まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
小さなポーチをサイズ感を変えて主に3種製作しています。
どれもはぎれで作れる面積です。
ただ、サイズが小さいから、はぎれの利用だからといって何ら大きなハンドメイドバッグと作りが変わらない点が大きな「売り」の部分。
最終的には、「良い物を作る」というゴールを目指す製作になります。
良い物を目指すことで、そこに費やした時間の1秒ずつさえ意味が生まれます。
いい加減なその場限りの製作では大変時間を無駄に使う作業だと言えるのです。
そんな良質な品物を作るための1つのご紹介として、道具を綺麗に使うということをこのたびはご覧いただこうと思います。
接着芯貼りのアイロン台の場面になります。
小さいものの製作に取り入れる接着芯の粗裁ち方法
今回のような小さなパーツが数多くあるものは、接着芯について工夫できる部分があります。
よく芯貼りに使用を推奨されているクッキングシート。
これをアイロン台のすぐ上に敷くという方法です。
すぐ下の写真のようにアイロン台の上にパーツを置いて、粗裁ちした接着芯を載せてアイロンで熱を加えると、接着しない関係ない外回りの部分がアイロン台の布シートの上にべったりくっついてしまって、ベロベロとはがさねばなりません。
そこで、新たなるこのような物を台所から持ってきます。
クッキングシートです。
耐熱でつるりと滑りが良いのでくっつくということとは無縁。
これをアイロン台のすぐ上に一番最初に敷くのです。
目止め加工とはいわゆる撥水の種類の1つです。
ちなみに、もう1種の色違いの展開というのは、【266】の記事でご紹介した暖色系のイエローです。
ハリコシがとてもある生地で、たまたま色違いでも求めるとこうして2色しかないという希少なものだったりするのです。
ナイロンの撥水でここまでの華やかな生地の日本製はなかなか見つけることができません。
とても貴重な生地だったと言えます。
あとがき
このたびの、クッキングシートは、後にもっと大きな面積に対応するようにアイロン台の長さ分用意し、更に、汚れる方の面を決めて置くということをするようになりました。
そうすることで、せっかく敷いたクッキングシートの汚れた面が決してアイロン台のカバーに映らないようにするためです。
アイロンカバーもできるだけ綺麗なままで長く使いたいですものね。
そうしたクッキングシート使いも、この小物作りが本格的に使い始めたきっかけでした。