会社員時代から言っていた好んで止まない言葉「長い目で見る」、本当の結果や効果は長く地道なひたむきな活動の行く末にいただくもの【933】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前会社に勤めていたころの話ですが、何かの話し合いの際によく使っていた言葉があります。

「長い目で見ると。。このやり方が有効」などとこの先も持続して行ける方法であるような案によくこの言葉を出していました。

「その場しのぎ」や「短絡的」とは対極にあるスタンスだと思います。

その場で解決できるような策ももちろん必要な時もありますが、「個人事業主」になり、実際になかなか日の目を見ない厳しい状況の中で「長期戦」ということが余儀なくされます。

そうして、まだ見えぬ先に向かってひたすら努力しながら、ますます「長い目で見る」という考え方を引き続き重視するようになりました。

結局、その時だけの短い期間が終わったら新しい策を考えねばならず、その短い期間がコンスタントに訪れてくるので、全体としては労力をものすごく使うというイメージで考えてしまいます。

案とかアイデアは結構時間をかけてよく練るのが良いのでしょうが、それでもやってみなければ分からないことがほとんど。

そのやってみるということに一歩踏み出してしまうにしても、ベースにある考え方は、「ちゃんと持続していけるのか」ということを俯瞰して大きく見ます。

このたびは、実際に長い目で見ることをベースに考えた件をご紹介したいと思います。

「皆が作っているバッグを同じように便乗しながら製作する」ことについては、望ましくない行動だと思う

おそらく、短期的に見ると、市場調査のようなもので、ネットで写真が多く見られるバッグのデザインを自分も同じように作ってみるというのは、研究の1つとしてはあるかもしれません。

そして、皆が作っているということは波も来ているのだから的外れでもないから少しは売れると思います。

しかし、それは一時的な短期間のことに過ぎないのでは。。

その流行のような期間が過ぎると、売れなくなって、次の皆が作っているバッグをまた市場調査で探していくということで、常に一歩遅れた形で類似品を作るスタンスに気付けばなっていたと。。

このスタンスに対しては、とてもうんざりしておりまして、まさにアパレル業界では多い「トリクルダウン」型です。

この形でやってきたアパレル業者の多くが今厳しい状況であることと無関係では決してないと思うのです。

常に短期的な目線で都度それぞれのサイクルを模倣などで乗り切ってきたことをそろそろ顧み、見直さねばならないと思います。

同じアパレル分野の事業者が今後「長い目で見た」計画はどんなものか

思えば、2007年からのハンドメイドバッグ製作のスタートから見ると15年以上が経過。

研究を重ねて、流行に揺さぶられない、自分の考えをきちんと入れ込んだバッグというのを作ることをしっかり誓いました。

では、その結果みんなに知れ渡ったのか。。

いいえ、完全に埋もれています。

これが厳しい現実なのです。

そして、更にここで大きく舵を切ることに。。

多くの方の力を借りて、デザインや作り方だけを広めようと。

この散々な結果が「長い目で見た」、「ノウハウコンテンツ」の案を思いつくことにつながったのです。

ただ、バッグを購入してくださるお客様もちゃんといらっしゃって、リピートしてくださる方もいらっしゃいますので、この製作+販売活動はこれはこれで続行です、やめるのではないということ。

そうもしながら、ある方向へ舵を切ることになります。

ここだけの製作という秘蔵したアイデアをを解放し、他の方にノウハウをご利用いただいて素敵なバッグを練習・製造・販売にお役立ていただこうと。。

事業活動としたいのは、その元のデザインと作り方をご提供する担当みたいなもの。

これを丁寧に伝達することで、キャッチしてもらって取り入れてもらうということです。

今この作り方のコンテンツ内容を作っている最中になります。

あとがき

以前拝読の本にこんなことが↓。。

ハイブランドの「シャネル」様は、上場していない会社である所がレア。

しかし、そのおかげで、上場している会社ならではの縛りはなくて、自由に長年もかけて研究ができ、その中での失敗なども公開されないので、転びながらまた起きてという純粋な形でのひたむきな努力が可能であると。

プライドあるハイブランド様では、努力しているひたむきな姿というのは、なかなか披露できない姿なのです。

短期的に、その場しのぎだったりするのも、やらざるを得ない環境だったりするから「仕方がない」と言い訳ができてしまいます。

それができない環境であれば、そこをまず見直すことだって時には必要です。

本当は自由に、そして、まっすぐに心からのジャッジであるべきです。

ある意味「自由」というのは、厳しい環境に真正面から挑んでいるということなのかもしれません。

「長い目で見る」からこそ長年かけた「夢」を持った活動になっていくということも言えるのです(^-^)。

わざわざログインする手間をかけてまで購入した商品のレビューを投稿する時、「大きく心に響くような感動」があった時のみ(あくまで私見)【932】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

基本的に「ショッピング」が多い方だと思います、商品を購入する機会がとても多いのです。

あらゆるサイトでネット購入だらけなのですが、最後に評価やレビューというものがあります。

通販のレビューはよほどでなければわざわざログインしてまで投稿をせず、なかなかレビューまで投稿するクセが付いていないのです。

通販では、「ヤフオク」「メルカリ」などのサイトのように受取連絡の必要が無い「楽天市場」「アマゾン」は購入して受け取って終わりです。

受取連絡と評価が連動しているシステムは否が応でもレビュー的な文言をお伝えしやすいようになっていますので、この仕組みの違いは一番大きいと思います。

「義務化」の圧倒的優越性なのではないでしょうか。

ただ、特殊なケースとしまして、珍しく通販のレビューを投稿する時は、時間にも余裕があり、商品を含むそのお取引すべてに対してものすごく感動があった時です。

やはり、そのわずかな時間でも労力があるので、サイトに再びログインして購入履歴ボタンを押して、レビューするまでにも数分かかります。

よって、「どうしても伝えたい気持ち」がある時と「もらえるポイントが大きい」時だけにどうしてもなってしまいます。

では、もし逆の立場であったなら。。

やはりフィードバックがあった方が今後への見直しや考え方の確認などができ、有難いものだと思うのです。

このたびは、ほんのたまに書いたレビューの内容を思い出しながら、どんな状況の時に書くのかということを振り返ってみたいと思います。

悪い評価をするくらいなら電話をかけて解決、書かずにはいられない感動があった時に書く良いレビューの内容とは?

評価には悪い評価も付けることは可能ですが、悪い印象である以上、すでにトラブルのもとになっているような商品であったということです。

連絡をとるなり、電話をするなりして早く解決してしまいますので、悪い評価ということに対しての価値をあまり感じておりません。

「評価をすることにすら値しない」というのが最悪の時の気持ちです。

では、良い評価の時に、どういった内容なのかということです。

1つのポイントとしまして、「具体的な使い道を混ぜ込む」ということです。

これは、出品者様にとって、とても重要なフィードバックになるかと思います。

なぜって、出品者の立場であることも多くあるから逆の立場でそう思うからです。

「ヤフオク」「メルカリ」「ラクマ」は個人の場合も多く、「通販」は大手のお店や会社様が多い。。この違いもあります。

ただ、いずれにしても、「お品物を受け取る」いうことが共通していますので、製造者が求めることは、製造のその後だと思うのです。

よって「使い道」をある程度レビューでお知らせすることで、その商品がこの後どのように使われていくのかという製造者にとっても大変有益な情報をお品物のお礼にしています。

確かに、お品物の対価としてお金は払っていますので、更なるレビューまでとなるとやはり大きく心が動いた時ということになります。

そして、使い道をお伝えするにあたって、同時にそれを楽しみにしている様子や使うイメージ「使うことで起こる価値:とてもおしゃれにまとまりそうですなど」は、まさに提供側が今後品物に入れ込む価値の研究材料ではないですか。

こうした意味でも、製造者とユーザーとの意思疎通というような面では、レビューは大変貴重なきっかけだと思うのです。

ここまでの有益な情報をレビューという形でお伝えするケースというのは、それだけ「心に響くお品物」ということに循環していきます。

レビューがたくさん集まることで商品のレベルがアップするのならとても意味がある行動ということになります。

あとがき

以前に「ヤフオク」様で、出品者様が落札者様であるお客様をものすごい勢いでけなしている評価がありました(あり得ないような信じられない行為)。

とんでもない方がいるものだと思ったものですが、ああいったことは結局意味がありません。

長い目でみて、良い商品を提供する未来になるためのフィードバックであるということが断然意味がある内容です。

とにかく世の中に良質なお品物が隅々まで出回るようになることを目指すには、本当はすべての品物に評価があるべきなのかもしれません。

<経理>分かりやすさは「照合しやすさ」でもある、会計ソフトの計上番号と計上記録用エクセルシートのサイドバーの番号は一致がマスト【929】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年1月から「電子帳簿保存法」の本格実施で、現実的にペーパーレスの証憑ストックになってまいりました。

まだ今でも思うことは、結構時間がかかると感じてしまうこと。

写真をスマホで撮影→共有とか、スクリーンショット→ファイルのタイトル名付け→計上など、段階作業がいろいろあり、スクショ後共有ツールも使うようになり、それなりに短縮しているつもりです。

ただ、今までの用紙の山は2021年を最後にぴたりと生産が止まりましたことが非常に助かっています(笑)。

デジタルで保存するのもその保存の内容を検索できるように。。との「国税庁」様からのご通達がありますので、例としてエクセル表で日付とともに明細を網羅することが推奨されています。

実際に「税務署」様へのご質問のお電話をさせていただいた時にもそのようにおっしゃっていましたので、その推奨の通り、エクセル表を2022年1月1日から作り始めています。

1シートで1年度ですので、翌年度からは隣のページにして切り替えるまとめ方です。

このたびは、この検索用のエクセル表が「いち早く検索できる・検索しやすい・見やすいもの」として機能するためにやっていることをご紹介したいと思います。

会計ソフトの採番(自動的に付されるもの)とエクセルの番号(能動的に付すもの)の一致

おそらく多くの方が会計ソフトをご利用だと思います。

こうした、法律で一斉に動き出すような今回のような大きな動きの時には、必ず波に乗らないと後で大変ですので、プロの会計ソフト会社様のお力を借りりながら便乗するのが一番。

「月額」のお支払いをさせていただく対価として、ありがたくその基準を満たすべくアップグレードされた機能を利用させていただけばよいかと。

例えば、タイムスタンプなどの問題は非常に理解しがたい分野ですが、会計ソフトへ入力して、証憑をアップロードしてボックスへ収納するボタン2度ほどのプッシュの作業だけで私達会計ソフトユーザーは良いのです。

自分だけで何とかしようなどとは無謀、会計に長けたプロに月額をお支払いすることでお力を借りることで、安心で悩みが減ります。

ですからどんなに小規模でもどんなにパソコンが苦手でも「個人事業主」様は会計ソフトの導入を是非(^-^)。

さて、その会計ソフトですが、どの会計ソフトも必ず採番が付きます。

1計上に1つ連番で番号が振られます。

この番号を今まではそれほど利用したことはありませんでしたが、いよいよここで出番。

この番号と計上記録のエクセル表の番号を一致させるということをしています。

左-会計ソフト、右-エクセル。左サイドの元の「行」番号とも一致を確認しながら、あえて手動で番号も入力。

タイトルを一番上に入れてしまうと、もうすでに1つ番号が既存の一番左とずれてしまいますので、タイトルは「ヘッダー」などで内部に表示。

こんな当たり前のこと。。と思われるでしょう。

実は、実際には、よく入力もれに気付かずに上に詰めてしまったりなどが日常茶飯事なのが現状です。

それだけ人間が能動的に入力していくことの正確さには限界があるのです。

ですから、元ある番号の「行」番号があってもあえて、計上番号を手動入力していることは間違いやミスの確認の証拠にもなり、この使い方に納得しています。

エクセルシートも凝り過ぎてはかえって手間ですので、項目としてはミニマムの「日付・金額・取引先」という、それぞれの証憑のタイトルになっている部分だけの網羅と、最後に「保存手段」を記載、それだけの単純なものです。

「保存手段」というのは、「JPG・メール・PNG・PDF」などのワードを入力するだけです。

これがあることで少し書類の形式を拾いやすいことと、もう1つメールに関して役立っていることがあります↓。

「メール」は生きたまま保存が義務、この避けられない困難さに対してこのように向き合っている

「メール」に関しては、「メール」そのもの「Gooメール」様のサイトの中に保存していますので、その保存場所がほとんどの「会計ソフトへのアップロード」とは別であり特殊なのです。

メールを会計ソフトへのアップロードができませんでしたので、生きたままのメールをそのままメール内のフォルダーに年度ごとに羅列した保存の仕方です。

そんな仲間外れは、見直してメールを保存するやり方を変えれば良いのでは。。と思われるかもしれませんが、メールが都合の良いことがあるのです。

メール保存の種類は、「レンタルジュエリーの計算書」や「ヤマト」様の料金の確定、1年に一度の「ウイルスバスター」「エックスサーバー」の更新です。

当方からの計算書もヤマト様からの料金のお知らせいずれにしても、メールの本文に金額を提示した請求書的性質のものになっているというケース。

メールにPDFで添付などをしないやり方です(添付してもメール保存が結局は必要なはずですのでPDFにする意味がないと考えます)。

お客様が単純で分かりやすいと感じていただけるダイレクトなメッセージであることを重視しているからなのです。

PDFをオープンしなければならないお手間をとらせることになりますから。。

さて、メール以外の証憑はすべて会計ソフトへアップロードしてあるので大半は会計ソフト内にあります。

証憑が2種など複数に渡る場合は、「メール/JPG」などと登場する手段をいずれも記載。

上述の通りメールボックス内に本保存してありますが、それだけでは検索しにくいので、一応メール本文の上の方の部分のみのスクショをとって(メールの日付、時間、本文の内容がスクショ写真に載ります)、その場所へ行きつきやすいよう、PNG(スクショ)の状態で会計ソフト内へも同時に保存しているのです。

実際に後から振り返る時に非常にピンポイントでメールフォルダー内のメールが見つけやすいことを実感です。

ヤマト様の料金はクレジット払いであり、メールでご連絡でいただきます。JPGは料金の入っていない控えのこと。

あとがき

結局は、本人が分からないと意味がありませんので、自らが短い時間で検索できたものは、第三者も検索しやすいに決まっています。

どう考えても、分かりやすいことが一番だと会社勤めの経理部時代からのスタンスを持っています(勤務先には「正直すぎる」と怒られました)。

「分かりにくいことが良い結果になることなど無い」という考え方がどうしても捨てられないのです(^-^)。

コンテンツ制作で妥協した「動画」、写真では超えることの無かった「メガ」が動画では「ギガ」に達したことで容量を奪われる限界を知る【925】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまでひたすら製作+販売の活動だったハンドメイドバッグ、今後は「手法・技術」を広めることに焦点を当てて、そのノウハウをコンテンツ化していくことを始めています。

猛スピードで始めた行動は良き一歩の踏みだしではあったのですが、早速コンテンツ作りの中で問題が発生。

あれもこれも伝えておきたいという思いがいっぱいになり、内容ぎっしり。

その結果、どうしても中身が増えてしまいました。

当初動画だけで行こうなどと思っていたことが、いかに無謀な事かを知ることになります。

このたびは、実際にかかり過ぎてしまった容量を数値で見る回としまして、コンパクトな容量にいかにまとめるかというところに注視していく学びとして綴っていきたいと思います。

動画が見やすいとはいえ、動画だけのコンテンツはギガ級になってしまう、使いやすい軽い容量にするための写真での妥協

最初は、動画だけのコンテンツが見やすいのだと思い、20分ほどのALL動画のコンテンツにナレーションと字幕を少し加えて作りました。

すると20分だけで容易に1ギガを超えました。

「これってまずいんじゃないかなー」と思いながらも、HPへ直接アップしてみようと思いましたが、すごく容量的にパソコンに負担であると感じました。

そこで、ダウンロードのストーレッジサイトにお目にかかり、そこのURLでお世話になる方向でとりあえずは1-2ギガになってもダウンロードできる道は開けました。

ただ、実際にお客様がダウンロードしていただくとなると、お客様のパソコンで非常に容量を占めてしまいご迷惑をおかけすることになることを懸念。

行き着いた案というのは、動画は全部は無理だということです。

本当に必要な場面だけを動画にして、どうしても動画にする必要がない箇所に関しては、写真を細かく埋め込むコンテンツで分かりやすくすればよいではないかということです。

そしたら、その結果、同じ20分程度で、動画では1ギガを超えてしまったコンテンツが、36メガほどにおさめることができたのです。

字幕とナレーションはそれほど容量には影響を及ぼさないけれども、写真と動画の違いが大きく影響します。

実験を兼ねてやってみたこの比較、今後の良い参考になりました。

単純に動画コンテンツといっても簡単な事ではなかったということです。

せっかくコンパクトに容量がおさまったところで、解説のナレーションなり字幕も豊富に入れるようになりました。

あとがき

最初作った動画だけのコンテンツは、「かえって静止画の方が見やすいのではないか」という場面がほとんどでしたので、じっくり見れる点が静止画の良さ、コンテンツには向く場合もあるようです。

例えば、型紙の作り方の場面などは、型紙の写真をじっくり見て、その用紙のマス目でサイズを字幕と共に確認するとなると、静止画の方が格段に安定しています。

実際のご利用の場面を想定することも大切で、スマホを横に立てて、見ながら作業していくとなると、字幕のサイズの記載などは、一瞬の長さではなく、長い時間出しっぱなしの方が効果的であることにも気づきました。

そして、型紙にも番号を付けていくことで、飛ばして、ピンポイントでコンテンツ内から探していくケースでは、スマホの画面の字幕が手がかりであることも役立つのです。

エンタメとかストーリーのような内容ではない、「ハウツー」分野は特に、ピンポイントでそこを探しに行くなどという見方も想定せねばならないのです。

いやはや、コンテンツ制作自体も奥が深いのだと実感しています。

「ユーザー側の立場になる」ことを忘れなければ、気の利いた作り方だとご理解いただけるのではないかと思います(^-^)。

「製造+販売」スタイルから「コンテンツ販売」へのシフト、事業内容をスライドすることで本当の自分の役割を発見したような気持ちの今【924】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで試行錯誤を重ね、セキュリティー性や実用性を追求してきたハンドメイドバッグ。

綺麗に出来上がる確率が悪いものは廃止。

いろいろなデザインにチャレンジしてきた結果「巾着型」に行き着いています。

思えば、エコバッグのような一重仕立てマチ無しのペタンコバッグからの製作でスタートの2007年でしたので、およそ15年以上が経過の現在。

当記事は、最初の投稿の2022.03.18のおよそ2年後の2024.07.29にブログ記事の「手直し」の順番で追記や補記や削除をした「リライト」作業をさせていただいております。

2024年12月末をもってこれまでのすべての1,400余りの記事をすべて見直し、すべての記事を同じ番号のYouTube動画にそれぞれリンク付けして貼るという作業が完了します。

YouTubeのサムネイルの未熟さも、その後のわずかながらの進歩で、すっきり見えるものへと改良するので、1日3記事の「手直し」がだいたいのペースです。

現在は半分が経過しまして、順調にすべての計画を塗りつぶし実行できています。

この調子で、おそらく予定通り2024年12月31日をもって計画が達成できると思います。

以前よりも随分読みやすい記事になったのではないかと思いまして、引き続きよろしくお願いします<m(__)m>。

さて、そういった記事のタイムラグがございますが、過去の投稿も大切にしたいスタンス、元々定番の内容ばかりを綴り、いつの時代にも読める記事を目指してまいりました。

当時2022.03.18での見通しでしたので、後で貼りますYouTubeも、この「餅巾着」というリュックを一番最初のコンテンツ制作にする予定だったのです。

2022.03.18ブログ記事投稿時点で考えていた「作り方ノウハウコンテンツ」の最初のデザイン「餅巾着」。

しかし、現在の2024.07.29ではその順番を見直し、かつてスタートしたのと同じように、一重仕立ての易しいデザイン「切餅」からのスタートへ変更です。

最初にコンテンツ制作をするのにふさわしいと見直した「切餅」。一重仕立てで超基本的ノウハウの集まり。

最初がこのモデルでは突然複雑過ぎて、順番が違うのではないかと後に思い始めます。

そう思った理由が、また、後の方の番号のブログ記事の「手直し」でも見ることになる、「切餅」が、まだいまだに見直す点があったことが2023年最初に起こりました。

よって、慌て過ぎてはいけない、最初は難易度の低めのデザインを徹底的に確立してからが順番ではないかと確信。

そして、「餅巾着」ではない「切餅」の方を最初にまとめることへ変更したのでした。

そこが、後に貼りますYouTube動画の中身と違っていることをどうぞお許しくださいませ<m(__)m>。

ただ、動画を見直しても、スタンスは変わりませんし、このまま残したいと思いましたので、当ブログ記事だけ訂正をした内容になったままこの記事の中に当時のYouTubeを貼らせていただきます。

いろんなものを捨てた結果このような方向へ、1つだけ果たしたいことは「手先の器用な国民性」

今や、安くて悪いお品は将来性が無いです。

良い物を作ることに重点を置くと、それに伴い時間を要します。

1点を作るには平均5日、1か月では5-6点のみ製造できます。

これでは一人の力では、このお品が広まらないと、大勢で共有する形でを考えたところです。

こういった製作手法などは通常「著作権」が発生しますが、著作者の意志1つで、フリーにすることで、だれでも自分流にアレンジ、そのまま一部のみ取り入れるなどが自由になります。

その方が腑に落ちましたので、こういった方向で今後はやっていきたいのです。

ご提供する時点ではそれは、商業なので、価格は付きますが、それ以降のライセンス料などの定額料金などは一切無し、質問などのサポートも受け入れます。

ハンドメイドバッグ製作の道をそれぞれの人が築いていけるきっかけになるというものなのです。

よって、最初の投資だと思って安心していただいて、ダウンロード型のコンテンツでじっくりご利用いただきたいと思います。

寸法や一言の助言で、プロはできると思います。ただ、一からじっくり学ぶことには意味があり有料の価値です。

そして、コンテンツだけを作るだけの人では説得力は有りません。

参考見本が欲しい人とか、一度実物を手にしてみたい人、または、一切ミシンを触らないので、出来上がりが欲しい方などには引き続き製作してまいりたいと思っています。

要するに1つのものを大勢でシェアする形のデザインということになります。

こんな形があっても良いのではないでしょうか、その方が長い目で見て優れた活動なのではないでしょうか。。

デザインを秘蔵したところで、何にもならないことを実感しています。

それよりも、多くの方にご利用いただいて、共感していただいたり、疑問を持っていただいたり、自分の意見を再認識していただいたりなどのトリガー的な役割になれそうなのです。

現物だけを見て分かるのか、分かる人もいるでしょう、それでも著作権は平等に開放です

型紙の物体でもなく、動画での型紙の作り方ということのご紹介だけで、本当に下のようなバッグができるのか。

ミシンの腕のある方は可能です。

そして、サンプルだけご購入いただければ完成に至るかもしれません。

しかし、ノウハウコンテンツの有料の良さは、「なぜここまで手間をかけるのか」の理由や意味までを説いた深みのある学び。

安物のファスト品を作る道とは別の道、「良質な深い味わいのあるこの先何十年も使えるような優れたバッグ」を作る道をご用意するという「価値」が含まれます。

さて、どちらを選ばれますか?

あとがき

「苦労を買ってでもする」という言葉が好きです。

それだけ苦労に「価値」があることを説いた格言ではないでしょうか。

当然、効率的な作業は追求するものの、かけるべき時間や手間も同時に重視したいのです。

そういったコンセプトが根底にあるコンテンツを現在制作中。

上に貼りましたYouTube動画では、「完成した」ことをお伝えしてしまっていますが、その後コンテンツのナレーションの声の質の悪さに今一度ゼロから作り直しをしています。

そんな中で、仕様も少し発展があり、急ぎ過ぎてはいけないものだとつくづく思うのです。

「やるやる」といってなかなかやれていないのはこうした事情もあるのです。

上のベージュの写真とその後変わったのが、正面の四角いタブが付いたこと。これは、ハギ目カバーです。

その後、2023年では、これまで145cm程度の大きな幅の生地に限定だったノウハウに「支柱」のつなぎ目をあえて設ける「ハギ」のある仕様に変更。

どんな小さな112cmなどのシングル巾でも製作可能になりました。

ここから、もうコンテンツにまとめても良いのだと確信。

2027.07.29現在では、最後まで完成した写真を撮影後、説明の字幕を加えている途中。

その後、ナレーションが上手く入れることが出来れば、一重仕立ての「切餅」のコンテンツが完成すると思います(^-^)。

みんなでハンドメイドバッグの1つのデザインを縛りなく共有、ハンドメイドバッグ作りの技術を高めた結果、手先が器用な国民性へ【917】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

初めて一重仕立てのポーチや袋っぽいバッグからのスタートで始めた2007年スタートのハンドメイドバッグ製作+販売。

その中で技術強化と機能の強化をたくさんやってきまして、ようやく、これぞという腑に落ちた商品を製作できるようになってまいりました。

その時に、同時に起こった変化の1つとして、製作時間が長くなったというのがあります。

手間をかけずして商品の質を高めるということはなかなかできないことなのです。

単純ではありますが、その強化の分、製作時間がかかるようになっていきました。

ただ、この方向を追求したことは決して間違っていなかったと思っております。

そして、一人がこのデザインで作って行くことの限界を受け止めました。

これまで手の内にしかなかったデザインや作り方ノウハウをもっとストレートな形で思い切って100%の形で手放していこうと決意。

それが、「共有型のハンドメイドバッグ」という事業になります。

ハンドメイドバッグの作り方やデザインの「著作権の解放」により、多くの方が共有するデザインへ

こんなことを考えました。

自分一人でデザインを持っていることをやめる。。

もしかして、このデザインは気に入ってくれているけれども、違う素材で持ちたいのかもしれない、少し違ったパーツになったデザインが良いのかもしれない、象徴的なパーツの一部だけを引用したデザインでバッグを持ちたいのかもしれない、そして、販売して対価を得たいのかもしれない。。

このようなたくさんの多種のニーズや可能性にもっと思い切ってお役に立てないかと考えました。

そして、たどり着いたのが「著作権」のフリー。

あくまで、このデザインと作り方という私が担当した部分のみになりまして、生地などの材料に関しては、それ以前の材料メーカー様の「著作権」がそれぞれ存在しますので、それは従っていただかねばなりません。

あとがき

コンテンツと言えばYouTubeもそうなのですが、YouTubeのみでは正直丁寧に一度にお伝えすることには限界があるのです。

過去に30分程度の動画も投稿してまいりましたが、それでもすべてをきっちりノウハウとしてお伝えすることは全然足りないのです。

アップロードに時間が随分かかってしまい、効率もよくないことで、短い10分前後にまとめることがどうしても行き着くところでした。

よって、無料の価値であるざっくりと疾走感ある流れでのご紹介がYouTube、ざっくりとは対極に、丁寧に事細かく学べる「有料コンテンツ」には必ず価値があると思ったのです。

YouTubeには無い良さが有料でもあると思います。

よって、ぱっと見やYouTubeだけを見てノウハウをつかんでいただいても、有料でじっくり学んでいただくことも同等としようとしています。

その方が変な縛りが無くなり「使いやすい情報」になると思うのです。

目指すところは、「ハンドメイド文化の高まり」というところになります。

手作りが得意な国民性みたいなことに繋がれば大変嬉しいことです(^-^)。

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<経理>エクセルで自作の棚卸資産表へのダイレクト入力案、これまでの事前の明細表の存在を抹消し棚卸資産表1本化へ【901】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の記事で、「個人事業主」の経理としての「棚卸資産表」関連の記事は結構お読みいただいているようで大変光栄です。

読んでくださった方、どうもありがとうございます。

棚卸の内容を含むすべての経理関係に関しては、タイトルの頭に<経理>というワードが付いていまして、そのタイトルの記事はすべてこうしたこのたびのような決算や日々の仕訳にまつわる内容ですので、どうぞ今後ともよろしくお願いします。

そして、良い工夫が見つかれば、是非共有しようではありませんか。

「棚卸資産表」に関する記事は過去のものも含めてこのたびが3度目。

過去の記事も当記事も「手直し」で見直していますので、その後大きく変わった部分に関しては書き直したり、その後の情報を付け加えたりしてチェックしております。

ちなみにこの記事は、当時2022.03.01投稿のものを、およそ2年半後の2024.07.22に手直ししている現在です。

ただ、アイデアとしては、当記事の内容が最新版のアイデアでして、2024年現在もこのやり方で続行中です。

ハンドメイドバッグの材料が非常に細かく、特にネックになるのですが、細かい1点ずつのアイテムの種類も「棚卸資産表」へ1段ずつ写真付きで記載している現在。

過去は、「棚卸資産表」が出来上がるまでには1ステップ「材料表」というような類似の表を事前表として作っていましたが、このたびは、間の作業は省略し、直接「棚卸資産表」そのものを日常的に管理すれば良いのだという考え方に発展したものです。

「棚卸資産表」を突然期末に作成するのではなくて、常にリアルタイムで更新していくイメージのやり方です。

単純でクリアな表になることは大変望ましいことだと思うのです。

「棚卸資産表」へのダイレクト入力法がシンプルで効率的だという考え方へ切り替えました

今までは、「材料表」というような別の表があって、その表から情報を引っ張りやすくした工夫にとどめていました。

が、決算時の実体験からは、分量が多い時には、結構その引っ張るという移動作業すら手間がかかり、時間を要することが分かりました(専用ソフトの場合は引っ張ることが組み込まれ自動で表れるのかもしれませんが。。)。

棚卸資産表の資料となるような別の表から情報を引っ張ってくるその手間を省いて、棚卸資産に該当するアイテムを購入時にすぐに実際に確定申告で使用することになるエクセルの棚卸資産表に入力していくという方法がこの度の新しいやり方です。

エクセルを使ったやり方ではもうこれ以上ダイレクトなやり方はまだひらめいていないので、このたびが棚卸資産表に関する記事のいったん集大成的なものになります。

余談ですが、棚卸用の既成品ソフトがあればそれも良いと思います。

しかし、ここでは、低コストの「自作のエクセルで作る棚卸資産表」をベースに考えた案なので悪しからず<m(__)m>。

棚卸資産表(材料):映っているのが生地の明細が集まった部分。写真付きの方が自分も分かりやすいのです。

あえて、前期の在庫も載せているところも動きを視覚的に分かりやすくした表です。

今期の在庫が「***」と空欄である理由は生地を製品に使用したから消化したという意味。

在庫ではないのに表示はされているわけで、「すべての履歴を記録として残す」という意味の、以前の1ステップ前の「材料表」の性質を残しているのです。

確かに在庫がないのに掲載するので、野暮ったいのですが、必ず一度調達した材料が一度は、「棚卸資産表」に掲載されるという点ではすべての材料の変遷が残り、クリアです。

棚卸資産表(製品):昨年は多くが「***」の空欄、今年多くを製造し、売れ残り、在庫になったという見方。

この表は、仕訳の時に必要になる合計金額が下の方に出てきていますので、次期には、これをコピーして、左へスライドさせることで、毎年同じ表を続きで利用する使い方です。

仕訳の時に去年の資料をいろいろ調べる手間を省くために、最初から載せておく、これはかなり時間の有効活用と言えます。

そして、黄色い部分(今期)に、まだ1年後くらい先ではあっても何か材料(棚卸資産)を購入した時に都度入力しておくのです。

その後、その棚卸資産だと仮に設定して表に入れてあったものが、期末には販売して出ていっていたという動きはここから売上計上の際に抹消します。

そうしますと、決算時の手間としては出来上がった表をチェックするのみで良いので、身軽になります。

あとがき

今回の新しい考案に関しては、考え方の違いで賛否あるかもしれません。

最終的に在庫にならなかったものまでとりあえずいったん載せたりするわけですので。

目標とするゴールというのが、最初からブレずにに変わっておりませんでして、「分かりやすくスピーディーな作業ができる」というところになります(^-^)。

<経理>今までありがとう、20年間住み続けたおしゃれ過ぎた物件との別れは、今後の本格的な事業活動に相応しい場所への重要な転機【879】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ブログが約1か月ぶりの投稿となりました。

これまでこんなに長い間空いたことがなかったというくらいお休みしてしまいましたが、理由は「引っ越し」です。

引っ越し前、引っ越し後と作業が多く、全体では最短でもこれくらいかかるものなのかもしれません。

早い人は1週間くらいで元のペースに戻れますが、なにせ、配置をこだわったり、この機会を利用して、不用品の撤去、反対に新調なども行い、気が付けば2月も終わりです。

さて、ここ辺りからしばらく15記事程引越にまつわる内容の記事を連続投稿させていただきます(実際は①-⑭です)。

タイトルの頭に<引越シリーズ>と付けまして、引っ越しの際の工夫した点などをご紹介。

この数秒の間にも、どこかで引越し作業をされている・考えている方がいらっしゃると思いますので、応援したいと思います。

まず、シリーズのスタートとしまして、「個人事業主」ならではの引っ越しにかかわる、経理の仕訳の面でご紹介したい事項がございましたので、<引越シリーズ>が属するカテゴリー<コーデ>とは別で<事業>で綴った「まえがき」のような記事となります。

これまで20年も住み続けた慣れた住まいをなぜ後にしたのかの理由

理由は、「心境の変化」が一番でした。

最初は、2002年10月に初めて「賃貸」を経験。

当時は会社員であり、2017年末の退職(「早期定年」と自分では思っています)まではおよそ15年。

その後、個人事業主になった2018年に早くも心境の変化が訪れたのでした。

おそらく、住む前の今後のイメージをしていた2002年時とイメージが全く違うものになったことがいよいよ違和感が出てきたからだと思います。

職業が変わることは、非常に大きな人生の転機だったと思います(誰でもですかね(^_^;))。

しかも、ピンポイントで住みたい物件まで見つけていまして、時々通っては外から眺めたり、近くを通ったりしていたほどの入れ込みよう。

ただ、そういった見つけ方ですので、しばらくは空き物件ではなかったのでした。

そして、そのまま4-5年が経過した2021年11月、ふと同じ物件を検索し、「現在が空き状態」であることを確認。

まだまだその物件に住みたい気持ちが変わっていなかったのでした。

「よし、今がタイミングだ」と。。そこからは、すごく早かったと思います。

そして、2022年2月頭に引っ越しに至ったのでした。

そんな中、2021年の12月には、父が突如亡くなる(心筋梗塞のようなもの)という不幸もあり、思えば2002年の引っ越しのタイミングの時も「叔母」が亡くなっています。

すごく不思議なのですが、大きな転機のたびに身内が亡くなっているという偶然が重なるのがもうこれで2回目ということになります。

先程「心境の変化」ということを書きましたが、具体的な気持ちはこうです↓。

「事業に対して努力していく場所を新たに整えたい」という気持ちです。

正直、今までの住まいはおしゃれで都会的。

友人を招いたり、素敵そうに見えるようなライフスタイルの追求がどこかにありました。

今度の場所は、そういったことは一切思わない、ただひたすら事業が実るよう努力する場所としてピンときたお部屋なのでした。

とはいえ、アパートっぽさがとても素敵で、お部屋がとても広いワンルーム。

リフォームもきちんとまっさらにされていて、いろいろな場所が綺麗でした。

かつてのフランスのデザイナー様が狭いアパートで努力する姿をファッション史を読むことでイメージ(「ガブリエル・シャネル」様のことです)。

そして、そのイメージ通りの「メゾン」という名前の、階段が外に飛び出した透かし階段のレトロな物件、「どんぴしゃ」でした。

「ああ、何という幸運なのだろう、ここで精一杯努力して行ける!」そう思ったのでした。

引っ越し費用の2種の仕訳、「引っ越し運搬費用」「住まいの初期費用」はいずれも一部を経費にできます

引越関係の費用というと、2つがどんな方にも出てくることではないかと思います。

1つは、引っ越し業者様にトラックで運搬などに関して支払う「引越費用」言葉そのままです。

こちらは、「雑費」を使っていきます。

仮の数字ですが、¥20,000かかったとしまして、事業用と個人用の住まいの割り振りの率を同じ50%ずつに計算(家賃も半分ずつでやっています)。

10,000 雑費-現金 20,000

10,000 事業主貸

と仕訳しました。

もう1つは、新居をすでに決めてあるわけで、家賃の前払い分に加えて、初期的な費用を合算の初期費用が存在します。

よってこの「家賃+初期費用」というのが結構な金額で発生します。

これを全¥50,000と仮定します。

25,000 地代家賃-普通預金 50,000

25,000 事業主貸 

と仕訳しました。

あとがき

補足的な内容ですが、「個人事業主」が賃貸で商業的な行為を営むことは簡単ではありません(パソコン作業や事務所としての利用は大丈夫、ほぼ認めてもらえます)。

やはり「住まい利用」としての契約がなされ、事業の中のミシンを使うことだったり、パソコンやネットを使っての事務作業等の許可は得ても、実際に「いらっしゃいませー」と店舗みたいな使い方は不可でした。

共有部分を独占してしまうことになったりするというのも1つの理由でしょうが、希望していた「バザー」を物件で行ったりする件に関しては将来の「実家での夢」ということにしておいて、引き続き着々と努力していきたいと思います(^-^)。

<経理>クレジットカード引落日の計上にも発生時と同じエビデンスを共有して保存する分かりやすさとひも付き【876】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「電子帳簿保存法」の改正が2022年1月に本格施行されました。

率直な1つだけの感想を上げるとすれば、随分負担が少なくなり喜んでおります。

紙ですべて保存することの大変さ、ずっしりと重いその実物の重さだけではなく、気持ちの面でも置き場所の悩み・用紙やインクの頻繁な購入の悩み、複数の悩みが集まった「気持ちの重み」が一気に解消されたと思います。

インクのなくなるスピードもかなり落ちてエコノミーな状態になり、驚いております。

このたびは、紙ベースでもデジタルになっても変わらない点ということにあえてスポットを当てたいと思います。

それは、クレジットカードの引き落とし日の計上で見られました。

クレジットカードの引落日に起きた、エビデンスの「重複」、それでもそれぞれの計上に附随させる必要性

クレジット計上において、多くの方がこのように仕分けされているかと思いますやり方、日にちをまたぐ2計上に分けた記録の仕方です↓。

まずは、購入時。

消耗品費 - 未払金

そして、クレジットカード引落日。

未払金 - 普通預金

この少し期間を隔てた2つの仕訳が関連した1つのセットになっています。

これは、「発生主義」という原則に基づき、事が何か起こった時の記録を忠実にリアルタイムで表現するための工夫であり、「〇〇金」と名の付く科目はそもそもそのスピーディーに記録できるという結果を生み出す便利で重要なツール的科目なのです。

このたびのデジタル保存の場合に、購入時の仕訳時に保存したお買い物の明細や納品書をクレジットカードの引き落とし日にも共有して同じ証憑を附随するのかどうかというのが重複作業であることに少し引っ掛かりがありました。

そこで、「引落日にはクレジットカードの明細表があれば同じ証憑を附随しなくても良いなどということがひょっとしてあるのかな?」などという引っ掛かりを解決するために、「税務署」様へ質問のお電話。

その回答は、「あるのがやはり分かるので、引落日にも購入時と同じ証憑を共有して保存する必要がある」とのことです。

紙の時は、同じ1枚の納品書に左右で仕訳を記入して、用紙自体を共有して使っていたのです。

左には発生時の日付と仕訳、右側には、引落日の日付と仕訳というように、同じ用紙に2つの計上の記録を記載の過去。

それがデジタルになると同じものを2つ会計ソフトの中に保存することになるのです。

しかし、それが正解ということであり、その方が事前の計上時との紐付きを確認しながらできる分かりやすさや確かめの面からは納得。

後で貼りますYouTubeは前日投稿ですので、問い合わせ前の疑問の状態で終わっています。

こうしてたった1日でもその後の記録が大きく膨らむことも多い当ブログ記事も重要です。

あとがき

もし、クレジットカードの購入を、引落日だけに集中したら。。

おそらく、とても怠慢で不正確な帳簿になると思います。

何のために「〇〇金」という仮設定の便利なツールなる科目があるのかをまずは理解することです。

都度の計上で常に今の状態が可能な限り正確に分かる帳簿にしているということが本当の「デジタル化」の効果でありたいと思います。

ロゴやブランドネームを廃止しようと思う、ただ表面的に「ブランディング」をとらえていた過去との決別【873】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2018年2月頭からの個人事業主スタート時に製作したハンドメイドバッグは、まだ「商標登録」申請中であり、「TM」というマークをネームに記載。

そこまでしてでもバッグには「織ネーム」を付けるという固定観念がありました過去。

「TM:trademark」でまだ商標登録申請前の状態で使うもの。「商標」というだけの意味です。

その後、6月頃審査がおりて「Rマーク:registeredという意味」入りのネームへ変えていきました。

「商標登録」許可後は、「R:registered」マークが可能で、「特許庁」様に許可が出ている証です。反転も良し。

今振り返って思うことは、「何でロゴにこだわっていたのだろう」という不思議な気持ち。

何のイロハも分からない最初、とにかく商品に「ブランドネーム」を付けて証として知ってもらうのだという、何だかロゴが先走った形でのスタートでした。

ロゴというものが、知れ渡ってきて初めて良くも悪くも効果が出るものであるなどとはあまりその頃は考えていませんでした(^_^;)。

あれから、およそ4年が経過。

本当の「ブランディング」というものが「観念」であり、視覚的に目に見えるロゴやマークなどではないのだという考えに至りました。

このたびは、ブランドネームを廃止することを決め始めたこのタイミングで、どんな風にRマーク入りのブランドネームを作ったのかという、やり方をご紹介し過去の行動記録として残しておきたいと思います。

現在考え方は随分変わりましたが、ブランドネームは、どんな商品にも付いているものであり、分かりやすくて素敵なものではあるのです。

また、この変遷なくして、現在の考え方を持つことが無かったかもしれないと考えると、この過程は重要だったと思うからです。

もしかしてご参考になることがあるならばと綴っておきたいと思います。

自らロゴを描かずともロゴを購入することで商標登録が可能だったケースの行く末

たどった道というのは、自分でロゴを描かずに、出来上がりデザインを購入する方法で、イギリスの大きなロゴ会社の「logastar:ロガスター」様からの購入で進めました(現在は廃業)。

ロガスター様に類似のロゴサイトはとてもたくさんありましたが、比較検討した結果、ここが品数が一番であり、優れたデザインが豊富だと感じたからでした。

日本円にすると約¥3,000程度でロゴを購入。

文字とイラストの組み合わせで現在の「picturesque」のロゴを文字のデザインと共に購入。

ホームページなどにも使いやすい「ファビコン」というものをダウンロードで一緒にいただきました。

その¥3,000相当で、その他印刷用のカバーレターのロゴ入りや、名刺注文用のデザインまでも一緒に盛り込まれかなりコスパが良いと感じたものです。

このルールというのは、「このお代金で、商標登録が可能」であるというもの。

しかしながら、ご質問にもご回答いただいた通り、「他の人も私が購入後も同じロゴが利用できる」というもの。

そうすると同じロゴやデザインを全く同じ形式ではないにしろ共有することになります。

商標登録出願時に「弁理士」様にお調べいただいた時に、ロゴの動物の絵がヨーロッパの雑貨品の会社のアイテムにプリントされたものと一致してかぶっていることが判明。

しかし、この購入が権利を得ることの対価であり、フリー素材的な物であることの説明で通りました。

その代わり、「その後のトラブルなどは当社(ロガスター)は無関係にある」というルールでありました。

それもそれでよいかと思いますが、今、このことを考え直してみると、矛盾を感じます。

一応、ロガスター様の社員デザイナー様はこの「著作権」は放棄しているようなスタンスのご回答の文面でしたので、共有したデザインのマークでありながら進めることができたのでした。

実際に「商標登録」許可後「ネーム屋」様に作っていただいたブランドネーム。白地がかわいいとこちらだけに。

「ネーム屋」様は、「ヴンダーラベル」様。

中国の工場へオーダーして生産し自社輸入後、当方まで配送までの期間が非常にスピーディーで価格も非常に抑えられたものです。

ちなみに上の両折れのネームは「特注」のような「カスタム」という部類でしたが、1枚@¥62くらいでした。

日本国内で凝ったネームなどは、@¥300-@¥500などかかってきますので、非常にリーズナブルです。

ところで、「商標権」と「著作権」とは違うものであるということ、前者は自ら申請する形で得る特権、後者はデザイン製作者が持つ自明の権利、ここが大きく違う点です。

もし、何か同じロゴを共有している他社様からクレームを受けた時に、結局はそのロゴを書いた人が誰なのかというところを問うことにはなるということ。

それは、ロガスター社に雇われていたデザイナー個人の〇〇様という人というのが正解だと思うのです。

自由に使ってもいいよというのは、あくまで、その時の契約であり、その後のトラブルに関しては、誰というピンポイント的な著作権が一番有効になるかと考えます。

しかし、共有しているのだということが分かりながら、権利を主張し訴えるということもなかなかの矛盾であり、たやすいことではなく、そもそもゆるい気持ちでの使用だと思われます。

このことを振り返って今思うことは、ブランドネームなどの今後もよく使うものや自社のロゴなどは、「下手でも良いので自分で描いて、その動画や写真も撮って著作権を明確に本人にしておくこと。」これにつきると思います。

他の人が作ったロゴを自分のものに100%所有することの限界です。

事実がもう自分の完全オリジナルでないということを物語っているからですね。

ロゴの文字1つにしても、挿絵にしても、「マイクロソフト」社様のエクセルの図形を使うことすら著作権があるみたいです。

今後の予定なのですが、10年間有効の2018年の商標権は2028年には更新しないつもりです。

随分コスパも悪かったことになりますが、早々とやり過ぎたとも言えますし、反対に良い経験をしたとも言えます。

「著作権」についての深いところまで追求することができたのではないかと思います。

あとがき

ブログの「手直し」をしております、2024.07.16現在。

過去の全ブログ1,400記事程を毎日3記事ずつこの2024年1年間で「手直し」完了という目標に向かい毎日実行中の現在です。

更に、この記事を最初に投稿の2022.01.25からおよそ3年が経過した現在ですが、この時の「ブランドネーム廃止」の決意は全く変わりません。

その後の製作では、もう付けていない事実がありまして、ブランドネーム縫い付けも過去の仕様となったのでした。

ただ、この時のブランドネーム作りの体験は著作権についてかなり大切な部分が学べたと思っております。

今後は、自主製作+販売の方向から高まったバッグの仕様や技術のノウハウを、コンテンツ化してお伝えし広めていく活動に変えていくことに決めました。

その際にも、著作権がコンテンツに存在しますので、

①バッグのデザインや作り方ノウハウについての著作権はフリー

②デジタルコンテンツそのものの転売やコピーは不可

③①は共有であるため、一人の個人だけの特権にはならないというルール

という複数のヶ所の著作権が存在するルール1つずつを明確にし、誤解のないよう、そして基本的には「自由」が実現できるよう解放を主軸にしてやっていきたいです。

「ブランドネーム」などもう関係はありません。

ただ、こうしたところにたどり着くには、2018年の時の「ブランドネームを作る」という行動が無かったら、こうまではっきりと方向性が見つからなかったかと思うと、必要なことだった軌跡なのかもしれません。