本革ベルトを持たなくても良い、ワンピースのウエストラインをスカーフベルトで装うやわらかに柄に溶け込むテクニック【469】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「あなたは腰をいくつお持ちなのですか?」と突っ込まれるほどの大のベルト好きです。

考えてみれば腰は1つでした(^_^;)。

きっかけは、「体型」にありまして、ジーンズをはく時に、おしりにボリュームがあるので、ヒップサイズに合わせたサイズを選ぶことでウエストが緩いというギャップが起こったことです。

20代のころからずっとそうなので、このことをきっかけにベルトをたくさん持つようになりました。

そして、集めることがだんだん楽しくなっていきました。

いつしか、同じ黒でも太さの違いや、デザインの違いでベルトコレクションが出来上がりました。

一時期は、60本という驚異の本数をたたき出したこともありましたが、靴も同様ですが、そこまでの数字はかえって均等に使うことが出来ず使用頻度の大きな差が生まれてしまうもの。

結局は一番良い物だけを選ぶことになるので、登場の出番がないベルトが続出し、その後使わないベルトに関しては、マーケットサイトで「ベルト市」と称して、他の方へお譲りしました。

現在は、それでも20本程ですので比較的多いと言えます。

ということで、とにもかくにもウエストにはベルトが必要です。

ワンピースも大変好きなアイテムで、別の意味でウエストラインを綺麗に出すためにベルトを添えることがほとんどです。

このたびは、そんなベルトライフを送ってきました中で、あるアイデアが浮かんだ瞬間がありました。

それは、「長いものであれば、ベルトである必要はない」という多角的な見方の1つのアイデアでした。

そのアイデアで実際にファッションコーデに奥行きが増した効果が出た一例を「水玉ワンピース」の例でご紹介したいと思います。

水玉on水玉、別のアイテムなのに柄がなじむ美しい様相の「スカーフ」をベルトに使ったアイデア

黒地に白水玉のロングワンピース。

今は無き、ブランド「ZAZIE」様のお品です。

とてもデザインが良くて、高校生の時からお気に入りのブランドです。

お求めやすい価格に加えて、デザインが優れているところがお気に入りの理由でした。

このブランドはファンも多いと思われまして、伝説のブランドだったのではないでしょうか。

では、スカーフを折ってベルトに細長くしていく場面からのスタートです↓。

絹/100%の品質表示を内側に隠しながら、重ね折りをしていきます。
更に真ん中で細長く折ります。
最後もう1度真ん中で細長く折って4cm程の幅で出来上がりです。
スカーフの水玉柄がワンピースの水田玉柄に溶け込む様子:蝶々結び、少しサイド気味の位置にずらして完成。

あえて、同じ柄が良いのです。

あくまで、「馴染み溶け込む」ということを目的としています。

ここに、「粋:いき・・・整然とすっきりしたさま」が実現。

更なるジュエリーコーデ:モノトーン水玉には、パール系のペンダントがマッチすることも多い。

スカーフをワンピースのベルトにアレンジして得られた効果x2つ

絶大とも呼べる効果が2つありました。

上述の通り、①柄が馴染み溶け込む姿が美しく「粋:いき」であること。

そして、②本革ベルトよりも軽く、生地にキズが付きにくいソフトなタッチであること。

実際に薄手のワンピースに本革のごついベルトは本当は相性はあまり良くなかったと言えます。

その他、毛並みのあるような冬物の生地はベルトによる生地の傷みが懸念されますので、そんな心配を払拭するようなつるりとしたスカーフの出番は大いに頼りになります。

あとがき

このたびは、黒白水玉のワンピースに相応しいのが同じ黒白水玉ではないかとのジャッジにより実現した例です。

考え方は様々で、スカーフのチェーン柄を素敵に差し色的に利用する手もあると思います。

是非、この度の例を引用していただき、アイデアを入れ込みながら、スカーフの出番の可能性についても共有していただければと思います(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

アイデアと技術は別物か!?、たいしてピアノの腕前が達者でもない者が浮かんできたメロディをそのまま作曲したとても短いバラード【467】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という宝石のレンタルと「共有型のハンドメイドバッグ」というハンドメイドノウハウのご提供活動の事業者です。

そしてその傍ら、とても音楽が好きな一部分もあります。

ファッションと音楽はおそらく関係があるのだと思います。

YouTube投稿をスタートした2016年以来、ほんのたまに浮かんでくるメロディーを曲にして、YouTube動画のオープニングやエンディングのテーマ曲に当てています。

浮かんだものをアウトプットすることがこんなにも幸せで満たされることだということをこのプチ活動で知りました。

あなたにも浮かんだメロディーは是非活かされることを強くお勧めしたいと思います。

このたびは、1曲のほんの1分弱の曲を作曲です。

スタイルにこだわらない作曲、ざっくりとしたタイトルの「Ballad:バラード」を奏でました♪

「せっかくメロディー浮かんできたのだから記録しとこ」、そんなノリですが、このたび短い曲を作曲。

音楽が好きなので、メロディーが浮かんでくることがあるものの、すぐに忘れていってしまうのがとてももったいないと思うことがしばしば。

最近は、それをYouTube動画に残すことにしています。

専門に携わっていないので、長い曲はめったに作ることはできませんし、何しろ「コード」を知らないのです。

この度の曲も、おそらくもっと音を高めにとって「調」を変えると聞きやすくなると後で思いました。

コードもよく知らない、ピアノを過去に習っていて、楽譜を見ながら弾くことをしてきただけのクラッシック分野の知識少々のみなのです。

今ピアノ技術を十分に持っているとすれば、おそらく学校から帰ればすぐにピアノに向き合っていた毎日を送っていたでしょうから、さぼってばかりだった者の技術はありません。

しかし、音楽はとても自由であってほしいとも思うのです。

メロディが浮かんできたという素晴らしい出来事を形にするだけなのですから。。

あとがき

当たり前に過ごす毎日こそ、「今日も1日を過ごせたこと」に感謝です。

メロディが浮かんだような日は、特別な日。

カレンダー通りではなく、目に見えない暦(こよみ)の1コマにメロディが紡ぎ出された瞬間が特別です。

それを自分の中だけに閉じ込めず、アウトプットできることも大変有難いです。

プロフェッショナルではないので長い曲は作れませんが、どこかへ取り入れ引用するようなYouTubeのオープニングとエンディングの存在がありました。

この出番にも感謝したいですし、今後も、おそらく1年に一度ずつ更新するスタイルで毎年の節目に曲をチェンジしていくと思います。

著作権フリーの音源を利用させていただいて引用のかつてのYouTube動画のオープニング・エンディングは、2022年くらいから自作曲にしていきました。

そんな点にもご注目していただき、YouTube動画にお立ち寄りいただけると光栄でございます(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

「ちりめん素材」に特化したワードローブの作り方、上下をセットアップのように固定した組み合わせで5セット合計10点の粋な春夏コレクション【439】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

セットアップを好みますが、「セットを組む」という行為自体は、ピッタリのスーツに限らず、シャツとパンツというような柔らかな雰囲気のセットを決めることにも及びます。

上下があらかじめ準備して組み合わせておくと、その後はスーツを1セット手にするかのようにまとめて2点事選べるという時短が可能に。。

このたびはこの「セット決め」をかなり特化した、同じ素材/同じブランドという2つの共通点で5セットを決めました。

現実的で実用的なご参考になればとブランド様もご紹介しながら進めてまいりたいと思います。

「詩仙堂:しせんどう」様だけの「ちりめん」セットアップコーデx5選

「詩仙堂」様はちりめん素材に特化したブランドです。

ポリエステル/100%のちりめんは、洗濯にも動じません(洗濯ネットには入れた方がよい)。

アイロン要らずと言ってもよいでしょう。

とてもお手入れが楽で、しかもちりめん素材自体の高級感があります。

凹凸感ある素材が好きで、もともとちりめんには注目していたのでしたが、このようにちりめんに特化したブランドがあることを今まで存じ上げなかったのでした。

こんな感じのネームタグです。「詩仙堂:HITOSHI TAMURA」。

では、半袖セットを3選、長袖セットを2選の合計5セットをご紹介してまいります。

半袖シャツは、ボタニカルなモノトーンカラー。地はクリームベージュ。スカートは、フリルが素敵なロング。

ゆとりがありはきやすい作りがされています。

ウエストはほぼすべてが、ゴムで、着脱が簡単。

アップにしてみます。草木柄のようなボタニカル柄が素敵。
たっぷりとしたフリルがエレガントです。
赤い色が登場です。下は黒のパンツ。
このブランドにしては、珍しい洋風な要素が強い花柄。
赤と黒ではっきりとした快活な感じが演出できると思います。
ほとんどがポリエステルちりめんなので、ポリエステル/100%です。そして、なんと言ってもALL日本製。
次は、無地のモノトーンコーデ。親しみやすいモノトーンが活躍の場がたくさんありそう。
ノースリーブにハイネックというのがカッコイイ。重くなりすぎずスッキリとしたパンツルックにしてくれます。
このパンツにはセンタープレスが施されています。お出かけ風で、パンツのライン自体がとても良いです。
ここから長袖のセットです。
上は、アシンメトリーな裾のグレー色のプレーンなタイプ。ショート丈に近い49cmというのが短い部分。

スタイリッシュにスカートの上に降りるその狭間のラインも素敵になるプルオーバーです。

和柄が楽しめるスカート。色使いが素敵。葉っぱのグリーンは色のイメージを練り上げられていると感じます。
最後です。プレーンな長袖のシャツの黒も1枚登場させてみました。
着丈は50cmくらい。すっきりとした腰元になります。裾のゆるやかなカーブラインがよいですね。
遠目だとしわ加工プリーツのせいで柄がはっきりわかりにくいですが、この柄も洋風の花柄。ライム色。
「詩仙堂:しせんどう」ブランドの「ちりめん素材」特化のコーデx5セット

ちりめんは真冬にはさすがに薄手となりますので、3シーズンといったところ。

配分良く長袖と半袖とノースリーブが当てられ、着回しも可能です。

柄のスカート以外は組み合わせのチェンジもできます。

あとがき

セットアップの固定概念にとらわれて、上下全く同じスーツのようなイメージだけでは気づかなかった新しい発見と可能性が見つかりました。

おそらく、「詩仙堂」様のコンセプトの中に同ブランド内でのコーデの完成や着回しをイメージされていると思います。

それにアンサーのような形で、素敵な組み合わせを考えてフィードバックしてお礼をお伝えることも素敵です。

以前、某有名日本人デザイナー様のインタビューを拝聴したことがあります。

「嬉しいのは、その洋服をデザインした自分へ、お客様からのこんな着方があるのだというフィードバッグをもらえた時だ」というような内容。

デザイナー様はお洋服を生み出す際に必ず何かのメッセージやご提案を投げかけているものなのです。

そうすると、ユーザーは、それに反応するというのが、そのお洋服を購入したお取引の「意味」が大きいものになるかと思います。

「詩仙堂」様、ありがとうございました<m(__)m>。

仕事場はある程度混沌としているもの。。という言い訳を捨てた、引っ越しによってすっきりと整頓された姿は発展への第一歩【322】

アイキャッチ画像322

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.01.01からおよそ5年後の2025.11.21にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

一方で、下に貼りますYouTube動画は当時のままです。

やや切り口に違いがあるのも、この期間の考え方の変遷として受け取っていただければと思います。

このたびは、2020年末に整理整頓したいろいろな場所の中で、「仕事場」のみにスポットを当てます。

せっかくの2025年の「手直し」のタイミングですので、2021年1月1日のスタート時点の模様替え後の姿と、更に2025年現在との違いを見たいと思います。

その違いには、随分考え方がまとまり方向性のクリアな感じを見ていただけると思いまして、それがこの期間の中での発展です。

「整い」はあらゆる事象に引用できる概念、この先の決意新たに年末に行う重要な意味を持っていた仕事場の整理整頓の姿

2021年スタート時点の仕事場:ハンドメイドバッグ製作の材料の保管やミシンの姿が見られます。

2025年の目線では、これですら随分混沌としている印象に映ります。

しかし、これが2020年末当時の精一杯の姿だったのでした。

なぜ、整理整頓後でもこのように今一つまとまっていないという印象になるのか。。それは材料の余分がどんどん増えていた時期だったからということが1つ思い出されます。

チェスト横の反物はすべて芯地、ここまでの種類は2025年現在ではもっと最低限に見直しすっきりとまとまっているのです。

その他は物品の量の多さで、使用していないのに保管のみということが多かったと振り返ります。

そして、もう1つ大きな理由があると思います。

それは、引っ越し前のお部屋だったことです。

もともと仕事場として考えていなかった2002年に初入居当時の、「おしゃれなお部屋」というコンセプト。

初入居当時は会社員でした。

その後自営業ライフへの転換後は、同じお部屋では見合わなくなってきたことを非常に強く感じた2021年末に引っ越しを決めました。

2025年現在の仕事場:現在11月でまだ年末の整理整頓をしていないのにこのすっきりさ。常にこの状態です。

お部屋がいかにも事務所用の四角い間取りである新居は新しいライフスタイルに見合っていました。

じんわりと感じてきた自営業スタート後の心境の変化は、充実のためのものだったと後から振り返ることができました。

どう散らかしたとしても、片付ければこのようにすっきりとまとまるところに行き着くという配置の基盤ができました。

あとがき

3年はよく一区切りの年月として区切られますが、実際の手応えとしては5年の方が明らかな変化を感じ取ることができました。

3年だと「相変わらず」の部分が削ぎ落し切れておらず、思い切った変化の感触は随分年月を要するものだということでしょう。

非常に不思議な事なのですが、2025年の仕事場の配置になってから、バッグ作りの技術面での向上も劇的にアップしたと実感するようになったのでした。

その証拠に、これまで気づかなかったノウハウが格段に増え、これまで作れなかった構造を作れるようになりバッグ作りのノウハウがバラエティー豊かになりました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

年末のトイレマット一式の総入れ替えをワクワクした作業に。。シンプルな無地のトイレットペーパーカバーに巻き薔薇を装飾【301】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

トイレという場所は、「邪気」というものがたまる場所と言われる風水の教えがあります。

「トイレの蓋の開けっ放し厳禁・トイレットペーパーのビニールパッケージはトイレには相性が良くない」など。。の情報をこれまで得てきました。

とりあえず実行、「トイレの蓋は閉める・トイレットペーパーのストックは別の場所に保管」を徹底しています。

さて、2020年も12月半ば近くになり、次の年の2021年用のトイレマット一式を準備しました。

お揃いの一式の購入の仕方は、確かに一度のお買い物作業で済みますが、随分高額となってしまいます。

もっとエコノミーな揃え方はないであろうかと考えたのが、1アイテムずつをバラバラに組み合わせるバラ購入の仕方でした。

大のコーデ好きは、こうした順番にそろえていく楽しみとやりがいを感じるものです。

そんな寄せ集めのトイレマット一式を完成していく中で、1点のアレンジ例をこのたびはご紹介したいと思います。

後付けアレンジが可能な「巻き薔薇」はインテリア映えの素敵な装飾品、無地と柄物のコンビに相性を高めるブーケ縫い

2020年のトイレマット一式:ミモザのお花の便座の蓋カバーを中心に、別アイテムを順にそろえていった作り。

1年間でさすがにトイレマット一式は使用感を感じてくるのは確かです。

1年のみでは交換はもったいない気もしますが。。ただ年末は区切り目としては気持ちのリフレッシュを兼ねた良きタイミングです。

トイレットペーパーカバーへの巻き薔薇アレンジ:2個をミシンで二重縫い。裏への貫通のステッチは見えません。

三角に3個配置をしても豪華で素敵になると思いますし、巻き薔薇の色を違う色にしてもマルチカラーが素敵なバランスを取ってくれると思います。

トイレマット一式の集まり(2021年用):前年の2020年のピンク系とは違った新しい世界観です。

あとがき

このたび集めた中では、唯一トイレの便座の蓋カバーがブランドロゴ入りでした。

全部を同じブランドで徹底しなくても、1つ象徴的なアイテムに重点を置いて、残りはコーデしてまとめていくといったような感覚です。

実は、ネイビー系はそれほど得意ではありません。

しかし、薔薇柄のマルチカラーの部分が、グリーンのスリッパとの相性のヒントをくれましたし、巻き薔薇のコントラスト効果あるクリームベージュのおかげで1色への傾倒が緩和されました。

マルチカラーがバランスを取ってくれる優れたカラーであるということ、花柄はお花と葉っぱの色が対照的である以上お花柄全体がバランスあるインテリアカラーとしてたくさん使われている理由を実感します(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

実体験からの結論、一生物の為には途中のメンテナンス費用が必ず必要になる20年が口惜しい現実的な寿命【283】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

布製のバッグを製作の「ハンドメイドバッグ活動」、20年の持続を追求する丈夫な製作スタイルです。

そのためには、「効率」「タイパ」を時々捨てねばならないことを選択、1日1点も作れないバッグは実は商業的ではないと言えます。

それでも、この活動を続けていくには。。バッグを今後もご提案しご提供していくには。。身近なゴールを追求するような考え方では決して持続できないのです。

このたびは、この20年長持ちを掲げるバッグにリンクするかのように起こっている「フライパン」が引き合い。

一生物だからと思い込み、高級なお買い物をすることが本当に意味のあることなのか、そして対極の短期間での買い替えスタイルも含めます。

すべての製品に対してのその後の向き合い方、一時的な購入価格の「支払い額」にとどまらない本当の価値を探ってまいりたいと思います。

「満足できる良質さ」を選択した有名ブランドのフライパン、20年経過で表れた「歪み」のメンテナンス代が購入価格を上回る問題

購入後20年経過のキッチン用品:左2点は「リバーライト」様のもの。

上の写真の2アイテムはどれも誰もが認める程の良質さを持つ良きレベルの鉄製のフライパン。

右の中華風フライパンが優れていたことで、同ブランド「リバーライト」様で同じく、左の卵焼きフライパンを購入、餃子などの焼き目を均一的に付けたいお料理に使います。

これらは生活に馴染みながらどんどんと経年を迎え、ここにきて20年となったのです。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.11.24からおよそ5年後の2025.10.13にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2025年においては経年20年超え、フライパンに関しては「凹み」「歪み」がいよいよ気になり始めました。

フライパンの歪みや凹み:特に底が平らなことが重要なスクエアフォルムの方で顕著です。

特にここ3年くらいが顕著、引っ越しをした新居のガスの炎のパワーの影響もあるかもしれません。

先日、ネットでメンテナンスを検討しようとお問合せをしたことで、当記事の内容をかつての2020年当時のものから大きく改めることに。。

YouTube動画はそのまま2020年当時のもの、内容が随分変わったことをご理解いただければと思います<m(__)m>。

2020年当時では、フライパンのメンテナンスなど考えもせず、ただずっと長く使えるための良質さは一定の基準は満たした方が良いという考え方。

安いお品物に飛びつくと、かえって数年で廃棄を迎え長い目で見てコスパが悪いという内容でした。

しかし、2025年では随分シャープな見方が加わり「一生物」になるためには、20年程経年の時点で購入価格を上回るメンテナンス費用が必要になることを知りました。

やや皮肉を感じることであり、購入時に良質さが一定のレベルある良い物を選んだはずなのに、結局はもったいない最期を迎える「心地悪さ」を生んだのでした。

長年の愛着あるアイテムは、コストをかけてでもこの先持っていきたいのか。。それとも。。

なかなか結論が出ません。

具体的な価格で言うと、ボール型フライパンは2005年購入当時¥6,000代、現在も同じような価格で販売されているので、なかなか良心的。

ただ現在のメンテナンス費用は修理業様では、¥10,000以上となるとのことでした。

これは、私の感覚ですが、ボールのような作りの真ん中は歪みや凹みは気になりません。

一方、後口で購入したペタンコの面のスクエア型の方が問題、歪みによって油が真ん中に溜まるという不均衡を起こしているのです。

「タラレバ」のお話になりますが、ボール型なのかペタンコ型なのかに迷う場合は、ボール型を選んでおくと、20年後には歪みや凹みが気にならないということの1例です。

しかし、スクエアの方のペタンコな底面は、うまみの元となる餃子やムニエル・ソテー・ポワレの微妙な焼き目には向いたフォルム、ボール型にはない良さがあったのでした。

あとがき

「コスパ」ばかりを重視していては成り立たないこともあるものだと、しかと実感したのがこのたびの20年に及ぶ経年のフライパンです。

フライパンの凹みは、自主的に大きな槌でトントンとたたくことで平らにならすことはある程度できるようです。

ただ、そのためには打ち面の広い石槌を購入せねばならない、槌はやや置き場所に悩む場所をとるアイテムなのです。

悩んでいる最中ながら当記事としての最後のまとめとしては、だいたい20年くらいがすべての製品の「潮時」なのだなと体感したということです。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「ニット」「一繋ぎ」「ウール」「ロング」特化のわずか3点、洋服の数によるボリューム感をしのぐ豊かさを生み出した【239】

アイキャッチ画像239

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年のファストファッション化は、大切なことを忘れさせてしまったようです。

平らなデザインと安価なお洋服1点ずつが大切に思われなくなったことに対して、危機感すら感じてしまいました。

このことは、これまでのレアアイテムの宝庫であった古着市場に妙な影を落とし始めて、魅力的な古着がなかなか見つからなくなった現状があります。

古着ライフは一番身近に踏み出しやすい「サスティナブル活動」の1つです。

なぜ身近なのかは紛れもない、お洋服が人間にとって必須アイテムだからです。

人間にとってありがたいアイテムだからこそ、良い物を選び抜く目や1点ずつを大切にする考え方をしっかりと持ちたいと思うのです。

このたびは、より豊富さを感じるワードローブをたった3展開でありながらお見せしてまいりたいと思います。

3という数字のリズム相まった最も究極で優劣の差がない渾身の3セット、複数の共通点に特化することでかえって豊富に映った

「着回し」というワードが雑誌や数々の投稿でもてはやされますが、お得感はあっても、その先の「見せるお洋服」としては優劣の差が生まれるデメリットも見逃せません。

一番の組み合わせ1セットずつだけを持つという方がどうもしっくり来るのです。

「AND SEARCH」様の黒のセットアップ。タグ付きの新古品。スカーフは「シャネル」様。ブーツは「RIZ」様。
黒白ツイードワンピは「PINKY & DIANNE」様。スカーフはシルク、ベルトは本革、パンプスは「MIHATO」様。
マルチ幾何柄ワンピースは「レナウンルック」様。ベルトは自作の本革、スエードブーツは「ランセル」様。

以上3セットは、すべて黒ベースで組み立て、すべて古着です。

1セットずつのみで着回しが無いとお伝えしたのですが、どれも一繋ぎアイテムなので着回しのしようがありません。

小物をシャッフルすることも可能ですが、やはり「これにはベストマッチ、これには今一つ」と優劣の差が必ず生まれるものなのです。

しかし、どうでしょうか、これだけの3セットなのに豊富に感じる不思議さがありませんか?。

これがお伝えしたい「特化型」の集め方なのです。

テイストちぐはぐのアイテムが集まるよりも、共通点が「ニット」「ウール」一繋ぎ」「ロング丈」と複数存在するアイテムが集まる方が、かえって豊富に映るという効果を生み出すようなのです。

あとがき

お洋服の数を極限に減らすということのその先に楽しみが無ければ、「ひもじさ」が生まれてしまうかもしれません。

この岐路を間違わないように、ミニマムが行き着く場所をしっかりお伝えしたかったのです。

物が溢れるこの時代、お洋服の数の多さでは十分に満たされない、少量でこそむしろ見えてくる余白と豊かさなのです。

たくさんの溢れる物品に囲まれてしまうと見えなかった大切なこと、数量をミニマムにすることで見えてくると思うのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

寒さ感じる曖昧な季節にたった1点の黒のウールジャケットを持てばよい、豊富に映る4点の黒古着ワンピース特化モデル【230】

アイキャッチ画像230

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お洋服コーデが苦手であると思う理由の1つにカラーコーデの複雑さを感じてしまうということがあるかもしれません。

意外にも、服好きは黒コーデ好きも多いもの、この私もその一人です。

黒に時々白を加えて十分ワードローブが成り立ちます。

このたびは、非常に敷居が低く、コストもかかり過ぎない黒コーデを、真夏・真冬以外の曖昧な季節限定で4点ご紹介したいと思います。

その構成は、4点共に共通に使える便利な抜け感ある襟無しウールループジャケットが共通です。

古着・黒・ロングワンピースの3つのキーワードを共通に揃えた4点、更にすべてに共通の黒のウールループジャケットでまとめた

登場するのはすべて古着、ここ20年来の古着ライフなのです。

それぞれが1点物で独自の世界観も出しやすい、その代わり流行に対しては逸脱した存在なので「今」を感じるもしくは「今後」を感じる新しさの表現はそれぞれの人の工夫する点になります。

4点に共通で装うと決めた黒のジャケット:毛/100%でずっしりと温かく、黒のループが季節感をならす。襟無し。
①ワンピース+ブラウス:ワンピースは「VIVID AKIKO NEWYORK」のネーム。ブラウスは「DECORA PINKY'S」。

ベルベットのワンピースにシフォンのブラウスという異素材のバランスは黒のカラーによるところ。

②黒サテン水玉ジャガードワンピース:「WING」というブランドタグ。無地ライクなジャガードが個性的。
黒白水玉プリントワンピース:「ZAZIE」のネーム。流行の「作り」が入り混じらない王道なデザイン。
黒白ボタニカル柄ワンピース:「MINA」のネーム。上と違い襟があるタイプで変化を付けます。寸胴なIラインはベルトでフォロー。

こうして、4点がそれぞれちゃんと別物になったラインナップを意識。

こんな点も、「豊富さ」に通じることだと気付いたのです。

水玉が3種類登場しましたが、「プリントの大きめ水玉」「プリントの小さめ水玉」「ジャガードの水玉」と黒の水玉に特化しているにもかかわらず更なる違いがあること。

この、類似品が集まりながらも少しずつ違うという差別化のようなことこそ、4点がバラバラで共通点が無いよりもむしろ豊かさを作っているのではないかと考えます。

こんなことを発見したのも、特化型コーデをしてきたからなのだと思います。

あとがき

「着回し」も非常にコスパの良いローテーションの仕方だとは思うのですが、1アイテムが共通になることで、比較が生まれ優劣を感じることがあります。

そうすると、毎日が究極のコーデとも言えなくなってしまうことも。。

そうしたことが起こらないのは、上下が繋がりたった1点のアイテムであるワンピースならでは。。ワンピースこそ最も究極のアイテムであると見ることもできます。

そして、ミニマム中のミニマムとでも呼べるような最も少ないアイテム数しかないすっきりとしたワードローブとなります(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

たった3セットの上下でも十分な豊富さを感じる不思議、ボトムがすべてちりめんという特化がかえって豊かさをもたらした【223】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフ・黒コーデライフ・そしてよく考えてみればノンアイロンライフもありました。

アイロンをかけないお洋服しか選ばないというノンアイロンライフには、「ちりめん」という素材は非常に向いています。

凹凸感あるきゅっと強く織られた安定感ある織りの「ちりめん」という素材のお洋服は、ポリエステル/100%が大半、皺も寄りにくいのです。

きっかけは、ハンドメイドバッグの材料として引用したり、古着ワンピースがちりめん素材であったというところから。

その後、ちりめんに特化したコーデも面白いのではないかと、古着市場の中から決して豊富ではないちりめん素材だけを選ぶということをしてみたのでした。

そして、上下を組み合わせるボトムの方は必ずちりめんにするというユニークルールを自ら設け、3セットのちりめんコーデを作ってみたのです。

その後の更なる思い切ったちりめんだらけのコーデは、後の投稿の【439】にもお立ち寄りいただければと思います(5セットすべてが上下共ちりめん)。

このたびは、まずは取り入れやすい部分的なちりめんの引用がされた最小限の3セットが、随分豊かなワードローブの印象を作る不思議を感じていただく回としたいと思います。

抜け感ある和柄コーデを作る、ちりめん素材をボトムに配した3セットの黒ベースの拘りセットは3セットを超える豊かさを生み出した

1セット目:重なるようなボルドーベースのちりめんスカートの柄が素敵、上は黒ジャガードのサマーセーター。

右側には、ジュエリーも飾ってみましたので一緒にご覧下さればと。

黒っぽくに映りましたが、赤味もまだらに混じるこのスカートにぴったりな色合いの「十勝石:とかちいし」ネックレスです。

2セット目:黒のレースフレンチスリーブレースシャツとライムカラーベースのちりめんスカート。

ペンダントはベネチアングラス、このアイテムの特性であるゴールドベースの抽象柄はスカートの黄色系の背景に配された花柄とマッチ。

3セット目:こちらは上下共ちりめん素材。大花のピンクがエレガントで、タンクトップ1つでここまでの存在感。

ネックレスは、真っ黒のストーンである「オニキス」添え。

あとがき

ちりめんという特化と黒ベースという特化の2つの絡み合いが、ワードローブの拘りと豊かさを生み出しました。

数が多ければ本当にコーデが豊富なのでしょうか。。このような疑問も投げかけたい時があります。

共通の素材のちりめん、共通カラーの黒ベースだからこそかえってそれぞれの違いを感じる不思議な現象だと思いませんか。

毎日順番に着ていってもそれぞれ少しずつ違う雰囲気こそ、まるで毎日がそれぞれ特有のまたとない1日ずつであることを象徴しているかのようなのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ブラックとインディゴには垣根がある、ジーンズのカラー別の本質的な違いをトップスとの一番の相性の違いで嗅ぎ分けた【214】

アイキャッチ画像214

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまでの大きな流行としては、長きにわたってジーンズ中心のスタイルが定番としてあったと思います。

しかし、ここ近年その節目を迎え、アメカジ的な装いはニッチな分野に(一定の根強いジーンズファンはこの先も健在だと思われる)、デニムパンツというイメージでややスラックスに寄った方向になったのではないかと。

もともとマイペースな着方でジーンズにもパンプスをあわせていた者としては、むしろジーンズがいったんニュートラルな立ち位置になったと見ています。

たくさんの布地の中の1存在であるデニムという見方は、ハンドメイドバッグにも落とし込んでいまして、服地含む様々な生地の中の1生地として並べています。

このたびは、黒コーデを好む者が長年のジーンズコーデの中で気付いた、デニムの2つのメインカラーの違いによる垣根に注目。

ブラックデニムとインディゴデニムに一番の相性のトップスをカラーで見比べることで間接的に別物であるというところにお導き出来ればと思います。

ブラックなのかインディゴなのかに迷うその理由が、別物だからこそなのではないかというところに迫ります。

ただ、こうであるという押しつけは禁物、こうしたコーデの発信者が気を付けねばならない点でもあり、「1つの考え方」として受け取っていただければと思います。

1本の選択に迷った時はブラックとインディゴ2本を入手、似て非なる紺と黒の垣根を最も相性あるトップスの違いが教えてくれた

ブラックデニムとインディゴデニム:いずれもミドル落ち程度のもの。YouTube動画内とはブランドが替わります。

ブラックは「アルマーニコレツィオーニ」様、インディゴは「フェンディ」様。

大きく2パターンに分けたパレット:①-③は無彩色、④-⑥は有彩色というざっくりとした2種の分類。
ブラックとインディゴデニムのベストな相性:ブラックには無彩色が、インディゴには有彩色がベストマッチ。

①-③は、モノトーン柄なども含み、④-⑥は原色カラー・マルチカラーの柄なども含みますたった2つの分類です。

「インディゴデニムに合わないカラーはない」ということもよく言われてきましたが、究極の相性を考えるとやはり分かれると私は思います。

「合わないことは無い」だとかっこよくならないからと、ベストマッチ以外は厳しく除外しているのです。

先日のこと、朝のウォーキングの途中で目の前をある人が横切りました。

その服装は、蛍光色に近いような黄緑色のシャツにノンウォッシュのインディゴデニムパンツ。

そして、乗り込んだ車は紅色でした。

何ともその3色のコントラストが明るく快活な印象だったのです。

まさに④-⑥の分類のコーデだったと見ることができまして、黒は登場していなかったです。

紺と黒は見間違う程違い色なのに、ちゃんと「垣根」があるのだということを、実際目にしたストリートファッションからも感じたのでした。

あとがき

このたびの考察からは、ワードローブの中にミニマムながらもブラックとインディゴの2点のデニムが入っていることは、ワードローブの豊かさに繋がると考えます。

垣根があると見たこの2つのデニムは、それぞれのベストなトップスと共に、たった2本でも豊富に映るワードローブを展開してくれることでしょう(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク