スラックスのダブルの裾上げはプロにおまかせ、お直し屋様にお願いしてでもシングルをダブルにしたかったドレステイストの演出【1167】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

スラックスが好きでありまして、ワードローブに随分複数取り入れていることに気が付きました。

多くが「アルマーニ」様の古着です。

ラインが美しく、色がモノトーンカラーであることが永久的だと感じ価値を感じています。

上下の組み合わせを作っていきやすいこともよく感じています。

このたび、古着の「ジョルジオアルマーニ」製の素敵なスラックスが見つかり、丈が長いので裾上げをするということに。。

せっかく裾の部分が余ることもあり、ダブルにしたいと思いました。

ここ最近は、重要なパンツラインの場合は、リフォーム屋様にお願いすることがあります。

ドレスライクなパンツの装いの1アイテム「ダブル折りのスラックス」、折り曲げ部分を「く」の字に裁つデザインになっているからこそプロに外注した

パンツのシングルの裾上げに関しては、古着であることもありコスパを維持したいためなどの理由から自らお直しすることがほとんどです。

しかし、ダブルは特別、やり方をネットでググらせていただいたところ、「く」の字の裁断が必要な場合もあるとのこと。

パンツのラインによっては、ストレートではなくて斜め裁断で行わねば折り返しの時にぴたっとくっつかないパズルみたいなものです。

ここはお直し屋さんへお願いすることに。。

お直し前の画像が無いので申し訳ないですが、もとはシングルスラックスとして作られていたものです。

この裾上げで短くする時のついでのタイミングでダブルにしてもらったのです↓。

ダブルの裾上げ2.5cm巾/股下73cm仕上がり:メンズは4cmが定番とのこと。裾ラインがわずかにハの字。

大変美しいラインでして、股下73cmに仕上がっています、お直し屋様、ありがとうございました<m(__)m>。

ところで、デニムの裾上げとスラックスの裾上げの股下を2cm差を付けることがあります。

スラックスは、重みがすべて下に垂れ下がりますので、あまり長めだと地面に付いてしまい生地を傷めます。

よって75cmである股下の場合、▲2cmの73cmと短めに仕上げてもらいました。

これが正解、下に裾が付いてしまうのではないかとヒヤヒヤしながらストレスある状況を解消できます。

ストレスフリーで気持ちよくお出かけできそうなパンツになるのです。

一方、デニムは、クッションを足首の前に作りたい場合などは、実際の股下と同じで良いかと思います。

そんな感じで、生地の性質の違いを裾上げの股下に反映させています。

<裾上げの仕上がり長さ例:股下75cmの者>

・スラックス(重力に素直に下へ降りる)・・・股下から▲2cm

・デニム(遊びがありクッションができる)・・・股下と同じ

上述のように、「メンズのダブル折りの幅の定番が4cmとのこと」という続きになりますが、実は3.5cmも定番の領域だと思うのです↓。

3.5cm程の左右と比べると2.5cmの今回は幅が華奢です。ゆったりとしたエレガントさは3.5cmの方です。
ワードローブ内のダブルスラックス:上から時計回りに、黒のウール・黒のポリ・グレーのウール混。

あとがき

ダブルはシングルに比べて大きく雰囲気が変わります。

立体感が出ると共に、よりドレスライクになりましたし、良い意味の「アク」のような物を感じます。

シングルは普遍的だとどうしても感じてしまいパンチに欠けることがあります。

同じ形を3点持つということにしても、素材を変えたり色を変えたりすることで、ワードローブが豊富になっていきます。

意外なことなのですが、全く別々のデザインを3点持つということと、同じ分野なのに少しの違いでの3点ということを比べますと、後者の方が豊かに感じることがあり、特化型への拘りに通じるところがあります(^-^)。

巾着袋の巾着ひものシングルとダブル、比較した使い心地はダブルに軍配、「機能」の100%の追求を考えればおのずと答えが出る【948】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

巾着袋には、シングルとダブルのひもがありますが、このたびブランド物の保存袋を利用するにあたりまして、シングルひものあまりの使い勝手の悪さにダブルに自主リフォームをしました記録を綴りたいと思います。

この体験から、巾着袋のシングルとダブルの使い勝手の違い、シングルならではの何かメリットがあるのだろうかということも考えてみました。

「アシンメトリーなシングルでこそ必要な場合」を慎重に検討したいと思います。

巾着ひものシングルをダブルにお直しをしたくなった理由とダブルにした使い心地を言葉で綴ります

ブランド様の「著作権侵害」に配慮、実際のお写真は控えさせていただきますので、イラストでよろしくお願いします<m(__)m>。

左のイラストはシングルのひもの巾着袋、右はダブルひも。

素材などはとても良く、カッコイイのですが、機能がまるでだめで、生地が滑らないガサッとしたタイプであるうえに、巾着ひもも滑らず、口をきゅっと絞めることが困難、もしくは不可能といったような状況でした。

これでは、何も使えないと思い、ダブルに巾着ひもを改造することを決意、そして、右のように変化したのでした。

ダブルへの改良の結果は、生地の性質やひもの性質も何も関係なくスムーズにひもを引っ張ることができて、とてもスムーズな開閉の巾着袋へと変身できました。

このたび、巾着袋のシングルをダブルへスムーズに短い時間で変更できたことにはある条件がありました。

それは、2枚仕立ての作りであるということ。

生地の前面と後ろ面2枚を縫い合わせたやり方で作られたものだという点です。

ただ、片方のサイドが「わ」になっていた場合も、ほぼ「全解体」を一度した上で2枚仕立てにしながら作っていくという手間がありますが不可能ではありません。

シングルひもの巾着袋が使い勝手が良いケースは本当にあるのか、何かメリットがあるのか

ダブル巾着袋の方が、お直しをしたという事実そのものが、使い勝手が良いと判断したからではあるのですが、シングルならではの良さもあるのだろうかと考えてみました。

シングルひもの場合は、完全に口がしまらないと思っています。

半開きというかひもホール周辺が別でストッパーなどを利用しないといけなくなります。

考えてみましたら、バッグで、シングルの巾着袋をそのまま大きくしたような「サック」を作っていたのでした。

アシンメトリーなデザイン的なクールさが確かにあり、巾着紐の分量が半分のみで良いというのはコスパが良いという利点。

シングルタイプのストッパー付きの巾着バッグ:やはりレンズストッパーを設置する必要がありました。

その他、コップ入れなどに使う「入園グッズ」などの小さな巾着袋は、シングルひもの少し開き気味なことが通気性を促し、かえってシングルが向いているようです。

その他、巾着袋にお花を挿すようなインテリアの場合は、さりげないふんわり感が出て、アシンメトリーなシングルの巾着袋が雰囲気があるかもしれません。

ただ、こうして想像してはみましたが、ダブル巾着ひもであれば、すべてをカバーすると思えて仕方がないのです。

あとがき

「巾着」という姿の入れ物に対しては大変可能性を感じておりまして、今後作っていきたいデザインの1つです。

<製作>のカテゴリーでナップサックタイプの製作が増えていきますので、是非またブログ記事にお立ち寄りを<m(__)m>。

絞って口を閉じるという物理的な動きの不思議と素晴らしさをお伝えしていきたいと思います(^-^)。