メッキジュエリーは大切、失くしやすく汚れやすいシーンにおいて、本当に心に何も引っ掛かりなくダイヤモンドの高級品を付けていけるのか【997】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あるお食事会があって、そこでは焼き肉をいただきお酒を飲むというシーンの場合、ジュエリーをどう選んでいくかという時にどんなジュエリーを選ばれますか。

面積の広いダイヤモンドやきらりと光る地金の高級品を身に着けていくことで、フレンドリーなお席であれば、ジュエリーに注目されて、お話に花が咲くこともあるかもしれません。

しかしながら、実体験からは、どうしてもお酒の席では気が緩み注意が散漫になり、お酒をこぼしたり、食べ物の汁が飛んだりといったことが気付かないうちに起きているもの。

どこかに落としてしまって探し回る、周りの人をも巻き込む。。ということになると、本来の目的の親交を深めるということがおろそかになりがちです。

そんなシーンに、1つのジュエリーのご提案があります、それはあえての「メッキジュエリー」。

工業製品的レベルの偽物をあえて付けていくというスタンスです。

装いの切り口は別の角度から。。「飲み会だからこそ良質な物を装いたい」という考え方ではなく「飲み会に集中できる装い」へ

とても賛否がある内容ではあるのですが、「せっかくのお出かけに高級品を身に着けていかないでいつそれを使うの?」というご意見を聞いたことがあります。

なるほど確かにです。

しかし、そこそこ多くの飲み会に参加してまいりました実際の話、ジュエリーがハプニングに晒される危険があり、紛失・破損・汚れなどによって、後で嘆くということがあるものなのです。

そこで、「気の利いた偽物」「非常にお洒落な偽物」「本物のような偽物」というような言葉で表現できるような数多くの工業製品であるメッキジュエリーから素敵なコスチュームジュエリーを選び抜くコレクションを持つということを一例としてお進めしたいのです。

左:七宝焼き風の平打ちリング(メッキ)、右:ゴールド平打ちリング(ステンレス製)。

デザインが素敵なメッキジュエリーは、特に古いもの「ヴィンテージジュエリー」に多く見つかると思います。

写真の左側の平打ちリングは、お孫様が祖母のものだったとのエピソードと共にお譲りいただいたものです。

ヴィンテージ感たっぷりで非常におしゃれです。

右は、遠目では18金に映る可能性もあるステンレスゴール。

実際に18金なのかどうかをよく聞かれた事実があり、それだけよくできたお品物なのです。

最終的には、「いかにかっこよく映るか」というところが目指すところ。

コーデこそが大切で、素材が高級であることも関係することはありますが、素敵かどうかというところが一番のポイントだと思うのです。

メッキ素材であるという理由だけで除外してしまうのは、随分固定観念に縛られた考え方なのかもしれません。

「高級なダイヤモンドジュエリー=おしゃれで人から注目されるジュエリー」というのは、1つの切り口に過ぎません。

一方、高級なダイヤモンドジュエリーが本当に相応しいシーンと対極にあるカジュアルなメッキジュエリーが望ましいシーンとの使い分けをした方が、ジュエリーを多角的に受け止めるスタンスであり、ジュエリーコレクションが本当の意味でバラエティー豊かなものになるのです。

あとがき

それでも「どうしてもダイヤモンドでなければ納得できない」ということであれば、むしろダイヤモンドに拘るジュエリーライフで良いかと思います。

メッキよりも品物の金額やレベルは上がりますが、「心地」がメッキを許さないということであればそれも一例だと思います。

このたびのご提案をここに引用するのであれば、ダイヤモンドのカラットを1カラット程度、もしくはそれ以下におさえたものを旅行やカジュアルな飲み会用に、カラーレベルではホワイトに劣ると言われるブラックやブラウンダイヤを選ぶなどが浮かぶ案です。

いずれにしても、シーンによる品物の区別をしている点、アクティブシーンでは良質過ぎるものは控えるというのが長い目で見た宝石の長持ちになりませんでしょうか。

ジュエリーの存在感は、主役になり過ぎて出過ぎては都合が悪いシーンと、存分に主役のように使うのが相応しいシーンときっちりと分けて考えた方が、そのシーン自体を本当に楽しめると思いますがいかがでしょうか(^-^)。

コスチュームジュエリーとしてはハイレベルな「七宝ジュエリー」、柄やカラーの豊富さを活かした遠出用の差し色ジュエリー使いへ【831】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「七宝焼き」という名産品がありまして、「七宝町」という町で生まれた産地品であることからこの名が付きました。

フランス語では、「エマーユ/エマイユ」で、「エナメル」の意味、有名どころでは「エルメス」様のバングルです。

このたびは、その華やかな柄や鮮明なカラーがお洋服を含めたコーデの良きアクセントにもなる七宝焼きのジュエリーコレクションをご紹介したいと思います。

非常に美しいヴィンテージ物の掘り出し物の数々、芸術的な「七宝焼きジュエリー」のご紹介

七宝焼きジュエリーコレクション:特化して集めました。色や柄の豊富さが複数の装いの可能性アップに。。

1アイテムずつクローズアップしてみます↓。

薔薇柄のビッグペンダント:バラがエレガントです。プレート型なところがクラシック。縦が4cmほど。
フランス製のチャーム:百合の紋章や古城がヨーロッパ風。キーホルダーにもなりますが、ペンダントへ。
朱色が目立つバングル:しとやかな和彫りのような柄がいろいろな小物ともコラボしやすいお品。
ボタニカルな幅広リング:台はシルバー色に見えますがゴールド。幅広の七宝焼きリングはレア。
和柄の巾広リング:鳥や梅の花が和風。台がゴールド。朱色カラーがオリエンタルな雰囲気。
組み合わせ例①:全く同じではなくてもペンダントとリングが離れているので大丈夫。
組み合わせ例②:ベースの朱色がマッチしているので、腕と指との近い距離でもマッチします。
組み合わせ例③:これも決して悪くないです。ネイビーとロイヤルブルーが素敵にリンク。デニムにも合いそう。

5アイテムのみでも、この中だけで組み合わせができるほどの相性が見つかりました。

七宝焼きは、基本ゴールドメッキベースです。

ゴールドだけのメッキコスチュームジュエリーのチェーンなども取り入れれば、「七宝焼きジュエリーコレクション」にこだわった日々が送れる楽しさが生まれます。

ゴールドメッキチェーン:フィガロデザイン70cm。「Monet」製のヴィンテージ。ネックレスにもブレスにも。

そして、リラックスして遠出にも付けていける気軽さも持ち備える点は、このたび最もお伝えしたい考え方です。

外出シーンが心配事や不安で台無しにならないよう、それでもおしゃれができるというこうしたジュエリーの出番に注目していただければと思います。

あとがき

七宝焼きのヴィンテージ物は、¥1,000程度で見つかることも多く、コスパが高いです。

それでも、たいそうな民芸品であり産地品、ひいては「文化・芸術」とも言えるものだと思うのです。

たとえお買い得に入手しても、その価値は高いと思いますので、大切に素敵に装っていかれればと思います。

特に、お洋服の無地が多い方は、お洋服をそのままで、柄やカラーが豊富な七宝ジュエリーを追加するだけで、コーデが劇的変化を遂げると思います(^-^)。

あの時求めやすかった1990年代の時計も今や貴重なヴィンテージ物、1つのハイブランドだけでこだわり尽くした日替わりジュエリーセット【571】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の記事の【568】では、ハイブランドジュエリーのコスチュームジュエリーだけを集めて色濃くその楽しさを味わえるということを「ヴィトン」ブランドのセットでお伝えしたところです。

当【571】の記事では「グッチ」ブランドで同じように1ブランドだけで装うセット組をご紹介してまいりたいと思います。

「グッチ」様のジュエリーは天然の925や18金金属もかなり使用されていますので、そんなところも特徴が色濃い部分です。

では、お楽しみくださいませ。

すべてがヴィンテージ物となります。

ブレスレットに時計を入れ込み、ネックレス・ブレス・リングの3アイテムをすべてグッチだけで組み合わせる「1ブランドコーデ」のやり方

3点セットx3種類のグッチシリーズ:とうに20年を超すアイテムばかリの勢ぞろいです。

ブレスレットに時計を入れています。

どちらも四角い文字盤であることでクセを出し、他のアイテムの四角に歩調を合わせています。

時計の存在感は十分にブレスレットに相当するものであり、こうしてブレスレットの枠に入れ込んであります。

一番左上は、トップのみの「提案型」のようなシリーズで自由にチェーンを決められる購入者にその役割を与えられたもの。

シルバー925の金属アレルギーから、ステンレスのボックスチェーンを選択。

ロングでとてもかっこよく、チェーンの四角デザインがトップとベストマッチ。

右上のコスチュームネックレス以外はすべて四角いモチーフが入ります。

とはいえ、右上のネックレスの全体フォルムは幅広の帯のような四角のリングにリンクしています。

〇ネックレス:<モデル:不明>:925製。バチカン含まず縦2cmx横1.5cm程よいサイズ。チェーンは70cm。

チェーンはステンレス製です。

ブランド様とは関係の無い別物ですので、通してお写真を写すことを控えさせていただきました<m(__)m>。

とはいえ、提案型のトップだけの品物です。

人によって通すチェーンの素材屋デザインがバラバラなところが個性が出て面白いです。

長さが70cmのチェーンともなるとペンダントトップが活動的な雰囲気に装えます。

人間の正面全体を覆う広いスペースを取った表現になることができます。

〇ペンダント:<モデル:310481 J89L0 8518>:AG925の刻印。バチカン含まず縦2cx横1.5cm。54cm。
〇ネックレス:<モデル:不明>:ブロンズ系ゴールド台に白xモカコンビのビジュー珠。長さ38cm。

こういったコスチュームジュエリーは「グッチ」ブランドではレアかもしれません。

大変作りが良く、決して「オモチャ」などとは言えないようなちゃんとした作りです。

類似の品物があったとしても、こちらの価値は高く、「刻印」によってブランディングが際立つ時が必ずあります。

〇ブレスレット:<モデル:不明>:925製のビッグスクエアのチェーンブレス。1パーツ19mmx横6mm。

シルバー925の優れたデザインの大ぶりタイプでは「グッチ」ブランドのデザインは抜群です。

ここまではっきりとした四角フォルムを強く表してくれているダイナミックなブレスレット。

非常にレアでなかなか同じ物が見つかりません。

〇ブレスレット:<モデル:1900L>:グッチの正方形スクエア文字盤黒の時計。作動中。
〇ブレスレット:<モデル:1500L>:グッチの長方形スクエア文字盤白オーロラの時計。作動中。
〇リング:<モデル:不明>:シルバー925製スクエア透かし平打ちリング。15号程度。

多くの類似品が出ていたのを見ましたが、このくり抜いた部分の真っすぐな窓のラインは群を抜いたきめ細やかさ。

比較すると雲泥の差で、こちらがはるかに美しい線が出ているのです。

〇リング:<モデル:不明>:セラミックリング。18号。側面の黒色は、セラミック製、上下はK18WG製。
〇グッチのセラミックリング: <モデル:不明>: 白のセラミックリング。側面の上下が共にK18YG。15号。

こういったハイブランドジュエリーは、カジュアルな日常着に装うのが「粋:いき」。

遊び心たっぷりに楽しめるものになります。

それでも所々に高級地金を入れていく「グッチ」様のメッセージや主張のようなものを感じています。

あとがき

さて、【568】と同様なのですが、当【571】のここまでご紹介しました「グッチ」ブランドだけで作る3セット日替わりコーデは、当「本物志向のレンタルジュエリー」からは、2022年をもって廃止。

廃止理由は、宝石と地金だけのジュエリーでの方向性として見直したからでした。

ただ、こうしたご提案としては是非お伝えしたいものでございましたので記録として残しました。

ハイブランドの装いは、全部同じか、もしくは、1-2点共通にするのみのミニマムな取り入れ方がお勧めです。

他のハイブランドとのロゴの混在は一番かっこよくありません。

別のブランドのロゴが目立たぬよう上手くデザインを選択を工夫すると同時付けのコーデ素敵に仕上がると思います。

そう考えますと、全部同じ「グッチ」ブランドがかえって易しいと思えてくると思います。

その究極の形がこのたびの集まりでした。

今後のハイブランドジュエリー集めにヒントがあれば是非ご引用下さいませ(^-^)。

レンタルジュエリー事業者本人の私物ジュエリーは超庶民的、決してスポットライトを浴びない影武者的立場の維持【416】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

レンタルジュエリー開始当初は、<1>-<75>までの75セットにまで及びました。

とはいえ、1セットずつのレベルが個人で集めてきたものをそのままスタートしたものであり、その後の改良が随分ありました。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のお品物を身に付けお出かけに使ったりなどはございません。

高級なジュエリーに関してはすべてレンタルジュエリーへ投じてまいりました。

不思議なもので、集めることの楽しさ、熱、真剣さなどは確かなものなのに、自分で付けることがあまりなかったのです。

2020年のレンタルジュエリー開始からはよりそのスタンスは濃厚に。。

このたびは、「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタルをしている事業者本人の私物ジュエリーをご紹介したいと思います。

決して事業用にはならなかった誰もが集めることが出来る範囲内の決して高価でもないメッキジュエリーを含む数々です。

「なぜ華やかに高価なジュエリーを装うことをしないのか」などにご注目いただいて、楽しんでご覧くださいませ。

普遍的な庶民派ジュエリーの集まりの私物ジュエリー、重視するところはレベルではなく組み合わせの工夫の研究にある

現在のジュエリーボックス(私物用):いかにもオルゴール仕立てのような作りですが違うところが意外。

10セット強ほどのそこそこな量ですが、事業用の3点1セットのまとめ方は私物ジュエリーも同じです。

もしかして、私物ジュエリーの工夫から事業用に活かせる部分が出てくるのかもしれません。

1:オレンジ本鼈甲ネックレス。留め具はK18YG。ブレスは、ガラス製のイミテーション。リングは瑪瑙。

おもちゃでは決してない「本鼈甲」というところに、ある一定のレベルを入れ込んでいます。

2:メッキのやステンレスのゴールド。ブレスに関しては1980年代に豊富に見られた「18金張り」です。

多角形が意識されたたラインがどのアイテムにも入ります。

3:東南アジアのおみやげものです。三つ編みモチーフが他のアイテムと合わせるのがとても難しく、単独。

このバングルは、後にネックレスとリングが決まって行きます。

別の記事でこのバングルを含む自作ネックレスやリングをご紹介致します。

4:オニキスの32面カットネックレス。ー925製の地喜平チェーン3連ブレスとマーカサイトリング。

お洋服の黒コーデが多いと、オニキスネックレスの出番が豊富。

一言で言えば、「便利」というようなアイテムです。

ただ、黒いネックレスは硬いイメージに寄り過ぎないよう、「抜け感」を持って付けるというバランスを工夫することがお勧め。

5:あこや真珠のセット(リングのみ写真が分かれます):ヴィンテージ物ばかりを重ね付け。
5:あこやリング:昭和の風情のあるものを3点重ねて付け。デザイン性が生まれます。

「あこや」はかつては超高級品でしたし、今後もそのレベルはますます高まっていくようです。

そうすると真珠自体が敬遠されるものになってしまう未来ができてしまいそうです。

とはいえ、こうした動きも。。

気軽に真珠を付ける1つの良き傾向が、「淡水真珠」の技術の高まりです。。

真ん丸に近い「淡水真珠」は、ぱっと見「あこや」と変わらないのに入手しやすいお値段なのです。

とはいえ、「あこや」にこだわるのであれば、こうした、昔の決して良い状態とは言えない「ヴィンテージあこや真珠ジュエリー」を集めてカジュアルに装うことです。

そのような例としてあこやの黄ばんだようなヴィンテージ物をジュエリーボックスに入れながらご提案したいわけです。

6:「ティファニー」を混ぜ込みながらステンレスチェーンジュエリーの価値を高めます。

リングの2個が「ティファニー」製。

シルバー925/K18YGコンビのコントラストが素敵です。

思わず、バイカラーものばかりを集めてしまうほどはまりました。

7:親しみやすいジュエリーにもこだわりを入れていきます。3アイテムすべて「ティファニー」製。

ペンダントチェーンだけは、金属アレルギーが首に当たることを避けるためにステンレスへ交換しています。

「ティファニー」様、ごめんなさい<m(__)m>。

8:ステンレスのゴールドのセット。トップはピアスからの「改造」なのでブランド名を控えます<m(__)m>。
9:メッキゴールドxフェイクパールのセット。トップは「シャネル」製。時計の文字盤の白もリンクさせました。

本物パールを持っているのであれば、フェイクパールは遊び心を持って付けることになります。

イミテーションと分かりながらそのかわいさを楽しむのです。

10:すべてに「平打ち」フォルムが入るゴールドベースのセット。バングルは、「エルメス」製「エマイユ」。
11:925、ステンレス、メッキが入り混じる銀ベース。おもちゃっぽくならないのはパールが天然だからこそ。

以上のようなラインナップでした。

これらは、「本物志向のレンタルジュエリー」にはとても並べることのないレベルですが、組み合わせの工夫はものすごく力を入れたものなのでした。

おまけ:数を絞った時に手放すことにした20点ほどの集まり

おまけです。

今回11セットにしぼりましたが、もう使わないということで、11点にも入らなかったお品をまとめてご紹介。

組み合わせが上手く決まれば12セット目などになったかもしれません。

ただ、この中で、更に後になって私物に入ったものがあります。

それは、左下の絡み合ったようなチェーンネックレスです。

また別の機会に私物のその後としてご紹介したいと思います。

あとがき

当ブログ記事も、最初に投稿させていただきました2021.03.01当時からは、後の3年後の2024.03.28で「ブログの手直し」の番になり記事を「リライト」させていただきました。

2024年現在の私物ジュエリーは9セット。

セット数はあまり変化がないですが、中身が結構変わりました。

別の記事【414】で「2024年の私物ジュエリー」をご紹介します。

3年前の2021年にあったものは、果たして2024年の中にあるのでしょうか。。

お楽しみにどうぞ(^-^)。

「そこそこレベル」も持ち合わせておく勧め、遠方へのお出かけや飲食の席で心配しながら楽しめないジレンマを解消できるジュエリー【191】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリー好きな方の中には、毎日でも付けたい思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

好きであるということは、複数持つことになることも多いかと。

今回は、その複数のジュエリーの中に高級品もあり、親しみやすく、また代替品も見つかりやすいミドルクラスのタイプもあえて持ち合わせておくことのお勧めのお話になります。

こうお話しますと「なぜわざわざ質を落として着飾るの?良い物を付けて出かけたいじゃない!」との反論もあるようですが、実体験で複数のジュエリーを失くしてしまうケースのある私が行き着いた考え方です。

少しお付き合いいただき、この考え方を聞いていただけはしないでしょうか<m(__)m>。

もちろん高級なジュエリーも持ち合わせることもしたいので、「ランク分けをして持ち合わせる」という言い方をしても良いかもしれません。

ジュエリー=高級品と決めてしまうことがかえってそのシーンごとにうまく対応できないことがあるものです。

ジュエリーののランク付けをした持ち方例

大のジュエリー好きとして、たくさんのジュエリーをこれまで収集。

もともと地金の18金のイエローゴールド、ホワイトゴールドを中心にコレクションしてきました。

元は地金が高価な本物が好みなのです。

そして、「本物」ということをコンセプトに、天然石と18金の留め具の組み合わせをしたパワーストーンとか宝石質の研磨された透明感あるやや高価な天然石を自分でつなげてハンドメイドの天然石ジュエリーにカスタムした経験をしてきました。

そのあたりのコレクションしてきたものというのは、いわゆる「コスチュームジュエリー」とのすみ分けです。

「天然」であるということが、コスチュームジュエリーの「プラスチック」などとは一線を画するのです。

ただ、本物にこだわって集める過程はとても夢中になるものの、集め切った後になかなか着用するに至らず、保管するだけにとどまってしまいました。

そこが私ならではのスタイルであり、特徴だったことなのです。

身に付けて着飾ることは得意ではない、華やかなシーンも好きではなかったのです。

。。ということで、現在は、出番のなかった「着用」の部分を「レンタルジュエリー」としてお客様にレンタルする事業をすることで、貸出しをすることに決めたのです。

そうすれば、ジュエリーがちゃんと活躍出来て、私の集めた意味もできます。

それは大変喜ばしいことであり、もしかして誰かを喜ばせることができるかもしれないからです。

私だけではどうにもならないジュエリーをいろいろな人に付けてもらい、その美しさを共有しようという事業です。

じゃあ、そのような私が全く身に付けないかというと、少しは身に付けます。

その内容が、動きの多い場面を想定した、もしかして、落としてしまうかもしれないリスクを考えたジュエリーばかりなのです。

動きの多いアクティブなシーンの想定

さて、アクティブな場面というのはどんなシーンになるでしょうか。

まずは、通勤を含めた、「仕事」の場面。

そして、仕事後、仕事以外の「娯楽、お食事」などの場面。

そして、旅行を含める、「遠出」の場面です。

これらは、実際どれも活動的。

お仕事ではよく働き、あちらこちらと足早に移動した時にジュエリーが揺れます。

仕事以外では、そのシーンに夢中になり、娯楽の最中にジュエリーには意識が行かなくなる時があったり、お食事場面では、お肉の油が飛んでジュエリーに付くかもしれません。

そして、遠方への旅行などの際には、これも旅行のシーンの移動などに気をとられ、ジュエリーへの意識までは行き届いていないのが現状だと思います。

そうしたシーンに高級なジュエリーを身に付けていくということは避けた方が賢明。

もし失くしたり落としたりした場合にその本来の目的別シーンが台無しになるからです。

このように思うことは自然な心理だと思います。

その活動での不利益を防御するための対策がこのたびのジュエリーのご紹介です。

「仕事」「娯楽・お食事」「遠出」シーンそれぞれにお勧めするジュエリーの3点セット

では、上に挙げました3つの場面に私がお勧めするジュエリーをご紹介しますね。

まずは、「仕事」の場面。

ティファニーのシルバーアクセサリーのセット。

実は3点共ティファニーであるところがみそ。

そして、3点に共通するスクエアモチーフでシルバー925製という地金の統一です。

仕事も業界によるとは思いますが、私としては、このあたりのアクセサリーなら自分表現に全く問題がないと考えます。

大勢の人達と近くコミュニケーションする場面ですので、これくらいのこだわりをしてもよいのではないかと考えます。

パッと目につくものというのは、より自分自身を分かってもらうきっかけになるものです。

ビジネスは大人の集まり。

「ティファニー」様はそういう意味で、誰もが認めるような良質なお品のイメージが定着しています。

シルバー925のシリーズはティファニーブランドの中ではお求めやすいお値段のランクだとは思いますが、地金の価値よりもブランドパワーが強味のジュエリーだと思っています。

よって、ビジネスのようなシーンにお勧めしたいのです。

そして、次のシーン、「娯楽、お食事」の場面。

粒のそろったきちんとしたライスパールが段差の2連になったショートネックレスのセット。

留め具もシルバークラスプでそこそこの良質感が感じられます。

ブレスはネックレスとお揃いの2連。

リングは、マザーオブパールというシェルがマーカサイトと交互にストライプ状に入ったシルバー925台。

このセットもものすごく高級ということではないですが、ある一定のレベルはあります。

突出し過ぎずある程度の良質な物というのは、お食事や娯楽の場面にちょうどいいのでは?と考えた組み合わせでした。

高級過ぎないというところがアクティブシーンのジュエリーの持ち方のポイントになります。

何十万円もするようなケタの違う真珠などは、気がかりで、思いっきり娯楽やお食事を楽しめないです。

次は、とても究極な場面、「遠出」の場面です。

かつて、遠出の旅行で時計を落としてきてしまったことがあります。

おそらく、腕に重いバッグが引っ掛かり、そのはずみで外れて気づかぬうちに落としていたという経緯だったと思います。

気が付いた時には、時計の行方が分かりませんでした。

旅先であれこれ探す時間もありません、警察にも行くこともありませんでした。

そういった悲劇の経験もあり、遠方へのジュエリー類というのは注意が必要です。

一番安全なのは、付けていかないことなのですが、せっかくの楽しい遠出、外出時にジュエリーを身に着けていないと気分も上がりません。

その場合に、万が一落としたり失くしたりしても良いようなもの、というところにポイントを置くわけです。

あこや真珠のヴィンテージもの。状態が悪く黄色みがかった色で真珠の質は良くないです。

本来淡水真珠よりも高級ですが、状態が非常に悪いこれら。

このまま味わいあるビンテージのクリーム色として気兼ねなく使っていくのです。

ネックレス、ブレス、リンの3点共、同じように黄色みをおびた真っ白でない古い物。

その同じようなトーンを一緒に付けて、ヴィンテージ感ある味わいのセットとして気軽に着用していくのです。

もう、経年のお品ですので、万が一があっても悔やむということにまではならないです。

購入金額も¥1,000-¥1,500の範囲でした。

一方、質のレベルは一定レベルがあることもポイント。

もともとあこや真珠という良質なお品であったという過去の姿もちゃんと投影されていることもこのセットの意味になります。

安物を集めたわけでは決してないという点ですね。

そこで、さらにご紹介したい工夫として、ここに付いていた問題のないお洒落なシルバークラスプは外して別にします。

そして、他の良い真珠の方へ付け替えるということをして、シルバークラスプをシャッフルするということをよくしていました。

そうして、失ったこのたびのヴィンテージネックレスの留め具などは、ステンレス製のダルマ板や引き輪のメッキクラスプの手持ちのものを活用しながら、その内容に見合ったレベルへ調整しました。

そんな部分でもランクのバランスが取れます。

リングはシルバー925台のそのままです。昔の突き出したようなビンテージ感たっぷりの台、これも見方によっては価値があるのです。

最後にもう1セット。ゴールド1色、そしてメッシュ系でそろえました↓。

まさにコスチュームジュエリーといった感じのセットです。素材のぱさぱさ感で統一。

ブレスやリングはメッシュのステンレス製です。ゴールドラメのタッセルペンダントのチェーンはステンレス製。

これでも、ちゃんとステンレス素材に統一したベースの部分での基本は考えました。

よって、メッキやプラスチックの素材よりは少しランクが上がります。

これらのアイテムは万が一遠出先で紛失したりするハプニングが起こっても嘆き悲しむことをせずとも、また同じようなアイテムを探していけそうな「量産品」なのです。

入手困難な1点物と対極に当たるものであることが、気軽に持てるのです。

どうでしょう、この価値観ご理解いただけると嬉しいのですが。。

あとがき

旅先、特に海外旅行では華やかで目立ち過ぎないこともポイント。

ジュエリー自体が無事でも、スリにあったりしやすいこともそのジュエリーのレベルを見て狙われることになります。

時と場合にジュエリーを使い分けるということがいかに意味のあることかがその究極な場面で分かるのですが、事前に対策しておく方が間違いなく平和です。

そうなると自然に、高級ジュエリーは、「おしとやかな席」が望ましい。

量産品の比較的お手頃なジュエリーは「活動的なシーン」が望ましいと決まってくると思います。

そんなこのたびの使い分けのお話でした。

すべてが高級でそろえる必要はなく、ランクに差があった方が問題が起こりにくいと言えます(^-^)。

丸い輪のバングルも遠目で四角く映る、四角フォルムのセットが成り立つジュエリーの形のそろえ方【455】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーアイテムのよく利用されるものは、まず①ネックレス(ペンダント)②ブレスレット(バングル)③指輪です。

時々ピアスやイヤリングもく加わることがあり、アンクレット(足首用ジュエリー)などもあります。

このたびは、主な3アイテムのネックレス・バングル・リングを遠目から見た時にすっきりと素敵に映ることを目指すための「形」と「色」を統一した組み合わせをご紹介したいと思います。

丸いフォルムではなく、形は四角。

一見難しそうですが、自身が長い間好みのフォルムでありまして、本当にたくさんの四角いジュエリーをいろいろ研究してまいりました。

そんな長年の実体験のレポートのようなものになるかもしれませんが、どうぞ茶色と四角い形の2共通点を統一したジュエリーコーデ、是非ご覧くださいませ。

スクエア粒のスモーキークォーツのロングネックレスから始まる四角フォルムのジュエリーセット

〇ネックレス:自作。「スモーキークォーツ」のスクエアの多面カッ1.5cm四方の96cm。留め具はK18YG。
〇ブレスレット:「ヴィトン」製の木製バングル。側面にロゴマークのゴールドパーツが埋め込み。
〇リング:「スモーキークォーツ」の四角い大粒リング。台はK18YG。側面が装飾性のある透かし。17号程度。
3点セット:遠目で見た時のバングルにご注目を。バングルは本来円形なのですが、幅広だと四角く目に映ります。

四角いバングルなどなかなかあるものではありません。

その形だけを見るのではなく、俯瞰した遠目で見た時の映り方を実際にシミュレーションしてみたりイメージしてみたりします。

リングの「平打ちリング」も同じことで、それ自体は円形なのですが、指にはめて遠目で見ると、ベルトみたいに四角く映ります。

これこそが、現実的な装いの時の映り方なのではないかと取り入れている考え方です。

こうして四角いフォルムで茶色い3点セットが完成しました。

その内のネックレスとリングのストーンが同じ「スモーキークォーツ」でリンクしていることも、よくまとまることに影響してくれています。

そして、極めつけは、ハイブランド「ルイ・ヴィトン」様のコスチュームジュエリーのバングル。

ごついイメージの木製がこんなにかっこいいのです。

あとがき

このたびは、四角フォルムと茶色という2点を共通にまとめた例でございましたが、丸、楕円、星、フラワー、ハートなどと共通の条件を替えられます。

ただこれも1つのアイデアに過ぎません、型に当てはめてしまっても窮屈なのです。

全く違う形なのに同じブランドロゴであることで成り立つこともあるでしょうし、違う色であることが効果が出ることもあるかもしれません。

ただ、目指すゴールが「粋:いき・・・すっきりと整然とした様子」となると、共通でそろえる意識は成功する確率も高いと言えます(^-^)。

きっかけはあのアメリカ女優様のネット写真、まるでオニキスをエレガントに装うご提案をいただいたような感動【459】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1990年代に夢中になって土曜日の深夜に楽しみに見ていた、「ビバリーヒルズ青春白書」。

以前に「ビバリーヒルズ高校白書」もあり、その続編。

実質1990年-2000年のスパンでの放送だった、日本ではまさにバブル時期とその後に当たる10年間です。

ドラマ内の素敵なキャストや、お洋服に夢中。

そんな楽しかったドラマも2000年周辺での最終回があったことがとても残念でした。

思えば、あの放送終了以降の2000年代からアメリカのドラマがたくさん放送されるようになり、海外ドラマファンが増えたのではないでしょうか。

さて、その「ビバヒル」の女優さんの「ジェニー・ガース」様。

お美しく、時々ネットでお写真を拝見し、お洋服コーデを見ることがありました。

それが2015年辺りでした。

そんな中で1つ気になったネックレスをお召しになっていたのです。

おそらくオニキスだと思います。

その時のお洋服は黒のワンピース。

黒のワンピースに黒いネックレスがひときわ印象的に映り、彼女の優しい雰囲気との程好い調和があったところに感動♪。

そのネックレスが忘れられず、引用してみたオニキスネックレス中心の組み合わせをこの度ご紹介したいと思います。

自作の大粒オニキスネックレスとブレスが良きモノトーンコーデの差し色なるか

〇ネックレス:オニキスの64面カット12mm珠のショート丈。42cmほど。留め具はK18YG。

真っ黒ではないところがこの時の大粒のオニキスとの出会いでした。

オニキスとメノウは元は同じ生まれで袂を分かつ関係とでも言いましょうか、最終的には別物ですが真っ黒なイメージのオニキスにこうして柄が入ると間違いやすいです。

〇ブレスレット:ネックレスと同じお揃いです。こちらも留め具はK18YG。

丸珠とは違い64面カットが入ったことで、エレガントさが際立ちます。

〇リング:「シャネル」製のプラスチックリング。ベージュ地に黒の水玉。サイズは、14号程度。

ここにこれを合わせずしてどこに合わせるのかという自信を持って合わせた水玉のプラリング。

お品物の抜群のセンスがありがたいです。

3点セット:モノトーンだけでまとめています。「丸」がひそやかな共通点。オニキスと水玉がリンク。

あとがき

「ジェニー・ガース」様がお召しになっていた連ネックレスは、珠のサイズが大小異なり、全体でU字型に映っていました。

そして、珠の間に結び目「オールノット」仕様でした。

「ノット」というのは結ぶという意味で、ネクタイの時の結び方「プレーンノット」にも使われるあの言葉です。

そこには躍動感があり素敵だったのです。

そして、完成の同じサイズの珠では円形にフォルムが落ち着くという違いを知ります。

珠のサイズが変わることは、全体のラインをU字に作ることにも影響していたのです。

その後、2022年の「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップ大改良において完全に「高級地金+宝石」へ特化したものになりました。

地金とのコンビとなると、オニキスはなかなか出番がなく、連物ならではの存在感なのです。

黒コーデがお好みの方は、オニキスの連のネックレスをジュエリーコレクションに入れているとどこかで必ず出番がありそうです。

珠が小粒だとカジュアルに、大粒はエレガントになります。

自作の自由度は高く、思った通りのストーンで連が繋げますので、そういったことが現在は自作で実現しやすくなり、レンタルでは出番はなくなったと思っております。

ただ、過去のセット組の記録としては、流行に左右されることなく記事に綴り、お役に立つことがあればと残しておきたいと思います(^-^)。

ヘマタイトの本当の価値はこれじゃないのか、プラチナやホワイトゴールドのレベルに並ぶクールな仕立ての結果たどり着いたゴール【374】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ヘマタイト」という天然石をご覧になったことがありますか。

シルバーカラーの天然石で地金にとても馴染みます。

一番最初のヘマタイトとの出会いは贈答品のネックレス。

丸いカットが一部に使われていたのでした。

その時は、贈答品になるほどなのだから「コスチュームジュエリー」のレベルだととらえていたのでした。

その後時はパワーストーンブームへ。。

2010年代の前半にいろんな天然石を知り、その中でヘマタイトも見ることになりました。

その時に、驚いたのです。

美しいカットのヘマタイトに出会ったことで、カットの仕方で随分印象が変わるものだと思ったことです。

よくあるラウンドカットにはなかった魅力が、四角いカットに見ることができたのです。

そうして、一気にヘマタイトやパイライトの「鉄」のようなイメージの天然石に目を向けるように。。

そして、ヘマタイトもパイライトも自作でネックレスを作るに至りました。

このたびは、ヘマタイトで作ったショートネックレスの魅力をお伝えできればと、キューブ型カットが非常に美しい連で自作したネックレスとブランドジュエリーとを組み合わせたセットをご紹介したいと思います。

ヘマタイトの魅力を最大限に、四角フォルムでそろえたクールなセット

〇ネックレス:5mm四方のキューブカットの「ヘマタイト」のショートネックレス。留め具はK18WG。36cm。

「チョーカー」と呼ばれるショート丈が首に沿ってクール。

このキューブ型のきらめきが魅力です。

余計な色を入れないからこそカッコイイのです。

留め具を18金で設置という点に、ヘマタイトへの価値の置き方を見てもらえると思います。

〇ブレスレット:文字盤ががスクエアな形の「グッチ」ブランドの時計。1990年代後半のヴィンテージもの。
〇リング: シグナチャー彫り、2本線はK18WG、黒部分はセラミック製の「グッチ」ブランド。10mm巾。18号。 

セラミックの流行の2010年代の品物です。

時計の黒の文字盤にリンクしたセラミックの黒カラー。

細かい地金部分にK18WGを使われたところに、「グッチ」様の地金への真摯な向き合い方を感じます。

そして、すべてを同時付けすると、このように↓。。

3点セット:「スクエア」が整然と目に飛び込みます。「粋:いき」ということの表現の1つです。

あとがき

10万以内の定価でも十分に魅力的で価値が感じられるハイブランドの時計。

時計のお値段はどこまでも無限で、お屋敷1つ分までにも及ぶ範囲があります。

自身の考え方としましては、素敵な価値ある範囲内のこのレベルで十分高級だと思います。

もっと重要なことは、時計を含むその他のジュエリーとの組み合わせで、お洋服とのコラボだと思っております。

それ1点だけの価値は、もうすでに製造者であるハイブランド様が追求済みです。

有難く取り入れさせていただいた組み合わせの工夫は装う者に委ねられます。

元ある品物の価値が活きるのもその後の組み合わせと装い次第なのです(^-^)。

ブランドロゴのジュエリー同士の複数の組み合わせにおいては、1ブランドに絞るのがかっこいいことの証明【369】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「メンズライク」という言葉が好きです。

あえて、スラックスに目を向けたり、20代の頃デニムが流行した時代には、メンズのネクタイ(ピンクの水玉柄)も購入してみたりしたことがあります。

このたびは、「牙型」といういかにもカッコイイデザインのツインのペンダントを「エンポリオアルマーニ」製でご紹介し、3点セットに組み合わせた装いをご提案したいと思います。

作りの良いコスチュームジュエリーの域を超えたクールなデザインは「エンポリオアルマーニ」ならでは

古着ライフの中で、お洋服のほとんどが「アルマーニ」でワードローブをまとめています。

すべて古着なのですが、「ジョルジオアルマーニ」「エンポリオアルマーニ」「アルマーニコレツィオーニ」のいずれかを選んで上下を組み合わせ。

これは私の感想ですが、古着の中でもバッグやベルトやジュエリーの小物類も大変充実していまして作りが良いと思います。

〇ペンダント:「エンポリオアルマーニ」のロゴ入り牙型ペンダント。4cm程2つ共ステンレス製。80cm。

躍動感を十分に出すために元は、60cmくらいのチェーンを80cmの別物に替えました<m(__)m>。

丸紐部分も本革レザーという作りの良さ。

2種のツイン型というのが他にはなかなか無い素敵なデザインで、このモデルを選ぶ理由でした。

〇ブレスレット: ステンレス製の喜平デザインのチェーン。長さは留め具含む20cm。

まずは、ペンダントチェーンと同じ喜平デザインのブレスレットを選択。

〇リング: シルバー925製の巾1cm程の平打ちリング。ロゴマークが点在。サイズは15号程度。

いろいろなロゴの配置の仕方があるこの手のタイプの中ではダントツに素敵だと判断したリングです。

3点セット:そのまま「アルマーニ」様のお洋服にはめ込むように付けるだけです。

あらゆるアイテムに合ってくるジュエリーだと思います。

夢が広がりますね。

あとがき

牙のモチーフ1つにしてもとても上品です。

それほど数が多いわけではない「アルマーニ」ジュエリー。

それでもお洋服中心のブランドとは信じられないくらいの作りの良さとセンスです。

バッグも現在3点ほど使わせていただいておりまして、「流行」というものを感じさせない永久的な使い勝手の良さがあります。

流行が気になってしまうと、限られた年数しか持てなくなるものでありますが、そんなことすら考えなくても良いところが「アルマーニ」様の小物の優れたところかと。

このたびのまとめとしましては、同じブランドだけでジュエリーの組み合わせをまとめることの素敵さです。

別のハイブランド様でも同じことが言えると思いますので、よろしければこの考え方を引用してみて下さいませ(^-^)。

お値段以上の価値を感じた淡水パールの編み込みペンダントトップ、その素晴らしさをたたえながらレベルを上げて装う【324】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あれはいつのことでしたか。。

天然石の連物の「genuine」様の売り場でのこと。

店員様が淡水パールの編み込みをしてバスケットに完成品を入れておられました。

のぞかせていただいた時に、思わずびっくり。

とても好みなスクエア型にふんわり編み込まれたものだったのです。

編み込みはテグスの細いタイプです。

真珠は穴が小さいですので(小さくしか開けられないということだと思います)、繊細なものになりますが、ちゃんと作られたものでした。

そして、1点購入させていただいたのです。

特にバチカンなども通っていないので、使い方は自由。

何かご提案をいただいているようでうれしくもあり、ただもうペンダントトップだと強く決めていました。

その後、編み目の細かい空間も通るステンレス製の二重リングをカットして一重にアレンジしてバチカンとしました。

金属アレルギー用にとステンレスチェーンを通すことでペンダントが完成したのです。

このたびは、この完成したペンダントを中心にして、白を含むふんわりした柔らかい雰囲気を作っていくジュエリー同士の組み合わせをやってみたいと思います。

白がどのアイテムにも入る、優しい世界観の実現

決して高価なジュエリーではありません。

ペンダントトップの編み込みも、¥500というお値段でしたので、大変有難いお品物です。

とはいえ、それ以上の価値が感じられ、さらにハイレベルにしていくには。。を考えました。

3点セット:バングルはトルマリン、リングは「シャネル」製プラリング。
〇ネックレス:2cm四方の正方形にふんわり編み込まれた淡水パールのトップ。ステンレスチェーン69cm。 
〇ブレスレット:トルマリンのくり抜き型バングル。モカグレー、白、ピンクが混ざった抽象柄。内周18cm。
〇リング: 幅は14mm程度のクリーミーなホワイトカラーのシャネルのプラスチックリング。

ここぞというポイントは、白同士の3つがどれも素材が違うこと、1つは海の中の「貝」、1つは「天然石」、1つは「プラスチック」です。

異種の素材がこんなに相性良くリンクしたところにすっきりと垢抜けた「粋:いき」が実現できたもようです。

素晴らしい作品をお作りいただいた店員様へのリスペクトです。

あとがき

ジュエリー同士を組み合わせる時に「共通」の部分をリンクさせることで引き合うように感じています。

面白いのが、異素材でありながらカラーは共通といったような、不思議な相性は唯一無二の組み合わせになるための条件かもしれません。

特に計算したわけでもないけれども結果的に相性良く共通になることを勝手に「ミラクル」と呼んで楽しんでおります。

組み合わせで楽しいのは、この「ミラクル」が起きた時です。

何でもかんでも共通だともしかして面白みがないのかもしれません。

例えば、全くのお揃いのネックレスとブレスや、ペンダントトップとリングが同じという組み合わせは同じ物を2箇所見る退屈さがありますので一度も引用したことがないのです。

全然違うのに1つだけの共通点があるという組み合わせもあるのです。

その他の共通点は「四角」というキーワードだったと思います。

ペンダントのスクエアは、目に映る四角である平打ち型のバングルやリングに相性が良いのです。

ハイブランド品のコスチュームジュエリーも結局は量産品だと言えます。

そう考えますと同じ物を持っているユーザーが大勢であり、唯一無二のコーデとして成り立つには、使い方や組み合わせ方に独自のものを入れていくということになるのです(^-^)。