まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
イベント専用に、コスメケース3点セットをどんどん製作しています。
できれば、100点程イベント会場へ持参したいので、頻繁に製作していく必要があります。
通常、レギュラーとしては、ファンデーションケース、ペンシル―ス、シャドウケースなのですが、今回は、イレギュラーというようなタイプ。
ファンデーションケースが3点という3点セットです。
こういった複数の組み合わせも、イベントに足を運んでいただいたお礼と、より広めてもらう目的もあり、複数に詰め込むことで、「お土産」的な目的でご購入いただいたらなと思います。
よく旅行などへ行くと、お土産は複数だったりします。
お土産として購入しやすいのってお得感がある複数がセットになったものであることが多いです。
以前に製作したパッチワークシート生地を利用します
以前、当ブログ記事でいうところの【175】の続編のようなものになりますが、その後パッチワークシートどうなった?ということをお伝え出来ます。

今回は、通常の違ったデザインの3点ではなく、ファンデーションケースのみを3点というイレギュラー。
その理由はパッチワークのハギ目にあります。
ある一定の幅が作りデザインにないと、ハギ目が変な位置に出て綺麗にできないのです。
そこをクリアしたのが、唯一ファンデーションケースです。
同じ物3点が詰め込まれますが、「お土産」というものには平等なお品3点であり、こういったタイプもありかと考えました。
パッチワークの柄の出方の違い
パッチワークシートを見ていただくと分かりますが、椿柄だけが3ブロックです。
残りの桜柄と菊柄は2ブロック。
この違いが出来上がりの正面から見た感じに違いを生みます。
今回シートを作った時の、左下の一番分厚い生地は入っていませんのであしからず。。


マルチカラーに合わせる糸の色の難しさ
ここまでカラフルなマルチカラーの糸をどうするか、これはとても難しい点です。
パッチワークシートを作った【175】の時も本来丈夫にしたくて、はぎめの両サイドにステッチを入れたかったのですが、あまりに糸の色がなじまず、入れないという結論をとりました。
作る商品が小さい物なので重さの比重がかからず問題ないであろうとの判断。
しかし、商品を作るための地縫いは必要な今回。
さて、糸の色をどうしても選ばねばなりません。
大変難しい点でした。一番左側はまだ易しい方です。右2点が地の色が強い色の黒や焦げ茶だったりするので、そういう濃い色の地に場合、マルチカラーで他の綺麗な色が入っていると、地の色に合わせていては糸の目が浮いてしまって綺麗ではないのです。
まるで虫が行列を作っているかのように見えます。
そうして、今回、非常にあいまいな、色にたどり着きました。
黒地の桜柄には、カーキグレーのような黒とはかけ離れた薄めの色。
焦げ茶地の椿柄には、モカベージュとか黄土色のような茶とかなりかけ離れた薄目の色です。
いずれも薄い方向の色がなじむようなのが、他のカラフルな色との調和であろうかと思います。
よく、糸の色の選び方で、少し濃いめということがさかんに言われていますが、それは単色の場合に限ってということです。
マルチカラーとなると事は複雑。
すべての色に対してそこそこ合う色をまんべんなく見なければならないところが難点でした。
せっかく柄が暗い色に対して美しく映えているのですから、縫い糸でそれをぶち壊すことがとても残念なので、ここは注意を注ぐ部分だと思います。
その他の使い方

以前にどこかの記事でも書いたかと思うのですが、日本人というのは、蚤の市などで、何に使う物なのかという決められた使い方を聞きがちだそうです。
フランス人にしてみればそれは、驚くようなことらしいのです。
1つの物をいろいろな個性的な使いまわしが自分流に出来ることの方が素敵です。
そう思うと、サイズ感などは、重要になるので、しっかりと企画し、提示していくことは作りては忘れてはなりません。
よく画像にものさしを当てて示している写真がありますが、確かに分かるものの、細かいところまでは不安が残る場合があります。
使い勝手ということを考えるなら、センチ単位のサイズはせめて必要ではないかと考えます。
あとがき
今回もYOUTUBE動画がありますので、よろしければ、ご視聴どうぞ(^-^)。
ありがとうございました。
今後もイベント出品のために、コスメケース3点セット作っていきたいと思います。
コスメケース3点セットが作るれるというのは、もともと、バッグを作った余り布ですので、必ずお揃いのバッグが過去に作られたということですね。
バッグには、渾身の生地のチョイスをしていまして、レアな生地、1点物風にとお作りしたそのはぎれも楽しんでいただけるものでありたいと思います。
時々高級生地もここに同じように使われることがあるのが、はぎれの醍醐味です。
たまたま生地が高級だった場合はお得ではありますが、そういったものも好みの柄とか趣味嗜好がありますので、元の生地のレベルは何とも言えません。
生地は主にイタリア製か日本製ばかりです。お好きな柄を見つけてみてくださいね。
イベント出展ようなので、ヤフオクやcreemaではご覧いただけませんが、当ホームページ内「商品アーカイブ」でご覧になることができます。
そして、ハンドメイドバッグは、ヤフオク、creemaで販売中でございます。
是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。
