どうしても縁に寄り過ぎるドッグタグペンダントの上部の穴、バチカンホールを確保しペンダントトップの邪魔をし過ぎないためのバランスの悪さは宿命か!?【481】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ダイヤモンドにはカットの種類があって、その違いで随分雰囲気が違うものです。

このたびお譲りいただきましたプレート型の個性的なデザインのペンダントには、テーパードカットの細かいダイヤモンドがぎっしり埋め込まれた、小ぶりながらよくきらめくペンダントトップです。

四角っぽいカットには、「バケットカット」と「テーパードカット」がありますが、バケットカットは「生粋の縦長長方形」で、テーパードカットは「やや台形気味」という上辺と下辺の長さに違いがあります。

いずれのカットもダイヤモンドをめいっぱい広い面積で活用しようという目的を持ったカットという点で、1粒の面積が広いために、迫力を感じるカットなのです。

こんなことを一度でも考えたことはありませんか、バチカン穴の寄り過ぎた位置について

K18WG台のプレート型のペンダント:<サイズ>縦17mmx横10mm程度。シリンダーチェーンは60cm。

とても綺麗ですし、ここまでぎっしり詰め込まれていることが何か潔いです。

シリンダーチェーンの多角体の造形とペンダントトップの枠組みの形がリンクして相性が良いです。

ただ、1つ気になることがあります。

ジュエリーでは仕方がないことなのかもしれませんし、軽いからバランスとしては悪くないのかもしれませんが。。

バチカン穴が先端に寄り過ぎていると私は感じています。

ぱっと見の印象ではその部分が気になるところでした。

ただ、ここへバチカンを通すにあたって、その後のバチカンのスペースの確保としては無駄な距離を排除した結果なのかと。

前述のように、小さめだから軽いからとれているバランスだとすると、このプレートのサイズがやや小さすぎると思い、レンタルジュエリーには採用致しませんでした。

こちらの品物の同じタイプでもっと大きいものはその後見たことがありません。

デザインとしては際立った素敵なものだと思います。

あとがき

もっとサイズが大きければ間違いなく当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに入っていました。

このたびのようなプレート型で幾何学的な作りはとても注目するところです。

ハート、月、星、花、動物などの「クセ」が大いにあるモチーフに比べてコーデにとても馴染みやすいです。

とりあえずどんなお洋服にも合わないことはないという柔軟性のあるペンダントです。

個人でコレクションの1つとして持つには、他のジュエリーとの併用も素敵ですし使い道が多そうです。

お洋服の着回しならぬ、ジュエリーの付け回しが大いに可能な1融通の利くお品物でした(^-^)。

数多いリボンモチーフの中ではダントツ、動きの無い整然としたフォルムがしとやかさを感じるフォーマル向きなブラウンダイヤペンダント【475】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

リボンモチーフのペンダントトップは本当に多いです。

このリボンモチーフというのは、実はクセのあるデザインだと言えます。

よって他のジュエリーアイテムと組み合わせる時の困難があります。

リボン自体が独特のデザインであるところに、組み合わせにおいてもなかなか相手が見つけにくい。

そこで、ご提案させていただきたいのが、リボンモチーフが意外と「四角いアイテム」と合うということ。

丸よりも四角い感じと合うことが多いです。

リボン同士はの同時付けは全く同じ以外かえって難しく、別のデザインのリボン同士だと、2つのクセが混在しかっこよくありませんのでお勧めできません。

それよりも、主役であるリボンを中心に回りの他のジュエリーをリボンになじむようなフォルムで飾るところが全体としてまとまったすっきり感ある「粋:いき」になると考えております。

リボンモチーフが四角フォルムと相性が良いのは結び目の四角がリンクするから

ブラウンダイヤがテーパードカットでデザインされた整った形のリボン型ペンダントトップ。

ブローチっぽさがありますが、これがペンダントトップであるところが意外性があります。

横が3cmある結構なサイズ感。

リボンの真ん中の四角い部分はどのリボンにも共通する「結び目」。

これが四角との相性を作る唯一の部分だと思っています。

とにかく、今までいろんなジュエリーを見たり集めたりしているうちに、リボンモチーフにも多々出会うことがありまして、その時の組み合わせに悩みながら出した答えの1つです。

このダイヤモンドのカットがより四角っぽい形であることも、一層四角にリンクする部分が増えています。

チェーンはこのリボンの整然さを活かし、50-60cmがしとやかでお勧め。四角さと足並み揃うベネチアンで。
ブレスもボックスチェーンを採用。リングはほぼペンダントに同じブラウンダイヤのバケットカットボーダー。

今回は、ペンダントがリボンモチーフで、これを主役としてブレスやリングを合わせていきましたが、例えば、リボンがリングのモチーフになっている場合も同じように考えます。

リングを主役にして、ペンダントは普遍的な四角いフォルムでなじませるとリングのリボンが際立ち全体もすっきりとします。

とにかく、クセのあるモチーフを主役にしていく考え方が組み合わせを成功させるコツだと考えます。

あとがき

いろいろリボン型を見た中では、特に四角いモチーフと合わせやすいのがこの度の整った形のリボン。

しかし、アシンメトリーに片方のリボンが長く左右対象でなくても、真ん中の結び目のおかげで四角と合わせやすいのがリボンです。

じゃあ四角以外で何か合わないのか。。

これは一度考えてみていただきたいのですが、新たなデザインが生まれてしまって結局単純な形の中から探すことになるのです。

そうして自身では四角が合うと行き着いています。

あくまでも1個人の考え方ですが(^_^;)。

よくあるデザインの中での差別化、ずっしり重みがある2ctダイヤモンドのサークル型ペンダントトップ【472】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ただ自分用にジュエリーを集めていただけの時代の2017年くらいまではダイヤモンドは色の無いストーンであると敬遠していた過去。

しかし、レンタルジュエリー開始の2020年夏以降、実際にお客様がレンタルをしてくださった中でのフィードバックから、ダイヤモンドが不動の人気のストーンであることを実感します。

どの道もう、自身が自分の装いの為にジュエリーを集めていくことはありません。

レンタルをご利用いただくお客様に受け入れられ喜ばれるストーンを選ぶとなるとダイヤモンドにも本気で目を向けていくことにしました。

今まであまり目を向けていなかった分知識薄な自身がだんだんダイヤモンドの知識を徐々に増やしていきます。

1ctというのは基本的な定番のような石の分量です。

分量と書いてしまいましたが、正確には重さとなります。

1ct=0.2gがダイヤモンドの質量。

たくさんの粒が集まったものは全体でct数が表される

1粒物のダイヤモンドはあまり華やかさを感じないことと、個性を感じないことから今後もレンタル品に取り入れることは難しいと考えます。

それよりも、「メレダイヤ」とか「パヴェダイヤ」という小粒がぎっしりと敷き詰められてデザインされたタイプに目を向けています。

これらが集まった全体がカラット数で表されます。

1粒で1カラットなくても、集まって装飾をなした状態での1カラットの方が断然華やかです。

直径が1.5cmのサークル型ペンダントトップ。全体で2ctのものです。台はPT900。

同じパヴェタイプの1ctとの違いは、輝きの強度が増すことです。

誰が見ても目に映る主張のある2ct。

平凡なよくあるデザインだからこそ別のそういった箇所で差別化を付けるという工夫。

これが1ctであれば、違うデザインを選んでいたであろう2ctならではの収集の意味を込めます。

装いの幅が広がるデザインの普遍さ、水玉ワンピースにもグッド

上述の通り、この品物は丸いモチーフですので、フォルムに本来はクセがあります。

ただ、普遍的であること、ダイヤモンドのストーンが乗ることでそのラウンドラインを緩和します。

丸い柄である水玉ワンピースなどには相性が良いかと思います。

同じプラチナ同士で歩調を合わせ、PT850製のコイルチェーン60cmに通しました。
ボタニカルな3セット:ペンダントトップの柔軟さを活かし、ブレスとリングでボタニカルに寄せます。

このセットだけ眺めていても、自然の草原をイメージしてしまいそう。。

無地のお洋服にもその足りなさをこれらで補う役割が出来ればとその活躍ぶりを期待します。

あとがき

ダイヤモンドは、台をPT900と組み合わせることの方が18金よりも多いようです。

そして歴史もあり、決まって「しきたり」的にダイヤモンドに対してはプラチナ台を使うのだという考え方を貫いたお品が多いのです。

手で持ち上げた時のずっしりとした重みは、台の丈夫さと2ct分のダイヤモンドストーンの集まりのせい。

こうしてダイヤモンドを見る中で、昔は、K18YGの地金一辺倒であった自身の好みも変化し、PT850チェーンの素敵さに目を向けるようになりました。

そういった意味でダイヤモンドがいろんな地金も平等に見ていくきっかけをくれました。

こんなアウトプットもお客様に今後お伝えしていきたいです(^-^)。

ダイヤモンドのカラーは「白/透明」が一番正直な姿であるということが逆説的に分かる相当な価格の「カラーダイヤモンド」の存在【461】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

最初は、長い年月をかけてコレクションしてきたジュエリーをそのままのセット組でレンタルするというところからの2020年スタートで始まりました。

自分のために集めてきたものをそのまますべてお客様向けにレンタルするということがとても速い1歩を踏み出せることができました。

この「お客様向け以外はない」ということが、今までにない発見を得ることができています。

集めていた時代は、とにかくカラーストーンが好みで、無色透明なダイヤモンドにはあまり興味がなかったのが正直なところ。

カラーの宝石との組み合わせで縁を取り囲むようなパヴェダイヤだったり、お花の中心に1粒入っていたりなど、どちらかというとダイヤモンドを薔薇のお花の周りを取り囲む「カスミソウ」のような存在に思っていました。

ダイヤモンドが入ると色が濃厚ではなく薄まる感じに柔らかく映り、「名脇役」などと思っていたものです。

これは、ダイヤモンド好きの方にはお叱りを受けそうです(^_^;)。

それほど、あの透明な石に対してあまり目を向けていなかったということです。

しかし、ダイヤモンドの人気というのが想像を絶するものであったことをレンタルジュエリー業の中でどんどん実感していきます。

今になって、やっと、ダイヤモンドに目覚めたというようなところがあります。

レンタルジュエリーにも今後積極的に取り入れていきたいと思っている天然石の1つになりました。

ということで、遅ればせながら、ここ最近になって知ることがあったダイヤモンドに関する新しい学び、「透明こそ一番正直な姿」という結論に至るエピソードを綴りたいと思います。

レベルとしては相当な価格のマルチカラーダイヤモンドジュエリーに要注意、処理による染色の可能性はどこかの欠点をカラーで隠していることの証明になる

ダイヤモンドというのは、「透明であって色が無いということこそが価値である」と言ってもよいと思います。

先日あったあるエピソードです。

宝石のデザインに、このようなお花モチーフを多くみかけます。

よく宝石で見ることのある、こういった1粒ずつをフローラルに設置して形作ったデザイン、すごく素敵です。

あえて、こちらから狙って探していくほどの可愛さ、「フラワーモチーフ」です。

更にマルチカラーになっていたりすると、とてもうっとりとするほどの魅力があります。

そんな中、このような色味の「マルチカラーダイヤモンド」と謳われるお品物に出会います↓。

真ん中がダイヤモンドで無色透明。周りをパステルカラー系のこんな感じの色が取り囲んでいました。

ネットのお写真だけを見て、しっかり説明を読んでいませんでしたので、しばらく気づきませんでしたので、周りを取り囲む天然石は、ダイヤモンド以外だと思っておりました。

ところが、ある時しっかり説明を読んだ時にはっとしました。

周りを取り囲むストーンは、「カラーダイヤモンド」とのことなのです。

ダイヤモンドにこのようなカラフルな色が付いている。。聞いたことがない。。

詳しくなかったものですから、ネットでいろいろ調べてみました。

いろいろブログに書いてくださっている宝石商様、本当に役立ちました、どうもありがとうございます<m(__)m>。

そして、分かりました。

「ダイヤモンドの質が悪い場合に、透明では美しくないから、なかなか受け入れられないからと、専門の手法で、処理的な染色をほどこすことがある」ようです。

そうすると、グリーンダイヤモンド、ブルーダイヤモンドなどと呼んで、カラフルなダイヤモンドに仕上がるみたい。

本物の「ブルーダイヤモンド」という希少価値の非常に高いダイヤモンドも確かにあるのですが、たくさんの配列はあり得ない希少さと言うのが実情。

そんな印象とは裏腹に多数の粒ぞろいな点も、疑問を持つべき点です。

元の素材は、天然のダイヤモンドなので偽物とはまた違うお品であるところが判断に厚みが増すのです。

そして、お値段も結構な金額になっているわけで、70万円というようなお値段でした。

ただこのことは、裏を返せば、色を付けねばならなかった理由がダイヤモンドの質の悪さにあるということ。

「色が付いている」という事実のみから、「質の悪いダイヤモンドである」ことが、ほぼ確定できるということなのです。

天然の無色透明の価値があるのにわざわざ色を付けて、その美しさを損ねることはしません。

色を付けなければいけなかった理由が必ずあったわけですから。

よって、良いお品は、必ず無色透明であるということが成り立ちます。

よく知っていたわけではなかったのですが、パッと見たときに、周りを取り囲んだカラフルなマルチカラーがマルチサファイアなどではなく、ダイヤモンドと書いてあったことも良きヒントの1つです。

ということで、このような作りのお花のモチーフであれば、カラフルな石がサファイアやトルマリンのマルチな色の展開がある天然石の組み合わせでできていないとおかしいのです。

希少なカラーダイヤモンドもありますが、使われている部分が多いと疑問を持つべき。グリーンは論外。

ブラウンダイヤとかブラックダイヤは透明に比べて質が悪いのかどうかの見解

そうしますと、ブラウンダイヤとかブラックダイヤはどうなるのかです。

まず、ブラックダイヤモンドはほぼすべて染色ということが確定のようです。

そういったご説明を「宝石商」様が綴られておりました。

ブラックダイヤモンドを連に繋げたチェーンが一時期の流行がありましたが、現在は下火。

いよいよ多くの方が「本物」を見る目をもってきたということなのでしょうか。

そして、中間色なブラウンダイヤが一番判断が難しいです。

ただ、価値としては透明には劣るわけですので、「ブラウンダイヤモンド」というだけで「透明ではないからレベルは下がる」という判断は正解となります。

やけにはっきりとし過ぎている色味の茶色だったりするとなおさらです。

曖昧なわずかなブラウンがかったダイヤモンドが判断が一番難しいです。

とは言え、ダイヤモンドのような高級品は製造側も手間をかけコストがかさみますので、いい加減なこともしないと思います。

最初から品物の良し悪しを見据えた上で製造するので、他の部分の作りの良さなども総合して見ていくと、ブラウンダイヤモンドが比較的「量産品」になっているところに行き着くのではないでしょうか。

といういことで、ブラックやブラウンもレベルは透明には勝てないとまとめられます。

あとがき

少し、視点を変えてみます。

人間も、「体裁」「地位」「名誉」などで、本来の正直な気持ちや実直な姿を色付けされてしまっているのではないでしょうか。

本来の自分への「自信の無さ」から人間を覆う「処理/染色」が多々ある世の中。

それはとても分かりにくくかえって複雑。

みんながすっきりと認め合い、出来事をそのまま素直にキャッチし、解決していく。。

それがなぜいけないのでしょうか、なぜ隠したり取り繕ったりする必要があるのでしょうか。

ここらで等身大の本来の姿を自分で認め、素直に人生を送ることを考え直してみませんか(^-^)。

ペンダントトップが最高に輝く主役になるための、バランスの取れた脇役的存在のペンダントチェーンの大切さ【427】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、18金やプラチナの高級地金と宝石のコンビの本物ジュエリーばかりのラインナップでございます。

大急ぎで装いお出かけするシーン、ジュエリー1点ずつをお洋服に合わせていくコーデの時間をかけてしまう大変さにお悩みのご提案としまして、3点があらかじめ1セットになったラインナップがございます。

3点のセットそのままをお洋服に当てはめるだけで良いのです。

付けていただくお客様とご一緒に自身も学びながらおしゃれを追求していくスタンスです。

ただ、ご自身で組み合わせる面白み、お手持ちのジュエリーへの追加としてご利用の場合にも一役買えるのでは。。ということで「単品」というコーナーも設けています。

このたびは、その「単品」コーナーからのペンダントのご紹介でございます。

以前の記事【426】ではネックレスをご紹介致しましたが、この度の【427】では、ペンダントというところがフォルムが変わり興味深くご覧いただけるかと思います。

どうぞ、【426】【427】の比較で併せて記事をご一読いただければと思います。

当初バランスの悪かったペンダントの改良点は、バチカンの充実とペンダントチェーンの見直し

単品:チェーンとバチカンのボリュームがトップに対してバランスが良いです。

これまでいろんなジュエリーを拝見する中での自身の疑問と不満を解決するということを自身が考案したスタイルです。

〇ペンダント:PT900台のダイヤモンドのトップは、縦3.5cmx横2.5cmの5ct。チェーンはPT850製71cm。

ベネチアンチェーンが結束したツイスト型のチェーンはボリュームがたっぷり。

まず、デフォルトではバチカンが華奢で危うく、トップのボリュームに相応しいものへ。。

チェーンも、多くの大ぶりペンダントトップに対しても華奢なチェーンが申し訳程度にしか組み合わされていないことがほとんどです。

このことに対する長年の不満と疑問は自身の中から生まれていまして、是非ともアレンジをご了解いただこうということです。

そうでなければこのような立派なペンダントトップが十分に輝かないのです。

ダイヤモンドのカラット数に限らない、目に映ったそのままの姿こそ本当の意味での「輝き」なのではないかと解釈しております。

あとがき

チェーンに対しては、「重要な脇役的存在」と位置付けていますが、ひょっとすると「隠れた主役」なのかもしれません。

チェーンこそ地金が一番多く使われる部分であり、本物ジュエリーの「高級地金+宝石」の大きな割合を占めているからです。

お洋服・バッグなどの小物類・ジュエリーは、付けた姿を見る人側に立った遠目の見方をしていくことが大切です。

実際に鏡に当てて装いをチェックすることもよく推奨されていますが、それも最終チェックの場面となりますので、もっと前にやっておくことというものがあるのです。

それは、「イメージをはっきりと描く」ということです。

そんなイメージのお手伝いなるものが、当レンタルジュエリーの役割でもあると思っております(^-^)。

「パヴェ」「メレ」は、たくさんの集結で質量が決まりカラットが高まる、10カラットのダイヤモンドシャンデリアネックレスの普遍的な1粒の親しみやすさ【426】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップは、3点のアイテムを1セットにまとめたセットごとになっています。

ただ、「単品」というコーナーもございまして、番号の大きい順から若い番号へ下る形で採番されています。

1点で3セットと同じという考え方で、その中にはカラットの高いダイヤモンドが含まれます。

このたびは、10カラットという現在では入手の難しいダイヤモンドネックレスなのですが、1粒が普遍的でそれを団子のように3つになったパーツがエタニティーに吊り下げられたシャンデリアのようなネックレスをご紹介します。

この親しみやすさは、1粒の良い意味での普遍さにあるのではないかと思います。

カラットは、粒の集結でカウントされる、10カラットの中に入る粒の数が果てしないネックレス

単品:これ1点で1セットというラインナップの分野のものです。
〇ネックレス:K18WG台に3粒で1連のダイヤモンドチャームの房が多数取り付けられている10ct。45cm。

大変美しいのですが、特に凝っているということもなく、普遍的だとも言えます。

これがいろんなシーンで付けやすくなっているポイントかもしれません。

このタイプの2連もありますが、3連はやはり最強。

とはいえ、20ctというバージョンも拝見したことがありますので、1粒の大きさの違いでしょうか。

パッと見て作りが分かりにくいかもしれませんが、縦の3粒は固定。

横に並ぶ設置はそれぞれフリンジのようにヒラヒラしていますので、横向きで融通をある程度利かせてあるのではないかと思います。

ラウンドネックに沿った構造です。

こうしたジュエリーは、製造してくださったことに感謝し、そして、装う者がネックレスの素敵さをたたえながら素敵に装うことでという形がとても理想的で素敵です。

あとがき

10ctなどというカラット数のものは、こうした小粒の集結物にしか見当たりません。

1粒だけでカラット数が高いものよりも、たくさん連なったり、集まったりしたものの方がうんと華やかです。

ということは、カラットをそれほど重視するものではないとも言えます。

カラットは結果的なもので、2ct-5ctのパヴェなどは、見ただけのカラットの違いを予測することは簡単ではないと思います。

デザインや面積でも随分印象が変わるので、カラットはある一部分の指標であると考えています。

レンタルジュエリーも、地金の重さやカラットだけで価格が変わることをさせていただいておりません。

一律で、あくまでも「おしゃれ度」を一番重視したものになります。

「本物志向のレンタルジュエリー」どうぞよろしくお願いします(^-^)。

ダイヤモンド・ルビー・サファイアが織りなすトリコロールカラージュエリーは優れた差し色ジュエリーになることの証明【444】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界四大宝石と呼ばれる、ダイヤモンド・エメラルド・ルビー・サファイアは知らない方はいないかと思います。

1点ずつの宝石なら、おそらく映像や写真などでは誰もがご覧になったことはあったことでしょう。

このたびは、良質なものが見つけにくく繊細過ぎて扱いにくいエメラルドは入れず、ダイヤモンド・ルビー・サファイアの3宝石が寄せ集まった18金ホワイトゴールドベースのセットで「トリコロールカラー」を完成したいと思います。

強いカラーの赤や紺はお洋服に対しては良き差し色になります。

自身の視点から見る狭い見方を越えた、俯瞰した全体のまとまりの見方で他人目線でジュエリーを見るという例としてご紹介したいと思います。

ジュエリーで作る「トリコロールカラー」の「白」には、ダイヤモンドに加えてホワイトゴールドも入る

5点セット(前案):小粒のサファイアとルビーの重ね付けで始まるトリコロールカラーの世界。
〇ネックレス:長い方は44cm、トップはpt900台のサファイア1cm弱。短い方は、長さ40cmのルビー。

チェーンはいずれもK18WGです。

〇ブレスレット:長さは留め具含む19cmのK18WG製のパイプロープチェーン2本。
〇リング:K18WG台の、ルビー、サファイア、ダイヤモンド、トルマリン(ピンク)、ガーネット(グリーン)。

リングに柄が入っているところが魅力です。

その後なのですが、やや普遍的であったペンダントの段差を2点共レベルアップ。

それぞれ別のペンダントトップへ改良しました↓。

以前よりもカラーがはっきりし、台の作りも装飾性が高まりました。
4点セット(後案):ブレスレットも1点だけの幅広へ交換。前案よりもわずかにボリュームが増しました。
フラワー段差重ね付けペンダント:プチペンダントの重ね付けは、モチーフを変えることでも応用できます。

あとがき

ただ、後案でボリュームをわずかに増したことは、ざっくりと見るとあまり変化がないとも取れました。

ということで、更にその後なのですが、後案もすべて廃止しました。

重ね付けの例としてご紹介しましたプチフラワーも同じ考え方で廃止です。

プチフラワーに関しては、集まったブーケ型の1点のボリュームのあるものへと改良。

「大花」や「ブーケ」というキーワードを強くしていったのです。

大花ペンダント:直径が3cmに近づくほどのビッグサイズです。台はK18WGにガーネット。
マルチブーケ―リング:フラワーの密集タイプはボリュームが増します。K18WG台。右下の紺色はアイオライト。

とても厳しい見方をして改良をしておりますので、普遍的であるものは後になって廃止していったものも多いです。

そして、四大宝石という名前にとらわれて、ルビー・サファイア・エメラルドを無理やり探すことはしていません。

良い品物はルビーやエメラルドはめったに出会えないのが現実なのです。

その辺りは変な固定観念や枠にはとらわれなず、「見つからないのだ」という実直な答えで良いのだと思います。

その代わり、他のストーンや素敵な組み合わせをどんどん高めてまいります。

「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞ今後ともよろしくお願い致します(^-^)。

ぱっと見の透明感あるまぶしさ、ホワイトトパーズコーデがダイヤモンドレベルに映る時【295】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

実は、現在のYouTubeやブログの<ジュエリー>というカテゴリーができる、もっと以前の2016年の1月から1年間程、初めてのユーチューブを100動画くらいジュエリーの内容として投稿し続けていたことがあります。

非常に短い3分以内の動画であり、カメラも小さなものでかろうじてMOVIE機能があったからできました。

当ブログスタンドのワードプレス様で作らせていただいたホームページスタートが2018年3月ですので、それよりも2年前のことです。

それがYouTubeのを始めるきっかけだったのでした。

YouTubeの方がブログ投稿よりも2年早くスタートしていたということになります。

「Canon社製:パワーショット」で撮影した100投稿近くのアクセサリーコーデの動画です。

まだまだ本格的なジュエリーとは言えないまでも、3点を1セットに組み合わせてあらかじめコーデしやすいまとまりになっているところが、現在と変わっていない点です。

チャンネル名は「アクセサリーの部屋」。

当時私がとてもやりたかったジュエリーコーデの発信だったのでした。

しかしながら、画像の粗さや音量が極端に小さ過ぎ、1年経過の2017年頃すべて削除してしまいました。

さて、このたびジュエリーの知識を得るという目的を持って、「エレガンスの経済学 ジュエリーへのいざない :芹澤信子 著」を拝読。

この本からは「情報発信の大切さ」を学びました。

ジュエリーについての歴史、構造、素材のノウハウについてはもうすでに出ている情報でありまして、専門の方達から多数発信され尽くしています。

ですから、このたびは、自身独自のアイデアと工夫からお伝えできるpicturesque(ピクチャレスク)ならではの情報というものをお届けしたいと思います。

ダイヤモンドと洋服のコーデは簡単なように見えるが、没個性的になりがち、意外に難しい透明ストーン

ダイヤモンドはカラーとしては控えめだと思います。

ダイヤモンドもよほど石が寄り集まって密集した高価なティアラとかネックレスはとてつもない輝きを放つのでインパクトがあります。

しかし、普段私達が少しお出かけに身に着けるようなダイヤモンドは、少し華やかなものでも1-2ctくらいまでです。

それがまたあっさりして感じが良いともいえますが、色のついた天然石に比べてダイヤモンドはそういったカラーの主張はしにくいものです。

透明は、万能のようで洋服とのコーデのイメージがわきにくいのです。

例えば、紫色の系統のワンピースの時にアメジストのペンダントを下げるのが色がリンクして、効果が発揮されやすいものですが、ダイヤモンドは無色なので、どうコーデしていいかピンと来ないということです。

それは、考え方によっては。白に必ず合うものであったり、どんな色のお洋服にも大丈夫であったりするとも言えるからこそ、「なぜ」の理由の部分が素敵なコーデのカギを握ると思っています。

ダイヤモンドとホワイトトパーズがどちらかがぱっと見では分からない、透明のストーン同士の素敵なコラボも視野に入れる

さて、この写真をご覧くださいませ。

どちらがダイヤモンドでどちらがホワイトトパーズか、この写真で分かりますでしょうか。

左:925台にパヴェホワイトトパーズ、チェーンはステンレス。右-ダイヤモンド1ct、K18WG台。

お値段は、左のホワイトトパーズはペンダントトップだけで、¥6,400だったと思います。

そして、右のダイヤモンドのテニスブレスは、大特価ということで¥30,000でした。

地金アップのここ数十年の中の第一段階の2010年辺りのことです。

この時は、もうすでに地金が上がり始めていた頃でしたので、このお値段でもかなりのお買い得品だと思ったものです。

地金アップとダイヤモンドの価値上昇での世間のざわつきの影響も大きく、高価な物なんだという固定観念が生まれ、¥30,000均一がいかにお買い得品かというところに心理がいざなわれました。

もしかして、ジュエリーに長けた人は、「テニスブレスという形にしていることこそがダイヤモンドである可能性が高い」と導き出されて判断されたかもしれません。

結果的に、その予想が正解になることは多いです。

ホワイトトパーズをこうして散りばめたセッティングの品物自体がレアだと思います。

このアイデアは「日本宝石センター」様のもの。

広告が楽しい通販の会社様です。

この左側のホワイトトパーズのトップですが、ダイヤモンドの代替になると思いました。

ホワイトトパーズというのは、透明な石なので色合わせだけで考えれば、同じ天然石ですし、ダイヤモンドと同じようなものなのです(ダイヤモンドファンには怒られそうですが。。)。

それをあえて、アラベスク調のデザインでこのようなスクエアペンダントにエレガントにおしゃれに作ってあると、まさかホワイトトパーズなどとは考えられにくく、ダイヤモンドに映ることでしょう。

ホワイトトパーズとダイヤモンドの違いが遠目で見たときに分かるのかどうか。

。。そう簡単ではないと思います。

ダイヤモンドは元々希少価値の高いストーンという定義でありながら、実際に集まるところには宝石としてたくさん見ることができますから実は普遍的なストーンなのではないかという「まやかし」があります。

ただ、こちらの考え方も見逃せません↓。

台の地金については、このシルバー925台だからこそのホワイトトパーズということ。

先程のジュエリーに長けた方なら台の作りでダイヤモンドのテニスブレスなんだと判断するのと類似の判断の仕方です。

ダイヤモンドに925台ではどうしてもレベルが釣り合いませんので、製造者様はほとんどが18金やプラチナの高級地金を設置します。

商業的な「読み」としては、希少価値の高いストーンであるダイヤモンド+高級地金で高級品らしい価格を実現できるのでこの組み合わせの方がメリットがあるのではないでしょうか。

925にダイヤモンドではダイヤモンドをたたえることができない、もしくは、ダイヤモンドの価値が925によって落とされるのです。

それほどダイヤモンド自体に「ブランディング」があるのではないかと思うのです。

それ相応のストーンと地金の組み合わせのレベルがあると考えると、もとは、トパーズとダイヤモンドの価値の差も知っていなければなりません。

ホワイトトパーズは、きらめきもありますので、十分に宝石と呼ぶレベルの天然石だと思います。

では、最後に宝石のそもそもの価値の違いも考慮したジュエリー同士のコーデをご紹介します。

他のアイテムと一緒にコーデする時の地金やストーンのレベルの合わせ方

上述のホワイトトパーズのペンダントトップとダイヤモンドのテニスブレスの2つのアイテムをどう他のアイテムと組み合わせてセットで使うかを見ていただきたいと思います。

ホワイトトパーズペンダントのコーデ:台がシルバー925で半貴石のイメージのくり抜きバングルも追加。

チャロアイトは天然石の中では、それほど高価な石ではないです。

よって、親しみを持って気軽に付けられる旅行などに向いたようなレベルの組み合わせです。

次はダイヤモンドのテニスブレスの方です↓。

ダイヤモンドテニスブレスのコーデ:留め具や台はすべてK18WGで統一。連のストーンのカットも宝石質。

連のネックレスでさえ、細かい留め具の部分がK18WGで設置してあります。

これは、ダイヤモンドテニスブレスが入っているので、それに合わせたランクに他のアイテムを合わせているのです。

透明が地味だと感じ、セットでコーデする他のアイテムにカラーの補助として色付きを持ってきます。

以上、2種類のレベルの違いを自身の組み合わせで作ることができるという例でした。

あとがき

今一度、冒頭のYouTubeを初めて投稿した100投稿近くの「アクセサリーの部屋」というチャンネルのお話へ。。

ジュエリーの組み合わせをセットにしたご紹介の動画でしたが、この度のように親しみやすい925台のものや、18金の地金の高級ラインのものが様々でした。

その当時は集めているだけでしたので、ちょっと気持ち的に「ゆるい」ところがあり「自分のものだからこれでいい」などと思っていたところがありました。

その後2020年夏にスタートした事業としての「本物志向のレンタルジュエリー」。

この言葉通り、「本物」を「とことん」追求したコンセプトがありまして、開始当初からは随分あれこれ内容を改良してまいりました。

そうして、その後は925のものはすべて廃止、連物のネックレスやブレスも廃止、くり抜きバングルなども廃止、ハイブランドのコスチュームジュエリーもすべて廃止ということで、高級地金にダイヤモンド他「宝石」と呼ぶにふさわしい本格派ジュエリーだけを厳選するスタイルとなりました。

もし、ご自身で集める以外の入手しにくいジュエリーのご利用の際には、購入せずにレンタルでご着用できるということになります。

なかなか自分では集め切れないようなアイテムを選りすぐって集めたものに発展していきましたので、ご満足いただけるのではないかと(^-^)。