<カーテン作り⑤>たくさんあるから練習になる、片方だけで横幅180cmの広い窓用に14個設置の1.5倍ひだを丁寧に作る【1366】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

カーテン作りをシリーズで投稿させていただいております。

①用尺の計算②柄の向きの把握③ハギ目の始末④芯の設置⑤1.5倍ひだ作り⑥裾上げ⑦ベルト作り⑧総まとめという流れで投稿してまいります。

このたびはいよいよ後半、⑤1.5倍ひだ作りの場面になります。

実はこの投稿をする2か月前にはすでに一度完成させているのですが、思うように仕上がりませんでした。

いくつもの点に納得いかない部分が多く、このままでカーテンをこの先何十年も使っていくと、おそらく見るたびに心地が良くないのではないかと考えました。

そう思うとおのずと答えが出ました、「作り直そう、今の苦労は一瞬、カーテンは一生物である」と。

この先の長い年月の使用を考えると、今のやり直しなどほんのわずかな期間に過ぎないという結論です。

ひだは8.75cm分必要で間が12.5cmの場合の14個のひだ作り、思いのほか難しくはないのが意外、誰もが美しく仕上げられる

生地屋様からいただいたレシピの式にそれぞれの製作物の場合を当てはめるだけなので、ここでは多種にケースが渡るとしまして、実際にやった数字の例で進めたいと思います。

ただ、空間の12.5cmに関しては平均的な基準で設定されていたようなので、ひだとひだの間は12.5cmくらいの空きなのだということで覚えておくのは結構だと思います。

間違えた裏側に待ち針を打った写真しか残りませんでして恐縮です。表に待ち針を打った方がやりやすいです。

端から3cmの箇所に1つ打ちます。

次に、そこから8.75cmの「ひだの分」を1つ打ちます。

更にその隣に12.5cmの「空間の分」を1つ打ちます。

その後は、8.75cm、12.5cmと交互にひだと空間を打っていきます。

8.75cmのひだの部分:待ち針同士をこのようにくっつけます。表へ「わ」が突き出すように。
こうした時に下側の待ち針を外します。手で固定していてください。
待ち針の位置にミシンの針を降ろします。生地の重なりがずれないように注意しながら。。
待ち針はこの時点でもう必要が無いので外します。そして、ミシンの押さえを降ろします。
そして、最初返し縫いからスタートの、ターンして戻る二重縫いをします。

こうして、1か所に集まった4本の糸を玉止めとして針で裏面へ隠します。

このままブチッと糸を切るのは後から見る美しさを考えるとお勧めではありません。

「わ」をこのようにペタンコにつぶします。
真ん中に溝があるようにプリーツが2個できました。ここでぴったりと上部が同じ高さになった位置に決定します。
印無しで芯の幅の真ん中をターンして帰ってくる二重縫い。最初の返し縫いは引っ掛かりの原因なのでしません。

そして、ここでもう1つ重要な注意点。

それは、どこで戻るかの地点ですが、元の縫ってある線の「6mm程度手前」でやめます。

その6mmというのは、後でフックを通すための重要な空洞のトンネルなのです。

それほど神経質になるものでもないですが、5mmではなく6mmというところに意味があると思います。
このステッチの玉止めはここ(「X字の中心付近の溝」)へ隠しています。裏側は位置が難しすぎて表で解決。
そうして、このようにXデザインみたいなフォルムのヒダが完成しました♪。
真ん中のひだは実はハギ目に当たった部分です。少し違和感がありますがそれでも違和感が最小限になります。

この「ハギ目とヒダの重なり」はよく起こることなのです。

済んでしまった過去の段階の③ハギ目の始末がここで重要性を発揮。

この時に、もし袋縫いをしていたら。。と考えるとこの様相では済まなかったものになってしまうのです。

オーダーメイド屋様はこの「重なり」を避けるように計算し、袋縫いを重視されますので、生地が調整分余計に必要だと想像します。

自作では、この重なりを受け入れ、それでも他の箇所と変わらぬ馴染み具合を追求した方がもったいなくないのでは。。

最初の段階のハギ目の縫いは「耳」を使った両割り始末のみをお勧めします。

やり直し前のヒダ:右側がぶくぶくと膨らんで様相が良くないですね。

↑このやり直し前の時は、芯の部分も1つ余分に折ってただでさえ野暮ったかったのでなおさら厚みが増して不格好でした。

全体にすっきりと余計な厚みを出さない1つ1つの細かい工夫がスタイリッシュに仕上がることの集大成を作っていくようなのです。

ハギ目と合致のヒダもスタイリッシュになじむ理由は1)耳を使った両割れのハギ目2)上部の折り曲げは一度。
3cmの部分は左右が重なる中心部分へ持っていきます。おのずとこの片方は右窓用ということになります。

今回はここまでです。

最後の⑧で出来上がって実際にインテリアに設置された様子を後日すべて終了後に映しまして、1つのブログ記事に掲載します。

あとがき

大切なのは、カーテンはそれほど頻繁に交換するものではないインテリアであるということです。

もしかしたら、一生物にもなるのです。

そうすると、その一瞬の楽をとるのか一生の後悔を味わうのかというと少し大げさですが、今ここで少し引っ掛かりがあるなら迷わずほどいてやり直すことをお勧めします。

これは、「最高の綺麗事」とも呼べる拘りです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト

<カーテン作り④>既製品では行われていないてっぺんのステッチ、同色糸で馴染ませ整然と真っすぐラインにどうしても仕上げたかった【1365】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

