<リメイク図解>布の面積が不足の時にの広い面積の確保のアイデア、ストライプキルトステッチに真ん中のハギ目をなじませてしまう【1233】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々投稿の中でお話させていただいておりますが、「SDGs」を意識した体勢で今後はすべての製造業者が臨まねばならないというところまで地球の環境が危ういとされています。

ファッション分野では、「古着のリメイク」こそが、個人一人一人が貢献できるアイデアだと見ています。

しかし、リメイクも「手芸の技術」が必要なのでなかなか広まらないのです。

業者様は商業利用をすることになってしまい、ほぼ全面的に著作権の侵害となってしまう、「リメイク屋」という業種のお店が無いのも当然です。

このとことは、大きな課題として常に考えている悩みです。

実物をご提供できないならば何ができるのかを全力で考え、1つ出したアイデアが「アイデアのみ」として図解で示していくことです。

このたびは、リメイク時に狭い面積しか得られない時にも大きなバッグを作りたいケースのアイデア。

「真ん中のハギ目をストライプキルトの一部として馴染ませる」ということを図解でご紹介したいと思います。

今できることは個人の範囲内、是非ミシンを1台お持ちいただくことをお勧めしたいです。

ストライプキルトをかける理由が後の深みあるエピソード、足りない面積を2枚ハギにし、ハギ目をストライプキルトに馴染ませるアイデア

リメイクというのは今後非常に可能性の高い分野だと思っていますので、あきらめたくはありません。

「図解のみ」にとどまりまっていますし、今後もそのままなのかもしれませんが、引き続きアイデアをアウトプットしていきたいと思っております。

トートや巾着袋を作りたい場合に横に広く面積が必要。お洋服の解体を考えるリメイクでは横幅が不足します。

一番は、お洋服のままで着用することが無駄が無く望ましいのですが、すごく難しいコーデで、コーデ好きな私もお手上げした色のブラウスがありました。

そこで、この絹/100%の高級さを継続して別の形で末永く持っていければと巾着袋を作ることに。。

ただ、洋服も結構ハギ目も多く、この1枚のパーツがなかなかとれません。

よって、半分ずつの2枚ハギを考えました。

まず、しっかりと同じ形の長方形の型紙を用意。接着芯を貼ります。縫い代1cmでアイロンで綺麗に割ります。
そして、キルト用の「ソフト厚芯」を裏面に待ち針で設置。エンボス加工の不織布なども良いと思います。
まずは、1cmの縫い代でステッチして両割りした真ん中のハギ目の溝をその線に重ねてステッチ。
その後は、左右5cm間隔でストライプにステッチ。真ん中のハギ目がまやかされ、ストライプキルトデザインへ。

これを2枚分作り、表地とします。

裏地は、別の生地の無地をロングのボリュームスカートから1枚仕立てで裁断できましたので、裏地付きの巾着袋がこれで準備できました。

はい、ここまでがこのたびのリメイク作業の進捗度です。

あとがき

真ん中のハギ目については、ハギ目の両サイドのステッチもよく採用しているデザイン。

このたびは、ハギ目自体にステッチをかけましたが、ハギ目を避けた両サイドステッチであっても真ん中なので問題ないと思います。

「小さなパーツを大きくしていく」という共通の手法は、どのようなアイテムの製作においても応用できることだと思います(^-^)。