを通す仕様を考案し、2025年では、巾着系はこの手法1本です。
金属パーツで現在使用しているのは、Dカンのみ。
いつ外れるとも分からない打ち込みカシめることのみで成り立つ「ハトメ」類に比べ、Dカンは「縫い」の力で成り立つことが永久だと解釈しています。
そして、「レンズストッパー」に関しましては、ひもと穴の一番望ましいサイズ感を設計の型紙と作り方をじっくりと解説しながら自由な引用を広めている最中です。
「ひもの左右が5mmくらいずつのゆとりを持った合計1cmの差」が程良きバランスです。
あとがき
ピクチャレスクとしましては、裏地も表地と同等くらいにフラットに「材料」として見ています。
表地が同じバッグで裏地まで同じということは確率としては大変低いものになります。
こういったところに、独自の解釈を入れ込むことが出来るのです。
その後、この生地は、裏地をグリーンに使う2点「クラッチ」「バニティ」を製作して使い切りました↓
実は、この時の1m程の調達で生地屋様の在庫の最終、レジでは巻き棒が飛び出しました。
1種の生地でいろいろなデザインを製作してしまいましたが、この時の最初の巾着バッグが柄と一番相性が良かったと振り返ります。
3種も同じ生地で製作するのではなく、1種のみを広々とした面積に柄がいっぱいに広がる使い方で価値を高めた方が良かったと2025年では考えております。