そのぷっくり膨らんだ凹凸感の美しさが多くの人々を魅了する、デイジー柄のフクレジャガード生地で作ったショルダーバッグ【12】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2019年より、ハンドメイドバッグのテイストをがらりと変えました。

2018年の1年間はメンズライクな柄や、黒やグレー色の生地を中心に製作してまいりましたが、2019年から大幅にテイストをチェンジ、華やかな凹凸感ある柄に挑んでいきます。

以前からとてもあこがれていた、凹凸感あるフクレ生地です。

フクレはぷっくりと立体構造で、平面な生地を素敵にしてくれます。

フクレ加工の生地は全体的に高級品が多いです。

高級品なのでもっと先に。。と思っていたのですが、考えを改めました。

「思いついたなら、今すぐやれ!」こんな声を聞いたのです。

そして、あこがれのフクレジャガード生地での製作を決意。

うっとりするほど美しい素材に技術がなかなか追いつかない悔しさが残る製作だった

まずは、10枚の写真を見ていただきましょう。

サイズ:縦23cmx横26cmxマチ無し。

こんな感じのミニのバッグです。

ミニの割にはそこそこスペースが確保され、ポケットの大きさが十分なゆとりがある、ゆったりとしたサイズ感のもの。

表地:フクレジャカード、ビスコース/60%、ポリエステル30%、綿/10%、イタリア製。

ビスコースとは、レーヨンの仲間です。

ベースがチャコールグレー色で、シック。そこへ、ピンクの濃淡のデイジーの花がぎっしりと埋め尽くされています。

この柄は、プリント加工ではありません。フクレ加工と呼ばれる生地を立体的にぷっくりふくらませた加工です。よって柄が生き生きとして美しいのです。

裏地:アムンゼン、ポリエステル/100%、日本製。

アムンゼンというぶつぶつとした凹凸感のある柄の入った織り方の無地の生地です。

色はチャコールグレーで、表地のベースの色とマッチ。

あとがき

この生地は、この時の一瞬だけで、後はもうその姿を見ることはありませんでした。

生地の入手可能期間はとても短いです。

出会った時のインスピレーションでゲットしておくのも重要です。

この先も、しばらくフクレジャガード素材を中心に、バッグを複数製作していきたいと思います。

どこにでもあるわけではない、あまり見かけないような素材を選定していきますので、まずは、生地のチョイスによる1点物志向が実現できそう(^-^)。

今は、フクレジャカードに対してとてもワクワクしています。

バッグにした時の美しさが広がる様子が楽しみです。

ここからまだまだ美しいフクレジャガード素材が登場していくと思います。

多くがイタリア製です。日本製でぷっくりとここまで膨らんだ生地はあまり見かけません。

イタリアならではの良さだと言えます。

フクレジャガード♪、その魅力は飽きることがありません。レア生地だとは思いますが、今後めいっぱいご紹介していきたいと思います。

そして、その美しさに見合う、美しい仕立ての技術を自身が高めるということも同時に行っていきたいと思っています(^-^)。

picturesque

木製の良質な椅子(スツール)の長持ちと座り心地を同時に追求、カバーのような役割の小さめの薔薇柄低反発クッションを縫いとじで製作【10】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年くらいのこと、高い部分に上るためも兼ねた安定的な椅子を探しました。

コンパクトで安定感もあるしっかりした作り。木製と金属のコンビもかえって使いやすいです。

記憶では、¥6,000代だったかと。

なかなかのお品物で、おそらく木の部分の厚みや「マホガニー調」の価値が入る価格ではなかったかと。

このたびは、ここに低反発クッションカバーを製作した過程です。

当ブログ記事は、最初の2019.03.15からおよそ5年半後の2024.08.17にブログ記事の「手直し」の順番で当記事を書き直しています。

実は、2024年現在この椅子は継続使用中なのですが、低反発クッションの製作後の改良がありました。

このタイミングでその後もどんな様子に改良したのかが分かるように現在の姿と共にご紹介したいと思います。

後に貼りますYouTube動画は当時の2019.03.15のままですので、動画はその時点で終わっていることをどうぞご了承いただければと思います<m(__)m>。

インテリア性も兼ねて、集めている「薔薇柄」で低反発クッションの2枚重ねで製作した椅子カバー

生地に選びましたのが、中間くらいの厚みのツイルという丈夫な織り方の生地です。

ダークなカーキグリーン地に、バラの花がぎっしりとつまった好みの柄は、薔薇柄で集めたインテリアに馴染みます。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
使用生地:ダークなカーキグリーンの薔薇柄生地、綿/100%。縦37cmx横92cm。

こういったクラシックなバラ柄でインテリアを埋め尽くしています。

この生地を、本体のカバーと、4サイドに取り付けるひもに作っていきます。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
中に入れ込む低反発クッション用のウレタンシート、40cmx40cm。

生地とこのウレタンの2種類だけを材料としてクッションを作っていきます。

このウレタンの厚みは2cm、椅子が縦22cmx横31cmなので2枚重ねて厚みが4cmのクッションにしようと思います。

椅子の横幅は、31cmくらいです。

アイロンもほとんど使わずに製作、インテリア小物の作りやすさ

できるだけ簡単に製作したく、型紙などの作成は無しです。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
①生地を真っ二つにカット:出来上がりの縦22cmX32cmに対して、縦横それぞれ+15cmずつのゆとり。

余計な材料は徹底的に省くやり方なので、ファスナーを使わないので、最終的に、縫い閉じて仕上げてしまいます。

よって、最後に空き口を縫う時にミシン目が4cmの厚みに引っ張られて、物理的に落ちてしまわぬよう、結構なゆとりが必要なのです。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
②中表に、返し口の1辺意外の3辺を、端より3cmのところを縫い合わせ。
③この直後、3cmある縫い代を1cmくらいずつラッピングを兼ねた三つ折りステッチ。
空き口の1辺を残し、3辺の縫い代始末と縫いとじ完了。
自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
④それを3方とも行ったら、ひっくり返して、1か所だけ残ったてっぺんぐるり1週を三つ折りステッチして、すべての縫い代を無くします。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
⑤ウレタンを2枚重ねて、カバーの中に入口をきちんと合わせてミシンで縫い閉じます。

この時が、やはりウレタンの厚みで、縫いにくいので、最初の15cmのゆとりが効力を発揮するのです。

⑥余った生地で幅8cmのリボンテープを作り、十文字の位置の4箇所に縫い付けます。

以上で、完成です。

完成:リボンテープの長さは、左右は55cm、上下は45cmと椅子の座り面の差10cmを付けました。

さて、ここまでが、2019年当時の完成の状態でしたが、その後使っていくにつれて2024年ではこうなりました↓。

ぺたんこです。ウレタン2cmx2枚の合計4cmでは5年後にはこうなることが分かりました。

5年もの間ずっと使い続けたというわけではなく、時々使いながら、2024年になってある一定の期間のみ毎日使い続け、短い期間でペタンコに。。

あと、お気づきかどうかは分かりませんが、四角を楕円にモデルチェンジも途中でしています。

元の座面が楕円でしたので、楕円の方がよく沿いました。

最終的には、このように改良↓。

2024年現在:この製作は、別の記事で投稿しましたが、5cmのウレタンを2枚重ねの10cmの厚みで作ったもの。

これでも座ると沈みますので、最初から10cmくらいで作ると良いのかもしれません。

ただ、過去に作ったペタンコは、座面カバーとして活かし、その上に10cmの厚みの長方形を置いているだけの使い方ですので、過去の分も活躍しているのです。

あとがき

既製品では探してもなかなか自分の思うようなサイズって見つからないことが多いかと思います。

そんな時、自分で作るということは、大変満足度が高いです。

是非ミシン1台購入し日常的な風景を思うように描いてみませんか?、その際には「職業用ミシン」をお勧めしたいです(^-^)。

picturesque

デフォルトのビニール素材のカバーの寿命短し、もっと永続的なミシンカバーを自作品のリメイクで作る【9】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バラ柄が相変わらず好きです。

花柄はマルチカラーで、主に赤系とグリーン系のコントラストが映えて素敵なのです。

今まで、エコバッグとして作って持っていたあまり使い道が今後はなさそうな大きなバッグがありました。

インテリア的にも映える薔薇柄のミシンカバーを作ってみた記録
元の自作バッグ:綿素材の大きなサイズの薔薇が大変美しい生地。洋服を運んだりする際に利用してきました。

飽きもあり、生地がもったいないので、リメイクして今後も使い続けようとしたものになります。

生地にも著作権が謳われていない、商業利用が自由の生地を自分使いに作ったものを解体したリメイクなので、「著作権」を正当にくぐり抜けたものだと判断したものになります。

これが、元が何かの洋服から解体したものだとアウトで、この記事にすることもしなかったと思いますので、その辺りはよくご理解いただきたいと思います<m(__)m>。

今回作ったのは、ミシンカバーです。

このミシンは、「JUKI」社製の「シュプール:TL25」という職業用ミシンの超初期の頃の型番です。

同じ型番のミシンを持ってみえる方、よろしかったらご注目くださいね。

実際に作業した手順

ここで、製作の作業のおおまかな手順をお知らせしたいと思います。

①元のエコバッグ解体:縫い目をすべてほどきます。

②型紙作り:単純な3パーツのみです。

③裁断+芯貼り

④取っ手部分くりぬき作業

⑤組み立て作業

⑥表地と裏地の縫い合わせ

以上です。

この中での、一番のネックは、④の取っ手くり抜き作業の位置の把握の難しさです。

ポイントとなる箇所は「取っ手のくり抜き」の位置の確認

インテリア的にも映える薔薇柄のミシンカバーを作ってみた記録
ミシンの取っ手:カバーがついたままカバーのくり抜き~取っ手を出して持ち運びする機能です。

ミシンには、通常、持ち運び可能なように、取っ手が部品として付けてあり、もともとのビニールのカバーもこの取っ手の部分をくり抜いて作ってありました。

ビニールは、いずれ破れてしまい、永遠のものではなかったです。

そのきっかけで今回新しくミシンカバーを作ることになったわけです。

この記事を書いている時点では、もうすべて終了しているので、取っ手のくりぬき口の正しい位置をどこにしたら一番使いやすいかなどは最終的には分かりました。

しかし、途中の過程では、なにしろ、初めて作ったミシンカバーなので位置を失敗しました( ;∀;)。

位置を失敗して2度ほどいてやり直しましたので、結構日数もかかっていますが、やはりどうしても、最初からはどの位置にしたらよいか、くり抜きのサイズなどがなかなかつかめなかったです。

製作過程

細かな製作過程に関しましては、YouTube詰め込みましたので、ご視聴いただければ光栄でございます。

「シュプールTL25」の場合ではありますが、くり抜きの位置は、ど真ん中であるハギの中心の縫い目の縦線から右に1cmの位置でありながら、ど真ん中より1cm下の位置に表から見たときにくり抜き穴が見える位置が一番ぴったりでした。

インテリア的にも映える薔薇柄のミシンカバーを作ってみた記録
くり抜き穴の位置について

最終的に分かったことなので、この写真は、中心から3cmの位置になってしまっていて、しかも、ど真ん中の縦位置になってしまいましたが、もう生地が残っておらず、良しとしました。

通常縫うときは、裏面からミシンをかけて、ひっくり返しますので、ど真ん中の場合だと前面と後面が対象のものなのであまり考える必要はないですが、真ん中より1cm下で出来上がるようにということは、裏から見ると真ん中より1cm上に下図を描かなければなりません。

このあたりが、間違いやすいというか、私も最初意識しておらず、失敗しました(^_^;)。

どうぞ、ご注意くださいませ。

もう1点の反省は、3cmx12cmで作ってしまいましたが、もっとずれた時の柔軟性を持たせ、4cmx15cmなどと、くり抜きの枠を広げておいた方が、後々使いやすいです。

どのみち、おおい布で口をふさぐような形に作りますから、穴が大きいからと言ってホコリの心配もないですので、柔軟性のある大き目のくり抜きは1つ成功の工夫かも。

あとがき

今回実は一番時間がかかったのが最初の解体と、間違えて2回ほどやり直してほどく取っ手くり抜き部分の作業だったということです。

作るという作業より、ほどくという作業の方が当然スピードが弱まりますので、時間がかかります。

ミシンカバーも当初のものが破れたら、布で自分の好きな柄や色のものにするとより愛着がわきます。

ミシンは特に、どこかへしまい込んで視界から消え去るという配置よりは、重いものであるし、あまり運ばなくてもすぐ使えるように、そのまま目に付くところに置いているのが常であることが多いでしょう。

そうすると、インテリア映えする柄とか、お気に入りの柄であると、見るたびに気持ちが良いです(^-^)。

picturesque
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パッチワークは自分が作り上げる独自の柄、種類別の4点のパッチワーク柄を配したショルダーバッグ作りの完成でお伝えしたい「柄頼み」からの脱却【8】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1つ前の番号の記事【7】では、今まで製作したことが無かった「バイヤスパッチワーク」をシートとして完成。

バックを作る下準備が出来ました。

このたびは、バイヤスパッチワークバッグを含む、ボーダー・ストライプ・市松などの全4種類のパッチワークで作った同じデザインのバッグの完成風景をお伝えしたいと思います。

ここまで独自に柄が作り出せるパッチワークの可能性をお伝えしたいと思います。

ミニショルダーバッグ4柄はすべてパッチワーク仕立て、今後の大きなサイズのバッグへの引用も夢広がる

4種のパッチワークバッグ:左から「バイヤス柄」「ストライプ柄」「ボーダー柄」「市松柄」。

どれもそれぞれの柄であり1つとして同じが無いというラインナップ。

遠目でも柄が結構はっきり分かるのは、やはり、溝の両縁をミシンでステッチしていることにあります。

そして、気になる裏地の選択ですが、表が柄になっていることでどんな裏地を選択したのかというと、意外なことにすべて柄ものです。

「コーデ」が得意、それぞれに配置した裏地の柄の理由をこう述べます↓。

裏地の組み合わせ:ストライプと水玉・バイヤスと千鳥・ボーダーとボーダー・市松と市松です。

ボーダーと市松は、柄の流れが同じですので単純です。

ストライプは太い幅であったことで、裏地の柄の対応の幅が広がると思うのです。

こうした四角いフォルムのバッグで四角い形の柄ではなかなかイメージがわきにくい水玉をこの太ストライプとコンビニしたのでした。

そして、バイヤス柄に対しては、同じように斜め右上がりな柄の千鳥柄を選択。

千鳥柄は上昇志向を願った向きの素敵な柄、バイヤス柄との相性が良いと見ています(^-^)。

あとがき

小さなバッグでしたので、比較的短い時間で完成していきました。

今後の課題としましては、パッチワークが混み合って、底のラインがしっかり四角に出ない点です。

そういった意味では、マチ付きの方がその点を解消してくれるかもしれないです。

「もしこれがカラフルな色のパッチワークだったら。。」「大きなサイズのバッグだったら。。」などのイメージを広げる一助になればと思います。

このたびは、チャコールグレーですが、もっとダークの極みである黒でも素敵に仕上がると思います。

地味な何の変哲もないような生地でもパッチワーク1つで随分生まれ変わるものです(^-^)。

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反ごと購入の「アムンゼン」生地で作ったバイヤス向きのパッチワークストライプ、自分が作りだした柄は製作品への自自信の1つになる【7】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

凹凸感のある生地が好きなのですが、このたび、凹凸感ある生地、名前が「アムンゼン」という生地で、表面にぶつぶつがあるのがとてもシックなこちらを、パッチワーク柄にして、ミニショルダーバッグにお作り致しました。

このたびは、ストライプやボーダーとは異を放つもう1つの柄、「バイヤスパッチワーク」シートを作った記録をご紹介したいと思います。

スタイリッシュでかっこよさを表現したい場合に引用して見てくださいませ。

反で購入するほど溺れた「アムンゼン」の厚手生地の美しさを自分が生み出すパッチワーク柄で仕立てた

そもそも、今回のベースとなる「アムンゼン」という生地。

名前の由来は、あの南極探検隊の「アムンゼン」様の探検の成功から、同年に完成した新しい生地だったそうです。

ポリエステル100%で、表面のぶつぶつが特徴、織り方としては、「梨地織」に属するのだそう。

アムンゼン生地:チャコールグレー色です。地味ですが、とても美しい生地です。ポリエステル/100%、日本製。

「アムンゼン」としてはめずらしい肉厚、とてもふんわりしています。

2017年にオフ・茶・チャコール同時に発見。

複数製作したく、あるだけ購入でしたが、分量が偏り、オフは早い段階で消化。

次に茶、最後までこのチャコールが残りましたので、この次の記事では、その他のパッチワークも交えたバッグの完成をご紹介できると思います。

バイヤスパッチワークは生地のもったいない使い方をするので分量の多い反があった場合のみ

この生地から、いったいどのようにパッチワークができていくかを写真で簡単にお伝えしたいと思います。

①生地をカット:まず、生地を型紙にあてて、長方形の形にカットします(10枚)。
②薄芯を貼る:生地に風合いやコシ、張りを出すための目的で、1枚ごとに丁寧に接着芯を貼りました。
③ミシンでつなげる:芯地が貼られた状態のパーツをミシンでつなぎ合わせます。縫い代は1.5cmです。
④アイロンで割る:裏側を両開きにアイロンで割りました。
⑤ハギ目の両サイドのミシンステッチ:表側の溝の両縁をミシンでステッチ。固定の機能と美しさの表現の兼用。

これが実は、なかなかされていないことが多いですが、つなぎ目をより丈夫にし、生地を固めてくれる働きは、この先のバッグに仕立てていく準備としては重要だと考えます。

⑥カットする:型紙に当てて、45度の向きにカットします。随分もったいなく生地が余ることが分かります。

出来上がってしまえば、このような事情が分からないので、大変貴重です。

⑦シート完成:パッチワークシートが完成しました。うっとりするほどの美しさです。

もともとぶつぶつの織柄がある生地に、更にパッチワークで立体感を出したと言えます。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿時の2018.12.13の記事をそのおよそ5年半後の2024.08.15に過去のブログの「手直し」の順番で、誤字脱字や追記や削除をしながら読みやすい生地にリライトしています。

随分手直しするまでに時間がかかってしまいましたが、今2024.08.15時点でこの時を振り返ってみても、これをやったことは良き学びでした。

「サスティナブル」な製作も意識する2024年現在では、そもそも見込みもなく反ごと生地を購入することさえ控えています。

そして、確かに素敵なバイヤスパッチワークなのですが、せっかく縫った多くの部分が45度のカットによって削られました。

厚みがあり過ぎて残布をポーチにすることさえできませんでした。

そうしますと、こういった余分な生地を余らせてしまう製作も見直すことになりました。

「どうしてもこのバイヤスパッチワークである必要があるのか。。」を考えた時の答えを大切にするのです。

そうやって、理由と意味を真剣に見直し、浅い表面的なかっこよさだけの商品を作らないように変わっていきました。

そうした理由や意味は、結局は「哲学的な品物」になっていくのです。

「そうなるべくして出来上がった姿」はミニマムであり、すべてが必要であるパーツの集まり、おのずと品物の価値と深みが出来ていくのです(^-^)。

picturesque

用途は、コスメボックスからランチボックスまで幅広く、素材はツイードからジャガードにまで及ぶ複数のハンドメイドバニティー同時製作【6】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バニティと聞くと、ドレスの装いに小さめで持つバッグというイメージ。。

「バニティ」というアイテムは、もともとは化粧品等の小間物(こまもの)入れということで、遡ることヨーロッパの貴族の時代がその起源です。

ただ、実際にはお洋服と共に持つハンドバッグとしては、あまり実用性を感じないこともあります。

実際の身の回りのバニティを探してみました↓。

ボタン入れとして使うバニティバッグ:「Naraya」製。薔薇の柄のインテリアにはこの柄が馴染みます。

とはいえ、「入れ物」として使う事実からは、ある物を入れるピンポイントな目的で使ってもらえる機会がありそうだと見ることもできます。

「万能が無能」なこともあり、目的が絞られることがかえって分かりやすさといえるのかもしれません。

このたびは、自身が挑戦しました、2018年から2021年辺りの4年くらいの期間のバニティーバッグ作りをしてまいりました初期の頃の製作品をまとめてご紹介したいと思います。

その後のラインやサイズのモデルチェンジはそれぞれのブログ記事で後日綴ってまいりますので、まずは初期の頃のモデルを顧み、どんな点を改良するべきかなどをお伝えしたいと思います。

6点の初期モデルは「急カーブ」が難関、意外な素材ばかりで製作したまたとないバニティバッグ

では、ご覧いただきましょう。

いろんな素材のバニティー全6種:<サイズ>高さ18cmx横幅22cmxマチ11cm。

この一連で、蓋と底を楕円にすることでもう少し縫いやすくできるという考えに至りました。

ある意味それは正解で、急カーブが難関だから完璧にできなかったところを円の一部を利用したカーブではスムーズです。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.12.06からおよそ6年後の2024.08.13にブログ記事の「手直し」の順番でまさにこの部分を追記しています。

2024.08.13現在は「picturesque」としましてはバニティバッグは廃版。

理由は、2018年頃は「バニティ」などというものが作れるのだという喜びにあふれた製作でありましたが、その後どんどん技術が上がるにつれて、「結局は完璧には作れない」という厳しい目で見た結論に至ったからです。

それほどにこのモデルは2次元的ミシンでは、ペタンコにつぶさないと縫えない部分があり、どうしても歪みが起きる、厳しく言えば不可能なデザインなのでした。

そこそこで仕上げることはできても、極上の仕立てにはどうしても難しいのでした。

もしかして、「ポストミシン」などのようなミシンではもう少し美しく仕上がるかもしれません。

ただ、こうした難しいデザインにも挑戦できたことは、良かったですので、この先の方向性に大きな影響を与える貴重な製作でした。

ご購入下さった方が結構ありましたこのデザイン、ありがとうございました<m(__)m>。

picturesque

生地と同色の糸で美しいステッチ、手間を惜しみなくかけたストライプパッチワークポーチ、今後は部分的パッチワークへのアレンジでこの技術を活用してみて【5】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2017年頃からでした、ボーダーやストライプパッチワークに夢中になり、シートをまず製作し、バッグに仕立てるという2段階の手間があるバッグに作り上げることを様々な生地やカラーでトライ。

カラフルなマルチカラーもかわいいのですが、しっとりとした落ち着いたカラーの3色展開で無彩色にポーチを作っていきました。

4点のポーチをご紹介しまして、パッチワークの更なる可能性を探っていきたいと思います。

パッチワークストライプの4点のポーチ製作を100%全力でやった後にその政策を顧みて思うこと

同じようで違う1点ずつになるようにと、3カラーのみの展開を4種に決めました。

3色の組み合わせの可能な限り組み合わせてみました。2色のバイカラーはコントラストが効き過ぎますね(^_^;)。

3点が、B5サイズ、一番手前の黒x白がA5サイズとなります。

せっかくのストライプ柄を出したのですから、デザインは四角のフラットなタイプが柄が広がって美しいと思います。

このたびの3色、生地の名前は、「アムンゼン」、ポリエステル/100%です。

ぶつぶつが表面にあり、生地に立体感があり高級感があります。

この「アムンゼン」のぶつぶつは、生地が作られていく過程において、変わり織の一種であることから現れるブツブツ、後から加工してつけられたものではないところにナチュラルさもあります。

随分この生地に引き寄せられ、茶と黒は反ごと購入した2017年のこと。

肝心な白は在庫がほとんどありませんでした。

この調達の仕方も良くなくて、いくら気に入っても反ごとはあまりにも行き過ぎました(^_^;)。

パッチワークの作り方ですが、正確に作るために。型紙を作り、5cm巾の細い1枚1枚をつなぎ合わせて、ストライプシートを作り上げていくのです。

型紙:ストライプパーツ。幅は5cm。縦は、実際の裁断の時に歪みのロスを見込むために長めにとりました。

なぜかよく伸びるポリエステル/100%生地のこのアムンゼン。

ここまでストレッチ性がある生地は、織物でも「ニット芯」を貼ります。

そうしないと接着芯と表地がうまく馴染まず気泡が接着芯に表れてしまうのです。

そして、ハギ目の溝の両サイドのステッチをかける固定も安定感を作ります。

溝の両サイドのステッチ:ステッチが見えますが、これは安定感という機能とステッチの美しさの両方です。

糸の色を生地に合わせて交互に替えていますのでここがひと手間。

それでも効率的に行うのは、同じ糸の箇所を連続進行することです。

本体:縦25cmx横30cmの型紙。シートが出来たらこの型紙に当てはめ裁断。

そして、表地と裏地を縫い合わせて1枚の板のようにパーツを作ります(この時点で、縫い代が完全に消滅するような状態)。

そして、その板状のパーツの縁を縫って組み立てていくという作りです。

本来、ポーチやバッグは、布製の場合は、縫い代を後で始末するのですが、このやり方は、縫い代を中表で最初に始末しておいてひっくり返してプレートを作り、後は組み立てるだけという製作方法です。

ポケットの仕様:10cmx17cm程。一部のスマホも入ります。

少し写真の上の方に移っているのですが、この作り方はファスナーが内側でむき出しになります。

厚みのある生地をポーチに仕立てた限界、小さなものはあまりお勧めしない

4点も作って存分に味わった苦難。

ポーチやセカンドバッグはお勧めしません。

大きなバッグの製作の方がパッチワークの素敵さも活かされ効果的だという結論です。

この4点の中では、3色使いの左側のタイプが一番良い色使いだと思います。

3色使いのボーダーとストライプでデザインも替えたビッグなボストンバッグはこちらです↓。

3色パッチワーク(ボーダー):ボストンバッグのドーム型。
3色パッチワーク(ストライプ):トート型。丈夫はマチが隙間なく覆うデザイン。

これらのビッグなタイプも、相当苦労して作ったものになります。

ポーチと違い、縁をラッピングするスタイルは、ハンドメイド2007年スタート後に大きなバッグを作る用になっていった最初の独自の基本デザインでした。

随分ラッピング技術の難しさに悩みましたが、強度を考えると、その後は廃止。

とはいえ、ラッピング技術習得のための訓練だったと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.11.17からおよそ6年後の2024.08.12に「手直し」をし、まさにこの部分を追記しています。

長ければ良いことは決してないと随分余分を削り、このようにほぼ書き直しのように綴ってまいりました。

今思うことは、まず、この時のストライプパッチワークやボーダーパッチワークのただ四角い生地をハギ合わせるだけの「初期的」な段階出会ったと振り返ります。

その後、生地がもったいなく余った場合に、ブロックタイプも登場したり、まだやったことが無いのですが、色違いは、端っこだけをスタイリッシュなデザインで部分的に切り替えることもアイデアが浮かんでいます。

ただ、この当時から全く変わらない考え方が、生地の色に糸をなじませる手間を惜しみなくかけるというスタイル。

変化していく事項と、変わらずに続行していく事項とをその「意味」を考えながら選択しています。

あとがき

今、この2024年で思うことは、こうした過去の製作例からの引用で更なるアイデアが浮かんだり、生地に糸の色をなじませることに共感いただけるととても光栄です。

今思えばごつい製作品だった当時のボストンバッグやポーチのパッチワーク仕立ても、その後の別のハギ合わせなどの工夫へのアイデアへの発展になっています。

パッチワークはスタイリッシュに考案できると、余ったわずかな面積の生地を有効に使うことができコスパが上がります。

どうしても作りたい品物があるが、切り落とさざるを得ない場合に、捨てずに、こうして利用できるということで新しい価値が生まれればと思います(^-^)。

picturesque

まずはこれこそが一番最初にやることではなかろうか、美しく洋服を着ることができるための自らの体型の調整【155】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

素敵なお洋服なのにサイズが入らなくて諦めた苦い経験。

そんなことが無いようにどんなお洋服でもだいたい着ることができることでその選択肢が広がります。

選択肢が広がるということは、一番の渾身の1点を選ぶことができるということです。

何の妥協も無く、何の迷いもない、素敵だと直感したお品をちゃんと入手したい。。

このたびは、そもそもお洋服を着る時にいかにかっこよく、素敵に着るかということを考えた時に、忘れがちなこれ以前の大切なことに着目していきます。

それは、お洋服を着れるための体型に整えていくということになります。

そもそもお洋服を纏うことの意味の中には、「体の美しさを引き立てるものである」ということがあります。

上に着て隠すのではない、むしろ体の美しさを見せるものだという考え方です。

運動の専門家ではない実体験からの着こなし体型作りを意識してやっていること

ファッションコーデにおいて、もっともっとベーシックな部分にもアクセントをおいていきます。

それが、まずは「健康である」ということです。

健康らしさを一目見て分かるのがまずは「良き姿勢」であること。

かつてストレートネックを長年患っていて、しかも長年そのことに気づきもしなかった自身が強くお伝えできることは、体の歪みを整えることにあります。

20代は何も気にせずに、ただ仕事をして食べて寝るという生活をしていました。

しかし、30代周辺になって、それだけでは調子が悪いというか、コンディションが良くなく、もちろん洋服もうまく合わないことが出てきました。

こんなことでいいのだろうか、このままだといつか死んでしまうのではないか、というぐらい危機感を覚え、健康への懸念が生まれました。

そうした中、きっかけは2005年頃日本でビデオやDVDでヒットのエクササイズ、「ビリーズブートキャンプ」です。

ちょっとしたストレッチなどはしていましたが、目に見えての効果はほとんど現れなかった時に、この「ビリー隊長」様のDVDは相当な効果でした。

ずーっと、40分間ほど、動きっぱなし、次々に項目をこなしていってリズム感もあります。

最初の頃は、ある項目の部分で毎回足がつってしまうくらい、今まで動かしたことがなかった部分もあったのですが、5回以降ぐらいから足がつらなくなりました。

あまり、無理をすることはお勧めしないですが、ある程度は適応していくことが分かりましたし、慣れた今は適度な運動という感覚です。

激しいイメージですが、意外と体を傷めることもある「ヨガ」のようなことは起こらず、体を傷めてしまうミスが起きない動きの考慮があるような気がします。

終了後はたくさん水を飲みまして、グラスに2杯ほどはすぐその場でぐいぐいの一気です。

夏だと非常にいい汗をかきますし、その40分後のお腹の様子が40分前と明らかに違うのも視覚的効果が見られます。

その後、このビリー隊長のエクササイズ意外にここまで効果を感じるものは出会えていません。

その他手を付けているエクササイズは、ピラティスとヨガです。

ストレートネックの鈍い首の傷みが辛い時には、無理のない項目を選びながらピラティスとヨガを夜行ってきました。

ストレートネックについては、自信の体験から言えることは、とりあえず、少しお金をかけてでも、「矯正」の先生にお世話になることです。

そして、体の歪みを一度整えてもらうということをしながら、エクササイズも並行していくのが良いです。

ゆがんだままのエクササイズは、特に「ヨガ」が無理がたたりかえって傷める原因になりました。

「ピラティス」の方が「ヨガ」より無理が無いと思います。

ただ、ヨガにも良さがありりますので、いろいろ試してみて、自分で選択できるようになると良いです。

ところで、こういうエクササイズをして一番効果が出やすい部分、出にくい部分が体のパーツでそれぞれあることに気づきました。

・一番効果が出やすい部分:背中の肩甲骨下のぜい肉/お腹の前脇部分

・一番効果が出にくい部分:お尻/お腹のおへそ下(つまり、下っ腹)

でした。

健康であるためには「添加物」を避けていきたい、「無添加食品」に目を向ける勧め

健康な食品ということだと、ついつい、野菜をたくさん食べるなど、摂取の方ばかりに重きを置きがちですが、逆に「食べないものを考えること」も健康につながるのです。

現代、食品添加物がたくさん出回っている中、ただ何も考えずに摂取はやはり危ういことになりかねません。

食品添加物は、発がん性があるので非常に恐れるべきもです。

いろいろな食品メーカー様がありますから、あまり声を大にしてはいけないのでしょうが、私が1つ心掛けていることとして、無添加食品を意識して選ぶことをしています。

1つお勧めしますと、お菓子から、ウインナーまで、いろいろな食材にわたって、「自然の味」というブランドがあります。

結構かわいいロゴの無添加食品を多く入荷している組合がネットでは1つのサイトとしてあります。

原材料がすっきりとしていて、天然の物ばかりで成り立っています。

実際美味しいですし、安心です。

ただ、値段がほかのお品の2倍程します。

ネット通販は、「ヤフーショッピング」の中の「静岡ウォッチャー」様というお店です。

実店舗では、「サンエース」様というスーパーでこのブランドがたくさん取り扱いがあります。

あとは、摂取という観点からは、なんでも偏りなく食べるというのが正解のようです。

何か1つばかりを食べるという偏った食べ方より、いろいろをまんべんなく、が良いのだそう。

ルーティーンに取り入れたい朝晩行う「足湯」のすすめ

足の先には悪いものがたまりがちと言われています。

1日の始まり・1日の終わりで毎日ルーティーンとして行っています足湯。

継続こそが大切ですので、スタートしたら毎日のルーティーンとして当たり前にしていってみて下さいませ。

お肌の調子とか、脚の綺麗さ、冷えの解消などにも影響が出るでしょう。

あとがき

ファッションのベースに体型があるということは、一番素晴らしいことではないでしょうか。

かっこよく自然な着こなしという観点からすれば、そもそも注目すべきはここなのです。

カラダを鍛え、良いものをきちんと食べる、そして、体を歪みの無い真っすぐな安定した体勢を意識する日常を送るということです。

当たり前のようだけど、実は見逃されていることなのでは。

1つのコツをお伝えするとすれば、「ルーティーン化」ということが効果が現れることにつながるカギを握ると思っています。

特別なことだと意気込んでしまうことはかえって継続が途切れる原因です。

当たり前のように生活の一部の溶け込むからこそ自然に苦労せずにやって行けるのがルーティーンの良さ。

当たり前のルーティーン化がたくさん加えられていき、時間を効率的に使え、その結果じんわりと効果も徐々に出てくることが楽しみです(^-^)。

どこを探しても見つからなければここにある!所有のヘルメットに相応しいサイズで作るマチ30cmもの特殊サイズのヘルメットバッグ【2】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピックチャレスク)です。

このたびは、様々な種類のバイクにそれぞれの愛用者が付く、バイカー様に共通する持ち物「ヘルメット」専用のバッグ製作の記録をお届けします。

14-15年間バイクに乗っいたかつてはヘルメットをお部屋で収納しておりました。

その実体験では、附随の「保存袋」のようなタイプではごろごろと転がり不安定。

もっと安定的ヘルメットを収納できれば。。しかもサイズに見合ったすっきり感を伴うヘルメットバッグを考えていきました。

まずは、バイク用のヘルメットが意外に大きいことの現実把握から始める

乗っていたバイクは、アメリカンタイプの「レブル250cc」でした。

別のブログ記事【145】でバイク自体の写真は掲載がございます、こちらの記事もどうぞ読んでみてくださいませ。

その「レブル」に乗っていた時に、かぶっていたヘルメットがとてもかぶり心地が良かったのでした♪。

バイカーさんいらっしゃーい、インテリアに素敵に収納できるヘルメットバッグお作りしています
お勧めしたいジェットヘルメット:「SHOEI:FREEDOM」 マットブラック L (頭囲 59cm)。アメリカンには相性◎。

もしかして、このメーカー様でこのデザインが珍しいかもしれませんが一応ありました、しかも大変な良質さで。。

前のヘルメットがかぶり心地がそれほど良くなかったことを、この「SHOEI(ショウエイ):FREEDOMマットブラック」を入手して気づくという知り方でした。

ヘルメットも永久ではなく、年数の限度があるので、何年ごとかに買い替えが必要になるのです(3年くらいと言われていますが、14年間のバイクライフで2つのみでした)。

写真の右下の外の囲い部分の厚みのたっぷり感が、かぶった時にふんわりと感じられ、バイクのエンジン音がこもって聞こえるくらいの厚みだということにとても驚いたものです。

顔周辺のふんわり感は、長時間乗ると余計に威力を感じます。

バイクのヘルメットは意外とボリュームがあるものなのです。

そうであっても、ヘルメットの中では、このジェットヘルメットはまだ小さい方なので、驚いたものです。

今まで、特に収納方法は気にしていなくて、家の中でごろごろ転がって保管がすっきりしませんでした。

そこで、ブランドバッグの保存袋(バッグ収納用の布のもの)に入れて、さらに、グローブなどと一緒に、やわらかいパンダンというボックスに入れて保管していました。

一応2重保管であったわけですが、巾着袋がそれほど安定感があるものではなかった上での策でした。

収納は、専用のヘルメットがちょうど入り、ごろごろしない収納ができるものが良いと考案。

そこで、ヘルメット専用のサイズ感のバッグ製作をしていきます。

とは言え、ヘルメットを入れるバッグでも、いろいろなデザインがあるようで、

・ボストン型

・トート型

・巾着型

主に3種程大きく分かれるようですが、どれもそれ1つで完璧に安定的な収納を満たすものはなかなか発見できなかったです。

「〇〇社のボストンは、高さがあまりないので大きいヘルメットだとファスナーにひっかかってかえってヘルメットを傷つけてしまうかもしれない」とか、「購入時にショルダーが付随していたけれど、変な臭いがして捨てた」などの不満の羅列をネットで目にしました。

ヘルメットの大きさについては、サイズのM、L、XLという表記の違いはあまりあてになるものではなく、実際の被りごこちの判断が正解です。

ちなみに、顔の形が幅広の四角型なので幅広のLサイズ、全体の体型からは想像を超える意外なLサイズなのです。

ヘルメットの種類によってのそもそもの実寸がかなり違いますので、表記サイズはあまりあてにならないかと。

ではここでヘルメットの種類をご紹介。

・ジェットヘルメット(アメリカンバイクに相性良し)・・・これは、ほぼ立方体のバッグに対応するくらいヘルメットの中では、コンパクトな部類です。

・フルフェイスヘルメット(安全性は高いです)・・・ジェットヘルメットと比べると、あごの部分をプロテクトするようおおいがあるため、前に飛び出す部分の容量が必要になります。

・システムヘルメット・・・開けたり、閉めたりができる、システム機能が付いたものでフルフェイスより密閉感が緩和されたおおいです。

このシステムのぽっこりと大きくなった作りが、場所をとるので、フルフェイスよりも前面に突き出して、ボリュームがあります。

ということで容積がうんと大きくなります。

・オフロードヘルメット・・・顎部分とおでこ上部分が前に突き出し、前の車体からの泥よけや、首を守るなどの安全性の機能の為に、やや面積がこのでっぱりのせいで大きくなっています。

バイクのヘルメットというものは、想像を超える大きさです。

ヘルメット売り場でずらりと並んだヘルメットのサイズ感が、そこそこ大きな「炊飯器」のように見えました(^_^;)。

バイクのヘルメットの収納は意外と場所を占領、インテリアの中でも存在感が大きいことを意識したおしゃれ度高めの専用バッグ

ということで、バイクのヘルメットは、大きいものだとかなり容量があることが分かります。

ヘルメットバッグ(トート型):サイズは、本体:タテ29cmxヨコ37/45cmxマチ25/30cm。比較的小さめ。

ヘルメットのサイズによってサイズを追加することができますので、ここでは、一番小さいタイプのジェットヘルメット用に作ったサイズをご紹介。

ヨコの37cmは底の部分、ヨコの45cmは上部。マチの25cmは入口部分、底のマチは30cmです。

ヘルメットバッグのこのような布製のハンドメイド品はレア。

写真の上の生地は色が黒で、ミニダイヤジャガード柄のインテリア性の高いもの、下はシルバーグレー色がクールなクロコ柄。

いずれも、凹凸感がある、ぷっくりと膨らんだ加工の素材である点に共通に魅力を感じて採用。

なかなかこうした特殊で大きなバッグは製造されること自体がレア。

だからこそあるとなったら価値があるのではないかと足を踏み入れてみたのでした。

あとがき

このたびのトート型はサイズ変更のアップ/ダウンの対応が比較的容易です。

その後に、もっとスタイリッシュに、そしてヘルメットバッグ専用でもない方が融通が利くかもしれないと考案のセルヴィッチデニムで製作のトートタイプは入り口にはファスナー無しのナスカンタイプ。

そのような後期モデルは、【445】【462】【637】の記事投稿でご覧いただけます。

入り口をDカンとナスカンで1か所だけ綴じ、深さがあります。

小さなヘルメットバッグから大きなものまですべてにこれ1つで対応できるというところへ後に考え方が変わっていきました。

そこには、この時点の最初の案を実際に作ったことがベースにありますので、ここからの学びがあったことは確かです。

ということで、このたびは「ヘルメットバッグ」という的を絞ったバッグの種類の初期型の製作の内容でした。

ここから、引用いただけるとすれば、既製品にはないレアなアイテムに気づいて、それを製作できることこそハンドメイドのメリットであるということです(^-^)。