装いは「自己PR」と同じことを無言で伝えることである、オシャレ度のレベルを高めるための3つのアンテナ【269】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「おしゃれになる」ということを目標にかかげられることも多いですが、「おしゃれ」というのは「抽象的な概念」なので非常に理解しにくいものでもあるのです。

このたびは、「おしゃれになる」ことをただの結果と据え置き、別の角度からやってみると良いことというニュアンスでアンテナを立てるという「意識」をお伝えしたたいと思います。

3つのアンテナを立てる「意識」だけ考える、結果的におしゃれになっていたというだけのこと

では、おしゃれになろうとする難しいことをするのではなく、「意識」をするとよい3つのアンテナだけをご紹介したいと思います。

1)自分の体型の特徴を知ること

2)ファッション雑誌以外のコーデにも目を向けること

3)ギャップのあるコーデを取り入れてみること

この3点です。

1)自分の体型の特徴を知ること

洋服そのものではなく、着る側のボディーの方に関心を向ける、気に掛けるということは、ファッションコーデにおいても、根本の部分が実は「体型」であるということなのです。

人間は一人一人体型が違います。

まずは、自らの体型の特徴を把握するところからのスタートです。

ここで、3点ほど、体型の特徴を例に挙げます。大まかな分け方です。

・肩の形の違い:なで肩VSいかり肩

・お尻の付き方の違い:扁平VS出っ尻

・そもそもの体の厚み:細身VS厚身

体型を3点ピックアップしてみました。

肩にタブのついたかつての軍服が発祥である、トレンチコート。

このアイテムを肩の形に悩みを持ったなで肩さんといかり肩さんが着る効果というものが実は、2人共にちゃんとあるということです。

なで肩さんは、肩にボリュームがなくてしゅんと元気がないように見えがちなことをカバーしたいので、このトレンチコートの肩章タブによって立派な肩ラインが出来上がるわけです。

一方、いかり肩さんは、もともと肩にボリュームがあって、そこへさらに肩章タブで、肩を強調します。この強調はイメージを強くし、よりかっこいい肩を作ります。

両者ともに、メリットがあると思うのです。

お尻の付き方も、デニムによく現れますが、扁平な人はまずデニムがはきやすいです。

出っ尻の人ははけないこともあるわけですが、はくとなると501などはかなりかっこよくはけるのです。

リーバイス501はボリューミーな骨太な体形の人にはよく合う作りだと思います。

こんなふうに、体型を思い切って、出す、見せてしまうということが、美しいと他人の目に映ることで、体型のコンプレックスが解消されることにもつながるかと思います。


デザイナーの「ジョルジオアルマーニ」様の言葉だったかと思うのですが、「洋服を着る前に、鍛えるべきである」というような言葉を聞きました。

体型のコンプレックスの守りやカバーも大切だし、効果的ではあるかと思うのですが、この攻めの発想というのは、体型をよりよく作るという健康分野とも絡み、大変今後意味ある考え方ではないかと思っております。

2)ファッション雑誌以外のコーデにも目を向けること

今は、ネットがあるので、お店に行かずとも、お洒落なイタリア人のファッションはどんな感じだろうか、フランスのパリジェンヌさんのコーデは?など、ある程度スナップを一度にたくさん見ることが可能です。

ファッション雑誌も商業的な意図があるわけですので、その洋服を売るための表現になっているかもしれないことを考えると、「煽り」や「誘導」的なものが盛り込まれがち。

自分で積極的な探し方の方がピンとくるものが得られることが多いかもしれません。

意外なのがゴシップ記事の中のセレブ達は、流行の先を歩いている場合が多いですので、記事写真自体が街行く人の代表格のストリートファッションになっていたりするのです。

結局のところ、ファッションも、生活の一部、今やライフスタイルに溶け込んだもの。

ですから、おしゃれ好きはあらゆる生活の中からおしゃれのヒントを得ていくのです。

ここ最近は、「パリジェンヌ」様達のファッションがとても参考になります。

各々が自分のスタイルを持っていて、お洋服に対して語られる説明には「意志・主張」がはっきりと表れます。

「装い=考え方」とまでも言えるのです。

3)ギャップのあるコーデを取り入れてみること

ギャップという言葉があります。英語ではGAP。

このギャップ(GAP)という言葉の意味は、隙間(すきまや、ずれといった意味で、この言葉の意味だけ聞くと、あまり良くない意味のように思えますが。。

次は、ギャップの面白さをご紹介。

具体的に、どんな場面でギャップというものが存在するかです。

普段硬い感じの眼鏡の勉強家な高校生の女子が、パーティーにすごくシックな大人びた装いで現れた時のギャップ。

これらは、場面は違っても、洋服でその人のイメージが作られているところへ、ある日そのイメージを打ち破ったことがギャップを感じさせ、周囲を驚かせたというある映画の一場面です。

普段Tシャツとデニムの方が急にこんなワンピースを着てきたらものすごいギャップを感じ驚きます。

あとがき

表面的なものと語られがちな洋服ですが、実はもっと奥深い、性格、人生が溶け込んだ1つの人間性のスタイル表現だと言えそうです。

だからこそお洋服を甘く見ている場合ではないのです。

一目で自分の評価さえされてしまうほどの重要なアイテムなのです。

今回3つのおしゃれになるためのアンテナという見方から3つの「意識」をご紹介しました。

おしゃれになろうなどという高い目標はかえって難しすぎます。

それよりも、まず「自分を見つめ直し、良く知り、受け入れること」これがベースなのではないかと。

自分表現であるおしゃれは大切なもの、コーデを見つけていくことは自分探しの旅なのかもしれません。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

メンズアイテムからのヒントが画期的、ご本人が活動的な働く女性のアイコンだった「ココ・シャネル」の偉業について【231】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今現在から見通す、今後の自分の未来像などというのを時々思い浮かべます。

ここ近年めまぐるしくいろいろなことが変化していていく世の中。

これまでの淡々とした毎日がだんだん変化していると感じ始め、違和感を感じ、これまでの働き方に「行きどまり」を感じた2017年末、勤務する働き方をやめ2018年から個人事業主をしながら現在に至ります。

年金など我々の頃には期待できないということも言われてはいるのですが、それよりも将来像として、「おばあさんになっても働いている」というイメージを持っています。

ずっと仕事をしていくことが、生きがいであり幸せであるというような価値観です。

ここ最近ファッションの勉強を兼ねて、ファッション史の本をたくさん読ませていただきました。

その中に、実際に亡くなる前の日まで働かれていた方がいました。

誰もが知っているデザイナー「ココ・シャネル」様。

「シャネル」様のスタイルは働く女性の先駆者的存在

ココは歌い手時代からのあだ名なので、本名は「ガブリエル・シャネル」、フランス人です。

「シャネル-最強ブランドの秘密:山田登世子 著」という本を長い日数をかけながら一読。

すごく言葉の言い回しが難しく、漢字を何度も何度もググりながら、漢字の勉強もした本です(^_^;)。

ただ、とても面白く読むことができました。

著者様は、他の本にも文献として登場するのをよく見かけるお名前。

「ファッション史家」なる人物だと思っていたのですが、どちらかというと「フランス専門の文学者」という立ち位置でいらっしゃいます説明がウィキにはありました。

では、この本の中から大変感銘を受けた部分、シャネルの成した「業(わざ)」だと思う点について書きたいと思います。

シャネルは活躍の時期が戦前の1910年頃から。

今から見るかつてのパリが舞台のデザイナー達が活躍したころのオートクチュール時代では、わりと先駆者。

途中、世界大戦も挟んでいますので、仕事をいったん中断せざるを得ず移住や亡命など激動の不安定な時代を経験された時の人でもありました。

時代背景こそがその要因であったこともあり、新しく女性が生まれ変わっていく時代でもありました。

デザイナーとして「メゾン:店舗」をパリに開店した1910年以前は、貴族たちが華やかなドレスを身にまとい、豪華絢爛といういわば見かけの表面上のすばらしさがファッションの評価となっていた時代の終焉がありました。

まだまだその名残がある中、実際そのドレスを着ている女性本人は、身動きがとりにくく、ウエストをぎゅぎゅっとコルセットで締め付け、かわいそうなことにそのコルセットの締め付けのせいで骨が損傷していまうという事態にまでなった方もいたほど、体が被害を被っていたのです。

そのような競い合いながら良きお相手に見初められることを意識するばかりの見せかけのお洋服の時代。

お嬢様が家でじっとしている時代から、女性も外へ一人で出、スポーツをしたりするような時代にもなっていく過程があり、その良き波にシャネルは自ら飛び乗ったとも言えます。

ご本人こそが働く活動的な女性としての現実を見事に同じ女性に今後の着心地のよい洋服をリアルに示しながらご提案していったという、上手い宣伝方法です。

男性の洋服からのヒントがこの人ならではのアイデアだと言える

シャネルは、男性の洋服をよく観察していたよう。

駐屯兵に出くわし、彼らがぶら下げていた、ショルダーバッグのはしりのようなバッグを応用し、かの定番の「チェーンショルダーバッグ」を生み出したのです。

両手がバッグから解放され、手が自由であることが画期的でありました。

また、そのショルダーバッグの中の構造に、携帯用の口紅が入れられる箇所を作り、機能性にすぐれているという男性的な要素を盛りこんだバッグを作っていったのです。

また、恋人の洋服をよく研究し、メンズのアイテムでしかなかったセーターやツイード素材なども男性のアイテムからの引用です。

日々、アンテナをはりめぐらし、アイデアをメンズから取り入れるといったところが全く新しかったのです。

今までに使われなかった新しい色、ベージュと黒の背景

「シャネルカラー」と呼ばれる2色があります。

それはベージュと黒。

ベージュは、かつてシャネルが生まれ育ったパリから遠く離れた村の生まれ故郷の「土」の色。

シャネルにとっては、人生の中の1ページにベージュがあったのです。

もう1色の黒は、幼少期に過ごした修道院の「シスター」達のユニフォームの黒。

かつては、喪服にしか使われていない色であったにもかかわらず、あえてこの黒色を普段着、お出かけ着に取り入れたということが画期的でした。

黒というのは、実はとても強い色、他の何色を混ぜても変化しない黒のままである最強の色なのです。

まさに、この黒に込めたシャネルの「精神の強さ」が感じられます。

身の回りからの着想を得るセンス、色でその思いの度合いを伝える、なんて素敵♪。

イミテーションアクセサリーにこめられた「ブランディング」

シャネルは、今までは、貴金属、つまり今でもとても高価な素材である18金やプラチナなどを使ったアクセサリーしか存在しなかったところへ、おもちゃのような、メッキのイミテーションアクセサリーをあえて高価格で販売しました。

この挑戦にもとても強い気持ちが込められているようです。

「豪華絢爛な貴金属を世の中からなくしてしまおう」とまで思っての企画であったよう。

と、同時に人々は、素材の良さで買うのではない、シャネルが作ったものだから特に高価な素材でなくとも振り向くのです。

そうしますと、「シャネル」様の「ブランディング」が、きらきらのダイヤモンドや真珠や貴金属に勝利したということを証明したと言えるのです。

ヨーロッパとアメリカの文化の違い

シャネルは、アメリカに特に受け入れられたと言われています。

映画の衣装の製作の依頼が多くあったことで、ハリウッドの重要なデザイナーであったヨーロッパ人です。

ヨーロッパは、もともと職人の技術がベースにしっかりないとなかなか認められない文化があるようです。

歴史を重んじ新しいことを嫌う文化がヨーロッパには根付いていました。

一方アメリカは、そういった伝統は持っていないので、ファッションは、コピーや模倣からのスタートとなるわけです。

そう考えるとアメリカ生まれの世界的なハイブランドはとても貴重です。

「カルバンクライン」、「ラルフローレン」、「ティファニー」などがアメリカ生まれの世界的なブランドの例。

ただ、アメリカ生まれは少数であり、ほぼハイブランドはヨーロッパが占めているのも事実です。

学校で洋裁を習っていない独学の人

なんとも意外なことですが、「シャネル」様は、洋裁は幼い頃修道院の授業で洋裁に触れていたことだけで、本格的には洋裁の学校へ行っていないので独学です。

1983年あたりからシャネルのデザイナーを担われている「カール・ラガーフェルド」様も同じように独学で洋裁の学校へは行かれていないようです。

そんなところも後継者として理解が深かったところに繋がるのかもしれません。

シャネルはデザイナーの粋を越えた商人

シャネルブランドの商品に関しては、初代「ココ・シャネル(本名:ガブリエル・シャネル)」時代から、コピーや模倣が後を絶たなかったようです。

このことに対する受け答えは、商人気質な考え方を持つデザイナーであったと思えます。

「むしろ真似されて偽物も広く受け入れられることこそが、反対にオリジナルであるシャネル自体のブランドの価値も上がるのだ」という考え方でありました。

真似してもし切れない本物の極致なる場所に居るのだという自信を感じます。

「むしろ、誰からも模倣されないような商品は魅力的でない」のだと。

「自分も町を歩き、その人々達からヒントを得ている」ということらしいのです。

とても、マーケットの構造を広い目でとらえた考え方だと思いました。

こうした考え方は、現在でも何かヒントになるところが見つかりそうです。

本物の宝石と偽物のプラスチックの違い

こんなエピソードも語り継がれているようです。

「住まいであるホテルの一室のアトリエに、常に本物の天然石と、偽物の天然石を並べていつも眺め、本物と偽物の意味とそこからブランドの力というものの可能性を見ていた」と言われています。

言うまでもなく本物の宝石は、ダイヤモンドにしてもルビーにしても高価で美しくきらびやかです。

でも、その高価な美しいキラキラした宝石を身にまとい、見せびらかす風潮の貴族たちのふるまいをシャネルは嫌っていたようなのです。

それに対抗して究極の魔法で人々を驚かせます。

フェイクパールに金のメッキで出来上がったおもちゃのようなネックレスにシャネルのマークを入れることで、付加価値が大変高いものに仕立てました。

こんなことに気づいたのではないでしょうか、「ブランドの価値というのは、ダイヤモンドにも勝る」ということを。。

実際どうでしょう、シャネルのマークが入っているだけで皆が群がります。

人々は、シャネルのそのブランドの価値を受け入れている証拠です。

そんなことが、現在でもずっと健在であるということがシャネルが長年常に考えてきたことの実りであると言えるでしょう。

ブランドの価値を高めることこそが一番の勝利であるということをシャネルは自分の「ブランディング」という武器で、本物の高価な宝石達に挑戦状をたたきつけたのでしょう。

メゾンでの洋服作りをしながら、ずっと持ち続けてきたテーマというか生涯をかけて追求してきたこと。

かつては苦しい幼少時代を送り裕福な生活ができなかったことへの反骨精神のようなものかも、あるいは「悔しさ」も入り混じるのかもしれません。

当のご本人しか分からないことです。

私もシャネルの魔法に引っかかっていた

上述のアトリエにある本物の天然石と偽物の石をのエピソードを知り、はっとした私でした。

全くシャネルと同じように考えていた部分があったことに気づいたのです。

シャネルのブランド戦略の読みが成功していること
シャネルのプラスチックリング:ペンダントやブレスはK18WGと天然石のコンビ。

こちらは、私がアクセサリーが好きで集めてきた、ペンダント、ブレス、リングの3点セットです。

ペンダントの地金は18金ホワイトゴールドでそこそこ高級です。

それにレベルを合わせることを試みて自作したフローライトという天然石のブレスレットも、わざわざ留め具を滅多に売っていないK18WG製のパーツを調達し手作りました。

3点が同じ比重のレベルであることが私がコーデで考えるバランスの1つで、色や形がそろっているだけでなく、材質も均一なレベルにしたかったという拘りです。

そこへ、なんと普通ならここへは合わせない、プラスチックリングを合わせて満足しているのです。

しかし、「シャネルマーク」がしっかりと真ん中に入ったおしゃれなリングであることがここへの仲間入りを果たした所以。

つまり、私は18金ホワイトゴールどに匹敵する価値をプラスチックという素材よりもシャネルのブランド価値に見たわけです。

もし、このプラリングがシャネルのものでないならば、決してここへは合わせなかったでしょう。

おそらく、台がK18WGで、天然石のアメジストあたりがのっているリングを合わせていたことでしょう。

これは、「シャネル」様の考えてきた本当の価値とは何かということの問いかけに共感した姿の1つ。

プラスチックのようなその辺りに転がっているような素材でも、ブランド名が入ることで、付く付加価値が強固で価値あるものであることを証明しています。

もう1つピックアップしてみました。

シャネルのブランド戦略の読みが成功していること
シャネルの金メッキペンダント:バングルやリングは天然鼈甲(べっこう)。

今度は、今や入手が容易ではないと言われている天然鼈甲(べっこう)製のバングルとリング。

これに、シャネルのモチーフのペンダントトップが付いた、ゴールドのメッキ塗りのペンダントを合わせていました。

もし、このペンダント「シャネルブランド」の物でなければ、このようなメッキをそこそこ高級な鼈甲に合わせたりしません。

レベルがペンダントだけ下がってしまい、質がアンバランスだと気になって仕方がなく、違和感を感じてしまうことでしょう。

おそらく、同じ鼈甲製のチェーンか何かのネックレスとか、何かしらの本物らしい天然素材のアイテムを合わせると思います。

ということは、このシャネルのマーク1つで、このペンダントの価値が大きく付加されて鼈甲と同等と思えるアイテムに感じているということです。

すさまじき、ブランド力だということに改めて驚いてしまいました。

シャネルのかけた魔法の渦に私もまんまと巻き込まれたということになります。

あとがき

シャネルは、商品の価値というものを、製作費や材料に置いたのではなく、自社の価値というところに置いたことがシャネル以前のデザイナーとは一線を画した点です。

実際私も、シャネルのプラスチックのリングの価値を貴金属と同等に一緒の価値としてコーデしていたことが、シャネルの狙い通りのブランディングにまんまとはまっているのです。

あとがき

世界的ハイブランドの存在の「シャネル」様が、今現在でも人を魅了しているということが、「ガブリエル・シャネル」様が長い年月をかけてこだわってきたことの実りであると私は思います。

「ガブリエル・シャネル」様が1971年になって間もなくの時期に亡くなり、しばらく「シャネル社」の事業は低迷が続いたと言われています。

その後、1983年就任の「カール・ラガーフェルド」氏がうまくシャネルブランドを継承し、再起を遂げました。

このカール・ラガーフェルド氏も2019年になって間もなく亡くなられました。

さて、シャネルブランドは今後どうなるのか。。

といったところですが、新しいデザイナー様にバトンタッチをしながら引き継がれてはいくと思います。

まだまだ創業者である、「ガブリエル・シャネル」様が築いた「ブランド」自体の地位は簡単には揺らがないと思うのです。

そういう永久的なものになりうるというのが、ブランド力のすごさだということですね。

そこに気づいた、創始者、「ガブリエル・シャネル(通称:ココ・シャネル)」様の先見の明はとてつもないものであったと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

黒よりも優しく暖か味がある茶色、コーデが難しく敬遠しがちならば差し色カラーに使ったらよい【261】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

黒や紺と並び、ダークな色といえば、茶色。

ファッションコーデにおいては、人気がない色であると。

なぜ、人気がないのかというのが、古着の中でも、靴やバッグと共に茶色はかなり良い状態で手放されていることが多いと感じるからです。

裏を返せば、「コーデの機会があまりなかった、出番があまりなかった」からこその良い状態で残ったということなのではないかと予測しています。

確かに茶のコーデは難易度が高いです。

特に茶のお洋服を中心に茶1色でまとめるというのは、田舎っぽくなりがちでクールとかかっこよさとはかけ離れた装いになってしまうものなのです。

黒1色だと素敵なのに同じように茶が当てはまらないのも、黒の色の最強パワーに寄るところが大きいです。

ただ、マイルドな茶の良さも必ずあります。

このたびは、この茶の良さを探す研究を兼ねまして、茶の使い方の1つ、「差し色に使う」という方法をご紹介したいと思います。

差し色なら、茶が主役なわけではないですので、難易度がうんと下がるのではないかと考えます。

茶を脇役にすることでかっこよく完成される茶系コーデ

「茶をメインにせずに脇役に使うのみにする」という方法があります。

その前に、まずは、茶をメインにしてしまって「おばあさん」ぽくなっているコーデの写真をご覧ください。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
トップス:「ベネトン」様の半袖Tシャツ(茶) ボトム:「ボルボネーゼ」様のうずら柄ゴムパンツ(茶系)。

「ボルボネーゼ」というブランドが好きで、たまたま見つけたゴムパンツのこのブランドをお部屋着にしていたことがあります。

質の良さが抜群、うずら柄も上品でこのまま外へも出られます。

それにしても、地味です(^_^;)。

もう1セット、これを上下逆にしたようなコーデ。

こちらも室内の部屋着として着用していた組み合わせです。

トップスにまた「ボルボネーゼ」が登場します↓。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
トップス:「ボルボネーゼ」様のうずら柄のTシャツ。 ボトム:日本製のノーブランドのニットゴムパンツ(茶)。

やはり、ボルボネーゼのあのうずら柄には、色としては、茶がなじむので、地味と分かっていながらも茶を合わせました。

このいかにもカントリーな印象から、外出着として茶のセーターや茶のコーデュロイのパンツなどと置き換えれば、同じような印象になってしまうに決まっています。

よって、茶はメインに持ってこない方が良いということをここからまず読み取ります。

そして、小物でアクセントをつける役割にするだけにとどめるということが1つの案です。

ということは、茶が小物であるということで洋服は、それが引き立つ色がよいことになります。

そうすると、お勧めはオフベージュ系です。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
「エンポリオアルマーニ」様のウール100%セーター(オフベージュ)。

こんな感じの色は無彩色っぽいため、このアイテムだけではぼーっとした面白味のないものであり、差し色を求めるようになります。

そこへ茶色の出番です。

小物でキュッと引き締め、遠目で見た時に所々の小物使いにアクセントのあるコーデにするという方法です。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
「カネマツ」様のスエードパンプス(茶)。

1つに、靴を茶色にするということがあります。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
「クリスチャンディオールスポーツ」様の本革型押しベルト(茶)。

ベルトもコーデの真ん中位置にあり、非常に視線がいく部分です。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
左:スモーキークォーツ(天然石)のロングネックレス 右:スモーキークォーツ(天然石)のブレス。

トップスの近くに配置となる、ネックレスやブレスは、やはりこちらも視線が行く部分で、ここに茶色を使うことをしてみます。

このネックレス、ブレスの天然石であるスモーキークォーツは地味な石なので、こういう時に活躍できるアクセサリーになることで出番があるということになります。

このオフベージュのセーターの色ですが、あまり黄色寄りになりすぎるとあのボルボネーゼのような印象になってしまうので、ベージュのトーンは「オフカラーの範囲内」であることが大切です。

限りなく、白に近いベージュであること、これは田舎っぽくならない大切なポイントになります。

オフベージュにスパイスのように茶を加えたベタな差し色の使い方。

ここで、茶色は確かに複数使われていますが、あくまでも主役はベージュなのです。

次にもう1点茶系コーデをメインに茶を使わない方法で組んでみました↓。

カーキ茶のパンプスを差し色にしたセットアップコーデ:パンツスーツは「エンポリオアルマーニ」製。

セットアップの格子の中に使われる茶色や背景のツイルの素材自体がカーキ寄りで、グリーンを含むような茶色です。

チョコ茶よりもカーキ茶がよく合うみたいでした。

こうして見てみますと、2例とも茶色はベージュの差し色に使うことが一番やりやすいということが分かります。

あとがき

茶色は、本来とてもシックで上品なカラーだったのです。

是非、黒プラス1のカラーとして、茶色にも一度注目してみてくださいませ。

今回例としてはアップさせていただいていませんが、茶ベースの柄物に差し色の茶をなじませてしまうというのも立派な差し色だと思います。

ただ、茶系の柄物は、一歩間違うとカントリー調に寄ってしまうので分かりやすく取り入れやすい無地ライクをまずはご紹介したわけです。

カラーでいうと、差し色にしやすいのが、黒、茶、紺、赤なのです。

どれも「強い色=影響力のある色」ということができます。

カラーの意味や役割を考えながら素敵なかっこいいコーデになるよう是非ともの正解なアイテムを選択していかれますよう(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

今後どのようなバッグを製作するのかのヒントにカバンが生まれた必要性と起源を知る【219】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

その昔、昭和時代には、ポーチも小さな巾着袋、リュックも巾着仕様であるナップサックと、同じような絞るタイプが大半だったような記憶です。

いろんなデザインであふれたバッグの中の現在の巾着袋の存在というのは、それほど中心にあるものではなく、むしろトートバッグが台頭してきた現在だと言えます。

この度のお話は、そもそもバッグが最初に生み出された形は巾着のような形だったといわれているところから始まります。

現在のような財布のような四角い形のフォルム自体が実現できなかった「いにしえ」にそのバッグの起源があったようで、とても興味深いと思います。

読んだ本は、「新かばん・バッグの商品知識:エフ ワークス(株)発行」です。

この本のかばんの分類の中で、類似のかばんのモデル同士が本当に同じ分類に入っているのかどうかそんな区分けのイメージとのユニークなギャップも知りたいと手に取った本になります。

ハンドメイドバッグを作る者がそもそもバッグというものの起源を知ることで、しっかりと今後の考え方を持つ上でも重要な本なのではないかと考えました。

分かりやすーいかばんの誕生秘話

その昔、商品の売買は、今日のようにお金を介してのものではなく、物々交換といって、互いにほしい物を自分の持っているものと交換する形の取引でした。

当然こういった取引はいずれ困難に直面します。

そもそもそれぞれの物の価値が違いすぎて、交換するには理論としても心理としても不公平になってしまうのです。

いずれ、物同士の交換は行き詰まり終焉を迎えます。

そして、互いに公平な取引として「お金」というものが生み出されたのです。

このことで、とても面倒でしかも不合理な物々交換ではなく、お金を払うことで品物をスムーズに受け取れるようになりました。

さらにお金を得た側はそのお金で他の欲しい品物を得るというように、お金の誕生により商品の売買がより潤い社会が発展していった、紀元前1000年頃のことです。

その頃、地中海東部のギリシャ諸都市やギリシャの植民地で、お金を入れて持ち運ぶための入れ物が使われていたとの記録があるようです。

それは、当時描かれたであろう壁画のような絵から巾着袋のうような袋であったと。。

これがどうもバッグの「最初の形」だったようなのです。

知ってお得、かばん/バッグの誕生秘話と意外なおもしろ豆知識
最初のかばんなるものをイメージして描いてみました(^_^;)。

財布といってもよいでしょう。

昔話の絵本や漫画に出てくる海賊達がこの中にたっぷりコインを入れて嬉しそうにしていた場面が思い浮かびます。

よくこういったイラストに「$マーク」も加えられていますよね。

こうした袋物のようなデザインからは、今の財布は随分変貌を遂げました↓。

巾着バッグ:「PRADA」様のお品。茶色は黒よりも古い物の中で比べると断然状態が良いです。難しい色だから。

現在の巾着バッグでいうとこのような感じのものを持っていまして、これでも1990年代前半のものだと思われます。

すっきりしたタイプではありますが、やはり華やか。

いかに元祖というのが非常にシンプルで最低限だと分かります。

かばんの持ち運び機能と呼び名

ハンドバッグというのは、

「常に身近に携えられる服装を完成させる装飾性豊かな袋」・・・新かばん・バッグの商品知識:エフワークス(株)発行より引用

という定義をされていいるようです。

このことから、最初はお金専用の入れ物であった機能だけのものから、服装と調和することが要求されるものに多角的に成長していったということがうかがえます。

バッグは、迷いながら時間をかけて選ぶアイテムの1つです。

同じく、上記の新かばん・バッグの商品知識で述べられている、基本の持ち運び機能4種というのがあります。

・手提げ

・クラッチ(かかえ)

・背負う

・肩かけ

手提げは、主にトートバッグ、クラッチはパーティーバッグなど、背負うはリュック、肩かけはショルダーやポシェットなどが思い浮かびます。

本ではこの4つでしたが、5つ目に、

・吊りさげる・・・小さなウエストポーチのようなもの

・引く、転がす・・・キャリーバッグ

などが私は浮かびましたが、何らかの理由で含まれないのでしょうか。

今やキャリーバッグこそ、町中で見かけるバッグの1つです。

この概念は、ここ近年の新しいタイプなのかもしれません。

キャリーバッグ:割とコンパクトめなサイズで「PRADA」様のモデル。

かばんの意外なおもしろ豆知識

ここでは、バッグのへえー、というような面白いお話を寄せ集めのような形式でご紹介していきますね。

「コスメボックス」と「バニティ」は属する部類が違う

コスメボックスもバニティも形が基本同じような作りで、しかも化粧品を入れて使うことが多く用途も似ています。

しかし、「(社)日本鞄協会」様の定める、「日本標商品分類」の中の「かばん類」というコードにおいては、「コスメボックス」は「トレインケース」に属し、「バニティバッグ」は「タウンバッグ」の中に入ります。

知ってお得、かばん/バッグの誕生秘話と意外なおもしろ豆知識
左:コスメボックス(トレインケース) 右:布製バニティー(タウンバッグ)。

写真でなんとなくニュアンスつかめますかね。

しかし、さらに意外なことで、大きいくくりの部類では、上記2つとも「旅行用かばん」に属していることです。

「ボウリングバッグ」というバッグはどのような形をしているのか

ボウリング用の必需品入れ目的で作られたバッグで、マチが非常にたっぷりとってあるボストンバッグの形です。

近年は、やはりキャリータイプになってきていて、旅行のスーツケースと見分けがつかない形となっているようです。

こちらは、「旅行用かばん」という部類でなく、「スポーツ及びレジャー用かばん」の大別に属しています。

ボストンバッグの名前の由来

ボウリングバッグが、昔、ボストンバッグのような形をしていたということですが、では、通常のボストンバッグはというと、これは上記に出てきた「旅行用かばん」です。

由来は、アメリカのボストン大学の学生がよく使用していたバッグだったということからのこの名前です。

ハンドメイド製作したボストンバッグ:2泊出来そうなサイズ感です。素材はナイロンオックスはっ水加工。

「アタッシュケース」は、正しくは「アタッシェケース」

フランス語の大使館や公使館付き随行員の「アタッシェ」と呼ばれる人達が持っていたバッグの形からの由来。

アタッシュケースと呼んでしまっていますが、正しくはアタッシェとのこと。

小学生のランドセルは陸軍が日本では最初のユーザー

ランドセルは、オランダ語のランセル(RANSEL)から、別名「背嚢(はいのう)」という日本語が当てられていました。

この言葉、すごく臓器みたいで私はなかなか引いてしまっていますが。。

日本では小学生に普及するより先に、陸軍兵士のバッグであったようです。

「キャディーバッグ」と「ゴルフバッグ」は別物である

もしかして、ゴルフをされている方は、ご存知かもしれませんが、「キャディーバッグ」は、あの縦長のクラブなどを入れるバッグです。

しかし、「ゴルフバッグ」という呼び名になるとは、前述のボーリングバッグのようなニュアンスになります。

ゴルフシューズやグローブを入れる、ボストンバッグのような形のバッグを指します。

キャリー型スーツケースの表面のデコボコには意味があった

一日、近隣の駅の構内中を歩けば、必ずすれ違うキャリーバッグを引いて歩く人。

このキャリーバッグの素材は、主に「ポリカーボネートABS」という樹脂素材が一般的で、必ず、リブデザインなどの凹凸が表面に加工してあります。

これは、ただの模様ではなく「機能」があるとのことに驚きました。

もちろん、素敵な表層に見せる役割も十分に果たしているようでお洒落度が高いですが、機能の面では、圧縮、ずれ、ねじれなどの外圧に対する強靭性(きょうじんせい)を保持することができる役割があるのです。

まさか、あの柄が陰で活躍していたとは。。

ストライプのリブ型から、今後はより好きな凹凸の種類を選べるように更なる別の柄も多種生まれそうな予感です。

あとがき

今回は、バッグというものの原点を見たり、意外と知らなかったような事柄も見て随分学ばせていただきました。

バッグというのは、前述にもあります、体の身近に携えるものであるわけで、歴史からみる発展の段階として、機能性からより装飾性のあるものへと広がっていったと見ることができます。

では、その後の未来というのは「〇〇性」という表現で、どんな発展があるかというとずばり「情緒性」なのだそうです。

なるほど、これからの未来は、人間の成長として自分の人生そのものを自分らしくということがテーマとなっていくのです。

となると、今までは、中に何か入れて持ち歩くだけのものから、そのバッグを持つことにさえ意味を持った装い方をするようになるのかと。。

さらに、「持ち主の性格や人生をも表す携帯品」それがバッグである、というような存在になっていくのではないかと期待し心が躍ります。

もしかして、「バッグを持たない」ということさえ、らしさあるジャッジでありバッグの存在そのものをどうとらえているかの考え方が反映された「スタイル」です。

シンプルで飾り気の無いバッグがかえって素敵に思えることも、考え方や方針の反映です。

自分の好みを知る、そして性格や今後のスタイルを追求する中で、当たり前に普段持つ物のそもそもの起源を知ることをお勧めしたいです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

原因不明の2度の粉瘤の原因かもしれないと食品添加物へ注目、裏面の原材料をチェックの無添加生活寄せ【151】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あれは、2014-2016年の間の2度の出来事。

20代後半からでき始めた左脇のビー玉大のおでき。

2014年、エアロビクスに通った暑い季節、大量の汗を流したことで膨らみ化膿、切除して中身を取り出すという手術をしました。

切除ということを嫌い、我慢している数日の間に、大福のように膨れ上がって痛くて一晩中眠れぬほどでした。

その切除後です、それほど間を空けずして気が付いたら、今度は右の腰と背中の中間あたりにも類似のおできが形成されていたことに気付きました。

おそらく、最初の左脇下の方よりも短期間で出来上がったと想像します。

そして、今度は一泊入院しての少し大掛かりな切除手術で除去、切除後の塊を触らせていただけました。

何ともなめらかでパンナコッタみたいな感じ。。

「非常に美しいものです」という先生の一言がとても面白く笑ってしまったものです。

その後自分で考えていくようになりました。。原因不明とは言え、理由もなく余計なものなど出来上がるはずがないと。

そして、誠に独自の解釈ながら、合っていても違っていてもとにかく食べ物を見直そうと考えました。

野菜も果物も好きであり、偏った好みもなかったのですが、確かにソーセージやクレープ好きでした。

そして、何となくキーワードとしてふと浮かんできたのが「食品添加物」というワード。

このたびは、「粉瘤」をきっかけに見直した食生活の中の「食品添加物」の私なりの研究をご紹介したいと思います

スーパーへ出向いた際などには、今までは目にも留めなかったかもしれないパッケージの裏側の記載にご注目下さり、はたしてその記載が実直なものかさえ読み取ることが重要です。

より良い健康を目指した食生活への改善のきっかけになれば大変嬉しいです。

謎のできもの「粉瘤」が伝えてきたメッセージ、「食品添加物」をできるだけ体内に取り込まない「無添加」な食生活への見直し

実際にス―パーを回って見つけた食品添加物の目的・役割を羅列します。

無下に加えられているのではなく、腐りにくくするためなど別の健康面も考えられて加えられている点がパラドックスと言えると思います。

・トレハロース:サンドイッチ、生洋菓子・・・甘味料、砂糖の代替

・ソルビトール:お菓子 ・・・甘味料の用途

・乳化剤:チョコレート・・・水と油のように本来混じり合わない材料を均一にするためのもの

・カロチノイド色素:お菓子・・・黄色に着色するための着色料

・着色料:キャンディ・・・綺麗な色の維持等の働き

・コチニール色素:ベーコン ・・・赤色の着色目的

・膨張剤:クッキー・・・ふっくらと膨らませるためのもの=ベーキングパウダー

・VE:酸化防止剤:ウインナー・・・酸化とは鉄が錆びるイメージ、水素を失い酸素との化合を防ぐ

・香料:飴・・・その製品のイメージに合った味付けのような役割

・凝固剤:豆腐 ・・・豆腐そのものを形成する働き

・酸味料:飴・・・風味付け目的

・発色剤(亜硝酸Na):ベーコン・・・肉類の色を鮮やかに見せるため

・ショートニング:ポッキー・・・バターの代替品のクリーム状のもの

・グルタミン酸ナトリウム(アミノ酸等):スナック菓子・・・うま味を出すための調味料的なもの

・酵母エキス:インスタントのスープ・・・調味料の役割

・マーガリン:菓子パン・・・バターの代用品

・セルロース:チーズ・・・加工しやすくするためのもの

・グリシン:ハンバーグ・・・調味料や商品の日持ち(調味料の場合アミノ酸等に入る)

・モルトエキス:フランスパン・・・色や風味を良くし、発酵を補助するためのもの

・イーストフード:食パン ・・・パン酵母を活発にさせ効率よく大量のパンを作る働き

・ソルビット:助六 ・・・甘味料としての用途、砂糖の代用

・ゲル化剤:ハム・・・液体をゼリー状に固めたり、粘性を高め成分を均一にする働き

・加工デンプン:稲荷寿司 ・・・食感の良さ、粘度の低下防止などの目的

・VC(ビタミンC):クロワッサン・・・酸化防止、品質保持等

ビタミンCと謳われても添加物が大半を占める裏側がありますし、部分的な無添加でしかないにもかかわらず、パッケージ正面に大きく謳っていることを見抜かねばなりません。

あとがき

無添加の食品:「自然の味」という商標が載った食品は「ヤフーショッピング」内の「静岡ウォッチャー」様他。

確かに、本格的な無添加食品は日持ちが悪く、1週間も持たないと思います。

よって、購入し過ぎず定期的に取り入れる形をとっています。

そして、何より高価格でもありますが、どれも非常に「おいしい」というのが特徴。

例えば、納豆が特に象徴的で、「こんなにおいしい物だったんだ」という感動がありました(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

2010年代に見つけたネット情報「週2回で認知症予防」、自作生ジュースの末永い継続とバラエティー豊かな食材との接触【180】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

日々たくさんのルーティーンが積み重なり、1つずつを淡々と毎日こなしていくというタスクを行っております。

その内の1つ、自作生ジュースを週2回作って飲むということをかれこれ10年以上に渡り続けています。

きっかけは、ネットの情報「週2回以上の生ジュースは認知症予防効果」というもの。

これまでひたすら続けてきたところ、実際にその通りになるのかなどもはやどうでもよくなりました。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.08.22からおよそ7年後の2025.07.01にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2025年でも変わらず続けている自作生ジュースがもたらしたことは、一時的なデトックス効果のみならず、実は長い目で見た効果があったことです。

例えば、レモンなどは、あまり使用目的が浮かばず、ビタミンCが豊富だと言われているにもかかわらず入手することがほとんどなかった以前。

生ジュースに風味付けを兼ねて、皮ごと使用できるメリットが非常に良いと感じ、レモンをいただく機会ができている現在です。

こうして、お料理にはあまり使わないような野菜なども生ジュースのおかげで摂取できていることがあり、この小さなルーティーンがもたらした効果は思いのお他大きかったと言えます。

生ジュースは自作こそ本物、週2回の毎回色が違うバラエティーの豊かさが末永いルーティーンとしてライフスタイルを健康に彩る

生ジュースの食材:バナナやレモンは毎回共通に入れる傾向。季節の違いでプルーンだったりみかんだったり。。
使用するジューサーと一度に使う材料の分量:適当ですが、葡萄は皮ごと、プルーンやプラムは種を除外。
調味料:砂糖大1・きな粉小1・黒ごま小1・ヨーグルト大2・冷水・牛乳は毎回豆乳。飲みやすくまろやかに。

健康に良いとされる黒ごまも、ここで使わねばどこで使うのでしょうか。。そう思うと生ジュースのルーティーンの機会は重要なのです。

過去の生ジュースのカラー展開:美しい色です。その色を見て中身が想像できるところがありますね。

食材として、生ジュースに避けているものは、すいかやメロンです。

理由は特にありませんが、何となく食べ合わせの問題などが出ている(天ぷらとすいかの同時の組み合わせはダメなど)果物は混ぜる場所には登場させないようにしています。

野菜では、灰汁(あく)があるタイプはもちろん入れませんし、生では不可なほうれんそうなども生ジュースには入れません。

ネギ・玉ねぎ・しいたけも当然入れません。

ただ、以前テレビで「ごぼうジュース」がご紹介されていて、驚きましたが、美味しく続けて飲むことができるような味わいの方も重視。

全体的には、果物のフルーティーさを借り、ヨーグルトや砂糖でまろやかに飲みやすく出来上がる美味しいジュースに作っています。

そのおいしさが、続けられる秘訣にもなっていると思うのです。

あとがき

2010年代からだったと思います、生ジュース以外でもたくさんのルーティーンをこの時期にどんどん始めていきました。

こんな風に、今までやってもみなかった新しいことをどんどん小さなことからルーティーンに取り入れ、今では当たり前のタスクとして定着しました。

じゃあそれが、最終的に何をもたらすのか。。

冒頭でお伝えした、この生ジュースの分野では、バラエティー豊かな食材に触れていくことができたという成果があったわけですが、もっと大きな意味があると思うのです。

それは、「1つのことを末永く続ける姿勢」を培ったと思っております。

これらのタスクはほんの些細なことだったかもしれません。

しかし、そういったことをするクセや習慣がもうかまぼこのように(笑)板について、人生をかけた事業も同じ姿勢でい臨んでいる今を作った一片になったと思うのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ドレスに寄り過ぎかしこまったラペルジャケットを抜けた装いに劇的に変えるのはノーカラージャケットである【221】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

 今回は、洋服の襟(えり)の形で随分雰囲気を変えられるという例をご紹介したいと思います。

ジャケット、コート、ブラウスなどのトップスには必ず襟というパーツが付いています。

典型的なデザインのジャケットでいうと「ラペル」部分です。

今日、多種多様の消費者ニーズにより洋服のデザインも多種多様です。

私も一消費者でありますが、消費者にも自然と趣味・嗜好があります。

そのような中で、襟の形1つにおいても「この形が好き」「この幅が云々」な要望が細部に渡るものです。

確かにテーラー型のラペルはクラシックで素敵です。

ジャケットを1点選ぶ時にこれを選ぶことも多いです。

ただ、コーデというのは、1つのアイテムだけでは成り立たないことも重要です。

実は、このテーラー型がコーデのすべてを決めてしまうこともあるのです。

肩ひじ張らないリラックスした抜け感ある襟無しジャケットの良さ

テーラー型と呼ばれるジャケットの形は落ち着いていてクラシックで、とても素敵です。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
テーラー襟のジャケット:「DKNY JEANS」様のお品。牛革の黒。

テーラー襟のラペルが、アクセントになっていて、文句なしに整っています。

この形はこの形で定番物としては、1つ持っていたいアイテムではあります。

ただ、一方でファッションは楽しむものだということを考えるときちんとし過ぎているという見方もできるのです。

そう考えると、時々定番型が少々「かしこまっている」と感じる時があるのです。

そんな、テーラー型のジャケットはすでに十分持ち備ている、これまで何着も着てきたということであれば、一度襟無しジャケットに目を向けてみることをお勧めしたいです。

ウールジャケット:イタリア製。ボタンをゴールドとバイカラーのタイプからカジュアルっぽく変えました。

衿無しジャケットコーデx3点のご紹介

まずは、このジャケットからのスタートです↓。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
襟無しジャケット:「エンポリオアルマーニ」様のお品。レーヨン/ウール混でロングの黒。

丈がやや長めで、素材はレーヨン/67%、毛/33%でさらりとした表面の風合い。

丈が70cmちょうどくらいでジャケットにしては長め。

襟無しに作られているところにご注目下さいませ。

襟口のVの字が共布で切り替えてありオシャレ。

丈が長めなことと、襟無しであることが「クセ」があると感じる方もいるかもしれません。

しかし、そのクセもいい具合にカジュアルに寄せることができる「抜け感」です。

黒ジャケットにTシャツやカットソーとジーンズを合わせて「きちんと感」を打ち砕いていきます。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
襟無しジャケットコーデ①:「DKNY JEANS」のカットソーと「リーバイス501」黒→グレーへ色落ち。

黒ジャケットに感じがちなフォーマル感が解消されたように感じます。

どうしても、黒ジャケットは硬いイメージが否めません。

そこで遊び心あるイラスト入り(全体柄)のカットソーと、ボトムの501ジーンズのトーンの薄い色目などの影響で、全体が堅苦しくないイメージになりました。

黒on黒だとセットアップ感が増しますので、色の差を付けて立体感を出すとカジュアルに寄せられるということもここで感じました。

スラックスをボトムに持ってこなかった「ギャップ」も良き効果です。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
水玉ベルベットジャケット:「エンポリオアルマーニ」様のお品。ベージュx黒。

こちらは、ジャケットだけの第一印象だとエレガントな印象です。

そこで、そのエレガントと反対のことをボトムでしてみます。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
襟無しジャケットコーデ②:「エンポリオアルマーニ」のレーヨンTシャツ、「リーバイス501」黒。

ユニークなネックラインのジャケットですが、これも襟無しです。

水玉柄と濃いめのブラックデニムがリンク。

2色の色しか登場しないシンプルさも拘りです。

最後3つ目です。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
牛革ショートジャケット:「SLED」ブランドは「(株)東京ニュースター」様のお品。黒。

珍しいレザーの襟無しです。

この牛革レザーの襟無しジャケットはラインが綺麗で、特にウエストの部分がしぼられていて、形が非常にかっこいいです。

レザーは、カジュアルなジーンズなどに着こなされることが多いので、ではその逆を行こうではありませんか。

これに、ワンピースを合わせてしまうのです。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
襟無しジャケットコーデ③:ノーブランドの綿/100%柄ワンピース(古着)。

ワンピース自体も、きちんとかしこまった柄ではありませんので、さっくりとラフに羽織った印象になります。

まるでボレロのようなアイテムですね。

レザーなのでインパクトがあります。

ここへテーラー型のジャケットをかっちりとはめ込むよりも、とても自然な感じがします。

 襟無しの威力が色濃くく出ていると思います。

ただ襟無しアイテムを選ぶにあたっては、この場合に、ウエストが絞られたタイプのジャケットであった偶然も全体のバランスにかなり影響はしているようです。

衿無しジャケットもただ衿だけに注目するよりも、他の特徴ある部分などにも着目するともっと素敵な装いになることを「1クセあるアイテムのノーカラージャケット」というテーマで探すところにヒントがあります。

あとがき

「衿無し」というのは、こうして見てみると「クセ」なのです。

なぜ衿無しが道はずれた個性的なデザインだという印象なのか。。

それは、「制服」とか「フォーマル」の社会的な場面で決まってテーラー型を見てきた記憶と刷り込みだと思うのです。

あるものが無いということがむしろクセがあるというのは考えて見たら逆説的で斬新なことです。

そこに衿無しデザインの魅力も感じています。

衿無しジャケットをきちんと着る目的よりも、崩して着たいという目的に自然となるのもこの「クセ」を活かしたいからなのではないかと考えたこのたびでした(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

 

日々仕事に励む黒を纏った「闘う戦士」が黒より優し気なグレーを纏う全体バランス【256】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、ある時期からとても魅力的だと理解した無彩色カラーである、グレーという色についてのお話です。

グレーのイメージには、こんなものがあるのでは。。

・ネズミ

・工場の作業着

・灰色の曇り空

・鉄パイプ

・墓石

その他、「グレーゾーン」などと呼ばれるように、「あいまいさ」を秘めたカラーです。

グレーであるならば、いっそはっきりした黒で良いではないかと、この曖昧さが洋服でもなかなか理解されないことも。。

かつては、顔映りの事を気にするあまり、くすんだ色であるグレーを敬遠しておりました。

しかし、2017年頃ある人物の装いに触発されました。

「ケイト・モス」様のコーデです。

たくさんのグレーを自分らしい装いで粋に表現。

とても夢中になってそのコーデを参考にさせていただいているうちに、グレーというカラーのの素晴らしさに気づきます。

むしろその目立たない地味なイメージこそ素敵な「抜け感」や「マイルドさ」があることを知ります。

顔映りがくすみがちなグレーのカバー方法

グレーの洋服が顔写りが悪いからということで避けている方は多いのではないでしょうか。

それは、グレー1色だけに注目しているからであることが1要因としてあります。

そこで、他色とのコンビで近くに配置するようなコーデを考えていきます。

・ネックレス等の小物を顔写りのいい色にする

・そもそもグレーの中でも濃淡、色味(いろみ)の違いで細かく選ぶ

この2点が効果的であると今までのコーデの経験で実感しております。

実際に、グレーのワンピースに白い真珠のネックレスがとても映えたことで、グレーコーデ+αの効果を実感しています。

グレーのワンピースが粋にに感じた瞬間でもありました。

「おしゃれ」が、今まで描いていた、カラフルな綺麗な感じとは違うテイスト、「粋」であると同時に「クール」なのです。

そして、グレーの濃淡でベストを使ったコーデをした時に、立体的な雰囲気ができたことにも、グレーのすばらしさに感動したということもありました。

生地や洋服のグレーはバラエティーに富む複数展開である

最強におしゃれな色グレー:黒よりも甘い、粋でクールな無彩色カラーの真骨頂
単純なグレーの濃淡。

グレーという色は、白と黒と並んで、無彩色の部類。

濃淡の違いだけでかなりその立体感が際立ちます。

そしてどの濃さもそれぞれの味わいがあるのです。

一番左の薄いグレーは、青みがかっていますのでパープルと合ったりもします。

一番右の濃いグレーだと、カーキ寄りの焦げ茶とも合ってくると思います。

ここが、ファッションの楽しいところ。

一番よく合う相手の色が濃さによって変わってくる面白さです。

無彩色のグレーに、他の色が入り込める余地があるのですね。

上述のように、茶が合うというケースがありました。

色相環の詳細の中の中間的な色(ペール)なども同等のレベルで相性が良いことがあります。

ブラックジーンズのデニムの色落ち具合によってコーデを分ける時に、こう気づきました、この色は茶と合うグレー、この色はブルーがかっているなと。

こういうことから、グレーでも〇〇系のグレーというようなグレーの種類が複数あるということをジーンズの色落ちで見たのです。

分かりやすく、その違いを下記のように呼称をしてみます。

・ブルーグレー・・・青みがかったグレー

・グリーングレー・・・緑がかったグレー

・モカグレー・・・茶色味が入ったグレー

茶色との相性があるグレーにあたるのは、一番右のモカグレー。

3色ともグレー:左から、ブルーグレー、グリーングレー、モカグレー。

カットソーなどを並べてみると、グレーでも複数の種類のカラーがあることを一緒に横に並べることで、気づきます。

このことは、グレーという言葉だけの固定観念を打ち破ります。

明らかに、グレーが豊富にあるということです。

「アルマーニ」様のニットのセーターとかカットソーが好きで集めていましたが、ほとんどが「グレーイッシュ」でした。

上記のような3色のグレーのアイテムは豊富です。

「グレーにも彩度があるのだ」という言葉が聞こえてきそうなほど、グレーの豊富な展開には「アルマーニ」様の「哲学」が感じられるのです。

ここ近年で、「グレージュ」というグレーとベージュの間のような色目の呼称が定着しています。

バッグ製作に選ぶ生地に実際に使用したグレーの生地がこれらです↓。

最強におしゃれな色グレー:黒よりも甘い、粋でクールな無彩色カラーの真骨頂
グレーの生地:一番左がグレージュに近い色。

グレージュということでいえば、この3生地の中では、一番左が近そうです。

薄めの色ですが、モカの要素も多分にあるのです。

その証拠に、ファスナーを茶にするととてもマッチしました。

最強におしゃれな色グレー:黒よりも甘い、粋でクールな無彩色カラーの真骨頂
グレージュ色の生地で作ったバッグのファスナーが焦げ茶マッチ。

洋服のコーデのグレーの濃淡の配置いろいろはすべてOK

グレーを濃淡だけでコーデする立体感を図解して見ます。

上(トップス)、下(ボトムス)で、どちらが濃い、どちらが薄い、などの配置を色々変えてシュミレーション。

おしゃれな方のの画像などを意識して拝見しますと、必ずしも濃い方が上(トップス)というわけでもないです。

下のようにいろいろです。

最強におしゃれな色グレー:黒よりも甘い、粋でクールな無彩色カラーの真骨頂
グレー同士の組合せ:上=トップス、下=ボトムス。

お写真を拝見した中で見えた工夫をご紹介します。

1つ目の例の、上:濃、下:薄の場合、靴を黒や、濃グレーの濃いめを合わせたり、そもそも靴がバイカラーの濃淡デザインのグレーを合わせるなどというコーデ。

2つ目の例の、上:薄、下:濃の場合、サングラスに濃い色のフレームをして、ボトムの濃い部分との釣り合いをとるという工夫。

あるいは、サングラスでなければ、帽子でも、同じことです。

一番右の上:薄、下:薄の場合、真ん中にベルト、下に靴でポイントを置いていました。

黒だと極端すぎるので、甘く、茶系などでの調整がここで入っています。

グレー1色の洋服でも、その他のアイテムで随分立体的になっていきますね。

上の3例をシュミレーションに追加すると、こんな感じ↓。

最強におしゃれな色グレー:黒よりも甘い、粋でクールな無彩色カラーの真骨頂
他のアイテムの利用。

バッグも差しアイテムとして利用できます。

あとがき

こうして、グレーについてみてみると、最初にお話ししました、グレーの持つよくあるイメージ、

・ネズミ
・工場の作業着
・灰色の曇り空
・鉄パイプ
・墓石(お墓)

が不思議なくらい払拭されます。

グレーを1色だけで考えてしまうから固定したイメージがぬぐえずにいるのです。

ファッションコーデはその点小物の存在に助けられて融通が利くのです。

そうしますといかにお洋服以外のアイテムも重要であるこかが分かります。

ここに気づいた時が、本当の「装い」の入り口ゲートをくぐり抜けた瞬間だと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

健康志向の前向きルーティーン、項目がどんどん増えてもすべてが呼吸するかのごとく当たり前になれば勝ち【155】

アイキャッチ画像155

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

必ず人間が身に着けるアイテム「衣服」。

ファッションが混沌とし、なんだかよく分からなくなってしまっているのですが、最もシンプルな意味は、「人間の体の美しさを引き立てるツール」。

究極、黒の半袖Tシャツに何でもない無彩色のボトムを合わせても「素敵」を作ることだってできるのです。

ファッションスタイルには、必ず「ライン」が伴うものであり、このラインを美しく形作ることは衣服以前の人間の「姿勢」のような点になります。

このたびは、すっきりとした美しいラインを作り、シンプルなお洋服でさえ引き立つようなベースの部分、体型管理のためのルーティーンをご紹介。

素敵に着こなすための着る者の美しいラインを目指す「姿勢」が大切、体型のバランスを整える毎日のルーティーン内容

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.07.23からおよそ7年後の2025.06.06にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

この2025年までの間には次々に新しい項目がルーティーンとして定着していきましたので、2025年現在の状態でお伝えしていきます。

1日の中で時系列でお伝えしていきます。

①起床時のストレッチ(布団から出る前):上伸び・左右のひねり・四つん這いの両足上げを各10秒ずつ。

②起床時のストレッチ(布団から出た後):両手を伸ばしながら上・左右折れ・前後、左右ひねり、そして両足伸ばしを各10秒ずつ。

③起床時のストレッチ(②に引き続き):「スワイショウ」というネーミングで有名ですが、左右に両手を伸ばしながら交互にひねる運動で100回行います(左で1回右で1回というカウントで良いです)。

④白湯を飲む:この作業をしながら、昨晩の食器類の干したものを片付けます

⑤次の足湯の湯をはったすぐに「湯タオル」と呼んでいるものを実行。足湯用の43度のお湯をハンドタオルの三つ折りで・首の付け根・目の周り・両手首に10秒くらいずつ当て温めます。

⑥足湯:足湯単独で行わずに、歯磨きと⑦とを並行して立ってやっています。

足湯:「シャロー」という通販商品。ルールとしてくるぶしが隠れる必要あり、深さと直径があるタイプがお勧め。

⑦米ぬか石鹸泡立て洗顔:歯磨きの次のタスク、上述の通り足元には足湯をしている状態で並行します。

ぬるま湯をはって溜めたものを用意、米ぬか固形石鹸をこんもり泡立て、お顔に優しく乗せ、パシャパシャと顔を手で触れずにぬるま湯で流すやり方。

タオルは厚手に折って、ふんわりと押さえるようにふきまして、ゴシゴシは禁物。

別の投稿【189】でこの「泡立て洗顔」のやり方はご紹介しています。

⑧化粧水+乳液の保湿:足湯も引き上げて洗顔数十秒後に素早くこちらに移ります。

化粧水はコットン厚めを2枚重ねでお顔を軽くパッティングするようにヒタヒタに浸透。

この時のパッティングは、目の周りや鼻周辺のマッサージも兼ねています。

続いて乳液を同じコットンで塗り全体に馴染ませ。

この続きとして、そのままのコットンを今度は、足の裏のお手入れへ。

足の裏全体を保湿。

ダメ押しで、乳液を左右大豆大ほど追加して全体に馴染ませ、しっかり乾かし。

⑨目の運動:老眼防止/回復のために行っています。やり方は、様々な眼科の先生がYouTubeで投稿されていますのでご参照のこと。

親指を遠くと目の前に近づける作業50回、今度は焦点が合った距離で上下と左右を10回ずつ、そして最後は時計回り・反時計回りを10回ずつを裸眼で。

⑩足首回し:夜のお風呂の中でもやると良いのですが、足湯後のこのタイミングも効果的。

左30回右30回。

⑪ウォーキング:30分程度いつものコースを歩きます(外へ出ます)。

以上の盛沢山が朝ごはん前までのルーティーンでした。

エクササイズの風景:床にヨガマットとバスタオルを敷きながら。

コーヒーで締めた朝食後は、⑫クエン酸を飲む⑬エクササイズをする(午後から)⑭夜の足湯⑯就寝前の⑧⑨⑩と同じ内容を行い1日のタスクを終えていきます。

そして、就寝時に⑰としまして、寝床で仰向けでお腹を時計回りに円を描くことをひたすら眠りに落ちる直前まで行います。

この最中に、なぜかあくびが10回以上、お腹がグルグルと音を立ててくるというのが毎回。

リラックスした気持ちの良い感覚です。

あとがき

随分たくさんのルーティーンが密集したライフスタイルでありますが、何もストレスはありません。

なぜなら、「当たり前」と化していくからです。

人間が当然のごとく呼吸するように、ルーティーンもそんなスタンスで行っています。

途中でやめるなど考えもしない、毎日毎日ずーっと何十年も続けていけるのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

バイカーの皆様への伝言、クラッチの切り替え、踏み込みすべてに対して、かかとの高さがぺたんこのレザーブーツが一番安全です【268】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前アメリカンバイクに14年程乗っていました。

アメリカンバイカー様はファッションもウエスタン調にあれこれ考えたいところだと思うのですが、1つブーツに関しては強くお伝えしたいことがあります。

それは「ウエスタンブーツ厳禁」ということ。

アメリカンバイクなのにウエスタンブーツがはけないなんて。。

と思われるかもしれませんが、このたびのお話で今一度靴に関してはヒールのあるものを見直していただきたいと思います。

ウエスタンブーツはヒールのあるブーツです。

このヒールとバイクのペダルの関係は「感触」ですので、乗った者だけが知るペダルの踏み心地なのでございます。

バイクとレザーブーツはマスト、スニーカーではかなり甲が痛いので長時間乗れない

バイク乗りは、やはりブーツをはくことが多いですが、ファッションとしてだけでなく、現実的な足を守る「機能」がレザーには感じられます。

街乗りだとスニーカーの人も見かけます。

ただ、スニーカーだと、ギアチェンジの時に甲が痛いです。

乗り始めの頃、よく分からず、今まで持っていたスニーカーの「コンバース」の布地のぺたんこのタイプをはいていました。

しかし、ギアチェンジの時に、バイクにもよるのでしょうが、アメリカンなのでそこそこ重く硬めで力が要ります。

そうすると、何度かのギアチェンジで甲が痛くなってしまうのです。

そこで、甲の部分が硬い本革ブーツを探すことにしました。

何度目かに見つけたサイドゴアブーツが最強だった

近場の移動が多い乗り方でしたので、「本格的なバイク用のブーツでなくてもいいや」ということで、おしゃれ系のファッションブランドのショートブーツ、普段着にもはけるぐらいのブーツを探していました。

バイク用だと、「トニーラマ」などのウエスタンスタイルがかっこよかったりするのですが、かかとにヒールが結構な高さであるのがウエスタンブーツです。

これが、バイクのギアチェンジに支障をきたすとつくづく感じました。

ファッション的には、アメリカンバイクにはベストマッチなブーツですが、実際に乗るには、安全ではないと感じています。

いろいろ、ファッション系のブーツもあれこれ試しながらなかなか安全に乗れる良い感触のものを探しました。

そして、結果、バイクを降りるまでその後長年定着したのがこのブーツでした。「サイドゴアブーツ」です↓。

サイドゴアブーツ(黒):ランド名:「GIGI:ジジ」、イタリア製。ヒールがすっきり水平です。

これはどちらかというとバイク用というわけではなくファッション系のショートブーツとして売られていました。

これぞベストマッチといったはき心地と着脱のしやすさである「サイドゴア」というモデル自体が便利なデザインなのでした。

古着の中で見つけたものなので、別のサイドゴアモデルもおそらく今でも見つかると思います。

<このショートブーツのメリット>

・ヒールがわずかでぺたんこに近いので、足を地面に付けやすい

・レザーの甲の部分がしっかりしていてギアチェンジがスムーズ

・サイドゴアのデザインでひもなどがないので、着脱がスムーズ

・革がごわごわしていないので、心地よいはき心地で、真夏も通気性がある程度ある

こんな点が、ずっとバイク乗車時にはいてきて感じた良さでした。

まったく、同じものは見つからないかもしれませんが、サイドゴアが便利であることは、間違いないでしょう。

また、ロングより、ハーフであること、そして、やはりポイントはギアチェンジで接触する甲部分の作りの硬さですね。

お洒落ブーツではあまり確かめることがない甲の部分の頑強さを手で触ってチェックされてはいかがでしょうか。

バイク用としては。とても重要な部分になります。

何もバイク屋さんで本格的なバイク用のブーツを探さなくてもファッション小物としての靴売り場から探せばよいのです。

もう1点根本的に注意したいのは、普通の洋服のブーツの中からチョイスする場合に、裏がすべるのは、バイカーとしては危険ですのでそこは注意です。

アメリカンの場合、足が地面に付くが故に足ブレーキも頻繁にありますから、そんな時に、すべり留めになっている仕様のブーツが絶対良いのです。

黒いブーツのお手入れ、これ1本で足りています、「コロンブス」社の「ナイトリキッド」

アメリカンタイプのバイクライダーさんのオールシーズンブーツはこれだ
「コロンブス」社の「ナイトリキッド」という靴クリーム(黒)。

有名なので、知っていらっしゃるかもしれません。

これ1本で、

・汚れ落とし

・補色

・仕上げのツヤ出し

この3ステップをみごとに行ってくれます。

パンプスにもこれを使用しておりまして、延長でこのサイドゴアブーツにも使用していました。

塗りがいがあるというか、とてもスムーズに手早くお手入れができます。

あとがき

サイドゴアはブームな年もありましたが、常に変わらない定番デザインとしてずっとあるものだと思います。

サイドゴアのショートブーツ、是非バイクライフに取り入れてみてくださいませ。

なんといってもオールシーズンはけるという点もすっきりしていて良いです。

甲のしわが、ギアの部分でない、右側でもかなり出ています。

そう考えると、それほど高価なものはもったいないと思うので、革の作りさえ、良質でしっかりしたものであれば、有名ブランドである必要もないと思います。

どの道ギアチェンジでしわができるのですから。

その甲の「しわ」こそが、「そのブーツの持ち主がバイカーであることを伝えるメッセージ」なのです。

バイカーのブーツはとてもロマンチックなアイテムなのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク