上下1セットのみを選りすぐってワードローブに配置する者もうなる、候補が複数になった着回しコーデに長けたブランドデニムパンツ【799】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、「デニムワードローブ」をテーマに記事を綴りたいと思います。

この後、ご紹介させていただきますワードローブは少し特徴があり、すべてのお洋服の上下をそれ1セットだけと決めた1パターンコーデでそろえています。

はっきり理由は分かりませんが、「気持ち」に素直に従った結果であり、「着回し」をあまりしないのです。

その記録をブランド名や色などの特徴と共に「ワードローブノート」なるものに記録しています↓。

エクセルシートを「ワードローブノート」に使用例:季節を「冬」「春・秋」「夏」の3シーズンに区分け。

余計な数を制御するために大まかな3シーズンごとの合計数をだいたい同じにしています。

それでも、どうしてもここまでの数集まってしまった結果が現在の分量なのですが、かなり選りすぐっておりますので1点1点に思い入れがあり、ここ数年激しく変化したことがありません。

このたびは、このノートの中の、「夏」に注目してみます。

2-4までが「x2」とか「x3」となっていますが、これは、ボトムのデニムパンツに対してのトップスの数です。

つまりこの部分だけが、珍しい「着回し」の部分です。

デニムがそれぞれ1点ずつに対して、合わせる相手が2-3点あるという意味です。

その他はすべて1セットずつなのに、デニムパンツというアイテムだけこうなった謎の解明みたいなものです。

どれとも似ていない3点だけのデニムで展開する1週間デニムコーデ

左から、ブラック・インディゴ・ライトブルーが3点の内訳です。

現在は、ブランドデニムパンツがとてもエレガントだと注目しておりまして、左から、「アルマーニコレツィオーニ」「フェンディジーンズ」「アルマーニジーンズ」です。

では、1週間過ごせる着回しコーデを含む展開を、デニムを軸に3展開ご紹介してまいります。

ブラックデニム:こうして見てみるとデニムがいかにグレー寄りかが分かります。

半袖・タンクいずれも「エンポリオアルマーニ」。

素材自体に凹凸感が演出されています。

見にくいのですが、左の半袖は、ギザギザ柄のジャガードです↓。

真っ黒でも、ジャガードが立体感を演出してくれる素敵な素材。

あくまで独自の考え方ですが、黒コーデ好きなのであえて「黒on黒」がほとんどの組み合わせであり、その嗜好を象徴。

こんな感じで、縦に「黒+グレー+黒」とリズムよくカラーを配置できます。

ネックラインの上も考慮に入れると、ネックレス・サングラス・髪の毛・帽子も可能性のある小物となり、縦にリズムが増えると思います。

決まりがあるわけではないと思いますので、実際にやってみてかっこよく映れば正解だという引出しの1つです。

ミドルブルーデニム:中間的なカラーが結構難しめ。そんな時にマルチカラーの万能な特性の力を借ります。

五分袖とフレンチノースリーブの2点がトップスです。

マルチカラーは、「INTERLINEAIRE」という日本人のデザイナー様のブランド。

数が少なく希少です。

白のレースフクレ加工は、「ランセル」製です。

もし、このデニムが「ノンウォッシュ」の濃紺だったとしても、同じような考え方で行けると思います。

ネイビーには、「原色カラー」とか「真っ白」などのやや尖ったカラーが相性が良いと思います。

この真逆を行くようなあいまいで優しいテイストが次です↓。

ライトブルーデニム:ここだけ3点のトップスを配置。どれも柄です。水玉のベストのインナーには真っ白を。

左の七分袖のサマーセーターは、「里麻」というブランドのもの。

カラーがすごく優しくて強い主張がない良さを馴染むようにデニムと合わせます。

ベストは、「Zele de Zeal」というブランドのもの。

とてもかわいい水玉なのですが、すみれ色のようにも映る曖昧さが非常に難しく、デニムともピッタリではないです。

よって、パンプスをこのベストのカラーに寄せるなどのもう一工夫で全体をまとめていくことにしています。

一番右は、「Home Cloth」というブランドのもの、おそらくオーダーメイド品です。

シャツやブラウスのような素材で軽いですが、柄は重厚感があります。

このマルチカラーの曖昧さがライトブルーデニムに相性が良いと選択しました。

以上すべての7点のトップスが3点のボトムのデニムと交わりながら1週間を過ごしていけるコーデのご紹介でした。

着回し用の複数同士は類似品が良いのか、全くの別物が良いのかの選択について

着回しをした相手のトップスのそれぞれが、類似品/別物いずれにしてもそれぞれの差別化が可能なのです。

最初のブラックデニムの場合は、同じ黒であり、同じブランドでしたので類似品とも言えますが、半袖とタンクトップなので別物とも言えます。

同じ見方をしてくと、ミドルブルーデニムも別ブランドであり、マルチカラーとノースリ―ブの違いがありますが、テイストはエレガントで共通。

最後のライトブルーデニムは、どれも柄であり、マルチカラーが複数という共通事項が多いですがアイテムはセーター、ベスト、プルオーバーと別々です。

結局は、共通事項も入れ、違いも入れるという「ミックス型」で自然と選んでいたことが後から見るとうかがえました。

できるだけ、少ない数で豊富に映る工夫が出来れば「リッチなワードローブ」の印象ができ、素敵ですので、「乏しい」印象よりも「豊富」という印象になるように工夫すると良いのです。

あとがき

このたび、随分エレガントなデニムコーデができたのも、「アルマーニ」様と「フェンディ」様の普遍的なデザインのおかげです。

登場のすべてのお洋服は実は「古着」だったのでした。

ここ近年では、いかにもカジュアルなデニムのはき方が大きな流れとしては下火になっています。

どちらかというとエレガントなデニムの取り入れ方が広まり、あまり流行を意識しないデニム+パンプスの嗜好もその中に小さく存在。

この世の中に流行など無い方が、もっと自分らしい着方ができるのではないかと思うこともあるのですが、流行があるからこそ、助かることもあるのだと思います。

流行の無い中で独自の主張をしていくことがいかにたやすいことではないかということが反対に分かると思います。

よく推奨されているのが、「流行を少しだけ取り入れる」といった着方。

そもそも、この度軸としましたブランドデニムパンツの作りはもともとエレガントな作りであり、しっとりと上品な1つ1つのパーツのデザインになっているようなのです。

それでも、「デニムライク」という模造品ではなく、元祖の12-14oz程度あるしっかりした本来のジーンズらしさがすべての3点のジーンズに共通するところです。

「ジーンズ」でありながら、かつてのカジュアルなイメージを越えた「スラックス」みたいな見せ方は、合わせるトップスやその他の小物の工夫にあると思います。

デニムのワードローブが素敵に配置されますよう、応援したいと思います(^-^)。

エレガントなデニムパンツとして装う、ハイブランド古着ジーンズを引用した夏のさわやかデニムコーデ3セット【1394】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

大きなデニムの流行としましては、長い間カジュアルコーデの象徴的な存在であったデニムのはき方が、オーバーサイズの流行も相まって、ワイドになったり、スラックス風なモデルになったりしてエレガントなテイストを提案してきているようです。

いったいどなたがもともと提案してきているのでしょうか。

それは、ファッションの先端を行く少数のおしゃれアイコン様達であったり、ハイブランド様の数々の「確かな勘」が束になった1つのものだったりするのではないでしょうか。

そんな情報を見てか、その波にぷかぷか浮かんでいるのか、確かにカジュアル色のある「リーバイス501」を現在では1本も持ち合わせておりません。

その代わり、古着ライフの中で特にお世話になっている「アルマーニ」様のデニムなど、「ハイブランドデニム」に注目するようになりました。

このたびは、3セットのいずれにもイタリアのハイブランドデニムが入るコーデをご紹介、これからの暖かい/暑い季節に向けたご提案としてこの記事を綴りたいと思います。

ベルトやパンプスやバッグも登場する全体的なコーデとなりますので、「ストリートファッション」として目に映る装いとして眺めてくださいませ。

どちらかというと落ちたブルージーンズがおしゃれ度が高いと感じる、イタリアブランドデニムを交えた3セットの全体コーデのご紹介

登場するジーンズはどれもミドル以下:アップに寄った写真のデニムはどうしても薄く映ります。

実際は②はもっと濃いですし、①③はもう少し色があります。

①③の違いはなかなか感じられにくいですが、①がブルー寄りで③はグレーイッシュという微妙な違いが実際はあります。

①ブルー(水色):時々グレーも入れ込みながら水玉の爽やかさをバッグの白で強調。「アルマーニジーンズ」。
②インディゴ(ミドル):難しめのミドル落ちをビビッドカラーでまとめます。「フェンデイ」。
③ブルー(グレーイッシュ):バッグは黒、パンプスはグレーに黒の柄。「エンポリオアルマーニ」。

このたびは、出会っているジーンズの一部を引用しましたが、ブラックジーンズやノンウォッシュのネイビーもカラーの差別化となります。

あとがき

この度の3選では、靴がどれもパンプスでした。

エレガントにデニムをはく分かりやすいポイントとして、「パンプス」はキーワードです。

その他のバッグなども影響していろんな小物による表現の結果として「瀟洒:しょうしゃ」であると感じるのだと思います。

「粋:いき」「瀟洒:しょうしゃ」「エレガント」が互いに交わり合うはっきりとしない定義の部分はあるにしても、こうしたテイストは、これまでの「カジュアル」にイコールのようなデニムのイメージを大きく変えるテイストであることは間違いないと思います。

もし、今までの自分に変化をもたらしたいと思う際には、一度、自分の人生をも写す鏡のような存在のお洋服の見直しと共に、デニムのテイストもこのたびご紹介のように変えてみてはいかがでしょうか。

もしかして、お洋服から人生が変わっていくこともあるかもしれません。

ちなみに、これまでで一番変化を大きく感じているこの2024年3月末にワードローブのラインナップを随分大きく見直しました。

それほどまでに、お洋服と人生との関係があると実感。

かつては、1点ずつのお洋服に思い入れなど感じなかったのですが、現在は1点ずつのアイテムを真剣に選び、今後も大切にしていきたいような「愛着」のようなものを持つように。。

古着集めの集大成のようなものになった気がしております。

今後できることは、コーデのいろんな姿を存分にお伝えしていくことであると思っています。

また今後もブログ記事にも綴ってまいりたいと思います(^-^)。