指のサイド部分にマーキス型の透かしが見える、付けた時のリングの素敵な横顔がイメージできるジュエリー探しのヒントに【516】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

リングを指に付け街を歩く姿。。

世間の人の目に映るのは実は正面だけじゃないのです。

いろんな動きのある人間の動作の中でリングが横から見えることもあるのです。

このたびは、そんなサイド部分に特徴のあるリングをご紹介したいと思います。

結果的には、正面に不足があり、当「本物志向のレンタルジュエリー」からは廃止しておりますが、ジュエリー選びの良きヒントになるのではないかと、横顔の重要さをお伝えするためにピックアップしたいと思います。

地金の有効な使い方が目的と思いきや実際の厚みはちゃんとある、サイドに透かしがスタイリッシュに入ったフラワーリング

正面のフラワーは割と普遍的なこのたびのリングですが、地金部分のサイドに工夫がありました。

フラワーリング:K18WG台。ダイヤモンドの花びら、ピンクサファイアのお花の中心というコンビ。

むしろ台の方に先に目が行くほどの地金のボリューム感。

くり抜くことで地金を減らして材料をミニマムにしているともとれそうですが、地金部分は結構な厚みなのです。

その昔、友人がこのデザインと同じようなリングを付けていたのを思い出します。

その時、私は友人の横からそのリングを見つめていたと思います。

指のサイド部分は結構視線が集まるところだということをこのリングが教えてくれます。

とはいえ、その後はこのフラワーのボリュームの不足により廃止を決めました。

ただ、せっかくなので一度組み合わせたセットを記録しておきます↓。

3点セット:単純にピンク系フラワーつながりで3点を組み合わせましたが、やはりリングのお花に特徴が不足。

リングのサイド部分も重視していく考え方の学びとしては良い機会をいただきました。

フラワーとマーキスという形の組み合わせも、もっと違うフラワー以外の鋭利なモチーフがもう少し分かりやすいリングになるかもしれません。

あとがき

このたびのリングからも感じたこと、ジュエリーは地金の存在も多分にあるということです。

ジュエリーに対してはいろんな価値観があるとは思いますが、やはり分かりやすく、地金が十分で装飾も華やかな物に一定の価値があると映ります。

とてもわがままではありますが、お洋服にもうまくなじみながら、ジュエリー自体も芸術的なうっとり眺める時間があるというところに2倍の価値があるかと。

付けている時間よりも、付けていない時間の方が長いからです。

だからこそ、芸術的な素敵さも存分にあってほしいと思うのです。

そうして、そのジュエリーボックスも素敵なお部屋としてこだわりりたいところです。

ゆったりとジュエリーが羽を休められるような、素敵な大きめの木製ボックスながお勧めです(^-^)。

グリーンやピンクの他に蛍光色の黄色の存在がある、カナリートルマリン【513】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

サファイアには、色の展開がいろいろありますことをこれまでもご紹介してまいりました。

別のストーンであるトルマリンも色の展開が結構豊富な石なのです。

トルマリンのイメージは、グリーン、ピンク、黒など。

今回ご紹介しますのは、いずれでもないやや希少な黄色いトルマリンです。

グリーンにも近い、蛍光色のような「カナリートルマリン」です。

カナリートルマリンのみの使用されたリングが更にレア

カナリートルマリンリング:一瞬ペリドットと間違いそうな色ですが、もっと黄色みです。

「カナリートルマリン」は、言い換えれば、「イエロートルマリン」とも呼びます。

カナリアという鳥の黄色っぽさからの由来でそう呼ばれます。

これ1色のみを使ったリングは珍しいです。

ただ、これをどう合わせていくのかというのが難しいこと、面積がなかなか確保できないことから一瞬のお付き合いでした。

大粒はよほどでないと入手困難なのだと思います。

写真では、怪しいまでの蛍光色に映ってしまいますが、実際は。蛍光色といっても、もっと落ち着いたものになります。

あえて、この天然石のみだけを使ってこのリングを作られたこと、台を相性の良いK18YGの方にチョイスされたところに共感します。

カナリートルマリンがよりエキゾチックに引き立つのは台のカラーによるところも大きいかと。

あとがき

この度のカナリートルマリンに近いカラーのストーンを挙げてみます。

①クォーツ(黄緑色)、②ペリドット(黄緑色)、③ガーネット(原色グリーン)、④グリーントルマリン(ダークグリーン)、⑤グリーンダイオプサイト(ダークグリーン)、⑥シトリン(山吹色)、とこんな辺りです。

今まで実際に手にしたストーンばかりを挙げました。

多少黄色に寄ったり、グリーンに寄ったりですが、むしろこのたびのカナリートルマリンは難易度が高い色です。

お洋服で蛍光色気味のグリーンに何を合わせるかに悩むのと似ています。

それでも大ぶりなリングだったら何としてでも念を燃やしながら組み合わせを考えたかもしれません。

そこに至るにはデザインがやや普遍的だと感じました。

色が特殊だからデザインでバランスを取られているとも見えますが。。

とにかくせっかくのレアストーンをうまく解釈できなかったところにまだ未熟さがあるのかもしれません。

特に「大粒」「ビッグ」「ダイナミック」がキーワードのラインナップですのでそういった特徴が際立っていた方がレアなカラーであっても何でも易しいのです。

ボールチェーンがダントツ一番なのではないかと思えてくる美しいプラチナ製のパイプネックレス、有難く拝受したその後の組み合わせ【590】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

貴金属の地金のネックレスがぺたんこではなく筒形になることは技術や工夫が必要のようです。

先にも後にも目にすることはなかった特徴あるボールチェーンのパイプメッシュネックレスをこの度ご紹介したいと思います。

メッシュで空洞になるなんて、貴金属の重みで難しいことなのですが、内側に工夫がされてちゃんとパイプになっているのです。

では、その他のジュエリーとの組み合わせも考えましたので、一緒にご紹介してまいりたいと思います。

内側にコンスタントに設置の「フープパーツ」がそのパイプのフォルムを支えている

〇ネックレス: PT850製のパイプメッシュのネックレス。47cm。

表からも透けて、ところどころに設置のフープの姿が分かると思います。

これがこの筒形フォルムを支えています。

このフープパーツ無しでは、だらんと形がくずれていたことでしょう。

素晴らしい工夫だと思います。

メッシュにもなっているので涼し気で軽い印象です。

ただプラチナは結構重さがありますのでずっしりとしたものです。

メッシュとのバランスが考えられているのです。

ボールチェーンはつながっている部分が非常に狭い面積なので切れやすいとの情報を業者様から教わったことがあります。

よって、ボールチェーン1列使いよりも、こうした多重になったデザイン性がある編み込みタイプだと少し安心です。

とはいえ、繊細なものであることは変わりなし。

エレガントに装うのに加え、エレガントにお取り扱いをしたいものです。

前案:こんな風に最初組み合わせの案を考えました。アメジストのパープルが銀色によく馴染みます。
〇ブレスレット: K18WG製のボールチェーンねじり構造のブレス。
前案のブレスは確かにボールチェーンで関連付いていましたがボリューム不足からこちらのPT850へ変更。
〇リング: K18WG台にアメジストのデイジーの大花。サイズは13号。

このネックレス、実はジュエリー同士の組み合わせにおいては結構難しめです。

合わせるポイントはやはりぼつぼつしたボールチェーンの素材感だと思います。

実はリングのお花の真ん中のぼつぼつがボールチェーンに関連付く装飾なのだと見て最初からこれらを組み合わせて準備したのがきっかけです。

大花もなかなか癖があり行き場が無いのです。

互いに望ましく合わせられて良かったということになります。

あとがき

このネックレスをきっかけに、プラチナ製のジュエリーの素敵さに開眼。

これまでは、長い間イエローゴールドこそが華やかで素敵だと思い込んでいた個人の収集時代がありましたが、「本物志向のレンタルジュエリー」で事業者として集めていくうちにどんどん違った嗜好になった不思議。

今は、見つけやすいイエローゴールドの地金よりも少しニッチな存在のプラチナに目を向けています。

銀色は上品でさりげなくてとても素敵だと思えます(^-^)。