田舎っぽくならない茶色コーデの作り方、部分的な引用にとどめる小物使いもしくは圧倒的な美しい全面柄のワンピースの入手【261】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お洋服コーデにおいては、茶色が苦手。。というのも比較的合わせやすい黒同士に比べて難易度があるからではないでしょうか。

厳密にも黒にも褪せたような黒、濃厚な黒など細かな色の違いがあるものの、凹凸感としてまとまることも多いと考えます。

しかし、茶同士は黄色味・オレンジ寄り・チョコレートのような色と別物程の色の差が、かえってコントラストを生み出し分からなくなってしまう。。少なくとも私はそうでした。

このように思う者も、実は10代の頃は反対に茶色コーデ好きでした。

おそらく、全体のバランスなど見ておらず、お洋服1点ずつのアイテムの和むようなマイルドさを気に入っていたのだと振り返ります。

しかし、必ずしもおしゃれには映っていなかったと思うのです。

茶色の田舎っぽいイメージ:どうしても土や木の幹の色と同じ自然の色は和む印象なのです。

このたびは、少なくとも茶色の良さを感じていた10代の頃の感覚も大いに汲み取り、かっこよくまとめるには難易度がある茶色コーデのコツを探ってまいりたいと思います。

出番の少なさで古着市場に黒よりもはるかに美品で残る茶色がチャンス、ワードローブ内の存在感を高めるための集め方

独自のメソッドにはなるのですが、いくつか茶色コーデを上手くまとめるコツを実体験から見出しました。

古着市場の中では、実は茶色は黒よりも良い状態で、時には新品同様で見つかることが多いのです。

このことは、実際の着用となると茶色が難易度が高く敬遠されている証と見ることができます。

反対に良き掘り出し物との出会いをチャンスと捉え、古着とは信じられないほどの新鮮さを目指していきます。

茶色コーデのコツ①:比較的人の目線が少ないお部屋着に利用

2018年頃着用のお部屋着コーデ:すべて古着。共通の茶ベースのウズラ柄は、「ボルボネーゼ」様、高級品です。

お部屋着と言っても、ブランド服ですので、少しの外出にはそのまま出かけておりました。

茶色コーデのコツ②:ぼんやりとしたミックス柄を選ぶ

アイテムにミックス柄を引用する:左のセーターはぼんやりした茶系ミックス。右のスーツはモカ系のマルチ格子。

これらの柄が無地の茶色の場合よりもコーデがしやすくなります。

ミックスセーターやマルチチェックが可能性を広げてくれたのだと考えました。

茶色コーデのコツ③:小物のみに使う

スパイスのように茶色を平均的に散りばめ:お洋服をコントラストあるライトカラーで選び全体の立体感を演出。

こちらは、一番王道な茶色の使い方なのではないでしょうか。

そもそもお洋服には茶色を選ばない、小物で部分的に取り入れるという方法です。

茶色コーデのコツ④:茶ベースの柄物ワンピース1点物

オーダーメイド品の1点物:エレガントな薔薇柄のワッシャー加工のワンピース。ロング丈でクラシックです。

思い切って一繋ぎのワンピースとして選んでしまえば、この1アイテムを軸にその他の小物を考えていく順番で良いのです。

選んだワンピースの素材がラメ入りのエレガントな衣装生地であることも重要ポイント、こちらはポリエステル/100%。

あとがき

黒や紺と並んでシャープで強い色のはずなのに、中途半端に黒よりもマイルドで弱さもあるという点が茶色の難しさでしょうか。

茶色を紺や黒と一緒に組み合わせることはあまりされません、ここにもヒントがあると思います。

とは言え、世の中おしゃれな方がいらっしゃるもので、あえて黒と茶を上手く素敵に組み合わせていく道もあるのです。

お洋服は自由、このことも大切にしたいものであり、このたびのメソッドは考え方のほんの1つだと思っていただければと思います。

他人の目にも素敵に映るコーデは、第三者に受け入れられた瞬間であり、正解・不正で言えば正解ということでしょう。

「コーデに何が正解ということはない」と言ってしまうと伝わらないのです、「理論」はあると思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

雑貨分野の箱素材の中で最もソフトな素材感、美しきパンダンボックスに囲まれた優しい日々を送りたい【209】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまでたくさん集めてきたインテリア雑貨の「パンダンボックス」。

「パンダン」の正式名称は「パンダンリーフ」、熱帯地域に生息の水草の分類の植物です。

インドネシア含む東南アジアに育つパンダンの葉っぱを編み込んでインテリア品の入れ物が作られます。

葉っぱがインテリアになるなんて、何て味わい深いことなのでしょう。

編み込みの「イントレチャート」のような様相は大変高級感があります。

また、四角いのに決して鋭利なガサ付いた感触を感じない手触りからも安心感が感じられます。

1990年代の終わりごろに手芸ショップにたった1点置いてあったハート形の無染色(ベージュ色)を初めて目にした衝撃的な出会いが一番最初。

おそらくその頃がネット通販の本格化の時期に重なると思うのです。

2000年-2015年の間には、本当にたくさんのパンダンボックスを収集。

収集がいったん落ち着いた今後は、自らのアウトプットとして、インテリア配置の素敵さなどを収集家としてのアイデアをもってお伝えできればと思います。

角ばった箱なのに優しく柔らかい質感のギャップが魅力、パンダンボックスがインテリアに溶け込み心地を和らげる時

パンダンボックスが知れ渡り始めた頃の構造と、その後のコスパや効率性が考えられた構造のシフトチェンジにも気付きました↓。

輸入製品の事情が垣間見えた構造の改良:左上は箱そのままで輸送されていた初期型。右下は折り畳み式。

実際の使い心地としましては、左上の初期モデルの方が丈夫さを感じます。

少し頑丈さの劣った後のモデルは、輸入の輸送事情が大きいと見ています。

船の輸送では体積も影響しますので、箱そのままの空洞では無駄が多く、「マトリョーシカ」式に箱を重ねたとしてもサイズの融通がありません。

折りたたみ式になったことでハギ目も真ん中にできてしまったことは、苦肉の策だったのではないかと考察。

そう考えますと、おそらくパンダンボックスでは一番ビッグな左上(早くも廃版になっていったサイズでした)は貴重、今後も大切に使っていきたいと誓ったものです。

シューズボックスとして利用:サイズ展開の中に靴にぴったりなサイズがあります。下2段はショートブーツ用。
古新聞ストッカーとして利用:読み終えた新聞をきちんと畳んでこの箱に入れた姿はもはやインテリアそのもの。
ヨガマットの収納として利用:もとはトイレットペーパーストッカーとして売られていましたが、独自の使い方へ。

蓋は元々付いていましたので、ゴミ箱としての利用の場合にも適しているかもしれません。

ボビン入れとして利用:蓋のみを使う使い方も可能。ハートのカーブは丸いアイテムは無駄が無くて相性良し。
その他のパンダンボックス:随分バラエティー豊かになっていったと思います。茶色は日に焼けたり水で色落ち。

色落ちも、気にするものではありません。

イントレチャートの良き味わいとして、そういった色むらが起こるデメリットは受け入れています。

あとがき

これまでのインテリアでは、「木製」「布製」「紙製」など、いかにも天然の味わいがある素材がありました。

「パンダン」は決して身近だった素材ではありませんでしたが、インドネシアからの素敵な贈り物として、従来の天然素材に加わる癒しの素材の1つに加えることができるのではないでしょうか(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク