まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
以前2004年-2018年までの14年くらいの間ですが、会社勤めのオフの趣味でバイクを持っていました。
女性には安全な足がぴったりと地面に付くアメリカンタイプ。
バイクは風を切るので、普段の服装より季節が少し前後することが実際にバイク乗りをした経験からの服装のとりあえずの大きなポイントです。
よりスピーディーに走る前かがみのバイクだったり、安定したゆっくり走るバイクだったりとバイクの種類によっても少し変わってくるかもしれませんので、今回は、私が乗っていたタイプの「アメリカンで街乗り」限定でお話させていただきたいと思います。
まず、おしゃれ以前にバイク乗りの誰もが注意したい服装に関する注意点
これ、私が乗っていたバイクです。レブルというアメリカンタイプです。
あまりメジャーではないかと思われがちな「レブル」ですが、実は乗った人の数はアメリカンタイプではダントツとのこと。
バイクを中古品の5,000kmだけのお品だったことがその後の見通しがあると決めたこと、バイク屋さんが大変良い印象であったことでこのお店で購入を決めたのです。
最初の1年は友人とツーリングをして、隣の県くらいの範囲での1日の範囲のプチ遠乗りでした。
その後の10年以上は、週一くらいで、短時間だけ街乗りオンリーで乗っていきました。
たまに少し8kmくらいの郊外の場所へのお買い物に便利であることを活かしたり、実家への帰省で利用したりでした。
バイクというのは、乗った後結構体力を使っているのです。
帰宅後、とても疲れて眠くなります。
さて、服装について書いていきたいと思います。
たまに、道路を走っていて見かけますのが、真夏の暑い日に半袖のTシャツでバイクに乗っている方がいらっしゃいます。
これは、かなり危ないと言われています。
バイクに乗る場合は、暑い夏でも半袖の上に厚手の上着を着ないといけないと思います。
なぜかというと、万が一があるので、すべって転んだ時に肌が剥き出しは、たいしたことない転び方でも、けががひどくなってしまう場合があるので、腕は決して出さない方がいいです。
ましてや短パンは厳禁といってよいでしょうね。見ているだけでハラハラします。
それよりも、暑いのを我慢した方がとても安全です。
なので、全身を覆うようなイメージで服装をコーデすることが、安全の意味では、第一のポイントであるといえます。
だからといって、ライダースーツほどのものでなくても、そこそこ厚みのある素材の服装であれば、街乗りでは安全性を確保できると思います。
すべての季節のコーデを取りそろえたミニマムなバイク乗りコーデ
では、4シーズンにおいて、季節ごとに、私がコーデを分けていた、というか分けざるを得なかったという実際には3種をご参考にしていただけたらと思います。
あれもこれもではなく、1セットずつだけを持ち備えたものになります。
まず、夏からです。
炎天下の真夏でも、このスタイルです。半袖の上にもジージャンを前ボタンを閉めて乗るところも重要です。
これ以上の薄着はありません。
それぐらい、安全を第一としていますので、我慢しての着用とはなりますが、これで、全季節の中では一番の薄着になります。
なので、工夫としてエンポリオアルマーニのロゴ刺繍入りtシャツの黒色は、レーヨ/95%、ポリウレタン/5%の素材のとても涼しく、さらっとした気持ちよい肌触りのお品です。
Gジャンは、リーバイスのインディゴブルー色、そしてボトムのジーンズはリーバイス501。
Gジャンのインディゴと、ジーンズのインディゴの色はだいたい同じ程度に落ちているのを合わせて、上から下までスーツみたいに1つのラインになるのがとても粋であり、ライダーらしさが出ます。
Gジャンは結構ショート丈ですが、なるべく上着の丈も安全には長めの方が本当はお勧めです。
やはり滑って転んだ時のことを考えると、覆っている部分が多い方がよいからです。
春と秋が、同じコーデです。
夏が終わり、9月くらいに少し涼しくなると、バイクファッションとしては、もう秋の服装でなければ夕方だと寒いことが出てきます。
よって、一般的な外出の服装よりも少し早めに衣替えをしています。
細かくは、9月の半ばあたりからは確実にこの服装になります。
一般の服装は、まだこの季節だと半袖を着ていたりしますよね。そこが違うのです。
ただ、調整として幾何柄のセーター(アルマーニコレツィオーニ)は、涼しめのガサツとしたセーターにしてあり、上着を本革レザーのシャツジャケットにしています。
このレザージャケットは、かれこれ20年くらい前の物だと思いますが、とても使い勝手が良くて、飽きずにずっと使っていました。牛革です。
「REGIME」という名前のブランドで「BERGE CO.,LTD」という会社様の商品です。
バイクの時専用でしか着用しないことにしていますので、あまり傷まない点が長持ちの秘訣。
ボトムは、リーバイス501のブラックで、チャコールグレーまで色落ちしている状態です。結構地が厚めの501です。
このコーデは、秋口の他には、梅春からもう少し進んで、少しあたたかい春になった頃の3月頭頃から6月頭くらいまで着ていました。
はい、最後は、冬です。
正確には、晩秋から梅春までずっと着ます。
考えてみれば、この冬の服装が一番期間としては長いのかもしれないです。
真夏のコーデとは反対に、冬は思いっきり素材を暖かく意識します。
アウターは、わりと丈の長めのスタンドカラーのブルゾンの羊革です。
「MNG」という名前のブランドです。「マンゴー」の事ですかね。
そして、中には、毛/100%のとっても目の詰まったあったかいセーターです。
このセーター、ラウンドネックなのが、ちょっと私としては不満です。
できれば、タートルネックのセーターの毛/100%が一番だと思います。
「ミラショーン」というブランドのセーター。
首は、風が当たるととても寒いので、タートルセーターで首を覆った方が、苦にならずバイクを走らせることができます。
ラウンドネックのセーターしか見つけられなかったことから、仕方なくそのカバー対策として、毛/100%の要らないマフラーをカスタムして自作したネックウォーマーをかぶって乗っていました。
結論ですが、ネックウォーマーが伸びるニットの毛/100%なら問題ないですが、このマフラーカスタム品は伸びません。
頭の大きさより大きくないとかぶれないので、隙間が空いてしまい、せっかく毛/100%でも風が入ります。
やはり、毛/100%の目の詰まったタートルセーターが本来は首を暖かく覆うには最強だと思います。
毛/100%でも目の詰まったものとガサガサした荒い網目のものでは、暖かみが違いますから、上手く、「目の詰まった毛/100%のタートルセーター」を探されるといいです。
ボトムは、バイクに乗る前に買っておいた、牛革のとても革が分厚いメンズパンツです。
こういったものは、メンズしかないので、多少サイズが大きくても履いてしまいますのが私流。
¥2,100というような値段だったかと思います。破格ですよね。このお値段。
ずらりと、シングルラック1本分同じものがセールで売られていて、もともと革物が好きだったので、とりあえずこの値段なら買っておこうというような気持ちで買っておいたのでした。
その頃はまだバイクに乗っていない昔。
ブランド名が、「C.brumes」というネームです。サイズ表記が40とあります。ウエスト72-74cmあたり。
日本製ですが、メーカー名が分からなかったです。
でもとても良質な革であることは、間違いないです。
昔購入してあったものを引っ張り出したという着用のきっかけでした。
本革パンツの裾上げ例
ちなみに、こういう革パンツの裾上げの仕方をご存知でしょうか。
革のお店の人に聞いたのは、ミシンで使わず、裾を切ってボンドで内側に折り曲げるそうです。
最初その通りにやってみたのですが、なんかごわついてしっくりこなかったので(きっと革が分厚いからだと思います)、自分流に変えました。
それは、切りっぱなしだと、結局脇の方の縫い目がほつれてくるという別の問題が起きますので、切りっぱなしてミシンで「脇の裾先端周辺の縫い代」を二度返し縫いします。
そうしますとほつれないようになるので、折り曲げずに自分の丈に合った長さでそのまま着用という方法です。
本革は、デニムなどの生地と違って、裾の先端ぐるり一周は全くほつれてこないので、切りっぱなしのままでも大丈夫で、折り曲げてボンドよりも、ラインがとても自然です。
これが一番しっくりきました。
ミシンは、革専用でなくても、この程度なら、普通の職業用ミシンで通りました。
少しの部分だけなので、ちゃんと縫うことができましたよ。どうぞ、参考になさってくださいませ(^-^)。
あとがき
バイクのメカのことは、てんで詳しくありませんので、私が唯一お伝えできるのが季節ごとのバイクファッションコーデでした。
こうしてバイク用に私が着用してきた洋服は、バイク専用の洋服では決してないことがご理解いただけたかと思います。
ご紹介しましたお洋服はほとんどが古着での購入でした。
こうして、日常のお洋服の古着市場からバイク専用に着るためのアイテムを探せばよいのです。
革ものはむしろ古着の中に良質な厚手の安心なお品が見つかることも多いです。
バイカーなので、まずはバイク本体に投資したわけですので、お洋服はできるだけエコノミーに良質な物をゲットするということも投資のバランスが良いですね。
1シーズンに1セットと決めたこのスーツのようなコーデの仕方も、普段のお出かけ用のお洋服があるワードローブと同じ考え方でいきました。
バイク専用に決めたものだけれども、日常着市場の中から探し出したデニムやレザー品。
バイク専用に着ると決めたお洋服探しもワクワク楽しいものです。
同じ物が2つとない古着市場の中から、じっくりと渾身の1アイテムずつを選んでくださいませ。
そして、どうぞ、素敵なバイク乗り様として街を駆け抜けてくださいませ(^-^)。
以上、アメリカンタイプの街乗りコーデでした。