新たな心地良さ、奥に収納のミニチェストを目につく場所へ移動のインテリア模様替え【1189】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、12/31の年末最終の午後です。

2022年の最後の投稿をしています。

ゆったりな内容のインテリアの分野ですが、この年末の大掃除で是非ご紹介したい発見がありました。

それほど大きく模様替えをしたわけではないのですが、今まで収納の機能としてだけ使用してきたミニチェストなどを見える場所に移動したことで、随分「心地」が変わったのです。

そうなのか、掃除で汚れをとるだけではなくて、位置が変わることの心地の変化というのも年末の大掃除、もしくは、お部屋の模様替えの醍醐味なのだということを実感しました。

ということで、今までは奥に見えないところに潜んでいて、この度の大掃除で表舞台に出てきた、3箇所のインテリアのアイテムをご紹介したいと思います。

木製ミニチェストや花柄が素敵な収納用ボストンバッグを表舞台へ

ミニチェストを机の下の空間に持ってきました。

もとは、押し入れの中に収納していたこのミニチェストですが、この度の大掃除でここへ配置。

今までは、めったに視界に入ることのなかったこのアイテムが、毎日使用するパソコンの下で毎日目につくことになります。

その時に、この変わらぬ木製の良い風合いに心地よさとスッキリさを感じていくことができます。

こちらもミニチェスト。先ほどよりも横が半分くらいの細長タイプ。

この中には、マスクとか、眼鏡など小さいものを入れています。

それほどたいした容量は無いのですが、日用品を当たり前にほこりがかぶらずに収納でき、この木目もカーキがかって素敵な茶色です。

その隣も棚で、「Najicoブランド」(「南産業(株)」様と「(株)中村自工」様の共同企画で南産業様製造のお品です)のヴィンテージを購入した扇形のコーナー棚です。

現在は製造はされていないヴィンテージ家具です。

セーターをハンガーにかけていたところ、肩が伸びで跡が付きがちなので、ニットはすべてたたんで収納することにこのたび方針を転換。

その際に棚が必要で、気軽に置くことができて、完全に見えないよりも、洋服コーデのイメージもわきやすいこういう透かし棚が向いていると喜んでいます。

これも、なんと、押し入れに入れて使っていたものなのです。

今までどれだけのアイテムを押し入れに閉じ込めていたのか、そして、なんと容積のある押し入れ(賃貸です)なのかということにも驚きます(^_^;)。

本革やごブランド花柄ボストンバッグ。これらは旅行ではなく、入れ物に使っています。

右の本革のお花と左のゴブランのお花の相性が形が似ていてとてもマッチしていますし、色もよく合っています。

右にはジュエリー撮影用のトルソーを入れ、左のゴブランには、ジュエリーのお手入れ用のタオル、金属磨き布、修理用金属パーツ、修理用小道具などを入れています。

前は、この写真の向こう側にぎゅっと重なってこの柄が見えることがありませんでしたが、大掃除の模様替え後からは、こうして毎日視界に入ってくるようになります。

このお花柄の素敵さを改めて感じています。

ということで、これらが特に年末の大掃除後、際立った変化です。

「心地」が変わるという発見が大変貴重でした。

あとがき

2022-2023への変わり目が非常に激動であるといろんなところで言われています。

実際に2022年には今まであり得なかったような驚くことが連続しています。

私も、自分自身のことですが、2022年の最初の方に引っ越しをするというう一大イベント以来いろんな変化がありました。

同時に心境がとても変化した年でもありました。

しかし、その変化は前向きなものであったということは間違いないです。

次の年を迎えるにあたり、この引越してそれほど汚れてもいないように見えたお部屋を隅々まで一掃し見直したことがとても良かったと思っています。

年末とは言わず、お部屋の模様替えをしたくなった時に、見た感じの変化だけでなく、「心地」の変化が得られることを思い出していただければ幸いです(^-^)。

ビンテージタオルストッカーの中に入れるものはタオルじゃない使い方【942】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

