まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
「ファンデーションケース」という名前でマチ付きのミニサイズのケースをはぎれを使った製作のデザインに取り組んでまいりました。
「もうこれで改良の余地など無い」とそう思った小さなポーチだったのですが、背に少し余裕があったので、ポケットを付けることにしてみました。
もしかして、ミニのシャドウケースが入らないだろうかと思ったからでした。
余計なものは付いていないミニマムで良いのだと実感した余計なポケットの失敗
1つで2個分の機能を果たす作りをしようと、ファンデーションケースの背にポケットを付けてみたのです。
結果は、マチを邪魔し、野暮ったくなってしまいました。
野暮ったくなったから幅を狭くしたところ、あまりにも浅いポケットに(+_+)。
シャドウがこぼれてしまいます。
このようなポケットだったら、小さなケースはそれ1つで十分なのだと思えて来ます。
イタリア製のジャガード生地の残布で作ったケースはふんわり感が出てすごく良い物になるのですが、その厚みもポケットが使いにくくなる相性の悪さかもしれません。
ジャガードは通常よりも厚みが増していますので、マチを少し付けただけでも膨らみます。
次回、フラップ付きで、もう一度だけ背のところにポケットを付けてみます。
ここまで厚みの無い別生地でやってみますので、その投稿【648】にもお立ち寄りいただければと思います。
一度ひらめいたアイデアなので、一度は成功してみたいものです。
あとがき
時々、客観的に製作品を見直しことは重要だと思います。
勝手に「これが完成品だ」と思っていたら、まだまだ改良のアイデアが浮かんできて終わりがないのです。
しかし、それは、品物を高めるためのきっかけの気持ちであり大切にするべきだと思いました。
世の中の芸術品は、「誰がこれを理解できるのか」というようなものを作家様がとことん作っておられます。
ハンドメイド製作も芸術品に近い部分を感じることもありながら、「売る」と決めた時点でもうそれは「商品」です。
購入してもらうことを目指すことになりますので、「作品」とは別物、「受け入れられるための努力」というのは「芸術作品」と大きく違う点ではないかと考えます。