この「古典的な白背景に原色カラーのリボンプリント生地」が主役の表地で活きるのも、ビビッドな裏地の生地収集のパワーにある【388】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この2021年3月末くらいまでは、2020年度ととらえて、2020年度のテイストのハンドメイドバッグを作っていくということにしています。

テイストの大きなくくりとしてマルチカラーなどのカラーものの生地で製作するというものです。

今回、その3月末に向かって、生地の在庫をくまなくバッグに作っていこうとしています。

そんな中でなかなか行き場のない生地がありました。

そは、明るいカラーのグリーン地。

今回は、この生地を裏地に使った表地を探すということをしてみた結果見つかった、素敵な生地をご紹介したいと思います。

「日暮里」の「要藤商店」様からのネット販売で購入させていただきました、ありがとうございました<m(__)m>。

マルチカラーのリボン柄の生地の魅力をたっぷりと引き出すのも、組み合わせの無地カラーであることの証明

一目ぼれというものが生地にもあるものです。

普段目を留めない柄が目に飛び込んできまして、生地屋様の新着情報だったと思います。

それは、マルチカラーのリボン柄。

<表地:リボン柄>リボン柄コットン(予想:ビエラ織)、綿/100%、原産国不明。
<裏地:グリーン無地>生地名不明(予想:ジョーゼット織)、ポリエステル/71%、レーヨン/29%、日本製。

白地に原色カラーの特に凝ったわけでもないトラッドなリボン柄ですが、かえって、このトラッドさにとても惹かれました。

このたびのユニークな特徴としましては、先にグリーンの無地の生地があったこと。

その裏地に合うような表地を探したという逆の考え方でした。

そういった意味で「マルチカラー」は探しやすい分野なのでした。

リボン柄は結構人気が高いと思われます。

それほどデザインに凝ったリボン柄ではない、まるで包装紙にあるような配列の良い明るい原色がとても気に入りました。

そして、手持ちのグリーン色に見事にマッチ(と思っています)。

裏地のパーツごとに色違いにするマルチカラーのアイデア

2点目は、リボン柄を表地にこの裏地で、「おにぎり」デザインを作ります。

<裏地:5色使い>ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。口布に使用。
同じ生地のグリーン。こちらは多めに残っていましたので、バッグの本体に使用。
同じ生地の赤。残りが少なめ、一部のポケットのパーツに使います。
同じ生地のオレンジ。落ち着いた素敵なオレンジ。こちらは、上のピンクの相方のもう片方側の口布パーツに。
同じ生地の紺。高貴な感じの紺です。こちらも面積が多いので本体に使用。

この生地はとてもお気に入りで、その他、黄色と、紫色も使用してきましたが、完全消費。

そして、さらに、グレー(シルバー)と黒もありますが、こちらは、後の製作でブラック系で使用しますので、まだストックのままです。

裁断時に生地を残す時の極意、「横に長く」残す

今回、ラメツインクルサテンが少しずつ残っていたところからパーツをとれたのは、もともと生地を残す時に、「横に長く」残していたからです。

当てはまらない場合もあるかもしれませんが、大きくは、横に長く残すことで、後で使える機会が多くなると見ています。

縦に残すという考えもありますが、実際後で使う時に横幅が足りないことが多いです。

そうすると横に広がったまま残す意識は、生地の残し方の工夫の1つ。

粗裁ち場面

上が「巻き寿司」用。下が、「おにぎり」用。まだこの段階ではどちらがどちらなのか分かりにくいですね。

粗裁ちがとてもその良さを発揮するのは、生地がゆるかったり、織り目に隙間が多い時です。

生地もいろいろな生地がありますので、硬い生地の場合は、最初から型紙に当てて裁断することもあります。

反対に、薄手や綿以外のとろりとした生地などは、粗裁ちが断然向いています。

地の目をしっかり整えながら接着芯を貼り、安定した状態を型紙に当てて裁断するという手順が美しく仕上がります。

この2つのデザインを1点ずつリボン柄の生地で作っていきます。

あとがき

この裁断後、接着芯を貼って、しばらく保管します。

このたびのかリボンの生地の捉え方は比較的エレガント。

場合によっては、カジュアルにとらえることもできます。

例えば、紺色をマルチカラーのリボンの中から抽出して、薄手のデニム生地を裏地に貼るというアイデアもあります。

そうするとこの度のご紹介の裏地よりもカジュアルに感じると思います。

元ある生地に依存しない、その後は自分で組み立てていくことで有難く利用させていただいた材料で作る独自の製作物となるのです。

こうした、製造する者の「道」のようなものを今後もお伝えできればと思います。

「共有型のハンドメイドバッグ」という事業名は、「ハンドメイド文化」なるものが育つように一緒に混じりながら技術を高める活動です(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

「行動経済学」の本から型通りに実行することに対する躊躇の理由、種明かしが分かった時の「信頼」の喪失の懸念【387】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび「行動経済学」という分野の本を拝読。

