まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。
ジュエリーに携わる事業者本人が持つジュエリーボックスは、意外にもヴィンテージ物の木製ミニチェストを利用させていただいたもの。
ジュエリーボックスもある意味インテリアの一部。
ヴィンテージ木製家具に関する好事家とでも。。込み入った作りが無いシンプルさとまるで家具が小さくなったようなその姿が大変好みなのです。
元はお薬入れのように使われてきた匂いがしていましたので、脱臭も必要、そしてよく使われていたのでしょう、キズも多数ありこれらを補色で塗りつぶしていきます。
生き生きとした引き出しをまたいだ琵琶の木の実と葉が素敵、落ち着いたカーキ色が魅力のミニチェストのキズの補修の華麗なる成果
当初はこの写真の通り、かなりキズが見られました。
このキズを細かい部分にも及びながら綺麗に補修し、使用感を失くしていきたいと思います。
そこで、塗装の液を選んだのですが、これが結構イメージが難しく、リスク少なめにと、「東急ハンズ」様の店員様との話し合いの結果、100均の「セリア」様で塗装液(ニスも兼ねているツヤ無しの色付き)・ハケの2アイテムのみを購入しました。
ただ、元のお品の趣は活かしたいので、琵琶の実のオレンジや葉っぱのオレンジが部分的に色づいた瞬間を表現したような部分はその色のまま残したのです。
細かなキズが多いせいで、今までは柄がぼやけていたと思います。
キズを隠す補色塗装1本のみでここまで柄がクリアに蘇り、高級感も加わるという効果があることには非常に驚きました↓。
あとがき
たった1本のみの補色液がここまでの仕上げをしてくれるなんて、素晴らしいことです。
底の面だけは、キズも付いておらず見えない部分なので、デフォルトのカーキグリーンの塗装の姿をそのまま記録として残しておきました。
この「残し」は、他でもない最初の製作者様への「敬意」です(^-^)。