黒コーデ好きが遊び心を取り入れたい気持ちの時に利用した、ビタミンカラーのマルチカラーの小物を取り込むことによる躍るような心地【1295】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ暑い季節がやってきました。

半袖になって久しいですが、年間の中で半袖の期間がいかに長いかを感じます。

普段作業着のようなジャージスタイルでは、半袖なのか長袖ジャージ上下セットなのかだけの違いで季節を分けています。

半袖の期間が随分長くなり、4月-10月くらい。

もう3月の中旬で室内では半袖になっていましたので、半年は半袖を着続けるということになります。

さて、この暑い季節に向かう今、あるカラーのご紹介をしたいと思います。

それは「ビタミンカラー」です。

しかもビタミンカラーが集まって「マルチカラー」になった色の集まりの小物類を「ビタミンマルチカラー」としてお洋服に取り入れる例です。

真っ黒コーデの雰囲気を時々変えてみたい時にも遊び心を持って楽しめます。

黒コーデの差し色に「ビタミンマルチカラー」を取り込むことがかえってすっきりとまとまる理由、1色だけが主張しない調和が生まれるから

黒コーデも厚い季節は少し工夫したくなることがあります。

蛍光色のマルチカラーの編み込みベルトを黒コーデに合わせたあの時の組み合わせ。。という過去のコーデを思い出しました。

黒いTシャツにジーンズ、そこへベルトが明るいマルチカラーであることが、活動的な前向きな気分になるという効果を実感。

ビタミンカラーは蛍光色に少し近くなる快活なカラーです。

ビタミンカラーであっても、たくさん色が集まれば、軸の色が目立たないことが、かえって主張し過ぎない良さになると思いました。

1色のみの使用よりも多色を同時に使用するという意味です。

ビタミンカラー:定義としてはビタミンを含む野菜やフルーツの色を表現。一番右のピンクや赤も含まれます。

特に大切なのは「心地」です。

ビタミンカラーの色を身につけたら、ポジティブで活動的なワクワクした気持ちになります。

明るい気持ちへいざなってくれるパワーを持った色なのではと。

色の強さは理論としては「黒」が最強だと言われています。

パワー=強さ/威力で考えた時には黒だと言えるのですが、1色VS1色で戦うのではなく、多色VS黒、ビタミンカラーのマルチカラーVS黒という挑み方で黒のパワーにビタミンカラーが同等になる瞬間を感じました。

そうしたことで、コーデが黒も映え、マルチカラーも映えるという相乗効果が出ると思っています。

実は、現在製作中のバッグにも取り入れているのです。

左の3色はほぼこの色にドンピシャ。一番右は、ピンクの代わりに、ビタミンカラーではないけれども、マッチするようなロイヤルブルーを配置。

ビタミンカラー+αで、自分なりの表現をしていきます。
後日の投稿でご紹介することになりますワンショルダーバッグをこうした楽しいカラーで製作していったのです。

あとがき

黒や白に対してマルチカラーは相性が良いです。

白には夏らしさや明るさが、黒にはパンチある強さやミステリアスさも感じるかもしれません。

小物だからこそそれほど大きな面積を占領しないで活躍の場がある「マルチビタミンカラー」の出番、主張し過ぎず程好く部分的に使いながら、上品に引用してみて下さいませ(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

おかげ様でここまでやってこれました、WEB技術に弱い者が外注無しでネット発信を続けてこれたのも3つの画像・動画編集ソフトのおかげ【1294】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

コンスタントに投稿させていただいていますこのブログ、そして、YouTube動画。

これらには、影の支えとなってくれていますツール無しでは到底難しかった作業です。

このたびは、ルーティーンとして今では当たり前に作業している「編集」にスポットを当てました。

その編集には3つのソフトを使わせていただいております。

これらとの出会いは、遡ること2018年のこと。

ホームページを開設し、ブログ投稿やYouTube投稿を本格的に始める中で必要としてきたソフトです。

これらの恩恵により、今ルーティーンとして当たり前に作業できるようになったわけですが、その立役者なる3つとはどんなソフトなのか、その良さと共にご紹介したいと思います。

それぞれのソフトの特徴を活かした使い方で自分流の発信の色や特徴を作っていく、「Ralpha:ラルファ」「GIMP:ギンプ」「VideoPad:ビデオパッド」への心からの感謝

3つの画像・動画編集ソフトのアイコン:パソコンの画面をキャプチャさせていただきました<m(__)m>。

左は「Ralpha:ラルファ」という縮尺変換が特徴のソフトです。

特徴は、たくさんの写真を同時に同じ縮尺に変換できることです。10秒あれば実行完了な点がすさまじいです。

かつて、ハンドメイドバッグの写真を10枚以上撮影したり、複数の写真をブログの1記事に掲載する際に、もとの大きなサイズではサーバーの容量を占有してしまうことが非常にもったいないと思いました。

今後投稿を増やした時のサーバーの占有度をエコノミーに抑えることを考え、豊富な写真と共に分かりやすくお伝えたいことから、当ホームページ内の投稿部分のすべてのクリップを640x360(ピクセル)と決めています。

実際の順序としては、YouTubeが先なので、1280x720で作ってサムネにアップロードした翌日にブログ記事で倍率が等しい640x360(画像のサイズが4分の1)に縮尺して同じ画像を利用しています。

一度に複数の写真を掲載することが多い場合、1写真ずつを縮小していてはとても時間がかかってしまう悩みを過去に抱えていました。

その時に、ネット検索で調べたところ、「Ralpha」が紹介されていて、これに決めて以来ずっとお世話になっているのです。

無料ですのでその場でダウンロード。

Ralphaには、画像編集の機能もあるかと思いますが、こちらを縮尺変換のみに利用させていただいております。

画像の編集はまた別のソフトを使わせていただいているのです。

それが「GIMP:ギンプ」。

ネズミさんのかわいいロゴも親しみやすく人気のある有名なソフトだと思います。

最初は、こういった編集ソフトなど使ったこともなかったので、「何と分かりにくいんだろう」と悩みましたが、使っていくうちに徐々にですが、慣れてきました。

もともとこういった作業が苦手、どうしても必要な箇所だけをとりあえず覚えていくという使い方です。

その「どうしても」がたくさん重なって気が付いたら結構な機能を使えていることに気付くというわけです。

そうした画像の準備ができたら、YouTube用に使用の動画編集ソフトの、「VideoPad:ビデオパッド」の出番です。

このソフトはかなり王道で有名だと思います。

経営の会社は「NCH Software」様というオーストラリアの会社様です。

有料でなければエクスポートが出来ない(つまりエクスポートは1つのコンテンツに完成される行為だからだと思います)ので、年間契約(サブスク)をすることになります。

こちらも、最初は、どこをどう使って良いか分かりませんでしたが、画像と同じく、どうしても必要な最低限だけを場当たり的に何とか使っていって今に至ります。

後に、「こんなことも可能なんだね」など、現在でもまだ初めて知るような機能もありますが、なにせWEBが苦手な者はその機能の発見も遅いのです(^_^;)。

それでも、シンプルで最低限ながら腑に落ちた毎回の発信ができています。

特に凝った動画編集でもないですが、字幕を付けて分かりやすく解説するなど基本的な機能は利用させていただいていると思います。

この3つのソフト、①「Ralpha」②「GIMP」③「VideoPad」は今後もありがたい存在として使わせていただくソフトになります。

あとがき

そして、そもそもこうしたブログ投稿自体ができることは、2018年の3月から開始した当ホームーページの「ワードプレス」様、大変感謝申し上げます。

そして、更に、その土台無しでは「ワードプレス」様を利用することさえできなかった、ネット上の住所たる「ドメイン」も下さった「エックスサーバー」様にも心より感謝申し上げます。

今後とも、どうぞよろしくお願いします(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「かっこいいしこれがあると安心です」と言ってもらえる、スムーズかつしっかりとした留め具機能の「共布レンズストッパー」の作り方【1293】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々、YouTube動画で「HMB教室:ハンドメイドバッグ教室」を投稿しています。

その1投稿がその日の教室の内容ということになります。

YouTubeをご視聴いただくのみですので「無料」です(^-^)。

このたびは、巾着バッグのデザインで引用していただけるスタイリッシュな「レンズストッパー」の作り方をお伝えしてまいります。

巾着ひもとの望ましいサイズ感の相性を重視したレンズ穴の寸法にもご注目いただければと思います。

緻密で丈夫な作りの12mm幅の巾着ひもとのコンビ、ハード薄芯内蔵の共布生地を織り込んだペタンコなレンズストッパーの作り方

まずは、巾着ひもの作り方からです。

この作り方は、以前の<HMB教室>のカテの【135】のバッグの取っ手の作り方と全く同じ、このたびはアイロンで折るところまでを記録として動画に残しました。

メインはストッパーの方なので、あくまでコンビの相方としてこの巾着紐の出来上がり巾にスポットを当てました。

それでも、作り方が分かるようにはなっていますので(^-^)。

取っ手の型紙は5cm巾のこんな細長。1.2m-1.3mくらいは長さが必要で、バッグ本体の横の長さによって変動。

二つ折りの生地に対して型紙も「わ」に折って当てるか、片方まっすぐに裁断してあるところから5cmにボールペンなどで印を付けて裁ちばさみでカットして裁断。

裏には、全面に接着芯を貼りました。

まずは半分にアイロンで折り線を付け、その折り線跡に向かって両端から観音開きにアイロンで折ります。
両先端の短い辺は縫い代を内側に1cm程折り込み、こうして、観音開きの真ん中を最後のダメ押しアイロン。

この時の「ダメ押しアイロン」が出来上がりのラインの美しさを形成することになりますので是非ひと手間かけて下さいませ。

ミシンステッチは、外枠のボックス、そこから途切れずに真ん中の2本を均等にステッチ。一繋ぎで最後まで可能。

最後は元の位置で玉止めをし、溝に隠します。

この時の出来上がりの巾は1.2cm程、計算としては、5cm÷4=1.25cmに一致します。

。。と、ひもに関してはここまでです。

この出来上がりの1.2cm巾というのが次作るレンズストッパーの穴の巾に対してどれぐらいのものなのかがこの度の重要なポイントです。

この1.2cm(計算では1.25cmという数値)を覚えておいてくださいませ。

では、次にレンズストッパーの作り方に移ります。

型紙は縦10cmx横11.5cmです。正方形より少し横が長くなった長方形です。
裁断後はひもと同じように接着芯をまず貼りました。
レンズストッパーは接着芯だけでは迫力が足りないので、「ハード薄芯」も更に貼ります。
ハード薄芯は接着機能が無いので、ボンドで縁枠だけを貼ります。内部は風合いを損ねるので貼りません。
次にアイロンで三つ折り観音開きに折るのですが、先に両端の縫い代を1cm強折っておくところから始めます。
折った表側を見るとこんな感じ。ここへ次に、裏側からミシンでステッチをかけていきます。
ステッチは一繋ぎで一気に。まず内側のハギ目を固定するためのボックス、引き続き、外枠という順番です。
ステッチが出来上がったら表側はこのようなデザインに糸目が出ます。いわゆるこちらも4本ステッチです。
アップに寄りました。ポイントは、内枠と外枠のステッチの重なるところのぴったり重なった綺麗さです。
次にど真ん中に向かって両端からアイロンで折り曲げます。
そして、今度は内枠だけを2周ステッチして玉止めを隠して終了。ホールの横幅を測ってみましたら、2.2cm。
ホールはこうして穴をぷっくりと立体的に開けておきます。
1.2cm巾の巾着ひもが、2.2cm巾のホールに程よく通るというこのサイズ感。全体で1cmのゆとりという驚き。

片方のホールにおいて、紐の左右の隙間が各5mmずつ程の合計1cmの隙間があることが判明。

横のみの隙間ではなく、縦の厚み分の隙間もあるからここまでの意外に大きい数値なのだと解釈しました。

ホールにはひも通しを使うと優しく通せます。手で入れ込んで目打ちで引っ張る場合生地を傷めぬませぬよう。
レンズストッパーの完成:こんな感じでひもがホールに通りました。ひもの向きは、2重に重なった方が外向き。

後で貼りますYouTube動画内(動画の最後の方)でストッパーを動かす際のそのサイズ感を「音」で聞いていただくことができます。

きつすぎても生地を傷める、緩すぎたらセキュリティー性が弱い、過去の失敗からサイズを調整し、だいたいどの生地でこのサイズで作っても平均的にちゃんと機能を果たしてくれるというものになります。

共布だけで作りましたが、ストッパーをひもと違う生地でもコントラストが効いてお洒落になるかもしれません。
裏からの作業だけですが、表にはどうステッチが出るのかをしっかりと意識した結果です。

あとがき

今回のレンズストッパーは、既製品の工業製品ストッパーとの差別化です。

生地でこのような立体感ある附属品が作れてしまうことの可能性を感じていただけると思います。

生地に工夫をこらせば、何でも作って行けるのではないかという夢が膨らみます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

タータンチェック柄、色とりどりのフラワープリントなどをバッグに利用する際の糸の色選び、馴染んで目立たない「中間色」が正解【1292】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、時々投稿していますマルチカラーの糸の色選びを「タータンチェック」の例でお伝えしたいと思います。