「不合理な地球人:ハワード・S・ダンフォード著」です。

もとは昔からの長きにわたる「経済学」という分野では、「人間は常に合理的な志向で買い物をする」という考え方がベースだったようですが、実際はいろんなことに惑わされるなどして、結果不合理な答えを多くの人が選択しているという実態。

これは、もう合理的ではない部分があるということの証明であり、その部分を解明していく学問的な分野が新しく近年生まれた「行動経済学」に当たります。

この本の中では、「行動経済学」を「経済学と心理学との融合を試みた学問」ととらえられています。

この解明しにくく、白黒はっきりしていない実態こそが現実であるということだと思います。

心理が関係すると通常合理的な考え方ではありえない選択をしたり行動をしてしまうようで、それこそが人間らしいリアルな姿なのだということになります。

このたびは、この本による「集客」の技術を3つご紹介しながら、思うところをまとめたいと思います。

不合理を利用したお客様を多く呼び込むテクニックx3点

①「価格差別」

同じ商品でも、高い値段でも買ってくるれる人には高い値段を付け、安い値段しか買わない人には損しない限りで安い値段で売ると売上を最大化できるというもの。

これはヤフオクで拝見したことがあり、同じ商品でも価格が変えてあるのを見たことがあります。

ここには少し疑問もあります。

別の「ハコ(サイト)」でこれを行わねば、見破られると反対に信頼を失う可能性があると思いました。

すでにヤフオクの出品者の人は、私に見つかっているわけで、「あーあ、こんなことしてるんだ」と思ったものです。

それがこういう種明かしなのだとは知りませんでしたが、あまりクリアなイメージはなかったので好印象では決してないということです。

私がもし自分の事業にこのことを取り入れるとしたら。。

これを考えてみました。

全体として大きくとらえます。

商品にラインを3つ程もうけます。高価格帯、中価格帯、低価格帯と。

そして、価格同士にそこそこ開きを入れて、購買層の違いがある商品としてラインナップをはかるというものです。

さすがに同じ商品を違う値段というのははばかられます。

私が購買者だったら見つけてしまうと思います。

「同じ商品」という部分を、「同じテイスト」ということにテクニックを少しスライドしました。

やはり、本のように本当にまともに全く同じ商品を違う値段で販売しないと意味がないのでしょうか。。

なかなかその気にはなれませんでした。

②「デフォルト効果」

この例として分かりやすいのが、販売サイトの購入時のボタンで、チェックを外すのかそのままなのかという場面にです。

ここにまさに利用されているようです。

「人間は、最初の状態のままで維持したい傾向にあるという性質があるようで、その後メルマガを受け取りたい方はチェックを入れてください」、よりも、「メルマガはこのままだと配信されることになりますが、必要ない人はチェックを外してください」、の方が、結果はチェックが入ったままということに結びつきやすいとのこと。

なるほど、最初にチェックを入れてあるのは、このことだったのです。

メルマガとか案内とかアプローチはほとんど興味がなく(自分の求める内容とずれていることがとても多いという理由)、常にチェックを外しています。

しかし、実際は、多くの人がチェックを外さず結果アプローチを受けることになっている実態があるようなのです。

つまり、効果が出ていると実証されている手法のようです。

③「おとり」

とても怖い言葉ですが、これが一番面白いと思われるのではないでしょうか。

売れない商品を売れるようにする得策のようで、人間の心理には、「真ん中を選ぶ性(さが)」というものがるとのこと。

売れない商品をあえて、真ん中の価格帯に据える。

そして、それより安い商品、高い商品を設置。

そうすると実験結果から真ん中の売上を得ることができたというものです。

なるほど。。ただここで疑問です。

真ん中を選んでもらうために、わざわざ設置した低価格、高価格の商品の行方は。。

そこにこめられた商品に対する信念は。。

などが不明確で突っ込みたくなりましたし、分かりにくかったです。

感想のまとめ

これを教科書にその通り実行するには、私がちょくちょく記載したような疑問も生まれます。

あくまでもテクニックの究極な形として分かりやすく表現されているのでしょうけれど、実際にそのまま利用というのも露骨すぎて見破られそう(^_^;)。

まともにコピーする引用の仕方はまずいと思います。

自分の中のフィルターに通して、アレンジしてこういったテクニックを少し含んだ独自の対策が望ましいのではないかと思いました。

あくまで、本の内容に関しては、「提案」であり「引用」であるべきだと。

ということで、とても面白いとは思いましたが、あまりまともに受け止め過ぎず、最後まで客観的でいようという気持ちを持ちながら読んだものになります。

おそらくそんなつもりで書かれたのではないかとさえ思います。

あとがき

事業では、「信頼」とか「信用」ということが一番だと思います。

こうしたことが本当に信頼や信用を損ねないのか。

お客様とのより良い関係を築けるのかというところは常に同時に意識したいものです。

今回3点ほどのピックアップでしたが、いろいろもっと内容が詰まっていて、お伝えしきれませんでした。

よろしければ、この本をご一読をお勧めします(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

年代物のチェストの「謎の引き出し」からの引用、バッグの底には本来取り付けるはずもないポケットの設置のアイデア【385】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

外出に持ち歩くバッグを製作する時には、必ず「セキュリティー性」を意識します。

その1つとして、ポケットが密閉したお部屋としてその役割を果たしてくれることが多いです。

ポケットは、取り出しやすい機能性ということで外側にも設置されることがあります。

内側に設置されるポケットはより大切なものを別に保管しておくことでセキュリティー性を高めます。

しかし、「スリ」などの悪い人物に遭遇する場合に、そういった人物は基本事項としてバッグの側面のポケットの位置をイメージの中に入れているのではないでしょうか。

このたびは、「こんなところにポケットがあるとは予想外」という究極な位置のアイデアが浮かび、バッグ製造をする方への共有として綴ってまいりたいと思います。

ポケットを底面に取り付けるアイデアは、年代物のチェストのミステリアスな「小さな引き出し」からの引用だった

インテリアがとても好きであり、「古い木製家具」に興味があります。

いくつか拝見していく中で、購入はしてないのですがとても素敵なチェストに遭遇したことがあります。

そのチェストはミニサイズのものだったのですが、目に映る通常の引き出しの他にもう1つ、背面から開ける「隠れた引出し」が設置されていました。

これを見た時に「あっ」と思わず感嘆!、「空巣対策のお部屋だ」と思いました。

小さなその引き出しは通帳や印鑑を入れるような狭い容量でした。

表からは到底想像することがなく、パッと見て分からなくなっていました。

それでもちゃんとした引出しになっていて、すごく「ミステリアス」であると感じたものです。

「こんなものがあったのだ」と、一般的な作りを大きくはみ出したその斬新さがとても印象に残っています。

この度のポケット設置のアイデアはこの時のチェストの作りからの引用です。

そして、バッグに引用したポケットのアイデアがこちら↓。

バッグの底のポケットの図案:泥棒対策用の木製チェストの隠れた引出しから着想。

当然、通常の側面にもポケットがあった方が、この隠れたポケットの効果があります。

あくまで、通常の作りに「+α」の機能であるところが、「ここにポケットがあるはずがない」という固定観念通りに気づかれないことが実現しやすいのです。

底面が独立したタイプのバッグに縫い付けやすいかとは思いますが、ハギになっているようなトートバッグも隠しポケットなら不可能ではないと思います。

こんな風にマチの幅が18cmほどはないと深いポケットにならないのでマチが大きいパーツという条件は比較的大きなサイズのものも入れられることになるポイントだと思います。

ポケットのタイプは、「貼り付け式」よりも、隠しポケットタイプの「内蔵式」の方が様々な底の状況に対応しやすそうです。

この効果というのは、底部分に大切な物が入っている状態に手を中に入れた時に、すぐに物が奪いにくい状況を作ります。

そして、入っている場所がバッグの持ち主が正確に把握できることもメリットで、見なくても、ピンポイントに手触りで中に大切な物が入っていることを自分で確認しやすいのです。

底面は1つしかないですからこそのピンポイント場所としてバッグの持ち主にアドバンテージがあるべきなのです。

あとがき

ポケットも多すぎるのもかえって混乱のもと。

このたびご紹介の底ポケットの案は、入り口から遠い場所でありながら、持ち主本人が把握しやすいという優れたポケットになる可能性を秘めます。

まだ、作っていませんが旅行時の不安の解消と安心感のために是非今後引用してみたいと思います。

「共有型のハンドメイドバッグ」事業は、こうしたアイデアも「著作権フリー」としてバッグを作る人との共有の活動です。

よろしければ、作ってみてください。

実際に使う場面での効果というフィードバックが得られると、このアイデアも活きていきます(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<経理>売上に関わる送料は売掛金に含めて処理可能というルール、「荷造運賃」の相手科目に「立替金」は不要で成り立つ【384】

アイキャッチ画像384

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつて、14年強の期間経理事務を会社で経験、「個人事業主」となった現在は経理分野の仕訳を時々ブログ記事で同じ仲間に向けてご紹介しています。

このたびは、簿記の教科書通りではないシンプルな表現のケースとして、商品の発送の場面の「荷造運賃:にづくりうんちん」という科目の例でご紹介してまいりたいと思います。

ポイントは、「荷造運賃」の「総勘定元帳」を見た時にストーリー性が感じられ分かりやすいのかどうかという点です。

ご購入者様に送料をご負担いただくケース、「荷造運賃(にづくりうんちん)」科目をその場で逆転した仕訳による早期解決型

「荷造運賃(にづくりうんちん)」と呼ばれる荷物を発送する科目を、当事業では、「商品発送運賃」と独自の勘定科目で設置しています。

サンプルを発送するという時もありますし、着払運賃の際にもこの科目を使います。

この「総勘定元帳」を見ると商品発送時の運賃がずらりと集まります。

「総勘定元帳」をぱっと見るだけでお取引の流れが分かるような分かりやすい結果をもたらす仕訳が望ましいと考えます。

「creema」様にてマスク販売の記録:いつもとは違う送料をお客様負担にさせていただいた時のものです。

送料が自社負担ではない場合にネット検索すると、送料の相手科目が「立替金」をご案内されてしまいます。

しかし、現実には「○○金」という科目を使うと、必ず事の顛末として最終的に「取り消し仕訳」を行うまで見守る必要があります。

よって、どうしても必要ではない限り「消し込み」の手間を作らないという意味でもこのたびの考え方で良いと思うのです。

多くの個人事業規模の販売においては、現実の行動として商品を配達業者様へ持参し、その場で送料を支払ったことでレシートをもらうはずです。

このレシートをまずは先に計上するのです。

その後に納品書の控えを見ながら、売上計上をするという順番が最も現実行動に沿った順番であるかと。

①120 商品発送運賃 -  未払金 120

②1,000 売掛金 - 売上 880

      商品発送運賃 120

②はアシンメトリーな仕訳スタイルです。

簿記ルールとしては、1,000 - 売上 1,000 

でもOKなのですが、含まれる送料を明らかにしたものです。

その結果、商品発送当日で「商品発送運賃」という科目が左右で打ち消され、当社ではこの費用がかかっていない。。つまりお客様負担であることに正しく行き着いたのです。

そんな風に省略できるならば、

<①+②の合算仕訳>

1,000 売掛金 - 売上 880

         未払金 120

も正解なのでは。。ということに対してはこう思うのです↓。

この仕訳を第3者が見て一目で理解できるでしょうか。。それを考えるとやや粗い仕訳と言わざるを得ず、ここまでの事はしていません。

確かに¥120のレシートの存在がある以上、一度は「商品発送運賃」という科目を「証憑(しょうひょう)」通りに登場させ、実際の記録を残すことは理にかなったことなのです。

上のようなあまりに完結した仕訳では、結局は補足説明が必要になり「摘要欄」に補足的な文章を追記するなど新たに余計な作業が生まれるはずです。

あとがき

その場で行った仕訳が、後に「元帳」になるとどんな姿になるのか。。このイメージは大切です。

元帳を見た時にまるで物語のように事業活動の歩みが分かるようなクリアさ。。これで良いのではないでしょうか。

こうした記録はクリアにシンプルにリアルタイムに解決、本来事業活動の方に精を出すところに力を注ぐと良いと考えます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ネックパーツの表地と裏地に外枠1cmの差を付けた風景画のバニティーバッグ、縫う時の歪みがずれを起こした当案を廃案とした【383】

アイキャッチ画像383

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

前半を【381】で投稿しましたマルチカラーの風景画のバニティーバッグ製作。

このたびの【383】で完成に至りました。

途中、今後の残り数点のバニティーバッグ製作にも繋がるネックパーツの取り付けの場面をポイントとしながら、完成したその姿をお伝えしてまいりたいと思います。

「ブッチャー」生地の特性は油絵のような凹凸感の美しさに活かされた、バニティーバッグの正方形パーツ2枚を大小の差で解決した回

使用生地:表地(マルチ)-ブッチャープリント、綿/100%、日本製。裏地(ブルー)-ドレープカーテン地「シェイプス」、ポリエステル/100%、日本製。
ファスナー付け:ファスナーの上側にはてっぺんパーツを、下側には側面パーツを「外表」で縫い付け。

「中表」でパーツの縫い代を予め隠しておくやり方により、ここではただファスナーに当ててステッチするのみです。

ネックパーツの差:表地の柄を裏地のブルーよりも1cm外枠大きいという差。先に裏地から縫い付ける順。
ネックパーツの構造:裏に接着芯とハード薄芯も貼ってパーツのみで外枠ステッチ、角を鋭利に出しておきます。
実際の出来上がり:立体構造を平面ミシンで縫うことの限界を体感。表地の縫い付けがずれたのです。

希望のイメージは、内側に均等に表地縫い付けのステッチ線が外枠に配分良く収まることでした。

非常に難関となっていることに限界を感じ、このやり方は後の【399】をもって廃案。

この続きの別生地での製作における別案で、本当の意味での解決となったのでした。

それは、2枚のパーツサイズの違いを表地を小さく裏地を大きくという逆転と共に、表地を先にミシンで縫い付けて、裏地側のパーツを表地から出たステッチを覆い隠すように手まつりすることです。

かえってこの方が確実になったのですが、手まつりが入ることの引っ掛かりは最後まで残りました。

バニティーバッグ(マルチ風景柄):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm。
背面:大小の差を付けたネックパーツの、表地の方のサイズバランスがやや大きく感じます。
お洋服とのコーデ例:オフカラーのノースリーブロングワンピースと。ブッチャーの筋柄に調和する楊柳の筋柄。

あとがき

バニティーバッグの製作では、おそらくこうしてネックパーツのサイズや形に悩むことになると思います。

フルに縦いっぱいに配した製作品も拝見したことがありましたが、伝統的なバニティーバッグではこの正方形タイプが主流でした。

立体的なこうしたバッグを平面ミシンで縫うということの困難は十分に味わっています。

歪みも起こりやすいバニティーバッグをどう美しく作っていくのかは挑戦しがいのあるデザインなのかもしれません。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.13からおよそ5年後の2026.01.22にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

この2021年のバニティーバッグの連続製作をもってこのデザインから撤退していましたが、2026年では新たに挑戦の気持ちが湧いています。

今度は、「外表」は取り入れない、始終「中表」で作るつもりです。

とは言え、生地には条件が生まれてしまい、決して厚手では難しい限界はどうしようもありません。

そうした条件付きの製作は、その時1点だけの製作の良さとして「研究製作」をするようになりました。

長年に渡り作りの良さを高めてきた価値ある「定番品」と並行しながら、その時々の挑戦も必要なのです。

バニティーバッグは、固定観念にとらわれ横幅や縦の長さがこのたびのようなサイズ感のイメージですが、縦長でリュックになりそうな可能性や横長で何かのケースになりそうな可能性を持っていると思います。

時々、「こんな風にパーツを作ることができます」という技術をご紹介されていることもありますが、ああいった細かいパーツも実は条件付き。

ゴブラン織では不可能であることで生地が限定されるのが実状なのではないかと。

よって、「すべてのどんな生地でも作ることができる」というノウハウこそ絶大なる価値ではないかと考えています。

こうした考え方からは、バニティーバッグはすべてをカバーできないデザインだと決め込み「定番品」から外し今後製作もしないことも決意してしまった2021年でした。

しかし、2026年の研究製作に取り入れた方が何らかの発見があるかもしれないと、作り方を変えての挑戦となります(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト

カーテン地のヘリンボンストライプジャガードが歪みを教えてくれた、バニティーバッグの十文字印の徹底は地の目の整いに繋がる要【381】

アイキャッチ画像381

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびから新規の生地でバニティーバッグの製作に取りかかりました。

この時期の近辺では、バニティーバッグの作りの精度を高める期間とし、生地を替えながら連続製作しています。

このたびは、製作全体の前半部分、完成は後の投稿の【383】でご覧いただけます。

注意点が多きバニティーバッグの取っ手周辺の構造、裏地のストライプ柄が歪んだミスが十文字印の曖昧さに忠告をくれた

接着芯貼り後の表地と裏地:このたびは、表地が柄で裏地が無地ライクのブルーとしました。
使用生地:表地(マルチ)-ブッチャープリント、綿/100%、日本製。裏地(ブルー)-ドレープカーテン地「シェイプス」、ポリエステル/100%、日本製。
バニティーバッグのてっぺんに取っ手を付ける場面:先に取っ手を縫い付け、根元を変六角形のカバーで覆います。
てっぺんパーツの裏面の構造:ハード厚芯を当て、当て芯と補強の役割をしながら重みによる圧力を受け止め。

ここは、実際に使用する時に物を入れて持ち上げる時に一番負荷がかかる場所です。

てっぺんに裏地付け:「中表」でひっくり返し、返し口(手前真ん中付近)はしつけ糸で固定。ボンドでも可能。
側面の構造:左上は表面、右下が裏面で、表地の残布を裏地の無地ライクにコントラスト効果あるポケット付け。
地の目の歪み対策の十文字印の徹底:十文字をしっかりやらない失敗が上、下はやり直した姿。

位置が歪んでいても重ねてしまえるのが円形の落とし穴的な実態。

しかし、カーテン地のヘリンボンストライプは正直でした。

地の目の歪みは、つまり表地と裏地の重なり位置が間違いであることを露わにしたのでした。

上下・左右の真ん中ずつにはっきりとした印をマジックなどで入れることがマストなのです。

楕円は、ものさしでは真ん中を見つけにくいので、縦横にそれぞれ折って確かめる方法が良いと思います。

あとがき

このたびの進捗度はここまでです。

後半は、ファスナー付けからのスタートで、主に「外表」で縫い上げていきます。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.11からおよそ5年後の2026.01.20にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

2026年までの間にこの2021年のこの時期を最後にバニティーバッグは作っていませんが、新しいスタイルで挑戦する気持ちが今湧いています。

すべての生地にオールマイティーに対応できるわけでもない条件付きのデザインですが、そこも融通の利かせどころ。

「研究製作」という製作を2025年から取り入れていまして、「定番製作」の他に新しい感触を得るための「一発屋」のような製作もあっても良いのではないかというもの。

ここからも学べることは多々あり、ノウハウが高まるのです。

長い間「外表」でしか作っていなかったバニティーバッグも、2026年の「研究製作」では、伝統的な「中表」を始終貫くやり方で作ることに決めています(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

本格的な厚みあるゴブラン織のバニティーバッグ作りは重なり部分がその行く手を阻む、柄を壮大に見せた一重仕立て向きを実感【378】

アイキャッチ画像378

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

インテリア地をバッグにする発想は、重視したい丈夫さのイメージにぴったりの素材であるからということが大きいと思います。

しかし、「椅子材」「ゴブラン」「金華山」などをバッグに作ってきました中で、素材の元の性質は変えられないことでどこかで多様なデザインには限界が出てくることを体感。

ましてや、立体的なバニティーバッグをゴブラン織で作るなどとは、スタートラインからやや引っ掛かりがあった回でした。

とは言え、今後ゴブラン生地のバッグデザインへの落とし込み方を実体験をもって語れるようになった収穫がありました。

なかなか良いところまでは行けたので、結果的には何とか完成の姿になったというのも職業用ミシンのパワーだったのではないかと。

本格的ゴブラン織生地でバニティーバッグを製作、最終局面の底面付けにおける背面の重なりで糸が飛んでしまったところが極限

当投稿は【376】の続きの場面から始まります。

まずは、蓋と本体をファスナーを挟みながら合体していきます。

赤い両開きファスナーの利用:上は蓋のマチ、下は本体パーツが配置。この後てっぺんパーツと合体します。
てっぺんパーツ:予め取っ手が付けてあるパーツです。
ネックパーツ付け:裏地側の方から先に表からは後に付けることで、ずれたステッチ線が裏面に出る苦肉の策。

まだこの時は製作が未熟、このネックパーツの美しい出来上がりの解決ができていません。

この後に続く別生地数点のバニティーバッグ作りでここは重点的に解決していくことになります。

ここで先にお伝えしておきますと、表地と裏地のネックパーツの正方形のサイズを大小と差を付ける1策目。

最終策は、同じサイズで裁断し今度は表地の方からミシンがけを先に行い、次に裏地の方を手まつりで表から出たステッチを隠しながらまとめていくという方法。

底面縫いで発生の糸飛び:底面付けが最終局面、重なり部分で厚みが最大限に増し糸が飛び限界に直面(泣)。
両開きファスナーの勧め:ボストン・バニティーはこのタイプがお勧め、開閉時の位置を無視して進められます。
バニティーバッグ完成(原色花柄ゴブラン織):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm。
正面:生地が不足して正面の柄が割れたことは、こちらも限界のある製作だったと言えます。

バニティーバッグは、横に長く生地が必要なのです。

背面:ネックパーツがやや右寄りに付いていますが、どうしても歪むのが立体を平面で縫うことの限界です。
使用生地:表地(赤系花柄)インテリアジャカード、綿/100%、スペイン製。裏地(紺)バーズアイカラミストレッチ、ポリエステル/70%、綿/30%、日本製。
お洋服とのコーデ例:エレガントとカジュアルの中間的なデニムコーデにバッグの柄が映えました。

あとがき

こうして、職業用ミシンで極限まで迫ったゴブラン織の重なりを実体験した感触は記憶に色濃く残るものとなりました。

こうした無茶な製作は、後に安定的に確実に成功するバッグ作りに繋がっていきました。

結局は、「作り易さ」が「良質さ」に導かれるということなのです。

ただ、こうした研究的な極限に迫ることをしなければその加減は分からなかったと思います。

手を付けた経験は大変貴重であり、こうした過程無しには着地していないであろう現在の製作軸があるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

たった1つの取っ手が全体を持ち上げるバニティーバッグ、取っ手の付け根の強化の為の工夫が分かる製作途中段階の裏面の構造【376】

アイキャッチ画像376

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、本格的なゴブラン織の残布がどうしてもバニティーバッグの分量にぴったりで、無茶を承知で重なり部分もあるこのデザインを作ってみました。

当投稿は未完成、完成品は後の投稿番号の【378】でご覧いただけます。

このゴブランバニティーの完成をもって、しばらくゴブラン織とはバッグ作りにおいては距離を置いてしまいました。

そして時はその5年後、このブログ記事の最初の投稿の2021.02.09の「手直し」として、2026.01.15にタイトルから見直し全文を綴り直している最中です。

2026年では、どんな極厚生地でも作れるデザイン「餅巾着」ができたことで、ゴブランも利用可能になりました。

残念なことにバニティーバッグでは厚みに限界があり、材料にも条件が付くということで融通性の無いデザインは廃止したのです。

よって、ここから数点生地を替えて製作のバニティーの投稿は2021年で最後です。

そして、「外表」で組み立てる作りのバッグもバニティーを含め、廃止していく決意がこの2021年頃から生まれ始めます。

元々構造が分かり易いからと一歩を踏み出しやすいことで取り入れた「外表」の手法。

バッグ作りの伝統的な方針として、ひたすら「中表」で完成する奥ゆかしいものだということを引き継ぎたいというその後の心境の変化もあったからです。

では、このたびのバニティーバッグ未完成ならではの見どころとしまして、完成品では決して見ることができない取っ手の裏面の構造をお伝えしたいと思います。

バニティバッグの取っ手を丈夫にしかも美しく取り付けたい、裏面にハード厚芯を部分的に利用した取っ手付け根カバータブの裏面

使用生地:表地(赤系花柄)インテリアジャカード、綿/100%、スペイン製。裏地(紺)バーズアイカラミストレッチ、ポリエステル/70%、綿/30%、日本製。
生地のズーム:表地の花柄はジャガード、裏地の方はぱっと見は無地ライクです。その名の通り鳥の目のような柄。
ハード厚芯の部分貼り:取っ手部分のみならず周辺にかかる圧力に対する全体的なプロテクト。ボンド貼り。
取っ手の付け根カバータブ:変六角形がスタイリッシュ。「外表」のまま折り込んでステッチで押さえる作り。

裏面の真ん中の正方形のステッチの二重は、先に取っ手を縫い付けたもの。

そして、変六角形はその形で分かる通り、表面からの外枠のタブの縫い付けの二重ステッチです。

ハード厚芯は縫い代にごわつく影響を与えないために、外部を除外した小さい楕円の面積で裁断してあります。

取っ手の縫い付けには「当て芯」の役割として、ここにちゃんとかかってほしいという際どい位置なのです。

表地と裏地の縫い合わせ:「中表」でひっくり返した表地と裏地が合体したパーツです。反対面は裏地の紺色。
側面パーツ:側面も同じように表地と裏地の合体です。生地不足で真ん中がハギ目です。

あとがき

YouTubeでは、もう少し先も映っていまして、底面以外は「外表」で組み立てるところまで進みました。

2026年ならこのゴブラン生地をどんなバッグにするのかですが、一重仕立ての支柱型バッグ「切餅」が思い浮かびます。

ゴブランでは滅多に作られることが無いサブバッグ的存在をあえてゴブランで作るギャップの面白さを想像します。

そして、厚みが増す悩みは、一重仕立てのもともとのデザインであることが解決してくれるということになります。

2021年では、お出かけ用のハンドバッグしか見えていない視界の狭さのがあったと思います。

ただ、その後もっと俯瞰して見ることができるのも、実際にこうして作ってみての手応えを感じたからという以外にありません。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

繊維質が複雑に絡み合う生地には向かない「ネジ式」からの離脱、「ツメ式ヒネリ錠」の隙間からのはみ出し問題解決への道筋【373】

アイキャッチ画像373

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最初にお伝えしておきいたいのは、当ブログ記事は最初の投稿の2021.02.08からおよそ5年後の2026.01.12にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直していることです。

この期間に、当投稿内容も過去の歩みの1つの懐かしいものに。。

このたび登場の「ヒネリ錠」は、2026年現在ではバッグ作りの「定番品」には使用することは無くなりました。

こうした金属パーツの使用に関しては、ほぼすべての種類に手を付けた実体験から1つ言えることがありました。

それは、どれも強度の無さであり、バッグ自体の傷みより先に損傷や消耗が起こってしまう儚さでした。

そうしたアンバランスなど1点のバッグにあってはならないと、現在ではミシンの縫い留めの丈夫さによって永久的になれるDカン・線コキ・ナスカンなどのショルダー類のパーツのみに絞り込み。

そうは言っても、こうした過去のパーツ使用の経験は今に至る道筋を作ってくれたもの。

このたびのヒネリ錠も、元々長い間憧れてきた台形ハンドバッグモデルに付いていたもの。

自作の技術を高めるハンドメイドバッグ道の中では、一度は手を付けたいと思うのは自然の事です。

そして、このたびの研究からは、綺麗に作ることができるような道筋が少し見えたことで、2026年現在も行う「研究製作品」で一時的に使用することがあるかもしれないのです。

ということで、この記録は自分自身の今後の製作に、そしてハンドバッグをハンドメイド製作したい方々両方に向けて綴り残しておきたいと思います。

生地に対してはネジ式よりツメ式が素敵な生地に対して優しい向き合い方、ヒネリ錠取り付けの裏面も美しく見せるための研究

「ネジ式」と「ツメ式」の比較:生地に対しては「ネジ式」は繊維質に阻まれ難しいと思います。元々レザー向け。

パーツ屋様もおっしゃっていましたが、カシメるタイプも含め金具パーツは元は本革レザーバッグ向けのもの、生地には向いていないとのことでした。

しかし、そんな忠告もどこ吹く風、巷では生地に対してもよく使われています。

ただ、その後の破損・相性の無さ・傷みについては、やはりその場だけのやり過ごし的な姿だと思わざるを得ないのが、実際に作ってきた者から言えることです。

「ツメ式ヒネリ錠」の使用:「ネジ式」よりも布に何とか対応しやすいという選択からです。
「玉縁」を引用した枠の縫い代のカバー(左上から右下へ):ポケットで引用する「玉縁」をここでも引用。
「ツメ式ヒネリ錠」設置後の課題(左上から右下へ):裏面のラッピング布の始末が綺麗に映ることが課題。

右下が完成品では、まだまだ映りが汚いのです。

あとがき

最後に、このたびの研究の成果と課題の解決案をまとめます。

枠をくり抜くヒネリ錠の縫い代始末は細かくて繊細、ここが非常に悩む点です。

「玉縁」を使ってくり抜いた四角枠の四方の縫い代がすべてが覆われたことはほつれやはみ出しの安心を得たという1つの成果です。

「ツメ式ヒネリ錠」は、この枠内の縁にツメ2つが差し込まれ、裏で折られて固定される優しい取り付け、ネジ式よりも無茶が無いのが良い点です。

裏面に関しては、パーツからラッピング布がはみ出したままで終えてしまいました。

ここを綺麗に見せる方法をその後への展望として、アイデアの段階ですがまとめてみました↓。

①ほつれない特殊な生地をラッピング布として選択する。

②ヒネリ錠の楕円の方の外枠にくり抜いたレザーを玉縁をカバーするように当てはめ、固定ステッチをスタイリッシュに表にも出す。

③別の玉縁を作り、裏面には表が来るように設置して汚い内部を内側同士で隠す。

布同士で行えることで手を付けやすい③ですが、やや厚みが増し野暮ったくなることは懸念部分です。

ここまでが、このたびの研究で見えた道筋です。

決して不安が残るようなパーツを設置したくない。。それでも使いたいということは、ハンドバッグのワンポイントにもなる「顔」のような存在だからでしょう(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

宇宙的な法則を持つ3のリズムは豊富さを感じ始める最もミニマムな数、絞り込んだハンドメイドバッグの渾身の3点を定番品とした【367】

アイキャッチ画像367

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最初にお伝えしておきたいのは、当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.06からおよそ5年後の2026.01.06にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直していることです。

2021年初頭では、この時期の製作の中から絞った3点をそれぞれ高めていくという決意と共に、お出かけ用程度のコンパクトな容量の2wayリュックをそれぞれ違うデザインで配置。

当時はこれぞ永久的だとまで思っていたものでした。

ところが、その後じっくりと1デザインずつを高めていく製作の中で、最終的には3点すべてが廃番という結末になったということをまず冒頭ながらお伝えしておきたいと思います。

その理由は、この後のブログ記事の投稿の数々で解き明かしていきますが、簡単にここでお伝えすると、そもそも製作に条件を伴う部分・難関も伴うことで成功率が100%ではないという2つの理由。

ただ、どれも2021年当時では確かな感覚であり、その後の気持ちの変化や技術の向上というものの影響あってか、で2026年現在では別の3点がまとまりそうな現在です。

「技術の向上」の意味は非常に奥深いもので、どれだけ腕が上がっても成功率の低い難関は「そもそもそのデザインを作らない」が正解であることもあるのです。

せっかくのこうした体験付きのアウトプット、同じくハンドメイドバッグを自主製造する方・外注製造業者に依頼した自社製品を整えたい場合のヒントになればと綴らせていただきます。

1点物ハンドメイドバッグ製造の3デザインの展開、同じ容量のデザイン違いに絞ったお出かけ用のコンパクトサイズの2wayリュック

2021年当時の定番バッグ3点:どれもコンパクトな容量が共通であり、リュックとハンドバッグの2wayも共通。

それぞれに名前も付けていまして、左から「餅巾着」「巻き寿司」「おにぎり」。

「巻き寿司」と「おにぎり」はほぼ構造が同じでわずかなサイドのラインのみの違い。

それでも見た目が随分違う不思議さに驚き敢えて別デザインと決めたという経緯。

「3」という字には宇宙的法則もあるということなのですが、自分としてはこの3点にはバランスとリズムを感じています。

例えば、過去に投稿したお洋服を上下3点ずつ持てば、合計9通りものコーデが生まれる豊富さといった内容もお伝えしていました。

ミニマムでありながらも豊富さも生まれ始める3点からは、「マルチカラー」が「3点以上のカラーの集まりを指す」という定義にも納得がいくのです。

あとがき

ところで、冒頭において2026年現在では別の3点が生まれそうだということをお伝えしました。

2021年当時では、同じ容量・同じ2wayリュックという共通事項をベースに決めた3デザインでした。

2026年では、容量は結果として同じくらいになるかもしれませんが、それほど容量の違いは重視していないのです。

かつての2wayという拘りは捨て、3点の違いの意味色濃く、1wayなりの特化した役割にフォーカスしています。

2026年の定番3ライン:左上から右上へ「切餅」「餅巾着」「鏡餅」。右上はボディーバッグですがリュックに。

全く別々の3点であるこれらはバラエティー豊かに解釈でき、2021年とは別スタンスの3点なのです。

そして、2021年では共通価格であった3点は、2026年の写真では、¥3,300/¥6,600/¥11,000に分かれます。

「3」という数字1つの捉え方さえ、事業者それぞれの考え方の違いで様々な彩りとなるということです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク