まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
余計な数を持たない。。シンプルなアイテムを選んで最低限に。。近年のミニマム志向は「捨てる」ということが人生までも変えてくれるという新しい考え方をもたらしたもの。
しかし、アパレル業界に事務方ながらも長く携わってきた者としては、そんな傾向に一言添えたい時が。。「本当に心からそのシンプルさに満たされていますか?」と。
このたびは、ミニマムスタイルを貫きながらも、ちゃんとバラエティー豊かだと映る・自分でも感じるバッグ3点の選択をご提案します。
たくさんのバッグをこれまで持ってきた中での実体験からの閃きと、世の中の数多くのおしゃれな方々のコーデにヒントをいただきました。
高級バッグを色違いで複数持たずして可能、手持ち服をすべてカバーできる「無地」「マルチ」「ジャガード」の3点のバッグの豊かさ
すべて古物のバッグですが、新品購入・型落ち新古品の購入・綺麗な状態の購入など購入の時点でもまっさらな綺麗さを厳選。

まずは、誰もが持ちたい万能なバッグと言えば。。の基本の黒のレザーは1つに含みます。

ここから、もう黒無地とは大きく離れていきました。
これまでの実体験のバッグ使用からは、マルチカラーこそ万能である点を見つけています。
そして、「小紋柄/ダマスク柄」の抽象性が、柄同士の組み合わせやすさに繋がる特徴も捉えました。

ジャガードの良さは、華やかでありながら淑やかでもある点。
一番最初の黒無地ではシンプル過ぎて味気が無い場合は、このロゴジャガードがフォローしてくれる時があるのです。
以上の3点、それぞれ1点ずつのブランドに翻弄され過ぎずに冷静にミニマムながらも豊富さを目指していきました。
王道の黒が3分の2を占めれば十分です。
では、万能であればすべてが平均的に合うのでしょうか。。実は共通に同じバッグを添えると必ず優劣が生まれることも実体験から得たノウハウです。
続きまして、お洋服のカラーの違いで選ぶ3点のバッグの中のどれが一番合うのかのジャッジを、私見も入りますがクリップに示してみました。
お洋服は全部で6カラーを図解でご用意、①黒②ネイビー③ボルドー④グリーン⑤黒水玉⑥白水玉です。


黒無地はシンプル過ぎて味気なく、マルチではコントラストが強すぎると感じました。

黒と紺はあまりしない組み合わせ、近い色ながら同時に付けると紺の存在によって黒のパンチが削がれますので黒同士に比べるとどうしてもシャープさが和らいでしまいます。

ただ、ボルドーに黒無地も良きコントラストであり、検討の余地はあります。



そもそも、ご提案した6点のワンピースが「ヤラセ」みたいにカラーを片寄せているのでは。。ということに対しては、分かり易く示すためだとご了解いただければと思います。
ワンピースの色が、木の幹のようなカーキブラウンであってもマルチは合ってきます。
また、ピンクなどの明るいカラーの服であっても、真ん中の3カラーの濃淡に通じるトーンであれば可能性があります。
あとがき

このたびの3つのキーワード、「無地」「マルチ」「ジャガード」は様々なバラエティーの展開に引用できそうです。
数はミニマムでも、コーデは豊富に展開できるというポテンシャル、このたびお伝えできたならば大変光栄でございます(^-^)。