引越をしたその後も、やはり引っ越し前とは、気持ちの面でも変化があり、今まで購入したことのないアイテムにも目を向けるようになりました。

その1つとして、タオルストッカー。

これは、今まで一度も購入したことが無く、タオルのストックは、ベッドサイドの引き出しの中でした。

ただ、私は、朝晩の足湯でタオルを1本ずつ、夜のお風呂の時にバスタオルとは別の1本とフェイスタオルと呼ばれる細長いタイプのタオルを3本使うのです。

これをストックとなると結構な量使っていないものも必要でフェイスタオルの数としては多いです。

よって、タオルストッカーの可愛いのをせっかく入手しましたが、タオル入れとしては使わないことに。

中に、洗濯ネットを入れた使い方が腑に落ちた

2点のタオルストッカーを洗濯ネット入れとして使う例:左には、大きな60cmもあるような毛布などを入れるビッグ洗濯ネット、右は、マスクを入れているミニネットから、中、大と3種のサイズ違いの洗濯ネットを収納。

で、一応構造としては、底の穴から出す仕組みですが、これも、レトロな考え方なのですかねえ、あまり機能が良くありません。

一緒に出す予定の無い次の物も飛び出してしまいます。

そして、穴周辺のラッピングがせっかく施してあるのに、無理な摩擦で傷めることになります。

よって、私としては、 そこから出す方法をやめまして、底へ厚紙を敷いて穴をふさぎました。

右側のクリームベージュの薔薇柄は、手前の穴から出す方法で毎日使う小中サイズの洗濯ネットを収納。

左側の赤の小花柄には、めったに使わない毛布など用の大きな洗濯ネットを、上から必要な時に丁寧に取り出します。

ただのインテリアのようなものかな。

左側に関しては、正面の穴には、プラスチックの透明なプレートが貼り付けて縫い付けてあるので、そういった作りだったのです。

右側はビンテージすぎて、プラスチックが元は設置されていましたが、劣化。

現在は穴が開きっぱなしでそこから取り出すという使い方です。

もともと正面の穴は、中身を見るためののぞき窓の機能だったと思います。

私は、お部屋のインテリア小物を薔薇の花柄で統一しているので、ここへデイジーなどの種類の違ったお花は混沌としてしまいますので、薔薇柄で統一するということにはとても力を注いでいます。

最終的にはインテリア映えをしたい

今回のタオルストッカーは、上にひもが付いていますよね。

あの細目の紐をかけて使います。だからタオルは実際問題重すぎて不安定だったのです。

こんな風に使っている洋服ハンガーラックに引っ掛けるフックが設置してあるのでここを使います。洋服と洗濯ネットを同じ場所に配置はなかなか相性は良いかと思います。

あとがき

タオルが多すぎてあふれてしまい、このストッカーは使えないかもしれないとあきらめかけてはいましたが、この柄の可愛さで何とか別の方法で使っていこうと改めて思い直したというエピソード付きです。

このアイテムはそれほど豊富には見当たりませんでしたので貴重に感じますし、空間を利用できることで、引っ掛ける場所さえ確保できれば有効に場所を使えます。

とっても楽しいインテリアなのですが、こうして、腑に落ちるまでにはいろいろあれこれ配置してみたり入れ直してみたりの嬉しい(?)苦労も伴います。

そんな苦労から行き着いた私ならではの使い方や考え方、今後もご紹介してまいりたいと思います(^-^)。

おうち好きな方、コロナ過になって以来、今までお部屋がただ帰ってくつろいで寝るだけだった場所から、長い時間心地よくいられる場所になることで、インテリアの面も充実しているとよりお気に入りの場所になると思います(^-^)。

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1点物のヴィンテージ服好きな者でさえも同じお品を同時に持つ理由とメリット【935】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私がヴィンテージ服が好きな理由としては、同じ物がそう簡単には見つからないといレアな点も大いにあります。

けれども、時々、同じお品を複数持つことがあるんです。

それがどんなお品なのか、そして、その理由などをこのたびお話致します。

とても興味深いですよね。

複数同じお品を持つことの理由、そしてメリット

まず、比較的、複数持つことが簡単、入手が容易なアイテムから。

果物バスケットと野菜バスケット。同じ色で同じサイズです(Seria様のお品)。
仕分けゴミのかごとして使用の4つの同じお品(アイリスオーヤマ様のお品)。

おそらく、リピート購入も比較的可能なのがこれらですね。

100均もモデルチェンジもあるので永久にリピートできるかどうかは難しい所ですが、同時に複数購入できました。

ゴミ用に使用の4つのかごも期間を空けましたが、このように4つもそろったということで、ある大きなくくりでの同じ時期なら複数が期間を空けても入手可能であったということです。

これらは、できるだけ、収納スペースの無駄が無いように配置したいので、同じサイズであることが配置しやすかったと実感しています。

バラバラなサイズだと変に余ったり、空間をうまく利用できないことも多いです。

では、次は入手が結構難しいアイテムで、同じ物の購入をした記録です。

ハンドメイドバッグ製作時によく汚れるので結構短い間で買い替えになってしまうアイロン台カバーのストック入れとして使うボストンバッグ(マーガレットハウエル様のお品)。

これを一目見て、何てかっこいいんだと感動しました。メンズっぽいけれどもラインがフェミニンなドーム型で、革も使われて、コートのようなカーキベージュの地の色が渋いです。

とてもクラシックなお品で、たまたまストックのアイロン台カバーが2種の柄が量が半分ずつくらいであることで、1つに納まりきらず、もう1つをあえて、探しました。

もちろん中古市場のお品なので、同じ物を見つけることが簡単ではありませんでしたが、運よく見つかりました。

ビッグなサイズで、アイロン台カバーがたたんだ状態でパッキングされて袋に入った状態で、40点くらいずつですかね。

ものすごい量のアイロン台カバーを持っているのです。

これは、大量にものすごいお買い得な価格で購入の過去があるからです。アイロン台カバーって、1点¥1,000近くするのです。

なので、これらが破壊的な価格だった(100点で¥1,000程度)ことから、頻繁に汚れるアイロン台カバーなら出番がこの先もあろうと過去に購入したものです。

このバッグに入れている間は、バッグ自体がインテリアです。

収納する入れ物自体がインテリアなのだという考え方です。

先に登場のあのブラウンカラーのかごも同じ物が集まった美しさというものがあります。

たとえ、ごみ入れであっても、整然と並んだその佇まいは、美しく映えるのです。

あとがき

今回は同じ物を持つことで、その無駄のない配置とか機能があるのだというお話でしたが、逆に、バラバラな良さもあるのかもしれませんね。

その点に関しましては、またの機会にそういうバラバラアイテムの良さが発見できた時にまとめたいと思います。

今回は、同じ物を一緒に固めて置いているということの素敵さをお伝えした回でした(^-^)。

ただそこにあるだけでインテリア、設置後の風景も意識した「入れ物」としてのボストンバッグ製作の計画【602】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタル事業をさせていただいております。

レンタルジュエリーは、レンタル期間スタート前にお客様に契約のジュエリー類をケースに入れて発送致しますが、その時の専用ケースがあります。

ジュエリー専用のケースで、スクエアな形が多いです。

リングケースは必須であり、指輪の変形のリスクを解消しますので、ケースこそとても重要な存在なのです。

直接どこかに置くのではなく、まとめた専用の入れ物に入れたいと思いついた次第です。

このたびは、ジュエリーケース専用のボストンバッグを作る計画を立てました。

ボストンバッグを旅行などに使うのではなく「収納」としても役に立つのだということを共感ただければ光栄でございます。

インテリアに馴染まない、その見直しも兼ねたインテリアの一部になる新たなボストンバッグ製作計画

こんな風に、バラバラとこぼれがちな細かなケースをボストンバッグや袋に入れての収納です。

内容は、ボストンバッグの中には、リングケースやネックレスケースなど。

こうしたバラバラとした小さなケースをまとめるために、もっとすっきりと収納しようとボストンバッグを2個作ろうかと思います。

現在の菊の花の和柄のボストンバッグは、周りにテイストが合っていません。

もともと販売用だったのですが、モデルチェンジで、この取っ手の取り付け方をやめるということで、その後ボストンは作っていない状態。

なんとなくボツ商品を使っていましたが、このたびインテリアを意識したものに変えていこうとしています。

やはり、センスが合わないと気持ちも良くありません。

薔薇のお花柄のボストンバッグを2個作ることで、インテリアにもうまく溶け込んだ収納にしていきます。

ヴィンテージの薔薇柄生地を発見、出所不明な生地にも古い物の良さが表れている様子

2個共薔薇柄ですが、1つは、洋服をリメイクしたパッチワークの薔薇柄で、茶色です。

これは、「著作権の侵害」に触れてしまいますので、YouTube、ブログいずれでもご紹介できないのが残念です。

自分使いであっても、発信する側は、YouTubeでアップする以上収益が発生するので、「商業利用に値する」という考え方です。

無邪気に楽しくご紹介して、ブランド様からのクレームや訴えが出る可能性が0でない限りやるべきではないのです。

よって、今回は片方の1つだけをご紹介したいと思います。

こちらです。ピンク色のトーンが何とも素敵です。

先日「ヤフオク」で昔のものだとおゆずりいただきました。

こちらは、耳にもメーカー名や著作権の記載がなかったので、映しても良いと判断。

オックスフォード織のような表面で大変高級感があります。

これと同じような生地を現在なかなか見つけることができません。

過去の良きビンテージ布だとロマンに浸っておりますが、本当のところは分かりません。

そして、型紙をざっくり作りました。

取っ手は、既製品を使うかもしれないので、後に生地で作れそうなら型紙を作ろうと思っていまして、とりあえず、本体とマチの部分のみです。

ボストンバッグもこうして見てみると単純パーツでできるものです。

まだ裁断にすら入ってはいませんが、時間が少し空いた時に作りたいと思います。

とてもささいな入れ物作りなのですが、今後レンタルジュエリーで入れ物を保管する際に気合が入ると思います。

細かな場面でも気持ちの良い仕事がしたいです。

あとがき

なぜ薔薇柄なのかというのが、インテリア品を薔薇柄でそろえておりまして、個人事業主の自身は、半分が個人半分が事務所というお部屋の使い方をしています。

よって個人部分と事業部分がミックスになる領域も多少あって、インテリアテイストは統一したいと思うわけです。

薔薇の花の良さはクラシックであるということで、この度のような薔薇柄をインテリア小物で集めているのです。

1つの柄の統一の良さというのは、別ルートの入手のアイテムでも、多少色が違っても、柄がほぼ同じなのでごちゃごちゃせずに統一感が出ます。

と、そんな風にいろんなインテリア小物を薔薇柄にしぼって集めています。

まとめますと、インテリアを兼ねた見せる収納バッグということで、容量が多く、底が安定したモデルのボストンバッグが選ばれているのでした(^-^)。

わずかなはぎれで役立つお部屋の中の日常アイテムを作る-薔薇柄のペンケース製作【11】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「はぎれ」という漢字、「端布(はぎれ)」と書きます。

ところで、一流ブランド品の洋服などは、特に柄をきちんと縦横共合わせて縫製されています。

その部分が、贅沢品(ぜいたくひん)であったり、高級品であったりする証(あかし)となります。

その贅沢に作られた品物の裏側では、材料の生地の多くが採用されずに、処分されていることを想像します。

今回、真逆のことをしてみました。

余った生地を存分に使用して、何か1つの役に立つアイテムを作ってみようではないかというはぎれを材料とした製作です。

素敵な柄は隅々まで使いたい

柄というものは、柄合わせが大変苦労するものと、そうでもない簡単な柄と種類によってかなり差があるものです。

例えば、チェック柄というのは、親しみやすい柄である一方で、この柄合わせに関しては、洋服やバッグやポーチにおいて、縦も横も両方合わせる意識をせねばなりません。

ストライプやボーダー柄であると縦か横のどちらか片方だけ合わせる、半分の手間となります。

また、水玉やドット系のある一定の同じ間隔の柄は比較的柄合わせは簡単で、柄合わせの必要がないものも多いです。

今回のような薔薇柄の場合は、ある一定のまとまりでひたすら繰り返されています。

比較的大きめの薔薇の花が2個隣り合わせの部分が2回出てくることから、2まとまり同じ柄が描かれている1枚のはぎれという見方です。

そうしますと、チェック柄のような縦も横も柄を意識するという方向性の柄の味方になるわけですが、花柄というのは柄の向きも上下あるわけでその辺りは縫い合わせる前にチェックが必要です。

はぎれのうまい使い方で役立つアイテムを作る
今回の使用するはぎれ:ダークなカーキグリーンベースの薔薇柄:縦37cmx横22cm

この生地サイズは、縦37cmx横22cmです。

この柄はお花や葉っぱの向きはあえて方向性が内容にプリントされています。

向きは気にしなくてよいということになります。

この小さい面積のはぎれの中に、柄の同じ部分が2回ほど出てきていることを先ほど書きました。

こういった柄の同じ部分の繰り返しの1まとまりを「ピッチ」と呼び、この面積では2ピッチの柄の現れ方だと言えます。

この生地は、今回の記事の1つ前の記事の【10】で、低反発クッションを作った時のカバーの残りの生地です。

お気に入り生地なので保管しておいたのでした。

ペンケース製作過程

気軽に作れるようなアバウトな製作方法でご紹介したいと思います。

こちらの1枚の生地:縦37cmx横22cmを4等分にして、裏地にもこの生地を使うという方式。そして、ファスナーを取り付けていきます。

裏に芯地を貼ってから、カットしました。

これぐらいパーツが小さいものであれば、裏地をカットする前に芯地を全面に貼ってカットした方がスムーズな作業となります。

そして、今回、丈夫く、強固な仕上げにするために、さらに、表地の方のパーツ2枚のみにハード薄芯を貼ることにしました。

はぎれのうまい使い方で役立つアイテムを作る
ボンドでハード薄芯を貼り、端から1.5cmに印を付けます

そして、端から1.5cmの部分に地縫い線用に印を付けて、上側の口を開けておいて、残り3方を縫います。

アイロンで割り、入り口の空き1.5cmに印を付けて、ひっくり返し、1.5cm中側へアイロンで折り込みます。

はぎれのうまい使い方で役立つアイテムを作る
ひっくり返して、口を縫う準備をします

この空き口というのは、結局は、閉じて、板状のパーツにしてしまうので、1枚の頑丈なプレートを作っていると考えたら分かりやすいです。

はぎれのうまい使い方で役立つアイテムを作る
空き口を縫う時に、引き続き、1周ステッチで固めます

空き口を塗っていくときに、その流れで、そのまま全体にぐるり1週ステッチをかけます。

そして、ファスナーにこの後、縫い付けます。

ファスナーは外に飛び出すので、端っこを、別布の余った何かの生地に芯を貼って、縦6cmx横5cm程のタブを作り、ファスナーの先をくるみこんで縫って包み込みます。

はぎれのうまい使い方で役立つアイテムを作る
ファスナーの頭としっぽに、タブをくるみこんで縫い付けます

今回、このタブが材料の追加となってしまいましたが、そもそも、このやり方に決定するまでに、あらゆる試行錯誤がありまして、何度もほどいています(^_^;)。

裏地を別で作って、手まつりで取り付ける方法なども試みましたが、綺麗に出来上がらなかったんです。

そして、ファスナー本体に2本のステッチで縫い付けたら、表側から、縁のス端から2mmほどのステッチの上をなぞる形で2度縫いで本体を合体します。

はぎれのうまい使い方で役立つアイテムを作る
ファスナー取り付けに2本ステッチを入れ(上の方)、本体をくっつける作業として2回地縫いステッチを表側からかけます(下の方)

はい、これで、出来上がりました。

最後は、大切なボールペン、シャープペンを思う存分入れます。

はぎれのうまい使い方で役立つアイテムを作る
完成したペンケースに入れたペン計8本(まだ余裕あり)

出来上がりサイズは、縦6cmx横19cmxマチ無しです。ぎっしりとペンが入りますし、横の19cmという長さもペン類にはゆとりがあります。

では、YOUTUBE動画も貼り付けておきますので、よろしければ、ご覧くださいね。

    

あとがき

布を隅々まで使うことって気持ちが良いです。特に好きな柄の場合、今回のような小さなアイテムでも好きな柄だと価値が生まれます。

ファスナー使いのミシンは、ミシンが2次元の世界なのが一般なので無理な部分が生じて、どうしても手まつりで手で縫う部分が出てきます。

しかし、手まつりでさえも難しい今回の場合に、私の今回のやり方のハード薄芯を入れて、プレートパーツのようにして、組み立てていくという方法はこういう場合有効であるかと思います。

この、プレート状のパーツを合体のやり方は、小さなものではなくても大きなバッグにも利用しています。

本来、袋物は、ひっくり返して縫い代を内側に隠すやり方が伝統的で主流だと思いますが、このやり方を応用するとうんと可能性が広がることが分かります。

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