肌着のような麻テレコ生地のオフカラーを本体に選んだ突飛さ、並びに、差し色的脇役に選んだ麻混生地のブラウンカラーの縁取り的役割【1326】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在のナップサックの製作は、過去の生地の余りを仕様しています。

おおかた2022年でストックは消化していたのですが、それでもまだまだ見つかる、「まさかこれをバッグには使わないでしょう」というマスク製作時代のオフカラーをナップサックに使用すると決意。

このたびはまだ完成していませんが、5cmのボックスキルトを表地にかけるところまで進みました。

肌着の優し気なオフカラーに必要なのはやや強めなカラー、とは言えソフトな雰囲気も持ち合わせたクリーミーな土色は正解であると、素材感を合わせ麻混で決定。

下着に使われているのを見たことがあるようなニットテレコの麻100%生地、同じ麻で歩調を合わせたブラウンカラーは良き助演を務めてくれそうだ

<表地・裏地>麻テレコニット、麻/100%、日本製。<配色>麻混無地、麻/55%、ポリエステル/45%、日本製。

ストック生地の余り具合に合わせた意外な組み合わせ。

なんとメイン生地がオフカラーです。

もとはマスクの口に当たる裏地部分使用していたコロナ禍の2020年春のこと。

その後何度かの同じ生地リピート購入の末、マスク製作ブームが去り、大手企業によりマスク製造の安定化でハンドメイド製造の出番が終了。

良い意味の終了だと思います。

この麻/100%のニットということも素材としては貴重であったので、多めに調達していたところタイミング的には在庫になったということです。

その多めに余っているこの生地は表地にキルトをかけ、裏地にもこの生地を使用していきます。

こちらの麻混無地もストックがあとわずか、それほど大きなアイテムも作れませんので部分使いの利用にはちょうどでした。

巾着ひも兼ショルダーの部分、ショルダータブの2箇所、そして、内側のポケットのフラップに使っていきます。

オフカラーの所々に配分よくブラウンカラーが配置される予定で、まるで縁取りのような存在になると思うのです。

あとがき

ストック生地同士だからこそコンビになったこのたびの2生地の組み合わせ。

残り少ない過去の在庫の中にこの組み合わせがあったことを奇跡的に感じています。

もし、最初から選ぶとしたら選ばなかった肌着のような生地、意外にもなかなか良い雰囲気であることに驚いています。

新しい形というのは、末端の究極から偶然生まれてくるものなのかもしれないなどと思ってしまいました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト