まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたび、「切餅」と言う名のエコバッグが完成しました。
以前の【1404】では、こんな風に支柱全体を表地の配色生地としてコントラストを利かせいきました↓。
こちらが、このたび一重仕立てのエコバッグになって完成したのです。
改めて、美しいマルチカラーのビッグチェックがちゃんと配されたのかどうかをチェックしながら、今後への見直しの点と共にこの製作を終えました。
ミリタリーなイメージの破壊、リップクロスをエレガントに仕立てた優しいマルチカラーチェック生地を配したエコバッグ
そもそもこのサイズ感どうでしょうか。
正方形になってしまっているところに少し引っ掛かりがあります。
今後、目に見えて劇的な変化ではないにしろ、5cm縦を長くすることをしたいと思ったのが最初の印象です。
これまでは、少し縦の方が長かったのにこのたび同じになった理由は、サイドに1cmずつ寸法を増やした型紙に変更したからです。
そのことによって、本来望ましいマチのピッタリ具合になったので、これで縫い代とマチの関係は正解ではあるのですが、今度はその分の横の広がりによって縦長から正方形に近づいてしまったのです。
このたび、調達していました配色生地の大格子が110cm巾で30cmがぎりぎりであり、底ベルトの分がとれなかったので、表地でやりましたが結果は平凡でした。
底ベルトと支柱が十文字に交わる美しさが見られないことがこれほどにも残念であるということをこの選択で知ったのです。
これも貴重な感覚、今後は是非配色で設置するようにと固い決意が生まれました。
内部でも美しく仕上げることができるならその機会を逃したくないという気持ちが功を奏します。
大変美しいラッピングに出来上がりました。
タブの部分も実は視線が行く場所でありますので、残ったわずかな残布の中でも柄が出来るだけ対称になるように意識。
それでも反対側は揃いませんでしたので、可能な限りを尽くしたに過ぎませんが。。
柄のそろえ方はこの辺りで以上ですが、全体的には柄合わせは大枠できたかと。
底ベルトの件も含めますと、110cm巾で30cm調達は不足であり、40cm-50cmであれば、柄合わせももっと合わせることができて、整然としたバッグへと高めることが見込めます。
次回にまたご期待くださいませ、このベースのリップクロスはまだ在庫があります。
あとがき
たくさん製作するたびに高まるノウハウ、picturesque(ピクチャレスク)が作るバッグの特徴がだんだん色濃く表れてきました。
それは、別事業の「レンタルジュエリー」と共通する点、「コーデされたバッグ」ということです。
ここに行き着くまでに随分長い年月を要しましたが、これが心から納得する姿です。
「ハンドメイドバッグ道」の最初の頃の2007年では全く見えなかったことでした。
まずこれが分かったことが大変な幸運であると思います。
今後まっすぐに胸を張って活動して行けるとそう思った頃から、アイデアが以前よりも湧き出てくるような気がしています(^-^)。