ヒールのあるウエスタンブーツは危険、バイク乗りがクラッチの切り替えを安定的に行えるのはローヒールショートブーツ【268】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2004年から2018年までのおよそ14年間、ゆったりとバイカーライフをしてまいりました。

降りたきっかけはこのようにブログ投稿をすることを含む事業活動を始めたからで、バイクに乗る時間さえも事業活動一極集中の日々となりました。

ただ、せっかく長い間乗ってきたわけで、実体験からのノウハウを特に安全性の面から少しですがバイカー様向けの記事を投稿。

以前の【145】投稿では「アメリカンバイカー様用季節別のコーデ例」という内容を投稿しています。

このたびは、バイク乗車時のブーツのかかとのヒールについて注目、ローヒールが安全であるという勧めです。

【145】の服装に関しても、ベースは安全に乗るための対策をしたものであり、当記事【268】も同じく安全に乗るための対策、投稿の意味は末永い安全なバイカーライフを願ってのものです。

アメリカンバイクにウエスタンブーツを選択することは現実的ではない、クラッチ切替には平らなかかとのローヒールブーツが安定

アメリカンバイクに乗っていましたので、ファッション的に見るとジェットヘルメットにウエスタンブーツが合うと思ってしまうものです。

ただ、本格的なウエスタンブーツとなるとヒールが高いのです。

頑丈さのみを考えていてはいけない、ましてや見かけのかっこよさなど二の次です。

安全性を考えると本格派ウエスタンブーツのあそこまでのヒールの高さは危険であると感じずにはいられませんでした。

これは実際にウエスタンブーツでバイクに乗ってみた実体験付きの確かな感覚、クラッチの切り替えに大きな不確かさを感じ危険であると判断したのです。

そこで早期に選び直して定着したブーツがこちら↓。

黒の本革レザーショートブーツ:「GIGI:ジジ」製のもの。バイカー用ではなくアパレル品のブーツです。

イタリア製のこのショートブーツはレザーが上質、特にクラッチ操作の時に触れるつま先の甲の部分が硬く、クラッチ切替のたびに足先をプロテクトしてくれる十分な硬さがありました。

サイドゴアブーツのメリット:着脱がしやすいですが、脱げやすいということもありませんでした。
ローヒールのかかと:何といってもこのかかとの作りがバイクのクラッチやブレーキに対してちゃんと感触あり。

感触の有無で言うと、「感触がある」ということは非常に大切、クラッチの切り替えの正確さ、ブレーキの踏み込みの分量の正確さはつま先とかかとで感じるものなのです。

そして、足を地面に付けている時の感覚も大切。

時に、ペダルに足を載せずに地面に足を付けてバランスをとることもあるからです。

あとがき

見かけのかっこよさをバイクで追求することは決してお勧めできません。

何よりもまず安全を一番に考えるスタイルが望ましいと元バイカーは考えます。

是非この安全性を一番に据え、ファッション的な事はその後で追求するという優先順位でどうぞ。

是非永続的なバイカーライフをお送りくださいますよう(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

購入後の管理や維持が最小限な古着の選択、①アイロン不要なアイテム②滅多に洗わない③そもそも持ち過ぎない【280】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

完全古着ライフも随分長くなりまして、20年に迫ろうとしています。

部分的ではなく、すべてのお洋服を古着という徹底によって見えてくることがありました。

それは、お洋服の購入時の大切さと同時にその後の持続です。

お洋服を選ぶのはほんの瞬間ながら、後の末永い着用を考えると購入の一瞬こそが大切な瞬間になります。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.06.06からおよそ7年後の2025.10.10に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し綴り直しをしています。

下に貼りますYouTubeはブログ投稿の2年後の2020.11.20に動画とブログを同時投稿するスタイルに変更していた最中のもの。

2025年現在から見ますと2020年投稿のYouTubeでさえ、まだまだ内容が薄過ぎ深みがありません。

動画は修正が不可能、その代わり修正可能なブログで奥行きを増した内容の磨き上げをさせていただいております。

ということで、このたびは、動画内では1点の切り口のみで解説の「クリーニング費ゼロの古着の選び方」という内容から、「後の維持に労力やコストが最低限な古着の選び方」へ改め、3点の切り口でお伝えします。

お得に得た古着のコスパをこの先も維持したい、アイロン不要でクリーニングが不可なアイテムをあえて狙い撃ちして選んでみる

では、3つの切り口で、古着の購入後の管理や維持も費用や手間をかけないノウハウをお伝えします。

①アイロン不要なアイテム

①アイロン不要:綿や麻は皺が寄りやすいのでアイロン必須、しわが寄りにくい素材やニットを選択。

混率の中では、綿・麻は特に皺が寄りやすい素材です。

一方でポリエステルやナイロンは何もしなくても素材が崩れずに維持される性質。

とは言え、少しはアイロンをかけた方がよりビシッとはなります。

特に顕著な綿とポリエステルの違いは、難航するブラウスのアイロンがけで実感します。

ニット類は織物よりも、アイロンをかけなくても良いことが多いと思います。

②滅多に洗わない(クリーニングが不可のものをあえて選ぶ)

牛革コート:定番の黒。本革レザーは着用季節が幅広いです。

少し着用しただけで決まりきったかのようにお洗濯してしまうのは、お出かけ着のお洋服には本当は望ましくないと思います。

負担や傷みは可能な限り避け、滅多に洗わないことをお勧めします。

ちょっとした汗ばむ季節の着用後なら洗わない、すぐにハンガーにかけしっかり干します(室内です、夜は外は湿気が多いです)。

また、クリーニング代が高額な重衣料のコートこそ、古着の本革レザーはお勧めアイテム。

クリーニングに出さなくても良い。。いや出してはいけないのですから。

③そもそも持ち過ぎない少ない数の意識

コート3着:できるだけ冬前後の季節もまたげるような素材も取り込んだミニマムな3点。隙間が通気性です。

たくさん持ちすぎるお洋服は、管理の甘さや細部まで行き届かないことになりがち。

例えば、蒸し暑い夏の後に気付いたことがありました。

しっかりお手入れしたタオルハンカチによる全体の湯拭き後、しっかり干してラックにかけたままの収納をしたのに、他のお洋服との密集によりカビが起こったのが上のレザーコート。

収納の隙間も通気性には重要、そもそもお洋服の数をミニマムに持つスタイルの方が良いのです。

あとがき

「レザー製品はサステナブルではない」「今時サステナブルではないものを平気で着ているの?」などという視線や揶揄に関しては、こう答えたいのです↓。

「この言葉をもっと現実的に落とし込みたい、昔に既に作られたものは、今後を考えるきっかけとして着用させていただく」という解釈です。

今後は決して生み出すべきではない素材も、過去にはあったかもしれない。。そのような時代背景をちゃんと理解することの方が先決。

「サステナブル」自体が流行になってはいけないのです。

意識というのは、もっと自然なことであり、何の囚われもない素の気持ちで接することです。

レザーと同様毛皮もクリーニング不可の「洗えない」アイテムです。

「毛皮がだめだ」と真っ向からの否定は随分穿(うが)った見方、過去の毛皮ジャケットは現実的に存在しているのです。

いかにも正当な言葉尻に囚われ過ぎず、他の生物にも敬意を払うような気持ちや姿勢が、すでにある物に対してできる配慮。

むしろ、今この時点で今後新しく作りだそうと企画していることこそが問題、そこにあるのは悪い意味の「永続性」ではないのですか。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

色相環図の考え方をコーデに引用、ドラマチックなコントラストコーデは「補色」馴染む穏やかコーデは「類似色」【229】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「類似色」と「補色」というカラー同士の組み合わせは、絵画などで引用されその作品に溶け込んでいると思っています。

美術的な部分にも接触するファッションコーデにおいてもおそらくどこかで引用され、コーデに混じってるのではないかと、マルチカラーの配分や配色ものなどを眺めてみると良いかもしれません。

こうした決め事があると「タブー」が語られることもあり、本来自由な表現のはずのお洋服のコーデを躊躇する変なブレーキになるのは望ましくないということ。

そのためには、結局は決め事の基本をシンプルに理解するところからやっておくのは必要なことであろうと、ここを通過したいと思うのです。

ファッション分野に携わってきた者ではありますが、カラーコーデの資格など持たない、スタイリストという職種でもない私らしい伝達が出来ればと思います。

お洋服コーデを高めるために色の決め事を知るところから始めてみる、単純な基本6色のみで理解する「類似色」と「補色」

本格的な「色彩の相関図」は、すべての理論を十分に盛り込む作りであり複雑。

この「相関:そうかん」という言葉が、「色相環:しきそうかん」と「色の相関図」で「そうかん」の漢字が違うところに思わず注目。

もともと「色相環:しきそうかん」という言葉が専門用語ですが、「色の相関図」という言い方もあるのです。

では、ものすごくシンプルに、一度知ったらずっと覚えていられる基本的なカラーの仕組みを超基本の3原色から解説します。

まず、色というものは、下のクリップのように多種にわたっていますが、実は元は3色のみオリジナルの色、つまり、「原色」と呼ばれる色3色だけ。

多種にわたるグラデーションのような色の展開のイメージ図:「マイクロソフト」様からの引用です<m(__)m>。
基本の「3原色」:「原」という言葉の理解として、どんな他の色からもこの色が作り出せない元の色という解釈。

つまり、「何を混ぜても、この色を作ることができない元の色」という基本的なカラーの事を指すのです。

幼少の頃の絵の具を使った授業を思い出してみてくださいませ。

混ぜて色を作る時に、この3色はゴールではなく、ツールであったはず。

このベースのカラー同士をもれなく1つずつ組み合わせながら混ぜて、

・赤 + 黄 = オレンジ

・赤 + 青 = 紫

・黄 + 青 = 緑

と、更なる新しい色が3色生まれました↓。

基本カラーの6色:これだけ集まれば十分、隣同士の配置が「類似色」反対側が「補色」で配置されました。

いつか拝読した発信で、「補色」の関係は「お洋服コーデではタブーと思うと良い」というようなことがありました。

お洋服のコーデを落ち着いた上品な装いに寄せるためにあえて「タブー」と表現されていたのだと解釈しました。

ただ、1990年代後半頃には、そんな「タブー」を打ち破るかのように黄色と紫の組み合わせの配色のブラウスが登場したりしていました。

ファッションコーデにおいては、あえて「タブー」を打ち破る破壊的な発想もあり、「類似色」「補色」それぞれに正しさなど無くても良いと思えてきます。

ただ、実際の印象としては影響があり、「類似色」同士のコーデは穏やかで優しい雰囲気、「補色」同士のコーデは奇抜で劇的であると感じるのは見る側の共通するところではないでしょうか。

あとがき

「類似色」「補色」など無視しても構わないとさえ思うのですが、メッセージとしては伝わりやすいので知っていることは非常に良きアドバンテージ。

コーデによって自己表現ができ、カラーによる意志表示さえできるということなのです。

冒頭の絵画に戻りますが、絵を見る時にも、その画家がなぜこのカラーを多用したのかなどはメッセージの1つとして受け取れます。

絵画によって方針・主義・主張を伝えることと似ていて、お洋服のコーデによる伝達も、お洋服というもの自体が機能のみを越えた存在であり、本当は美術品のような存在なのかもしれない思うことがあります(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

上下3点ずつの少数が合計9通りのコーデを豊かに生み出す、「着回し」という定番用語から抜け出した「特化型」の表現【164】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年、書物・ネットにおいて「着こなし」の定番内容として取り上げられる「着回しコーデ」。

本当に着回しをうまく成り立たせている人が何人いるのでしょうか。

実は、「着回し」はファッション上級者のテクニックなのではないかと私は思っております。

理由は、バラバラのアイテムそれぞれが優れたお品物でなければ結局は芯の無い平凡なワードローブ展開になるからです。

このたびは、「自分表現」をしっかりするという目的を持ち、ある好みの分野に特化したアイテムの集結により、「らしさ」を表現しやすい例をご提示してまいります。

お洋服を着るという行為、日常的な当たり前でありながらも、実はその人物の人生をも表す程の重要な事だからです。

ファッション関係のお仕事に携わるすべての人とも是非共有したい、自分表現こそが商業を営みお洋服をお勧めしながらお伝えし継承していくことの神髄だと思うからです。

「人となり」を明確に伝えられるのはどちら?、「着回し型」と「特化型」で比較した同じボトムに合わせるトップス3点ずつの違い

2種のラインナップを比較するための共通のボトム(左から右へ):「GAP」「MNG」「リーバイス501」のアレンジ。

左のオフベージュ綿パンツや右のインディゴデニムパンツは素材がなじみ深くベーシックに抑えました。

では、比較するトップスの3点を、「着回し型」と「特化型」でご紹介↓。

「着回し型」のトップス3点(左から右へ):「COLONY2139」「TIMBERLAND」「ZARA MEN」。左は紺x白右は黒。

定番の紺白ボーダーカットソー、オフ白シャツ、黒のワッフル素材のヘンリーネックといかにもミニマムテイストが並びました。

「特化型」のトップス3点(左から右へ):「ABAHOUSE」「GRN-STANDARD OF EARTH」「CIAO PANIC」。左右は七分袖。

前者に比べると随分ある分野に特化したアイテムが勢揃い。

どれも「ボーダー」であり「マルチカラー」であるという共通点がありながらそれぞれの色使いやボーダーの幅に違いがあります。

「着回し型」の上下のセット:これで全9通りすべてが違和感なく可能。ただ突出する何かは感じない不変/普遍さ。
「特化型」の上下のセット:同様に全9通りすべてが違和感なく可能。「ボーダーが好きな人」と感じる拘り。

と、このような比較で違いが露わになったのではないでしょうか。

後者の「特化型」は、よりメッセージ性の強いコーデの表現だということです。

ただ、前者の「着回し型」もモノトーンに絞るなどして後者の考え方を取り入れることができると思います。

あとがき

このたびのアイデアは、実は私が生み出したものではありません。

かつての通勤の毎日、同じ車両の電車内で拝見のある男性のコーデが抜群でした。

柄シャツ+天然素材の短パンスタイル、更にベルト複数を交換しながら自分独自のお洋服コーデを創造されていたのです。

まさに自分表現が完成されていたと言えます。

その毎日のお洋服の交換に、「意志」「考え方」が盛り込まれ、ファッションというものが物言わぬ自己表現なのだということを教えてもらったような気がします。

よって、その時の印象を再現したく、メンズアイテムばかりでピックアップしたこのたびです。

分野を事細かく絞っても、同じような服ばかり着ているというということを感じさせないことの源は「違い」だと思います。

極端には、白のシャツしか着ないということでもメーカーがそれぞれ違う・素材がどれも違うなどどこかで必ず「違う」ということも含んでいることこそ一番のポイントです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

本当のかっこよさはシーンの中身に及ぶ相応しさ、ネイキッド姿をカバーしたアメリカンバイカーの季節別コーデ【145】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前2004年-2018年までの14年くらいの間ですが、会社勤めのオフの数時間を利用したバイク乗りをしていました。

背丈158.5cm用に相応しい、足がぴったりと地面に付くアメリカンタイプを選択。

予定していたバーベキューが大雨によって中止になったことで、そのまま友人達とバイクを見に行ったその日に即購入、本体価格¥150,000(中古品:250cc/距離距離5,000m)。

モデルは、「ホンダ」社製の「レブル」。

元は「ヤマハ」社製の「ビラーゴ」を探していた中、納得のお品が見つからず類似サイズのこちらに決めたのでした。

実は「レブル」こそ一番多くの人が乗るバイクであるという情報も。。

「ホンダ」社製の「レブル」:1980年代くらいのモデルだそう。側面のステッカーなどは中古品購入時そのまま。

その後マイペースにコンスタントに乗りながら、2017年会社退職後の2018年個人事業主開始に伴い、それほど詳しくも無かった自信の無さと、時間配分をすべて事業へ投じたいと2018年6月に降りたのでした。

その後、ヘルメット・グローブ・レザージャケット・レザーパンツなどはほんの短い時間で完売、いかにバイク用小物をお探しの方が多いのかを知ることに。。

このたびは、バイクに乗っていた当時の服装に焦点を当て、綴っていきたいと思います。

「アメリカンバイク街乗りコーデ」の3選です。

強く風邪を切るような乗り方ではない、比較的ゆったりと乗るタイプの方に共感していただけるのではないかと載せてみました。

バイカー3シーズンコーデ、オールインワンに似せたセパレートのコーデの仕方は上下を同じ素材・同じカラーでつなぐこと

夏用コーデ:インナーは半袖ですが、決して汗がダラダラ流れる真夏でも肌を露出してはいけません。

デニムという素材はは織りが特別に緻密であり「擦れ」にも優れた対応力ある素材なのです。

アメリカンらしい、しっかり落ちのライトブルーカラーの同じトーンの上下をセットアップに合わせました。

まるで1つなぎになっているような見た目がオールインワンに寄るのです。

春・秋共通コーデ:バイカーの季節感は普段着よりも少し厚着です。帰りに冷え込んだりなどアウターは本革。
冬コーデ:本当はタートルネックが希望でしたが妥協。マフラーは危険、ネックウォーマーの方がより良いです。

メンズの本革レザージャケットと本革レザーパンツ(重い肉厚レザー)が最強。

セーターは毛/100%断然あったかいです。

その他のバイク用アイテム:ヘルメットは「SHOEI」製、グローブは「PROBIKER」製、ブーツは「GIGI」製。

ブーツに関しては、バイカーズブランドとは無関係のファッションブランドのもの。

ウエスタンブーツのかかととクラッチのミスマッチが非常に危険だと感じたペタンコのかかとを探し選んだものになります。

ブーツに特化した投稿は【268】になります。

あとがき

特におしゃれ度を高めたということもないのですが、良き機能とのバランスを見ながら、デニムはリーバイス501で共通、良質な本革レザーをメンズの中から集めてきた結構拘ったコーデです。

このたびは、お洋服のコーデにスポットを当てましたが、別の記事【268】では、ブーツの望ましいデザインも投稿しています。

是非、安全で素敵なバイク乗りとして楽しく過ごされますよう、お祈り申し上げております(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

「バラエティーに富む」を数の多さではない切り口で。。たった3点のバッグですべてをカバーできる豊富さの表現【213】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

余計な数を持たない。。シンプルなアイテムを選んで最低限に。。近年のミニマム志向は「捨てる」ということが人生までも変えてくれるという新しい考え方をもたらしたもの。

しかし、アパレル業界に事務方ながらも長く携わってきた者としては、そんな傾向に一言添えたい時が。。「本当に心からそのシンプルさに満たされていますか?」と。

このたびは、ミニマムスタイルを貫きながらも、ちゃんとバラエティー豊かだと映る・自分でも感じるバッグ3点の選択をご提案します。

たくさんのバッグをこれまで持ってきた中での実体験からの閃きと、世の中の数多くのおしゃれな方々のコーデにヒントをいただきました。

高級バッグを色違いで複数持たずして可能、手持ち服をすべてカバーできる「無地」「マルチ」「ジャガード」の3点のバッグの豊かさ

すべて古物のバッグですが、新品購入・型落ち新古品の購入・綺麗な状態の購入など購入の時点でもまっさらな綺麗さを厳選。

無地:「GUCCI」様で1995年頃のモデル。黒の本革レザー。内貼り劣化を経年15年程でリフォーム済み。

まずは、誰もが持ちたい万能なバッグと言えば。。の基本の黒のレザーは1つに含みます。

マルチ:「PRADA」様の2010年前後のモデル。地はピンク寄りのマイルドな赤、青・グリーンもペールカラー。

ここから、もう黒無地とは大きく離れていきました。

これまでの実体験のバッグ使用からは、マルチカラーこそ万能である点を見つけています。

そして、「小紋柄/ダマスク柄」の抽象性が、柄同士の組み合わせやすさに繋がる特徴も捉えました。

ジャガード:「FENDI」様の2010年前後のモデル。色は黒。細かいFロゴはすっかり馴染み激しく主張しない点が◎。

ジャガードの良さは、華やかでありながら淑やかでもある点。

一番最初の黒無地ではシンプル過ぎて味気が無い場合は、このロゴジャガードがフォローしてくれる時があるのです。

以上の3点、それぞれ1点ずつのブランドに翻弄され過ぎずに冷静にミニマムながらも豊富さを目指していきました。

王道の黒が3分の2を占めれば十分です。

では、万能であればすべてが平均的に合うのでしょうか。。実は共通に同じバッグを添えると必ず優劣が生まれることも実体験から得たノウハウです。

続きまして、お洋服のカラーの違いで選ぶ3点のバッグの中のどれが一番合うのかのジャッジを、私見も入りますがクリップに示してみました。

お洋服は全部で6カラーを図解でご用意、①黒②ネイビー③ボルドー④グリーン⑤黒水玉⑥白水玉です。

6点のワンピース:カラーの違い、柄も入り込んでいます。比較することで必ず「一番合う」が生まれます。
①黒無地ワンピースに一番合うバッグ:どれも合いますが、ベストは黒のジャガードバッグ(右下)。

黒無地はシンプル過ぎて味気なく、マルチではコントラストが強すぎると感じました。

①ネイビーのワンピースに一番合うバッグ:真ん中のマルチカラーこそ出番だと考えます。

黒と紺はあまりしない組み合わせ、近い色ながら同時に付けると紺の存在によって黒のパンチが削がれますので黒同士に比べるとどうしてもシャープさが和らいでしまいます。

③ボルドーのワンピースに一番合うバッグ:こちらも真ん中のマルチカラーを選択したいと思います。

ただ、ボルドーに黒無地も良きコントラストであり、検討の余地はあります。

④カーキグリーンのワンピースに一番合うバッグ:こちらも③と同じ、マルチカラーを選択したいと思います。
⑤黒水玉ワンピースに一番合うバッグ:一番というとやはり左上の黒無地を選択しますが、右下もありです。
⑥白水玉ワンピースに一番合うバッグ:こちらも⑤と同じで黒無地がすっきりと粋にまとまります。

そもそも、ご提案した6点のワンピースが「ヤラセ」みたいにカラーを片寄せているのでは。。ということに対しては、分かり易く示すためだとご了解いただければと思います。

ワンピースの色が、木の幹のようなカーキブラウンであってもマルチは合ってきます。

また、ピンクなどの明るいカラーの服であっても、真ん中の3カラーの濃淡に通じるトーンであれば可能性があります。

あとがき

このたびの3つのキーワード、「無地」「マルチ」「ジャガード」は様々なバラエティーの展開に引用できそうです。

数はミニマムでも、コーデは豊富に展開できるというポテンシャル、このたびお伝えできたならば大変光栄でございます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

雑貨分野の箱素材の中で最もソフトな素材感、美しきパンダンボックスに囲まれた優しい日々を送りたい【209】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまでたくさん集めてきたインテリア雑貨の「パンダンボックス」。

「パンダン」の正式名称は「パンダンリーフ」、熱帯地域に生息の水草の分類の植物です。

インドネシア含む東南アジアに育つパンダンの葉っぱを編み込んでインテリア品の入れ物が作られます。

葉っぱがインテリアになるなんて、何て味わい深いことなのでしょう。

編み込みの「イントレチャート」のような様相は大変高級感があります。

また、四角いのに決して鋭利なガサ付いた感触を感じない手触りからも安心感が感じられます。

1990年代の終わりごろに手芸ショップにたった1点置いてあったハート形の無染色(ベージュ色)を初めて目にした衝撃的な出会いが一番最初。

おそらくその頃がネット通販の本格化の時期に重なると思うのです。

2000年-2015年の間には、本当にたくさんのパンダンボックスを収集。

収集がいったん落ち着いた今後は、自らのアウトプットとして、インテリア配置の素敵さなどを収集家としてのアイデアをもってお伝えできればと思います。

角ばった箱なのに優しく柔らかい質感のギャップが魅力、パンダンボックスがインテリアに溶け込み心地を和らげる時

パンダンボックスが知れ渡り始めた頃の構造と、その後のコスパや効率性が考えられた構造のシフトチェンジにも気付きました↓。

輸入製品の事情が垣間見えた構造の改良:左上は箱そのままで輸送されていた初期型。右下は折り畳み式。

実際の使い心地としましては、左上の初期モデルの方が丈夫さを感じます。

少し頑丈さの劣った後のモデルは、輸入の輸送事情が大きいと見ています。

船の輸送では体積も影響しますので、箱そのままの空洞では無駄が多く、「マトリョーシカ」式に箱を重ねたとしてもサイズの融通がありません。

折りたたみ式になったことでハギ目も真ん中にできてしまったことは、苦肉の策だったのではないかと考察。

そう考えますと、おそらくパンダンボックスでは一番ビッグな左上(早くも廃版になっていったサイズでした)は貴重、今後も大切に使っていきたいと誓ったものです。

シューズボックスとして利用:サイズ展開の中に靴にぴったりなサイズがあります。下2段はショートブーツ用。
古新聞ストッカーとして利用:読み終えた新聞をきちんと畳んでこの箱に入れた姿はもはやインテリアそのもの。
ヨガマットの収納として利用:もとはトイレットペーパーストッカーとして売られていましたが、独自の使い方へ。

蓋は元々付いていましたので、ゴミ箱としての利用の場合にも適しているかもしれません。

ボビン入れとして利用:蓋のみを使う使い方も可能。ハートのカーブは丸いアイテムは無駄が無くて相性良し。
その他のパンダンボックス:随分バラエティー豊かになっていったと思います。茶色は日に焼けたり水で色落ち。

色落ちも、気にするものではありません。

イントレチャートの良き味わいとして、そういった色むらが起こるデメリットは受け入れています。

あとがき

これまでのインテリアでは、「木製」「布製」「紙製」など、いかにも天然の味わいがある素材がありました。

「パンダン」は決して身近だった素材ではありませんでしたが、インドネシアからの素敵な贈り物として、従来の天然素材に加わる癒しの素材の1つに加えることができるのではないでしょうか(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

寸胴なゆったりワンピースの「野暮」なライン、ベルトで出した身体の美しいシェイプラインと靴の交換で起こす「粋」への変化【206】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最初にお伝えしておきたいのは、当ブログ記事は最初の投稿の2018.03.30からおよそ7年半後の2025.07.27にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしていることです。

ワードプレスブログをスタートしたのが2018年3月ですので、かなり初期の頃の記事。

綴り直しをしてでも残したい理由は、内容がいつまでも色褪せないものになるのではないかという目論見から。

そんないつまでも読まれるためのブログ記事になるには、過去の拙い文章を直す必要がどうしてもありました。

内容全般が当事業活動のファッションに関連する分野、移ろいやすい流行が伴うファッションなのにいつまでも色褪せない内容などとは矛盾を感じられたかもしれません。

しかし、流行のある移ろいやすいイメージのファッションこそ、根っこにあるものは不変的な人間それぞれのスタイルだと思うのです。

そちらにはあまり焦点が当てられ語られてこなかったこれまで。

流行と呼ばれる現象付きの「モード」だって、背景にあるのは情報の操りとそこに動かされる意識の舞台上のものに過ぎなかったかもしれないのです。

ということで、流行とは無縁の古着ライフを長年送ってきた私がお伝えできることは、「自分の良さの発見」の一助になるような考え方。

このたびは、相反する「野暮」と「粋」という、物体ではない概念のようなものを紐解くきっかけに、あるコーデを例に「野暮」から「粋」へ変化する様子をお伝えします。

「おしゃれ」というこちらもモヤっとした概念は、「素敵である」「美しい」などとイメージできますが、装いが「粋にまとまっている」というのが私が考える「おしゃれ」の定義です。

かっこいい装いを目指すためにはまず「野暮」「粋」の言葉の理解から。。ゆったりワンピースがお出かけ着に生まれ変わる時

「粋(いき)」という言葉がとても好きです。

その後、「粋」と並んでよく使わせていただいている同類の言葉、「瀟洒:しょうしゃ」「洒脱:しゃだつ」。

「粋」「瀟洒」「洒脱」の言葉の明確な違いを比較して説明されている書物にはまだ出会っておらず、その明確な垣根は見つかっていません。

ただ、お魚などがはねて元気な様子の「活き」と勘違いしていた過去もありますが、実際は全くの別物です。

粋(いき)という言葉の辞書による定義です↓。

「気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。「粋な姿」「粋な柄」「粋な店」⇔野暮:引用-goo辞書より」

以上が、粋(いき)の定義です。

江戸時代に生まれた文化が発祥とのことで、有名どころで「江戸紫」は「粋」の1つの例によく登場します。

とはいえ、決して華やかで豪華なものでもないことが本質の部分なのではないかと思うのです。

Tシャツワンピースのコーデ(改良前):「ジョルジオアルマーニ」様の古着。本革スエードのバレエシューズと。

確かに良質でデザインも良いので、確かにこのままでも悪くはないのですが、今一つパンチはありません。

そうしますと、もっと一歩踏み込んだ表現をお勧めしたいのです。

最も衣服の存在の根底にある「身体のラインを美しく表現するもの」が抜けているのです。

そして、このように改良していきます↓。

Tシャツワンピースのコーデ(改良後):黒の本革ベルトは「アルマーニ」様。黒のパンプスは「GUCCI」様。

ここに黒以外の色を決して入れなかったことも、「粋」のゴールへの重要ステップでした。

改良前と改良後の比較:同じワンピースとは思えないほどの存在へ変わったと思いませんか。

ラインのメリハリの表現は、元々人間が持つ特性を活かしたもの、本当の主役は服ではなく着る者自身なのです。

こうした、元の自分の持ち味を意外と忘れがち、身体も装いの一部であると考えるのです。

このことから、国民特有の髪の色や、お洋服から部分的にのぞく肌の色までもお洋服のコーデの一部を担うということの理解に繋がると思います。

あとがき

ブログを書き続けて7年半後の今は、その間にたくさん読んだ本や目にした情報などからアウトプットする内容が豊富になり、本当に自らが伝えたいこともクリアになったと思います。

1記事投稿するまでに丸一日かけた日もあったほどのブログスタート当初の2018年3月、こんなに書けないものかと時間を費やしてしまった期間は今思えば懐かしい苦しみでした。

「循環」という言葉は、どんな分野にも活動的な姿として存在するもの、事業活動が決して物品を売ったりすることにとどまらないことは、ブログ投稿のアウトプットが教えてくれたことです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

静謐なブティックの風景みたいに。。極めてミニマムな自前ワードローブの1点ずつの価値が高まる木製良質ハンガー【169】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.03.29からおよそ7年後の2025.06.20にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

ほぼ全文書き直しといったところでありまして、2018年3月というのは当ワードプレスブログを開始した時期、ブログ経験さえなかった者が一から歩み始めた時期でした。

随分拙い文章であり、全文書き直しも当然の事。

それでも途中で修正などはしてきた記事でしたが、この2025年の毎日1記事ずつの「手直し」こそが本当に心から納得できる改良になったと自負。

2025年は超短編ではありますが、「小説」にも挑戦したほどの文章のアウトプット力の成長、自分なりではありますが随分高まったと感じてまいりました。

古い投稿そのものをこうして残していく理由は、その時にしかできない体験や当時の心の内こそ価値があると思っているからです。

とはいえ、考え方や心境などもその後大きく変化しておりますので、この「手直し」の際には、その後も綴らせていただくことでより文章に奥行きを感じていただけると思いました。

それが、今日や明日では決してできない長年をかけた活動の素晴らしさではないかと解いたのです。

このたびは、誰もが日常的な風景の「ワードローブ」の様子をお届け。

現在はクローゼットの付いていない物件に引っ越しておりますので、別でハンガーラックを使用したお洋服の配置です。

「ハンガー」については、クローゼットであっても、お部屋の片隅に置いたラックであっても変わらないアイテムです。

このたびは、お洋服の取り扱いの丁寧さや愛着へのフォローのような存在なのではないかと、良質な木製ハンガーが美しく並ぶその姿がもたらすものを考えていきたいと思います。

非売品やモデルチェンジの特価品でお得に収集の木製ハンガー、クローゼットをブティックのように整え高まる洋服への愛着

2018年当時のクローゼット内:お洋服のみならずミニチェストなども置いてしまうという独自の使い方。
木製ハンガー:ハンガーにご注目いただければと。ハンガーが整然と並ぶことがワードローブのレベルを高めます。
木製ハンガーの種類:「LARDINI」様というブランドのかつての非売品のハンガー。カーキ茶というカラーも魅力。
小さなラックにコートのみ:このような配置時期もありました。1点ずつのコートの違いがより浮き彫りに。。
木製パンツハンガー:その後このようなタイプは非常に高額になっていきましたが、当時SALE品で¥100/本。

決して高級品にお金をつぎ込んで購入したわけではありません。

良きタイミングと偶然などに恵まれ、こうしたお品物の利用価値が高められたことが有難いです。

あとがき

2025年現在は、この「LARDINI」ハンガーは、すべて母に贈呈済み。

私は別のもっとスリムな木製ハンガーをスペースを有効に使用するスタイルへ変更。

パンツハンガーの方もすべて母に贈呈。

その後別で類似品が見つかり最低限のみ持ち合わせへ↓。

クローゼットが無い場合のラック(150cm幅)への収納:ニットやたためるものはすべて別の木製チェストへ。

まだまだ分量が多いので、チェストの利用がなければお洋服すべてを保管できないのです。

ただここからもヒントが。。チェストではハンガーは必要ありません。

クローゼットを持ち合わせるスタイルならではの物品なのです。

他人のクローゼットの配置は気になるものです。

「見せる」ということを意識したワードローブが、「魅せる」ものになると良いですね(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

古着のジーンズのワードローブ作り、USA製501のW28に特化しパンプスコーデのエレガント寄せによる意志表示【148】

アイキャッチ画像148

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

多くの「オートクチュールブランド」、ひいては「ハイブランド服」はヨーロッパにその起源があります。

片や「アメリカ生まれ」というブランドが希少な中で、きわめてアメリカらしさの象徴とされるデニムメーカー「リーバイス」社があります。

この中で「501」は長い間貴重な存在、かつファンも多いブランドとなっていました。

メーカー名もさることながら、この「501」という呼び名がアメリカらしさだとも。。

501という数字は1でもない1000でもない途中の数字なのですが、実はこの501に到達するまでには、それ以前の番号も数多く試作品のように研究され、練り直しされ、採番されてここに至ったとのこと。

これは、数年前に拝読の「完本ブルージーンズ:出石尚三 著」からの大きな感動でした。

様々な改良の末、行き着いた「501」は、その後続く番号の最も原点の完成品の番号。

この「501」ファンは実に多く、あれこれ細部の作りに目を向け、その細かなステッチの仕方から真贋を見分けたりなどはファンの得意とするところ。

このたびは、元は労働着からのスタートだったというユニフォーム的存在のアイテム「リーバイス501」が、ドレスに寄った装いになる意外さと素敵さをお届けできればと思います。

カジュアルアイテムであるデニムパンツがエレガントに寄るという、イメージとの「ギャップ」の興味深い表現のご提案です。

ファッションの中の「意外性」をアウトプット、リーバイス501古着の味わい深さをパンプスと共にエレガントにまとめ上げ

リーバイス501ジーンズの収集:全60点程。カラー展開を豊富に、USA製とW28に特化した集め方。好みは黒。
原産国の手がかり:内部の品質表示にある「Made In USA」と共に、この「革パッチ」の下方に印刷表記あり。

では、ここからいくつかのパンプスコーデをご紹介してまいりたいと思います↓。

ライトブルーカラー:パステルカラー同士の足並みをそろえ、ブルーのセーターを取り込み。ベルトもピンク。
グレーカラー(元はブラックの糸染め版):無彩色の美しさをセーターやパンプスの濃淡で立体的に演出。
インディゴカラー:セーターも紺。上下を「Iライン」の一繋ぎでまとめ、補色的なオレンジを差し色に盛り込み。
ダークブルー:まったりとした濃紺には同じような強さの濃ピンクのセーターを。第3の色チョコ茶も同じ強い色。
糸染めの赤(朱色):紅色との違いが良き味わいとして現れます。パンプスの柄と牙型ペンダントの緻密な柄がリンク。
左から後染め黒・濃紺・イエロー:軽いイメージはトップスの透け感や白ベースの柄のおかげです。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.03.27からおよそ7年後の2025.05.30にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

当記事は「ワードプレスブログ」を始めた(2018年3月頭にスタート)初期の頃のものなのです。

しかし、貼りましたYouTube動画の元版の映像は、もっと以前の2016年のもの。

アレンジしてナレーションを入れ、アップし直したのが2020.07.09でした。

この時のリーバイス501をパンプスと合わせたエレガントなコーデは、2025年の現在にも有効の定番内容として残すことができました。

2025年では、デニムパンツのはき方が随分変わって、フレアーライクなラインになっていたり、ワタリが広がっているスラックスに寄ったはき方の流れになっているのです。

とはいえ、これも「流行」の流れの1つであると言えます。

当記事では、今後もしも再び流れが変わっても元々デニムのはき方を「意外性」と共にパンプスに合わせるというスタイルは流行とは無縁のもの。

こうして7年前の内容が残せることを有難く思いますし、長年に及ぶアウトプットの根底には「装いに対する考え方」が変わっていないことがあります。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク