冬に向けた季節感も入りながら定番の黒を貫くバッグの製作に選定した生地、スウェット・ループボア・リブ【773】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冬になるとコートやマフラーが人間を覆ってくれますが、背負ったリュックがモフモフしたあったかい素材の場合、背中があったかいというイメージがあります。

実際には、完全に背中にフィットしたものではないなどのこともありますが、間違いなく、背中周辺の寒さを遮断してくれる役割はリュックにはあると思うのです。

さらにそのリュックをふんわりとした冬らしい優し気な素材で作るということを今回してみたく、リュックに選んだ素材を3選ご紹介したいと思います。

他の季節にも対応できるかもしれない「モフ生地」を冬をきっかけに見つけたタイミングからの引用

以前、夏にタオル地でリュックをお作りした「タオルシリーズ」という製作をしました。

2020年8月の事でした(【176】のブログ記事が該当します)。

今年の2021年の冬には、逆の季節で、あったかい生地でリュックを作っていくシリーズをしたいと思いました。

以前の「タオルシリーズ」も、きっかけは夏でしたが、その後もタオルの季節感をそれほど感じることのないオールシーズン行けるように、夏のイメージがあるタオル素材を他の季節にも使えるようにと考えた企画でした。

それと同じように、今回の場合冬きっかけではありますが、他の季節にも使えるような素材も入れ込んでいます。

ただ、冬らしさがmaxの素材も入れています。

ALL黒色の3種をご紹介。一番左から、スウェット素材、パイルボア素材、リブ素材です。

これらは、今後実際にリュックを製作していきますので、その際に詳しく混率などをご紹介しますので、ここではざっくりとご紹介にとどめます。

すべて日本製をチョイスしています。

まず、左から少し近づいてその素材の特徴などを見てみます。

スウェット:こちらは綿。季節感は本来あまりないですが、ふんわりした肉厚感がこの寒い季節に優しいのです。
スウェットの裏面:この誰もがなじみのあるパーカーやトレーナーなどでおなじみの様相。実際あったかいです。

気持ちよさそうなパイルになっています。

冬用に裏起毛の素材もありますが、あれだと季節が偏りますので、こちらの方がシーズンレスで行けると思います。

ループボア:こんな風に密にループになったボアの素材には毛が多く入ります。さすがに冬専用といった素材。

生地屋様の店舗では、こういった季節感たっぷりの素材こそ人気が高いのです。

素材自体だけではなく、こういったループが密になった構造というのも、あったかさをより高めているのではないでしょうか。

上の素材をもう少し見やすく写したショットです。モコモコして凹凸感があり、素材自体がユニークです。
リブ:一番右です。この編み方もなじみのある昔懐かしいクラッシックな素材。

きちんと整った硬めの編み込みが信頼でき、程好い太口の糸が親しみやすい。

無地とは言いながらも、柄のようにもなっていて楽しくもあります。

混率はアクリルです。

アクリルも冬がきっかけですが、それ以外の季節をもまたぐことができる素材であると考えます。

あとがき

これでリュックを作るとはとても意外だと思われることでしょう。

どれもお洋服向きの生地ですから。

バッグだからこそ、「流行」を感じない物が作れそうだと意気込んでおります。

縫いにくいのではないかなどとは、ここでは、考えない。

とにかく製作してみてその手ごたえでお伝えできることをめいっぱいアウトプットしてまいります(^-^)。