販売に関するテクニックの羅列行動ではお客様はお見通し、本当に大切な事は相手の立場に立った人間関係の神髄に等しい【1166】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「買った後を想像させれば誰でもこんなに売れる!:坂本りゅういち 著」を拝読。

あえて難しめの言葉を使わずに読みやすく説かれたような文章は、まさにお客様の立場に立つように読み手のことをよく考えた販売のプロらしい書き方だと見て取れます。

著者様は、多くの販売員分野での賞を受賞された方であり、これまでの経験からの豊富な例が内容に盛り込まれます。

「商品が売れる」ということはすべての事業者が切望することです。

内容に関しては、実際に読んでいただいて感じていただくということで、このたびは、自らのアウトプットで販売に対する考え方を1つ綴ってまいりたいと思います。

「商品販売」、本当に大切なたった1つの事を自分の言葉で考えた、自分らしい伝え方で寄り添うような瞬間こそ販売にのぞむ態度の望ましい姿

接客の技術のようなことはこの本からも大いに学べます。

実際に接客を長い間してこられたベテラン様であるわけで、そのノウハウは確かなものだと思います。

この技術はありがたく拝受し、是非実際の販売に役立てていきたいと思います。

そして、心ある人間が相手である以上短い対面場面であってもより良きコミュニケーションが取れることを目指すことになると思います。

「コミュニケーション」などと難しい言葉で表現はしていても、結局は「屈託の無い情報提供」です。

何も難しいことは無いと思うのです。

情報を秘蔵せずに、知るところをアウトプットし尽くしてお伝えしていくことです。

ここに何がそんなに難しい技術が必要でしょうか。

それよりも、隠し事があるようなベースの商売こそが胡散臭くなり、つじつまが合わない言動となり怪しいのです。

では。。ということになりますが、そもそも自社製品を屈託なく誇れるようなお品物に育て上げているベースありきではないでしょうか。

言葉の節々にユーザー様はその裏側を感じ取るものです。

それだけ鋭くジャッジされるのも、対価をいただくから厳しく見られるに決まっているのです。

あとがき

お客様というのは、想像をはるかに超えた見る目の鋭さを持っておられると思います。

よって、あれこれ技術を駆使した機械的な接客や販売も見抜かれると思います。

商業というのは、もともと「お悩みを解決する」というベースのもとに成り立つ仕組み。

まずは、困ったことが無いかということに対して寄り添う気持ちからのスタートです。

「自らが主人公に」などの「我欲」は見抜かれるものなのです。

その後のデザインを大きく変えたきっかけの製作品は失敗であっても貴重である、厚みによって絞り切れず別付けのタブホール仕様へ改良【1165】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在制作中のコンテンツに伴い、同時に撮影用に製作の方も進めていました。

そんなナップサック製作の最終局面で大きく失敗して一からやり直しとなったこのたび。

コンテンツ制作者がまだまだ学びがあるということで、まずはこちらの解決が先になりました。

このたびは、美しく完成した製作品も素晴らしい成果ではあるのですが、反対に巾着が全く絞れず機能を果たせなかった「失敗品」をご紹介します。

失敗に終わった「残念さ」を見返りに得られる大きなものを同時にお伝えできればと思います。

ナップサック製作の最終局面で起こった巾着ひもホールが絞れないことの原因と解決、これをきっかけにすべての生地に対応できる「巾着ひもホールタブ」を考案した

最後の最後で巾着紐(共布紐)がこれ以上しぼれませんでした。よって、ここまで完成間近でありながらボツに。
こんな風にソフト厚芯をキルトをかける時に当てるのですから、表地は相当薄くなければいけないのです。

何とも残念(*_*)。

巾着ホールを縦に少し巾を広げれば良いということでもない大きなミス。

巾着を絞るという動きには、かなりの空洞と動きの融通が必要であるということがこれでよく分かります。

ということで、そもそも、この厚みあるカーテン地で作ったことこそ失敗だったのです。

こんな風に江戸打ち紐での巾着袋なら絞れました。インテリアの収納用に巾着袋としては何とか使えそう。

ただ、この巾着紐がリュックのショルダー部分にそのままなるかというと、それはあり得ません。

共布でホールに通り、融通の利く絞りの動きにも対応できなければならないのです。

では、生地を薄手のみに条件付きでご提案したナップサックということになるのでしょうか。

答えとしては、「受け入れられない」ということになります。

よって、このたまたま厚みあるカーテン地で作った試作品の大きな失敗により後の「巾着ホールタブ仕様」が生まれたのでした↓。

下のすべての生地対応可能な巾着ホールの方が必ず選ばれます。「条件付き」は「縛り」を生みますので。

下の写真の「巾着ひもホールタブ」の誕生は2023年のこと。

下に貼ります2022年当時のYouTube動画では、生地選びの条件を「薄手に限る」ということでいったん締めています。

しかし、「薄手生地に限る」なでと条件の付いたノウハウではとても優れたコンテンツにはならないと後に見直したのです。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.11.26からおよそ2年後の2024.10.18にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2024年では、「巾着ホールタブ」の仕様のおかげで、セルヴィッチデニム・帆布をその後製作することができました。

おそらく、「金華山織」「ゴブラン」も可能だと思います。

少し大げさですが、ナップサックにおいては、二度と本体に巾着ホールを設置する作り方に戻ることはありません。

極薄生地でそれが可能だとしても、もうすべてをカバーできる「タブ」があるのですから新しい「巾着ホールタブ」の方1つだけで十分なのです。

こうして、ナップサックのデザインにまた1つ「なぜそれを設置したのか」という「哲学」が埋め込まれていきました(^-^)。

ハンドメイドバッグ製作のダウンロード型デジタルコンテンツの制作中の悩みの解決策、①容量の凝縮②音声の質の維持③最新ノウハウの盛り込み【1164】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少しずつ、「共有型のハンドメイドバッグ」の活動の1つ、「コンテンツ制作」を進めています。

2022年からの考案でこの活動をする中で、事業名の「共有型」というワードも生まれています。

2022年の内に一度は完成しているのですが、結果は大きく見直すべきものになり作り直しとなりました。

なぜ簡単にコンテンツ制作ができるものではないのかを、下に貼りますYouTubeで投稿したのが2022年。

当ブログ記事は最初の投稿の2022.11.24からおよそ2年後の2024.10.17にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2024年でもまだ1デザインすら完成していないところにこの難しさがありますが、少しずつ完成に向かっています。

そして、2022年当時の2つの理由の他に更なる3つ目の理由も浮上した2024年現在。

「手直し」したホットな情報で当記事は①-③の3つのコンテンツ制作の悩みとその解決策を2024年の見方で綴りたいと思います。

①動画だらけは容量を占有してしまう②音声が編集するうたびに劣化してしまう③その後新しいノウハウが続出してしまうという3つの悩みの解決案

当初は、動画をくっつけるイメージで、YouTubeのように考えていましたが、そうではありませんでした。

あっという間に動画は容量を増大させ、ギガ級になっていきます。

1ギガ(1,024MB)まで行ってしまいますと、せっかくコンテンツになっていても、容量が圧迫してお客様のスマホやパソコンのお邪魔をしてしまうのです。

そんなコンテンツは害でしかありません。

そこで、解決策はと言いますと「すべてを画像のみ」に妥協したことです。

ある意味静止画はミシン作業では確実であり、良い意味で画像のみの良さを活かす方向で解決策としました。

その代わり、字幕をたっぷりと入れるということでフォローしています。

次は音声についてです。

ナレーションがネックになるのですが、人間の生の声は、編集を重ねると「割れる」というような表現をされることがあります。

実際に少しずつ進めようと、1コマずつナレーションを入れていくと、後日次の新しいコマを追加した時に古い収録の声が「バフー」などと呼吸音がみっともなく入るのです。

このようなナレーションは害でしかありません。

ということで、解決策としては、「既成の音声」を利用させていただくか、それとも一発取りで最後に字幕をそのまま読みあげるような小さい声の音声で入れていくかを迷っています。

最後3点目が2024年で続出したことですが、「その後のノウハウの追加」です。

コンテンツ制作をしながら自らも学んでいるわけで、日々のバッグ製作から新しく知ることが今だにあるのです。

是非そのホットな学びもノウハウに盛り込みたいという姿勢でいたところ、いつまでたっても見直しばかりでコンテンツ制作が進まないという悩みです。

しかし、これは解決策などありません。

漏れなく新しいノウハウも盛り込むことで、コンテンツ自体の「価値」を高める必要があると思うのです。

よって、年月を要することは仕方がないこと、むしろそれで価値が高まることを意味すると考えれば必要な事であるかと。

では①-③をまとめたいと思います↓。

<デジタルコンテンツ制作の悩みと解決策①-③>

①<悩み>容量を占有してしまう動画が盛り込めない→<解決策>写真のみに徹底、字幕を豊富にした。

②<悩み>音声が劣化して質が悪くなる→<解決策>デジタル音声の利用もしくは一発取りで一度っきりの最初の音声で完成させる。

③<悩み>新しいノウハウが続出する→<解決策>続出したすべてを盛り込む実直でホットな内容のコンテンツであるべき。完成を急ぎ過ぎないこと。

あとがき

ここで改めて心に留めておきたいことは、急いで完成という結果を求めないことです。

本当に分かりやすく細かい部分も解説出来ているのかということを必ず中心に据えてやっていきたいと思います。

最初に予想したのが、複雑で時間のかかるデザインよりもシンプルで早く出来上がるデザインからのスタートが良いと思ったこと。

これは大正解でした。

シンプルなデザインと言っても、なぜシンプルなのか。。ということにも理由があるので、そういった考え方みたいなことも解説に入れていきたいと思います。

そして、「ノウハウもの」とは言え、「姿勢」「精神」のような目には見えないものも盛り込めればと、そしてユーザー様にキャッチしてもらえればと望んでおります(^-^)。

巾着袋のサイドの「コの字」ステッチ、真ん中をなんとなく縫っていた過去から確かな固定の効果を得る「際:きわ」の位置の徹底へ【1163】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「デジタルコンテンツ」にまとめた「ハンドメイドバッグ作りのノウハウ」を制作し販売していこうという活動の最中(さなか)、まだ新しい学びが起こってしまうものです。

こうして、たやすくコンテンツにまとめることがなかなかできない深みを感じているのです。

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.11.21からおよそ2年後の2024.10.17にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2024年現在でも、ただの1デザインもコンテンツが完成していない理由は、まだまだ見直す部分が出てきているからです。

そのたびに、その見直す点を検証するための試作品作りをして結果でノウハウに追加したりするのですから、随分と時間をかけたものになります。

やはり完成型として最高に高められた内容であるためには、急がずにそのコンテンツ自体に磨きをかけることを大切にしています。

このたびは、そういった細かい箇所の見直しに該当する部分の、巾着袋の両サイドの「コの字ステッチ」についてどう見直したのかをその理由と共にお伝えしていきたいと思います。

細部の仕様を高めるための引用やヒントになれば大変嬉しいことでございます。

ほつれやすい生地も扱ってきたことで発見できた、巾着袋の両サイドの「コの字ステッチ」がしっかり固定される望ましい場所は三つ折りの際(きわ)である

巾着袋のコの字ステッチを三つ折りのど真ん中で今までやってきました。

それが写真の上側です。

上:7.5mmずつの三つ折りのど真ん中をステッチした場合。下:同じ三つ折りの際(きわ)をステッチした場合。

表からはこんな風にコの字が映りますが、一見問題は無いように感じます。

ところが縫った側の裏側では少々問題がありました。

左:ど真ん中のステッチ・右:際のステッチ。見た目ですぐに右側の「際」が正解だと感じます。安定感です。

「どちらがしっかりと縫い付けられていて安定感がありますか」、ということを問われたら完全右です。

この比較を今までしていませんでした。

そして、このたびこの写真とはかけ離れたほつれやすい生地で左側のど真ん中ステッチで行ったところ、三つ折りが崩れて飛び出してきたのです。

「あーそうだったんだ」とやっとここで気付きます。

どんな生地にも対応できる縫い方でなければ、人に伝達していくことの中身が薄れてしまうのです。

ほつれが飛び出さないだけではなく、下の方もしっかりと安定している様子が右側ではうかがえます。

冷静に考えたら、なぜ生地を余らせる必要があるの。。ということを今まで追求し切れていなかったのでした。

このようなことは、ほつれやすい生地で行ったからこそ分かったことでした。

いつもほつれにくい生地ばかりを選んでいたら、このことに気づくことが無かったかもしれません。

自らの都合だけを重視した作業をしてこなかったことが、かえって後に大切になり、広い見方でまとめられるということが分かります。

あとがき

もっと俯瞰して見てみると、「コの字」ステッチだけではない他の場合にもあり得ることだと思いました。

今までやってきて問題がないことであっても、素材が変わると問題が起きたケース。

常に、どんな素材にもカバーできる「オールマイティ」さを持ったノウハウであることがレベルの高さの1つではないかと考えます。

ノウハウ作りも「小手先テクニック」なのか「永久的な技術」なのかの違いがあり、長い年月をかけてそれが露わになってくるものなのです。

「時事英語」を遥かに複雑にした「科学英語」をシャワーのように浴びる程の体験、「SDGs」を背景に世界の現状に触れた【1162】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「日経サイエンスで鍛える科学英語 SDGs編 :日経サイエンス編集部 編」を拝読。

このようないかにも難解そうな本ですが、その通り正解です(^_^;)。

ただ、英文だけがずらりと並んだ1章分をまとめての翻訳の形式ですので、映画の字幕のような「シャドウ」形式とも違うのです。

「日経サイエンス」という自然科学分野の論文が掲載された雑誌からのピックアップ本であり、単語1つ1つが専門用語なのです。

タイトルの「鍛える」という表現が特徴的ですが、正にその通りなのです。

SDGsの中で取り上げられる環境・ジェンダー・動物との共存など様々な事柄、大きく1つにまとめて「自然の姿」を大切にしていくことなのではないかと説いた

「SDGs」の高まりに関しては、「建て前」も多く見られます。

あくまでも商業を優先した姿だと見ていまして、例えば牛革を使用しない代わりに合皮という素材を使うこと。

劣化してゴミになる合皮を使うことこそ環境問題を高めていませんかと。。

なぜ、こうしたことが起こってしまうのかは、「言葉の一人歩き」のようなもの。

根本的になぜ「SDGs」を考えなければならないかを忘れてしまい、ジャンプしてしまって「活動」「評価」などに意識が向いてしまっているからではないかと思うのです。

ここで、その思いを実直に綴りたいと思います。

地球には、たくさんの生物が住んでいて、それこそ40億年以上も前に最初の生物が海で生まれています。

たくさんの進化や、惑星の衝突により何度も何度もリセットされながらこの緑とブルーの自然で覆われた地球が存続してきたのです。

今ここに存在出来ているのも様々な進化の過程の1つであり、「人間」という恵まれた比較的生物界では守られた位置付けの生物として存在出来ていただけなのです。

これは、生物の進化の本を拝読してまいりましたことでより意識するようになったことです。

そうしますと、生きるための食料となった動物達を決して見下してはならない、弱い動物達が困っていて助けを求めてきているような際には手を差し伸べる姿勢が望ましいと。

そして、「ジェンダー」に関しても、大半がはっきりと区別された枠に収まっているのも、もしかして進化の途中であるかもしれないということ。

そこに当てはまらない、どうしても心の内ではそれを認められない人間は、新しいタイプの進化した性質を持っているのかもしれないと理解することではないかと。

そうしますと、「自然のあるべき姿」ということの大切さを見逃してはならないと思うのです。

自然にそう思うならそれが正解であり、自然に起こったことはそれが必要があって起こっているということへの理解です。

あとがき

実は、この本に似た構造の読みものを週に一度新聞で読んでいます。

同じ系列の「日本経済新聞:夕刊」の水曜日。

解説も含めて新聞半ページ分のコーナーなのですが、毎週趣味的にじっくり読んでいまして、「Step Up English」というコーナーです。

まずは、英文を注釈のある単語の意味を目にしておきながら音読。

ちなみに、TOEICは600点ちょうど(なぜかぴったり)がこれまでの最高に過ぎず、たいしたことはありません(^_^;)。

そして、その後日本文の訳を読んでいきます。

今回の本と同じ構造です。

ただ、登場の単語は「時事英語」程度のものであり、遥かにこちらの新聞の方が易しいのです。

その後いつものように新聞でそのトピック記事を読む時に少し易しく感じたという体験をしました。

ある意味この本で鍛えられたのかもしれません。

このたびは、SDGs編ですので、他にも分野の違うものがシリーズ内にあるようです。

少し英語に触れている方であれば、読む気にまではなると思いますので、その入り口はOKだと思います(^-^)。

4文字程度のキャッチ―な名前付け、多角形のパーツ多用に相応しい「ポリゴン」という名前をハンドメイドリュックに名付けた【1161】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2007年からの「ハンドメイドバッグ道」を歩み、15年経過の2022年でやっとそれらしい独自の物が作れるように。。

多くの流行に振り回されず、素敵な写真をヒョイと真似することなど決してすることなく製作活動を続けてこれたことをまずは自ら労いたいと思います。

決して良い売れ行きということには至っておりませんが、それでもそのノウハウをしっかりと学びながら、次にはアウトプットして多くのハンドメイドバッグを製作する方へ共有していきたいという転機を感じています。

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.11.18からおよそ2年後の2024.10.16にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2022年当時は、この度ご紹介しますデザインも「ダウンロード型ノウハウコンテンツ制作」に取り入れるつもりでした。

ただ、あまりにもこのデザインに納得できず、限界を感じまして、2024年現在では製作していないのが実状です。

試行錯誤で機能を高め完成形になってもなお納得しなかったこのデザインは、2024年現在では廃版としています。

そのような廃版デザインをコンテンツ制作にしていくのなど、当然「しない」ということになります。

現在納得しているホットなデザインであるからこそ「価値」があるからです。

後で貼りますYouTubeは当時2022年のままなので、この点が2年間の変化であり違いがありまして、ブログの方がより進化した情報になっているとご理解いただきたいと思います<m(__)m>。

このたびは、<事業>カテゴリーならではの、「商品への名前付け」のヒントになればと、デザインとしては完成型となったリュックを名付けたその名前と共にご紹介したいと思います。

多角形パーツを多く採用していることからのネーミング「ポリゴン:POLYGON」、自社製品により一層「特別感」を感じていただく「名前付け」の勧め

もともと「餅巾着」という名前を付けていたのですが、「切餅」という別のデザインに「餅」を使っていることもあり別の名前へ変更といったような経緯があります。

6角形(ヘキサゴン)や8角形(オクタゴン)をパーツに多用。「多角形」とまとめた「polygon:ポリゴン」へ。

多角形は、こういった縫い付けパーツに使いやすく、多用しています。

よって、そのぱっと見の特徴でもある多角形使いから、その英語「POLYGON」をそのまま使わせていただいた「ポリゴン」に決定しました。

あとがき

たった2年の時の流れは、信じられないほどの心境の変化や状況の変化を生むものだと2024年現在非常に驚いています。

この2023-2024年で本当に様々な事があり様々な変化がありました。

恐ろしい体験、二度と遭遇したくないような嫌な体験などが被りながら次々に連続していったのです。

この2024年1年を1日3記事ずつのブログ記事の「手直し」の期間としたことは非常にどんぴしゃなタイミングでした。

1日3記事は現在の2024.10.16までに計画をパーフェクトで達成できていますので、2024年の終わりには過去の1,400あまりの投稿すべてがリライト完了できると思います。

その後2025年からは、1日1記事を再び【1】から順番にもっと深堀りし、丁寧な「更に内容を高めた手直し」をしていくつもりです。

なぜなら、この1年の手直しの間にも発展があったからなのです。

思えば、3記事は結構大変でした。

今度は1記事になることで、行き届き切れなかった細部の更なる手直しと、3記事の時よりもはるかに早く終了する1日の空いた時間を、「コンテンツ制作」「バッグの製作」に当てていきたいと思っております。

一人の人間が同時にできるタスクは有限、その年に一番重視することを決めなければいけません。

コンテンツにまとめるからとはいえ、バッグの製作の活動は続けていくところに、実際に製作している者が発信する内容の「現実味」が高まるのです。

日本人の手先の器用さ・地道な製作の姿勢などを良き文化として海外にも誇れるものにできたら素晴らしいのです(^-^)。

古い傷み具合の味わいだけがかっこよい古着ではないのでは。。綺麗でも古い時代に作られた証(あかし)が読めることがある【1160】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフを送り、およそ15年が経過。

「アルマーニ」様の古着ばかりを集め、見つからないアイテムは「オーダーメイド古着」で探します。

そうして、かなり特化したワードローブを作ることに落ち着いている現在です。

ここ近年では、これまで新品を購入し続けてこられた方も、マーケットサイトの台頭・「サスティナブル」の動きと共に、古着=身近なお洋服の着方になってきたかもしれません。

このたびは、「名もなき製造者」様が世に生み出してくれたお品物に意味を感じた素敵なセーターをご紹介を致します。

この良き味わいを作っている源は何なのか、などをお伝えしまして、たくさん溢れかえった古着市場の中で独自のスタイルを築いていくための一助になればと思います。

ぼやけた曖昧な染色は手間がかかっている証拠と見て良い、ダークカラーでミックスされた手編みセーターは真っ黒にはないマイルドさであふれる

メルカリ様で購入させていただいた手編みセーター:アクリル/70%、毛/30%、日本製。古いお品でも綺麗です。

色を一言では言い表しにくい中間色が魅力です。

糸の色は、グレーと茶の間・黒・ブルーも含まれます。

全体ではモカ茶のようなカラーに映りますが、その所々の曖昧さが全体ではマルチカラーのようなのです。

このセーター、例えばボトムにデニムを検討しようとしますと、黒・グレー・ネイビー・ブルーとすべてのデニムの色がどれも合う融通の利き方が素晴らしいのです。

この柔軟性あるカラーの源を少し探ります↓。

糸の様子:1本の糸の染色が中間色だらけでさらにそれが集まってやさしいぼかしが実現していると見て取れます。

現在よく見る量産品がどれも扁平な、同じような色ばかりであることも多いのは、その手間の簡素化・機械化によってスピーディーに出来上がってしまうところにあるのかもしれません。

このセーターは手編み、メイン材料の糸がこのように丁寧な手間をかけたものだとうかがえることに加え、手編みであることで更に1点物が実現されています。

ということで、このセーター自体は古めかしい傷みなどはそれほどありませんが、その糸の使い方1つでも、現在ではなかなか見られない古き良き時代の生産物であると見ることができるのです。

あとがき

海外の人から見ると日本の古着は状態が良いとのことです。

収納され続けたままで眠っている古着もまだまだ多いのです。

経年があると、現在とのギャップが面白く、お洋服というものが本来はいかに手間がかかるお品だったのかを改めて考えさせられます。

ファストファッション品を見慣れた現代では、こうしたことを忘れているのかもしれません。

本当の良質な洋服とは何なのかを、古き良質な洋服が教えてくれるのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

1stサンプルの方を選択する勇気、2ndサンプルが必ず発展していると思い込む固定観念を取っ払い5cm短い完成をボツにした【1159】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在キルトがかかった無地のナップサックの寸法を研究中です。

いずれコンテンツにまとめてダウンロード型のハンドメイドバッグの作り方として販売していこうとしているのです。

附随するプレゼント的な特権が、「デザイン・型紙・ノウハウの著作権フリー」。

充実のコンテンツだと思っていただけると嬉しいです。

一度目にマチのサイズ、15cmなのに20cmと大き過ぎて間違えた型紙を作っていたという何とも情けないミスの修正と、この機会に縦を5cm短くした点がポイントです。

・1stサンプル:縦の長さが5cm長い/マチは20cm

・2ndサンプル:縦の長さは5cm短い/マチは15cm

ということです。

5cm丈が短いことはむしろデメリット、縦の長さが十分な1stサンプルの方が良かった、2ndサンプルが発展しているものだという固定観念を覆した選択

左:1stサンプル・右:2ndサンプル(丈が5cm短い)。

「1stサンプルの方で良かった」という率直な感想を持ちました。

5cm短くすることで、コンパクトにはなったももの、その違いはやはり大きいです。

右は中にあまりり物が入らないのではないかという印象を与えるようで左の方へ戻そうと思っています。

「大は小を兼ねる」は、この場面に相応しい教訓かもしれません。

確かにコンパクトで使いやすいのは右なのですが、もしも、買い物が多くなった時に少しでもゆとりがあるのは左です。

右だと最初からあまり入らない容量ということを念頭においてしまい、このバッグ1つでは厳しそうだというそもそものベースを作ってしまうようで価値が薄れるのです。

この5cmというサイズ、是非今後の寸法調整の単位のご参考になればと思います、5cmからがぱっと見の違いが分かり始める寸法なのです。

同時に15cmのマチも間違えてしまった20cmで良いのではないか、こちらに関しても十分検討していきます。

おまけ1:試作などの見えない部分の糸巻きボビンの在庫の消化アイデア

話題から少し逸れた「おまけ」事項です。

ダイヤキルトの裏側:裏面を上糸にキルトをかけますので、上糸には無関係な色のボビンの在庫を充当しました。

試作品だからこその節約術としまして、通常のボビンのカラフルな糸のストックをいったん整理したいと思いました。

写真の裏面側(上糸側)から縫いますので、表面に出る下糸は真っ黒で徹底。

糸調子をしっかり合わせ、ボビンを直接上糸箇所に設置して使います。

そうして、ここまでのたくさんのステッチの入るキルトが2面終了したと同時に、ボビンすべての在庫が終了しました、何たる偶然(驚)。

以上、余談ではありましたが試作品ならではです。

おまけ2:生地屋様も見間違う黒にそっくりな濃紺は黒無地と見比べることでその正体が露わになる

左-黒の表地・右-濃紺の裏地:生地屋様では黒とのことでしたが、こうして合わせると紺であることが判明。

古着などのお洋服選びにもよくあるシーンですが、それ1点だけ見ていると黒に見えてしまいますが、実は濃紺であることがあります。

常に「黒ではなく、濃紺なのでは。。」と疑ってかかることが大切。

私見ですが、こうした右のような柄になっていて、白とのコントラストが効かせてあるものは、黒よりも紺が多いかもしれません。

もとは服地なので、黒と白のコントラストよりも紺と白のコントラストの方が少しマイルドだからでしょうか、古着にもそれが顕著に見られます。

多色展開の場合は比べる相手がありますが、1点物の世界では、なかなか比べようがなく、その色だけを見て判断しなければならない状況が多いです。

生地屋様が黒と記載いただいたのでそれを信じましたが、たとえ黒と記載があっても実は濃紺なのではないのかというところまで疑うことは決して悪いことではありません。

ネットの画像でも光が当たった明るい写真がとても薄く映っている場合にそれが紺にも見えた場合は質問して問い合わせることをお勧めします。

あとがき

サンプルが2nd(2度目)だから、こちらが優れていると考えることすら固定観念に縛られたジャッジなのです。

最初に作ったサンプルも同等に比べて、本当に相応しいのは。。と考えていくことが重要です。

この、最初・2度目という順番の優劣みたいな固定観念に惑わされるべきではなく、常にフラットな見方をするべきなのです(^-^)。

レオパードを素敵に着こなす人を見習いたいものだ、平凡過ぎた失敗と柄同士が混沌としてしまった失敗の2コーデが教えてくれたこと【1158】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2000年前後だったと記憶しています、ファッションの流行の中ではその年がレオパードの流行であったことがあります。

しかしながら、柄の中ではその後、定番みたいな位置付けになったのではないかと考えます。

花柄に比べてレオパードは大好きというわけではありませんでした。

たまたま抽象柄の凹凸感あるカットソーをお得に購入でき、ボトムを考えていたのです。

結局失敗に終わった2パターンのコーデでしたが、そもそもレオパードが好きではないというところに答えがあったのだと思います。

好きではない柄を購入してしまった時点で、ファッションに対する「妥協」だったのですから。

そんな失敗体験をここに記録しまして、お値段関係なく好きなアイテムだけを選ぶ大切さを説きたいと思います。

アイデアが浮かんでこないということはそのお洋服に熱が入っていない証、「選ばない」という選択肢を忘れた値段のお得さに翻弄された悪い買い物例

レオパード柄の失敗例①:納得していただけるような無難な組み合わせだと思うのですが何も個性が表現できず。
レオパード柄の失敗例②:別の柄の組み合わせのように感じ、大失敗の1つと言えるでしょう。

そもそも、トップスのカットソーはレオパード柄なのだろうか。。ということを余計に思わせてしまうはっきりとした柄のパンツ。

柄同士を比べても全くの別物過ぎた失敗の姿です。

あとがき

後で考えますと、カットソーには、黒無地のルーズなラインのワイドパンツなどが良いかと。

クラシックなスラックスでは相性がないと思うので、あくまでも「抜け感」たっぷりなパンツであることが重要だと思います。

一方、ボトムのレオパード柄はこちら1点で完成されたカラー、もう二度と余分なカラーを呼び込まないことで、黒のプレーンな無地のカットソーや黒のジャケットです。

ただ、そもそもなのですが、どこか熱が入らないのは、冒頭のように好みではないことで、縁の無い柄だからでしょう。

レオパード柄を素敵に着こなしている人は、そもそもこの柄が好きなのです。

ショッピングを気軽に考えてはいけない、こうして後で悩みがっかりすることになるのですから。。

今後永久に着ていけるお洋服をそもそも購入の時点でイメージできることこそが重要です(^-^)。

しなやかで本来バッグには考えもしない服地でも大丈夫、存在感あるフラップポケットを永久的な丈夫さで持続していける仕立て方法【1157】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまでハンドメイドバッグのフラップポケットを幾度となく製作してまいりましたが、このたびが初めての作り方になるという作り方で実験をしました。

というのも、ポケットに使用する生地が薄手で、フラップの美しいカーブライン、袋布の角の美しい尖りなどが薄手の生地であることが原因で歪むことを解消するためです。

ミシンの押さえとの摩擦で上手く回転せず、歪むことが多いです。

とはいえ、服地は本来バッグには使われないことでバッグに使用ということ自体がそもそも個性的。

よくあるバッグとの差別化で採用しているところを軸に置いていることをまずはご理解いただきたいと思います。

それでもデメリットがあった場合のケースとして、このたびのような「ハード薄芯」を思い切って全面に貼るということでフォローしていくのです。

接着芯に加えて全面にハード薄芯を貼った結果、驚くほど立派な凛々しいフラップポケットへ、永続的なバッグの1パーツとなった

通常接着芯は全面パーツに貼っております。

しかし、それだけでは、明らかにとろみがあるままであり、ポケットが綺麗なラインにならないということが確実です。

ということで、ボンドで縫い代に貼ったハード薄芯内蔵のフラップポケットが出来上がっていく様子をお伝えしたいと思います。

ポケットの袋:薄手に黒い生地です。少しストライプのような柄が入っています。ハード薄芯を内部に接着。

ポケットの袋は「わ」ですので、広げた状態で「ハード薄芯」を貼ると、出来上がりは2枚分入っていることになります。

手触りの確認では、ちょうど良い強固さです。

フラップをひっくり返す前:縫い代1cmで縫います。このカーブラインがハード薄芯のおかげで綺麗です。
切り込み入れ:カーブの強い部分にハサミで切り込みを入れカーブラインが美しく出る融通を利かせます。
ひっくり返し:カーブのライン、まっすぐなラインすべてがはっきりと綺麗に出ます。
ステッチがけ:外側1周に端から2mm程度でステッチをかけます。
袋との合体のイメージ:まだ合体していませんがこんなイメージのポケットになります。
裏地への配置:こんな感じで柄の中に無地を配置。ポケットの場所が分かりやすいコントラスト効果があります。

気持ちの良い綺麗なライン。

これをハード薄芯を貼らずに接着芯だけの状態で作るとここまでの綺麗なラインにはならなかったと思います。

薄い所へ結構しっかりとしたものを縫い付けることで、花柄の方の生地の傷みを防ぐために、縫い付けは裏側に当て芯を全体に当てます。

実験の結果からは、ハード薄芯を全面に貼ったことはこの度の薄手生地には大正解でした。

ここまではっきりとした綺麗なラインの実現は、これまで一部だけに貼った伸び止めテープを遥かに上回るものです。

ただ注意点としましては、今回の生地が極薄であったことでうまくできたということ、それ以外の中肉や厚地には「野暮」ということになります。

どんな生地に有効なのかということで言うと、「薄手の生地に限る」という条件を付けたやり方です。

あとがき

独学でミシンを扱ってハンドメイドバッグをお作りしてまいりました。

もう、今更お洋服の縫製を学ぶことはありません。

こういった者の良さは、固定観念を持っていないことです。

とにかく良い結果になれば、それは「有り」なのだと進めていき、研究の一過程としてチャレンジしていくことが大切です(^-^)。