まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたびはお邪魔した友人のおうちの中を拝見、友人のライフスタイルを取材させてもらいました。
引っ越した先の新居におじゃまし、リビングやキッチンなどを撮影させていただきました。
カラーでいうところの、ピンクのお部屋です。
友人「minmin」のピンクというカラーに対する拘りのライフスタイルを拝見しましたので、自身の茶色系のお部屋と楽しんで比較をしてみてくださいませ。
スピリチュアル的な意味も詰まったピンクの持ち物、人生において好みのカラーは大切なのではないかと思う
洋服、靴、バッグ、部屋の小物、いろんな持ち物がピンク。
スピリチュアル的にもピンクとの相性が良いとのことで、ライフスタイルがピンク色で染められています。
それが友人「minmin」のお部屋です。
食器やお洋服すべてをピンク中心でまとめているほどのピンク好き。
そして、時にピンクの相方として、クリームベージュやブルーを差し色にしているところも見どころです。
友人の「minmin」は、身に着けるジュエリーのストーンもピンクでした。
ピンクのストーンは、「ピンクサファイア」「ピンクトルマリン」「ローズクォーツ」「インカローズ」「ロードナイト」「クンツァイト」「モルガナイト」などがあり、天然石としては豊富なカラーです。
どれもピンクのトーンはそれぞれ違っていて、それぞれの特徴があり微妙な違いも価値であり面白味なのです。
自身の場合のピンクのイメージとピンクの取り入れ方
めったにピンクを持たない、着ない私ですが、1つだけ思い当たる持ち物がありました。
好きなデザインのヴィンテージバッグです。こうした取っ手くり抜き型にはもう目が無くて、他にもこういうタイプをいくつか持っています。
デザイナー様がすでにそのコントラストの美しさと実用性にお気づきで、ビーズに強めの色を取り入れてあります。
こんな感じで、インテリアにブラウンとのコントラストで薔薇柄の中に入るピンクという取り入れ方をする私とメインの色がピンクであるという「minmin」のライフスタイルは同じ色を使いながらその思いが違っているところが面白いです。
まるで芸術品、Najico(ナジコ)の扇形コーナー棚との出会い
続いて、あるヴィンテージ家具をご紹介したいと思います。
この特徴あるコーナー棚との初めての出会いは、5年程前にヤフオクで¥3,000というようなお値段で落札購入した時。
さらにこの棚が必要になり、その後再びヤフオクで木製棚を検索しました。
最初は、この棚の呼び方が分からなかったので同じシリーズを探したくてもなかなか見つかりませんでした。
が、ついに関連商品でヤフオクのAIさんが表示してくれました。
AIの登場で時代が進んだのです。
興味あるお品を画像でキャッチし、ピンポイントで的確に集めてお勧めしてくれるようになりました。
そんなお勧めによってコンパクトな、しかもおしゃれな木製棚を発見。今度は4段です。
こんな特殊なデザインはもしや同じ種類なのではないか。。と思い始めます。
最初の3段のタイプの購入から5年後です。
ヴィンテージ家具の価値とかニーズからでしょうか、当時の¥3,000からは値段がそこそこ上がって、¥7,000という価格で落札購入。
ところで、購入するときに「あれっ?」とわたしは思ったんです。
こんなある意味特徴あるデザインって、もしかして同じ会社様が作られたのではないか。。
そんなことが気になり始めます。
今回の4段は、すでにヤフオクのタイトルにNajicoと謳われていましたので、4段の方は「Najico」ブランドのもの。
そこで、以前から持っていた方の3段のオレンジ茶の裏側を見て確認したのです。
5年前に3段を購入した時には裏側にシールがあったこともあり、気にも留めなかったメーカー名。
今回のブランドの一致で詳細がもっと知りたい欲求が沸いてきます。
そして、ネットで調べます。
このNajicoの棚は作りが明らかに日本製。
手の込んだ部分、繊細な作り、表面の始末、すべてが行き届いていることが感じられます。
まず、どこの県のメーカーさんが作ったのか、そこはNajico社であるのか、など。
そして、私はあるホームページにたどり着きます。
同じ名前の全く違う会社にヒットする場合に気を付けて、慎重に「najico 家具 木製」と入力して探しました。
ここで私の無知が活きるのです。
「Najico」という会社様を知らなかったため、良かったのかもしれません。
この棚を作ったのは、福島県のいわき市にある「南産業(株)」様という会社だったのでした。
私は、どこの会社様が実際に製造したのか、に焦点を当てていたためにこの南産業様を見つけることができたのだと思います。
そして、この会社様に質問メールを送ります。
よくよく考えたらその質問メール、就職支援サイトのもので、ちょっとあり得ない勝手口からの侵入のような連絡の取り方でしたが(^_^;)。
質問の内容は、「今回とても素敵な棚をヴィンテージで入手したのだが、御社が作られたものではないか」ということ、「特にオファーとかそういうものではないのに忙しい所大変申し訳ないとい」うことで、ダメもとでした。
そうしたら、どうでしょう、すぐ翌日にお返事をいただいたのです。
この商品は確かに、当社が製作したものであると。
「Najico社との共同企画で製作と販売担当をした」のだということです。
それが、ホームページの沿革年表の1980年(昭和55年)の欄に見事に「Najico」社という言葉、「小物家具製作」というワードが記されていたのです。
Najico社様というのは、鉄道車両部品を扱う商社「(株)中村自工」様のことです。
この会社様を知っていたら、南産業(株)との共同企画商品であったことまでたどり着けなかったかもしれません。
無知が幸いしました(;'∀')。
「現在は、こういった商品は、木材が良質なものが入手困難により、生産はストップしている」とのこと。
現在の南産業さんの主な生産品というのは、高層マンション等の特注木製家具を中心にシステム収納やシステムキッチン・洗面化粧台等の製造を行っておられるとのこと。
時代の流れに沿った事業だと思いますが、変わらないのは、良質で特注的な素材に特化した商品を製作しているところが健在です。
とても奇跡的なことでした。もう、連絡せずにはいられなかった、そんな感動の事件でした。
ああ、よかった♪。疑問が解決された気持ちの良さ、そして、すぐにお返事を丁寧に下さった会社様のそういうお心使いがあのような美しい棚を作り上げたと思えてしょうがありません。
素敵なコーナー家具をインテリア映えさせる配置
さて、せっかくの素敵な棚がそろったところで、私の目的、ミニチェストをかっこよく配置してインテリア映えさせるということを試みました。
まず、このような良質な木材なので、ヴィンテージで多少なりとも傷が入っているとはいえ、この状態を少なくとも保ちたい私は、マットを棚に敷きます。
そしてそこへミニチェストを載せていきます。
時には引きずりますので、このマットは非常に有効。
セリア様での購入のマットです。このマットも日本製です。
1980年のコーナー棚が現在の2020年で喜んで使えることがしみじみとした嬉しさです。
かれこれ40年もののヴィンテージなのに、デザインがかえって新鮮に感じるこの扇形と支柱。
コンパクトというサイズ感も現在のミニマム志向に利用しやすい付加価値と言えます。
簡単に持ち上げて移動できますし、そのことを考えると今後ずっと持っていけるとにもはずみがかかりますので購入に至りやすいです。
私が見たところ、この商品は、ヴィンテージ市場で現在結構人気なようでした。
私のワガママな疑問に、ご親切にご回答くださいました、製造者の「南産業(株)」様、本当にありがとうございました<m(__)m>。
今回のお洒落な使いやすいコーナー家具のヴィンテージ物が、そのまま現在の何十年も後に使える良質さとかコンパクトなデザインは、分かりやすくて素晴らしい価値であるということです。
特徴あるデザインが目を引きますが、特に複雑ではないプレートとポールの組み合わせがシンプルで使いやすいのです。
そして、製造時と別の時代でも受け入れられるところは、流行などを越えたものがあります。
自分なりのこのたびの調べで前よりもこのナジコ家具に愛着がわいています。
それほど大ぶりではないことで、クローゼットinも可能です。
コンパクトな空間でも工夫することに対する柔軟性があるところが、自由があったり、この透かしの作りであったり、軽くて運びやすい重さであったりするかと思います。
今後は木製家具も昔のものほどの良質な材料が見つからないようです。
そうしますと、過去に眠っているヴィンテージ家具の価値を見つけて今この時代にこそ使わせていただくことの意味は大きいと思います。
あとがき
誰でも自分の描く理想の世界観があると思います。
好きな色1色をべースカラーとして一番多く使用するのですが、その色と相性の良い色や柄をコントラストにして、互いにそれらの色が活きるような使い方や取り入れ方をするというバランスは素敵です。
黒のお部屋が好きな方も、黒無地だけでひたすら配置するのではなくて、お布団カバーなどに黒白水玉といった柄物をを取り入れることもかえって「色気」と言えます。
黒ベースは保たれますので、黒の世界観は変わらないのですから。。
いつもそこにある身近な物というアイテムこそ、心の底から納得し、目に入る風景がいつも心地良いと感じるものにインテリアを展開したいものです(^-^)。