雨の日の憂鬱さをおしゃれ感で吹き飛ばすリュックへ、生地の裏面を利用のモカグレーストライプリボンが応援【86】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ある括りでグループを作ってハンドメイドバッグを連続製作する企画を続行中でありまして、現在は<雨の日シリーズ>です。

【84】ではリュックとしては王道の素材「ナイロンオックスはっ水加工」の黒無地・黒白水玉・ハイパロン加工黒無地との3種のコンビでファスナーリュックを製作。

このたびも素材が変わりますが同じファスナーリュックです。

せっかく【84】で「切替え」をしたおしゃれ度からのヒントを得ましたので、このたびはリボンアップリケを盛り込みたいと思いました。

リボンアップリケのストライプ柄は、表地の無地ライクの裏面である点が生地の有効活用となります。

別生地を調達する必要無し、隙間に生まれた残布を利用できるのです。

こうしたコーティング素材であっても、ジャガードのように裏面が利用できる素晴らしい可能性をこの機会にお伝えできればと思います。

<雨の日シリーズ④>布ライクな撥水加工の素材、裏面使用のストライプリボンアップリケ付きのファスナーリュック

表地(モカグレー):ストライプコーティング、綿/100%、日本製。裏地(焦げ茶):ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。
糸選び:表地と裏地それぞれ糸の色を選んでいます。上糸と下糸が別の色という場面が出てくることになります。
ファスナーポケットの完成:ここでは作り方は割愛させていただきますが、今後このポケットは多く引用予定。

何といってもファスナーはセキュリティー性が高い機能です。

ただ、実際の使用では開閉のストレスが伴うことがあり、どうしても安全性が必要ではない場所に設置する場合はファスナーは無しが良いという考え方を持つように。。

ファスナー上部の屋根の部分の縫い合わせ:ファスナーの表面とマチ布の裏面を重ねて作る点が特殊です。

右上のように端から4cmのところにファスナの裏面の右端が来るよう印付け。

出来上がりの屋根のひさしの分量感の元となるのです。

ファスナーを取り付けたマチ布の完成:2列の縫い線がスタイリッシュに表面に出ました。
リボンアップリケ:型紙は、ノット部分が正方形でリボン部分が台形-上辺5cm・底辺10cm・高さ7.5cm。
ファスナーリュック完成(リボンアップリケ付き):<サイズ>縦36cmx横29cmxマチ12cm。
ショルダー(焦げ茶):「ニフコ社」製のプラスチックパーツと共に「トーキョービニール」様にて<m(__)m>。
リュックのてっぺんの複数個所:左上から時計回りに、正面から見たファスナー部分→上から見たてっぺん→内部。

下のようにリュックを開けた時にファスナー裏が丸見えであり、だからこそ美しい2列のステッチを馴染むように縫い付けることを意識したのです。

お洋服とのコーデ例:ジャケットのバイヤスストライプとリボンのストライプがちょっとしたリンク部分。

なかなか写真でも解説しづらいのですが、実は、寸法の矛盾が起きています。

ファスナーの前に明らかに飛び出す部分があるマチ布がサイドの下部で、幅の違う底布となんとなく重なっている点が曖昧。

それぞれの寸法の違いがちゃんと重なる策がまだ徹底出来ていないのです。

「ハイブランドリュック」様では、斜めのラインになって、マチ幅が変化しながらぴったりくっついていくように作られているのではないかとお見受けしました。

同じ課題を、そのような形で解決されて徹底されたのだと思います。

ピクチャレスクは、この研究に費やすパワーが足りておりませんでして、このデザインが現在の流行だからなおさら。

やはり、いずれ飽きられる流行入りのデザインは苦手なのだと実感しました。

あとがき

さて、もともと4点で終わる予定でしたが、もう1点この後同じファスナーリュックのモデルで更にもう1点を製作してこのシリーズを終えることに決定。

これまでの4点は生地がもともと撥水加工済みのものばかりでしたが、5点目は通常の生地に撥水剤を別で調達し、自主施工していく場面を伴います。

この5点目の大切さは、生地に条件を付けることなく、好みの生地なら無限に撥水施工を実現できる可能性の部分を検証する点。

是非、この動向を見守っていただき、【89】のブログ記事で5点目の完成をお伝えしたいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

水玉と黒をスタイリッシュに切替えたナイロンリュック、雨がファスナーの入り口を避けて下へ滴り落ちる屋根を持つ【84】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ製作を数点連続し、ある分類で括る「〇〇シリーズ」を続行中。

現在は、<雨の日シリーズ>というものを行っています。

雨の日専用の素材に特化、作りに関しても雨対策を意識したものに工夫する研究をしながら、連続してリュックを製作しています。

1-2点目はどちらかというとクラシックな巾着開閉型の入り口フラップ付き、3-4点目は、ファスナー開閉の現在ではプチ流行のファスナーが屋根で覆われたタイプで行きます。

このたびは3点目、ここから2種目のファスナーデザインのフリュック製作へ移ります。

黒のナイロンオックスはっ水加工生地の無地と水玉を切り替えながら、ハイパロン加工という裏に白いゴムのような防水的水よけ加工がされた生地をミックス。

<雨の日シリーズ③>雨の日でもおしゃれ度は追求したい、ナイロン黒の水玉と無地を切り替えたリュック

ナイロン/100%素材のリュックは、至る所に見つかるほどの定番アイテム。

そのような環境の中で、あえて王道のナイロン黒を選択。

しかし、ここからが差別化、もとも残布同士を不足の補填に集めまして、ナイロンオックスという細かい生地の分野に特化しました。

更に、雨が入り込みやすいとされる底角を含む下側パーツには、より強力な撥水加工の別生地と全3種の生地を使用していきました↓。

左:表地の黒白水玉柄。ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。中:表地の切り替え用黒無地。ナイロンオックスハイパロン加工、ナイロン/100%、日本製。右:裏地の黒無地。ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。
生地のアップ:組織が分かるようにとズームで見てみます。真ん中のハイパロン加工は、下側の白い裏面が特徴。
切替え案:生地不足の補填にと表側をあえて水玉と無地の切り替えデザインでかえって攻めたものに。
ファスナーの縫い付け:「中表」に作った長いマチ布パーツにファスナーの表とマチ布の裏をくっつけ2列縫い。

ポイントは、写真の手前の部分でファスナーが内側にひかえて縫われていること。

この「ひかえ」がファスナーの上の屋根を作るのです。

先程と逆サイドのファスナー単独と本体パーツの表面(正面のネーム付き)と縫い合わせしている場面です。
本体の表面と後ろ面それぞれ「外表」でマチ布と縫い合わせ。
Dカンタブは、本体パーツの表地と裏地「中表」で縫い合わせるというかなり初期段階で挟み込んでいる必要あり。

ショルダーベルトは一番最後で良いです。

比翼をめくった時のすっきり感:ファスナーに二列にステッチしたことが、このすっきり感を作ります。
ファスナーリュックの完成(ナイロン製):<サイズ>縦36cmx横29cmxマチ12cm。

実は、底布に水玉を配置していたのでした(^_^;)。

お洋服とのコーデ例:黒の無地ライクな水玉ジャガードロングワンピースに合わせてみました。

あとがき

少し腑に落ちていない箇所としましては、ファスナーの始めと終わりの周辺の縫い付け箇所があいまいなこと。

途中で切り替えることの難しさがありました。

理由は、ファスナーの位置がこの切替えを作らざるを得なかったからです。

もし、真ん中にファスナーが付いていたら、一繋ぎでそこまで繋がるイメージができていました。

ただ、もっと深く考えれば、途中でファスナーが終わる時のその縫い代始末を工夫することで一繋ぎが可能になるのかもしれません。

とにかく、このデザインは、2019年当時の巷でのプチ流行のデザインでした。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.11.10からおよそ5年半後の2025.03.25にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

その後のハンドメイドバッグ製作のスタイルとしては流行を決して追わないものになりました。

今後も末永く続けていくためには、流行やブームに翻弄されることはしないと決めたのです。

いずれこのファスナーの上に屋根が突き出した流行デザインも、懐かしくなる時が来るのかもしれません。

その時に、いささか「時代遅れ」を感じさせてしまうかもしれないのです。

末永く着ることができる流行を色濃く出さない「ハイブランドヴィンテージ服」のいつまでの変わらない姿を見ると、そこにヒントがありような気がします。

流行のさなかでも少しは引用するものの、根本的には変わらないスタイルを持続できること、これが長い長い永久を可能にしていくような気がしています(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク