まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
夏という季節になんだかネオンカラーが合うと思ってしまうのはなぜなんでしょう。
あの明るい色目が、明るい太陽のもとで元気に躍動するみたいなイメージが沸き上がってきます。
このたびは、そのネオンカラー的な色を集めたはぎれが余っていましたので、デニム素材とのコンビでネオンカラーでお花のアップリケをした、お弁当袋を作ってみました。
ネオンカラーはそれとは対照的な濃くて強い色に映える
今回のデニムはネオンカラーの組み合わせのコンビの相手としては申し分ないでしょう。
ネオンカラーはバック(背景)が強くて、暗めの色に映えることでその良さが出ると思います。
そうすると黒はやはり一番最強。
しかし、今回ははぎれ。強い色味で余り布としてあったものが、インディゴデニムの濃紺カラーであったということです。
これらのネオンカラーは、ブロードとかローンです。
別布ラッピングの方法
ローンやブロードはよくある生地というイメージですが、こんなネオンカラーはなかなか入手しにくいカラーなので貴重です。
黄色も在庫の最終反だとのこと。
今回は裏地が付かないので縁の始末に関しては一重仕立ての場合悩みます。
そこで、この中のイエローカラーのブロード生地が多めに余っていることから、入り口の縫い代始末、底の縫い代始末を共にこのイエロー生地でラッピングしました。
サイド部分は、三つ折りをしてステッチをかけましたので縫い代始末が表地そのもので可能でした。
ちょうどサイドの三つ折り始末が映っていました。
サイドだけならこれが可能でしたが、上下は三つ折りで分厚い所をさらに三つ折りして無理が生じるので、ラッピングの方法が厚くなりすぎずつにさっぱりと仕上がります。
実はこの後になるのですが、ラッピングが綺麗にできる研究の中では、5cmの巾は縦に4等分にアイロンで織り目を付けた均一の巾を見ながら行うということにしていきました。
そうすると最初の縫い代に沿った1.5cmというのは、1.5cmx4=6cmなので、5cmの巾だと最後の縫いとじが不足するのです。
なんとなく融通利かせてできてしまいましたが、5cm巾ではなく、6cm巾の型紙で裁断することが正解です。
生地に接着芯も貼っておらず柔らかいので融通が利いて何となくできてしまったというのが今回ですが、実は5cm巾は矛盾で、生地幅が不足してうまく綺麗にステッチが隠れるようなラッピングが出来ないと言えます。
また別の記事でこのラッピングの仕方は「正確に綺麗に仕上がるには」というテーマでご紹介したいと思います。
アップリケのお花の形の1つのデザインの考案
リボンが取っ手代わりになるお弁当袋の完成
あえてもう1点特徴を上げれば、今回のお弁当袋のタイプがリボンタイプであることです。
蝶々結びをしてそのまま取っ手のように持ち上がります。
マチに関しては、入れるお弁当箱の幅とぴったり一致しなくとも、10cm程度で十分だと思いました。
最初15cm程でやってみましたが、15cmともなると縦が短くなってしまい、生地が余分に必要。
どのみち、マチは、本体部分との境界線があいまいなので、10cmにしておけばあとは入れる時に対応してくれます。
15cmというのはマチを見込み過ぎ。野暮ったいフォルムになってしまいます。
それでも、結果的にちょっと失敗だった点は、お花がそもそも大きすぎたこと。
お花の一部が、底部分へ突入してしまいました(^_^;)。
あとがき
ネオンカラーはなんとなく元気になれそうな明るい色です。
お弁当袋には気分を良くしてくれる向いたカラーだと思いました。
もともと巾なり10cm程度の長さのみの、少しのパーツに利用しただけのネオンカラーだったのですが、それでも余っていたところを今回コスパ良く使い切りが出来ました。
すべて日本製の生地です。
ネオンカラー、ビタミンカラー、パステルカラー、ビビッドカラーなどカラーの特徴が共通で集まったマルチカラーは印象的です。
いろんなマルチカラーを楽しんで、生地を本当に必要な分少しずつだけをカット代が無料の生地屋様で購入すればコスパの良い素敵なお品が生まれる可能性があります。
今回ははぎれを利用しましたが、あらかじめたくさん購入し過ぎない工夫の1つとしても取り入れてみて下さいませ(^-^)。