ハンドメイドバッグのネックパーツの取り付けが綺麗にできる方法、これで決着の記録【422】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

長いことネックパーツの取り付けについては研究しましたが、今回ひとまずある方法で決着しました。

その記録をこの記事でご紹介したいと思います。

ネックパーツの裏地側を手まつりで取り付ける方法

この箇所というのは立体的な部分も混じってきていますのでまっすぐ取り付けるのがただでさえ困難。

そんな厳しい環境の中、今まで表からのミシンのステッチが裏パーツの周りを均一に取り囲むようになどと難しいやり方で進めていましたが、いったんフラットに考え方を切り替えました。

そして、表地のパーツを先に縫い付けるという以前とは反対の方法でいきます。

まず表地側から先に縫い付けます。位置はハギ合わせのど真ん中を意識。・・・これが何度やってもずれるものですが、今回は、多少ずれても上手く出来上がる手法となります。機械ではない物理的な原因などでどうしてもぴたっと行かない場合にも対処したやり方となります。
裏地は、表地よりも1cm縦横サイズを大きくした型紙です。ひと回り大きいと言ったようなイメージのサイズ感です。実寸は、表地パーツが10cm四方に対して、裏地パーツは11cm四方です。1cm違うだけでも上下、左右で2cmの差なので結構違いますね。
先程表地側からミシンで縫い付けた線が裏地側にボックス型に見えています。ここへ、ひと回りこの枠よりサイズの大きい裏地パーツを当てれば、このステッチが隠れます。
手まつりの様子・・・ここで手まつりがどうしても登場します。ミシンだと表側にステッチが出てしまいますので、それを考慮した方法が手まつりということに行き着きました。縫い糸と同じテトロン糸でなじむように2本取りで1周まつります。
完成です。綺麗になります。確かに少しずれているのが分かりますが、まずは、見た目の綺麗さでいうと合格ラインに入ってきました。今まではこんなに綺麗な見栄えではなく、混沌としていましたので、ボックス枠の縫い線を隠すことですっきりすることができたと言えます。

完成レビュー

「卵焼き」(バニティバッグ):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm。
今後の課題としてはゆがまずにいかにまっすぐにど真ん中に縫い付けることができるかですね。裏地パーツは表地のボックスステッチに合わせますので、まず最初のこの表地側からの縫い付けの真っすぐさがものを言います。

この生地の素晴らしさも同時に感じる製作でした。イタリア製の風通ジャガード美しいです。

もっといろいろあればいいのにと思いますがそれほど豊富なわけではないと思います。

日本だと何か産業の事情なのでしょうが、現在生き残っている生地のメーカーさんでもここまでぷっくり膨らんだものがなくて、類似品のフクレジャガードなどもたまに見かけますが、上品で控え目なお品なのが日本製の特徴。

そうするとこういった大胆な加工はイタリア製の生地に多く見られる感じがします。

あとがき

現在、卵焼き週間というのをもうけています。

卵焼きデザインでひたすら研究しながら作っていってデザインの確立に向かうというものです。

あと残すところいったん1点で最後です。

次の製作は、私の計画の中での、2020年度のカラー物からの引継ぎのような2021年度用の色味であるモノトーン調の黒っぽいジャガードがいよいよ登場します。

また、記事にアップしますので、お楽しみにどうぞ(^-^)。

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ハンドメイドバッグのバニティ型のネックの美しい縫い付け方の新たなアイデア【414】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近ずっとこだわって研究し続けていることが、バニティバッグのネックパーツの綺麗な取り付けです。

前回製作の「卵焼き」のネックパーツの様子・・・左が表側、右が裏柄です。サイズに大小の差を付けて、表にステッチが見えないように考えたアイデアでしたが、かなり頑張って何度目かのトライでありながら、右側のように外枠に出るステッチがバランスが良くないです。

このやり方は、かなり難易度が高すぎるのかもしれません。

ステッチを出すという発想をいったんやめて、新しい案を考えたのが今回です。

今回使用の生地

今回は、前回の上の写真とうって変わって、ゴージャス系のブロンズのジャカードになります。

そんな違いもお楽しみいただけるかと思います。

<表地:左>ジャカード、ポリエステル/49%、綿/34%、ナイロン/17%、イタリア製。
<裏地:右>ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。

表地、裏地共に、以前に製作後の残りなので、今回で使い切りとなります。

表地のジャカードは名前には謳われていませんが、おそらく風通ジャカード、フクレジャカードのような加工の立体的な柄で美しいです。

表地のアップ・・・立体的な花柄がとても美しい生地です。
裏地のアップ・・・こちらはカーテン地なんですね。色違いは、不足の分を濃いベージュとしてカラシ寄りの同じ生地の色違いで補います。しわ加工が特徴で、こちらも凹凸感のある素材で美しいです。

ネックパーツの表地と裏地のサイズの逆転の発想

さて、ポイントのネックパーツですが、今回も型紙を少し変えていきます。

最初の写真のようになるのは、表地が一回り裏地より大きいサイズのパーツであるということです。

この差を逆転するのです。

表地が裏地より一回り小さいパーツのサイズになります。

表地(左)のネックパーツ:10cm四方 裏地(右)のネックパーツ:11cm四方

たった1cmの差だけにします。

全く同じよりも少しゆとりをもたせた微妙な1cmの差。

両端、上下で見てみると、5mmずつの差に配分されます。

今回は、まだ製作過程には至っていませんが、見通しとしましては、まず、先に表地のネックパーツを縫い付けます。

そして、その次に裏地のネックパーツを表から縫われた縫い線に覆いかぶさるように、手まつりを施すという方法です。

そうすれば、ステッチ線が飛び出ることは、表も裏も全くありません。

手まつりのデメリットとしてふにゃふにゃ感が出てしまうことの対策としては、これまでも行ってきた、パーツ単独で、ハード薄芯を入れてステッチをかけた状態からのスタートという点。

上のお話の意味はこういうことです。あらかじめパーツのみで硬めのステッチ入りのパーツに仕上げておくという点です。この効果は、ネックパーツがビシッとシャープなものに仕上がるというものです。

これを裏地も現在行っていますので、裏地も手まつをしたとしても、見た目のふゃふにゃ感は出ないようにできるかと考えています。

何分やってみての検証となりますので、また、この場面は重要場面としてピックアップして、その後の記事でご紹介致します。

今回は、新しいアイデアとその見通しでした。

何か上手くいきそうな予感がしています(^-^)。

あとがき

商品も、ハンドメイドだからの多少の誤差とかそういった断り書きなどもよく書かれているようですが、そこはもうご購入者様のご理解にゆだねるしかありません。

それよりも、綺麗に出来上がるためのどんな工夫をしたのか、どんな使い勝手の良さを考えて改良したのかなどの研究が大切だと考えています。

結局それは、ご購入者様側が最終的に得をする、価値を得ることができるものになるという大きなゴールがあるから大切なわけなのです。

ご購入者様というのはするどいもので、見えない隠れた部分を見抜くお力を持っておられるように日々感じます。

こちら側の作り手が思うよりはるかに鋭い目を持っておられるのです。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

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なかなかの難所、バニティバッグのネックの枠ステッチの綺麗な出し方の研究【412】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バニティバッグの首みたいな背の部分、あのパーツの名前ってなんて呼ぶのでしょうね。

私は、名前を付けることが好きなので、呼び名を持ちたがる傾向にありまして、この部分も当然名付けています(^_^;)。

「ネック」と呼んでいます。首根っこみたいで分かりやすいかと。

もしかして、正式にもそう呼んだりするのかな。少し調べただけでは分かりませんでした。

とにかくどの箇所かが分かりやすければ、どんな呼び名でもよいですけれどね。

ところで、このネックパーツについて、私の現在の作り方の中では、難所と呼ばれる部分があるのです。

そもそも難所となるような作りにするからであって、難所を作らないようにしたらとも思っています。

が、しかし現状現在のやり方しか思い浮かんでおらず、ひたすらそれを綺麗にやることに努力中です。

あえて裏地パーツと表地パーツのサイズを変えている理由

なぜ難所となるかの理由には、根本的に、裏地と表地が分かりにくい所で重なり合う場面だからです。当然のことではありますが、ファスナーと口布が視界をはばむのです。

ほとんど向こう側が見えない状態での縫い付けがまず1つ難所となっている理由にあります。
まずは、ひとまわり狭い面積の裏地側から縫い付けます。
そうすると、このように表側にボックス型のステッチが出ます。ここを覆い隠すようにこの後、ひと回り大きな表地のネックパーツを縫い付けます。
今回の目標は真ん中にボックスステッチが裏側に綺麗に出ることなのですが、この時、現在の表地パーツのサイズではそれが不可能だと分かります。上がオーバーして突き抜けてしまうのです。
ここまで覆いかぶさると綺麗には縫えません。上の分厚い所と被ってしまうので、ある程度の限界の位置があるようです。

ということで、型紙変更です。縦の長さを1.5cmカットしました。

向きを横向きにしてしまっていますが、実際、縦は左右の方向になります。上部を1.5cmカットの様子です。
そして、折ったり、測ったりで中心を把握しながら待ち針して縫い付けました。さて、肝心の内側の様子は。。。次へ。
ん-、前よりましだけど。。。ずれていますね。これだけ注意して行ってもずれています。ど真ん中なかなかピッタリに合わせることが難しいようです。

スクエアという発想以外を考えてみた

スクエアだからずれが目立つのかという発想から、楕円型なども想像だけしてみましたが、ただでさえ縫いにくい箇所をカーブを取り入れるなどは余計に難所となるかと思い却下。

ネックパーツは、やはり首の役割。幅が広すぎるのもファスナーがもっと手前でストップしてしまい、口がしっかり開かないような機能になりかねません。

そうするとスリムでありながら縦横は均等なサイズ感が良いと思います。

内側のみ手まつりをする方法

現在は、内側から先に縫い付けて外側を後にしていますが、逆に、外側パーツを小さい方のサイズにして、先に縫い付け内側に縫い線を出し、その後、その線を隠すように一回り大きなおパーツを手まつりで縫い付けるという方法。

これはおそらく綺麗にできるかと思います。

次回の「卵焼き」製作の時に、一度研究を兼ねてこの方法を試してみたいと思います。

手まつりは弱々しいイメージがありますが、最低限の箇所のみということでここだけ取り入れるのはいた仕方ないのかも。

あとがき

なかなかの難所です。ネックパーツ。このパーツはバニティ特有のパーツであるし、結構視線の行くところ。

やはり綺麗に仕上げるべき箇所です。

また、次回の素材での「卵焼き」の製作過程、アップしてまいりますね。

お楽しみにどうぞ(^-^)。

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【395】の記事その後、ハード薄芯を入れない部分の仕上がりの検証記録【399】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前、【395】の記事でハード薄芯を入れないゾーンを作って、重なり部分をすっきり仕上げる、そしてミシンの針がしっかりと通るように作る対策をしました。

今回の記事は、ハンドメイドバッグの「卵焼き」(バニティー)が完成いたしまして、

出来上がりから見たその効果の検証が中心の記事となります。

作りながらひしと感じるすっきり感

完成に至るまでの間の製作で私の方はとても効果を感じました。

すっきり感とか縫いやすさが全くハード薄芯が端っこまでフルに入っているものとでは違いました。

では、そんな特に効果が見られた部分を中心に重なる部分の出来上りを見てみます。

まず、重なり部分を全体的に見渡せるショットで。一番上の真ん中の横ラインが蓋のパーツちゃんとなじんでいるのが分かります。とても自然ですよね。重なりの部分もぴたっと重なってはみ出した部分が見られません。以前に製作の下の写真と比べていただきたいのですが。。
以前製作のもの:これは、縁までフルにハード薄芯を入れて作ったものです。でこぼこしてしまい、蓋とマチパーツが上手くなじんでいませんね。
裏地側から見た重なりの部分の様子:すっきりしていますね。縦の縫い線が問題なくすっきりとまっすぐに縫えるというのも、この重なりが厚みが解消された証と言えます。
内側の裏地側からも見て見ます。この後のネックパーツの取り付けがとてもやりやすくなりました。他のパーツの作業にも影響するような効果もあるのです。
そして、一番肝心な視線の行く箇所(上の方):この重なり部分は視線が一番に向く場所であるような。。幾重にか重なってはいますが、中にハード薄芯が入っていないことの効果でペタンと収まっているのが分かります。
下の重なり部分:下も同じようにすっきりとなって収まることができました。こうしてみてみるとこの表地も決して薄いものではないことが分かります。けれどもハード薄芯が入らないことでこれくらいの整ったおさまりになるようですね。
上と同じ部分を以前に製作時との比較:この時はハード薄芯をフルに入れています。とても厚みを増した不格好な重なり部分ですね。生地が膨らんでいるのが分かります。
横から見た厚みの解消の様子:少しもぽっこりやぼったく膨らんだ感じがありません。効果が非常に出ています。

全体の出来上がりへの影響

「卵焼き」(バニティバッグ):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm

私としてはこの出来はまずまずです。

綺麗にできました。

後ろ姿も安定感あるものになりました。

結局1か所工夫をしたことが、全体の出来栄えへの影響をもたらします。

ここで初めて、薔薇の柄の美しさにホッとできることになります。

きちんと整った美しい形を作ることは視線の入り口になるということ。

でこぼこしていては柄の美しさも映えません。

あとがき

今回で、この「卵焼き」、その他「おにぎり」、「巻き寿司」のデザインにもこの手法<端部分にハード薄芯を入れない>、を取り入れていくことに決めました。

この研究で、3デザインが改良されまた良質なお品へと歩み寄ることができました。

ところで、今回も良いことばかりではないのです。最後に1つ課題がありました。

それは、ネックパーツの枠が裏地側に良い位置でステッチが出ていないこと。

裏地の周りにひと回り大きく作っている表地パーツを縫い付けるボックスステッチが囲むような位置に上手く出ていません。少しずれていますね。これが今後の課題。綺麗に配分よくステッチが出るように改良ということが次回の目標になります。

仮説としては、真ん中にそもそも縫い付けることができていないということです。

真ん中に設定しても縫っている間にずれているのか、目分量のミリ単位の狂いが大きく狂うことに影響してしまったのかというあたりを予想しています。

一応真ん中で折って位置は把握してやっているつもりですが、もっと精密に測ってど真ん中を意識してやるとか、ずれないよう待ち針で固定などがすぐにできそうな対策ですが。。

この写真のずれも、実際7mmのずれということになります。

理想は、周り5mmずつ外側のボックス状のステッチが出ることなので、実際この巾が12mm。12-5=7mmがずれている分量と計算しました。

また、この部分の研究も記録していきたいと思いますので、お楽しみにどうぞ(^-^)。

ありがとうございました。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

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