キャッチコピーやキャッチフレーズなどの考案作業の多数のボツアイデア、もったいないがボツアイデア無しでは生まれない渾身の1選【1192】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

何か1つのことをご紹介する上で、その結果の華々しい状態を人は見せたいもの。

そんなこととは裏腹な、そこに至るまでの苦労や裏側こそ主役的に見せて下さる本。

コピーライター様ご本人が書かれた本、「広告コピーってこう書くんだ! 相談室 袋とじ付き:谷山雅計 著」を拝読。

この本を手に取った理由は、現在まさにコピーをうまく書く必要性を目の当たりにしているからでした。

そんな状況から、プロのコピーライター様のお話の中からきっと良きヒントがあると思ったのです。

このたびは、コピーライティングに関しての特殊な性質とも言えるような、1つが決まるまでのボツの存在が多数を占める作業において、この「ボツ」の存在感を見ていきたいと思います。

キャッチコピー1つで企業様の行く末が左右される重要なお仕事の裏側、渾身の1案のコピーライティングはボツアイデアがあってこそ生まれた

キャッチコピーを書くようなコピーライター様の商品というのは。。を考えてみます。

目ももちろんキャッチ―な文字として、英語なのかカタカナなのか、ひらがななのかということもありますが、耳に聞こえる音のリズムや響きなど言葉1つの奥深さが影響する非常に多角的な商品なのです。

さらに、心に訴えるという点では、言葉の底力みたいなものを知ることができるということです。

1つのキャッチフレーズを決定するまでには、様々な切り口から100種以上の発案を絞り出すかのように考える、「考案」とういう段階に時間を費やすのです。

本の中身にも書かれているのですが、付録みたいに最後の方に著者様のノートを私達に公開して下さっています。

あれこれ考案することは意外と皆がやっていないことであり、それほどまでの数の考案の中からの渾身の1つが決定されるということが精悦の極みと言えます。

どちらかというと、ブログのタイトルや、商品のネーミングは事業でも楽しくサクサクと決めていって楽しんでやってきました。

しかし、更にもっと踏み込んで考え抜くということが不足していたと思うのです。

あとがき

現在、過去のブログを「手直し」していく作業を1日のタスクに盛り込んでいます。

途方もない作業で年月がかかることですが、特に、現在からは遠いブログ開始当初のタイトルや文章の書き方がてんでなっていないことにびっくりしています。

読まれている記事の場合はその点が結構完成型になっている様子。

ブログが読まれる・読まれないというのはふわっとした偶発的な現象ではなく、ちゃんとした理由あってのものだと。

読みやすくキャッチ―なタイトル、リズム感の効いた文章は見つけやすく読みたいものなのです(^-^)。

ハンドメイドバッグの名前付け、モデルチェンジで名前がそのまま受け継がれたものとモデル自体を廃止した伝説のネーミング【323】

アイキャッチ画像323

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冒頭からお伝えしたいのは、当ブログ記事は最初の投稿の2021.01.02からおよそ5年後の2025.11.22にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文綴り直しをしていることです。

当初のまま残る、後で下に貼りますYouTubeとはやや切り口が違い、製作物への名前付けの「変遷」の部分にスポットを当てたいと思います。

ハンドメイドバッグ活動をスタートして以来初めての名前付けをしたのが、2019年でした。

記事では【78】が一度目の名前付けの2019年時のラインナップです↓。

5点のバッグの名前付け(2019年):コンパクトなサイズで生地を共通にデザインの違いを感じ取る企画でした。

そして、時は2021年初頭、2019年の時からラインナップから廃止や新規が生まれます。

更に時は2025年、当ブログ「手直し」の現在ではもっと劇的な変化がありました。

名前付けの理由や背景と共に、2025年で行き着いた意外な顛末をご堪能いただければと思います。

どんな分野のハンドメイドでも作品に「名前」を付けて披露すると良い、ハンドメイドファンは親しみや愛着を感じてくれることだろう

7点のバッグの名前付け(2021年):2019年から引き継いだ上段4点と、新規の下段3点が追加。

この美味しそうな食べ物が並んだ意味、伝わりますでしょうか。

「衣・食・住」の「衣」に含まれるこうした雑貨・小物品であるバッグと「食」の垣根を崩壊させた1つの姿なのです。

「崩壊」というワードが言い過ぎということなら、「部分的に溶け合った」とでも表現したら良いかもしれません。

もう、「衣・食・住」すべてが互いに交じり合った1つの生活・一人の人間の姿なのだという意味です。

そんなメッセージを込めた食べ物特化の名前。。ただ「テリーヌ」だけ和食っぽくないですね(^_^;)。

「テリーヌ」は評判が良くすべて完売でしたが、私が思うに、「外回り」のお仕事がなくなる今後はあまりイメージできなかったモデルとなります。

いかにも会社員らしいブリーフケースですから。。よってその後は廃止しています。

最後は、2025年現在の状態をお知らせしたいと思います↓。

3点の名前付け(2025年):「切餅」「餅巾着」「鏡餅」の3点のみ。「鏡餅」はまだ当投稿の1か月前の決定です。

「鏡餅」は研究製作でボディーバッグを作ったのですが、これをリュックに縦長の楕円型で正式としたいと思っております。

変遷といっても、決して数が増えるわけではなくむしろ減っています。

これは、「厳選」という意味で受け取っていただければと思います。

変遷の中の特徴は、「餅巾着」の姿が変わっても最後まで名前が引き継がれたことが1つ。

そして、3点共「餅」料理であることが、製作自体の「特化」「拘り」の強さと比例しているのです。

あとがき

2025年のモデル数がミニマム化したことには結構深みがあります。

実は、この3点で自分だけが製作するのではなく、「著作権フリー」をベースに、コンテンツに3つを1パッケージとしてまとめようと思っているのです。

長い間モデルチェンジしながら引き継いできた真ん中の「餅巾着」は、2025年では素材に制限など無い、どのような厚みのある生地でもカバーできる完全融通型仕様なのです。

かつては、厚みがあり過ぎてゴブラン生地が活かせなかったことをこのデザインで可能にしました。

今後、素敵なバッグを製作する方への応援や共有を通じながら、一緒にハンドメイド文化を高める活動を続けていく大きな決心をしたところです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク