まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
会社勤務の事務員時代、一人一台のデスクとチェアをセットで割当てられました。
これまで昭和時代からずっと基本的な企業風習のようなものです。
長年会社でお世話になったあの「KOKUYO:コクヨ」製のチェアの良さが忘れられず、わざわざピンポイントで探したのがこちら↓。
このタイプ、おそらく初期型のデザインだと思いますので、「コクヨ:KOKUYO」社製では、多くの人が懐かしいと感じるかもしれません。
勤務先では、ブルーカラーでしたので、ブラウンというカラーがインテリアを意識した選択です。
2018年にストレートネックを患い、全体の姿勢を見直すようにと探したのが、この椅子。
ふんわりとした何とも言えない感触や沈み過ぎない程好いクッション性が抜群のモデル。
体をまっすぐにキープしてくれるようなそもそもの作りなのです。
しかし、このモデルももはや古い時代のもの、日本製です。
経理事務のお仕事で同じ会社で14年強勤務させていただいたので、退職時は座面が擦れていました。
軽く自分なりに糸でお直しをして会社を後にしましたが、こういった布張りというのは、そのまま使用すると硬いジーンズなどでは特に擦れが起きていきます。
経年で少しずつなので気付きませんが、長持ちさせていきたい場合、購入段階でシートカバーの製作をすることを決意。
おそらく一生行けると思います。
この椅子と共に働き、生活していく人生の一部にもなるほどのアイテム、大切に大切に使っていきたいのです。
クッションだけでなく「座面・背面シートカバー」も同時に製作、目的は「KOKUYO」製の素晴らしい椅子を永久的に持っていくため
共布ひもと言っても、クッションカバーの薔薇柄と同じという意味の共布です。
ジャガードの凹凸感、カーテン地の織柄のマス目の美しさなどインテリア向きな素材の「はぎれ」であることがポイント。
大きな面積で余っているはぎれの使い方の一例としていかがでしょうか。
面積が不足の状態をTの字のハギ目で3パーツを合体した縦長の長方形シートを作る場合の縫い代の隠し方
インテリア物は耳があれば見えてもほつれないのでその分最低限に生地が有効に使えます。
耳はインテリア品では、見せても大丈夫だと判断しています。
あとがき
おそらく、大切に座面が使われていくので(私が使っていくのですが)、一生物の椅子になると思いまして、こんなに素晴らしいことはありません。
茶色は薄い色に比べて汚れが目立ちません。
とはいえ、実際には汚れていくものなのが座面に組み込まれた布の運命。
よって、カバーで覆ってあげることは元のデフォルトの状態をキープする上で有効な手段です。
もしかして、「茶色に魅力を感じているのに、茶色を全面的に覆っていまって矛盾しているのではないか」と思われるかもしれません。
しかし、長い目で見て、この椅子も使いながらではあるのですが、「コレクション:収集」なのです。
すべての身の回りの使用アイテムが実は、拘りあるコレクションの一部だとしたら。。
大切にしたくなるのは当然です(^-^)。