以前に花柄でもご紹介したことがあります。

その時は、黒がベースの花柄であったのですが、地の色に合わせて黒の糸を選んでしまうと出来上がりが汚かった失敗をしていました。

美しい綺麗な色の花柄を引き立てるための糸の色は、決して黒ベースの背景と同じ黒ではないのだということを説いてまいりました。

タータンチェックも同じ考え方です。

このたびの、濃紺ベースのクラシックなタータンチェックに選択した糸の色に是非ご注目いただきたいと思います。

生地に糸をピッタリ合わせ過ぎることの危険、紺系のタータンチェックのベルトステッチに決して濃紺の糸のカラーを選ばずグレーを選んだ

まずは、こちらの写真の縫い糸の色をご覧くださいませ↓。

紺系タータンチェックに配したステッチ糸:グレー。紺にも通じその他の黄色やグリーンにも適度に馴染みます。

イメージだけで糸の色を選んでしまうとベースである紺色みたいな色を選んでしまうと思います。

そもそもそれが後の出来上がりを汚くしてしまうのです。

そうは言っても、この中の色のカラシやグリーンでも浮きます。

色の決め方としては、地である紺色のトーンを弱めたようなグレー系が一番馴染むということが過去の多くのステッチ糸選びの経験から分かっています。

確かにこのグレー系自体もぴったりではないのですが、マルチカラーのどの色にもおおよそ平等にそこそこなじむ曖昧な中間色です。

この「曖昧さ」こそが大切で、登場の中の一番濃い色にぴったりに合わせてしまうことは、糸の色が勝ってしまい失敗するのです。

よって、どのマルチカラーの色にも無い「新しい色の登場」という点が一見理解しがたいですが、実はポイントです。

もとは紺色でやりたかったところだけれど、それでは黄色やグリーンの色の綺麗さをつぶしてしまうから、紺色からのトーンダウンでグレーのような曖昧な色にしたのだという経緯が大切。

よって、あながち登場のカラーとも無関係ではないということになります。

写真では薄く映りましたが、元はなかなか濃い目の色。あまりにトーンダウンし過ぎる色もかえって浮きます。

あとがき

是非、この考え方をマルチカラーの生地を使う際に引用してみて下さいませ。

マルチカラーの定義は、3色以上の色が登場する柄の場合に該当、ほぼどの花柄もマルチカラーですから。。

なぜここまで徹底するのかというと、柄の素敵さを存分に引き立てるためです。

何が主役なのか、どの部分を美しく見せていきたいのかをよく考えますと、苦労してかけたステッチも脇役になることがあるのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「メンターを必ず持つべき」+「成功のための高額投資の価値」=「成功」という公式に当てはめた情報商材事業セミナーに洗脳されないための自分軸【1291】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近大き目の投資詐欺事件で9名が逮捕されるということがありました。

仮想通過などの運用を組み込んだ組織的な学びと投資のように見えましたが、実際は経営側の搾取であり多くのお金が騙し取られました。

ここ最近は、こうしてもっぱら投資関係の学びと称したセミナーなどが多いと思います。

もちろん正当な事業形態の会社様もあると思いますので、すべてがこのような事件のような構造であるとは言い切れません。

かつて、2010年代は「情報商材」と称する成功を目指していく事業形態を多くの方が行っていたようでした。

2018年に個人事業主をスタートする直前の2017年の不安を抱えた年末、やることは「ハンドメイドバッグ」と決めてはいたものの、何の目途も見通しもつかず、随分YouTubeやネットを拝見しました。

連続で事業の始め方・ノウハウなどを調べていく中で、どんどんお勧めに同じ内容の発信を多く見かけることになりました。

ほとんどがコンサルタント様や情報商材事業者様の発信だったのです。

その中で、どの発信者様も共通に口をそろえてお話されていたことが印象的でした。

その主な2つのキーワードが「メンター」と「投資」でした。

「そんなレールに乗ったようなことをやらなければ事業が成り立たないのか。。」嫌な気持ちになったのが第一印象です。

しかし、その堂々たるお話っぷりは、飲み込まれてしまうほどの威力、ただ心の中だけが「違うんじゃないか」というわずかな抵抗をしていたと思います。

そのスタンスを堂々と何年も伝え続けることができるのかを考えると、その時だけのものではなかったのか。。

今思うと恐ろしいのが、堂々と何の後ろめたさも無く語れるということにあります。

本当に心からの気持ちでなければ堂々とは話すことさえできないのが本来の人間の姿ではなかったかと。。

このたびは、「騙す」ということを見破る程の、自分軸の大切さをお伝えできればと思います。

「メンターを必ず持つべき」の「必ず」には根拠などない、「成功のための高額の投資の価値」の「高額」は事業者の「儲け」ではないかと疑う自分軸

1つは、メンターを持つというお話でした。

「今の事業はメンターについて学んで実っていったのだ」というようなストーリーでした。

ただ、なぜそこまでメンターを持たなければいけないのかということまではしっかり説明している方を見ていません。

それでも、「必ず」「絶対」という言葉で強くお話されるところに、この業界の「しきたり」みたいなものを感じました。

それまでこの言葉を聞いたことがなかったので、何なんだろうと思っていましたが、今や2020年代では、企業内の社員育成にも登場の言葉で、「メンタリング」などと呼ばれています。

いわゆる、恩師や先輩のようなニュアンスです。

横一列に足並みをそろえる必要がある企業ではこの考え方はピタリとはまる可能性があります。

しかし、メンターを持つというのは、前もってメンターを探すということではないと考えます。

後から、何年後かに振り返って「この実りはあの人のおかげが大きい」などお世話になった影響力の大きかった人を「師」として感謝していく後付けのものであるべきなのではないかと。

なぜなら、最初に固定観念でメンター的な存在を探すとそこで「縛り」が生まれます。

「この人の言うことだから聞かなければいけない」ということに行き着き、もはやそれは「洗脳」、自分の事業が自由にできないではないですか。

特に「自由」こそが生きがいの私のような者にとって、この「束縛」はとても辛く耐え難いものになります。

とにかく実りを目指す活動の最中は、「素直に努力する」ことに尽きると思います。

間違っても「素直にメンターに従う」ということではないのです。

現在大成功されている有名人の方がインタビューを受けている場面を見たことがありました。

そこで、インタビュアーの質問には、「メンターは特にいませんでした」とはっきりと答えていました、これでいいのです。

師なる人に出会えたのか、たまたま出会わなかったのかは、人それぞれであり、あくまで結果でしかありません。

人の道というのは、声やお顔がそれぞれ違うように十人十色、「全く同じ」ことこそおかしなことだと疑わねばなりません。

高額投資に関しても「意味あることにはお金をかけるべきである」というお話によって、誘導されることがあります。

これも、商材販売側からすると、そのお値段が高額であることの正当化や言い訳。

「高過ぎるのではないか」という価格も、購入までの「教育」によってどんどん「情報の価値」に対して元の基準がない新規参入者などは「そういうものだ」と思ってしまうのです。

これが危険なことであり、正に洗脳の姿では。。自分の率直な金額の価値の判断が鈍ります。

まず最初に直感で「高過ぎる」と思ったその気持ちこそが正解、これぞ本来まっとうな人間の素直な姿なのでは。。

実際に事業主を本格的にスタートするまでに、わずかとはいえども長く長く感じた3か月くらいがあったので、不安から余計な情報を見てしまいました。

お勧めとしては、あれこれ考える暇もなくすぐに一歩を踏み出してしまうこと、そして全力で目の前の「今」に向き合っていくことです。

結局は、実体験から生まれた独自の学びこそが一番確かなもの、これに勝るものはありません。

あとがき

世の中いかに短い時間で楽をして旨味を得ることを考えている人が多数であるかが分かります。

事業は長いスパンで少しずつ実ってゆくもの。

パーンと光のように現れて華々しいスポットライトを浴びるようなイメージは現実的には存在しないと思います。

「地道に少しずつ」がどんな分野の事業でも必要で、そのコツコツとしたその場では何かモヤっとしたものだけれど、そのよく分からない地道な作業を後で振り返った時に、「あれは努力だった」と思えるのではないかと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

比較的肩の上で座りの良い正方形底のサイズ感で作りたいワンショルダーバッグ、パッチワークを上手に利用した目立たないハギ目【1290】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在研究製作中の「ワンショルダバッグ」をパッチワークデニムで完成しました。

様々な素材で作っていく中で、薄手に関しては、キルトをかけてある程度のボリュームを出すということをした前回。

このたびは、キルトとはそれほど相性を感じない風合いを大切にしたいセルヴィッチデニムをパッチワークシートを作ることでバッグに仕立てていきます。

ポイントは、正方形底のサイズ感を作る前後2枚仕立ての両サイドのハギ目が、2wayでは正面に来ることのデメリットの解消です。

都合の良かったブロック型のパッチワークを利用しながら、真ん中に来るハギ目を目立たなくしていったのでした。

25c四方の正方形底のワンショルダーバッグ、リュック使いの時に真ん中に来るハギ目の違和感解消に一役買ってくれるブロックパッチワーク

ワンショルダーもリュックもできるだけ平等な使用方法となるよう、リュック使いの時のどうしても出てしまうハギ目を美しく見せる方法を考えました。

こんな感じの正方形の面になるようなサイズ感の底。25cm四方程です。まずはハギ目をきっちり揃えます。

ここまでは、トートバッグと同じ作り方ですので十文字に美しくハギ目をそろえるということをしたまでです。

ワンショルダー使いの時の正面:<サイズ>縦29cmx横24/46cmxマチ26cm。この使い方がメイン。
リュック使いの際の背中に当たる部分の様子:こちらはサブ的なリュックの使い方。ハギ目サイドの段差を解消。
リュック使いの際に人目に付く方:ハギ目が真ん中に来ますが、パッチワークの1マスが柄として繋がるように。

パッチワークの柄合わせをしたことがちゃんと活きている姿です。

ハギ目が真ん中に来ても美しい範囲をキープできるのも、ハギ目の左右の柄をぴたりと対象的に合わせておいた努力が成果を発揮したと言えます。

<表地>セルヴィッチデニム11oz、綿/100%、日本製。<裏地>タータンチェック、綿/100%、日本製。
内側のポケット:<別布>オックスフォード、綿/100%、日本製。チェックの柄合わせからうまく逃れる方法。

すべて綿/100%に素材を統一するところもテイストの特化の1つ。

綿はカジュアルテイストなので、カジュアルな方向のお品を作る際には混率が同じであるところも結構見た目に影響します。

ただ、カジュアルであっても「ドレス寄り」が大きなテーマなのです。

タブの間が広く空いた方のサイドにストッパーを付けてしまいました(失敗)。こちらではない、あちらでした。
ストッパー側は実はこちらの狭い空き具合の方に付けるべきでした。裏地の設置の時に逆だったというミスです。

このミスは結構影響がありますので、後でやり直しをしていきました。

あとがき

次回は、もう1点今度は帆布のパッチワークで同じ「ワンショルダーバッグ」を作ります。

そこで、ワンショルダーは終了していきます。

その後は、ワンショルダーは廃止していきます。

廃止理由の1つとしては、条件のある製作になるからでして、ハギ目が真ん中に来てしまうことは逃れられないデメリット。

どんな素材でも作れるというデザインにしなければ、定番ノウハウにならないからなのです。

製作しながら、「伝える」という方向も同時に進めていくお仕事なのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

量産品のエコバッグのステッチの糸目は粗過ぎる、良質な商品であるための緻密かつ程好い幅のステッチの3mmは価値になる【1289】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近製作しましたキーボードバッグ、ふんわりキルトステッチなどを盛り込み、ハードな楽器をしっかり守るということを重視しました。

時間がかかり過ぎるキルトの進捗、横に長いキーボードケースであることもあり、通常3mmのところを5mmの糸目で作ってみたのです(自前のものですし)。

その結果、2mmの差の作業の効率の大きさに驚きました。

5mm巾では、ぐんぐんとミシンが進み、進捗度が劇的に高まったのでした。

なるほど、量産品に見られるあのステッチの糸目の粗さはこの「効率」を重視したものだと実感したのです。

この度お伝えしたいこと、それは3mmのステッチと5mmのステッチの違いを実際に体験した本人が、3mmの方にこそ価値があるという結論に至ったというその理由です。

キルトステッチの糸目の5mmはそこらじゅうに溢れたよくあるお品にしかならない、一方で3mmはハンドメイドらしい緻密さと良質さがその糸目だけで伝わる

糸目の比較:3mmの方がしっかりと生地の中に埋まり、緻密。5mmも場合によっては有効的ですがやはり粗い。

5mmを使った場所というのが、キーボードバッグの裏地のキルトという表からは見えない部分がメイン。

しかも、キルトは皺が寄らないように気を付ける必要があり、洗い糸目の5mmは皺やタックが起こりにくくするためには一役買うことも分かりました。

ただ、しっかりと糸が埋まった様子は3mmの方に軍配が上がります。

かといって2mm代ではこれまた美しい糸目には出ないこともあり迫力が足りない、バッグでは3mmに統一しているのです。

キルトの部分だけ5mmにした違和感も確かにありました。

雑貨のお店でエコバッグ1つ見るにしても、ステッチの糸目に注目してみると、なるほどと思っていただくことがあるかと思います。

あとがき

「縫い」という工程は必ずミシン物ではその「跡」を残すものです。

ただ布と布をつなぐ役割だけではなく「装飾でありデザインである」ことを思えば、ステッチの1目1目が丁寧に最大のコンディションで施されたものでありたいと意識することになります。

じゃあ細かければ良いかというと、そうではなく、2mm程の細か過ぎるいステッチは、かえってバッグの迫力を失います。

緻密でありながらも迫力があるベストなバランスの糸目が3mmであると考えています。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

生物の進化前の化石が進化後の時代で見つかる矛盾の理由を教えていただいた、恐竜のイラストが年々変化してきたのも研究の成果【1288】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「生命の大進化 40億年史 中生代編:土屋健 著」を拝読。

前編に「古生代編」がありますが、少し前の記事【1276】でその読書記録を綴らせていただいております。

このたびの期間は、恐竜の全盛期の時代が主となる時代。

一番多くの人が古い生物に興味を持つきっかけとなるのが恐竜であることも多いと見ています。

事前に「古生代編」を拝読、周りの自然環境こそが新しい動物が生まれることに起因しているということがうかがえます。

陸の酸素濃度が周りの植物の成長によって増えたことがまずは、生物が陸に上がっていったきっかけ。

スピード感をもって恐竜が成長した環境があったのです。

過去の図鑑の恐竜と現在の図鑑の恐竜のイラストが随分違う、その後の化石の発見によって不明点がクリアになったり覆されることもある

昔の昭和の絵図では、羽毛の生えた恐竜などは見た記憶がなかったと思ったのですが、現在では、羽毛は確かな証拠として出土している、しかも色もある程度出てきているのです。

例えば、「クビナガ竜」と呼ばれる恐竜の種類のあの首の「角度」も、後の研究で変わっているようでした。

後の研究の中で新しい発見があり訂正されているのです。

2002年の「幕張メッセ」で開催の「恐竜博2002」に3時間も列に並びながら入館した記憶。。懐かしい思い出です。

「進化」もあれば逆の「退化」もあります。

不要な部分の機能がだんだんなくなっていくのです。

化石の発見は、「地層」でその年代を決めるということなので、発見された地層からその年代が決まるということ。

そうした時に、進化後の時代の地層からであったのに、進化前の体の構造であったことの矛盾が起こります。

これは、同じ時代に、進化前と進化後の2種が混在していたことによるものだそうで、非常に頷けました。

これこそが真実らしいエピソードであると思います。

ただ単純に綺麗に順番に海から陸に上がっていったという進化のイメージでいたのですが、実際はそうではない複雑さを感じています。

海には海のままで残った生物、陸に上がっていった種もいれば、機能は海に適した機能も持ち備えて、陸と海を行き来していた生物。。

見かけは陸にいる恐竜と似ているけれど、脚などの構造から、水の中で泳ぐ機能があった種など。。

想像を超える複雑さがその進化の過程ではあり、今までのイメージを覆すことでした、大変面白いです。

あとがき

以前の「古生代編」の時にも書きましたが、こうして、長い長い生物の歴史を知ると、いかに今が一瞬の瞬きのような短い時間に過ぎないのかということを考えます。

毎日をしっかりと大切に過ごすことの意味をここから感じ取ることがあります。

「中生代」は「古生代」よりも随分と短いです。

恐竜やマンモスだけだが昔の生き物ではなかった、海の中の見たことのない変な形の生物こそ、最初の進化のスタート地点であったわけです。

陸より海の方が化石が残りやすいということ少し驚いています。

それは、地層が形成されやすいのが海の底だからという理由、その時のショットがあるがままで保存されるようなイメージです。

「海」こそが本当は、長い歴史を紐解くヒントになり、まだまだ静かにそのまま気付かれずに眠っているのではないでしょうか。

なんとロマンのあるストーリーなのかというのが、生物史。

今ある現在がどれだけ有難いのか、平和な環境で居られるのかなどを今一度大きく見るきっかけになりました(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

アタリの線を隠す時にどうしても必要だった、レースはただの飾りじゃなく「隠す」という機能も持ち備えた装飾資材なのだということの証明【1287】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフを送っておりますので、どうしても時々1点物ならではの悩みがあります。

それは、サイズが合わない部分があること。

そういった場合は必須のウエストやヒップのみを合わせて残りの丈などの寸法は妥協することで受け入れています。

多くの古着を好まれる方が頷いてくれるはずです。

とはいえ、可能な限りを尽くしたいとも思うもの。

このたびは、ウエストはよかったものの丈が短すぎた古着デニムパンツのリフォームです。

ただ丈を延ばすだけでは終了しなかった理由がありましたのは、目立つ「アタリ」。

デニムなどのコットン素材は硬いので、こうして跡が残りやすいものであり、消すことができないのです。

このたびは、この「アタリ」を「隠す」ということを試み、成功していく様子をお伝えしたいと思います。

古いデニムパンツの折りの線の「アタリ」、丈を延ばすことでどうしても見えてしまうことをかわいい「レーステープ」が素敵に解決してくれた

品質表示が消えてブランド名不明の古着デニムパンツ。二つ折りの独自の裾上げを解体した「アタリ」。

この線は気になるものであり、パンプスと共にエレガント寄りにはきたい場合、これを隠したいと思いました。

そして、ある策を思いついたのでした。

その材料はレース、隠しながら装飾できないかと考えます↓。

数ある豊富なレーステープからこれを選んだ理由:トップスに合わせると決めているセーターにマッチしたから。

白と一口に言っても、アイボリー・オフ・クリーム・ベージュと色の展開も多かったこととレースの種類も随分ありました。

その中では、真っ白ではない黄色みのあるタイプ、ベージュまではいかないかろうじて白にほんのりクリームがかった色です。

そして、レースのデザインはあっさりとシンプルなタイプ。

それでも装飾性も適度にあり幅が広過ぎない、そして、セーターのがさっとした風合いにマッチする麻のような雰囲気の素材感がこれでした。

もうその他は目に入らなくなりました。

よし、これで決まりだ!。

そして、白い線の上をなぞるように、同色のオフカラーの糸でミシンで固定ステッチしていきました。

裾からの距離が、これくらいであれば、何とかミシンがかけられまして、幸運でした。

レースの端っこは視界が一番隠れた内股のデニムのハギ目のある場所に持っていきます。

レースの縫い代は内側へ折ることで隠しながら丁寧に3本を均等にステッチ。

まず最初に、真ん中からスタート。

レースの真ん中は、アタリの白線に一致する場所です。

内側には綺麗に幅が均一の3本ステッチが出ています。真ん中から最初にスタートしていくことが均一のコツ。
完成:もし、3本でなく、真ん中1本のみであると、洗濯などでレースがよじれます。ここは手間をかけるところ。

あとがき

この度のアレンジのまとめとしましては、レースを「機能を持った資材」として重視した点です。

「隠す」という機能が非常に重要になっていたこのたび、見事にその役割を果たしてくれました。

レースは、「飾る」ことだけを考えがちですが、果たすべき役割があって取り付けた場合にその意味が深まります。

なぜその場所である必要があったのか、なぜこのレースの種類である必要があったのかなどすべての「なぜ」にまっすぐに返答ができるのです。

レースは決して装飾目的だけではない、立派な「機能」を持った優れた資材なのだと教えていただきました(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

パッチワークのつなぎ目が織りなすのも「柄」、ブロックパッチワークの表地とタータンチェックの裏地というコンビの相性の良さ【1286】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよセルヴィッチデニムのはぎれも最後の整理整頓で本当の最終になってまいりました。

このたび製作しましたパッチワークシートで、セルヴィッチデニムのカーキブラウンというレアカラーでのバッグ製作はラストになると思います。

そんな最終を飾るデザインは、底面が正方形のワンショルダーバッグです。

リュック使用にもできるよう2wayで考えたモデルです。

このたびは、まだ完成には至りませんが、パッチワークシートが完成し、裏地やその他の別布と相性良くお洋服コーデのように組み合わせを考案した記録となります。

パッチワークのハギ目をブロック柄とみなし、タータンチェックと合わせたその相性の良さをお伝えできればと思います。

1パーツずつが小さいため緻密なパッチワークのハギ目の出方の美しさを活かす、柄同士の相性としてブロックとタータンチェックがしっくりくることを証明したい

以前の同じセルヴィッチデニム生地で作ったバッグのパッチワークは、1マスが縦12.5cmx横17.5cmでしたので、バッグの出来上がりでは、ハギ目があるタイプのバッグという印象でした↓。

1マス縦12.5cmx横17.5cmのパッチワークシートで以前に製作したナップサック(細部の失敗により非売品)。

今度は、はぎれ1マスの面積が小さい縦10cmx横15cmに統一。

これで、はぎれをもれることなく救い上げて活かすことができました。

そして、シートが出来上がったその姿を見て、うっとりするような美しさに感動♪↓。

ブロックのように配列の良いパッチワークシート。ハギ目周辺のステッチの糸の色のなじみ具合も美しさの秘訣。

パッチワークのハギ目線が強調されて四角い柄のように目に映りますので、裏地選びの際には「表がブロック柄である場合の裏地は。。」というように考えていきました。

こんな感じで、タータンチェックをチョイス。もう1つのカラシ色の無地は、裏地に設置のポケットのフラップ用。

お洋服のコーデと考え方は同じで、ブロックは四角い様相なのだから、同じ四角い柄のタータンチェックというのは相性が非常に良いものです。

2枚のパッチワークシート:実は、この後もう1列縦に追加する予定。最終的には、全部で54枚はぎれを使用。

ここまで手の込んだパッチワークバッグはなかなか売られていません。

なぜなら、この数のはぎれを用意できるなら、つながった大きな面積1枚がとれる分量だからです。

これには事情があり、もったいなく余ったはぎれが存在していたというエピソードが隠れているのです。

何か物を作りたい目的があって、材料をそれに合わせていく場合、生地がもったいなく余るのは当然で、主体が作りたいデザイン重視だからです。

裏の様子も写しました。残った材料に合わせた製作ということも盛り込むと良いです。手間など一切考えません。

あとがき

どうしても、そうでなければならない究極のデザインというものがあった時には、もったいなく生地が余ることを妥協することになります。

そういった時に、もったいない生地を集めて、パッチワークを美しく仕立てて作るバッグに「手間と美しさが入った価値」を付けていきます。

場合によっては、かえってこのストーリーと共にこちらが受け入れられることもあるのかもしれません。

それは誰にも分からない、ただの結果に過ぎませんが、捨てるのではなく製作してみることでしか起こらない奇跡なのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク