A small shoulder bag with five items named “Obanzai” that is made of the same material and features the distinctive fetures of each design【79】

アイキャッチ画像79

Preface

Hello,this is picturesque.

For about three weeks,I have been making five mini shoulder bags in a series called ”Same Material Series”.

This time, we compared all five bags at the same time and named each one.

I hope that the names will be catchy and lovely, so that you will feel attached to them, and that they will also give you some ideas on how to name your creations.

<Summary-Same Material Series> differences in the designs and get hints for design selections

I would like to take this opportunity to tell you that the dome shape in① was remade with an improved pattern using the remaining fabric after making five pieces.

Fabric left over after making 5 pieces: I thought I could make just one more piece, so I redid the dome shape and changed the pattern.
①Changing the pattern to the dome shape: The pattern on the left is the first one that comes to mind, but it doesn't actually fit the ground, so I changed it to the one on the right.

After the change, the black separate fabric on the right side is a different color of black "glitter twinkle satin" as the purple lining.

I was short on fabric, so I decided to switch here.

The bottom is also made of the same black fabric.

Now, let's move on the naming.

①Dome-shaped: This round curve is the feature, and we named it ”Onigiri”.
②Vanity: Nmed "Tamagoyaki" after the shape of the product.,it resembles a rolled egg.
③Drawstring bag: As the drawstring bag itself resembles two separate objects, I decided without hesitation to name it "Mochikinchaku".
④Boston: The stable shape of this cup makes it look like a "Kamaboko"(fish cake).
⑤Backpack: The rounded curve of the top reminded us of a soybean, so I named it ”Natto”
A gathering of five pieces: This post is unique in that they are all gathered together like this. All are mini-sized and have shoulder straps and handles.

Each has a unique design, and they are traditional and typical, without any unnecessary decoration.

For example, as an appliciation example, I think the atmosphere would change if you made them all larger.

Afterword

The idea for the series was originally conceived as a result of my hobby of collecting.

I think that even though I don't have the skills, this project has helped to spread the idea.

This blog post was revised on March 19, 2025, about five and a half years after it was first posted on October 24, 2019, and I revised it from the title up to this point.

I am very happy that I was able to rewrite this post by revising it to include a cleaner image like this.

All except for the "Mochikinchaku" in③, while developing it into a different shape.

However, it was very meaningful to be able to try other designs, and I look back on it as an important opportunity that led me to this current decision(^-^).

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

おばんざい名で5点集結の小型ショルダーバッグ、同素材共通で際立ったデザインごとの特徴の現れの賜物【78】

アイキャッチ画像78

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

3週間ほどにわたりまして、<同素材シリーズ>という企画で5点①ドーム②バニティー③巾着④ボストン⑤リュックのミニショルダーバッグを連続製作してまいりました。

このたびは、この5点を同時に見比べ、1点1点にネーミング。

愛着がわくよう、キャッチ―な素敵な名前、「製作品に名前を付ける」ということのヒントにもなれば幸いです。

<同素材シリーズ-まとめ>同素材で連続製作を行うことでデザインの違いに着目、今後のデザイン選定へのヒントを得た

①のドーム型は、5点作った後のさらなる残布を利用し、改良型紙で製作し直しをしていますことをこの場をお借りしてお伝えしたいと思います↓。

5点製作後の残布:ここからもう1点のみ何とか作れそうだと①ドーム型をやり直し。型紙変更をしました。
①ドーム型の型紙変更:左の型紙は最初に考え付く型紙ですが、実際は地面に沿わないので右に変更しました。

変更後の右側の方の黒の別布は、裏地のパープルと同じ「ラメツインクルサテン」の色違いの黒。

どうしても生地が不足し、ここを切替えとさせていただきました。

底面も同じ生地の黒を配置しています。

では、ネーミングに移りたいと思います↓。

①ドーム型:この丸いカーブが特徴であり、「おにぎり」と名付けました。
②バニティー:フォルムそのままをイメージし、「卵焼き」と名付けました。
③巾着:巾着そのものがその姿に互いに入っていることで、迷わず「餅巾着」と名付けました。
④ボストン:この安定感あるフォルムからのイメージで「かまぼこ」が相応しいと思いました。
⑤リュック:トップのカーブラインの丸さがまるで大豆のようだという第一印象から「納豆」と名付けました。
5点の集結:こんな風に勢揃いの場面は当投稿ならではです。すべてがショルダーと取っ手付きでミニサイズ。

それぞれが特有のデザインであり、伝統的であり典型的である所も特徴、余計な飾りは入れません。

例えば、応用例としては、すべてをサイズアップして作ると雰囲気がまた変わると思います。

あとがき

こうした、<シリーズ>の企画は、もともと「収集」の趣味があっての発案でした。

技術はままらならなくとも、アイデアを広める役割は当企画でできたと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.24からおよそ5年半後の2025.03.19にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

こんな風にすっきりとした画像含む手直しができたことで、当記事がリニューアルできたことも大変良かったです。

③の「餅巾着」以外はすべて「外表」の作り。

この作りのデメリットが引っ掛かって2025年現在は③巾着型のみを別の形に発展しながら製作しています。

とはいえ、他のデザインに挑戦できたことは非常に有意義でしたし、この現在の決断に行き着いた重要な機会だったと振り返ります。

次の投稿の【79】は、このままの内容をALL英語で綴ることに挑戦、YouTube動画もALL英語のナレーションです。

よろしければ引き続きお立ち寄りいただければと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

布製の「外表」で作るリュックの課題、組み立てステッチが美しく出ないのは余計な縫い閉じステッチが原因【77】

アイキャッチ画像77

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグの<同素材シリーズ>の最後です。

共通の表地と裏地をあえて使用し、全く違う5デザイン①ドーム②バニティー③巾着④ボストン⑤リュックを連続製作してまいりました。

いよいよシリーズの最終の⑤が完成したのです。

当企画で、素材が共通であることでデザインの違いによる難易度の違いやその後のデザインの絞り込みへの良きヒントが得られたと思います。

ピクチャレスクとしましては、最後のリュックは、人間が携える場合に「シンメトリー」というバランスを考えても、一番健康的なデザインであると思います。

背中にすべてを任せ、両手が自由に解放され、左右のバランスが良いバッグという点で①-⑤の中では強力なアドバンテージとなりました。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.21からおよそ5年半後の2025.03.18にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2019年ではまだ実感していなかったのですが、2020年以降くらいでしょうか、圧倒的にリュックの存在感が世間では際立っていく流れがありました。

<同素材シリーズ:リュック-後編>「外表」組み立て縫いで出来上がる課題、ステッチが汚く多重に映ることの解決案を得た

この度のリュックに限らず、①②④に関してもこれまで「外表組み立て式」で製作してまいりましたが、縫い目の不ぞろいの課題がどうしても残りました。

板状のプレートパーツを「中表」で完成する時に、周りに端から3mmのステッチをかけてしまっていました。

組み立てる際に更に別のステッチをしますので、事前のステッチに重ならず、出来上がりが汚いステッチになるといった具合。

何度やってもぴったりではない部分がどうしても出てきました。

そうして汚い糸目で完成したミニリュックを見ながら、次へとつなげる解決案を考えるところで締めくくりました。

その解決案というのは、「中表」の後の返し口はボンドで、その他の部分もステッチを入れないで次に進むという「行程削除」の案です。

では、ここからはざっくりとパートごとの工程の一部をご覧いただきます↓。

前半の続きの直後の取っ手付け:仮止めしてあったDカンの2個横並びの外部を覆うように取っ手を仮止め縫い。
後に工程削除の外枠ステッチ:課題となった部分の見直し前のやり方、ステッチをここでも入れていたのです。
ファスナー取り付けの一部:ファスナーのボックスステッチを二重にかけている場面。
ファスナー付きの口布と本体の合体(外表):後の見直しでは、ここで初めてステッチが入ることになります。
サイドや底の合体後のフォルム:底とサイドの狭間はまっすぐラインが原因で難関になります。下は底のDカン。
リムーバブル底板:底板はこのようなサイズ感です。内蔵ができない構造なので生地に包み込んでの設置。
ミニリュック完成:<サイズ>縦23cmx横22cmxマチ7cm。全体のパーツバランスは悪くないと思います。
その他の角度:左から右へ後ろ面、正面斜めの2角度から。豆の半分が顔を出したようなかわいいカーブライン。

このカーブのラインはバランスが良かったと思います。

お洋服のコーデ例:デニム上下と。黒・パープル・ピンク・白・グレーなど青味やモノトーンと結構幅広い相性。

あとがき

さて、冒頭でお伝えしましたように①ドーム②バニティー③巾着④ボストン⑤リュックの5型すべてが完成しました。

2025年現在から見ると大変未熟な製作ではあるのですが、この挑戦は非常に後になってデザインを絞り込むための重要な体験になったのでした。

せっかくのシリーズ物ですので、後日の投稿【78】で同時に登場の投稿をしまして、それぞれ独自の名前を付けました。

そして、その次の【79】では、初の英語バージョン、【78】を英語にしたような内容でYouTubeも英語でナレーションしました。

引き続き【78】【79】にもお立ち寄りいただければと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

理由がある配置なら位置の邪道は無い、フラップにはマジックテープの「オス」をポケット袋には「メス」を設置【76】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在<同素材シリーズ>という同じ素材で全く別の5デザイン、①ドーム②バニティー③巾着④ボストン⑤リュックを連続製作中。

このたび、いよいよラストの⑤の製作に入りました。

当【76】の投稿は前半ですので、リュックの完成は次の番号の【77】でご覧いただけます。

前半工程では、フラップポケットに設置のマジックテープの「オス」と「メス」を「フラップ」か「袋」かどちらに付けるのかのピクチャレスクの判断をお伝えしたいと思います。

市販のものやレシピなどにもそれぞれその位置に配した理由が存在すると思うのですが、私もこれだとたどり着いた位置、必ずしも教科書通りではないという点にご注目いただければと。

<同素材シリーズ:ミニリュック-前編>くっつきに行くというアクティブな方を「オス」と決めた、フラップポケットのマジックテープ

フラップとポケット袋には、マジックテープを取り付けます。

「オス」というのは、固いごつごつした方、「メス」というのは、さらりとした柔らかい方です。

フラップには、マジックテープの「オス」、袋には「メス」を付けるという方針です。

小さいタブのマジックテープ仕様の場合も同じ考え方。

とにかく動きのある方、上からかぶせる方にオスを付けるというのを私は基本的な考え方としています。

それはこうした理屈、「マジックテープの開け閉めの際にオスを指が覆い、指によって防御されるから」というもの。

一方「むき出しのポケット袋の方には影響が無いサラサラのメスが付く」という現実的なシーンを考慮したもの。

これは、反対に取り付ける考え方の方がもしかして主流なのかもしれません。

特にむき出しの場合に、バッグの中でウールのアイテムである手袋やマフラーがくっついてしまうとげとげしい「オス」をどちらに付けることが接触を回避できる位置なのかを考えます。

柔らかい素材を引っ掛けやすい「オス」の位置がカギを握っているということです。

表地(黒地xパープル系花柄):風通ジャカード、綿/54%、絹/26%、ナイロン/20%。イタリア製。裏地(パープル):ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%。日本製。

↑これまで①-④まで裁断して使用してきた残りの生地の写真です。

フラップポケットの取り付け:フラップには「オス:硬い方」を、袋には「メス:柔らかい方」を設置しました。
フラップポケットの完成:フラップの縦幅は7cmというボリューム。
その他の作業:前半の初期段階で金属パーツを取り付け。上はショルダーのDカンを並べ、底はDカンを両端に。

取っ手の位置は、上のDカンの外側に左右を配置、この場所にはパーツが並ぶのです。

このたびの進捗度はここまで。

次回の【77】では、取っ手の取り付けからスターとして完成に至ります。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.19からおよそ5年半後の2025.03.17にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2025年現在でもマジックテープは、はぎれによる三つ折りポーチで利用。

マジックテープの「オス」と「メス」の位置は、この時の考え方と変わっておりません。

ただ、フラップポケットにマジックテープを付けるということ自体をその後廃止。

ポケットの袋を別のデザインに、出し入れしやすさも優先しながら手探りでポケットから物を取り出す現実的な状況を考慮。

とはいえ、マジックテープがあることでセキュリティー性は高いので、目的によっては必要な「ファスナー」です。

そうなんです、マジックテープは別名「ファスナー」とも呼ばれ、あのジッパーと同じ種類の「機能」の附属品である見方なのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ファスナーの端タブをチラ見せしたスタイリッシュさ、まるでポーチの延長のようなミニボストンショルダーバッグ【73】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび【72】からの続きの後半のミニボストンショルダーバッグの作業含む完成に至りました。

【72】では、おじさんの持っておられた取っ手付きのセカンドバッグのようなころんとしたアイテムを街角で拝見したところからの着想エピソードを綴りました。

後半のメイン作業は主にファスナー付け、そしてファスナーが載った口布と本体の合体がクライマックスの場面。

全体の流れを俯瞰して見てみると、ボストンバッグの作りはそれほど複雑でもないということを、「外表」の組み立て式のやり方が答えてくれているようでした。

同素材シリーズ:ボストン-後編>ファスナー自体をカバーする役割を兼ね装飾性も伴った機能美のファスナータブ

ファスナーを口布に設置する場面(左から右へ):ボックス枠をくり抜き、ファスナーを当てはめます。

この時に、丸見えのファスナーの端っこをくるみ込んで覆いながら、表からは両端スタイリッシュに現れるポイント的存在になりました。

ファスナーが付いた口布パーツと本体パーツの合体:「外表」で縫い合わせました。
リムーバブル底板の設置:左上は底板内蔵のカバーを縫いとじる様子、右下は、底に設置されたくるみ底板。
ショルダー取り付け:本体にはDカンを橋渡し役に設置、ナスカンはショルダーが本体と一体化するための要に。。

リュックもそうですが、取り外し式のショルダーのタブは、「本体の一部」と考えるのが望ましいと思います。

ショルダー自体を別の物に交換できたり、せっかくの取り外しの意味には奥行きがあります。

ミニボストンショルダーバッグ完成:<サイズ>縦14cmx横20/24cmxマチ7cm。

ポーチに取っ手とショルダーが付いたようなサイズ感やフォルムです。

複数の角度:くっきりと表れたラインになttのは、ややごわついたナイロン混の生地の性質の良い表れです。

このファスナータブに「機能美」の一面、ちゃんと役割を持ったデザインとして良い存在になっていて、スタイリッシュなのです。

課題点は、ステッチの糸の色の汚さ、黒を選んでいますが正解はグレーのようなマイルドな色でなければ柄の綺麗な色に対しては汚く映るのです。

このことは、後の製作にも大いに注意するポイントとなりました。

せっかくの美しい柄をステッチの色1つで壊してしまうのですから。。

そして、前半部分の投稿の【72】でも書いたのですが、「外表」に組み立てるまでは決して外枠にステッチを入れないことです。

これも美しい仕上がりになるためのポイント。

その他は、底のサイド部分の90度ラインを2021年で見直すことになりました。

縫い合わせの際の急カーブがきつ過ぎて難関部分になってしまっているのでした。

作りやすい仕様こそ、良質さ・美しさへつながることが間違いありません。

大きくデザインは変わりますが、緩やかなできるだけ大きな寸法の円の半径の一部を使ったカーブが正解だと思います。

お洋服とのコーデ例:映りが白っぽいですが、実はボトムは厚手デニムのノンウォッシュのダークブルーです。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.17からおよそ5年半後の2025.03.14にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

上述の「難関」が発生している件について、2025年の見方をまとめます↓。

「難関など作らない、解消できる仕様を考え直すこと」というのが、その後のスタンス。

難関場所を作ってしまうことで条件のようなものができてしまうので、どうしてもそのデザインである必要は無いのではないかという考え方へのシフトです。

良い意味での「あきらめ」、一見後ろ向きな言葉ですが、随分その後の発展に貢献するような前向きな言葉だったのだと2025年では考えております(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

街行くおじさんのマチ厚コンパクトポーチからの着想、ぎっしり詰め込むイメージで作るミニボストンのフォルム【72】

アイキャッチ画像72

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在ハンドバッグ製作では、<同素材シリーズ>という企画を続行中。

同じ生地で共通に全く別の5種のデザインを作ることで、デザインの違いの比較が顕著に。。良い研究になりその後のデザインの中での絞り込みに大変役立ちました。

5デザインというのが、①ドーム②バニティー③巾着④ボストン⑤リュックで、どれも立体的なフォルムをしている最もオーソドックスなデザイン。

このたびは、④に着手、後半部分を含む完成は【73】の投稿でご覧いただけます。

当記事【72】の前半部分では、ポケットを内蔵し・ショルダーカンをあらかじめ縫い付け・取っ手のいアイレットカンを取り付けた本体プレートが前後面共に完成したところまで。

主にミニボストン型を思いついたきっかけを中心に綴らせていただこうと思います。

<同素材シリーズ:ボストン-前編>メンズアイテムからの引用、当たり前のように作られたオーソドックスさが魅力

もともとバッグは、大昔は男性特有の持ち物でした。

洋服の定番デザインの多くもメンズ専用であることが起源であることも多いのです。

ある日、ふと街角ですれ違ったおじさんの「中身たっぷりポーチ」を目にしたことがあります。

ちょうどファスナーを開けて中を見ている場面ですれ違いました。

そのポーチは立体的でマチが大きく、非常に安定感がありました。

ナイロン製でファスナーが真ん中に付き、ちょんと取っ手が付いたようなセカンドポーチ。

あれが可愛い柄になるとどうなるのか。。などとイメージしたのがこのたびのミニボストン型になります。

左(黒地xパープル系花柄):表地-風通ジャカード、綿/54%、絹/26%、ナイロン/20%。イタリア製。
右(パープル):裏地-ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%。日本製。

↑①-⑤の製作に共通にこの2種を使用させていただきます。

ショルダーDカンの縫い付け:早期段階で取り付け。1)使いやすさ 2)見栄えの美しさ、3)取り付けやすさ。

意外と3)をないがしろにしがちですが、良質なバッグを作るためには一番大切な事であるとも言えます。

決して怠慢なんかではありません、作り方をシェアしていく上でも必ずここの問題にぶち当たるからです。

ファスナーポケットの裏側:あらかじめ表地にも裏地にも合計2個で取り付け。ミニバッグでは2個は充実。
「中表」縫い:カーブを含むデザインではこのやり方が綺麗。返し口をストレートの箇所で行います。
後に見直したこの時点での外枠ステッチ:これをしてしまうと最後の組み立ての縫い合わせと糸が混み合い汚い。
取っ手部分のホール作り:片面ハトメのアルミ製を利用、アルミ製は「プライヤー」がセットで見つかります。

「カワグチ」様の製品を使用させていただきました、ありがとうございました(^-^)。

本体パーツの前後の完成:ここまでがこのたびの進捗度。イメージが湧いてきましたね。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.17からおよそ5年半後の2025.03.13にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

先程の外枠ステッチの見直しのご説明の通り、後にこの外枠ステッチはプレートのみの完成時点で「無し」が正解であると考え直し。

返し口はボンドで仮止めするにとどめます。

そして、後半のファスナーの口布パーツとの縫い合わせの時に、「外表」で初めてステッチが1本のみ出るというのが綺麗だと解きました。

それでもぴたりとパーツの縁のラインが綺麗に重ならない困難さは、こうした作り方の限界、後に「外表」の縫い合わせを全面廃止してしまった2025年です。

「そうすると、もう作れるデザインなんてないのではないか。。」これが、ミニマムな少数のデザインに絞っていくためのむしろきっかけになりました。

枯渇した中で生まれる本当のミニマムさを後に知ることになります。

そこに行き着くまでには、このいろいろなデザインを作る過程は必要なことだったのでした(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

1980年代後半に憧れた当時流行の巾着バッグ、サイズ感を縦長から正方形にしてハンドル付きの2wayで再現【70】

アイキャッチ画像70

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

様々なデザインへ初挑戦していった2019年、<同素材シリーズ>というものをスタートし、同じ生地を利用した全く別のデザインの5点のバッグを連続製作。

その5デザインというのは、①ドーム②バニティー③巾着④ボストン⑤リュック。

素材を同じくすることで、デザインにより一層着目することができました。

その着目でまず気付いたことは、このたび完成の③以外はすべて元々取っ手を付けていたことです。

それなら巾着にも取っ手を付けることが同じ土台に立った比較ができるということで、これまではショルダーのみだった巾着バッグにハンドルを追加していく点がこのたび初です。

そうして、機能が追加されたことで高まる「価値」を見ていただければと思います。

<同素材シリーズ:巾着-後編>現実にある「一瞬」のハンドルが必要なシーンを考慮、巾着ショルダーバッグに加わった機能

ハード薄芯の内蔵:本体には、接着芯に加えてハード薄芯を全面的に内蔵。立体的な形のままをキープ。
ハンドルとショルダー用のDカンの位置関係:ハンドルは直接挟み込み。Dカンは隣りであり、反対側は対角線上。
「セキュリティールーフ」の設置:裏地生地にて。左上は使用中の場面、右下は使用していない時の収納状態。

右下のようなシーンでは、バッグの口が開きっ放しですので、セキュリティー性が弱まります。

ただ、出し入れのスムーズさはありますので、選択式に利用できるようにと、ストレスの無い使い方も取り入れているのです。

そんなセキュリティー性「弱」の時には、ルーフ収納を兼ね、内部の壁をフラップのように覆います。

実はこのフラップの下には、ファスナーポケットが隠れているといった構造。

安全性が弱まった時には、大切な奥のファスナーポケットの存在を「セキュリティールーフ」が隠してくれるのです。

「片面ハトメ/アイレットカン」のミス:大変お恥ずかしながら、到底売り物にはならない事態の失敗と未熟さ。

そもそも、打ち込みの時に、ダンボールを下に敷いていた不安定さは知識の無さでした。

不安定な状態でポンチで穴を開けた結果ずれたのでした。

さらには、もともレザー用のこうしたパーツを生地に使用するという無理強いは邪道なのです。

それでも何とかうまく設置できるのは、綿などの安定した素材に限られ、このたびの素材は、表地にも裏地にも頑強なナイロンが含まれ、こうした傷を入れる作業には不向きであったと後から振り返りました。

ミニ巾着ショルダーバッグ完成:<サイズ>縦20cmx横20cmxマチ10cm。とりあえず完成させました。
完成の後ろ面の様子:ファスナーポケットを設置しています。パッと見た感じはそれなりですが。。
お洋服とのコーデ例:黒も合いますし、デニムなども合いますが、白のワンピースも実は相性が良さそうです。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.12からおよそ5年半後の2025.03.11にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

この時の「片面ハトメ」の失敗は非常に貴重な結果であり、後の完全廃止への大きなきっかけになりました。

2025年の視点では、そもそもこんな壮大な美しい柄に対して傷を入れ穴を開けることの必要性は無いと即答します。

高級生地を利用させていただいたことで、よりその後の方向性が分かってきたのだと考えています。

「廃止」は、決して悪いお品を生み出してしまわないための前向きな選択。

穴が空け辛いほどの丈夫さを持つ生地は、考え方を変えれば、永続的な素材であるという付加価値。

「このデザインは必ずこの過程が伴うものだ」という縛りや固定観念こそ見直すべき点であったと、柔軟な目線を持つことができたことが大きな収穫だったと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

決して完成品では見ることのない貴重な裏側、バッグの製作途中のファスナーポケットの裏側の「袋」の構造【68】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在ハンドメイドバッグ製作におきまして、「同素材シリーズ」という企画を続行中です。

同素材で5デザインを連続製作、素材が同じという条件下でデザインや作りにより一層着目する研究の一環です。

5デザインのラインナップは、①ドーム②バニティ③巾着④ボストン⑤リュック、このたび製作に入りますのは③です。

前半部分ですのでまだ完成しておりません、完成の巾着ショルダーバッグは【70】の投稿でご覧いただけます。

当回は、前半部分の工程の中のファスナーポケット作りの裏側をお届け。

「事」の裏側。。つまり「裏事情」でもありポケットを成り立たせてくれる貴重な部分。

決して完成したバッグの表からは隠れて蓋を閉じてしまうため見ることがありません。

是非、ファスナーポケットの袋が裏面に隠れるポケットの裏舞台のリアルをお楽しみくださいませ。

<同素材シリーズ:巾着-前編>内部に袋が収納されるファスナーポケットが優れた貴重品入れになるようにと願う

表地(右):風通ジャカード、綿/54%、絹/26%、ナイロン/20%。イタリア製。裏地(左):ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%。日本製。
柄の向き:生地全体では柄の向きは差し込み型に配置。しかし、小さく裁断すると向きが生まれることに注意。
先に完成したファスナーポケットを映します。こうなるまでにはいったいどういう構造になってのものなのか。。

ファスナーに袋パーツを取り付ける場面はこのたびは割愛、ポケット作りは随分たくさんの段階を経ます。

特に、ポケット袋の形状が変わっていく様子に一番にスポットを当てます。

ファスナーと袋が合体、くり抜きボックス枠に縫い付けられたその後。ハギ目を繋ぐ二重ステッチを入れます。
(左上から時計回りに)袋のハギ目を繋ぎ縫いした後、繋ぎ目をアイロンで両割り。袋を両手で下へずらします。
左上の内部の紫部分に見られるように、ハギ目が左手の人差し指付近に来ています。この状態でアイロン。
最後は、開いたままの袋の左右を縫い代1.5cmで二重縫いで縫い閉じ。これで袋のすべての辺が囲われました。
ファスナーポケットの視界に入る部分:ポケットを覗き見た時の風景です。複数の過程があってこうなるのです。

先程の写真の左手の人差し指付近にあったハギ目はポケットを開けた時には手前に位置します。

ポケットを覗き見た時に、向こう側にあると真っ先に視界に入りますので、ハギ目が視界に入りにくい方の手前側に来るように配置を逆読みした配置なのです。

ファスナーポケット完成後は、蓋のような役割を兼ねた「セキュリティールーフ」を作りました。

巾着袋においては弱い安全性のフォローのような役割です。

このルーフにスポットを当てた記事は過去の【55】で詳しくご紹介しています。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.09からおよそ5年半後の2025.03.09にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2025年ではファスナーポケットは、開け閉めのストレスとセキュリティー性のバランスをとって廃止しています。

とはいえ、バッグの中に1つあると非常に安心感のあるファスナーポケットは優れた機能であることは間違いないと思います。

そして、貼り付けタイプのポケットよりも容量が大きく使える手ごたえもあるのです。

では、2025年現在でファスナーポケットではなくどんなポケットを製作しているのか。。

それは、「片玉縁風」と呼んでいますが、ファスナーを付ける代わりにスーツのポケットのような「比翼」を付けて、更にその上にフラップで覆っています。

この作りは、既製品では色展開の少ないファスナー選びの悩みを解消でき、可能性が無限です。

ただ、先に足を踏み入れたのはこのファスナーポケットの方、この過程なくして後の「片玉縁風」は生まれなかったと思うのです。

こうした過去のブログ記事の「手直し」は、技術が未熟な過去の製作の中にもその後の発展への道程があったとし、大切にしながら内容を高めるためのタスクなのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

両開きファスナーにはうねり防止の伸び止めテープ、生地の質も相まって整った風通ジャガードバニティーバッグ【65】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ただいま、シリーズとして、同素材で5デザインのミニショルダーバッグを作っていく「同素材シリーズ」というハンドメイドバッグ製作を続行中。

①ドーム②バニティー③巾着④ボストン⑤リュックとバッグの中では伝統的な立体感ある超オーソドックスなデザインでミニショルダーバッグが出来上がっていきます。

このたびは、②バニティーが完成した場面をお届け。

特に、両開きファスナーが本体にどう合体していくのかという裏側の様子も知っていただくことができます。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.05からおよそ5年半後の2025.03.06にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2025年からの目線も交えながら、課題点などを客観的に挙げていきたいと思います。

<同素材シリーズ:バニティー-後編>必ず見つけられる黒のダブルファスナー、バニティーバッグをうまくまとめてくれた

あらかじめ「中表」でひっくり返した後「外表」組み立てのやり方の中でも特殊な「中表無し」のやり方。

2025年の見解では、短い辺の両サイドを空き口として、長い上下の辺は「中表」でひっくり返した方が作りやすく辺のラインがまっすぐに仕上がると考え直しています。

今までのどれでもない方法です。

同じように表地と裏地がくっつくにしても複数の経路があるということですね。

完成した本体パーツ(左上)と蓋のマチパーツ(右下)に縦半分にカットした黒の伸び止めテープ(平)を接着。

本当はファスナーに貼りたいところなのですが、貼りにくいので生地の方に貼っています。

ファスナーの取り付け:左上から右へ、本体パーツ(下側)と蓋のマチパーツ(上側)をファスナーに縫い付け。

よく見ていただきたいのが、2列で縫い付けていることです。

ファスナーの横の端からわずかな場所に2列目が載るようにという技術が必要です。

「中表」ひっくり返しの伝統的なやり方では、おそらくステッチは1本、ファスナーの横の部分は生地の中に隠されます。

しかし、「外表」のやり方はファスナーが全部丸見えなのです。

ファスナーヒラヒラ不安定な1本目のみのステッチの状態を、2本目のステッチが大きく貢献。

ファスナーが生地にすっきりと密着してくれるためのどうしても必要な2本目なのです。

立体的な部分:先に側面が設置されたファスナーと蓋のマチを合体しておいてからペタンコの蓋と合体の順。
バニティーショルダーバッグ完成(パープル系ボタニカル柄):<サイズ>縦19cmx横22cmxマチ12cm。
お洋服とのコーデ例:アイテムはすべてネイビーです。少し青っぽさが入るバニティーバッグに合うのではと。
外表の製作気持ちの上での引っ掛かり:この隙間から裏地が見えること。実は製作者本人が気になっていること。

中表の伝統的な手法にはこの解消の意味もあるのではないかと思うと、そのやり方で仕立てていないことで気持ちが引っ掛かってしょうがないのです。

確かにこの「外表」作り方だったからこそ一歩難しめのバニティーに足を踏み入れることができたことがまずは認めたいこと。

ただ、今後もたくさん作っていき、この手法をご紹介していくことを考えると、自分がまだ腑に落ちておらずなかなかお勧めすることへの気が進みません。

2025年の内に、引っ掛かりの気持ちを解消すべく、伝統的なやり方をやってみようと考えている現在です。

あとがき

実は、このバッグは結局研究製作として自分使いに行き着きました。

2025年の姿はこちら↓。

2025年の同じバニティーバッグの姿:ショルダーは廃棄。なんとベープマット入れに。。金属パーツは色褪せ。

すずらんループエンドの方は、マイクロファイバーふきんでお水で拭きますと蘇りました。

しかし、Dカンは、同じように拭いてもツヤが戻りません、湿気などでメッキがはがれたと思われます。

5年半経っても何も変わっていないのが、元のイタリア製の高級生地の風通ジャガードでした。

こうして考えると、やたら金属パーツを取り付けることの無駄とデメリットを感じます。

金属パーツなど最小限で良いということです。

2019年当時の不足した技術力の割には、まずまずの出来だったバニティーバッグ。

これは、他でもない生地の良質さにあり、ややごわついた質感の生地が製作をスムーズにしてくれていたという感触。

バニティーバッグは、厚みは控え目である程度ごわついた生地が向いているのかもしれません。

難関を突破するべく頑張るというのではなく、「難関を作らない」という作りやすい仕様を考えること。

この考え方こそ今後目指すべきベクトルであると、難しめのバニティーバッグの製作が教えてくれたのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

見えない場所でも一番力のかかる場所、バニティーバッグの要のてっぺんの取っ手を支えるハード厚芯の存在【64】

アイキャッチ画像64

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在ハンドメイドバッグ製作では、「同素材シリーズ」という名前で同じ素材を使ったデザイン違いの5点のミニショルダーバッグを連続製作しています。

表地-風通ジャカード、綿/54%、絹/26%、ナイロン/20%。イタリア製。裏地-ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%。日本製。

黒ベースのパープル系の組み合わせとなります。

あえて、同じ素材を共通にすることで、生地頼みの製作ではない、製作者からのアウトプットも生まれるような切り離した考え方を持ちたいと思いました。

切り離して考えることが、最終的には「素材への感謝と敬意」になってゆくのです。

優れた生地はありがたく材料として使わせていただくものであり、コラボしながらも依存し過ぎないこと。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.04からおよそ5年半後の2025.03.0.5にブログ記事の「見直し」で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

バッグの製造から生まれた新しいメッセージもその素材の素晴らしさが引き立つよう相乗効果を生むのが目標です。

上述のようなことは、当時の2019年では到底考えつかなかったことであり、2025年の綴り直しで加えました。

このたびは、全5モデルの①ドーム②バニティー③巾着④ボストン⑤リュックの内の②の前半。

後半で完成ですので、完成したバニティーバッグは次の【65】でご覧いただけます。

製作の前半の当記事【64】では、バニティーショルダーバッグを支える取っ手の設置の場面にスポットを当てました。

<同素材シリーズ:バニティー-前編>バニティーバッグの取っ手の固定のみならず面全体を「ハード厚芯」で頑強にした

草むしりをする際に、スローモーションでその様子を見てみると、草周辺のみならず広範囲にわたって土が動く様子が捉えられます。

バニティーバッグの取っ手を実際の使用の際に持ち上げている力のかかり具合は、この草むしりにヒントがあるような気がしました。

取っ手のみを部分的に頑丈に縫い付けるだけではなく、この面全体の強靭さが必要であると解いたのです。

ハード厚芯:後に考え直し、縫い代まで突入するとカーブラインが出にくいので縫い代除く全面に貼るよう変更。
ハード厚芯の実物:1mmとはいかないまでもかなりのボリューム。重みもありますので部分的な使用をお勧め。
取っ手ホールの片面ハトメ:このシリーズはすべてこのホールに取っ手を通す取り付け方で行きます。

写真の左は、素材特性上マジックでも印が付かないので、原色カラーの目立つ色の糸で打つ場所のマークをしたのです。

写真の右は穴を開けた直後に「プライヤー」で「片面ハトメ」を設置。

力がかかる取っ手の部分でありながらスタイリッシュに取り付ける1例として、比較的持ち上げる重さが無いミニバッグでは大丈夫だと考えました。

大きなボストンバッグに使用するなどくれぐれもしないように注意喚起したいと思います。

取っ手取り付け完了:内側もすっきりとまとめました。三つ折りがストッパーの役割です。
裏地の裁断:YouTube動画内では、裏地のファスナーポケット製作の場面も出てきます。当ブログ記事では割愛。

あとがき

2019年は、研究段階であることもあり、ミニサイズのバッグだから通用するような条件付きの作り方でした。

2025年現在では、すべての素材に対応でき、どの素材が来ても同じように作れるようなノウハウに絞り込みました。

よって、2019年の片面ハトメを利用させていただいた取っ手の付け方は「条件付き(ミニバッグに限る)」ということになりますので、2025年では廃止しているのです。

ただ、バニティーのデザインを応用し、取っ手はリュックの補助的存在で、縫い付けタイプに、そして横に広がったタイプで今度はリュックとして作ってみようかと。

縦リュックが難しい理由は、「わ」に縫う際にトンネルみたいにミシンに隠れて見えないのです。

よって、ミニバッグ程度では可能であった縦の長さの分横に広がって容積を確保するという考え方です。

こんなアイデアが2025年で浮かぶのも、間違いなくこの2019年の製作の体験があったからなのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク