2026.01.03:価格の差に熱意の差が表れていたライバルのお品物
もし、この体験が無かったら同じ考え方をしていたかもしれないと思うと、自分の製作スタンスをちゃんと持つ機会をいただいたのだと思いたい。
ハンドメイドの括りの中でも、バッグに特化しての製作は開始当初から変わっていない。
中にはいろいな分野の物作りを器用にする方もいらっしゃると思う。
開始当初は2007年頃で、当時はハンドメイドマーケットサイトも無かった。
出品はヤフオクや楽オク(現在のラクマ)辺り。
creemaは同類のサイトの中では比較的初期に立ち上がった専用サイトではなかったかと思う。
2010年以前に、いち早くバッグの人気作家になっていた方の製作品を購入してみたことがある。
2010年以前というのは、ヤフオクではその名の通りオークション形式の競り合いの方が主で、それこそがヤフオクらしさだった頃。
開始価格は¥0からではないものの、最終的には¥20,000前後の落札価格になる人気作家。
製作には1週間くらいかかるので、次のをワクワクしながらの入札待ちの人が多数いた状況だと想像できた。
私が購入できたのは、¥3,000以内のもの、他にライバルがいなかったから購入できたのだ。
そして、手にしてみて感じたことがあった。。「これは最初からこの値段用に作ったもの、本命はあの競り合いの方なのだ」と。
その事情を知っている購入者達は、決して私が購入したバッグには手を付けなかった。。よく事情をご存じなのだということ。
このような体験は、今でも忘れていない印象的なもの。
器用でミシン縫いが好きなのは間違いないとは思うが、熱意のようなものは感じられなかった、少なくともそのお買い得なほうのバッグには。。
製造する時点で予め差を付けるスタンス、これが非常に残念であるとも正直思った。
このようなことも少し意識してか、自分は¥3,300/¥6,600/¥11,000という価格帯には分けていてもすべてに同じ熱量を注いでいる現在。。いや、つもりだけなのか。。
¥11,000が¥22,000だったら過去の方と同じような考え方になってしまうのだろうか。
布製のバッグには、ピクチャレスクとしては、¥11,000の限界を設け、それ以上の値段は付けないことに決めた。
その代わり、生地頼みを決してしていない。
無名のノーブランド生地であっても、キルトをかけ裏地とのコーデをし、それこそ生地の価格の差さえも平等に見たスタンスでいる。
これは1つのチャレンジだ。
間違いなく売れていた人と逆のことをやるということなのだから。
人気の人が神がかったような模範には決して映らない。
むしろユーザー様がそのスタイルに付いていっていると言った感じに映る。
そこには生地頼みも大いにある。。高級なブランド生地・流行のデザイナーによるプリントなど。
当時は「ブランド」の力がまだまだ大きかったこともあったかもしれない。
そういったブランド生地も避け、とにかく自分が生み出す何かが軸に無ければ長い目で見て続かないのではないかという勘を持った。
果たして当たるのだろうかとは思う面もあるが、たとえ当たらなかったとしても、この道を選択したことを少なくとも誇りに思っている(^-^)。


