<経理>エクセルで自作の棚卸資産表へのダイレクト入力案、これまでの事前の明細表の存在を抹消し棚卸資産表1本化へ【901】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の記事で、「個人事業主」の経理としての「棚卸資産表」関連の記事は結構お読みいただいているようで大変光栄です。

読んでくださった方、どうもありがとうございます。

棚卸の内容を含むすべての経理関係に関しては、タイトルの頭に<経理>というワードが付いていまして、そのタイトルの記事はすべてこうしたこのたびのような決算や日々の仕訳にまつわる内容ですので、どうぞ今後ともよろしくお願いします。

そして、良い工夫が見つかれば、是非共有しようではありませんか。

「棚卸資産表」に関する記事は過去のものも含めてこのたびが3度目。

過去の記事も当記事も「手直し」で見直していますので、その後大きく変わった部分に関しては書き直したり、その後の情報を付け加えたりしてチェックしております。

ちなみにこの記事は、当時2022.03.01投稿のものを、およそ2年半後の2024.07.22に手直ししている現在です。

ただ、アイデアとしては、当記事の内容が最新版のアイデアでして、2024年現在もこのやり方で続行中です。

ハンドメイドバッグの材料が非常に細かく、特にネックになるのですが、細かい1点ずつのアイテムの種類も「棚卸資産表」へ1段ずつ写真付きで記載している現在。

過去は、「棚卸資産表」が出来上がるまでには1ステップ「材料表」というような類似の表を事前表として作っていましたが、このたびは、間の作業は省略し、直接「棚卸資産表」そのものを日常的に管理すれば良いのだという考え方に発展したものです。

「棚卸資産表」を突然期末に作成するのではなくて、常にリアルタイムで更新していくイメージのやり方です。

単純でクリアな表になることは大変望ましいことだと思うのです。

「棚卸資産表」へのダイレクト入力法がシンプルで効率的だという考え方へ切り替えました

今までは、「材料表」というような別の表があって、その表から情報を引っ張りやすくした工夫にとどめていました。

が、決算時の実体験からは、分量が多い時には、結構その引っ張るという移動作業すら手間がかかり、時間を要することが分かりました(専用ソフトの場合は引っ張ることが組み込まれ自動で表れるのかもしれませんが。。)。

棚卸資産表の資料となるような別の表から情報を引っ張ってくるその手間を省いて、棚卸資産に該当するアイテムを購入時にすぐに実際に確定申告で使用することになるエクセルの棚卸資産表に入力していくという方法がこの度の新しいやり方です。

エクセルを使ったやり方ではもうこれ以上ダイレクトなやり方はまだひらめいていないので、このたびが棚卸資産表に関する記事のいったん集大成的なものになります。

余談ですが、棚卸用の既成品ソフトがあればそれも良いと思います。

しかし、ここでは、低コストの「自作のエクセルで作る棚卸資産表」をベースに考えた案なので悪しからず<m(__)m>。

棚卸資産表(材料):映っているのが生地の明細が集まった部分。写真付きの方が自分も分かりやすいのです。

あえて、前期の在庫も載せているところも動きを視覚的に分かりやすくした表です。

今期の在庫が「***」と空欄である理由は生地を製品に使用したから消化したという意味。

在庫ではないのに表示はされているわけで、「すべての履歴を記録として残す」という意味の、以前の1ステップ前の「材料表」の性質を残しているのです。

確かに在庫がないのに掲載するので、野暮ったいのですが、必ず一度調達した材料が一度は、「棚卸資産表」に掲載されるという点ではすべての材料の変遷が残り、クリアです。

棚卸資産表(製品):昨年は多くが「***」の空欄、今年多くを製造し、売れ残り、在庫になったという見方。

この表は、仕訳の時に必要になる合計金額が下の方に出てきていますので、次期には、これをコピーして、左へスライドさせることで、毎年同じ表を続きで利用する使い方です。

仕訳の時に去年の資料をいろいろ調べる手間を省くために、最初から載せておく、これはかなり時間の有効活用と言えます。

そして、黄色い部分(今期)に、まだ1年後くらい先ではあっても何か材料(棚卸資産)を購入した時に都度入力しておくのです。

その後、その棚卸資産だと仮に設定して表に入れてあったものが、期末には販売して出ていっていたという動きはここから売上計上の際に抹消します。

そうしますと、決算時の手間としては出来上がった表をチェックするのみで良いので、身軽になります。

あとがき

今回の新しい考案に関しては、考え方の違いで賛否あるかもしれません。

最終的に在庫にならなかったものまでとりあえずいったん載せたりするわけですので。

目標とするゴールというのが、最初からブレずにに変わっておりませんでして、「分かりやすくスピーディーな作業ができる」というところになります(^-^)。

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