身の回りの日用品はすべてがインテリアだと考える、100均コースター4枚入りを洗濯用洗剤や食器用洗剤のドイリーとして使える【1363】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

日常の何気ない身の回りの整理整頓こそがインテリアを作ると思っております。

何かが乱れているとぱっと見の風景が崩れます。

それほど配置やその景色がすっきりとしていることは、大切な「整い」という概念だと考えます。

このたびは、その些細な一箇所、こうお話をあえてすることでもしない限りスポットが到底当たるような場所ではない「コースター」の使い方を2例ご紹介したいと思います。

後で貼りますYouTube動画は投稿当時の2023年の時のままなので、1つ目の使い方のみですことご了承下さいませ。

その後、当ブログ記事の「手直し」の2024.12.23現在では、新しい使い方も生まれましたので、ここでは2通りお伝えしたいと思います。

100均の透かし柄の茶色のコースター、洗濯用洗剤の下に敷く・食器用洗剤の下に敷くという使い方、いずれも洗剤の底におしゃれに一役買った

もとは、飲み物のコースターとして売られていたものだと思います。

ピクチャレスクの得意なことの1つとして、新しい使い方を発見することがあります。

おそらくこうした使い方をしている人は少ないでしょう、だからこそのご紹介とさせていただきたいのです↓。

洗濯機自体がお部屋に設置みたいな賃貸物件の作り。扉を開けた時にこんな風景が目に入ります。下方にご注目。

この手前のグリーンの蓋の2つが洗濯用洗剤。

左側は純粋に毎日のお洗濯用、右側は「強力洗剤」でシミ・汚れを部分的に落とすために強めの威力あるタイプ、商品名は「洗剤革命」。

まともにスクエアの向きでそのまま置くという使い方の「固定観念」だけではその直径が大きめの容器からはみ出してしまいサイズが小さすぎました。

せっかく4枚あるのだから2枚ずつセットにして使います。

そしてさらに、ひし形の向きに変え、少し重ねる部分を作ることで直径の広めの容器にも相応しく変身しました↓。

洗濯用洗剤の下に敷く使い方:1枚使いよりもはるかに安定感とおしゃれ感が出た敷き方になりました。

以上が1つ目の我流のアレンジ方法です。

これを1年程続行しまして、その後別の使い方へ移行↓。

食器用洗剤の下に敷く使い方:こちらは正方形の向きで使用。毎日底がベタベタになるので複数の替えが活躍。

食器用洗剤の底はどうしてもべたつきますので、とりあえず、直接ステンレスに置くのは避けた方が良いです、ステンレスへの跡ジミの原因です。

この敷物に活躍していただき、毎日清潔にお洗濯します。

小さいアイテムは洗濯機の隙間に入ってしまうことがあるので、洗濯ネットに入れてのお洗濯をお勧めします。

あとがき

現在世の情勢が非常に悪いです。

戦争が至る所で勃発・強盗などの強引な犯罪が後を絶ちません。

そんな中でも、とにかく今までと変わらぬ日常を送れていることにまずは感謝。

整理整頓を常に心がけ、整った心持ちで過ごしていきたいものです。

ほんの些細な工夫でしたが、それでも「小さな素敵」になればその積み重ねや集まり「大きな素敵」で溢れることを願います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

適切な炎のパワー維持のために。。ガスコンロの小さな穴すべてからちゃんと炎が出るために「デニム用太糸」で詰まりを解消した【1356】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いつもキッチンでお世話になっているガスコンロ。

ありがたく、現在の賃貸の住まいはコンロ充実の3個付き。

どれもそれぞれの役割があり、強い炎・一般的な炎・小さな炎とその目的によってコンロが選べるなかなかの充実品。

せっかく分かれているのだからそれぞれの炎が正しくその威力を発揮してくれる炎の出方が望ましいです。

ところが、先日こんなことがありました。

小さな合計12個のコンロの穴が何らかの原因で塞がれ、2-3箇所炎が出ていない箇所があることに気付きました。

とても心配になりました(*_*)。

本来の炎のパワーが弱まることも良くない事態です。

そこで、実際の原因とやってみて効果があった対策をこの度ご紹介したいと思います。

つまり、穴が塞がって炎が出ない原因と、炎が出るように穴を開通してあげる方法となります。

ガスコンロの小さな穴が塞がってしまう原因は穴の中の油やごみの詰まり、デニム用太糸を使って穴内をこそぎ落とし立派に開通した【1356】

コンロ(大):それぞれ炎の出方が違う3種の内一番火のパワーが強いのがこれ。真ん中の細かい穴にご注目。

今は、お手入れ済なのですべての細かい穴からも火が出ています。

先日は、真ん中の3つの穴x4箇所の内、3つ程炎が出ていない穴を発見。

「これはまずい」そう思い、熱が冷めた状態で外してその原因を探りました。

その時に過去のある体験を思い出しました。

以前の住まいのガスの点検の方に「炎の出が最近悪くなかなか料理が進まない」という悩みを相談しました。

その時に、「原因は炎の出る穴が油や水の膜により塞がれていることなのだ」と教えてもらいました。

つまり穴が詰まっている状態にあり、炎が遮られているということなのでした。

当時の住まいのコンロの穴は上の写真と違いもっと分かりにくかったので、原因に気づきませんでした。

その後ガスの業者様がやってくれたことは、針金を穴に通してゴシゴシしてくれました。

するとものの見事に炎が通るようになりました。

以前の住まいは「1つコンロ」だったので、それが不調になるとお料理が致命的だったのでとても不安でしたが、なるほどそういう仕組みだったのです。

その体験を思い出し、自分なりに針金に変わるものを探しました。

使っていない6番のジーンズ用ステッチ糸です。タコ糸級の太さと丈夫さですので、針金の代替品になるかと。
そうして、炎が出ていなかった箇所の穴を糸でゴシゴシししてお掃除しました。

そもそもこのコンロに関しては油料理はしていませんでしたが、思い起こせば隣のコンロの揚げ物の時に置く場所がなくて、このコンロの上に置いて作業していたかも。。

そうすると油や水がこの小さな穴に入り膜を作って穴を塞いでいったと思われます。

いかに日常のお手入れが大切なのかということや、炎の出方のチェックの際にすべての細かい穴からもちゃんと出ているかを見る必要があるのです。

ましてや、ガスコンロの上では基本作業はするべきではないと言えます。

あとがき

カテゴリーを<コーデ>に入れていることご了承下さいませ<m(__)m>。

掃除・インテリアの分野をカテゴリーに作っておりませんでしてすべて<コーデ>に入れています。

<インテリア>という分野を作っても良かったのですが、インテリアコーディネートのご提案であるわけで、結局はコーデの一環となるので、やはり<コーデ>なのです。

ちょっとした日常の工夫や気づき、こうして今後もお伝えしていきたいと思います。

とにかく目の前の当たり前に毎日感謝することも大切です。

ガスの炎の状態1つでも無事であることが平和の1つの形、そんな風に思うのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

古物を現在も使い続けていられる素晴らしさ、素敵な昭和のボールペンのインクが廃版になりただの置物となっている姿が教えてくれた【1355】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

実家でよく昭和時代の文具を発見します。

使っていた記憶はないのですが、もう今は目にすることも無いような昭和らしいレトロ感あふれた素敵な文具。

楽器の絵が素敵です。上部の金属質感が何とも感じが良く、パイプの内部のような音が爽やかなのです。

素材が不明ですが、「アルミ」でしょうか。。

ブランド名もあり、メロディーの所に「CANE'S」とあります。今調べてもネット検索では見つかりません。

このたび、これを使えるものにできないかとあれこれトライしてみた結果を記録に綴りたいと思います。

実はYouTube動画撮影後にボールペンの先に固まってしまったゴム状のインクをお湯や強力洗剤や針でつつきながらインクが通るようにとあきらめずにトライしました。

ただ再びインクが出る見込みとしては可能性は低く、使える古物にはならないかもしれません。

では、どんな理由が復活を妨げているのかをお話していきます。

交換タイプの芯の先が今は廃版の昭和時代ならではの特殊な極細であったことで復活の道が閉じられた、「使える古物」がいかに素晴らしいのかを実感

こういった交換タイプの芯ですが、実は通常はもっと太いものが現在の規格のようです。
当然芯に合わせて本体も直径が2mmほどの華奢な穴になっています。
現在の規格との比較:右は現在の規格。昭和時代にあった華奢なタイプの規格は現在その姿がありません。

そうすると左側の昭和時代のタイプはレア。

実は、このたび使えるものにしようと頑張ってできるだけ細いタイプを選んだのですが、その細さはあくまで筒状の本体であり、先端に関してはすべて太いのです。

そこで、せっかく購入した新しい液入りの芯をペンチで先端だけ昭和時代と交換してはめ込んだのがこの左の物。

そして、上の余分はボールペンのサイズに合わせてカット。

その後の長さの調整は、つまようじを筒へ上から入れ込むことで調整可能です。

カットし過ぎたところへつまようじをカットしながら補長。

それでも書けませんでした。

そこで、その理由として、筒の中でゴムみたいに固まっていた昭和時代の芯の中の液がきっと先端の筒の中にも入っているのであろうと仮説を立てました。

そして、強力洗剤を使いながら先端を洗い、針を使いながら固まっていた液を溶かしかきだしました。

強力洗剤+60度くらいのお湯へつけ込み固まったインクを落とそうとやってみました(^_^;)。
さらに針でインクをかき出します。もっと細い針も使いながら。。
最終段階。ペンチを使いなんとか先端を窮屈な筒へはめこみました。
そうして見事設置は完了です。あとは書けるかどうかを祈るばかり。。さて、結果はどうなるのか!?。
わずかにインクが付いた様子も一瞬見られましたが、最終的には二度と書けませんでした。終了です。
手をインクで汚しながら、やるだけのことは最大限やったつもりです。

日にちを数日置いて、もう一度書いてみて書けなかったので完全に諦めました。

たとえ書けたとしてもその喜びは限りあるものであり、インクの交換時にまた苦労して先端だけを芯にはめ込むなどの事をせねばなりません。

ペンチで先端をつまむことで先端にへこみもできています。

残念ですが、このお品は限りあるお品であり、永久のものではなかったということになります。

あとがき

ここまで、「改造」というようなことを自分でしたことがありませんでしたので良い経験となりました。

もっといろんな「ワザ」を持っていると成功したのかもしれませんが、自分としては方法を尽くしたと思っています。

そもそも製造の時点で長い目で見て作られたのかを考えてみました。

ちゃんと長い目でみて作られていたのだと思います。

芯が交換式であることからも明らかです。

ただ、ボールペンの先端の規格が変更になったことをこの製造時には予想していなかったのかもしれません。

だからこそレアであり、上手く使っていければよかったのですが、難しいものです。

そう考えると、永久的でない材料の「インク」があるアイテムは年代物でありながらこの先も使っていけるものにするのは難易度が高いということ。

いかに、現在でも使うことが出来ているペンシル類が素晴らしいのかということを思いました。

コレクター様には、このような経験があるのかもしれません、古いお品物には夢中にさせる何か魅力があるようでした。

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書き手:ピクチャレスク

年代物のハイブランドバッグ、部分的劣化は製造時の材料の選択の責任、良い部分の良質さのもったいなさをうまく活かすのもユーザー次第【1350】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフを送っておりまして、バッグも年代物を持つスタイルです。

元は高額で販売されていたハイブランドバッグも、30年も経過すると劣化や機能の不足を感じることがあります。

この度の投稿は、年代物の元は高価なバッグの劣化や不足の部分をどのように満たしていけるのかを3つの例で考えました。

主に改造と呼ばれる領域になることで、ハイブランド様の「著作権の侵害」にならぬよう、お写真は控えさせていただきます。

3つの年代物バッグのアレンジ例:①内張り替え②ショルダー設置③底板設置

年代物バッグに欠けている状態を補うリフォームを3つ体験しています。

1つ目から順にご紹介してまいります。

①内張り替え

古いバッグの良質なレザーで多いのが、内張りの劣化。

1980年代周辺というのは、レザー素材のブランドバッグも多かった。

内張りが合皮であることが多く、布の上にPVCが塗ってあるというようなイメージです。

②ショルダー設置

かつては、取っ手無しの「セカンド」「クラッチ」と呼ばれるバッグの流行もあり、年代物の多くの中にはポーチとしては大き過ぎる取っ手無しバッグが存在しています。

これを何とか活かしたいと後付けでショルダーを両サイドに縫い付けたアレンジをしたことがあります。

③底板設置

ほとんどのハイブランドバッグの底板は頼りの無いものです。

設置していないとまでは言い切れないかもしれませんが気休めのボール紙みたいな芯地のようなものであまり効果がありません。

そこへ物を入れると沈み込み、底が膨らんで恰好の悪いフォルムになってしまいます。

ここへ、厚みがあり割れない素材のプラスチック底板をバッグの柄や色に馴染む生地で包んで、ミシンを使って縫いとじ、リムーバルに設置すれば出来上がりです。

この効果は非常に大きく、もしかして、上着などを入れるためだけに考えられたサブバッグそのものが、底板の設置によって、「メインバッグへ生まれ変わる」という可能性にも満ち溢れるのです。

もとは、ハイブランドバッグというのは、デフォルトの状態をすべてそのまま受け入れてもらうというスタンスだと思います。

結果不満が一部出ることはご提案のフィードバックに他ならず、付き物になるスタイルだと見ています。

とはいえ、バッグの使い手は実際、ご提案型でも要望受入型でも、様々なフィードバッグが出るのが自然。

自分の物になったことでこうしたリフォーム、アレンジを追加して機能を高めていく自由はユーザーの特権であるべきなのでは。。

あとがき

時々ハイブランドバッグ様のバッグをじっくり細かいところまで見て下さると良い発見があるかと思います。

細部までいろいろ特徴を出したり、手間をかけている様子が特に中古品では顕著に見られる点が面白いです。

だからこそ長持ちしてほしいのですが、1つのバッグの中でも素材に差があり過ぎなど何十年も後で分かることがあるのです。

現在はおそらくこうした結果を受け止め同じことを繰り返さないようにはされていくと思うのです。

何しろ情報に溢れたデジタル時代、やったことはすべて足跡が付いてしまうからです。

ハイブランド様でさえも、学びからの成長や発展があると考えると、お高く留まっている場合では決してないのが、製造者であると言えると思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

扉やポールは無いがクローゼットの定義内にある「囲まれた空間」、クローゼット以外にも利用できる可能性を見込んだ「スペース」【1342】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

引越しをするということも大変な作業ではありますが、経験としては価値あるものです。

このたびは、引っ越しを経験したことでクローゼット事情が変わった現在と、その他のクローゼットのスタイルの全3種を比較します。

クローゼットの使い方は、「自分表現」の1つとしてその人となりが色濃く表れるのではないかと思うのです。

ただの服入れではなく、その収納の出来上がったスタイルが人それぞれの考え方・価値観の投影であるというところまでのもの。

是非「myクローゼット」の考案の一助になればと綴らせていただきます。

賃貸物件では大半の「扉付きクローゼット」の一番の弱点は「縛り」だと実感した

「扉付きクローゼット」:2002年-2021年までお世話になった賃貸物件の備え付け。かなり広かったです。

2022年の引越以前の住まいは、十分なスペースのある大きなクローゼットがお部屋に付いていました。

とても有難く十分に活用させてはいただいたものの、こういった扉タイプは扉がこちらに飛び出す手前の周辺のスペースに物を置くことができません。

せっかく壁の内部に設置の機能も、はたして十分に効果があるのかと言えば半分です。

かえって模様替えの配置の場所の縛りができてしまうというデメリットを何度も実感したものです。

実際にクローゼットの正面周辺は何も置かないスペースにせざるを得ず、空き空間にしておかねばならなかったのです。

それでも備え付けは仕方がないので、その条件に従ったお部屋の模様替えの配置を工夫することで対応してまいりました。

かえってレア物件、「クローゼット無し」の物件の場合の洋服の収納方法はリビングにハンガーラックを置くことで対応

「ハンガーラック」2022年以降がこちら。150cm幅のアパレル業務用。ここへオールシーズンのお洋服を収納。

以前の扉付きのクローゼットよりも「どう映るか」という視点になって配置を考えるようになった点は、大きな発展でした。

伸びるニットのお洋服に関しては、別で木製チェストへたたんで収納しています。

ただ、クローゼットが無い代わりに、十分な奥行きのユニークな「押し入れ」があります。

かなり現代風な押し入れであり、これが非常にグッド、奥行きもかなり深くたくさんの容量があります。

もしクローゼットが備え付けられていたらこの機能的な押し入れにも出会わなかったと思うとこれも良い経験の1つだったのでした。

「自由スタイルの空間クローゼット」のメリットと使い方のポテンシャルの高さ

新築のクローゼット:あえて扉を付けていない空間だけのクローゼットへ要望。ここへお洋服を置かない選択も。

とにかく自由スタイルなのが、こうしたクローゼットの空間だけのタイプ。

コンセントも設置なので、パソコンを置くことにした場合も使えそう。

ここで寝ることも可能です。

クローゼットとして使う場合、ここへ、ハンガーラックをそのまま置いて、周りにバッグなどを置く、靴を置くなどして自由に空間を作っていくことができます。

様々な用途のイメージが膨らみます。

お洋服は好きなのですが、それ以上に一番のポイントを「自由」ということに置いた価値観。

これこそが、一番大切にしている価値観なのでした。

ワードローブに限らず、すべての「人生」における「自由」という価値観に一致したクローゼットの姿です。

あとがき

このたび3種のクローゼットスタイルをご紹介しましたが、まだ3つ目は空間のみであり実用化には至っておりません。

その後の動きがあった場合にはまた投稿していきたいと思います。

たった1人のクローゼットでもこのように変遷があり、独自のスタイルを語ることができるほどの特色あるもの。

人物の写し鏡のような大切な姿なのではないかと思うのです。

そう考えますと、常に整然としっかり管理をし、丁寧にお掃除するべき場所なのではないでしょうか(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

古物木製ミニチェストの薬の匂い、以前の使われ方の名残をいったん払拭する新聞紙による匂い消しリフレッシュ【192】

アイキャッチ画像192

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「古物は気が宿る」などという考え方は、ある意味そのように思います。

ただ、それを恐れ避けるものではなく、有難く拝受することでまずは前の持ち主様に感謝します。

その後は、1からの自分の使い方の儀式のようなものとして、見た目の傷み・匂いなどをいったんリフレッシュ。

そうすることで新品と同じ気持ちのスタートを切るという古物ライフスタイルを続けています。

このたびは、これまで好んで集めてきた木製ミニチェストの古物の中ではやや傷みがあった使用感が50%を超えたようなお品物に遭遇。

それでも、塗装のカーキのカラーの素敵さと、琵琶の全面彫りの素敵さに大きく価値を感じました。

そして、その表面のキズをすべて「塗装直し」によってリフレッシュしたのが別投稿の【1249】です。

このたびの【192】は番号調整のために後の作業でありながら若い番号になっていることをご了承いただければと思います<m(__)m>。

今回は、以前に薬入れとして使われていたことが容易に想像できたその脱臭をしていきました。

脱臭1つでも新しいユーザーのスタートラインであるということがお伝えできればと思います。

USEDを前向きにとらえた古物との接し方、木製ミニチェストが薬箱として使われていた名残を新聞紙を丸めた何回戦かで脱臭

表面のキズカバーを兼ねた再塗装リフォーム済みのミニチェスト:琵琶彫りが何とも魅力的で惹かれた逸品。

おそらく、以前は薬入れだったかと。。すべての引き出しから苦い匂いがしました。

こうした匂いに対して恐れたりマイナスの考えを起こすことは古着や古物ライフを好む者としてはしません。

一度リセットする作業を考案していくのも、お品物を受け継いだ者の役割。

素敵なお品物をお譲りいただいたことに感謝し、新しい気持ちで使っていく前にする作業となります。

匂いを吸収してくれるアイテムを詰め込む:このたびは新聞紙を1枚仕立てでふんわり丸めて敷き詰めます。

以前、靴入れの脱臭として、トイレットペーパー丸ごとも口コミで習ったことです。

引出しの大きさからは、使うとしたら少しずつちぎって丸めて敷き詰めればトイレットペーパーも良いのではないかと。

決して1日では排除できる匂いではありませんでした。

2-3日後に取り出し、匂いをかぐと新聞紙に匂いが移っていました。

そうして、新聞紙をどんどん交換しながら同じように数日後に取り出し、匂いが消えるまで行いました。

3段の引き出し:すべての引き出しに同じように新聞紙を敷き詰めて行いました。

3-4回戦の後、おおよそ匂いが薄くなりその辺りで切り上げました。

結果としては、「効果があった」とご報告できるものでした。

あとがき

木材の調達事情も大いにあると思います、こうしたミニチェストであっても古物程の良質さが今後は新しくは生まれにくくなったのでは。。

そう考えますと、古い木製チェストに価値の軍配が上がると思うのです。

「気」がどうのと敬遠される古着・古物。。有難く引継ぎ、喜んで使わせていただくのも「循環」の望ましい光景の1つだと考えます。

普遍的な新品よりも、特徴ある個性的な古物という考え方がどうしても勝るのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

くすんだ色の古着ワンピースにこそ真珠の出番、古物のあこやロングネックレスは抜け感と共に素敵にコーデが仕上がる優れた小物【1320】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

誰もが1点はお持ちの真珠のネックレス。

多くは、決まって弔事に黒の喪服に利用するための必須アイテムとしてでしょう。

このたび、シーン別でもう1点カジュアルに着崩したあこや真珠のロングネックレスをご紹介したいと思います。

そして、最も望ましい姿で活躍できるお洋服との相性を考えてみたいと思います。

条件としましては、フォーマル用ではなく、古物のあこや真珠ネックレスを利用して、抜け感ある日常的な使い方ということでやってみたいと思います。

カラーパレットを3つのグループに分け、古くて質の良くないカジュアル使いのあこや真珠ネックレスに一番合う色のグループを探し当てた

あこやロングネックレス:3本のショートネックレスをつなげて1本にしてロングネックレスへ。質は悪いです。

この考え方ご理解いただけますかね、悪い質で使用感はあるが、レベルある「あこや」であるというこのバランスです。

フォーマルには向かないですが、日常的なカジュアルな装いにはもってこいのバランスと入手背景なのです。

カラーパレットを3種のグループで用意、それぞれに比較して考えていきます↓。

4色の種類で並べてた3種のカラーはそれぞれテイストが違います。

順番に、どう感じるかをご一緒に見ていきましょう↓。

パステルカラーとの相性:もともとパステルカラーは優しくフェミニン。合わないということはありません。

より一層フェミニンさは増しますが、元々質が良くないという点では、綺麗なお洋服のカラーにはあまり相応しくないと思います。

バランスが偏ると言いますか。。綺麗であることの中に古臭さが入ってしまうと思うのです。

強めの色との相性:コントラストが激しいです。一番左の黒が弔事にあたるコーデ。

どちらかというと奇抜なお衣装的な存在に。。そうするとこの黄ばんだ感じよりも真っ白の方が相応しいので一番とはいかないかもしれません。

くすんだ色との相性:実はこのカラーグループが私からのイチオシです。古い色褪せ感同士の程好いバランス。

実際に一番左のくすんだ薄グレー色のワンピースにあこや真珠を付けたことがあり、程好いお出かけ着になってくれました。

もし、お手持ちに、くすんだ冴えない色のワンピースなどをお持ちであれば、それこそ真珠の出番なのかもしれません。

あとがき

あくまで、気さくに身に付けられる真珠の装いとしてのご提案です。

高級なピカピカの真珠や高価な南洋真珠などはきちんとしたお洋服に合わせることがむしろ望ましい場合もあります。

ただ、高価だとのイメージのある南洋真珠のマルチカラーこそ大いにギャップを感じてもらい、こんな風にギャップを感じる組み合わせは新鮮さがあるかもしれません↓。

カジュアルなイメージのつなぎ(オールインワン)の黒+南洋真珠+グレイッシュなパンプス。

バランスは非常に大切で、作業着さながらのUSED感の無い、綺麗な真っ黒であることでもともとドレスライクに寄りやすいオールインワンを選んでいるところも大きなポイントです。

南洋真珠をエレガントに装うからマダムになり過ぎるのです。

そこからの方向転換は、思い切ったカジュアルアイテムとのコンビにしてみることも1つアイデアとしてはどうでしょうか。

ここ近年、真珠をTシャツと組み合わせるなど、真珠がやっとカジュアル分野に進出したと見ています。

かつては、ジェンダーによって区別されていた社会的な「証」みたいなことの垣根が崩壊し、すべてのアイテムがジェンダレスと化してきたと見ることもできます。

素敵な真珠の装い方のご提案を拝見できる可能性も今後増えていくと思うと楽しみです(^-^)。

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最強の色を纏い強さの「証」としたいのが黒を好む者の思い、黒1色で上下のセットを複数展開するそれぞれの違いの表現【1317】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々YouTubeでワードローブを紹介されている動画を拝見することがあります。

随分多くのお洋服をお持ちであり、ブティックのよう。。これらは「セレブ」の方のクローゼットだからです。

なかなか「お隣さん」のような現実的なクローゼットの中身は拝見できる機会がありませんが、そんな親しみやすい雰囲気ですべてが古着の我がワードローブをこの度ご紹介。

黒コーデ主体でありますので、カラーレスなミニマムさがありますが、1色のみの可能性を色以外の部分で感じ取っていただく良い機会ではないかと思います。

扁平になりがちな黒同士のコーデの工夫は「立体感」「奥行き」「凹凸感」など、黒1色をどう差別化しているのかの5つのポイントのご紹介

黒コーデは組み合わせることで扁平になりがちです。

せっかく上下に分かれていても一繋ぎなイメージであったり、また、一繋ぎのアイテムであっても喪服のイメージになることも。。

そこで、このたびお伝えする5項目をポイントに、立体感を出して装いを楽しく心躍るものにと閃きを得ていただければと思います。

あくまで、自らの経験からお伝えする我流のメソッドですので、そこは悪しからず。

これらはどれも黒色。上下をセットアップに決めてしまい、一番見合う4パターンを考えてみました。

①そのアイテム自体にすでに凹凸感が表れている

衣装風なシャツワンピース。最初から袖先のスパンコールやリブ、薔薇のお花のフリルで3次元的な仕立て。

ここに更に小物を利用、ベルトでウエストを絞り身体のラインに凹凸感を出していきます。

あとは、ロングネックレスを素敵に飾るのも良いでしょう。

とにかく、元々装飾された立体感あるアイテムなので半分はコーデが出来上がっているという点で実現しやすいアイテムです。

②上下の片方に柄を持ってくる

上下とも「アルマーニ」様の古着。ブラウスは無地のスエード調の素材。スカートは銀ラメドットスパンコール。

ブラウスののっぺりとした黒無地に対し、スカートにドットが散りばめられたことでバランスがとれます。

ブラウスが上質であることも、このスカートの華やかさが引き立ててくれているのかも。。

<立体感ある黒コーデ③>トーンダウンした黒を持ってくる

カットソーは「ミッソーニ」様。ブラックデニムは「アルマーニ」様。

カットソーもジャガードの糸の種類の切り替えによって約半分がグレーのように目に映ります。

デニムパンツはデニムの中ではブラックですが、色としてはグレー。

黒からトーンダウンしたこのデニムのグレー色。

同じようにグレーのように映る部分のあるカットソーとリンクして相性が良いです。

④異素材の上下で組み合わせる

再び同じカットソー。これらが実際のワードローブ内で決めたコンビ。スカートは「Sayuri」ネーム、羊革。

③では、トーンダウンしたグレーと合わせたこのミッソーニのカットソーですが、今度は同じ黒で合わせました。

レザーは、たとえ真っ黒でも光に当たると、目に映る色が黒からライトに映る特徴があります。

この視覚的効果を利用し、本革レザーという「異素材」をベロアのカットソーに対して組み合わせます。

そうすることで同じ黒なのに色の違いがあるかのように目に映り、それは立体感が生まれたことになります。

⑤ベストを持ってくる

ベストは「Gizenne」というブランド、羊革。パンツは、「MAGENTA」というブランドで牛革。

「ベスト」というアイテム自体が今後注目されそうな気配を感じています。

先日の新聞の中にも掲載のスーツのジャケットの「ノースリーブバージョン」が紹介されていたのです。

あとがき

黒は、時にきつくなり過ぎたり、近寄りがたかったりすることもあるかもしれませんが、それも黒のパワーによるところなのです。

複数の黒の解釈の中のから、「立体感」「奥行き」「凹凸感」を出していくという工夫をし、コーデを素敵に粋に装えるヒントになればと5つの例でお伝えしました。

1つ1つのアイテムに役割がちゃんとあるものがワードローブに取り込まれると、必ず出番があると思います。

お洋服を購入してそのままということのコスパの悪さや意味の無さは避けたいところ。

お洋服を侮ってはいけないのです、「人となり」を表すほどのアイテムなのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

古物好きな者が白x黒水玉ワンピ―スを引き合いに解説、「平凡」との紙一重の違いは、シンプルに加わる「かっこよさ」がカギ【1316】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「粋」「瀟洒」「洒脱」という言葉が好きです。

お魚が元気な「活き:いき」と音が同じなのでつい混同しがちですが、漢字に書くと全く別物です。

お魚の活きのイメージは、元気で華やかな感じですが、こちらの「粋」の意味は、「すっきりと垢抜けたさま」ということになります。

随分違います。

垢(あか)はお風呂でしっかり洗い落とすほどの余計なもの。

余計なものがなくすっきりとしたお洋服のコーデは、「シンプル:素朴」とも別物。

このたびはある1点の古着ワンピースを例に「すっきりと垢抜けたさま」を具体的にお伝えできればと思います。

まずはそもそも古着の中の「粋な柄」を選ぶところから始める、モノトーン水玉ワンピースコーデを黒と白のみ登場のブランドバッグや靴でまとめた

正面の一連ボタンデザインから判断で1990年代製造と予想の古着ワンピース。値札付きの店舗在庫品のよう。

この白地に黒の水玉は、この柄自体が「粋である」と解釈しています。

多種の白地x黒水玉柄がある中で、地が「ちりめん」に特化すると急にレアな存在になってくるのです。

黒地x白水玉でも反転で類似ではありますが、白地に黒の水玉の方がやや個性的です。

ここで、粋なコーデになるための1つ目のポイントです↓。

<ポイント①>色使いがミニマムである。

多種の柄の中でも、水玉柄は特に古典的です。

そして2つ目のポイント。

<ポイント②>デザインが普遍的である。

襟無しのラウンドネック・特に特徴のないロングフレアー・フリルなどでは決して飾らないシンプルな袖。。すべてが普遍的に作られているのです。

もう1つの違った見方としては、この「普遍的な作りも当時の流行の1つ」というもの。

袖幅が大きく上下に渡っていることもささやかな流行の形の1つだったかもしれませんが、年月が経過した今違和感なく受け入れる、もしくはかえって新鮮味を感じた形なのだと見てもよいかもしれません。

ワンピースが白メインということで、差し色の方を黒にすればカラーバランスが等配分。。という1つのアイデア。

小物はすべて黒に統一して加えていきました。

バッグや靴のデザインも普遍的な形です。

細かい点では、ワンピースの水玉・ボタンの丸型にベルトのバックルのカーブラインがリンク。

更には、カラーがミニマムな中ではやや目立つ金属パーツの色、これはゴールドに統一。

あとがき

「何ら普通なのでは。。」という感想に対しましては、確かに間違ってはいませんが、この「普通」こそ最も「粋」を作っていることにお気付きでしょうか。

癖が出過ぎてしまうと、かっこよくならないのです。

アパレル品は、クセを出すことが流行の特徴となるような傾向があったかと思います。

そのような数多い混沌とした中では、クセが強くなかった流行の中の普遍性の部分が古着の中ではキラリと光ることもあるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

黒コーデ好きが遊び心を取り入れたい気持ちの時に利用した、ビタミンカラーのマルチカラーの小物を取り込むことによる躍るような心地【1295】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ暑い季節がやってきました。

半袖になって久しいですが、年間の中で半袖の期間がいかに長いかを感じます。

普段作業着のようなジャージスタイルでは、半袖なのか長袖ジャージ上下セットなのかだけの違いで季節を分けています。

半袖の期間が随分長くなり、4月-10月くらい。

もう3月の中旬で室内では半袖になっていましたので、半年は半袖を着続けるということになります。

さて、この暑い季節に向かう今、あるカラーのご紹介をしたいと思います。

それは「ビタミンカラー」です。

しかもビタミンカラーが集まって「マルチカラー」になった色の集まりの小物類を「ビタミンマルチカラー」としてお洋服に取り入れる例です。

真っ黒コーデの雰囲気を時々変えてみたい時にも遊び心を持って楽しめます。

黒コーデの差し色に「ビタミンマルチカラー」を取り込むことがかえってすっきりとまとまる理由、1色だけが主張しない調和が生まれるから

黒コーデも厚い季節は少し工夫したくなることがあります。

蛍光色のマルチカラーの編み込みベルトを黒コーデに合わせたあの時の組み合わせ。。という過去のコーデを思い出しました。

黒いTシャツにジーンズ、そこへベルトが明るいマルチカラーであることが、活動的な前向きな気分になるという効果を実感。

ビタミンカラーは蛍光色に少し近くなる快活なカラーです。

ビタミンカラーであっても、たくさん色が集まれば、軸の色が目立たないことが、かえって主張し過ぎない良さになると思いました。

1色のみの使用よりも多色を同時に使用するという意味です。

ビタミンカラー:定義としてはビタミンを含む野菜やフルーツの色を表現。一番右のピンクや赤も含まれます。

特に大切なのは「心地」です。

ビタミンカラーの色を身につけたら、ポジティブで活動的なワクワクした気持ちになります。

明るい気持ちへいざなってくれるパワーを持った色なのではと。

色の強さは理論としては「黒」が最強だと言われています。

パワー=強さ/威力で考えた時には黒だと言えるのですが、1色VS1色で戦うのではなく、多色VS黒、ビタミンカラーのマルチカラーVS黒という挑み方で黒のパワーにビタミンカラーが同等になる瞬間を感じました。

そうしたことで、コーデが黒も映え、マルチカラーも映えるという相乗効果が出ると思っています。

実は、現在製作中のバッグにも取り入れているのです。

左の3色はほぼこの色にドンピシャ。一番右は、ピンクの代わりに、ビタミンカラーではないけれども、マッチするようなロイヤルブルーを配置。

ビタミンカラー+αで、自分なりの表現をしていきます。
後日の投稿でご紹介することになりますワンショルダーバッグをこうした楽しいカラーで製作していったのです。

あとがき

黒や白に対してマルチカラーは相性が良いです。

白には夏らしさや明るさが、黒にはパンチある強さやミステリアスさも感じるかもしれません。

小物だからこそそれほど大きな面積を占領しないで活躍の場がある「マルチビタミンカラー」の出番、主張し過ぎず程好く部分的に使いながら、上品に引用してみて下さいませ(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク