男っぽさの中にキラリと光るエレガントさの表現、バイク女子必見のアメリカンバイク街乗り季節別コーデ【145】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前2004年-2018年までの14年くらいの間ですが、会社勤めのオフの趣味でバイクを持っていました。

女性には安全な足がぴったりと地面に付くアメリカンタイプ。

バイクは風を切るので、普段の服装より季節が少し前後することが実際にバイク乗りをした経験からの服装のとりあえずの大きなポイントです。

よりスピーディーに走る前かがみのバイクだったり、安定したゆっくり走るバイクだったりとバイクの種類によっても少し変わってくるかもしれませんので、今回は、私が乗っていたタイプの「アメリカンで街乗り」限定でお話させていただきたいと思います。

まず、おしゃれ以前にバイク乗りの誰もが注意したい服装に関する注意点

アメリカンのバイク:レブル250cc。購入は2004年に国道1号線沿いの中古車販売店の「フラットパイン」様。
社長様、店長様、美人従業員様には大変良くしていただきました<m(__)m>。

これ、私が乗っていたバイクです。レブルというアメリカンタイプです。

あまりメジャーではないかと思われがちな「レブル」ですが、実は乗った人の数はアメリカンタイプではダントツとのこと。

バイクを中古品の5,000kmだけのお品だったことがその後の見通しがあると決めたこと、バイク屋さんが大変良い印象であったことでこのお店で購入を決めたのです。

最初の1年は友人とツーリングをして、隣の県くらいの範囲での1日の範囲のプチ遠乗りでした。

その後の10年以上は、週一くらいで、短時間だけ街乗りオンリーで乗っていきました。

たまに少し8kmくらいの郊外の場所へのお買い物に便利であることを活かしたり、実家への帰省で利用したりでした。

バイクというのは、乗った後結構体力を使っているのです。

帰宅後、とても疲れて眠くなります。

さて、服装について書いていきたいと思います。

たまに、道路を走っていて見かけますのが、真夏の暑い日に半袖のTシャツでバイクに乗っている方がいらっしゃいます。

これは、かなり危ないと言われています。

バイクに乗る場合は、暑い夏でも半袖の上に厚手の上着を着ないといけないと思います。

なぜかというと、万が一があるので、すべって転んだ時に肌が剥き出しは、たいしたことない転び方でも、けががひどくなってしまう場合があるので、腕は決して出さない方がいいです。

ましてや短パンは厳禁といってよいでしょうね。見ているだけでハラハラします。

それよりも、暑いのを我慢した方がとても安全です。

なので、全身を覆うようなイメージで服装をコーデすることが、安全の意味では、第一のポイントであるといえます。

だからといって、ライダースーツほどのものでなくても、そこそこ厚みのある素材の服装であれば、街乗りでは安全性を確保できると思います。

すべての季節のコーデを取りそろえたミニマムなバイク乗りコーデ

では、4シーズンにおいて、季節ごとに、私がコーデを分けていた、というか分けざるを得なかったという実際には3種をご参考にしていただけたらと思います。

あれもこれもではなく、1セットずつだけを持ち備えたものになります。

まず、夏からです。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
街乗りアメリカンバイクファッションコーデ:夏

炎天下の真夏でも、このスタイルです。半袖の上にもジージャンを前ボタンを閉めて乗るところも重要です。

これ以上の薄着はありません。

それぐらい、安全を第一としていますので、我慢しての着用とはなりますが、これで、全季節の中では一番の薄着になります。

なので、工夫としてエンポリオアルマーニのロゴ刺繍入りtシャツの黒色は、レーヨ/95%、ポリウレタン/5%の素材のとても涼しく、さらっとした気持ちよい肌触りのお品です。

Gジャンは、リーバイスのインディゴブルー色、そしてボトムのジーンズはリーバイス501。

Gジャンのインディゴと、ジーンズのインディゴの色はだいたい同じ程度に落ちているのを合わせて、上から下までスーツみたいに1つのラインになるのがとても粋であり、ライダーらしさが出ます。

Gジャンは結構ショート丈ですが、なるべく上着の丈も安全には長めの方が本当はお勧めです。

やはり滑って転んだ時のことを考えると、覆っている部分が多い方がよいからです。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
街乗りアメリカンバイクファッションコーデ:春、秋

春と秋が、同じコーデです。

夏が終わり、9月くらいに少し涼しくなると、バイクファッションとしては、もう秋の服装でなければ夕方だと寒いことが出てきます。

よって、一般的な外出の服装よりも少し早めに衣替えをしています。

細かくは、9月の半ばあたりからは確実にこの服装になります。

一般の服装は、まだこの季節だと半袖を着ていたりしますよね。そこが違うのです。

ただ、調整として幾何柄のセーター(アルマーニコレツィオーニ)は、涼しめのガサツとしたセーターにしてあり、上着を本革レザーのシャツジャケットにしています。

このレザージャケットは、かれこれ20年くらい前の物だと思いますが、とても使い勝手が良くて、飽きずにずっと使っていました。牛革です。

「REGIME」という名前のブランドで「BERGE CO.,LTD」という会社様の商品です。

バイクの時専用でしか着用しないことにしていますので、あまり傷まない点が長持ちの秘訣。

ボトムは、リーバイス501のブラックで、チャコールグレーまで色落ちしている状態です。結構地が厚めの501です。

このコーデは、秋口の他には、梅春からもう少し進んで、少しあたたかい春になった頃の3月頭頃から6月頭くらいまで着ていました。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
街乗りアメリカンバイクファッションコーデ:冬

はい、最後は、冬です。

正確には、晩秋から梅春までずっと着ます。

考えてみれば、この冬の服装が一番期間としては長いのかもしれないです。

真夏のコーデとは反対に、冬は思いっきり素材を暖かく意識します。

アウターは、わりと丈の長めのスタンドカラーのブルゾンの羊革です。

「MNG」という名前のブランドです。「マンゴー」の事ですかね。

そして、中には、毛/100%のとっても目の詰まったあったかいセーターです。

このセーター、ラウンドネックなのが、ちょっと私としては不満です。

できれば、タートルネックのセーターの毛/100%が一番だと思います。

「ミラショーン」というブランドのセーター。

首は、風が当たるととても寒いので、タートルセーターで首を覆った方が、苦にならずバイクを走らせることができます。

ラウンドネックのセーターしか見つけられなかったことから、仕方なくそのカバー対策として、毛/100%の要らないマフラーをカスタムして自作したネックウォーマーをかぶって乗っていました。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
ネックウォーマー:フェンディのウールマフラーをカスタム。

結論ですが、ネックウォーマーが伸びるニットの毛/100%なら問題ないですが、このマフラーカスタム品は伸びません。

頭の大きさより大きくないとかぶれないので、隙間が空いてしまい、せっかく毛/100%でも風が入ります。

やはり、毛/100%の目の詰まったタートルセーターが本来は首を暖かく覆うには最強だと思います。

毛/100%でも目の詰まったものとガサガサした荒い網目のものでは、暖かみが違いますから、上手く、「目の詰まった毛/100%のタートルセーター」を探されるといいです。

ボトムは、バイクに乗る前に買っておいた、牛革のとても革が分厚いメンズパンツです。

こういったものは、メンズしかないので、多少サイズが大きくても履いてしまいますのが私流。

¥2,100というような値段だったかと思います。破格ですよね。このお値段。

ずらりと、シングルラック1本分同じものがセールで売られていて、もともと革物が好きだったので、とりあえずこの値段なら買っておこうというような気持ちで買っておいたのでした。

その頃はまだバイクに乗っていない昔。

ブランド名が、「C.brumes」というネームです。サイズ表記が40とあります。ウエスト72-74cmあたり。

日本製ですが、メーカー名が分からなかったです。

でもとても良質な革であることは、間違いないです。

昔購入してあったものを引っ張り出したという着用のきっかけでした。

本革パンツの裾上げ例

ちなみに、こういう革パンツの裾上げの仕方をご存知でしょうか。

革のお店の人に聞いたのは、ミシンで使わず、裾を切ってボンドで内側に折り曲げるそうです。

最初その通りにやってみたのですが、なんかごわついてしっくりこなかったので(きっと革が分厚いからだと思います)、自分流に変えました。

それは、切りっぱなしだと、結局脇の方の縫い目がほつれてくるという別の問題が起きますので、切りっぱなしてミシンで「脇の裾先端周辺の縫い代」を二度返し縫いします。

そうしますとほつれないようになるので、折り曲げずに自分の丈に合った長さでそのまま着用という方法です。

本革は、デニムなどの生地と違って、裾の先端ぐるり一周は全くほつれてこないので、切りっぱなしのままでも大丈夫で、折り曲げてボンドよりも、ラインがとても自然です。

これが一番しっくりきました。

ミシンは、革専用でなくても、この程度なら、普通の職業用ミシンで通りました。

少しの部分だけなので、ちゃんと縫うことができましたよ。どうぞ、参考になさってくださいませ(^-^)。

あとがき

バイクのメカのことは、てんで詳しくありませんので、私が唯一お伝えできるのが季節ごとのバイクファッションコーデでした。

こうしてバイク用に私が着用してきた洋服は、バイク専用の洋服では決してないことがご理解いただけたかと思います。

ご紹介しましたお洋服はほとんどが古着での購入でした。

こうして、日常のお洋服の古着市場からバイク専用に着るためのアイテムを探せばよいのです。

革ものはむしろ古着の中に良質な厚手の安心なお品が見つかることも多いです。

バイカーなので、まずはバイク本体に投資したわけですので、お洋服はできるだけエコノミーに良質な物をゲットするということも投資のバランスが良いですね。

1シーズンに1セットと決めたこのスーツのようなコーデの仕方も、普段のお出かけ用のお洋服があるワードローブと同じ考え方でいきました。

バイク専用に決めたものだけれども、日常着市場の中から探し出したデニムやレザー品。

バイク専用に着ると決めたお洋服探しもワクワク楽しいものです。

同じ物が2つとない古着市場の中から、じっくりと渾身の1アイテムずつを選んでくださいませ。

そして、どうぞ、素敵なバイク乗り様として街を駆け抜けてくださいませ(^-^)。

以上、アメリカンタイプの街乗りコーデでした。

無地/柄/ジャガードバッグを1点ずつ厳選、ゆたかなコーデの展開も可能でありながらミニマムな数のバッグを持つことの素敵さここにあり【213】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ミニマム志向な現在、かつては、あれもこれもと複数のアイテムを持っていることで充実感を感じていた方も、いよいよ余計な物を持たない志向へと変化しました。

その流れに私も賛成ですし、持ち続けることのストレスを緩和し、自身で渾身のアイテムを選びすぐって少しだけを充実した使い方をしていくというご提案をしたいと思います。

洋服、靴、バッグは1つの洋服コーデを作って行く枝葉みたいなものかなと。。

洋服をミニマムにすることに関連して、バッグも少しだけ持つという流れになります。

ただ、その少しだけというのが意外と難易度は高いものです。

たくさん持つ時にはあまり考えなくてもよかった、「なぜそれを選ぶのか」ということが出てくるからです。

今回は、その「なぜ」の答えを探しながら、3点だけにバッグをしぼってみたいと思います。

それぞれ1点1点が存在感があり、あるべきアイテムであるような選び方をベースにしたいと思います。

1)無地バッグ

無地のバッグ:一番上。

無地のバッグは、万能です。

柄物のワンピースなど上下の柄物セットアップなどの時に、それほど神経を使うことなく合わせられますね。

私からは、1点黒のヴィンテージバッグをご紹介したいと思います。

おしゃれにコーデしたい、バッグは、無地・柄・それとも・・・
カーフ素材の無地バッグ(黒):「GUCCI」様のお品。

バッグのサイズは、やや大き目の37cmx33/43cmです。

同じものを持っている方、一度だけ地下鉄のホームで降車に乗車の人の中で見かけたことがありますが、数は豊富ではないレアなお品です。

持っている方は、パンツスーツに身を包んだキャリアウーマンの女性。

このバッグ購入には思い出があります。

知る人しか知らないこのデザインがヴィンテージ好きな私の琴線に触れた1996年くらいのこと。

まだネット通販が確立されていないような時期に、当時円高がMAXになっていて、1$=¥100を下回っていたと思います。

そんな中で豊富になった通販用のハイブランド小物専用の雑誌を見てお電話での注文となりました。

その時は新品でしたが、あれから25年以上の現在、内貼りの合皮劣化を2015年くらいにリフォームしての継続です。

もうこれ以上は劣化する部分は無いので、今後はかなり永続的に使用できると思います。

2)柄のナイロンバッグ

プリント柄のバッグ:左。

柄のバッグは合わせずらいと思うこともあるでしょう。

確かに、柄x柄となるとおしゃれっぽくない、チグハグで無頓着な感じだからと、躊躇してしまいがちです。

柄のバッグをいかにうまく活かしていくかを、考えてみます。

おしゃれにコーデしたい、バッグは、無地・柄・それとも・・・
ナイロン素材の柄プリントバッグ(マルチカラー):「PRADA」様のお品。

柄がにぎやかなプラダのナイロントートのファスナー付き、ショルダー付です。

地が、ピンクがかった優しいトーンの赤、そこへ青やオリーブグリーン色の幾何柄が配列。

持ち手とショルダーが紺色で、全体に配分の良いマルチカラーになっています。

これを買ったきっかけは、まずバッグ自体の華やかさと個性的な柄に惹きつけられたからです。

さらには、普段から、紺/ネイビーの洋服を着た時に合わせるバッグがなかなかなくて、困っていた時でした。

紺のコーデに合わせるバッグが結構難しいと感じていて、しかしながら黒は違うようだと感じていて、紫ではカラーがレアでなかなか見つからずで、そのようなモヤモヤに1つの答えを出してくれたバッグです。

その後決まって紺コーデにはこれを持つように。。

マルチカラーであったことも、素朴になりがちな紺コーデには合わせやすくなっています。

と、これまでのお話は、無地のお洋服が前提のようでしたが、柄ものにこの幾何柄バッグが合わせられなかというと柄同士でも合う場合もあると思っています。

例えば、この幾何柄を花柄寄りに解釈して花柄に合わせてみるのです。

ただ、お花の種類をよく考えなくてはならないと思います。

同じような大きさの柄同士は、喧嘩したりチグハグだったりする印象が否めません。

小花柄であれば、無彩色な黒x白もしくは紺x白などのカラーレスな柄の場合だと問題なく洋服とバッグが柄同士でもいけるんじゃないかと思います。

かなり究極ですが、どうしてもストライプやボーダーと合わせる場合は、なるべく線の細いインパクトの薄いストライプやボーダーのものには合うことも。。

さらに、このバッグの中に出てくる色の、赤、青、グリーン、紺のどれかの色ベースのものだったら、という条件付きで合わせてゆけそうです。

そうなると、細かいギンガムチェックのシャツなどにも合わせて行けますね。

こうした案が浮かぶのも、このブランド様考案の幾何的な柄のおかげ。

花柄の雰囲気もあるこのバッグの柄が、四角やストライプなどの幾何寄りな柄ともマッチし、一方で、花柄でもボタニカルではない配列の良い機械的な並びをしている小花柄などであればマッチするという柔軟性のある柄なのです。

3)無地と柄の中間のジャガード柄のバッグ

ジャガードバッグ:右。

確かに、柄物のバッグは、難易度はありますね。

そこで、適度な華やかさも持ち合わせながらコーデにもそれほど困らないジャガードもお勧めしたいと思います。

おしゃれにコーデしたい、バッグは、無地・柄・それとも・・・
ナイロン素材のジャガードバッグ(黒):「FENDI」様のお品。

パッと見ると黒無地のように見えますが、「Fロゴ」柄の細かいジャガード柄が入ったナイロン製のバッグです。

やや小さめの30cmx26cmです。

チェック、ストライプ、幾何柄、花柄にでさえも、それほど躊躇なく簡単に合わせてしまえます。

このロゴがぼやけてはっきりしていない点もポイントです。

そうすると、「同色のジャガード」というのは、その目立たなさがかえってバランスが良いと言えます。

こうして見てみるとジャガードは、無地と柄の間のような存在とも解釈できます。

今回は3選でしたが、1つだけ選ぶという条件だったとしてもジャガードは無地と良い勝負となると思います(^-^)。

あとがき

多くの物を持ちすぎることで悩みやストレスも生まれるものです。

こうして、選ぶ時点で少し時間をかけてじっくりと真剣に選んだお品は、長持ちさせていく心意気のようなものと持つことの責任も生まれます。

じっくり選んだお品を可愛がって、末永く持ち続けることを一度やってみて下さいませ。

こういった渾身の選択をする場面というのは、自分をよく知るということにもつながると思うのです。

もしかしたら、お洋服コーデ、バッグ選びなどにおいても、「自分探し」をすることを自然としているのかもしれませんね(^-^)。

ただの入れ物としての箱がその価値を大きく越えた!インドネシアからの素敵な贈り物「パンダンボックス」のソフト感と高級感【209】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

パンダンという葉っぱ(正式名称:パンダンリーフ)を編み込んだ「パンダンボックス」がとても好きで今までたくさん集めてきました。

パンダンは熱帯地域に生息する植物。

主にインドネシア含む東南アジアに育つ広々としたパンダンの葉っぱを編み込んでインテリア品の入れ物が作られます。

その編み込みの「イントレチャート」のような様相は大変高級感があります。

さらに親しみやすいのが非常にソフトな手触りだということです。

お部屋の上の方にも躊躇なく置けるのはこのソフトな素材感がもたらす心理的なメリットでもあります。

手触りがごつごつしていなくてなめらか、レザーの代替品になるようなレベルの素材だともよく謳われているようです。

パンダンボックスを最初に見つけた時のエピソード

一番最初にパンダンに出会ったのは、手芸屋さんにちょこんとと1つだけ置いてあったのが初めてでした。

他のお品物のついでのように置かれた雑貨類の1つでした。

年代で思い出すと1990年代後半だったかと。。

その当時は、まだまだパンダンを置いているお店などなかったと思います。

その色はナチュラルな、今思えばパンダンの製造の初期の頃の無染色のハート型の入れ物でした。

見たことも無い素敵な編み込みの素材と、きちんとした深さ7-8cmもあるのあるハート型にうっとりと見惚れていまいました。

即決でそのハート型パンダンボックスを購入。

当時パンダンという名前さえ知りませんでした。

何か個性的な素敵な雑貨を見つけたと喜んでいたものです。

これがパンダンボックスとの初めての出会いです。

その後アジアンテイストの雑貨屋さんが多く出てきて、ネット販売も浸透。

パンダンボックスをネットのECサイトでたくさん見るようになったのは、2000年代に入ってからだと記憶しています。

熱帯地方のお品なのですべて輸入品。

売り切れると入手がなかなか困難ななようで、見つけた時のタイミングでまとめ買いをしたものです。

インテリアにおいては茶色が好きなので、茶ばかり登場させていますが、現在は少しだけ色の展開があり、黒、ナチュラル、グリーン、ピンクなどがある様子。

茶も染めてあるので、水には弱く色落ちは多少出てきます。

パンダンに魅せられると、とことん好きになるのではないかと、自分のパンダンだらけの部屋を見て思います。

一度気に入ったら集めたくなってしまう心理、一度持つと飽きないアイテムなのだということを実感しておりまして、その魅力は不思議なまでにとりこなりました。

自分なりのアレンジの仕方でインテリアをユニークにする案

さて、長年のパンダン好きが行き着いたところというのは、使い方のアレンジです。

もともと「〇〇入れ」として入れる目的をしぼった販売されているところを、あえてそのサイズに着目し、自分なりの使い方をしていくことです。

このアレンジがまたパンダンボックスを楽しむ醍醐味の1つです。

ユーザーに使い方の自由を与えてくれる「入れ物」の素晴らしさがここにあります。

では、実際の使い方アレンジをご紹介をしてまいります。

蓋付きのトイレットペーパーストッカー→マット入れと決めて購入。
ヨガマットが入る便利な筒形ボックスです。

上の筒形は、もともとトイレットペーパー入れとして売っていたのですが、トイレットペーパー入れとしては一度も使わずに、ヨガマット入れを探す中でそのサイズの相性に納得し購入しました。

もとは蓋がついているので、これも活かし、ほこりがかぶらぬようぽんと載せて使います。

次の写真はシューズボックス。

紙製の靴箱に比べたら、かなりインテリア性が高く良い見栄えとなります。

ミニマム志向へ変更することで13足ぽっちの現在、すべての靴をパンダンボックスに入れることが可能。
リモコン入れのような小さなパンダンボックスもあります。
キッチンでもパンダンボックスを使用した過去。染めははがれがちですが、使い心地の良さはお皿には相性良し。

ボックスには、キッチン周りのお皿などはちゃんと乾いた状態で入れていますが、水まわりの場所であるので、ボックスの表面のブラウンが色むらになってきます。

元は同じ焦げ茶の2つの箱:上はかつてキッチンでも使っていたことがありますので染めがはがれました。

過去のビッグサイズが廃版になった事情とその後新産の折りたたみ式

折り畳み式のボックスがたくさん増えてきている事情というのは、輸入時のコスト削減だと読めます。

折り畳み式により体積の圧縮の工夫でリーズナブルさも実現。

そうすることで、パンダン購入者の需要が増えたことに対応した新しい作りだと思いました。

折り畳み式は輸送のコストダウンがはかれるようですが、折りたたみの際にハギ目の線が出ます。

しかし、初期の頃にあった今ではレアなビッグサイズのボックスに対して、非常に価値を抱いています。

すごく大きな箱で、折り畳み式がまだ出てきていなかった時のお品です。

折り畳み式は、上の写真のように、どうしても真ん中あたりに折り畳み用に必要な節目の線が入っしまいます。

「そのまま式」は、見た目が整い底も折り畳み式よりもうんとしっかりしています。

だからこそ、廃版になった今でも持ち続けるレア感と有難さがあります。

「そのまま式」のビッグサイズのパンダンボックス(2015年頃廃版):縦33cmx横44cmx深さ20cm。

これは、おそらくパンダンのボックスの中で一番大きいサイズではないかと思います。

バッグ作りをしていますので、このビッグサイズの5点程の内、材料の糸を大量に保管しておくのにも使用しているものがあります。

この大きなボックスは、廃盤になるということで、ぎりぎりの残り在庫を駆け込み購入した記憶ですが、その後はこのサイズに出会うことはありませんでした。

折りたたみ仕様にするにはサイズが大きすぎて壊れやすい/ぐらつきやすいのでもう製造されないとなると、かえって過去の輸入コスト削減前の貴重なサイズのモデルと言えるかと思うのです。

よく、衣類のストックにプラスチックの大きな箱がご紹介されますが、それに似たサイズ感のビッグタイプ。

クローゼットの中ではなくても、思いっきり外に出して「見せる箱」としても活躍できるのがその様相が美しく高級感あるパンダンの良さです。

あとがき

パンダンに関しては、折り畳み式が登場したり、色の展開が多くなったり、形がどんどん新しく増えたり、進化した変遷が見られました。

進化はユーザーの使い勝手や製造の存続を考えた試みだと思うのですが、一方で過去の良かったお品が消えてしまったことへの寂しさも持っています。

だからこそ、その時の直感で良いと思ったら購入するということも即断即決の勧めとしてございます。

これからも、パンダンを使っていきたいと、10年以上も使わせていただいているパンダンボックスの数々を持ちながら思っています。

そのソフト感というのは不動のものであり、デメリットである染色の色落ちを仕方が無いと受け入れるほどの圧巻の良さを持っています。

ここまでとことんパンダンボックスをとことん集めてきて言えることは、水と日光に弱い染色であるということでおうちの中の日陰で使用するアイテムだと気を付けていただくことです。

使う場所、使う方法などを失敗したいくつかのケースからもお伝えできることがそんなところです。

天然素材は難しい、素敵な雑貨を末永く持てるためには、そのお品自体だけに完璧を求めるだけでなく、長持ちできるような工夫を対策していくことも大切です(^-^)。

視覚的に納得していただきたい、ズドンとしたヴィンテージハイブランドワンピースの野暮な着方からあっと言わせるような粋な着方への変身を!【206】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「粋(いき)」という言葉がとても好きです。

お魚などがはねて元気な様子の「活き」と勘違いしていた過去もありますが、実際は別物です。

まずは、粋(いき)という言葉の定義ですが、

「気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。「粋な姿」「粋な柄」「粋な店」⇔野暮:引用-goo辞書より」

以上が、粋(いき)の定義です。

江戸時代にその文化から生まれた言葉だと言われていますが、このテイストをよく自身の頭の中に置いている言葉です。

とはいえ、どんなことが「粋」なのかなど、なかなか「はい、これです」と示されることがありません。

だからこそ、あえてこのたび自身の担当分野であるファッション分野において、「粋なコーデ」を「野暮なコーデ」からの変化として視覚的にお伝えしてみたいと思います。

ファッションにおいて「粋」という言葉が使われる場面

粋(いき)の辞書からの本来の意味から見るととても曖昧でぱっとイメージが浮かばない言葉のように感じるかもしれません。

そこで、いったん反対語の「野暮(やぼ)」の意味も見てみることに致します。

「言動や趣味などが、洗練されていないこと。無風流なこと。また、その人やさま。無骨。「野暮なかっこうをする」⇔粋(いき):引用-goo辞書」

反対語の野暮(やぼ)が「洗練」とか「風流」ということと反対なのだという表現からも、粋(いき)というのはかなり敷居が高いものなのでしょうか。

いえ、決してそのようなことはないと思っています。

粋(いき)というものは本来身近なものだったからこそ江戸の文化として大衆に広がったとも考えられます。

まずは、ファッション分野/お洒落分野に関して粋(いき)という言葉が実際にどう使われているかをネットなどで探索して集めてみました。

・粋な色・・・もともと粋の語源が江戸にあったことから、「江戸紫」と呼ばれるような紫色に対して使っていることが起源にあったようです。

・粋な形・・・面白みのある形や予想外の珍しい形の「創作物」に対して使われていました。

・粋な柄・・・江戸に始まった文化であることも相まって、伝統的な「和柄」に対してたくさん使われているようでした。

次に、粋な〇〇、というように区分けをしてみました。

・粋な小物使い・・・帽子、眼鏡、サングラス、スカーフ、手袋、ベルト、靴、ジュエリーに対して。

・粋なヘアスタイル・・・水商売の女性のまとめ髪のヘアスタイル、思い切ってショートカットした女性のヘアスタイル、男性が短すぎず長すぎないさっぱりとしたミドル丈の立体感がある髪型に対して。

・粋な着こなし・・・これは、ネット上に最も多く出てきます。お洒落な着こなしをした男性のコーデに対してたくさん使われていることにまず驚きました。

・粋なライン・・・あまりなかったですけど、ワンピースなどに少しこの言葉のイメージが当てられているようでした。

これまでのところで私が感じたのは、粋(いき)とは、決して「派手なにぎやかなもの」ではなく、どちらかというと「渋(しぶ)い、シック」といったものなのだということです。

では、再び「渋い」と「シック」を辞書検索。

・「渋い」・・・「派手でなく落ち着いた趣がある。地味であるが味わい深い。:引用-goo辞書」

・「シック」・・・「いきなさま。あか抜けしているさま。:引用-goo辞書」

シックが、粋(いき)と意味的にはイコールになるようです。

あかぬけているということは、言葉だけの音の漢字から、「明るい」を想像しがちですが、実は派手とは対極にあるということを勘違いされませんよう。

垢(あか)ぬけるという感じは、この垢のことでした。

垢(あか)はあのお風呂でたまに出るあの垢のことで古い角質のこと。

これが抜ける、ということですっきりするという意味になります。

こうしたことから、粋(いき)は、「すっきり」とした「さっぱり」としたニュアンスの意味を含んでいるところが大きなポイントなのです。

実際に「野暮コーデ」から「粋コーデ」へ変身を試みました

粋(いき)のイメージのお話を終えたところで、実践編となります。

ここからは私がその意味を辞書で調べたところから、いろんなファッション分野の学びを経て、自身のフィルターでこした結果行き着いた1つの答えです。

粋(いき)は一文字だけですが、実際の意味というのはそれはそれは厚みのあるものだと考えます。

感覚や感情、知識や経験なども要素の一部に入ってくる非常に奥の深いもの、大げさに言ってしまえば、人生まるごと入っているようなものではないか、などと考えます。

この人のコーデは粋(いき)だなあ、と他人の目から感じるファッションコーデというものをそのまま真似て再現しにくいところに上記のような深みを感じています。

私個人的には、「潔(いさぎよ)い」という言葉も好きですが、何か粋(いき)に通じるものがあるかなと思います。

では、具体的なイメージがわきやすいように、あええてトライしてみた野暮(やぼ)から粋(いき)への変身のコーデ例をどうぞ↓。

粋(いき)という言葉が好き、粋なオシャレを考えてみる
左:ジョルジオアルマーニのワンピ+コールハーンのメッシュフラットシューズ 。
右:左に同じワンピ+エンポリオアルマーニのレザーベルト+フェラガモのスクエアバックルパンプス。

ということで、変身に至りました。

変身に至った工夫を解説致します↓。

このワンピースはカットソーがロング丈になったような、半袖のダボっとした、サイズは、かなりゆったりなXLの表記。

「ジョルジオアルマーニ」製なので、とても素材が良いです。

こうしてヴィンテージ物のハイブランドをお得に古着市場でこだわって探しています。

大は小を兼ねるなどという言葉がありますが、大きいサイズに関しては着ることが可能。

品物の良さや、デザインが良ければ、オーバーサイズならそのサイズ感の不満を1点物だと割り切りいったん受け入れてその後工夫をしていけばよいのです。

もともとラインがズドンと作られているタイプのデザインなので、このまま着るといわゆる野暮(やぼ)ったいというような印象が否めません。

これを、変身後のように身体(しんたい)のラインを出してオーバーサイズ感を解消する工夫を、ウエストの黒の革ベルトで行いました。

靴はバランスをとるためにあえて日常着用のフラットなタイプから、お出かけ要素のあるヒールパンプスへ変えました。

同時に靴ブランドのレベルもハイブランドへアップします。

その他の細かい「粋を作る工夫」としましては、ベルトのゴールドのスクエアのバックルと、パンプスのゴールドのスクエアプレートが同じ形、同じ色でリンク。

こうした細かなパーツ同士の色や形を「同じ」ということにそろえることが、「すっきりと垢抜ける」様相を作る1つの要素です。

右側の方が、当然すっきりして見えることかと思います。

野暮(やぼ)から粋(いき)に変身した瞬間でした。

今回は、「粋」という言葉にスポットを当てましたが、ほぼ同義語としまして、上述の「シック」そして、「洒脱:しゃだつ」も同じ意味です。

本の中に多く書かれるのはむしろ「洒脱」の方のようなのですが、なじみやすいのはやはり「粋」の方ですかね。

日常に見つける「粋」な部分を探してみてはどうでしょう、これまでと違った世界を見つけることが出来そうです(^-^)。

あとがき

粋(いき)というのは、案外身近なところにあるものなのではないかと思うのです。

上の左右のコーデの対比は、あえて行ったことではありますが、このワンピースを着て出かけるとしたら、右側のコーデに決めると思うのです。

粋(いき)になるというのは、そもそも結果の話であり、前もって粋になるようにとは考えて作り上げることではないのでは。。

これまでの知識や経験を自身の中から引き出した集大成のようなものなのではないでしょうか。

今回の場合であれば、ベルトをもってくると効果が出そうだとか、ベルトのバックルと靴のプレートの形を同じ形と色にそろえると、リンクしたその姿が見ていて心地よい、など何か自分の中の引き出しの中にそういったことをひらめくヒントがあったから、それを出した結果だと思います。

粋(いき)というものは、洋服の中にもともと入っている要素だけではなく、コーデする本人が何かの自身の中からのアウトプットで作り出すものであったりもするのでしょう(^-^)。

素敵なお洋服を見せる立役者、きちんと作られた良質なハンガーはクローゼット内のワードローブのレベルの象徴である【169】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ワードローブを素敵に彩るのは、何も洋服だけじゃないと思っています。

その洋服に附随するハンガー。

木製ハンガー好きでかれこれ20年以上の実体験からご紹介します、これまで集めてきた木製ハンガーの魅力。

名脇役と言える木製ハンガーをご紹介しながら、洋服とその収納環境も素敵なワードローブを作る要素なのだということがお伝えできたらと思います(^-^)。

コートやジャケット用のボリュームある非売品の木製ハンガー

お部屋のインテリアが結構好きで、洋服のハンガーもインテリアの一部だという考え方をしております。

部屋のカラーを茶色でまとめているため、ハンガーも木製の茶を好んで今まで収集。

木製ハンガー(LARDINI):ハンガー単独では販売されておらず、洋服購入と共に附随する非売品。

こちらは、イタリアのメンズブランドでトラッドな感じのスーツなどを扱ってみえるブランド「LARDINI(ラルディーニ)」様のアウター用ハンガー。

ブラウンカラーはカーキ寄りの茶色である所が、これまたクール♪。

ただ、高級度合いで言うと、その作りはいたって普通だとも言えます。

何しろ無料でもらえるということもあり、それにしては素晴らしいものであるという見方。

本当に高価で超高級な木製ハンガーは1本仕立て。

非売品のこちらは、よく見ると真ん中で接ぎ木されています。

これが通常の木製ハンガーのよく出回っているお品の作りなのでどうということはありません。

色目はこのブランドならではで、カーキ系の茶色というところがレアカラー。

このハンガーは、スーツやジャケットの購入時に非売品としもらえるようです。

・木目が美しい

・色目が美しい(カーキ系の茶色がしぶい)

・分厚くてしっかりしている

・角度が立体的で体に沿っている

など、見事な出来栄えのお品。

サイズ的なところは、ハンガーの端から端までが、38cmと40cmが持っている中にはありました。

そして、分厚いところの幅が5-6cm、フック周辺の厚みが2cmでした。分厚いです。

ヤフオクで2015年くらいに集中して集めましたが、今は当時よりもっと高くなっていますし、お品もめったに見つかりません。

このお品でなくても、木製のハンガー自体がが大変高級なお品になっている現在。

おそらく木製ハンガー自体が貴重なお品ということになります。

現在は、多くのハンガーが木製ではなくプラスチック製です。

だからこそ、木製ハンガーの価値がここで出てくるとも言えるのです。

この逆説的な考え方は、コレクター様にはよく理解してもらえる価値観ではないでしょうか。

LARDINIハンガーを使用の風景:やはりコートなどのアウター類に向く厚みです。

非売品を集めるなんて本来不可能なことをしてきた、それだけこの「LARDINI」ハンガーの魅力があったということになります。

ボトム用のおしゃれな木製ハンガーは在庫処分SALEとの出会いでゲット

次は、ボトムハンガーの木製をご紹介です。

木製のボトムハンガー(日本製):金属パーツの部分がブロンズというものはレア。ほとんどがシルバーです。

こちらは、国産メーカーのもので、私が以前「楽天市場」様でまとめ買いしたお品です。モデルチェンジか何かでとても安かったので購入できました。

確か1本、税抜きで¥100だったと記憶しています。今ではあり得ませんし、何らかの理由で処分の当時のSALEにうまく遭遇することができたことが幸運でした。

メーカー様の名前を忘れてしまいましたが、多分木製ハンガーでは、名の通ったお店だと思います。

こちらは、

・木の色が濃い目の茶であるところがシック

・金属部分がブロンズゴールドである

ところがおしゃれで、

・頑丈である

・ゴムパッドの丈夫さにも行き届いている

などがとても見どころのお品です。

ジーンズなどもよくかけていました。

ジーンズは重みがあるので、丈夫でゴムパッドがちゃんとしっかり効いているものでないと、するっと重力にしたがって下へストンと落ちてしまうことがあります。

このお品は、500g相当あるジーンズもしっかりと支えるパワーがあるように作られていますので、こういった機能的な面でもかなりレベルが高いお品だと言えます。

使ってない分は、こんな風に収納して保管してあります。

ハンガーの収納:購入し過ぎと当初あせりましたが、現在では入手困難なタイプとなっています。

手放すと、また必要になった時に、これ相当のお品が手に入らないであろうと思うと、多少場所をとっても、こちらは保管してきました。

このボトムハンガーを入れているケースもご紹介します。

収納ケース:「ルミナス」というネーミングのケース。軽くてインテリア性が高いお品です。

このブランドタグ「LUMINOUS」を深堀りしようとネットで追跡していったら、店舗什器やインテリア家具などの「ドウシシャ」様という有名なお店のブランドであることが判明。

もう、この軽いお洒落なケースはモデルチェンジしてしまったのか、今では、ネットでこれと同じブラウンが出てこないです。

取っ手も2か所についていて、収納の向きによって持ち手の場所を考慮してあるような使い手側に立った作りのお品であるとうかがえます。

ブラウンのインテリアにこだわっているので、このブラウンの色に惹かれての「ディスカウントストア」での購入がきっかけだったのですが、使っていると、商品の良さをじわじわと感じます。

では、続きまして、第二部として、その木製ハンガーを利用しながら自身のワードローブを個性的に作っていくお話に移ります↓。

賃貸によくあるタイプの両開きのクローゼットにミニチェストを加える収納

空間みたいな隙間もなるべく利用した配置:ミニチェストはこうして場所を有効利用することができます。

洋服をかけるポールが横に2mほどわたっているにもかかわらず、ミニマム志向で洋服の数を減らしたので、真ん中が空いたのです。

そこへ、ミニチェストを思い切って配置しました。

そして、その上へさらにパンダンボックスに入った小物(ベルト)を配置。

洋服は、左側がお出かけ用の春夏秋冬の2-3コーデずつのほんのわずか。右側は、コート類と喪服。

ミニマムのわりには、コート好きなので、3着あるというかなりの割合。

どれもが定番のロングダブルトレンチコートです。

手前は普段のジャージスタイルの上にはおる中綿キルトコート。

右の赤と黒は牛革でかなり長い季節(夏以外のALLシーズン)着ることができる優れもの。

普段はベッドの引き出しにたたんで収納の黒のアディダスのジャージスタイルですのでこれらはすべてお出かけ着です。

チェストの両サイドにごろごろと転がるブランド収納袋のハイブランドバッグは、バッグ好きな者のよくある風景。

25年程にわたるのヴィンテージ級のブランドバッグ(ヴィトン、グッチ、シャネルなど)を一番使いやすいFENDIの収納袋に主に入れています。

ブランド様ごめんなさい<m(__)m>、ごちゃまぜミックスですが、自身の使いやすい使い方で収納袋の良し悪しにも好みが入りました(^_^;)。

あとがき

お部屋の模様替えは心機一転できて素晴らしい整理整頓の機会だと思います。

もうすでに、模様替えをしたいと思うその気持ちが現れたこと自体、「変化の兆し」なのです。

こういった気持ちの変化は、「今後の自身の発展」を暗示するかのような大切な兆し。

思い立ったらフットワーク良く早めに手を付けていくことをお勧めします。

この度のご紹介をご自身のワードローブ作りに引用していただけたり、新たなひらめきとなりますよう(^-^)。

見る人の心を揺さぶるようなデニムコーデをしたい、超不変のストレート501をパンプスをもってまとめ上げた瀟洒な表現【148】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

多くの「オートクチュールブランド」、ひいては「ハイブランド服」はヨーロッパにその起源があります。

片や「アメリカ生まれ」というブランドが希少な中で、きわめてアメリカらしさの象徴とされるデニムメーカー「リーバイス」社があります。

この中で「501」は長い間貴重な存在、かつファンも多いブランドとなっていました。

メーカー名もさることながら、この「501」という呼び名がアメリカらしさだとも。。

501という数字は、考えてみると、1でもない1000でもない途中の数字なのですが、実はこの501に到達するまでには、それ以前の番号も数多く試作品のように研究され、練り直しされ、採番されてここに至ったとのこと。

これは、数年前に読ませていただいた本を拝読の際の大きな感動でした。

様々な改良の末、行き着いた「501」は、その後続く番号の最も原点の完成品の番号。

この「501」ファンは実に多く、あれこれ細部の作りに目を向け、その細かなステッチの仕方からも、真贋を見分けたりなどはファンの得意とするところ。

このたびは、元は労働着からのスタートだったというユニフォーム的存在のアイテムが、ドレスに寄った装いになる意外さと素敵さをお届けしたいと思います。

「501ジーンズ」をいかにドレスライクに寄せるかの工夫の1つ、スニーカーではなく「パンプス」をはくこと

ライトブルージーンズコレクション:この色こそジーンズの象徴。非常にあこがれますが古着でならではです。

わずかな知識なのですが、レディースの「501」というのは、ヴィンテージものでは股上がメンズより1-2cmほど長く作られているようです。

実際に比べて計ったり、はき比べてその情報と照らし合わせ納得しています。

また、USED品の「リーバイス501」は、メンズの方が見つけやすく、レディースはあまり見かけないです。

これまで収集してきた「501」は実に50-60点程。

どれもメンズの28インチで統一。

ここまで集めた理由は、どちらかというと骨太はこのゆとりあるわたりの寸法や立体感ある作りに体型が合ったから嬉しかったという理由です。

ぱんぱんに隙間がなくはくと、とてもかっこいいのです。

はき心地としても立体感を感じられました。

もともと男性っぽく働く男たちのために作られたメンズ寄りな501をエレガントにはくために、ひと工夫してみたいと思いました。

・足元には、スニーカーではなくパンプスを持ってくる

・ジュエリーを真珠にしてみる

・かわいい色(ピンクやブルー)をトップス、ベルト、靴に持ってくる

などで、表現してみました。

これらの工夫は、後で貼りますYouTube動画内で具体的にご覧いただくことができます。

先染めのカラー展開の少なさに希に見た「赤」の糸染め501の魅力やその他のカラー展開

ここで「501」のカラー展開について書きたいと思います。

好みの色は、グレー。

ブラックが色落ちして黒糸の色が落ち白糸が浮き出てグレーイッシュになったのです。

元の糸は「黒と白のコンビ」で織られたものだったのでした。

ライトブルーもいかにもアメリカらしさのイメージです。

薄いブルーは、元は、濃紺と白のコンビの糸染めが長い間はかれて色落ちしたとか、ウォッシュ加工をかけることで、最初から薄い色ではけるというものですが、元の糸の色は「紺」が使われているのです。

「501」にもカラー展開がありますが、カラーデニムと呼ばれるものは基本的には、後染めばかりなので、糸染め(先染め)と呼ばれる色だけに限定しますと、紺か黒しかないと言っても良いほど限定されたものです。

ところが、珍しい赤色の糸染めにも出会っています↓。

レッドカラーの「501」:これが糸染めであることが非常にレア。
多色カラーの「501」:これらは後染めのようですが、そのようなことは関係無しに、明るくてかわいい色です。

あとがき

実のところ、上に貼りましたYouTube動画は、2016年1月開始のYouTube初参戦の初期の頃のものです。

チャンネル名も、現在の「ピクチャレスクのおしゃレポ」とは違う、「アクセサリーの部屋」という名前でジュエリーをご紹介していく動画100投稿程の12番目くらいが貼りました「501」の動画。

どれも3分足らずの「パワーショット」という「Canon」社製の小さなカメラに付いた画素が粗い動画機能を使っていました。

音声の小ささと画像の粗さで100投稿はほとんど消した中で、唯一多くご視聴していただいたこともある、「番外編」のこの「501」関連の内容の動画だけ残していたのです。

なぜかこの動画だけ10分近くの長さであったこともあるのか、ある時期注目され、「アメカジ」というタイトルの再生リストにも入れていただいたようです<m(__)m>。

その後、すべての動画やブログ記事の見直しで、一度消し、後からナレーションだけ入れ直して動画を新規投稿再び。

アクセサリーのことだけをひたすらやっていたら、この奇跡は起こらなかったかもしれません。

ちょっとした茶目っ気のような「番外編」が活きた形となったのでした。

この時の体験が、今でもYouTubeでは基本と言われる「分野を絞る」ということに反してカテゴリーを10種も設置して自由に投稿するスタイルに影響しているのです。

独自の考え方では、YouTubeも分野に縛られて自由に投稿できないもどかしさを決して味わいたくないのです。

それは、たとえ視聴数がそのせいで多くならなくても。。です。

動画の画素は粗いので見にくかった「501」の動画でしたが、今では貴重なコーデの映像です。

このたびのテーマは、ドレスライクに寄せた「501」の装いをご紹介しましたが、こんな考え方でいろんな〇〇ライクが考案できるヒントになればと思います。

思いっきり原産国アメリカらしいコーデというのもあるのかもしれませんが、それは、これまでたくさん見慣れた装いです。

ドレスライクは、「501」のイメージの意外性が面白い前衛型のコーデなのです。

このたびのように、本来のジーンズのイメージと真逆のテイストを考案することで、独の装い方に「考え方」というものを吹き込む重要さをお伝えしたかったのです。

当ブログ記事は、最初の2018.03.27投稿のものをその6年後の2024.08.07にブログの手直しの順番で綴り直した文章でお届けしました。

現在の2024年では、デニムはたっぷりとしたワイドな様相でスラックスのような新しいはき方がされています。

相も変わらず、デニムにパンプスを合わせてはきますが、「501」はもう1点も持ち合わせておりません現在です。

ヨーロッパのブランドの「アルマーニ」「フェンディ」の古着デニム合計3点のみです。

ブームを一度通り抜けた「501」なのかもしれませんが、間違いなくファッション史に残る存在であると思います。

デニムの流れは、また今後もどんどん移り変わると思いますので、「501」の古着がまた再燃する時があるかもしれません。

当ブログ記事をこのように綴りましたことで、ネットには「501」のことを探る方がいつか見つけて下さり楽しんでいただければと、不変的な内容であればと願います(^-^)。