作業がスムーズ、ミニミニサイズのハンドメイドポーチの芯地の粗裁ちで大切なこと【276】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、リュック仕様のメインバッグと同時に少しずつ増やしていっているコスメケース3点セットがあります。

これは、いずれ100セット程にキープして、イベント出展用に備えて、足を運んでくださったお客様のメリットとなります。

ネット販売していない商品ということと、お土産にもなるお得な3点が1パックになったものということでお楽しみいただけるアイテムです。

現時点では10セット程出来上がっています。

1セット作るには、約2時間。

小さいアイテムと言えども、裏地付き、接着芯を全面に貼っていますので、それは、バッグと何ら変わらぬ作りということなんです。

小さいものの製作に取り入れる接着芯の粗裁ち方法

今回のような小さなパーツが数多くあるものは、接着芯について工夫できる部分があります。

よく芯貼りに使用を推奨されているクッキングシート。

これをアイロン台のすぐ上に敷くという方法です。

すぐ下の写真のようにアイロン台の上にパーツを置いて、粗裁ちした接着芯を載せてアイロンで熱を加えると、接着しない関係ない外回りの部分がアイロン台の布シートの上にべったりくっついてしまってはがさねばなりません。

このように、直接アイロン台の上で粗裁ちをした芯地を接着作業するとくっついてしまって、はがす作業の手間と、その時に力が加わりせっかく正確に裁断したパーツの生地がゆがんだり傷んだりします。

そこで、新たなるこのような物を台所から持ってきます。

クッキングシートです。耐熱で、つるりと滑りが良いので、くっつくということとは無縁。

これをアイロン台のすぐ上に一番最初に敷くのです。

小さいパーツだからこそ可能な方法ではあるのですが、このようにクッキングシートをB5程度のサイズ分用意。そして、アイロン台のすぐ上に置きます。
そして、クッキングシートの上に生地を裏が上向きになるように置き、一番上に接着芯を糊の付いた方が生地とくっつく向きでかぶせアイロンします。
そうすると、するっと生地にやさしくはがせます。作業もスムーズでした(^-^)。

完成レビュー

今回のポイントの箇所は、接着芯の粗裁ちと接着時のコツでした。

実は、今回もう1点のポイントがあるのですが、以前ポケット作りの時にお伝えしたことと同じことなので、1つのポイントだけブログには載せました。

その内容というのが、小さいミニミニサイズのものをひっくり返した後の縫い代の折り込みのライン、つまり入口周辺のラインをまっすぐにするコツです。

YOUTUBE動画内には、2つとも解説させていただいておりますので、どうぞご視聴くださいませ(^-^)。

今回の生地は、すごく質が良いです。

柄の可愛さもあるのですが、それ以上に私が推す部分は、生地の性質。

撥水加工が効いていること、ナイロン/100%でしっかりした素材だという点です。

いつもやらない色違い展開を思わず求めてしまいました。

しかしながら、この生地は2色展開しか見つけられず、残念ですねえ(*_*)。

完成したコスメケース3点セットピンク小花柄VER:一番上から時計回りに、ファンデーションケース(サイズ:縦6cmx横8cmxマチ2cm)、ペンシルケース(サイズ:縦3.5cmx横15cmxマチ無し)、シャドウケース(サイズ:縦5cmx横7.5cmxマチ無し)
今回使用の生地(表地、裏地共通):コーティングプリント目止め加工、ナイロン/100%、日本製。目止め加工とはいわゆる撥水の種類の1つです。

ちなみに、もう1種の色違いの展開というのは、【266】の記事でご紹介した暖色系のイエローです。

何か楽しい色違いでテンション上がります(^o^)丿。

もし、お願いすることができるならば、メーカーさんにこの素材でいろんな柄を展開してほしいものです。

ハリコシがとてもある生地なんです。

あとがき

こんな感じで、今後も小さなアイテムもしっかりとした良い作りだと感じていただけるよう製作していきたいと思います。

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