まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
現在製作中のコスメケース。
とりあえず私の身の回りの小物から順にケースを作っています。
材料ははぎれで十分。
小さくてもこんなに立派な作りになるんだと驚きのある製作が実現できます。
作り方も難しくはありません。
細かな作り方は別の投稿で後日お伝えする予定です。
今回は、まだケースの無い残りのグッズに対してそれぞれサイズに合ったケースをとりあえず作っていこうという段階です。
今回は2点同時製作しましたので、その自己評価の記録と、何しろ1点物主義の私が前と同じ型紙で作った同じデザインに変化を付けた様子ご紹介したいと思います(^-^)。
表地と裏地をひっくり返した1つだけのパーツで作る折りたたみ式仕様はいろんなサイズ感で展開できる
2点同時製作の完成のお写真です↓。
実は、左は、初めてのご紹介ながら、着物のはぎれのリメイクで作った名刺入れの型紙をそのまま引用しました。
そうすると、くしにとっては、縦が長すぎると言えます。この3分の2程度でよいでしょうね。
しかし、誰もがこのくしと同じであることはあまり考えられないですよね。
どうなんでしょう、例えば、シャドウケースの大きめがあったとすれば、この名刺入れサイズも使える時もあるかもしれません。
凹凸感ある黒無地のこの生地は、ストレッチ丹後ふくれちりめん、ポリエステル/95%、ポリウレタン/5%、日本製。
ここに使った裏地は、生地名、混率、原産国すべて不明ですが、黒の花柄ジャガードの喪服系の生地です。
しっかりした生地で、呉服屋さんでの購入のはぎれとの情報で購入したものです。
すごく質が良いのが分かります。
さて、右は、以前に一度左のふくれちりめんの素材で作ったシャドウケースを丸鏡入れとして利用。
一度もうすでに同じデザインを作っているので、生地を変えて1点だけの存在にしていくのが私のスタイルです。
この凹凸感ある薔薇柄は、ビエラフロッキープリント、ポリエステル/70%、レーヨン/30%、日本製。
この混率の意味としてはこう。
基布がポリエステル/100%のビエラという織り方の綾のような柄が入ったタイプで、そこへ、フロッキーと呼ばれる柄の貼り付け加工の薔薇柄の素材がレーヨン/100%なのです。
その柄が全体の面積に占める割合で7:3を表現した表示の仕方がOKであるとされているみたいです。
フロッキー美しいですね。
柄のレーヨン/100%はベルベットのような素材だと思っていただいたら良いかと。
すごくエレガントで高級な生地になります。
こちらもなかなかのしっかり感があり、その理由は、ビエラの綾の織り方にあると見ています。
同じデザインの素材違いの比較、どちらも良い勝負こそ目指すべき目標
同じデザインの比較では、気を付けないといけないのが「優劣の差」です。
あまりやらないのが、色違いの同じ生地で作った同じデザイン。
これをしてしまうと、優劣の差が生まれ、商業用としてはデメリットであると私は思います。
ですから、「同じ」という時には、結構気合が入り勝負の時となるわけです。
どちらも捨てがたい、選べないという悩みを生み出すことこそが製造者の目論見。
やはり、元の凹凸感が全体にある素材である右の方が少しふっくらしていますかね。
しかし今回の左側も一部に柄が入り、フロッキーは凹凸感ある生地ですので、なかなかの勝負になったと言えます。
それぞれの良さがあり、どちらもそれぞれの表情がある、もし1つ選ぶように言われたときに「選べない」ということが目指すべき目標です。
それこそが、1点物の良さの証明です。
これらのケースを入れるメインポーチはどんなものなのか
実は、私としてはひそかに同じライフスタイルの人に通じればと思っていることがあります。
それは、ブランドバッグやブランドポーチを持つ人です。
この小さなハンドメイドケースの黒もあるブランドのペライチの巾着袋に入れるためです。
ハイブランド様のミステリアスな雰囲気に合わせてその足並みをそろえるかのようにすべて黒生地で作っていることにお気づきでしょうか。
お洋服も黒コーデ中心のワードローブである者がバッグの中に同じく黒系のモノトーンのシックなポーチをしのばせているのでした。
静かにひっそりとバッグに佇むそのコスメケース達は中身が安全に守られて、途中でぶつかって割れることなく最後まで丁寧にじっくりと使えるコスメでありますように♪と。
あとがき
小さいアイテムも楽しいですね。
小さいから、はぎれで作るから適当でよいのだという考え方よりも、小さいものなのに作りがよく立派であることが素敵なのです。
さりげないバッグの開閉時には、周りの友人達は意外と注目しているもの。
こうしたアイテムがきっかけで人との会話のきっかけを作り朗らかな日常の一コマを彩ることができれば幸いです(^-^)。