中間色のオリーブグリーンに青味のマルチカラーの抽象柄のコントラストが美しく映えたエコバッグ、サブバッグの存在を大きく超えていく可能性【1420】

紙袋型エコバッグの斜め45度向きとペタンコ

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグ作りは、おしゃれ度重視の製作スタイルであり、1点作る中でも生地の組み合わせで高まる素敵さを一番に重視。

これは、類似品との大きな差別化であり、組み合わせの「無限」に着目して普遍的なデザインがどこまでも1点物になれる可能性を追求していることでもあります。

このたびは、1つ前の投稿【1419】と全く同じ表地の「リップクロス」に対して、チェック柄から一転、抽象柄で挑んでみました。

マルチカラーが非常に美しい出来上がりになったと思います。

抽象柄のマルチカラーを支柱ベルトに設置したコントラストが美しい、レトロな雰囲気を昭和から引き連れてきてくれたようなエコバッグ【1420】

エコバッグ「切餅:きりもち」:<サイズ>縦41cmx横35cmxマチ16cm。取っ手:幅2cmx高さ23cm。
<表地>リップクロス、綿/100%、日本製。<配色>生地名不明(ローン風)、綿/100%、原産国不明(おそらく日本製)。

なぜ、配色生地の原産国が不明でありながら日本製と予想したのかというのは、年代物のストック生地であり、情報として「縫製工場のもの」ということだからです。

とはいえ、推測ですので原産国は不明としておいたのです。

この配色生地のこのたびの存在感は大変重要です。

思わず迷彩柄を合わせがちなミリタリーテイストを、新しい方向へいざなってくれたこのレトロ生地に感謝です。

「継ぎ目カバータブ」の顔の違い:前面と後ろ面で表情が違うのもこの四角いタブの柄の集まりの違いが影響。

全く同じではない面白さを感じていただければと思います。

それなりには、カラーの配分は左右では合わせているところもポイントです。

様々な角度:紙袋型に相応しい硬い生地の特性がうまく現れています。内部の縁のラッピング生地が見えます。
【1419】の投稿の時には失敗していた横ベルトの設置位置が正しくど真ん中にいきました。成功です。

あとがき

配色生地を変えていくだけなら簡単と思いきや、意外と難しいのが中間色のオリーブグリーンの悩み。

おそらく、この生地がなくなるまで様々な配色生地を見つけていく作業が待ち構えています。

素敵な生地に出会えますようにと願いながら、「著作権」の行使された生地、もしくは行使されるであろうと判断した生地は遠慮させていただきました。

しょうがないです、それが実体なのですから。

それでも何とかこの配色生地を使ったコントラストが美しい「切餅:きりもち」を引き続き製作してまいりたいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ミリタリーテイストの生地をエレガントに演出、マルチチェック柄を左右対称に映るように配したエコバッグがメインバッグに近づいた【1407】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「切餅」と言う名のエコバッグが完成しました。

以前の【1404】では、こんな風に支柱全体を表地の配色生地としてコントラストを利かせいきました↓。

左右が比較的対象に実現できた方を前面、1つ仲間外れの柄が合わないパーツ含む後ろ面でも極力合わせました。

こちらが、このたび一重仕立てのエコバッグになって完成したのです。

改めて、美しいマルチカラーのビッグチェックがちゃんと配されたのかどうかをチェックしながら、今後への見直しの点と共にこの製作を終えました。

ミリタリーなイメージの破壊、リップクロスをエレガントに仕立てた優しいマルチカラーチェック生地を配したエコバッグ

「切餅」:紙袋型のエコバッグ。<サイズ>縦36cmx横36cmxマチ17cm。

そもそもこのサイズ感どうでしょうか。

正方形になってしまっているところに少し引っ掛かりがあります。

今後、目に見えて劇的な変化ではないにしろ、5cm縦を長くすることをしたいと思ったのが最初の印象です。

これまでは、少し縦の方が長かったのにこのたび同じになった理由は、サイドに1cmずつ寸法を増やした型紙に変更したからです。

そのことによって、本来望ましいマチのピッタリ具合になったので、これで縫い代とマチの関係は正解ではあるのですが、今度はその分の横の広がりによって縦長から正方形に近づいてしまったのです。

もっと美しくなるべきだった底ベルト、すべて配色生地であるべき。今後は上下の2本の底ベルトも配色布に徹底。

このたび、調達していました配色生地の大格子が110cm巾で30cmがぎりぎりであり、底ベルトの分がとれなかったので、表地でやりましたが結果は平凡でした。

底ベルトと支柱が十文字に交わる美しさが見られないことがこれほどにも残念であるということをこの選択で知ったのです。

これも貴重な感覚、今後は是非配色で設置するようにと固い決意が生まれました。

内部のマチのラッピングの左右が対称:内側だったのですが、生地がうまく取れまして左右対称にできました◎。

内部でも美しく仕上げることができるならその機会を逃したくないという気持ちが功を奏します。

大変美しいラッピングに出来上がりました。

取っ手の前後の柄のそろい:一繋ぎがマストである取っ手は左右は揃いませんが前後をそろえました◎。
もう片方も違う柄が出ていますが、前後は揃って目に映るように配置できました◎。
タブの左右対称の前面だけの実現:後ろ面はあまり揃いませんでしたが、こちらはそこそこそろいました。

タブの部分も実は視線が行く場所でありますので、残ったわずかな残布の中でも柄が出来るだけ対称になるように意識。

それでも反対側は揃いませんでしたので、可能な限りを尽くしたに過ぎませんが。。

柄のそろえ方はこの辺りで以上ですが、全体的には柄合わせは大枠できたかと。

底ベルトの件も含めますと、110cm巾で30cm調達は不足であり、40cm-50cmであれば、柄合わせももっと合わせることができて、整然としたバッグへと高めることが見込めます。

次回にまたご期待くださいませ、このベースのリップクロスはまだ在庫があります。

ここまでたためますが、お勧めとしては、1つ前の段階でゆったりと畳んだ方が無理がないかと。。

あとがき

たくさん製作するたびに高まるノウハウ、picturesque(ピクチャレスク)が作るバッグの特徴がだんだん色濃く表れてきました。

それは、別事業の「レンタルジュエリー」と共通する点、「コーデされたバッグ」ということです。

ここに行き着くまでに随分長い年月を要しましたが、これが心から納得する姿です。

「ハンドメイドバッグ道」の最初の頃の2007年では全く見えなかったことでした。

まずこれが分かったことが大変な幸運であると思います。

今後まっすぐに胸を張って活動して行けるとそう思った頃から、アイデアが以前よりも湧き出てくるような気がしています(^-^)。

<仕立て直し>四つ角が余分であることを四角カバーの折れが実証、無駄のない八角形へ変更したバッグ用のリムーバブルな底板カバー【1383】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2018年頃ですが、底板にカバーを作って、「くるみ底板」と称した底板製作を「オーダー」の形でやらせていただいておりました。

その時にハイブランドバッグのサブバッグの沈むような底部分の解消に、メインバッグとしても十分持てるような丈夫な底板を追加するということを自前の持ち物でも検証。

それがこの2点の底板になります↓。

2点の底板。内蔵の「ベルポーレン」という折れないプラスチックが角丸にカットして入っています。

長方形の四角いバッグの底なのだからと長方形で作ったわけですが、よく見ていただきたいのです。

いずれも角が折れています、実際には底板カバーは余分な部分があるということなのです。

角の折り跡にご注目。折れているということは底に沿っていない余分ではないかと見ました。

その後、余計な縁の四つ角は最初から無しにする案が浮かびます。

そうして、現在5年後においては、四角い底用の底板カバーを作る際には決まって8角形モデルで作ることにしております。

内蔵するプラスチック底板も8角形にカットしたものを内蔵し、くるみ生地も8角形に裁断した型紙に変更したのです。

当時ちゃんと選んだ元の生地をそのまま活かすことができるメリット、解体に時間をかけ他の見直しも同時に行えたくるみ底板の仕立て直し

作り直しですのでいったんすべて解体しますが、一から作る時との違いは生地がそのまま再利用できることです。

特に、当時の希少な生地などであればなおさら、古いものにも価値は宿っているのです。

解体場面:一度解体。接着芯を貼ってきちんと作ろうとはしていたようです。

しかし、どことなく当時の作りの粗さが目立ちます。

5年も経過すると随分と作り方にも発展があることを改めて感じ己を労います。

そして、糸くずを取り払い、まずはまっすぐにアイロンをかけ直し。

そして、角をカットする作業をします。

ここでお伝えしたいのが、一から丸ごと8角形の型紙を作る必要がないということ。

角の部分だけの型紙を当ててカットする方法があるのです。

角部分だけの型紙の考案

このことはいろんなケースに応用・引用できますので是非。

5cm四方の型紙用紙の中心に向かって1か所だけ折ります。そして、三角部分をカットした小さなパーツを用意。
出来上がりの角:裁断の時に三角のパーツを角に当てカットして再び作り直したもの。

2枚仕立てのひっくり返しをせず、角を綺麗に出すために外表のまま1cmの縫い代で折り込み互いに縫い合わせる方法です。

待ち針をし、角をピッタリ重ね合わせながら、最後に端から2-3mm程度をステッチして完了です。

底板を入れるタイミングは、最後の長い直線を縫う際に入れれば十分です。

最初から入れても縫いにくくずれやすいので労力が無駄になってしまいます。

最後のラインのところの始め辺りのタイミングで少し折り曲げながら入れるとやりやすいです。

折り曲がって跡が付くことはございませんので大丈夫、そこがベルポーレンの良さです。

この削られた角が実際にバッグの底にフィットしやすいのです。

あとがき

サブバッグ的なものを気軽に日常使いのメインバッグに出来ることがあります。

その際に、足りない部分がどうしても底の強度です。

これさえカバーできれば、小物が1つ増えてワードローブが潤います。

実際には、素材の良さや素敵なデザインはサブバッグの領域をやすやすと越えていきます。

上手く活かせると古い品物の出番も多くなり、新しいものがそれほど必要なくなります。

新しいものを作る技術があるのならば、おのずと古い物を仕立て直す技術も生まれます。

こんな文化が是非とも広がれば良いと思っております(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

レースでも決して弱々しくなんかない、美しいカーテン地のジャガードがエレガントなエコバッグがその使用シーンをうんと広げる瞬間【817】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ本格的に冬の気配がしてまいりました。

先日少し早いながらもホカホカ心地よく温まりながらのちょっとした夜の外出に手袋を着用。

そのような季節ではありますが、アパレル業界では、2022春/夏の準備が始まる流れ。

季節が真逆の時に準備をしていくのです。

これは、過去からのしきたりといった感じでありますが、そこまでのように季節が予想しやすい現実でもなくなってきている気象の変化があります。

そこで、これまでの季節感のイメージにとらわれたバッグの利用機会の喪失を見直し、季節感無視で素敵な素材を取り入れたオールシーズン対応の製作をしてみました。

レースカーテン地のジャガードが非常にエレガント、エコバッグだからこその季節感を無視した縛りの無い利用を見込んだ製作

このたびの素材は「レース」と生地の名前にも付くので、て夏のイメージがわくのかもしれません。

そこにあえて挑戦、生地の素敵さにのみスポットを当て、冬であっても利用しやすい身近な機能性重視のバッグからのスタートで季節感を無視した製作に挑戦してみました。

「切餅」:<サイズ>縦39cmx横35cmxマチ18cm。

この四角い様相から「切餅」と名付けた一重仕立てのエコバッグです。

とはいえ、丈夫に丁寧に仕立てたところが特徴。

メインバッグにもなり得る可能性を感じていただければと思います。

<使用生地:黒>レースカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
ここ最近変更したど真ん中の取り付け位置に変えた「底ベルト」と縦に縫い付ける「支柱」の交わり部分。

ぱっと見では見ることのない底の部分の美しさも追求したところです。

こんな感じで使わない時は折りたたんで収納。

これだけの強度とお仕立てだと全体にはなかなかしっかりしたものなので、この四つ折りまでが限界、それでも畳めることのメリットは大きく、メインバッグ内に入れての持ち運びを可能にしてくれます。

裏地を取り付け芯地を貼るバッグとの違いは、「そのまま生地の風合いが素直に現れてしまう」ということ。

ただ、このたびのレースカーテン地、いかにも薄そうに見えますが、なかなか丈夫であることが分かっています。

重いものを入れる対応も底ベルトと支柱で工夫していますので、弱々しい作りということは決してなのです。

生地チョイスに一番におしゃれ感を優先出来るのも、この丈夫な仕立てあってこそです。

生地だけの丈夫さに頼るのも、それは素材に依存し過ぎ、半分は自分で丈夫さを作り上げていくものなのだと思っております。

あとがき

私もこのデザインの試作のものを実際に毎日使わせていただいております。

コンビニ、スーパーに立ち寄った時に、そのままこのバッグにin。

とても使い勝手が良く、サブバッグでなくメインバッグとしても十分使えると感じています。

リュックなどの他デザインではセキュリティー性を高める工夫をとことんしているわけですが、こういった入り口が開きっぱなしの留め具も何もないバッグの良さもあります。

こんなレース地がここまで出来上がるのだと考えたら、生地は無限だと思えてくると思います。

その通り、どんな生地であっても製作可能だと思うのです。

条件などない自由な製作ができるための仕様、生地幅も気にせずに生地を中心にできるような「コンテンツ」に現在このデザインの製作ノウハウをまとめ中です。

コンテンツが完成したら、是非お好きな生地で作る技術を得るということも考えてみてくださいませ、自分で製作することの喜びと可能性は人生をも変えてくれると思います(^-^)。

2種の黒色エコバッグの素材の違いが歴然、プレーンとパイルの違いはより素材の違いの深堀りになった【691】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2種の黒生地で2点のエコバッグが完成致しました。

同じ黒色でそろえることで、その他の違いが際立つことになりますのが素材の面。

どうしてもその素材の違いに目を向けるようになるのです。

良き素材の深堀りとなるこの度の黒色同時製作の完成品をじっくりとご覧くださいませ。

単純な構造でありながらしっかりと作った一重仕立ては十分な貫禄があるエコバッグとなっていった

今回から、ステッチの数を1本増やしましたことで、緻密な縫いが実現。

こんな風に4本のステッチをいかに等間隔に仕上げるかが課題。3本を4本にしたことで間隔が狭まり支柱が強固に。
4本ステッチへの変更はここにも効果を発揮しています。やはり3本の時より強固で、美しいものになりました。
生地は、生地名や混率が不明ですが、左はタオルのようなパイル地、右はオックスフォード。

パイル地は、柔らかくてカジュアルな雰囲気があります。

一方オックスフォードは、スーツの中に着るメンズシャツにも多いエレガントなツヤ感がある素材。

やはり同じエコバッグに仕立てても良い意味での硬い雰囲気が出ました。

素材の違いによってもこんなにテイストが展開できるものだと実感しました。

お洋服のワードローブで、わずかな素材の違いで黒ばかりを着られる方の例を拝見したことがあります。

おそらく素材の違いを楽しみ、最強の黒色を軸としたいワードローブ作りだとお見受けします。

さて、バッグの容量はかなりのものです。バスタオルを4本ご用意しましても、まだまだ余裕が↓。。

これらはバスタオル。まとめて縦に4点を積み上げて収納してみました↓。
<サイズ>縦39cmx横35cmxマチ18cm。バスタオル4本を入れてもまだ上の方が余ります。

これだけの容量があるのですが、ある程度たためますので、出張時のサブバッグ・たくさんの食料品のお買い物目的・上着入れ・温泉バッグ、さらには一泊旅行も可能ではないかと。

エコバッグという言葉に縛られて、安くて質の悪い品物をお手軽に短時間で作ってしまうのは、あまりにやったことのわずかな労力でさえも無駄だと感じます。

その後の長い目で見たバッグの可能性を夢見ながら、じっくりとかけるところで手間と時間をかけていくという製作が腑に落ちます。

その1つに、ピンタックの4つ角のステッチがありまして、これがあると上品な雰囲気が出ます。

バッグが整然とするものであることでシーンが増えていくと予想します。

あとがき

このたび製作の2点「切餅:きりもち」デザインにはさらにこだわりがありまして、長い支柱を1本仕立てで継ぎ目を作っていないという点です。

用尺が145cm以上要しますので、今回も幅が150cmの生地です。

縦に取ると生地が余り、2点作ろうと考える方向に行き1点物ではなくなります。

よって、横に支柱のパーツを裁断するので、巾がダブル幅の物でないといけないのです。

この145cm以上の幅の生地の分野は、インテリア・カーテン地の分野になります。

ここから生地をチョイスするわけです。

かわいいプリント生地などは110cm巾あたりのものがほとんどなので自然とインテリア地特有の大人っぽい生地をチョイスすることになりました。

ただ、その後作り手側の気持ちになってみますと、どんな幅の生地でも作れるように仕様を変えるという考えに至ります。

そうすることでこの長い支柱のバッグが作りやすくなるからです。

後に取っ手の途中で継ぎ目を入れ、短いパーツで大丈夫なように型紙を変更。

その継ぎ目を隠すタブをスタイリッシュに縫い付けるモデルへ変更しています↓。

後にこれが完成型となっていきます。継ぎ目はうまく隠され隠したタブがかえってトレードマークに。。

完成型に至る前には、このたびのような変遷があったことがとても大切。

この段階を踏まずに完成型に行き着くことは無かったでしょう。

当ブログ記事は、当初の2021.08.12からおよそ3年後の2024.05.16にブログ記事の「手直し」の一環の中の順番で「リライト」したものになります。

とはいえ、まだまだ変な言葉使いや誤字脱字は、更に手直しをかけていくのですが、こうして、3年も経過すると随分小さな事業の中でも発展が見られました。

これは大変貴重な例だと思っていただければと思うのですが、同じことをずっとやっていく中で必ずわずかばかりの発展があるということ。

事業とはそういったものなのではないかとじわじわと実感しております。

そういった意味でもこの記事の手直しの1年の2024年が非常に大切な年であると感じています。

もっと早めに手直しできれば良かったのですが、日々の活動に追われこんなに遅くになってしまいました。

随分曖昧な表現だったり分かりにくい表現などで読みにくい点が申し訳なかったです。

2024年末をもって、記事すべてがすっきりと手直し完了の予定を組みまして現在徐々に実行中です。

是非今後とも、今後もブログ記事にお立ち寄りいただければ光栄でございます(^-^)。

内側に隠すことがベストとは限らない、裏無しバッグ作りの玉止めをすっきと綺麗に隠す場所探し【242】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

エコバッグ連続製作をしてまいりましたが、この度が最終です。

最終に選んだ生地は、一番最初とそっくりな見かけの黒地のストライプ生地。

といっても一番最初はざらざらしたタイプでありましたけれど今回はツルツル。

そして肉厚です。

見かけは中くらいの厚さに感じますが、ぎっしりと織り目が詰まった硬めです。

同じカーテン地でいくつも素材を変えながらの製作でしたが、カーテン地といっても様々なところが良い経験になりました。

そこで、カーテン地を採用したこのたびのエコバッグ製作の総まとめとしまして、まずは、カーテン地の「遮光」について深堀りしてみます。

2級カーテン地とはその生地の良質さではない、太陽の光を通す度合のことである

このたびの連続製作のカーテン地はどれも2級遮光でした。

2級という言葉は、カーテン界では専門用語。

これは2流とは違いまして、2級というのは太陽の光を通す具合です。

少し朝日を感じる通し方をするのが2級。

要するに一般的なおうちのカーテンに該当します。

1級だとカーテンを閉めていると夜と変わらないような遮り、3級だともっとより光を通すということの3段階とのことを「級」という呼び名で通してあるのです。

1級と2級の差というのは、遮光を9割方してくれた上での残りの割合の中での差であるようですので単純ではありません。

どの級にも遮光の機能は十分にあるわけで、機能もレベルも関係ない番号なのです。

今回使用の生地(黒):2級遮光ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。

玉止めを隠す箇所は視界に入らない「溝」などが良い

では、玉止めを隠す作業のある場面の様々な箇所をお伝えしていきます。

支柱の取っ付近の下面:ちょうどここで縫いがいったん途切れます。裏面だと隠す場所が無く表面で解決。
支柱の取っ手付近の上面:ここにも縫い終わりが存在。
取っ手が動く上部なので比較的ここには隠しやすいと言えます。
地縫いのてっぺん:必ずこのように最初は上へ突き出しています。
上に突き出した上糸と下糸をそれぞれ別々に針目2つ分程下側へ糸を通して位置を移動します。
そうして、位置を移動した場所で2度結んで糸を切り完了です。この後はサイドの三つ折りで隠れます。
三つ折りのてっぺん:三つ折りの先端付近にある溝へ隠します。
このような位置に隠れました。
底のマチの地縫い:地縫いした直後に突き出している状態を針目2つ分ほど内側へ位置移動。
こんな位置に玉止めが移動したところへラッピングでかぶせられますので、完全に隠れます。
マチのラッピングの地縫い:先ほどのマチだけの地縫いと同じです。内側へ糸を移動して玉止めします。
ラッピングの縫い閉じ場面:このような内側に入りつつ、わずかなすき間へ隠します。
ピンタック:内側ピンタックのへこみへ糸を貫通させて移動。そして中側で結ぶという方法。
内側から見た様子です。このように、ピンタックの溝の中に玉止めを隠しこみました。比較的やりやすいです。
バッグ底のピンタック:ここのわずかな溝に隠しきることは難しいですが、極力隠します。

完全に隠れないのは仕方がないです。

内側へ通して行おうとすると望ましい位置に貫通せず、上手くいかない経験があります。

外側でこれも解決する方法をとりました。

もともと糸目が出ている場所よりも移動した底面付近の溝は、はるかに隠れる効果はあるようです。

以上、とてもたくさんの箇所でしたが、こんな風に玉止めを隠しました。

エコバッグを複数作ってきたまとめ

スーツに合うエコバッグ完成(黒練りストライプ柄VER):<サイズ>縦39cmx横35cmxマチ16cm。

今回の一連で製作したエコバッグは、全体としては立派な作りです。

よって小さく折りたたむというのがなかなかできないのです。

メインバッグの一歩手前の状態で、ただ裏地が付いていないという感じです。

折りたためることをメインにするとどうしても破れるリスクを伴う弱々しいものになってしまうことを懸念。

もしものハプニング的な必要性に常にバッグの中に持っておくものなら、薄手で小さく折りたためるものが向いているかもしれません。

一方、買い物専用と決めた丈夫なエコバッグなら今回製作のようなたぐいのものの出番があるのではないかと思います。

「丈夫な作りを持ち味としていきたいので、弱いと分かっているものをなかなか作る決心がつかなかった」、そんなストーリーがこの「完全にたたむことが難しい」という結果に込められていると考えて下さいませ。

あとがき

この記事を初投稿の2020年10月14日から3年後の現在は、2020年12月5日です。

「ブログ記事の手直し」の作業の一環で、この番号【242】に当たっているところです。

3年という年月の間で、ここからも随分仕様を変えていきました現在です。

例えば、支柱に関しても、とても長いパーツだったのですが、3本ステッチから4本ステッチへよりきめ細やかに改良。

そして、そもそも支柱の長さも1本繋ぎでは生地幅に限界があり、どのような生地にも対応できるようにと、3パーツに分かれたハギ目2箇所が生まれました。

ハギ目は本来望ましいものではないのですが、「生地を問わない」ことに価値を置き、そのハギ目にタブを取り付けて覆いながら強度を高め、デザイン性も高めるというところに到達。

そういった新たなる改善をしたのも、このお品を購入してもらうだけでなく、この作り方を広めていくという新しい事業形態を考えたからです。

エコバッグは購入する時にはどうしてもお値段の安さを求めてしまいます。

それは「たかが」エコバッグだからです。

そうすると高級なエコバッグなど見向きもされず、良い物が作りづらくなってしまいます。

むしろこういったものは自分で製作する方がコスパが良いのではないかと。

そうしますと、何も販売することだけがすべてではないと思えて来ます。

よって、その手法やノウハウをご提供する事業を考えています。

そういう見方から、デザインの改良が生まれたこともすごく貴重です(^-^)。

160cm幅のレア生地を利用したたっぷりな取っ手のエコバッグ、三つ折りステッチ糸の見え方と底ベルトの隙間の課題【222】

アイキャッチ画像222

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在連続製作中の「スーツに合うエコバッグ」の3点目がこのたび完成。

1点製作するごとに、その時の課題を見つけ次回にクリアしていくというスタイルで1デザインの内容を高めていきます。

当ブログ記事は最初の投稿の2020.09.24からおよそ5年後の2020.08.12にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2025年では、このモデルは立派に完成型になったと判断、そのノウハウをコンテンツにまとめるところへ進めています。

まだこの当時は見直す必要がある箇所が多々あり、こうしたシンプルなデザインでも随分奥が深いことが分かります。

このたびは、ヘリンボンジャガードが美しいグレーのインテリア生地で製作、2つの課題が生まれましたので、その記録となぜ課題にする必要があったのかをお伝えできればと思います。

是非、製作におけるブラッシュアップのヒントに、このたびの記録をご覧いただければと思います。

160cm幅の特殊さが取っ手65cmの実現に貢献、それでもまだ未解決のもっと奥にある基本的な構造の課題を得たエコバッグ

使用生地(表地のみ):コットンヘリンボン、綿/100%、日本製。グレーがお洒落度を高める160cm幅の生地。

160cm幅があることで、長い支柱ベルトを幅いっぱいに利用すると、65cmの取っ手が実現できました。

ただこの生地は特殊で160cm幅などめったに無いために、すべての生地をカバーできる仕様ではないということに。。

この点も長い目で見た課題と言えました。

その他更なる2点の課題が見つかりまして、2025年ではいずれも解決後の仕様となってノウハウに記録されていますが、あえてお伝えしてまいりたいと思います。

前回の課題の解決:ベルト同士の重なりの順番の徹底。先に底ベルトが、その上に長い支柱ベルトという順番。

ただ、この順番だけにとどまらない出来上りで分かった課題がありました↓。

出来上がりの底部分:底ベルト同士が内側に寄り過ぎています。原因は縫い代を含めた真ん中に設置した為。
視覚的な違和感:ベルト自体の設置のみならずベルトの周りの隙間も整然とするために設置位置を見直す課題。

ぱっと見の違和感もそうですが、均等にど真ん中に付くということが底を平均的に固めるという意味にちゃんと理解されるのです。

もう1つの課題は、内部です↓。

三つ折りステッチの最初のステッチ位置の見直し:幅2.5cmを1.25cmずつ三つ折り。最初のステッチ位置は✕。
三つ折りステッチの裏面に出た2本のステッチの課題:最初に2.5cmの位置にステッチすると右下のように。。

これが必ずしも平行にならないことから、かえって難易度を高め美しくないと判断、後に最初のステッチの位置を5mm程度へ変更。

そうすれば、三つ折り内にステッチがくるみ込まれ、最初のステッチが隠れるので、縫い閉じの2本目のステッチのみが左上のように両面共美しく見えるということになります。

支柱型エコバッグの完成(グレーヘリンボンジャガード):<サイズ>縦39cmx横35cmxマチ16cm。

取っ手は、幅2cmx65cmです、生地幅によってめいっぱい裁断することで取っ手の長さが変動するのです。

あとがき

作る前のイメージを上回る完成品で分かる結果、世の中に試作品が溢れ返るその実態は確かに頷けるものです。

表面的に完成したからと慢心になっていた過去が非常に恥ずかしい程、このようなシンプルさでもこれほどに課題が見つかるものなのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

縫い付け順は底ベルトが先、後からの順番で大きく広くエコバッグ全体を覆う支柱ベルトの役割の的確な示し方【220】

アイキャッチ画像220

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

7種の生地で順に連続製作をしております「スーツに合うエコバッグ」。

このたびは、1点目である【216】の投稿の時の仕様から部分的に改良した2点目の製作。

改良部分は、①スタイリッシュに支柱の幅を細めたこと②底面に底ベルトを付け加えたことです。

特に②の底ベルトを付けることの深い意味をお伝えできればと思います。

ここまでのことがされているエコバッグは今まで拝見していません、日用品的なバックだからこそ長く持てるための「考え方」の部分も大切にしています。

エコバッグの底ベルトは本体の底板的役割の先付け、本体全体を大きく支える支柱ベルトこそ順番が後という理にかなった配置

使用生地(表地のみ):ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、ベルギー製。表面は黒で裏面はライトグレー。

このたび、この生地の特徴の表面と裏面の色が違うという点を配色として活かしていきます。

1種の生地のみで配色にも引用できるということは非常に素晴らしいこと、この表面・裏面両方の利用の考え方は様々な製作に引用できそうです。

本体パーツの裁断:生地調達は70cm。地の目に沿った縦向きに横2枚が並び余白で残り全パーツをまかなえます。
ベルト作り:支柱ベルト・底ベルト・いずれも観音開きの4本ステッチ仕様です。
支柱ベルト縫い付け:元の4本ステッチをなぞり、底からスタートして、外から内へと渦巻きで一繋ぎが可能。
このたびの反省点:底ベルトが後になってしまった順番がまずかった、底ベルトが先、支柱ベルトは後が◎。

このたび設置の順番を反省し見直した理由は、底板の役割が底ベルト、底パーツ含む全体を包み込み持ち上げる役割が長い支柱ベルトという意味だからです。

この縫い付け順は、完成した見た目にもその意味が分かり易く理解されるものになるのです。

ベルト付けの順番:このたびは上側ですが、その後見直した正しい順番は下。持ち上げる意味がクリア。
共布ラッピング:底とマチの縫い代は硬い部分なのでこのような仕様にしています。
コントラストの表現:同じ生地の両面を効果的に利用した濃淡がスタイリッシュでおしゃれ度を高めます。
支柱型エコバッグ完成(黒のバイカラー):<サイズ>縦39cmx横35cmxマチ15cm。ベルトは2cm幅。
スタイリッシュな横顔:4隅のピンタックが紙袋型のフォルムを作りスタイリッシュにしてくれます。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.09.22からおよそ5年後の2025.08.10にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

徐々に改良していった作りの細かい部分、当回の底ベルトを支柱ベルトよりも先に縫い付ける順番は非常に大きな意味を持ちました。

また1つ、「なぜ」の部分の説明がしっかりと出来る根拠が確認できたのです。

バッグの本当の機能、「重い中身もしっかりと持ち上げる」ということに繋がる重要なノウハウなのでした。

その後は、目に映る底の部分のベルトが交差する美しさを見込んだ均等配置などを含むちょっとずつの改良をさらにしていくことになります。

2025年ではほとんど完成型になったことがまずは喜ばしいことであり、このバッグのデザインのノウハウ伝達にとどまらず、製作における大切な「考え方」も同時に伝達したいのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ユーザー様のリアルなシチュエーションをしっかりと思い巡らした、帰宅途中のオフィス着に馴染むお買い物用エコバッグ【216】

アイキャッチ画像216

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2020年7月から本格導入の「レジ袋有料化」。

それに伴い、ハンドメイドバッグ活動においてもエコバッグを検討するようになりました。

ただ、一斉に同じ動きがあることも当然予測するところ、ラットレースに参加するにあたっては「差別化」を意識することになりました。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.09.18からおよそ5年後の2025.08.06にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2025年ではピクチャレスクが企画したエコバッグは、コンテンツにまとめてそのノウハウを多くの方に広める方向も進めております。

ノウハウにまとめるほどですので、その後様々な改良を重ね完成型に行き着いたからです。

そんな2025年現在から見ると随分「初期型」と言えるこのたびの回ですが、「初期型」ならではの課題を見つけ現在では改良されている点も同時にお伝えできればと思います。

こうして過去のブログ記事の「手直し」が、過去の投稿の内容の不足を補填し、新しい考え方やアイデアも盛り込めることを非常に有難く思っております。

投稿内容の部分的変更が難しいYouTube動画は、良いも悪いも当時のありのままの姿としてはむしろ貴重だと受け止め、現在の改良後の比較対象として見ていただこうと考えました。

会社帰りのお買い物シーンの想定、黒のシックなストライプ柄をシャープな角のあるスタイリッシュなエコバッグに利用した

使用生地(表地のみ):ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。色は黒。ストライプ柄は先染めです。
「支柱」パーツの裁断:細長いですが、生地を広げて一重仕立てで型紙を当てて裁断。幅は7.5cm幅で観音開き。
「支柱」ベルト作り:観音開き折りを外枠ステッチ+内部の2本ステッチの均等な4本ステッチが美しく並びます。
「支柱」ベルトの配置:横の最長60cmの20cmの位置に左右共ベルトの端が来る位置に設置。

このたびは、ざっくりと1ショットずつの場面を写しましたので、細かい寸法はお示ししていませんがすみません<m(__)m>。

固定ステッチの準備:底からスタートし、もとある4本ステッチの上をなぞりながら、外枠から内枠に渦巻き。

後の投稿【1215】で、この渦巻のステッチが途切れずに一気にできることを解説しています。

両サイドの三つ折りステッチ:一重仕立てではここもポイント。縫い代を隠す方法の1つのエコノミーなやり方。

「初期型」では、先に1.5cmを地縫いして、次の段階として三つ折りステッチをしていました。

しかし、最初の地縫いのステッチが丸見えで、これを2024年に改良。

地縫いは省略せずに行うものの5mm程度の場所、そして、次の三つ折りステッチの時に、最初のステッチがくるみ込まれて隠れるといったすっきりとした出来上りへ。

出来上がりの内部の構造:底とマチは共布でラッピングをしています。もう1つのハギ目はサイドの三つ折り。
入り口の縫い代始末:1cmずつの三つ折りです。ここは後に1.5cmずつの三つ折りへ変更しています。
最後に行うピンタックステッチ:これがあるのとないのとでは雲泥の差。ビジネスライクに寄るのもこのおかげ。
完成した状態の取っ手の固定:「初期型」では上下の二重ステッチで固定していました。

そもそも、この長い支柱パーツは横向き裁断がコスパが良く、長い「支柱」の為には広幅生地に限定されるものでした。

その制限からの解放として、2023年初期辺りにハギ目を2箇所作った3パーツから成り立つ構造へ改良、生地幅が110cmなどのシングルにも十分対応できるようになりました。

その代わり、2か所の左右のハギ目がこの赤丸の位置に出るので、そのハギ目カバーと固定の役割りとして「ハギ目カバータブ」が誕生したということになります。

支柱ベルトの底の重なり:「初期型」では、縫い代の中へ入れ込んでさえいなかったのです。
黒のストライプのエコバッグ完成(初期型):<サイズ>縦39cmx横35cmxマチ15cm。
お洋服とのコーデ:オフィス着らしい黒の上下に合わせてみました。

あとがき

一重仕立ての何でもないエコバッグこそたくさんの追求がありました。

これは、シンプルなものほど奥が深いということに繋がるものです。

お洋服にもあることで、たくさん装飾されたものが必ずしもじっくりと考案されたかどうかは分からないということ。

余分が削ぎ落され、本当に必要なパーツだけで成り立ったシンプルさは、実はよく考えられた深みある製品だと見ることもできるのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク