まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ハンドメイドバッグのメイン材料である生地。
この生地のチョイスの時点というのは、一番最初でありほぼテイストを決める大切な段階だと思っています。
ほとんどが目で見て実際の店舗での購入ですが、2020年辺りにネット生地をたくさん拝見して、たくさん購入したことがありました。
皮肉にも「コロナ」がきっかけです。
これまでなかった生地屋様の店舗の休業のため、ネットで探すことがあったからでした。
ネットのメリットは、遠方で店舗には出向けないお店の生地を購入できる機会が得られること。
同じく生地屋様も、店舗の代替にネットに進出し始められたことがコロナきっかけだったこともあったでしょう。
「遠州」の素敵な伝統織りの生地は静岡県、撥水の生地にもこんなに素敵な生地もあるのだと知った「大阪」の生地屋様、そしてかの有名な東京の「日暮里」の生地問屋街のお店の数々。
現地に行かずとも、ネットでこんな素敵な生地を販売していらっしゃるのだと初めて知ったのでした。
このたびは、そんな生地購入活動の中で、生地屋様から教えていただいた情報などの中に生地の本当の豊富さを知ることがありましたので当ブログ記事に綴りたいと思います。
ネットはほんの一部しか掲載できない事情あり、まだまだ優れた生地がもしかして倉庫の中で原反として眠っているかもしれない
ネットも結構豊富にあるのだと感激していた頃、生地の到着と共に、同封の「日暮里」のある生地屋様に日暮里界隈の一覧の地図が入ったパンフレットをいただいたことがありました。
旅行気分になり、パンフレットの番号のすべてのお店をネットで検索して、HPをお持ちなのか、ネットで生地販売をしてみえるのかを見ていきました。
そうすると、ほとんどのお店が生地をネット販売していない、自社のHPなるものはお持ちでないような感じに見えました。
そうすると、やはり、日暮里界隈の文化として、実際に足を運んで目で見て購入するスタイルが今だに主流であると見て取れました。
中には、SNS発信などもされている新しい、私達がこれぞ「今」と思うようなこともされている生地屋様も確かにありましたが、全体ではほとんどなかったということになります。
これには非常に驚きました。
そして、次に私picturesqueも在住の愛知県。
よく「大塚屋(本店)」様へ足を運びますが、ほとんど店舗でしか購入したことがありません。
近隣なので実際に目で見て購入できるならその方が良いのですが、ネット通販バージョンだとそれほど豊富ではないことがコロナ禍の時に拝見してそう思いました。
「大塚屋」様も、お店の方のノウハウが素晴らしく、奥にまだ余分があったりなどの生地の豊富さが抜群です。
そして、最後大阪で「カワイ繊維」様。
撥水生地を探していた時に、撥水生地の素敵な生地が多かったので、お店のホームページで複数購入させていただきましたが、お店の方とお電話する機会があり、お話していたところ、ネットはほんの一部とのこと。
実際はセンターというようなところに個人も訪問出来て購入できる場所があり、そこにはものすごい量あるのだということなのです。
よって、実際に目で見たい人のニーズ(事業者様が多いかもしれません)も大きいようなのです。
あとがき
生地探しは夢中になる一時(ひととき)になります。
いろいろ想像をめぐらせて、表地と裏地の組み合わせも考え、バッグのご購入者様の感動をイメージします。
こうして、探している瞬間の時こそ大事にしています。
少し興味深いお話なのですが、生地も反ごとに巻かれていて、同じ品番の同じ色の生地でも、時折ロットが違うことがあるのです。
えっ?と思うほど違う様相なのに、同じ生地だということもあったのですからとても驚きます。
実際に目で見る、そしてそのロット違いに関してもお店の方とのコミュニケーションをとり、その理由や背景を伺うなどの探究も、後のノウハウに繋がると思います。
店舗ならではのメリットも大いにあり、実物を実際に手にする感覚は当然優れた製作品へとつながるものであることも実感します(^-^)。