まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
一流ブランドバッグを一目見て、「高級だなあ~」と思えるのはどの部分なのか。
素材であったり、丁寧な縫い目だったり。。。
そして、使われている金属パーツの金具などもキラキラ艶めいて一層高級感が増しています。
一流ブランドバッグの金属パーツは何か高級感のオーラが放たれます。
今回は、この、金属パーツについて、どれも同じではない、レベルに違いがあるという点にスポットを当ててみます。
どの点が違うことでぱっと見の違いに影響するのか
同じタイプの角カンを、レベルを1-3の3つに分類してみます。

こちらは、デザインは非常に良いものの、内側の金属部分がなめらかでなくゴツゴツした風合いですね。
サイドの太いバーもざらざら感の感じられる表面です。
しかし、とても整った作りの、間違っても折れたりはしないしっかり感はあるので、一定の基本的な基準はあるお品であると思います。

こちらになると、先ほどにはあったザラザラ感が見られず、少し高級感が出てきました。
表面の風合いだけでここまで違うのですね。
こちらのデザインは、タルカンと言って、サイドの片方にマイナスドライバーの溝のネジがあり、回転するように作られています。
と、お写真がここまでで、3というレベルのお品は、現在調達中で届いていないんです。
ここからは、もっと2がツヤが増し、高級感が、一流ブランドバッグに使われている金具に近くなります。
ハンドメイドバッグに使う金具パーツのレベル
今までは2のレベルで来ました。
そこへ1を何となく調達してしまい、やはり、違和感を感じましたが、さて、2なのか、未着のもっとレベルある3なのかです。
これは、価値観ですので、いろいろ考え方があるかと思います。
このような商品の販売価格であれば、2で十分なのか、それとも、更にこのパーツ1つに高級感を出していくのか。。。
現在検討中なのですが、「餅巾着:もちきんちゃく」という現在製作中のリュックが今回のこの角カンパーツを使います。
その他。Dカンやナスカン、線コキも使います。
これらの中で正面で目立つ場所というのは、今回の角カンとナスカンです。
今後、多機能であることや生地を幾種類か利用することで、「餅巾着」デザインのバッグのお値段がなかなかのものになっていきます。
よって、それにともない、パーツのレベルも上げるのが良いかと思っています。
パーツ1つではありますが、かなり全体の見た目のレベルには影響するということです。
自社製の日本製のパーツを作っておられるメーカーさんのお品はどれも素晴らしい。
現在使用中の2のレベルのものも、混じっていますが、なぜか、それさえ高級に見えてきます。
イメージって不思議ですねー(^_^;)。
ということで、今回は、このようなパーツ1つのレベルがお品全体に影響するということをお伝えしようと手持ちのカンのパーツの例でお話させていただきました。
あとがき
パーツも1つレベルを上げると、いくつか使うデザインでは、10個以上になりますのでぐんと原価が上がります。
その点が検討が必要な部分ですね。
先ほど10個以上使うお話をさせていただきましたが、打ち込み式の自分の裁量では丈夫くできないドットボタン、ハトメ系は過去にやめています。
こういったタブを作って通すタイプのカンは、ミシンの縫いに丈夫さがかかっていると言って良いので、私のミシンの縫いの丈夫さに裁量があります。
これなら永久的に使っていけるという金属パーツだけ残しています。
お使いいただく途中で外れたりする可能性が0(ゼロ)で行きたいからですね。
それでも別の悩みも出てくるものですね(^_^;)。
