天然石らしいはっきりしない曖昧なカラーのロングネックレスが織りなす優しい世界観【562】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代に大流行のパワーストーンブレスレット。

多くの人が腕にはめていたことが思い出されます。

その頃、私もその流行に目を向けながらも、あまりに流行が行き過ぎて差別化を考え始めました。

そして、自作する中で留め具を18金にしたりして高級感を出すというようなことをしていました。

数多くのネックレスやブレスを作る中でストーンに関する知識もおのずと増えていきました。

「これはどんな名前のストーンなのか」とか、「〇〇色の天然石はないものか」などと検索しながら今まで知らなかった天然石が想像以上に豊富であることを知ります。

そして、連のネックレスをカラーが入り混じったマルチカラーで作ることがとても楽しくなりました。

このたびは、元ある別の1色使いの連をパステルカラーで組み直したネックレスのご紹介です。

天然石を深堀りしていく中でカラーのイメージが湧きやすくなったありがた味

優しいカラーを集めて組んだ天然石主体のセット:いろんな天然石が入っています。
〇ネックレス:8mm珠。ニュージェイド(薄グリーン)、モルガナイト(薄ピンク)、アクアマリン(ブルー)。

長さは108cmのロングで、留め具はK18YG。

留め具は引き輪、ダルマ板、つぶし玉x2個ですが、地金の18金の高額さの影響はこんな小さなパーツさえもなかなかのお値段、真剣に作ったものです。

このことは、ゴムでつなげたパワーストーンとの差別化、わずかな1か所でも18金であることの存在感はちゃんと現れます。

全体ではグリーン系。

薄いジェイドのグリーンからリングのネフライトまでの段階を一目で見ることができるセットです。

1つとして強い色を入れない、この中間色でとどめているところが意識したところです。

〇ブレスレット:ネフライトのメロン色のような薄グリーンのツヤのあるくり抜きバングル。内周は18cm。
〇リング:左-和田玉(ホータンギョク)17号程度。右:ネフライトのK18YG台の楕円大粒リング。14.5号。

このマルチロングネックレスができる前のネックレスの状態

このたびの製作前の2つに分かれたネックレス:ニュージェイドとモルガナイトが2点に分かれていました。

ネックレス2連付けも悪くないのですが、重なる位置が座りが悪かったことと、2個それぞれ留め具で付ける手間がありました。

ロングネックレス1本はそのまま気軽にかぶればよいので、留め具を開閉する必要すらありません。

1本ずつ別での装いも結局難しいものがありましたので、ミックスするという手段になったのでした。

YouTube動画は以前の方をご紹介した動画ですが、ここに貼り付けますね↓。

あとがき

当「本物志向のレンタルジュエリー」も元は、集めていたジュエリーをすべて事業用へ献上の所からスタートしています。

自分ではネックレスの2本同時付けが気にならない、むしろカッコイイかのように考えていましたが、事業となると「対お客様」です。

お客様が同じように思うのかというとそうではありません。

面倒なことは極力減らしてあげたいものです。

そうして、どんどん「フィードバック」を感じとっていく中で、このセットは最終的には、なんと「廃止」に至りました。

2022年後半からは、すべてが地金を存分に使った本格的なジュエリーばかりにラインナップを変更しています。

それこそ「本物志向のレンタルジュエリー」らしいものになったと言えます。

とはいえ、この時の「連をつなげて作ってきた時代」も大変貴重であり、後の「鉱物」についても考えるきっかけになりました。

「ハイジュエリー」と呼ばれる宝石だけを見ているよりも、「半貴石」などと呼ばれたり「パワーストーン」などと呼ばれるストーンも平等に見ていく方が今後の見方は間違いなく深まると思います。

すべては平等に元は地球から飛び出してきた素材なのですから。。

<旧58>目の前で店員様が編むのを見た淡水パールの編み込みモチーフ、その素晴らしさを讃えそのレベルを押し上げた【324】

アイキャッチ画像324

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いつしかの天然石売り場。。店員様が淡水パールの編み込みをしてバスケットに完成品を入れておられました。

のぞかせていただいた時に、思わずびっくり。

スクエア型にふんわり編み込まれた素晴らしいものだったのです。

編み込みはテグスの細いタイプです。

真珠は穴が小さいですので(小さくしか開けられないということだと思います)、繊細なものになりますが、ちゃんと作られたものでした。

そして、1点購入させていただいたのです。

特にバチカンなども通っていないので、使い方は自由。

何かご提案をいただいているようで嬉しくもあり、ペンダントトップに是非活かしたいとその後のアレンジを進めていきました。

その後、編み目の細かい空間も通るようにと、線径が細くても丈夫なステンレス製二重リングをカットした一重アレンジをバチカンとしました。

金属アレルギー用にとステンレスチェーンを通すことでペンダントが完成したのです。

このたびは、この完成した淡水真珠ペンダント中心の白を含むジュエリーコーデをご紹介したいと思います。

真珠・石・プラスチックの異素材に共通する白、目の前で見た芸術的なスクエアな編み込みモチーフをこのように活かした

<旧58>全3点:どのアイテムにも白が入り混じることで互いに関連付く異素材の3点の集結。
<旧58>ペンダント:2cm四方の正方形にふんわり編み込まれた淡水パールのトップ。ステンレス69cm。 
<旧58>バングル:トルマリンのくり抜き型バングル。モカグレー・白・ピンクが混ざった抽象柄。内周18cm。
<旧58>リング: 「シャネル」様のプラリング。幅14mm程度のクリーミーなホワイトカラー。ロゴは銀色。

プラスチックの質感のモヤモヤがバングルのそれにリンク。

こんなクリーミーなプラスチック製なのに存在感ある個性的なアイテムです。

この時、ブランドロゴの威厳とプラスチックが同レベルに映りました。

更に他の天然石やパールの天然素材という価値にも並ぶものだとも映ったのです。

当ブログ記事は、2025.11.23に全文綴り直しをしていまして、当初はレンタルジュエリーの初期の2020.07.27付けの商品説明欄だったページをブログ形式に改良しています。

確かに2020年では、プラスチック製のハイブランドロゴとのコンビが、天然素材と並ぶことが同レベルに感じたのですが、2025年現在ではこれらすべてを廃止しています。

2025年では、高級地金の18金やプラチナにダイヤモンドなどの宝石質のストーンのコンビに徹底。

ただ、こうした親しみやすく一定のレベルあるジュエリーは、個人でも集めやすく、装い方のご提案として古いラインナップの記録をこうして残しています。

お洋服とのコーデ例:お洋服含むすべてのアイテムに共通の「ふんわりした白」が共通のまとめ上げ。

優しいデニムコーデです(デニムはブラックデニムのグレーの色落ちタイプ)。

あとがき

2025年に至るまでのレンタルジュエリー開始からの5年間ではレベルを高めるという発展がありました。

それは、ユーザー様のニーズや気持ちを汲み取り、レンタルの意義を熟考した結果でした。

しかし、ジュエリー全般に対する考え方は、プラスチック・パワーストーンと呼ばれるもの・半貴石と呼ばれるもの・世界4大宝石と呼ばれるもの・地金のシルバーなどもすべて均一に見ています。

要するに目指すゴールは、「おしゃれ度」、どれだけ高価でもおしゃれにまとまったかどうかはコーデをするまで分からないということです。

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書き手:ピクチャレスク