すべてが綺麗に完成してきたわけではなかった、過去に悪戦苦闘の結果完全お手上げしたジュエリーの組み合わせ【647】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

3点のジュエリーを1セットにあらかじめ組み合わせて、お洋服に当てはめるのみという楽ちんを価値としたスタイル。

それでもその組み合わせにうっとりしていただき喜んでいただけるよう渾身の考案をしたものになります。

このたびは、そういったセットの完成に関していったん完成はしたものの、その後「やっぱ違うわ」と思うこともあるケースをご紹介。

なぜ違ったのかの「理由」の部分を紐解いていきたいと思います。

こんな姿をご紹介することなどめったにされていないことだと貴重に感じていただけると光栄でございます(^-^)。

これをきっかけにこの構造のチェーンを選ばないようにしている、「ツイストチェーン」の作りの不安定さへの「ぼやき」

調達してしまったものは仕方がありません。

何とかうまく組み合わせることを考え尽くし、いったんたどり着いた3点セットがございます。

一番最初は、この組み合わせ↓。

3点セット(初期案):ネックレスにボリュームが無い、リングが華奢過ぎると自分で思わず突っ込みました。

そして、その後改良版として考えたセットだったのですが↓。。

3点セット(1度目の改良案):最終的に残したのは真ん中のブレスのみ。その他は廃止。
〇ネックレス:K18YGのチェーンネックレス。スクエアを傾けたようなひし形の多重の42透かし。長さは42cm。

とここで、お伝えしたいことがございます。

こうして動きが無い時はこんな風に美しく写真に写るのですが、実際は、このようなデザインには目に映らないのです。

上のセットの方の写真では左右が違うデザインのように映っています。

あんな風に実際も目に映るのです。

これは、「ツイストチェーン」の特徴で、ある意味伸び縮みのような融通性がある柔らかいチェーンだからこその変な映り方になってしまうのです。

正直、「つまらないもの」というキーワードが頭を離れなくなったのも事実。

この時以来、ツイストチェーンを決して調達することがなくなりました。

らせん状の構造をしているため、どうしてもいろんな角度から違ったデザインに目に映ってしまうことが重視する「整然さ」を感じないからです。

お世辞にも美しいネックレスだとは言い難いのです。

〇ブレスレット:スネークみたいなパネルブレス。K18YG製。

最後まで残すだけの品物です。

幅やデザインすべてにおいて、このブレスは100点を付けています。

〇リング:K18YG台のダイヤモンドダブルリング。個性的な三角モチーフ。サイズは13号。

このリングも個性はあるのですが、モチーフの三角型がクセがあり過ぎて、星やハート級の難しさです。

単純に「ひし型の半分だから相性は良い」などと当初考えましたが、こちらも廃止となりました。

ネックレスとリングを廃止して残ったパイソンブレス。。その後どうなったと思われますか↓。

3点セット(新案):K18YGにPT850が混じりながら、パイソンの柄ですべてを合わせました。

リングもパイソン柄に相性良く対応していると判断。

あとがき

YouTube動画は、初期案で投稿しておりました<m(__)m>。

その時は精いっぱいだった組み合わせなのですが、年月を経る中で組み合わせの「技術」みたいなものを得、ジュエリーのレベルアップをはかってきたのだと思います。

現在の新案に対しては当然腑に落ちています。

2024年では、すべてのラインナップに関して、大幅に全体を改良致しましたので、今後とも「本物志向のレンタルジュエリー」にご注目下さればと思います(^-^)。

チェリー風ツインペンダントトップの難しさ、形違いが混在した場合片方の形だけに寄せていく方法の発見【631】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「これはひとクセある」などというフレーズを聞くことがあります。

実は、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに検討する際にも、この「クセ」が組み合わせの難関になることが多いです。

例えば、花・フルーツ・動物・ハート・リボンなども難易度が高いモチーフ。

なぜなら、それ1点だけでは終わらない「組み合わせ」が待っているからです。

1点だけが象徴的で素敵でも、装飾するのは複数、互いに溶け込みそれでいて互いを尊重するような相性みたいなものを重視しています。

このたび、なかなかクセのあるペンダントトップを入手。

さくらんぼみたいなモチーフのボリュームあるサイズ感です。

ただ、その後ものすごく悩むことになったエピソードと学びをこの度は綴らせていただきたいと思います。

デザインの遊び心に惹かれるも、丸と四角の真っ二つに分かれるモチーフをどうまとめるかの難解を紐解く

ツインペンダントトップ:サクランボみたいな抽象的な幾何的なデザイン。シトリン。台はK18YG。

シトリンが黄色みのあっさりした色で、よくイエローゴールドになじみます。

そして、片方が丸型、片方が四角型と違う形でのツイン。

サクランボでいう、軸の部分の作りが横から見ると幅がなかなか立派なプレート板になっていて迫力を感じます。

まだこの段階ではペンダントトップですが、チェーンを付けてカジュアルなロングペンダントにその後アレンジ。

ただ、ブレスも貴重な丸と四角の連続のものを逃してしまい、リングも見つけたもののボリュームが足りなかった現実にお手上げ。

リングを廃止し、その後このペンダントトップも廃止したのでした。

思い切った廃止でしたが、この1点だけ見ていては組み合わせが完成に至らないこともあるのです。

丸と四角を同時に組み合わせたブレスやリングがまずなかなか見つかりません。

たいていどちらかに形を合わせた連続のデザインが多いのが現実ですので、このペンダントトップ自体が突拍子もないデザインなのです。

ただ、道はありまして、どちらかに片寄せてしまうことです。

ペンダントトップには丸も入りますが、その他のブレスを四角モチーフで、リングも四角モチーフでと全体に四角寄りなのだという主張をすることです。

その結果トップの丸は装飾的な役割に転ずるような感じで大枠の印象がスクエアなデザインだと認識されるのです。

この廃止を冷静に振り返ってみると、そんな教えをもらったような気がしています。

その後、こんなモチーフのペンダントトップを集めていくことに↓。

ダブルペンダントトップ:楕円やドロップも入っているのに四角いイメージである全体の見方を重視。

そうして、チェーンのデザイン、ブレス、リングを四角のモチーフに寄せていくことで、楕円やドロップが入っていてもその存在が弱まり全体の四角になじんで溶け込んでゆくのです。

この考え方ができたのも、当時のサクランボの左右が全く違う形という究極なデザインに出会ったことで悩み、導き出した考え方なので、廃止になっても意味があった出会いだったと言えます。

あとがき

そうはいってもこのペンダントトップはやはり廃止という運命だったと思います。

それはなぜなのか。

チェリーのデザイン自体が結局はクセが強すぎます。

これが縦に並んでいたり、横に複数並んでいたりするのではなく、ロゴのように2個だけを左右というのがとても何か引っ掛かるのです。

クセのあるモチーフを突破していく解説だったはずなのですが、結局は、突破しきれなかったのがこちらのペンダントトップだったと思います。

そうでなければ廃止していなかったと思うからです。

言葉がなかなか見つからなないのですが、「縁」がなかったとまとめたいと思います。

しかし、重要なことを教えていただいたという点では、これも「出会い」の1つだったと思います。

チェリーモチーフが好きで集めている方だっているのですから、相応しい方の元へ旅立って行ったのだと思っております(^-^)。

今でも考えることがある、なぜこれが人気なのかを。。ツイストモチーフをあしらった老若男女受けの18金ジュエリー【579】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

3アイテムのジュエリーを1セットにあらかじめ組み合わせ、お洋服にそのまま当てはめるくらいのスピーディーでお手軽な装いのイメージを追求したお客様のワードローブの為のレンタルジュエリーセットです。

全てのセットに熱を注ぎ込み、人生をかけて作ったジュエリーコーデになります。

どれも同じように渾身のセットを作っているつもりなのですが、不思議なもので「人気」や「不人気」があります。

このたびは、「人気」だと実感した組み合わせをご紹介したいと思います。

これにも試行錯誤の変遷があり、どのように改良していったのかを面白くご覧いただければと思います。

スタートは趣味的「収集」からだった、いつの間にか本気で人の為の装いを考え始めた変遷

この18金の抽象的なモチーフが主体となります。はっきりわからないフォルムがかえってクセがないのかも。。
1案:2020年の組み合わせです。ベースは18金。チェーンは60cmでした。
リングは偶然の出会いで同じ物を違う時期に入手。ダブルで重ね付けが素敵だとこのリングに気づかされました。
2案:ブレスやリングを貴金属だけに寄せた2021年の改良でした。
〇ブレスレット:K18YGの幅広の変りチェーンデザイン。
〇リング:K18YG/PT900コンビのダブルリング。スタイリッシュなデザイン。サイズは、13号程度。

ここで、さらに特徴を出そうということで、ペンダントチェーンの細身を廃止、ブレスももっとはっきりとしたツイスト感が出たものへ変更していきます↓。

ということで、ここへ行き着いてついに納得できたのでした。

あとがき

動画は、1案から2案に変わる途中のもので当ブログ記事の2案よりも少し前です。

最後まで変わらなかったペンダントトップのあのモチーフは特に印象が強いようです。

裏側はこそぎ取られていますので、軽いものではありますが、事実一番人気であることから、「買取の重さ重視」へのアンチテーゼを唱えずにはいられません。

薄くて軽くても素敵なジュエリーは多々あるのです。

比較的大ぶりでボリュームある地金を重視したスタイルではあるのですが、とは言え、ボリュームだけが価値だという見方だけではありません。

軽くて目を向けられないような隠れた存在の中から「光るものを持つ何か」を私が救い上げていきたいと思っています(^-^)。

ハーフエタニティ―にパヴェが並ぶ華やかさは0.5カラットの事実を越えてゆく【494】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ひし形のモチーフを含むリングがないかと探した中、同じひし形の透かしリングを見つけました。

もともとあるペンダントにマッチするリングを探すところをスタートとした探し方。

ネックレス、ブレス、リングの内、どのアイテムを最初に決めるのかの軸のアイテムはネックレスが断然多いです。

それは身体の中心に近い位置だからですし、視線が一番行く場所の真ん中だからです。

このたびはその多いケースの探し方の1つとなりまして、すでにあるペンダントに合うと判断したリングの選び方でした。

ひし形の透かしデザインがレアであることで探していた条件と一致の出会い

K18YGダイヤモンドリング:0.5カラット強ほど。パヴェダイヤがこれだけ並べばなかなかです。

実はこのリング、ペンダントのトップのモチーフに歩調を合わせたものになります↓。

華奢なチェーンにひらひらとしたパネルパーツが固まったひし形を形作ったペンダントトップです。

セットコーデ:ジュエリーだけで複数を組み合わせをあらかじめ決めておきました。

どのアイテムも特に際立った主張があるわけではないこういった集め方も普段使いの例としてご提案致しました。

トップのひし形とリングの透かしのひし形がリンクしてまとまります。

リングの重ね付けのミラーボールデザインはブレスと全く同じでそちらもリンク。

1アイテムごとでは目立つ存在ではありませんが、こうして集まると素敵に金と銀も程よく混じりながら相応しいセットになっていきました。

あとがき

ダイヤモンドが1カラットを下回るジュエリーは昨今では豊富です。

地金の高騰により、「華奢がスタイリッシュで美しい文化」もあるようで、そうするとこのたびの0.5カラット強は華奢とも言えない頑強さがちゃんとあるのです。

とにかく古い物の方が地金の作りは頑丈で、g数などを気にしなくてもぱっと見にたっぷりと下存在感として現れるのです。

とはいえ、地金をたっぷり使ったジュエリーは、「正直な品物」だと考えます。

それくらい地金をたっぷりにしないとちゃんとしたリングと呼べないのだという考え方から、作られたものだと感じるものは信用ができます。

現在地金価格高騰の中で、その姿が正直な姿をしているジュエリーなのかどうかも選ぶ視点としてはお勧めしたいところです(^-^)。

ホワイトダイヤと交互に流れる柄のブラウンダイヤリングの活かし方、柄にマッチしたコイルデザインを取り入れた抽象的なセット【440】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタル事業者でございます。

ラインナップを途中で改良しながらそのレベルを高め、現在では「高級地金+宝石」に特化したセットを組んで、ジュエリーがすでにまとまっていることの価値や使いやすさをご提供するスタンスでございます。

このたびは、主役をリングとしながらその組み合わせを決めた2021年の前案と1年後の2022年に改良後の後案を順にご覧いただきまして、最終的に方向性が徹底した「高級地金+宝石」に行き着いた2022年後の姿に是非納得いただければと思います。

コイルの美しさを拡大したようなリングとみなし、3連コイルネックレスと組み合わせた主役のブラウンダイヤリング

3点セット(前案):2021年の組み合わせです。この時はまだブレスレットに天然石の連物を入れ込んでいました。
〇ネックレス:根元から3連でできている個性あるねじりネックレス。ずっしりした重み。長さは45cm。
〇ブレスレット:「シャンパンクォーツ」という天然石の楕円7mm程度多面カット。留め具はK18YG。20cm。
〇リング: K18YG台のブラウンダイヤとホワイトダイヤ交互の変形ストライプ。リングの幅はMAX10mm。

ブレスレットの「シャンパンクォーツ」がK18YGによく馴染みます。

その他「シトリン」「ビールクォーツ」など黄色い系統のストーンは地金だけのブレスの代わりになります。

ただし留め具は立派にK18YGの、引き輪・ダルマ板・つぶし玉というこだわりを徹底。

その後1年経過で2022年に大きく見直しをはかることに。。

連物をすべて廃止、地金ベースであってもとにかく傷みやすい繊細なパールを全面廃止、ハイブランドコスチュームジュエリーもすべて廃止の「本物ジュエリー」のみのラインナップへ。。

そして、ずっと継続してまいりましたリングは、このように組み合わされるところへ行き着いたのでした↓。

3点セット(新案):新案ではすべて1点ずつの3セットばかりに。関連付きながらすっきりとまとまりました。

ペンダントのモチーフも生き生きと映るのも周りがすっきりとまとまっているからということになります。

主役だったリングもレベルアップされた仲間に入ることで映り方もひときわ違ったものになっているでしょう。

あとがき

会社勤めにおいての悩みは、「突出した意見・考え方」を持つことが時に悪いこととみなされることがあること。

確かにあまりにそのレール上にないことは現実的ではないのかもしれません。

ただ、個人の事業においては、そんなことこそ大切であり、どんどん変化していくことこそ発展への一歩ずつだと実感しています。

どんな小さなことでも気になれば早めに見直せばよい。

見直すことが認められる、もしくは自身で今までの事に疑問を抱き解決できるということが一番有難いです。

そのようなこの事業者の立場が大変嬉しく「生きがい」です。

どうぞ、お客様のために力をそそいだ「本物志向のレンタルジュエリー」の着用の主役に是非なって下さいませ(^-^)。

「華奢なことがしとやかで素敵」という趣味嗜好にお答えして。。重ね付けも活かしながらたくさんの細口アイテムを集結した本物ジュエリー【441】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は「高級地金+宝石」ということに特化したものに変わっていきました。

更なる特徴は、大粒や大ぶりなどの際立つ存在感大きいアイテムが多いのですが、過去には、珍しく「華奢」な集まりもありました。

アイテムを1つのセットにまとめたセットごとのラインナップなのでぱっと見を意識した全体コーデのようなものです。

このたびは、比較的レアであった過去の2020年-2021年の間の細口なセットをお楽しみくださいませ。

更にリングの数も増やした後口の案もございましたので、「前案」「後案」という違いで順にご紹介したいと思います。

出発は祖母からの贈り物のチェーンから。。類似の点をよく見ながらコツコツとあつめていった最も数の多いセット

あれは、1980年代後半のこと。

時はバブルの最中(さなか)、祖母からもらったペンダントチェーンがありました。

おそらく自身の地金ジュエリー集めの中での初期の頃の出会いだったと思います。

〇ネックレス:K18YG/PT850コンビの長さ40cmの細口チェーン。トップはK18YGのコーヒー豆風なパネル。

このペンダントトップはよくゆらめき、生きているかのよう。

動きが素敵なところが抜け感が出しやすいかと。

〇ブレスレット:ミラーボールカットのエタニティに繋がったそれぞれK18YGとK18WG。長さは共に18cm。
〇リング:フリーサイズ風(12-15号)のリング。ブレスと全くお揃いのミラーボール。K18YGとK18WG。
5点セット(前案):この前案でも十分に豊富。全く同じのミラクルな出会いが特徴です。

その後、ペンダントにも変化が。。

元あったチェーンと同じボリュームの兄弟のようなチェーンに出会ったのです。

しかも少しデザインが違うようだと思える違いが素敵なのです。

7点セット:リングには、ペンダントのひし形にリンクした透かしのひし形のダイヤモンドリングを投入。

後案の全7点には驚かれたことでしょう。

華奢なものを重ね付けで活かす究極の形でご紹介致しました。

あとがき

その後なのですが、後案の7点の華奢テイストのレアセットは、「本物志向のレンタルジュエリー」からは7点共廃止致しました。

他のセットが大変ボリュームがある中、あのセットは普遍的でした。

個人で集められる範囲内だと思いますので、レンタルとしてはお役目がありません。

ただ、この度のご紹介に共感していただけた部分があれば、お手持ちのジュエリーや今後のジュエリー集めにご参考にどうぞ。

大ぶりや目立つ存在感ある大粒ストーンなどの集結は、是非picturesque(ピクチャレスク)のレンタルジュエリーをご検討いただければと思います(^-^)。