カーテン作りのシリーズを①から順に投稿させていただいておりますが、1つ前の③から日数が空いてしまいました。

というのも、かなり大がかりなやり直しなどの試行錯誤と多忙のために、連続でないことお詫び申し上げます<m(__)m>。

このたびは、カーテンの上部に設置の専用のメッシュ芯を設置する場面です。

「こんな風に折り曲げてステッチをここにしました」など細かくやり方をお伝えしたいと思います。

そして、これこそがピクチャレスク流、やり方の説明などではほとんどやられていない「てっぺんステッチ」も丁寧にかけていきます。

「固定する」という機能を重視したい、カーテンのトップのメッシュの芯地ベルトの設置の際の馴染む同色ステッチをした姿

今作っているカーテンの場所が、もう今後何十年も作り直すことが無いであろう場所であり(縁側)、高級感のある素材を実際に高価格で購入しています。

その下にかけるレースカーテン地はジャガードで凹凸感ある素材。

やはりとことん納得のいく作りをしておきたいのです。

一度袋縫いでつないだやり方も、その後の見直しによって、「違うな。。」と。

耳を使用した両割り仕様に変えるために全部解体してやり直しました。

そのために、一度縫った果てしない長い糸のステッチをすべてほどいて最初のスタートのハギ目のつなぎのところまで戻った程の拘りです。

そんなやり直しの中でこのたび新しく加えたてっぺんのステッチ、これを含んだメッシュベルト芯内蔵の過程をご紹介してまいります↓。

芯地に書いた1cmボールペンの印ちょうどの位置まで折り曲げそのど真ん中5mmの場所をまっすぐをステッチ。
こうして芯地がカーテン上部の裏面に仮縫いされました。
カーテンがレースに変わりますが、全く同じやり方です。芯の幅ちょうど分を内側へさらに折り曲げます。

そうして、先端2-3mmの位置をステッチ、一度しか折り曲げませんので、一度目のステッチもここに出ます。

そうしますと、2本のステッチが綺麗に並行に並ぶという美しさも必要です。

表からは1本のみのステッチが見えることに。とはいえ裏側も表のようなもの、最初の線も綺麗に並ぶようにと。
この時に上部のラインを見てみましたが、何か不安定ですっきりしないものがありました。

この曖昧さを良しとしたいのか、固定してぐらつきを押さえたいのか。。後者を選んだのでした↓。

そこで、上部も外から2-3mmをステッチ。中身の芯のぐらつきが解消されなんとなくすっきりと感じました。
こんな風に比較:見た目にはそれほど違いはないのですが、ステッチをした方が固められてすっきりしています。

もしかしたら、「邪道」であるというご意見もあるかもしれません。

既製品は、ステッチの手間をミニマムに省き、見た目の美しさや柄を遮ることを回避などの名目からおそらく上部にステッチが入れられることはほとんどないのでしょう。

確かに上部は視線が行くところなので、ステッチによってその様相が崩れることは望ましくありません。

しかし、唯一の動きである開閉の際にこの芯の部分が最も動く箇所であることも紛れもない事実。

そう考えると、毎日カーテンを開け閉めすることの積み重ねは大きく、長い目で見た丈夫さと安定感は重要だと考えます。

その後の作業、両サイドの三つ折りステッチ

サイドの三つ折りステッチ:芯を設置の際に最初と最後を3cmずつ空けたその部分は1.5cmずつの三つ折り用。
耳の部分ではありますが、あえて三つ折りすることで擦れが起きやすい縁を丈夫にしました。
サイドの三つ折りを表から見た様子。よく手で触る部分になるのがこの場所。カーテン同士の中心の隙間部分。

「耳」の部分は縫い代を隠す必要は無いとも思われるのですが、この部分は既製品カーテンでは「耳」なのにほつれてきた実態があったのでした。

あとがき

この後、縁側用のメインカーテンも作り直しをし、その後別のお部屋の2窓用のカーテンを作っていきます。

最終すべてのカーテンの設置後振り返るまとめの投稿をしますので、残りの⑤ひだ作り⑥裾上げ⑦ベルト作りと3場面がまだひかえております。

11月末までには終了できればと思っております。

1時間半で作り上げてしまうプロ級な方もいらっしゃる中、何日も日数をかけていますが、これも後の喜び・満足度のため。

気持ちの納得度に実直に従った大掛かりなやり直しは決して後悔するものではありません。

そこまでしてもやり直した「意味と熱」がお伝えできればと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

イメージや想像の「のどかな風景・のんびりライフ」とは実状は違う、「モンゴルの牧畜業」の難しさの実態と食や自然の恩恵【1364】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界のいろいろな音楽を聴くことが好きです。

その中で、「ラテンミュージック」の明るく快活なメロディーやリズムが非常に好み。

もう1つ地域はもっと近い場所、「モンゴリアンミュージック」はここ最近注目している音楽です。

まだあまり知れ渡ってはいないのかもしれませんが、山岳地帯のような場所で奏でられるシンプルながら深みと響きのある音楽も神秘的で非常に惹かれます。

2022年辺りに初めて「喉歌:throat singing」という独特の歌唱法があることを知り、興味を持ちました。

一人の人間が同時に2種の声を出すのです。

1つは低めの声、もう1つは笛のような声です。

中国とロシアの間のあのモンゴルの山々や草原で響き渡るようなシンプルで美しいメロディーを是非一度聴いてみて下さいませ。

このたびは、このモンゴルの音楽をきっかけに新書の中で目に留まった、モンゴルの牧畜業の変遷と実態や課題について書かれた記録や資料的な本を拝読。

「現代内モンゴル牧畜地域社会の実態 -民主改革から改革開放初期まで- :仁欽 著」。

著者様がモンゴルの牧畜業を営んでいた地域出身であり、その実態を深堀りされ、資料や記録といった淡々とした文章から読み手にその実態を知らせようというスタイル。

特に考えや思いが述べられていることはありません。

多少読みにくいとか馴染みのない資料にある数字などの羅列のページもありますが、音楽をきっかけにこの本にたどりついたご縁として思うところを綴ってみたいと思います。

遊牧業者様達は、毎日動物とたわむれ自由な日々を送っているイメージとは裏腹に継続すら困難な実態、美しい地域があっても人が住めない理由

遊牧/移牧/放牧という少しずつ形態の違う牧畜業の中では、モンゴルが昔から行ってきた形態は「遊牧」であるそう。

つまり「遊牧民」と呼ばれる人々のスタイルの括りとなります。

これも、現在ではやはり大きく見ると衰退の一途をたどってきているとのこと。

ほとんどの人口が首都のウランバートルに集中(全体の2/3)、遊牧民の数というのはほんのわずかな貴重な人材です。

最初にこの資料的な本を読んで感じたことは、その自由で気ままなイメージとは真逆の実態があるということです。

かつては中国の影響を受け、その政策によってきっちりと統制され区分され、縦割りがなされた組織的な活動になっていると見ることができます。

見た目のイメージの広い敷地を自由に行き交うというものとは反対の、たくさんの法律によって決められた制限のある業態である縛られた事業形態なのでした。

そうはいっても、民主化という名目のもとに、これまで過去の課題を解決してきたという記録は確かにあります。

しかし、全体でみると本物の自由を手に入れたようなものではないのではないかというのが最終的な感想です。

この本のスポットが一番つらい時期(?):1950年代-1990年代後半に当てられていますので、またその後の変遷が現在も続いているかと思います。

ところで、モンゴルの遊牧民が住むテントのような白い円形の家の名前は「ゲル」。

移動式の住居ですが、あの作りがとても素敵だと思いました。

災害時の避難場所にあの作りをモデルに考えられるアイデアが記事になっているのを拝読したことがあります。

あとがき

ここからは、この本の中では書かれていなかった現在2023年の遊牧民の生活スタイルです。

YouTuber様の投稿で情報をいただきました、ありがとうございます<m(__)m>。

現在、モンゴル国内の牧畜業に携わる遊牧民は、「1割強」程の数というほんのニッチなものになってしまった様子。

牧畜の動物達の羊・馬はとてもかわいい表情をしておられました。

この地域では、ここから自分達の生活のためにお乳をいただき、時にはお肉をいただくことが生きるための食糧のルーツがくっきりとクリアで、有難くその恩恵を受けているというもの。

ネットが普及していない時代は、日本には今だに「忍者」「侍」も現存であると思っているようでした。

それほど他国の実態というのは分からないもので、表面のイメージによる固定観念が根強いものです。

せっかくの現在のネット社会であることもあり、本で読んだことを今度はピンポイント検索でネットや動画で見てみるという活動もよろしいかと思います。

このたびの資料的な記述では難しくて理解が半分以下であることを、読書後すぐにYouTube動画で検索したり、この本自体の感想があればそれもネットで拝読したりするなどの行動もよろしいかと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

身の回りの日用品はすべてがインテリアだと考える、100均コースター4枚入りを洗濯用洗剤や食器用洗剤のドイリーとして使える【1363】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

日常の何気ない身の回りの整理整頓こそがインテリアを作ると思っております。

何かが乱れているとぱっと見の風景が崩れます。

それほど配置やその景色がすっきりとしていることは、大切な「整い」という概念だと考えます。

このたびは、その些細な一箇所、こうお話をあえてすることでもしない限りスポットが到底当たるような場所ではない「コースター」の使い方を2例ご紹介したいと思います。

後で貼りますYouTube動画は投稿当時の2023年の時のままなので、1つ目の使い方のみですことご了承下さいませ。

その後、当ブログ記事の「手直し」の2024.12.23現在では、新しい使い方も生まれましたので、ここでは2通りお伝えしたいと思います。

100均の透かし柄の茶色のコースター、洗濯用洗剤の下に敷く・食器用洗剤の下に敷くという使い方、いずれも洗剤の底におしゃれに一役買った

もとは、飲み物のコースターとして売られていたものだと思います。

ピクチャレスクの得意なことの1つとして、新しい使い方を発見することがあります。

おそらくこうした使い方をしている人は少ないでしょう、だからこそのご紹介とさせていただきたいのです↓。

洗濯機自体がお部屋に設置みたいな賃貸物件の作り。扉を開けた時にこんな風景が目に入ります。下方にご注目。

この手前のグリーンの蓋の2つが洗濯用洗剤。

左側は純粋に毎日のお洗濯用、右側は「強力洗剤」でシミ・汚れを部分的に落とすために強めの威力あるタイプ、商品名は「洗剤革命」。

まともにスクエアの向きでそのまま置くという使い方の「固定観念」だけではその直径が大きめの容器からはみ出してしまいサイズが小さすぎました。

せっかく4枚あるのだから2枚ずつセットにして使います。

そしてさらに、ひし形の向きに変え、少し重ねる部分を作ることで直径の広めの容器にも相応しく変身しました↓。

洗濯用洗剤の下に敷く使い方:1枚使いよりもはるかに安定感とおしゃれ感が出た敷き方になりました。

以上が1つ目の我流のアレンジ方法です。

これを1年程続行しまして、その後別の使い方へ移行↓。

食器用洗剤の下に敷く使い方:こちらは正方形の向きで使用。毎日底がベタベタになるので複数の替えが活躍。

食器用洗剤の底はどうしてもべたつきますので、とりあえず、直接ステンレスに置くのは避けた方が良いです、ステンレスへの跡ジミの原因です。

この敷物に活躍していただき、毎日清潔にお洗濯します。

小さいアイテムは洗濯機の隙間に入ってしまうことがあるので、洗濯ネットに入れてのお洗濯をお勧めします。

あとがき

現在世の情勢が非常に悪いです。

戦争が至る所で勃発・強盗などの強引な犯罪が後を絶ちません。

そんな中でも、とにかく今までと変わらぬ日常を送れていることにまずは感謝。

整理整頓を常に心がけ、整った心持ちで過ごしていきたいものです。

ほんの些細な工夫でしたが、それでも「小さな素敵」になればその積み重ねや集まり「大きな素敵」で溢れることを願います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

地金価格の高騰に翻弄されない不動なたった1つの価値「おしゃれ度」を更に多くの人に広めることができそうな「メンズライク」【1362】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ2022-2023年にかけて地金の価格、特に金が異常な速度で高騰。

これは、背景に世の中の情勢の不安定さがあり、「戦争」の影響が大きいようです。

金というのは、「いざ」という時には現金よりも価値があるという考え方、金塊などを金融商品として保有していることは1つの危機的状況時の対策でもあるようです。

ただ、交換のための手続きの日数が必要である実態や、あの金のチョコレートを所有しているということには懐疑的(インゴットとしてでもデジタルとしてでもいずれもです)。

事業でたまたまその金自体の美しさの魅力にのめり込み、金塊の交換レート100%の価値などおざなりなのです。

その代わりと言っては少し違うかもしれませんが、本物の地金たっぷりと宝石と呼ばれる「あっ」と人を魅了するような美しさは「ジュエリー」にしかないもの。

このたびは、金の延べ棒の金額的価値に対するジュエリーの価値への挑戦もこめながら、「おしゃれ度」の素晴らしさをお伝えできればと思います。

そして、出来るだけ多くの人の心の扉をノックするような魅力をお伝えしていく決意表明としてこの文章を綴りたいと思います。

地金が今後も高騰したとしても変わらない、もしくは高めたい価値は「おしゃれ度」、中途半端なことはしない、「あっ」と驚くような素敵さを作る

地金は、今の時点(2023年11月頭現在)では、¥10,500/g程のこれまでにない高値を付けているようです。

とはいえ、それに激しく心躍らされることはなく、いたって冷静でいたいと思います。

その理由が、事業のレンタルにおいている価値というものを「おしゃれ度」に一番に置いてきたからです。

地金が高騰しようとも反対に降下しようとも関係なく、これまでと変わらず今後も高めたい価値が「おしゃれ度」。

「おしゃれ」という言葉が曖昧ですが、「人を魅了するほどの素敵さの表現」だと定義。

これまでは、集めたジュエリーを事業へ提供したことからのスタートの延長でもあり、パッと見てかわいいフラワーが多数ありました。

こんなイメージです↓。

フラワーモチーフ:ここまで集まるとカラフルで賑やか。これはこれでうっとりと心揺さぶられるもの。

ジュエリーにフラワーモチーフが形作られることが結構多いです。

デザインの表現としては、花びらの赤みの色と、葉っぱのグリーンの色のコントラストの美しさ、時として本物のお花以上の美しさがそのきらめきにあること。

まるで美術館のようなフラワージュエリーでいっぱいのレンタルジュエリーになってきたかな。。などと思ってやってきました。

しかしながら、お客様が実際に好まれるテイストをじっくり見ていくうちにこんなことを思うようになりました↓。

フラワーは十分に体験したのだから、次に向かおうではないかと。。

そして、こんなテイストを今後目指すことに気持ちが高まってきました↓。

フラワーモチーフが登場しなくてもかっこよさが感じられる地金ジュエリー。右下はむしろメンズサイズの19号。

このテイストの方がニーズの手応えを感じたことがよくありました。

「メンズライク」と呼んでいますが、フローラルなカラフルさには無いまた別のおしゃれ度なのです。

ある意味フラワーよりもクセが無く、どんな装いにも合わせやすいという「普遍さ」だと思います。

あとがき

元々地金価格の変動どうこうの前に、「地金たっぷり」を追求し続けてきたスタンスでした。

今後もボリューム感は変わることなく続行していきますが、併せて「おしゃれ度」は永遠に続行していくことです。

そして、投げかけ・問題提起である「本物とは何を指すのか」も追求して答えを見つけていく旅を続けていきます。

実際に様々なシーンでごジュエリーを利用いただいて、喜び・楽しさ・心地良さ・満足感、時には「神秘」なども感じていただければと願います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

融通の利く柔らかな別布で設置可能な「巾着ひもホールタブ」、巾着バッグ作りの材料生地のどれを選んでもカバーできる利点の誕生【1361】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

失敗した訳あり製品を自分使いでその使い心地を体験させていただいております。

かつての初期モデルであるナップサックは、薄手生地に限定された口が絞り切れるもの、本体を折り曲げて巾着ホールをトンネルのように作るタイプでした。

この絞る機能はナップサックの「証」でもあるので維持しながら口の絞り具合を徹底したものにと研究した結果、「巾着ひもホールタブ」が生まれました。

このたびは、口を絞るタイプの使い心地のリアルな感想、そして「巾着ひもホールタブ」の無限の可能性の素晴らしさについて綴りたいと思います。

実際に使ってみたからこそ分かったナップサックの気軽さ、今度は製作の無限性を追求しすべての生地に対応できる「巾着ひもホールタブ」への進化

現在でも毎日使わせていただいているのは初期型。

黒の表地に対して裏地に濃紺を選んだこともあり(黒ベースではないところに妥協があった)、自分使いをしてその使い心地を広めていこうと思ったものになります↓。

初期型:<サイズ>縦29cmx横32/43cmxマチ15cm。超薄手の生地に限られる選択肢の狭さは限界でした。

使いやすいサイズ感で、物が少ない時も違和感がなく、反対に物を多めに入れた際にもそこそこ融通の利く容量です。

内側のポケットにはレジ袋がたたんで入れてありますので、この容量では足りない場合にレジ袋で補います。

これ自体もレジ袋として基本的には利用できます。

ところで、このナップサックの入り口を見てみましょう↓。

以前のモデルなので、本体を折り曲げて巾着ホールを確保し全体をしぼる機能。よくある巾着袋そのままの構造。

この口の巾着ホールの作りというのは、本体を折り曲げて作る手法ですので、全体がギャザーのように寄り集まって口を閉じるということになります。

ただこのモデルの場合、条件が出てきてしまうのです。

それは、かなり薄手の生地でなければ口が空いてしまうデメリットが生まれることです。

ジョーゼットの透けそうなほどの薄い生地を使い、接着芯の黒を貼り、ソフト厚芯を重ねダイヤキルトをかけた表地。

そして、裏地は薔薇の柄の紺色の薄手の生地に接着芯の白を貼りました。

なんやかんやで接着芯だの別芯を貼るだのしていくうちに薄手だった生地もそこそこ丈夫になっていくのです。

それはとても良いのですが、巾着の口の隙間に関しては、なんとかぎりぎりのこの結果でした。

これ以上の中肉程度の生地(ブロードも中肉の部類に入ると思います)だと、もういろいろ重ねた結果このような口の閉まり具合にはなりません。

きゅっと口が閉まる結果に行き着くためには薄手の生地同士で作らねばならないという「厳しい条件」が生まれてしまうのです。

こんな狭き門とも呼べる条件付きのお品が広まるデザインであるとはなかなか思えませんでした。

そこで、発想を変えていきます↓。

巾着の絞る部分だけを別に設置して絞りやすくする、そうすれば、本体の素材が厚みがどれだけあろうとも可能ではないか。。

この考え方はヒットでした。

その後、デニムや帆布でも巾着型を作ることに成功。

8号帆布という厚手でも絞れています。帆布は本体に使用するにとどめ、動きがある場所に薄手生地を利用。
やや帆布の影響が隙間に出ていますが、口部分は穴を最小限に抑えています。

細かいことを言えば、この時の花柄がブロードであり、もっと別の薄手を選ぶと口がさらに閉まったかもしれません。

別に設置する巾着部分のパーツは、薄手である方が良いもの、表地とのバランスも考えると、比較的厚みある薄手分野のブロードは妥当な判断。

設置のタブの数は10個がバランスが良いと実験から導いています↓。

タブの位置はあらかじめ待ち針を使って指定しておき、針目5mmの粗さで仮縫い設置をします。

両端のサイドの中心を挟むように前後2.5-3cmずつの位置に左右共設置、3個目はそのど真ん中、4-5個目はさらにその中心と分かりやすく設置できます。

5mmの針目で仮止め的に全体をステッチ。

ステッチの位置はあらかじめアイロンで縫い代を折った1.5cmのど真ん中に生地1枚分のみに縫い付けです。

次の場面では縫い目は、しっかり隠れてくれます。

縫い付けは、往復しておくと強靭です。

縫い終わったらあらためて1.5cmの縫い代のアイロンをかけ直します。そうしますと、びしっと綺麗に出来上がります。

ちなみに、9mmの伸び止めテープ(平)を1.5cmの縫い代内にあらかじめ貼っておきましたので、その効果がまっすぐなラインに出ています。

裏地側にタブを設置する点もポイント、表地に設置よりも仮止めの作業がしやすいです。

使用したの美しいワイン色のサテン生地は、ポリエステル/100%、日本製です。

あとがき

このタブの部分に選択する生地のポイントは、「薄手で丈夫な生地」。

捨てるにはもったいない高級素材の「絹:シルク」も生地の特性が向いていると思います。

このことで、「表地」「裏地」「別布」の3種の生地を使用することになるデザインになると思うのですが、何よりも口が閉まることが実現できるメリットは大きいです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

型紙を用意したかどうかはその出来上がりの美しいラインに表れた、型紙修正を積み重ねたちょうど良いサイズ感ならなおさら【1360】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)。

ハンドメイド製作において、気軽にチャチャッと作ってしまえるその場のすっきり感は確かにあります。

型紙など使わず、適当に線を引いてそれっぽくクッションカバーを仕上げることは確かに不可能でありません。

ところがです(/・ω・)/。

その楽した分の跳ね返りというものは確かにあるもので、その出来上がりのフォルムが崩れていたり、何かしっくりと来ないものであるということがあります。

その場でひと手間かけることの時間が「労費」ではなく「実りの種」であったことを教えてくれました。

以前の投稿の【1343】の出来上がりの時は型紙無しでした、正直軽く見過ぎていたのです。

スクエア型の低反発クッションの時に何か「今一つ」な仕上がりであったことから、同じスクエア型を今度はちゃんと型紙を作って製作しました。

その違いがあまりにも顕著でしたので、この度のポイントを「型紙の大切さ」に置きながら、その出来上がり2点のクッションカバーをご紹介してまいります。

布製の製造においては型紙作りが必須、まっすぐラインの美しさや寸法の修正の意味や理由が出来上がりの美しさに繋がっていくからだ

低反発クッション:38cm四方のウレタン(中身)に対して、カバー41cm四方の出来上がり。

左右のゆとり各1.5cmずつの意味は、両端の表からのステッチで少し横幅を奪うことにあります。

このやり方ではない場合、「ダブつき」が起こり得るので、それも都度の寸法の「意味」になっていいきます。

「わ」の状態の縦45cmx横110cmの長方形の型紙(横取りにエコノミーに生地を使います)を三つ折り+折り曲げ+ステッチ+ひっくり返し+外から2列分のステッチという形で完成していく作り方。

「このような単純な長方形の型紙など作らない」と思いがちなのですが。。

型紙を作ってきちんと裁断したことでその出来栄えというのは、型紙無しとは雲泥の差でした。

人間の感覚だけでものさしを利用して裁断したあいまいな長方形に比べて、型紙を作った製作品は確かなフォルムになっているのです。

それが出来上がりの圧倒的な迫力と美しさにまっすぐラインが表れるものなのです。

ほんの小さな単純なミニポーチでも、是非型紙を作ってから製作していただくことを強くお勧めします。

草木柄の方は椅子の背が覆われているタイプなので共布ひもは必要無し。ピアノに使う薔薇柄の方は必要有り。

共布ひもを一番最後の段階で取り付けることは、その後別の場所で使用する意向に変わった際に取り外したり、反対に取り付けたりする場合に融通がきくように「外付け」にしているのです。

実際に、その後ピアノを撤去し、ピアノ椅子にこのクッションを使わないということになっていったのでした。

共布ひもの型紙は、縦40cmx横5cm。

横向きでも生地の余り具合によっては裁断は可能ですが、その後のアイロンでの折り目付けの際には、縦どり(地の目に平行に細長く裁断)の方でやった方が作業しやすかったです。

バッグなどにも言えることなのですが、後から取りつけることができる融通の利く構造。

「心境の変化」にも対応させておく構造が後になって有難いのです。

生き物は常に気持ちが変化しているのが自然であるということを重視。

とにかく悩みやストレスを解消しやすくするための手助けが考え方のベースにあります。

あとがき

物にとらわれ、その物のために自らの気持ちを妥協・我慢したりしていませんか。

実は本来反対であるべきなのです。

心あるものに重点を置き、それに合わせて周りの物品を変化させていくということが本当の幸せをつかむコツ。

だからといって次々に使い捨てていくという意味ではなく、むしろ反対です。

丁寧に考案し丁寧に選んで、その結果末永く使っていくということを意味しています。

そうしますと、自然にきちんと型紙を作ろうという気持ちになっていくものなのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

衝動買いの生地の中にこれまで待ち望んでいた素敵なフクレ生地が見つかった、能動的に目的をピンポイントで持っていると出会いやすい【1359】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、調達したてホヤホヤの生地を4点ご紹介致します。

もともと椅子のクッションカバーを2種類作ろうとカーテン地を探しに生地屋様へ向かったのが目的でした。

ただ、誘惑多し。。

魅力的な生地のラインナップに思わず購入後も他の生地を見てしまいます(^_^;)。

現在の10月末では、すっかり秋冬の展示に様変わりが完了しいて、あったかい生地の購買意欲をそそります。

よく訪れます「大塚屋」様は、反物と並行しイメージの為の見本サンプル生地を展示されそのラインナップが見やすくなっています。

反物を直接見る場合、中表に巻いてあることも多くイメージがわきにくいので、展示はとても有難いです。

まるで常に「展示会場」のよう、今後も末永く続いていくお店、今後もずっとあってほしいお店だと思っています。

4点共凹凸感がある素敵なジャガード生地、最後1点のはこれまでずっと切望していたフクレ加工がされた「迷彩柄」の新しい姿だった【1359】

実家の方で新築がありました。

これまでの椅子を綺麗に拭いて掃除をし、新しく低反発クッションの椅子カバーを作っています。

低反発の中身はそのまま洗濯して利用していきます。

細かいお話ですと、低反発の素材自体に内袋がコンビになってその中に入っているものなのです。

内袋を交換した新調の素材は不要のパイル地シーツを利用。

さらにインテリア性のあるカーテン地でクッションカバーを作ります。

クッションカバー用の草木柄のカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。

新築の実家のお部屋の全体のインテリアのイメージとして、この草木柄は統一されたモチーフとなっていきました。

色や素材違いでも、とにかくこの「花が無い草木」というところがパッと見た時のすっきり感を感じます。

年月をかけながら様々なこの同一モチーフで探した地道な結果としてインテリアが出来上がっていったのです。

いずれ、これらが配置されたインテリア自体を動画で映してアップする予定ですのでお楽しみにどうぞ(^-^)p

ピアノの椅子カバー用の薔薇柄のカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。なかなかエレガントな素材と柄。

先程の草木柄とはボタニカルのデザインがうんと変わります。

この柄はピアノの椅子のカバーですので、リビング用。

そのリビングのテイストを意識した柄を変えて選択しているのです。

結果は出来上がって合わせてみないと分かりませんが、合わない場合はまた考え直してこれを別の場所に使うことを考えると思います。

実家との距離があるため、想像と結果が違うことも多々あり注意したいのはカーテンなどですね。

サイズが決まっていて、別の場所で対応が難しいのがカーテン。

しっかりと吟味していかねばならないのですが、とは言え、カーテンはお部屋が無地ならどんな柄でも合ってくるという融通もあります。

定番生地なのにはぎれコーナーにあったナイロンオックスはっ水加工生地、ナイロン/100%、日本製。

定番の黒の撥水ということでとりあえず使い道があると考え購入。

この生地は同じ黒もベージュ、ブルーグレー、青など多種の色を使わせていただいてまいりました。

その中でも定番の黒が45cmという使いやすい長さでゲット。

そして、最後のご紹介が、衝動買いの生地になります。

50cm購入の迷彩柄のブリスタージャカードニット、綿/62%、ポリエステル/38%、日本製。

ぷっくりと膨らんだ加工の立体感が感じられる生地が非常に魅力的。

迷彩柄を「さながら」ではなく、抽象的に柔らかく表現しているところも素敵です。

美しいですね♪。

ブリスタージャカードはニットであることが多く、過去に類似の生地で巾着袋を作りました↓。

類似なのですが、こちらの方は柄がフラワーでした。フクレ加工の生地は比較的高額ですがその分高級感あり。

どうしてもお得な生地を買いたいと思うのですが、「また必要になったその時で良いから購入し過ぎはストックが増えるだけであるから注意」という考え方が1つあります。

その一方で、「今購入しなければ二度と出会えない生地であるからピンと来たこの機会に購入してストックしておくべきだ」という考え方もあります。

後者の場合がまさに今回の迷彩柄のブリスター生地のケースに該当しました。

あとがき

ミラクルな出会いの迷彩柄の生地・クッションカバー用のブルーグレーの草木柄・クリームイエローの薔薇柄もすべて「ピン」と来ています。

いずれも新着生地だと思いますので新鮮でした。

インテリア作りも一瞬では完成に至らないです。

少しずつ手間をかけながら、こだわった柄を入れながらカバーや敷物を少しずつ独自のインテリア空間を作っていくのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

あまりにも均一的なスタイルの出会いの場に一石を投じてみる、出会いとは本来ドラマチックなものであるべきだ【1358】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この度の投稿は、これまでにお伝えしてこなかったようなことで、またしてもカテゴリーに悩みました。

「スタイル」という意味で<コーデ>の分野でも良いと思いましたが、事業者なので、そんなスタイルを事業として成り立つことにはならないだろうかという夢や希望を込めて<事業>のカテゴリーに投稿することに決めました。

その内容というのが「出会い」です。

一口に「出会い」と言っても人間が多数存在する日常の中で様々な出会い方があるものです。

とにかく今まで知らなかった人との新しいコミュニケーションがあれば、それは「出会い」なのです。

できれば、意味のある出会いであったというのも、その後の末永いお付き合いがあるかどうかでもある程度計れます。

ただ、一時だけの短い時間の出会いであっても、そのエピソードを後に人に語り継ぐほどの色濃いものであるべきで、長い長い地球規模の歴史の中ではどの道「光の矢」のような場面でしかないわけです。

そうすると、一瞬だからこそ、その都度の出会いを良い出会いにしていこうとする「意識」「精神」こそ大切にしたいものであると、このたび「良き出会いとなるための演出」に関して浮かんだアイデアをアウトプットしていきたいと思います。

実体験も含む3つの素敵な出会いの演出例、とにかくその一瞬がドラマチックであるような1シーンとして人間の「記憶」に残ってゆく

ある意味人生は舞台。

そこに立って日常を演じているという見方も面白いかもしれません。

1)ポストカードの利用

ハイブランドのポストカード。

小物購入と一緒にプレゼントでいただいた・ネット通販で雑貨を購入の際に届いた現物の中にポストカードが入っていたなどということがあります。

実際にこれを使ってメッセージを書いて投函した人が何人いることでしょう。

おそらく大半は使い道も思い浮かばずそのまま捨てたり、保管のみということに。。

このもらったポストカードを「出会い」の場で利用することを1つのアイデアとしてご提案。

その出会いの際に仲良くなった方へ本日仲良く一時を過ごしてくれたお礼のメッセージを含みながら、次へつながるような情報を盛り込みます。

例えば、私だったら「来週の〇月〇日にハンドマーケットで出店してバッグを販売するそのブースに時間があれば来てね」と書きます。

そして、「お声がけくだされば、お話しましょう」とか、「見つけたらお声がけしますね」などと書くのです。

そうすると、あまりに具体的な日時なので、もう一度会いやすくなるでしょう。

そうして、最初の出会いを次へつなげていくのです。

2)自作のつまみを持参

唐揚げ・ちくわの磯部揚げ・、卵焼き・プチサンドイッチ・稲荷寿司など気軽に食べられる物を作って持参。

そうすると、その場に飲み物が無い場合は、「ありがとう、じゃあ飲み物を何か買おう」とお礼に何か飲み物を購入してくれたり、その後の展開があり、盛り上がっていくと見込めます。

人数は多い/少ないいずれも対応できる演出だと思います。

ポイントは、あくまでも一部の役割を担うというもので、全部取り仕切り過ぎるのとは違います。

そこが「粋:いき」なのです。

余計な苦労はし過ぎないことがカジュアルで、自然に喜んでもらえるのではないでしょうか。

3)ギターでプチ作曲→録音→LINEにアップで贈呈

嬉しくないですか、できたてホヤホヤのメロディーのプレゼントです♪。

プレゼントは物質の「モノ」だけではない、「メロディー」をプレゼントするのです。

長い1曲になっている必要が無く、素敵な「1フレーズだけ」というところがかえってプチプレゼントらしいので、自然でありながら、粋な演出になると見ています。

録音したものをLINEなどにアップしてプレゼントする際にライン交換ができるきっかけが生まれますので、ただ突然LINEのIDを聞くよりも自然ではないでしょうか。

ただ、これは、楽器の腕前などもあるので、少しは弾けなければいけません。

そうすると、この演出の前に楽器の技術を磨くという行動が生まれます。

ギターはピアノよりも持ち運びしやすい楽器ですが、それでもかなり大きいです。

もっと小さなものだとウクレレとかピアノにかわる「鍵盤のアプリ」をスマホにダウンロードしていれば、スマホで作曲もできるのでは。。

そうすると持ち運びの難関や悩みさえ、楽々クリアしていけると見ています。

以上、3つのご提案でした。

実際にやったことがあるのは、2)です。

このように普通は自分の中だけにとどめるアイデアをアウトプットした理由は、こうしたアイデアをご提供する役割として今後もやっていきたいからです。

その形として「事業者」というのがとても相応しく良い役割ということになります。

ただ、「これを事業にできるのか」というのもかえって、せっかくの自然なスタイルが別の方向に行ってしまうかもしれなく、とりあえず早くにアイデアとしてこうしたブログ投稿で一歩を踏み出せたらと思ったのです。

ちなみに、事業は「ハンドメイド」「レンタル」なので、全く関係のない分野、それでも閃いたのでここに記録したのです。

「コト」の商業の実現は非常に難しいと考えます。

難しいことに挑戦されているどこかの事業者様に応援の意味をこめて、このアイデアをプレゼントしたいと思います。

プレゼントなどとは大変おこがましいのですが、お互いに事業者同士今後も頑張っていきましょう(^-^)。

あとがき

このたびテーマの「演出」というのも、目に見て何か形が残るものではありません。

演出も「無固形」なるものだと思われます。

演出の例に出てきたポストカードは、それ自体はまぎれもない「物:モノ」であるわけですが、あくまで「ツール」であり最終的なゴールではないのです。

どうでしょう、これまでいかに私達は、目に映る「物」をゴールにしてきたことかと。。

実は「物質」というのは、もっと先のゴールを目指すにあたっての途中段階のツールに過ぎないと考えてみては。。

そうすると、「お金:諭吉→後にえーいち」もただのツールであり、これをあるゴールを目指すために使わせていただくというだけなのではないでしょうか。

「お金に執着する」ということは、「現金」がゴールになってしまっているからで、夢や希望をちゃんと見ていないのです。

本当のゴールはそんなものじゃないのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ファンデーションケースを持ったメイク姿の横顔がドラマチック、素敵なゴールドカラーを覆う布製ポーチ作り【1357】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

特にメイクには長けているとは言えないのですが、ハンドメイドを通して、メイク用品を入れるケースをご提案することでお役に立とうとしています。

このたびは、持ち物の例からのスタートで、2部屋横繋ぎの横長長方形のファンデーションケースを3点同時製作しましたご紹介になります。

メイクするその姿を他の人から映る目線で意識したご提案をすると同時に、素敵なハンドメイドケースを作りたいと思います。

作りやすい三つ折り式で作るミニポーチの構造が最もスタイリッシュ、マチ無しならこの作り方ですべてのサイズがカバーできる

裏地付きのミニポーチと言っても2種類の作り方があると思うのです。

1つは、バッグみたいに袋を各1個ずつ作って、最終的に重ねた箱のように二重に差し込んで裏地とする方法。

この場合フラップは分離されますので別パーツ。

もう1つは、このたびご紹介の、同じパーツをピッタリと中表に合わせて縫ってひっくり返し、1枚のプレート状のパーツを作り折りたたんで仕上げるという方法。

これが意外とスタイリッシュですっきりと仕上がりますので最もお勧めの作り方です。

中表にしてすべての辺縫い代1cmで縫ってひっくっり返してこうして1枚のプレートを作ります。

カーブラインがを美しく仕上がり易いという点もメリット。

そうして、黒が2点完成。左は裏地がシルバーカラーの別生地。右は裏地も共生地です。

接着芯を表地と裏地共に貼っています。

横長ファンデーションケース:<サイズ>縦8-9cmx横12.5cmxマチ無し。

この2つ、実は折る分量を1cm変えています。

中に入れるファンデーションケースの微妙なサイズの違いをこの高さで調整することが作業の途中で可能であることもこの作り方の融通性です。

横は固定ですので、片方は左右1cmずつくらいゆとりを、もう片方は左右5mmずつのゆとりをもうけた違いで作ってみました。

もう1つは、ベージュのちりめん素材。

ちなみに、こちらは3点の中では一番ぴったりサイズになります。

左右のゆとりがあまりない分出し入れに少し引っ掛かります。

ただ出し入れ以外の保管の時間帯はぴったりサイズである良さが活きます。

ファンデの厚みが両サイドのゆとりを奪いますのでぴったりとした入れ心地になるわけです。
ベージュに入れるファンデケースをゴールドに、その時々の瞬間の映りを意識しました。相性が良いカラー。
後ろ面。柄の場合この後ろ面に関しては反対向きに出てしまいますので注意。もっと縫いの技術を高めねば。。

型紙のご紹介:ファンデーションケース長方形モデル用

さて、このたびの型紙をご紹介したいと思います。

是非はぎれを使った製作にお役立ていただき、著作権フリースタイルですので、商業利用にもお役立て下さればと♪。

型紙サイズ:縦27.5cmx横15cm。カーブは半径5cmの円の一部を利用。円の一部が一番美しいカーブ。
柄生地を使う場合の注意:この矢印が正位置の柄の向きですので、裁断はカーブが下に来ます。
そもそもファンデーションケースにもこだわりたいところです。ゴールドとか真っ黒は高級感が増します。

どうでしょう。

このファンデを手で持ったそのメイクをする姿、自分では決してその角度で見ることはありませんが、まわりの誰かが見ていることがあるかもしれないのです(^-^)。

あとがき

日本製の工業製品の特徴として、蓋のあるものが、「カチャッ♪」とはっきりとした透明感ある音を立てて閉まることの素晴らしさを幾度か感じてきました。

ちょっとしたことながら、開閉は毎回のことなので、その積み重ねた心地良さの集大成が、「日本製の良質さ」「確かな品物」という「信用」に繋がります。

そんな素晴らしい製品に背中を押されながら、ケースに関しても、ハードな物品を傷めないための工夫に着目してみたのでした。

これらの細かいポーチに入ったコスメは一重仕立ての巾着に詰め込んで保管。

こうして、それぞれがケースに入ったアイテムを詰め込んだ巾着袋自体のボリュームは大きくなるわけです。

こうした細かいケースは時として、必要なアイテムだけをミニバッグへ入れて外出できます。

バッグへポーチごと投入する発想を変え、小さなケースごとバラバラに入れるという発想です。

特に容量が最低限のパーティーバッグやクラッチなどにお勧めの入れ方です。

おうちでは、ちゃんとこのメイン袋に入っているわけですので、常に整理整頓ができていることになります(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク