まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2019年より、ハンドメイドバッグのテイストをがらりと変えました。
2018年の1年間はメンズライクな柄や、黒やグレー色の生地を中心に製作してまいりましたが、2019年から大幅にテイストをチェンジ、華やかな凹凸感ある柄に挑んでいきます。
以前からとてもあこがれていた、凹凸感あるフクレ生地です。
フクレはぷっくりと立体構造で、平面な生地を素敵にしてくれます。
フクレ加工の生地は全体的に高級品が多いです。
高級品なのでもっと先に。。と思っていたのですが、考えを改めました。
「思いついたなら、今すぐやれ!」こんな声を聞いたのです。
そして、あこがれのフクレジャガード生地での製作を決意。
うっとりするほど美しい素材に技術がなかなか追いつかない悔しさが残る製作だった
まずは、10枚の写真を見ていただきましょう。
こんな感じのミニのバッグです。
ミニの割にはそこそこスペースが確保され、ポケットの大きさが十分なゆとりがある、ゆったりとしたサイズ感のもの。
表地:フクレジャカード、ビスコース/60%、ポリエステル30%、綿/10%、イタリア製。
ビスコースとは、レーヨンの仲間です。
ベースがチャコールグレー色で、シック。そこへ、ピンクの濃淡のデイジーの花がぎっしりと埋め尽くされています。
この柄は、プリント加工ではありません。フクレ加工と呼ばれる生地を立体的にぷっくりふくらませた加工です。よって柄が生き生きとして美しいのです。
裏地:アムンゼン、ポリエステル/100%、日本製。
アムンゼンというぶつぶつとした凹凸感のある柄の入った織り方の無地の生地です。
色はチャコールグレーで、表地のベースの色とマッチ。
あとがき
この生地は、この時の一瞬だけで、後はもうその姿を見ることはありませんでした。
生地の入手可能期間はとても短いです。
出会った時のインスピレーションでゲットしておくのも重要です。
この先も、しばらくフクレジャガード素材を中心に、バッグを複数製作していきたいと思います。
どこにでもあるわけではない、あまり見かけないような素材を選定していきますので、まずは、生地のチョイスによる1点物志向が実現できそう(^-^)。
今は、フクレジャカードに対してとてもワクワクしています。
バッグにした時の美しさが広がる様子が楽しみです。
ここからまだまだ美しいフクレジャガード素材が登場していくと思います。
多くがイタリア製です。日本製でぷっくりとここまで膨らんだ生地はあまり見かけません。
イタリアならではの良さだと言えます。
フクレジャガード♪、その魅力は飽きることがありません。レア生地だとは思いますが、今後めいっぱいご紹介していきたいと思います。
そして、その美しさに見合う、美しい仕立ての技術を自身が高めるということも同時に行っていきたいと思っています(^-^)。