名もなき特殊デザインのチェーンも含む、華やかで存在感があるペンダントチェーンのペンダントトップとの相性の良い組み合わせ方【1042】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」の方針としましては、ペンダントチェーン自体にも存在感を入れ込み、全体的にバランスの良いボリューム感を作っていこうという考えの組み合わせです。

このたびは、特殊なチェーンをご紹介しながら、その使われ方によって、より一層チェーンのみよりも、ペンダントトップのみよりも互いに素敵さが高まるような「相性」に注目していきたいと思います。

では、チェーンの構造や目に映る形をじっくりと把握するところから始めていきたいと思います。

特殊な構造の名もなきチェーンこそ味わい深い、3種の互いに別物のチェーンがどんなペンダントトップと相性が良いのかの実践

まずは、こちら↓。

ペーパークリップ:ビッグあずきなどと呼んでいましたが、ここ近年「クリップ」の呼び名が通っています。

以前は、珍しいデザインであると特殊に感じていましたが、ここ近年は商品が増えていると感じますし、人気が高まっていると感じます。

その理由はチェーンのみでデザイン性が十分にあるから装い方の可能性が増え大変喜べるデザインだと受け入れられているのでしょう。

ところが、これをどうしてもペンダントトップと合わせたいので大変悩みましたところ最終的には、手放してしまいました(なんたること)。

それほどに一癖あり、この楕円の透かしの形に柄があるのです。

皮肉なもので、デザイン性もあり個性的な優れたチェーンがペンダントトップとの相性が決まらず廃止とは。。

ただ、手放した今になっても振り返りながらご提案できるとすれば、こんなトップとの相性が見込めます↓。

トップのフォルムそのものの楕円とチェーンの1コマの楕円が完全リンク。相性が良く目に映ると思います。

彫りが緻密なペンダントトップですが、かえってつるりとしたチェーンでそのバランスを取ってくれると思うのです。

次にご紹介しますチェーンは名前が分かりませんが、よく煌めいて非常に美しくボリュームもあるところが素敵です↓。

名前不明:呼び名が分かりませんが、あずきチェーンのようなベネチアンチェーンのような感じ。

よく煌めくのは水平ではなく、バイヤスに捻じりながら繋げられ、パーツの1枚板も彫ったようなへこみがある感じです。

もともとこのトップにはこのチェーンが付いていたコンビ。プレーンなトップとは対極なでこぼこ感が相性良し。

「相性」はぴったりと合うこともあれば、どちらかの不足をどちらかが補うようなバランスがとられることも相性であるという深みは是非お伝えしたい点です。

では、最後のデザインです↓。

名前不明:K18YGとK18WGのコンビ。パズルみたいに合体したパーツのチェーンでやや幅広です。

やや柔軟性が無い面もありますが、何より素敵です。

金銀コンビチェーンはこれをきっかけに目を向けるようになったほど影響を受けました。

濃すぎるK18YGをマイルドに緩和するような働きも「相性」の1つではないでしょうか↓。

大ぶりなサイズのオールK18YGでできたリボンにシルバーカラーが一部入ることで優しい雰囲気に♪。

幅は3mm程あるのですが、それほどボリュームが絶大ではないこのチェーンは、レアなこうしたパズルみたいなデザインが特殊で貴重だったのでした。

あとがき

チェーンは、「ペンダント」というアイテムの半分を占めていると思っています。

バランスの良くないペンダントを見ることがよくありますが、チェーンが取って付けたように華奢で思わず不安になります。

ジュエリーをもっと愛で、バランスの良い安定感を考えてあげるべきです。

そのことが気になっている者にできることはこんなこと→、バランスが取れた素敵さと、本来チェーンこそがペンダントを支えている、まるで宮殿の柱のような存在であるということです(^-^)。

ハイブランドバッグの高級感を高めるオリジナル金属パーツに注目、良質な金属パーツの自社ホームページのお店の発見【187】

アイキャッチ画像187

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ活動の中で、アイデアや技術が未熟な時期にハイブランドバッグを拝見させていただきました。

なぜハイブランドバッグに注目するのかと言いますと、ある意味「哲学的」であるからです。

そのラインにした理由、そのパーツを付けた理由など様々な理由が多くを語らないクールな表情の奥に秘蔵されているようなのです。

伝統的なハイブランド様はあれこれ苦労話やエピソードを語ることが素敵な事ではないと考えているように感じます。

ただ、時代の流れと共に、アウトプットすることこそユーザーへの理解やコミュニケーションに繋がる現在では、製造背景や現場を時々ご紹介していただくことも出てきたよう。

しかし、包み隠さずとまでは行かないのも伝統のスタイルを保持していくことこそ威厳でありプライドなのかもしれません。

ハイブランドバッグの金属パーツ:どれも唯一という程の芸術的なフォルム、バッグのレベルを一層押し上げます。

このたびは、ハイブランドバッグに見られる金属パーツの良質さがずば抜けているという点に注目しました。

1点物志向を貫く当ハンドメイドバッグ製作スタイルでは、この細部にわたる良質さの追求は大いに参考になることだったのです。

製造業者様の自社ホームページ内で見つかるバッグの留め具パーツ、1点物の良きレベルアップにお助けいただいた

チェーンの長さの調整:重めのヤットコをダブル使いでチェーンを開閉。「MK PLUS:エムケイプラス」様にて。

このお店は自社ホームページです。

写真で見ただけでも、丁寧で良質なツヤが感じられ、実際に厚みもあります。

ハイブランドバッグの金属パーツを触った時と似た感触を得ました。

更にデザインも他の普遍さからは頭一つ抜けたものを感じました。

その他、「Parts Labo:パーツラボ」様も同じく自社ホームページ。

ここはDカンなどの幅のラインナップが広く、28mmという微妙な幅もお世話になっています。

25mmでもなく30mmでもない中間の存在は有難いのです。

もし、総合的なサイトのみで探していた場合、こうした金属パーツに特化したお店のようなアイテムは見つけにくく、無難な横並びで同じ目新しくはありません。

まずはしっかりと自らの軸を持ち、「こうしたパーツを探したい」という能動的な探し方(画像からよく入っていくことがあります)が自社製造の素晴らしい附属屋様に出会えることがあります。

【150】の投稿で完成していた一番左のキューブ型ハンドバッグにチェーンショルダーを加えたのがこの度の作業。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.08.19からおよそ5年後の2025.07.08にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2025年では、金属パーツ自体をバッグに使用することを極力最小限にしています。

定番モデルの「切餅:エコバッグ」では、金属パーツの使用はゼロ、「餅巾着:ナップサック」では、Dカンのみです。

既製品パーツを極力使わないことは、すっきりとしたスタイルへの変化であり、特に打ち込み式のセットになったパーツは永続的ではないという見方から全面廃止。

もしかして、調節機能が必要な線コキや取り外しのためのナスカンは今後も必要になる場合があるかもしれませんが。。

Dカンに関しては、ショルダー付きのバッグである以上必ず求める唯一のパーツとなります。

反対に、ミニマムになればそれだけそのパーツの存在感は増すと考えます。

たった2個ナップサックに付けるだけでもDカンの幅を追求し、このたびご紹介のような良質なパーツ専門の製造業者様から購入したいのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク